JPH07129836A - 自動販売機の冷却システム - Google Patents

自動販売機の冷却システム

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JPH07129836A
JPH07129836A JP27396393A JP27396393A JPH07129836A JP H07129836 A JPH07129836 A JP H07129836A JP 27396393 A JP27396393 A JP 27396393A JP 27396393 A JP27396393 A JP 27396393A JP H07129836 A JPH07129836 A JP H07129836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
opening
line
refrigerant
compressor
Prior art date
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Pending
Application number
JP27396393A
Other languages
English (en)
Inventor
Suehiro Ozaki
末廣 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP27396393A priority Critical patent/JPH07129836A/ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 予備冷却用ラインを有するものにおいて、圧
縮機の潤滑機能を低下させたりすることのない自動販売
機の冷却システムを提供する。 【構成】 蒸発器7と、圧縮機8と、凝縮器9と、この
凝縮器9に設けられて圧縮機9内に送られる冷媒を予備
冷却する予備冷却用ライン14と、凝縮用ライン13お
よび予備冷却用ライン14を冷却する空冷用ファン15
とを備えた冷却システム20において、予備冷却用ライ
ン14への空気の流れ状態を調節する開閉ダンパ21を
設け、開閉ダンパ21を開閉制御する制御部22に接続
した予備冷却用供給配管23の温度測定用温度センサ2
4にて、予備冷却用供給配管23の温度が低い時に開閉
ダンパ21を閉じることにより、冷却能力を低減させ
て、冷媒の液化を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機の冷却シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように自動販売機本体1に
は、自動販売機内部と外部とを仕切る扉2が設けられて
おり、自動販売機の庫内には、商品を所定方向に搬送す
る搬送ユニット3、この搬送ユニット3から払い出され
た商品を取出口4に送るシュート5、ならびに庫内を冷
却する冷却システム6などが組み込まれている。冷却シ
ステム6は、図5に示すように、冷媒を蒸発させる蒸発
器7と、冷媒を圧縮する圧縮機8と、冷媒を凝縮させる
凝縮器9と、ドライヤ10と、液化した冷媒の蒸発器7
側への逆流を防止する逆止弁11と、未蒸発の冷媒の圧
縮機8側への流入を防止する受液器12などを備えてお
り、これらを複数の配管で接続して冷媒の循環経路を構
成している。
【0003】ここで、この冷却システム6においては、
凝縮器9に凝縮用ライン13に加えて予備冷却ライン1
4が並設され、この予備冷却ライン14により冷却され
た冷媒により圧縮機8を冷却して圧縮機8の温度を下げ
るようになっている。また、15は凝縮器9の片面側に
設けられた空冷用のファンであり、空冷用ファン15を
駆動させることにより、凝縮器9の凝縮用ライン13お
よび予備冷却ライン14が同時に空気冷却される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成の冷却システム6においては、夏期は予備冷却ラ
イン14により冷媒が気化状態のままで良好に冷却され
る一方、冬季は外気温度が低いために予備冷却ライン1
4を通過する際に冷媒が液化してしまい、圧縮機8の潤
滑機能を低下させたり、圧縮機8の寿命を低下させたり
するおそれがあった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、予備
冷却用ラインを有するものにおいて、圧縮機の潤滑機能
を低下させたり、圧縮機の寿命を低下させたりすること
のない自動販売機の冷却システムを提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の第1の手段は、冷媒を蒸発させる蒸発器と、
