JPH0712987Y2 - 感熱複写装置用複写範囲指定具 - Google Patents

感熱複写装置用複写範囲指定具

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JPH0712987Y2
JPH0712987Y2 JP1987050791U JP5079187U JPH0712987Y2 JP H0712987 Y2 JPH0712987 Y2 JP H0712987Y2 JP 1987050791 U JP1987050791 U JP 1987050791U JP 5079187 U JP5079187 U JP 5079187U JP H0712987 Y2 JPH0712987 Y2 JP H0712987Y2
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plates
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仁 依田
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 イ.産業上の利用分野 この考案は、原画に描かれている画像部を感熱シートに
複写するための感熱複写装置を使用する場合において、
原画上の種々の画像部から所望の画像部だけを複写する
複写範囲指定具に関するものである。
ロ.従来の技術 感熱複写装置では、感熱シートと原画とが確実に密着さ
れた状態で複写を行なわなければならないから、従来の
感熱複写装置においては、一対のロール間に感熱シート
および原画を通過させながら挟圧してこれらの密着を確
実にしている。この感熱複写装置によって原画上の一部
の画像部を複写する場合には、当該画像部以外の部分を
感熱シートに接触させないように原画と感熱シートとの
間に紙片などを介在させて行なう。
また、例えば、複写機を用いて原画を複写する場合に、
複写すべき画像部以外の不要な画像部が原画にあるとき
には、これら不要な画像部を紙片などで隠して複写す
る。
ハ.考案が解決しようとする問題点 上述した従来の感熱複写装置では、複写すべき画像部が
原画の画像部のうちの中央部にあるような場合には、こ
の所望する画像部に対応する部分を切り抜いた紙片など
を原画と感熱シートとの間に挟んで上記一対のロール間
を通過させなければならないから、紙片を切り抜くなど
の準備作業が面倒である。
また、原画と感熱シートとを重ね合わせてこれらにキセ
ノン放電管などの光源を具備した発光装置を載置して照
射する方法による感熱複写装置があるが、この装置を使
用する場合でも不要な画像部を紙片で隠す作業は面倒で
ある。原画の中央部に所望の画像部がある場合には、複
数の紙片を適宣に組み合わせなければならないから、さ
らに面倒である。
そこで、この考案の目的は、重合された原画と感熱シー
トとに発光装置を載置する感熱複写装置に使用される複
写範囲指定具であって、所望の画像部が原画の中央部に
ある場合にも簡単な操作で当該画像部だけを照射するこ
とができる複写範囲指定具を提供することにある。
ニ.問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するため、この考案に係る感熱複写装
置用複写範囲指定具は、ほぼ矩形をした2枚の光透過性
板を、4つの角部に位置させた間隙部材を介して適宣間
隔をもって平行に配設して該2枚の光透過性板の間に適
宣な間隔を形成し、上記2枚の光透過性板の間に、規制
端縁が対向するとともに上記光透過性板に沿って上記間
隙部材に案内され一の方向に移動自在な一対の第1遮蔽
板と、規制端縁が対向するとともに上記光透過性板に沿
って上記間隙部材に案内され上記第1遮蔽板の移動方向
と交差する方向に移動自在な一対の第2遮蔽板とを配設
し、上記第1遮蔽板および第2遮蔽板に各々係止部を設
け、上記第1遮蔽板が一定の位置に移動したとき、該第
1遮蔽板の係止部が前記間隙部材に係合し、該第1遮蔽
板の移動の範囲が制限され、上記第2遮蔽板が一定の位
置に移動したとき、該第2遮蔽板の係止部が上記間隙部
材に係合し、該第2遮蔽板の移動の範囲が制限されるこ
とを特徴としている。
ホ.作用 複写を行う原画と感熱シートとを重合して、該感熱シー
トの上面に前記複写範囲指定具を載置し、前記光透過性
板を上記感熱シートに密着させる。そして、前記第1遮
蔽板および第2遮蔽板を、前記間隙部材に案内させて上
記光透過性板に対してそれぞれ一方向に移動させる。こ
の移動により第1遮蔽板および第2遮蔽板の規制端縁に
よって光透過性板のほぼ中央部にほぼ矩形の光透過部が
形成される。この光透過部の周囲では、第1遮蔽板およ
び第2遮蔽板によって光が遮断される。そして、上記光
透過部を、複写を所望する画像部に一致させる。この複
写範囲指定具の上に感熱複写装置を載置し、光透過性板
を通して原画および感熱シートに光を照射する。原画上
の画像部にて照射による輻射熱が保有され、この原画に
