JPH07129559A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH07129559A
JPH07129559A JP5294580A JP29458093A JPH07129559A JP H07129559 A JPH07129559 A JP H07129559A JP 5294580 A JP5294580 A JP 5294580A JP 29458093 A JP29458093 A JP 29458093A JP H07129559 A JPH07129559 A JP H07129559A
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JP
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JP5294580A
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Inventor
Yoshinari Morimoto
吉成 森本
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書のドラフト案を作成している場合におい
てもプラテンを汚損することなく文書の印字結果を得る
ことができ、もって文書を効率的に作成することができ
る文書処理装置を提供する。 【構成】 展開バッファ23Dにおける文字修飾後のド
ットデータのデータ長が、マージンメモリ23Bに記憶
されている左マージン位置又は右マージン位置を越えて
いるかどうか、或は、そのドットデータのデータ長が、
用紙サイズメモリ23Eに記憶されている用紙サイズデ
ータとROM21の用紙サイズテーブル22Aとに基づ
いて、現在使用されている印字用紙の用紙サイズに対応
する印字可能範囲を越えているかどうかを判断し、ドッ
トデータのデータ長が左右マージン位置、或は、印字用
紙の印字可能範囲を越えている場合には、はみ出したド
ットデータをカットして左右マージンの範囲内、或は、
印字可能範囲内のドットデータを印字バッファ23Fに
セットして印字するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キーボード等の入力手
段から入力された文字等からなる文書を印字用紙上に印
字する場合に印字範囲を設定して文書の印字を行なう文
書処理装置に関し、特に、文書中の文字等について各種
の文字修飾が行なわれる際に、文書データが各種の修飾
態様に従って修飾されることにより得られた印字データ
が、設定された印字範囲を越える場合においても、印字
範囲から文字等がはみ出すことなく印字することが可能
な文書処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種の文書処理装置が提案さ
れている。この種の文書処理装置では、一般に、キーボ
ード等から入力された文字等について各種の文字修飾が
可能とされており、これにより各種形態の文書を作成す
ることができ文書作成上のフレキシビリティを有してい
る。また、多くの文書処理装置では、作成した文書を印
字手段を介して印字用紙上に印字する場合、オペレータ
が自ら又は装置が自動的に文字等の印字範囲を設定して
印字する機能を備えている。
【0003】ところで、前記のような文書処理装置で
は、キーボード等から入力された文字等のデータは、一
旦テキストメモリに記憶された後、文字修飾時に作業メ
モリ等に転送されて作業メモリ上で各種の文字修飾が行
なわれるように構成されている。このとき、文字等のデ
ータは、作業メモリにおける文字修飾の際に、データ長
が大きくなってしまう場合がある。従って、前記のよう
に印字範囲が設定された場合には、文字修飾された文字
等のデータ長が印字範囲を越えてしまう場合が発生する
ことも十分考えられる。
【0004】このような場合、前記従来の文書処理装置
では、文字修飾後における文字等のデータが印字範囲を
越えるかどうか判断することなく、直ちに作業メモリに
おける文字等のデータをそのまま印字用紙上に印字して
いた。また、文字修飾後における文字等のデータが印字
範囲を越えるかどうかを判断した後、文字等のデータが
印字範囲を越える場合にはエラーとして印字を中止して
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の文書処理装置のように、文字修飾後における文字等
のデータが印字範囲を越えるかどうか判断することな
く、作業メモリにおける文字等のデータをそのまま印字
する場合には、印字範囲を越えて文字等が印字される場
合があることから、印字用紙を背後から支持するプラテ