冷媒を圧縮する圧縮機と、冷媒を凝縮させる凝縮器と、
この凝縮器に設けられて圧縮機内に送られる冷媒を予備
冷却する予備冷却用ラインと、凝縮器の凝縮用ラインお
よび予備冷却用ラインを冷却する空冷用ファンとを備え
た自動販売機の冷却システムにおいて、予備冷却用ライ
ンへの空気の流れ状態を調節する開閉手段を設けたもの
である。
【0007】また、本発明の第2の手段は、上記第1の
手段において、圧縮機と予備冷却用ラインとを接続する
予備冷却用配管における冷媒または前記予備冷却用配管
の温度を測定する温度センサと、この温度センサにより
検知した温度に応じて開閉手段を開閉する制御手段とを
備えたものである。
【0008】また、本発明の第3の手段は、上記第1の
手段において、外気温度を測定する外気温センサと、こ
の外気温センサにより検知した外気温度に応じて開閉手
段を開閉する制御手段とを備えたものである。
【0009】
【作用】上記第1の手段において、夏期などの外気温度
が高い時には、開閉手段を開けて予備冷却用ラインへの
空気の流れ状態を良好にすることにより、冷媒は気化し
た状態で良好に冷却される。一方、冬季などの外気温度
が低い時には、開閉手段を閉じて予備冷却用ラインへ空
気があまり流れないようにすることにより、予備冷却用
ラインでの冷却能力が低減されて冷媒の液化が防止され
る。
【0010】また、上記第2の手段によって、圧縮機と
予備冷却用ラインとを接続する予備冷却用配管における
冷媒または前記予備冷却用配管の温度を測定する温度セ
ンサと、この温度センサにより検知した温度に応じて開
閉手段を開閉する制御手段とを備えたり、上記第3の手
段によって、外気温度を測定する外気温センサと、この
外気温センサにより検知した外気温度に応じて開閉手段
を開閉する制御手段とを備えたりすることにより、自動
的に開閉手段を開閉させて、冷媒の液化を防止すること
ができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図3に基づい
て説明する。なお、従来と同様の機能をなすものには同
一の符号を付けてその説明は省略する。
【0012】図1および図2の(a)に示すように、こ
の冷却システム20における圧縮機9の吸気側箇所に
は、予備冷却用ライン14に吸入される空気の流れを調
節する開閉ダンパ21が設けられている。この開閉ダン
パ21を開けた状態では、空冷用ファン15を駆動させ
ると予備冷却用ライン14へ空気が良好に流れる一方、
開閉ダンパ21を閉じた状態では、空冷用ファン15を
駆動させた場合でも、予備冷却用ライン14へは空気が
あまり流れず、凝縮用ライン13だけに空気が良好に流
れるようになっている。
【0013】開閉ダンパ21は図示しない駆動手段を介
して制御部22により開閉制御される。制御部22に
は、圧縮機8と予備冷却用ライン14とを接続する予備
冷却用供給配管23の温度を測定する温度センサ24が
接続されている。この温度センサ24は予備冷却用供給
配管23を介して圧縮機8に供給される冷媒の温度を間
接的に測定する。
【0014】上記構成において、予備冷却用供給配管2
3の温度、すなわち冷媒の温度が高い時には、制御部2
2により駆動手段を介して開閉ダンパ21が開けられ
る。したがって、予備冷却用ライン14への空気の流れ
状態が良好となり、冷媒は気化した状態で良好に冷却さ
れる。
【0015】一方、予備冷却用供給配管23の温度、す
なわち圧縮機8の冷媒の温度が低い時には、制御部22
により駆動手段を介して開閉ダンパ21が閉じられる。
これにより、予備冷却用ライン14に空気があまり流れ
なくなって冷却能力が低減され、冷媒の液化が防止され
る。特に、この実施例によれば、冷媒の温度自体を直接
的に測定するため、外気の温度などに影響されることな
く、冷媒の液化を確実に防止できる。
【0016】なお、開閉ダンパ21により予備冷却用ラ
イン14への空気流入口(図示せず)全体を開閉するこ
となく、空気流入口の一部を開閉ダンパにより開閉する
ようにしてもよい。また、開閉ダンパによる開閉動作を
全開,全閉動作だけでなく半開など中途位置に停止でき
るようにしてもよい。また、開閉ダンパを、図2の
(b)に示すように、予備冷却用ライン14の延設方向
(図2の(b)においては左右方向)に沿ってスライド
自在な構造としてもよい。ここで、図2の(b)におけ
る25は予備冷却用ライン14への空気流入口である。
さらに、開閉ダンパの代わりに、図2の(c)に示すよ
うなシャッター式の開閉手段を設けてもよい。図2の
(c)において、26はそれぞれ空気流入口、27は複