密着した感熱シートの上記画像部に対向した部分が感応
して変化し、所望の画像部が感熱シートに複写される。
また、上記光透過部の位置、面積を変化させるには、上
記第1遮蔽板又は第2遮蔽板を上記光透過性板に対して
移動させる。このとき、上記光透過部の面積を一定の大
きさより拡張しようとすると、上記第1遮蔽板または第
2遮蔽板にそれぞれ設けられた係止部が各々前記間隙部
材に係合する。このため、これら第1遮蔽板または第2
遮蔽板は、上記光透過部を拡大する方向に移動できなく
なり、この光透過部の面積は最大限に達したことにな
る。
ヘ.実施例 以下、図示した実施例に基づいて、この考案に係る感熱
複写装置用複写範囲指定具を具体的に説明する。
第1図は複写範囲指定具1の斜視図であり、2枚の光透
過性板2が、それぞれの4つの角部に間隙部材としての
スペーサ3を介すことによって適宜間隔をもって連結さ
れている。これらスペーサ3の厚さを同一として、2枚
の光透過性板2が平行となっている。
上記光透過性板2の間に、一対の第1遮蔽板4a,4bと一
対の第2遮蔽板5a,5bとが配設される。
第1遮蔽板4a,4bは、一端部が光透過性板2の側端から
外方に突出して摘み端部4cとなっている。他端部は2枚
の光透過性板2内に位置し、その端縁が規制端縁4dとな
って対向している。上記第1遮蔽板4a,4bの摘み端部4c
の幅員は、隣接する上記スペーサ3同士の間隔よりも僅
かに小さくしてある。規制端縁4d側の端部は他の部分よ
りも幅員が大きく、光透過性板2の幅員とほぼ等しくし
て係止部4eを形成してある。そして、これら第1遮蔽板
4a,4bは、スペーサ3により案内されて光透過性板2に
対して、第3図において上下方向に移動自在としてあ
る。
一方、第2遮蔽板5a,5bも、第1遮蔽板4a,4bと同様に、
一端部を光透過性板2の側端から外方に突出して摘み端
部5cとし、他端部を2枚の光透過性板2内に位置させ、
その端縁を規制端縁5dとして対向させてある。上記第2
遮蔽板5a,5bの摘み端部5cの幅員は、隣接する上記スペ
ーサ3同士の間隔よりも僅かに小さくしてある。規制端
縁5d側の端部は他の部分よりも幅員が大きく、光透過性
板2の長さとほぼ等しくして係止部5eを形成してある。
そして、これら第2遮蔽板5a,5bは、スペーサ3により
案内されて光透過性板2に対して、上記第1遮蔽板4a,4
bの移動方向と交差する方向、すなわち第3図において
左右方向に移動自在としてある。
第4図において、複写範囲指定具1に載置してあるもの
は感熱複写装置10で、筐体11内にキセノン放電管などの
光源12やこの光源12を発光させるための電源回路、光源
12からの光を所定の方向に照射する反射傘などを収容し
て構成してある。また、複写範囲指定具1の下には、机
上15などの平面上に重ね合わされて置かれた感熱シート
13と原画14とがある。なお、原画14の表面には図示しな
い画像部が形成されている。
以上により構成された複写範囲指定具1を用いて、原画
上の所望の画像部を複写する方法を、以下に説明する。
机上15などの平面上に原画14を置き、この原画14に感熱
シート13を重ね合わせる。そして、感熱シート13の上に
複写範囲指定具1を載置する。複写範囲指定具1の上か
ら、感熱シート13を通して透けて見える原画14の画像部
を見ながら、第1遮蔽板4a,4bと第2遮蔽板5a,5bとをそ
れぞれの摘み部4c、5cを摘んで移動させる。このとき、
上記第1遮蔽板4a,4bと第2遮蔽板5a,5bとは、それぞれ
前記スペーサ3により案内されて、一方向にのみ移動さ
せることができる。また、一定の長さ以上に移動させよ
うとすると、係止部4e、5eがスペーサ3と係合するか
ら、第1遮蔽板4a,4bと第2遮蔽板5a,5bとは、光透過性
板2から抜けることがない。第1遮蔽板4a,4bと第2遮
蔽板5a,5bとを適宜に移動させると、それぞれの規制端
縁4d、5dで囲まれた部分には光が遮蔽されない光透過性
部が形成される。この光透過性部を、複写を所望する画
像部に合致させ、この複写範囲指定具1に感熱複写装置
10を載置する。そして、感熱複写装置10を作動させ光源
12を発光させると、その輻射熱が原画14の画像部に保有
され、感熱シート13の当該原画部に対向した部分が熱に
感応して変化し、所望の画像が感熱シート13に複写され
る。
以上で説明した実施例では、複写範囲指定具1と感熱複
写装置10とが別体のものを示したが、これらを一体とす
ることもできる。例えば、第1図上一点鎖線で示す係合
ピン20を光透過性板2に植設し、この係合ピン20を嵌装
する係合孔を感熱複写装置10の筐体11の下面に形成す
る。そして、この係合ピン20を軸として筐体11が回転す
るようにし、前述と同様に複写範囲指定具1を操作した
後、筐体11を回転させて複写範囲指定具1に載置する。
このように、複写範囲指定具1を感熱複写装置10と一体
とすれば、これらの間の位置決めが容易に行なえる。