ンを汚損する虞が存するという問題がある。
【0006】また、文字修飾後における文字等のデータ
が印字範囲を越えるかどうか判断し、そのデータが印字
範囲を越える時には全く文字等の印字を行なわないとす
る場合には、その時点における文書の印字結果を全く見
ることができないという問題がある。特に、文書のドラ
フト案を作成している時点においては、文字等のデータ
が印字範囲により制限されて部分的にカットされた状態
で文書が印字されたとしても、大体の印字結果が得られ
れば文書の清書時に参考になることが多いことから、文
書の印字結果を全く見ることができないのは文書作成上
非常に不都合が大きいものである。
【0007】本発明は、前記従来の問題点を解消するた
めになされたものであり、作業メモリに記憶された文字
修飾等の後における文字等のデータ長が印字範囲を越え
ているかどうかを判断し、文字等のデータが印字範囲を
越えている場合には印字範囲に従って文字等のデータを
印字用紙上に印字させることにより、文書のドラフト案
を作成している場合においてもプラテンを汚損すること
なく文書の概略の印字結果を得ることができ、もって文
書を効率的に作成することができる文書処理装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、文字等の文書データを複数行に渡って入力す
る入力手段と、文書データを記憶するテキストメモリ
と、テキストメモリの文書データが文字修飾された印字
データに展開されて記憶される作業メモリと、作業メモ
リの印字データを印字用紙上に印字する印字手段とを有
する文書作成装置において、前記文書データについて印
字範囲を設定する印字範囲設定手段と、前記作業メモリ
に展開された印字データのデータ長が前記印字範囲設定
手段を介して設定された印字範囲を越えているかどうか
を判断する判断手段と、前記判断手段により前記作業メ
モリに展開された印字データのデータ長が前記印字範囲
を越えていると判断された場合、作業メモリに展開され
た印字データを印字範囲に従って印字用紙上に印字すべ
く前記印字手段を制御する印字制御手段とを備えた構成
とされる。
【0009】また、前記印字範囲設定手段は前記印字用
紙に対応する印字可能範囲に基づいて印字範囲を設定し
たり、又は、前記印字範囲設定手段は左マージン位置及
び右マージン位置を設定するマージン設定手段からな
り、前記印字範囲はマージン設定手段を介して設定され
る。
【0010】更に、前記文書データを表示するディスプ
レイと、前記作業メモリに展開された印字データのデー
タ長が前記判断手段を介して前記印字範囲を越えている
と判断された場合、印字データのデータ長が印字範囲を
越えていることをディスプレイ上に表示させる表示制御
手段とを備えた構成とされる。また、前記表示制御手段
を介して印字データのデータ長が印字範囲を越えている
ことがディスプレイ上に表示された場合、前記印字手段
による印字を実行するかどうかを選択する選択手段を備
えた構成とされる。
【0011】
【作用】前記構成を有する本発明では、入力手段を介し
て複数行に渡って入力された文字等の文書データがディ
スプレイ上に表示されるとともに、テキストメモリに記
憶され、また、その文書データの印字時には文書データ
が文字修飾された印字データに展開されて作業メモリに
記憶される。そして、印字範囲設定手段を介して印字範
囲が設定された場合、判断手段を介して作業メモリに展
開された印字データのデータ長が印字範囲を越えている
かどうか判断される。
【0012】このとき、印字範囲設定手段は印字用紙に
対応する印字可能範囲に基づいて印字範囲を設定する。
また、かかる印字範囲設定手段は、左マージン位置及び
マージン位置を設定するマージン設定手段から構成され
ていてもよく、そのマージン設定手段により印字範囲を
設定する構成であってもよい。前記判断手段による判断
の結果、作業メモリの印字データが印字範囲を越えてい
ると判断された場合、印字手段が印字制御手段により制
御され、作業メモリの印字データが印字範囲に従って印
字用紙上に印字される。このように、判断手段を介して
作業メモリの印字データが印字範囲を越えていると判断
された場合には、ディスプレイ上にその旨を表示すると
ともに、選択手段により印字を実行するかどうかを選択
可能としてもよい。
【0013】
【実施例】以下、本発明をワードプロセッサについて具
体化した実施例に基づいて図面を参照しつつ詳細に説明
する。先ず、ワードプロセッサの全体構成について図1
に基づき説明する。ここに、図1はワードプロセッサの
斜視図である。
【0014】図1において、ワードプロセッサ1は、キ
ーボード2と印字装置3とを一体に有するワードプロセ