数の窓部27aを有するシャッターである。
【0017】次に、図3は本発明の他の実施例に係る自
動販売機の冷却システムを示すものである。この冷却シ
ステム28においては、上記実施例における温度センサ
24の代わりに、外気温度を測定する外気温センサ29
が設けられている。
【0018】この構成において、夏期などの外気の温度
が高い時には、制御部22により駆動手段を介して開閉
ダンパ21が開けられ、予備冷却用ライン14への空気
の流れ状態が良好となり、冷媒は気化した状態で良好に
冷却される。
【0019】一方、冬季などの外気の温度が低い時に
は、制御部22により駆動手段を介して開閉ダンパ21
が閉じられ、予備冷却用ライン14に空気があまり流れ
なくなって冷却能力が低減され、冷媒の液化が防止され
る。
【0020】また、上記実施例においては何れも開閉手
段を自動的に開閉する場合について説明したが、開閉手
段の駆動手段や制御部などを設けることなく、開閉手段
の開閉動作を手動で行うことも可能である。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、予備冷却
用ラインへの空気の流れ状態を調節する開閉手段を設け
ることにより、圧縮機に供給される冷媒の液化が防止さ
れ、圧縮機の潤滑機能を低下させたり、圧縮機の寿命を
低下させたりすることが防止されるので、冷却システム
として信頼性が向上する。
【0022】また、外気温度を測定する外気温センサ
と、この外気温センサにより検知した外気温度に応じて
開閉手段を開閉する制御手段とを備えたり、圧縮機と予
備冷却用ラインとを接続する配管における冷媒または前
記配管の温度を測定する温度センサと、この温度センサ
により検知した温度に応じて開閉手段を開閉する制御手
段とを備えたりすることによって、自動的に開閉手段を
開閉できて手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動販売機の冷却シス
テムの外観と配管経路の説明図である。
【図2】(a)は同冷却システムの凝縮器およびその近
傍の概略側面断面図、(b)は本発明の他の実施例に係
る自動販売機の冷却システムにおける凝縮器の要部正面
図、(c)は本発明のさらに他の実施例に係る自動販売
機の冷却システムにおける凝縮器の要部正面図である。
【図3】本発明の他の実施例に係る自動販売機の冷却シ
ステムの外観と配管経路の説明図である。
【図4】自動販売機の断面図である。
【図5】従来の冷却システムの外観と配管経路の説明図
である。
【符号の説明】
7 蒸発器 8 圧縮機 9 凝縮器 10 ドライヤ 13 凝縮用ライン 14 予備冷却ライン 15 空冷用ファン 20,28 冷却システム 21 開閉ダンパ(開閉手段) 22 制御部 23 予備冷却用供給配管 24 温度センサ 25,26 空気流入口 27 シャッター(開閉手段) 29 外気温センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を蒸発させる蒸発器と、冷媒を圧縮
    する圧縮機と、冷媒を凝縮用ラインにおいて凝縮させる
    凝縮器と、この凝縮器に設けられて圧縮機内に送られる
    冷媒を予備冷却する予備冷却用ラインと、凝縮器の凝縮
    用ラインおよび予備冷却用ラインを冷却する空冷用ファ
    ンとを備えた自動販売機の冷却システムであって、予備
    冷却用ラインへの空気の流れ状態を調節する開閉手段が
    設けられた自動販売機の冷却システム。
  2. 【請求項2】 圧縮機と予備冷却用ラインとを接続する
    予備冷却用配管における冷媒または前記予備冷却用配管
    の温度を測定する温度センサと、この温度センサにより
    検知した温度に応じて開閉手段を開閉する制御手段とを
    備えた請求項1記載の自動販売機の冷却システム。
  3. 【請求項3】 外気温度を測定する外気温センサと、こ
    の外気温センサにより検知した外気温度に応じて開閉手
    段を開閉する制御手段とを備えた請求項1記載の自動販
    売機の冷却システム。
JP27396393A 1993-11-02 1993-11-02 自動販売機の冷却システム Pending JPH07129836A (ja)

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JPH07129836A true JPH07129836A (ja) 1995-05-19

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