また、本実施例では、第1遮蔽板4a,4bと第2遮蔽板5a,
5bとにそれぞれ摘み端部4c、5cとを形成し、この部分を
摘んで遮蔽板を移動させるものを示したが、機械的な構
造によってこれらを移動させることもできる。例えば、
光透過性板2の交差する2つの辺に沿って、中央部でネ
ジレの方向を変えた棒ねじを配設し、これらの棒ねじに
螺合する雌ねじ部を第1遮蔽板4a,4bと第2遮蔽板5a,5b
とにそれぞれ形成する。そして、一つの棒ねじを回転さ
せれば第1遮蔽板4a,4bがそれぞれ相反する方向に移動
し、他の棒ねじ回転させれば第2遮蔽板5a,5bがそれぞ
れ相反する方向に移動するから、ほぼ中央部に形成され
る光透過性部を所望の画像部に合致させるようにでき
る。
ト.考案の効果 以上説明したように、この考案に係る感熱複写装置用複
写範囲指定具によれば、第1遮蔽板および第2遮蔽板を
光透過性板に沿って間隙部材に案内させて移動させるだ
けでよいから、簡単な作業で複写を所望する画像部だけ
を取り出して複写することができる。また、所望の画像
部が原画の中央部にあるときであっても、複写のための
準備作業を殆ど要しない。しかも、簡単な構造であるか
ら、安価に提供できる。
また、感熱シートの上面に前記複写範囲指定具を載置す
るので、前記光透過性板が上記感熱シートに容易に密着
する。このため、前記原画および感熱シートが光源の輻
射熱により反ってしまうことを防止でき、確実に複写を
行なうことができる。
さらに、前記第1遮蔽板および第2の遮蔽板は、一定の
位置に移動されるとそれぞれの係止部が前記間隙部材に
係合する。このため、これら第1遮蔽板および第2遮蔽
板の移動の範囲が制限されるので、前記光透過性板の間
から抜けることがない。従って、上記第1の遮蔽板およ
び第2遮蔽板を移動させる際に、抜けないよう留意する
必要はなく、迅速に光透過性部を設定することができ
る。
しかも、本考案に係る感熱複写装置用複写範囲指定具
は、各構成部品が個別に取り外されることがない。この
ため、取扱いが容易なものとなり、構成部品が紛失する
おそれはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る感熱複写装置用複写範囲指定具
の斜視図で、第2図は第1図におけるII−II線に沿う断
面図、第3図は平面図である。第4図は、感熱複写装置
を用いて複写する場合の正面図である。 1……複写範囲指定具、2……光透過性板 3……スペーサ(間隙部材)、4a,4b……第1遮蔽板 5a,5b……第2遮蔽板、4c、5c……摘み端部 4d、5d……規制端縁、4e、5e……係止部 10……感熱複写装置、11……筐体 12……光源、13……感熱シート 14……原画、15……机上

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ矩形をした2枚の光透過性板を、4つ
    の角部に位置させた間隙部材を介して適宜間隔をもって
    平行に配設して該2枚の光透過性板の間に適宜な間隔を
    形成し、 上記2枚の光透過性板の間に、規制端縁が対向するとと
    もに上記光透過性板に沿って上記間隙部材に案内され一
    の方向に移動自在な一対の第1遮蔽板と、規制端縁が対
    向するとともに上記光透過性板に沿って上記間隙部材に
    案内され上記第1遮蔽板の移動方向と交差する方向に移
    動自在な一対の第2遮蔽板とを配設し、 上記第1遮蔽板および第2遮蔽板に各々係止部を設け、 上記第1遮蔽板が一定の位置に移動したとき、該第1遮
    蔽板の係止部が前記間隙部材に係合し、該第1遮蔽板の
    移動の範囲が制限され、 上記第2遮蔽板が一定の位置に移動したとき、該第2遮
    蔽板の係止部が上記間隙部材に係合し、該第2遮蔽板の
    移動の範囲が制限されることを特徴とする感熱複写装置
    用複写範囲指定具。
JP1987050791U 1987-04-03 1987-04-03 感熱複写装置用複写範囲指定具 Expired - Lifetime JPH0712987Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS63157732U JPS63157732U (ja) 1988-10-17
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JP1987050791U Expired - Lifetime JPH0712987Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03 感熱複写装置用複写範囲指定具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS524036Y2 (ja) * 1971-04-23 1977-01-27

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