ッサ本体4とこのワードプロセッサ本体4に接続された
CRTディスプレイ5とから構成される。キーボード2
には、文字、記号等を入力するための文字キー6、CR
Tディスプレイ5上でカーソルを移動させるカーソルキ
ー7、改行を指令したり各種処理の確定を指令するリタ
ーンキー8、印字装置3により印字用紙上に文字等の印
字を実行する印字キー9、スペースキー10、左マージ
ン位置及び右マージン位置を設定するためのマージン設
定キー11、その他ワードプロセッサ1の操作上必要な
各種のキーが配設されている。
【0015】また、印字装置3は、所謂、インクジェッ
ト装置から構成されており、後述する制御装置Cから出
力される印字データに従って、インクボトル内に充填さ
れたインク滴を、印字装置3の背後に配設されたプラテ
ン(図示せず)に支持された印字用紙上に飛翔させて所
望の文字等の印字を行なうものである。尚、かかるイン
クジェット装置は公知のものであるので、ここではその
説明を省略する。CRTディスプレイ5は、その表示画
面5A上において文字等を表示するディスプレイであ
り、かかる表示画面5A上にはキーボード2の文字キー
6から入力された文字等が表示される。
【0016】次に、ワードプロセッサ1の制御系につい
て図2を参照して説明する。図2はワードプロセッサに
おける制御系のブロック図であり、ワードプロセッサ1
の制御系は制御装置Cを核として構成されている。制御
装置Cは、CPU20、ROM21、RAM23、外部
装置との間でデータの入出力を行なうための入出力イン
ターフェイス24、及び、これらの各CPU20、RO
M21、RAM23、入出力インターフェイス24の相
互を接続するバス25から構成されている。
【0017】ここに、CPU20はROM21のプログ
ラムメモリ22に記憶されたプログラムに基づいて各種
の演算を行なうものである。また、ROM21には、印
字キー9からの指令に基づいて後述する印字処理を行な
うための印字処理プログラム、キーボード2から入力さ
れた文字等をCRTディスプレイ5の表示画面5A上に
表示する表示制御プログラム、その他ワードプロセッサ
1の機能上必要な各種のプログラムを記憶するプログラ
ムメモリ22、及び、ワードプロセッサ本体4内に挿入
された各種の印字用紙の用紙サイズと各用紙サイズの印
字用紙に対応する印字可能範囲とを相互に関連付けたデ
ータをテーブル化して記憶する用紙サイズテーブル22
Aが設けられている。また、ROM21には、文字等の
コードデータに基づいてフォントデータ(ドットデー
タ)を作成するためのキャラクタジェネレータが設けら
れている。
【0018】更に、RAM23はCPU20により演算
された各種演算データを一時的に記憶するものであり、
かかるRAM23には、前記キーボード2における文字
キー6から入力された文字等の文書データからなるテキ
ストファイルを順次記憶するテキストメモリ23A、マ
ージン設定キー11を介して設定された左マージン位置
及び右マージン位置のデータを記憶するマージンメモリ
23B、各文字等について設定された各種の修飾データ
を記憶する修飾メモリ23C、テキストメモリ23Aか
ら文書データが1ライン毎に転送されるとともに、その
ライン内の文字等のデータが修飾メモリ23Cの修飾デ
ータに基づいてドットデータに修飾展開される展開バッ
ファ23D、ワードプロセッサ本体4内に挿入された印
字用紙の用紙サイズのデータを記憶する用紙サイズメモ
リ23E、前記した印字キー9からの信号に基づき印字
装置3介して展開バッファ23D上で修飾展開されたド
ットデータの印字が行なわれる際に、そのドットデータ
が転送される印字バッファ23F、その他各種のメモリ
等が設けられている。
【0019】ここに、各文字等を修飾する修飾態様の種
類としては、各文字等のポイントサイズを変更する場合
の他、ノーマル文字、太線にて文字等を修飾するボール
ド文字、アンダーライン付文字、文字等の訂正時に中央
位置で直線を付加するストライクアウト文字、文字等を
傾斜させて修飾するイタリック文字、袋文字にて修飾す
るアウトライン文字、文字等の背後に影を付加して修飾
するシャドウ文字、上付にして文字等を修飾するスーパ
ースクリプト文字、下付にして文字等を修飾するサブス
クリプト文字、文字等の背後にシェーディングを行なう
シェーディング文字等に修飾する場合がある。
【0020】また、入出力インターフェイス24には、
ディスプレイコントローラ26を介してCRTディスプ
レイ5が接続されており、これらの各ディスプレイコン
トローラ26及びCRTディスプレイ5により表示装置
DPが構成される。更に、入出力インターフェイス24
には印字装置3が接続され、かかる印字装置3は、制御
装置Cによる制御下に、テキストメモリ23Aに記憶さ
れているテキストファイルに対応して展開バッファ23
Dから印字バッファ23Fに転送されるドットデータに
基づいて印字用紙上に文字等の印字を行なうものであ
る。
【0021】次に、前記のように構成されたワードプロ
セッサ1の動作について図3及び図4に基づき説明す
る、ここに、図3は印字処理プログラムのフローチャー
ト、図4は展開バッファ23Dにおけるドットデータの
データ長が左右マージン位置、或は、印字用紙の印字可
能範囲を越えている場合にCRTディスプレイ5の表示
画面5Aに表示されるメッセージを示す説明図である。
【0022】尚、この時点においては、キーボード2の
文字キー6から文字等の入力を行なう際に、マージン設
定キー11を介して左マージン及び右マージンが設定さ
れてマージンデータがRAM23のマージンメモリ23
Bに記憶されており、また、文字キー6を介して各ペー
ジが複数行からなる複数ページのテキストファイル(文
書)が作成されてテキストファイルのデータがテキスト
メモリ23Aに記憶されているものとする。更に、テキ
ストファイル中における各文字等に修飾処理が行なわれ
ている場合には、その修飾処理が行なわれた各文字等に
ついての修飾データがRAM23の修飾メモリ23Cに
記憶されているものとする。
【0023】図3において、ステップ(以下、Sと略記
する)1において印字用紙をワードプロセッサ本体4に
挿入する印字用紙挿入処理が行なわれる。このとき、ワ
ードプロセッサ本体4における印字用紙挿入経路中に設
けられた用紙センサ(図示せず)により印字用紙のサイ
ズが検出され、その用紙サイズのデータがRAM23の
用紙サイズメモリ23Eに記憶される。
【0024】続くS2では、テキストメモリ23Aから
1ライン分のテキストデータが読み出され、S3にてそ
の読み出されたテキストデータが展開バッファ23Dに
ロードされる。かかるテキストデータのロード時、テキ
ストデータはマージンメモリ23Bに記憶されている左
マージン位置から展開バッファ23D上にロードされ
る。
【0025】この後、S4において、展開バッファ23
Dにロードされたテキストデータにおける1ライン分の
コードデータに基づき、ROM21のキャラクタジェネ
レータを介して展開バッファ23D上でドットデータ
(フォントデータ)に展開されるとともに、そのドット
データが修飾メモリ23Cに記憶された各文字等の修飾
データに基づいて修飾展開される。
【0026】更に、S5では、前記のように展開バッフ
ァ23D上で修飾展開されたドットデータのデータ長
が、マージンメモリ23Bに記憶されている左マージン
位置又は右マージン位置を越えているかどうか、或は、
そのドットデータのデータ長が、用紙サイズメモリ23
Eに記憶されている用紙サイズデータとROM21の用
紙サイズテーブル22Aとに基づいて、現在使用されて
いる印字用紙の用紙サイズに対応する印字可能範囲を越
えているかどうか、判断される。
【0027】ドットデータのデータ長が、左又は右マー
ジン位置を越えている場合、或は、印字用紙の印字可能
範囲を越えている場合(S5:YES)には、S6にて
ドットデータのデータ長がはみ出した時のキャンセル処
理が行なわれていないことを確認した(S6:YES)
後、S7において左及び右マージン位置の範囲内に存在
するドットデータ、又は、印字用紙の印字可能範囲内に
存在するドットデータを印字バッファ23Fにセットす
る。これと同時に、ドットデータが左又は右マージン位
置、或は、印字用紙の印字可能範囲からはみ出したこと
をCRTディスプレイ5の表示画面5A上に表示し、ド
ットデータの印字を続行するかどうかを選択させる。
【0028】ここに、ドットデータのデータ長が、左又
は右マージン位置を越えていたり、或は、印字用紙の印
字可能範囲を越えている場合には、1ラインの少なくと
も左端文字及び右端文字の双方又は一方のドットデータ
が途中でカットされることとなる。
【0029】また、前記S7において行なわれるCRT
ディスプレイ5の表示画面5Aへの表示状態が図4に示
されている。図4において、CRTディスプレイ5の表
示画面5A上には、表示ボックス30が表示されてお
り、この表示ボックス30の上部30Aにはドットデー
タがはみ出したことが表示され、また、表示ボックス3
0の下部30Bにはドットデータの印字を続行するかど
うかを選択するための選択ボックス30Cが設けられて
いる。かかる選択ボックス30Cにおいて、カーソルキ
ー7、リターンキー8を介して「YES」を選択すると
印字が中止され、一方、「NO」を選択すると印字が続
行される。このように、選択ボックス30Cを介して印
字を中止するか、又は、印字を続行するかを選択するこ
とを可能としたので、テキストファイルの清書印字を行
なう際には印字を中止してテキストファイルの再編集を
行なうことが可能となり、また、テキストファイルのド
ラフト案の印字を行なう際には、ドットデータの左端部
及び右端部の双方又は一方でカットされた状態で印字を
続行してテキストファイルの概略の印字結果を把握する
ことが可能となる。
【0030】尚、前記S5でドットデータのデータ長
が、左又は右マージン位置を越えていない場合、又は、
印字用紙の印字可能範囲を越えていない場合(S5:N
O)、及び、S6で既にドットデータのデータ長がはみ
出した時のキャンセル処理が行なわれている場合(S
6:NO)には、S12に移行して左右マージン位置の
範囲内に存在するドットデータ、又は、印字用紙の印字
可能範囲内に存在するドットデータが印字バッファ23
Fにセットされた後、S10に移行する。
【0031】そして、S8においては、印字を続行する
かどうか判断され、前記表示ボックス30における下部
30Bの選択ボックス30Cを介して「YES」が選択
されると(S8:YES)S10に移行する一方、選択
ボックス30Cを介して「NO」が選択された場合(S
8:NO)には印字処理を終了する。
【0032】S10では、印字バッファ23Fにセット
されたドットデータが印字装置3を介して印字用紙上に
印字された後、S11に移行する。S11では、テキス
トメモリ23Aに記憶された1ページにおける全てのラ
インのテキストデータが印字されたかどうか判断され
る。1ページ分の全てのラインのテキストデータが印字
されていない場合(S11:NO)には、次のラインに
ついての処理を行なうべくS2に戻る一方、1ページ分
の全てのラインのテキストデータが印字された場合(S
11:YES)にはS13に移行する。S13において
は、テキストメモリ23A内におけるテキストファイル
の全てのページについて印字が終了したかどうか判断さ
れ、全てのページについて印字が終了していない場合
(S13:NO)にはS1に戻る一方、全てのページに
ついて印字が終了した場合(S13:YES)には印字
処理を終了する。
【0033】以上詳細に説明した通り本実施例に係るワ
ードプロセッサ1では、展開バッファ23Dにおける文
字修飾後のドットデータのデータ長が、マージンメモリ
23Bに記憶されている左マージン位置又は右マージン
位置を越えているかどうか、或は、そのドットデータの
データ長が、用紙サイズメモリ23Eに記憶されている
用紙サイズデータとROM21の用紙サイズテーブル2
2Aとに基づいて、現在使用されている印字用紙の用紙
サイズに対応する印字可能範囲を越えているかどうかを
判断し、ドットデータのデータ長が左右マージン位置、
或は、印字用紙の印字可能範囲を越えている場合には、
はみ出したドットデータをカットして左右マージンの範
囲内、或は、印字可能範囲内のドットデータを印字バッ
ファ23Fにセットして印字するようにしたので、テキ
ストファイルのドラフト案を作成している場合において
もプラテンを汚損することなくテキストファイルの概略
の印字結果を把握することができる。これにより、テキ
ストファイルを効率的に作成することができるものであ
る。
【0034】また、展開バッファ23Dにおけるドット
データのデータ長が、左又は右マージン位置を越えてい
る場合、或は、印字用紙の印字可能範囲を越えている場
合には、ドットデータが左又は右マージン位置、或は、
印字用紙の印字可能範囲からはみ出したことをCRTデ
ィスプレイ5の表示画面5A上に表示し、選択ボックス
30Cを介して印字を中止するか、又は、印字を続行す
るかを選択することを可能としたので、テキストファイ
ルの清書印字を行なう際には印字を中止してテキストフ
ァイルの再編集を行なうこと、又は、テキストファイル
のドラフト印字を行なう際には、ドットデータの左端部
及び右端部の双方又は一方でカットされた状態で印字を
続行してテキストファイルの概略の印字結果を得るこ
と、を選択して文書作成の効率化を図ることができる。
【0035】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の用紙を逸脱しない範囲内で種々の改
良、変形が可能であることは勿論である。
【0036】
【発明の効果】以上説明した通り本発明は、作業メモリ
に記憶された文字修飾等の後における文字等のデータ長
が印字範囲を越えているかどうかを判断し、文字等のデ
ータが印字範囲を越えている場合には印字範囲に従って
文字等のデータを印字用紙上に印字させることにより、
文書のドラフト案を作成している場合においてもプラテ
ンを汚損することなく文書の概略の印字結果を得ること
ができ、もって文書を効率的に作成することができる文
書処理装置を提供することができ、その産業上奏する効
果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワードプロセッサの斜視図である。
【図2】ワードプロセッサにおける制御系のブロック図
である。
【図3】印字処理プログラムのフローチャートである。
【図4】展開バッファにおけるドットデータのデータ長
が左右マージン位置、或は、印字用紙の印字可能範囲を
越えている場合にCRTディスプレイの表示画面に表示
されるメッセージを示す説明図である。
【符号の説明】
1 ワードプロセッサ 2 キーボード 3 印字装置 4 ワードプロセッサ本体 5 CRTディスプレイ 5A 表示画面 6 文字キー 7 カーソルキー 8 リターンキー 9 印字キー 11 マージン設定キー 20 CPU 21 ROM 22 プログラムメモリ 22A 用紙サイズテーブル 23 RAM 23A テキストメモリ 23B マージンメモリ 23C 修飾メモリ 23D 展開バッファ 23E 用紙サイズメモリ 23F 印字バッファ 30 表示ボックス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字等の文書データを複数行に渡って
    入力する入力手段と、文書データを記憶するテキストメ
    モリと、テキストメモリの文書データが文字修飾された
    印字データに展開されて記憶される作業メモリと、作業
    メモリの印字データを印字用紙上に印字する印字手段と
    を有する文書作成装置において、 前記文書データについて印字範囲を設定する印字範囲設
    定手段と、 前記作業メモリに展開された印字データのデータ長が前
    記印字範囲設定手段を介して設定された印字範囲を越え
    ているかどうかを判断する判断手段と、 前記判断手段により前記作業メモリに展開された印字デ
    ータのデータ長が前記印字範囲を越えていると判断され
    た場合、作業メモリに展開された印字データを印字範囲
    に従って印字用紙上に印字すべく前記印字手段を制御す
    る印字制御手段とを備えたことを特徴とする文書処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記文書データを表示するディスプレ
    イと、前記作業メモリに展開された印字データのデータ
    長が前記判断手段を介して前記印字範囲を越えていると
    判断された場合、印字データのデータ長が印字範囲を越
    えていることをディスプレイ上に表示させる表示制御手
    段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の文書処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段を介して印字データ
    のデータ長が印字範囲を越えていることがディスプレイ
    上に表示された場合、前記印字手段による印字を実行す
    るかどうかを選択する選択手段を備えたことを特徴とす
    る請求項2記載の文書処理装置。
  4. 【請求項4】 前記印字範囲設定手段は前記印字用紙
    に対応する印字可能範囲に基づいて印字範囲を設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の文書処理装置。
  5. 【請求項5】 前記印字範囲設定手段は左マージン位
    置及び右マージン位置を設定するマージン設定手段から
    なり、前記印字範囲はマージン設定手段を介して設定さ
    れることを特徴とする請求項1記載の文書処理装置。
JP5294580A 1993-10-29 1993-10-29 文書処理装置 Pending JPH07129559A (ja)

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JP5294580A JPH07129559A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 文書処理装置

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JP5294580A JPH07129559A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 文書処理装置

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ID=17809626

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