JPH0712920Y2 - 曲面探傷センサ用保持装置 - Google Patents

曲面探傷センサ用保持装置

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JPH0712920Y2
JPH0712920Y2 JP927689U JP927689U JPH0712920Y2 JP H0712920 Y2 JPH0712920 Y2 JP H0712920Y2 JP 927689 U JP927689 U JP 927689U JP 927689 U JP927689 U JP 927689U JP H0712920 Y2 JPH0712920 Y2 JP H0712920Y2
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JP
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JP927689U
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JPH02101265U (ja
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愼吾 平
宣勝 塩見
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は,超音波を利用した曲面探傷センサの保持装置
に関するものである。
(従来の技術) 機器,配管材料の欠陥検査方法の1つに超音波探傷方法
がある。この超音波探傷方法は,探傷センサ(UTセン
サ)を一定速度で被検査部の表面に沿い移動させて,欠
陥を検出する方法である。原子力プラントにおける高放
射線下では,探傷センサを手で直接操作することができ
ず,探傷センサを遠隔操作する必要がある。またこのと
き,第6図(I)(II)(III)に示すように探傷セン
サ(7)を被検査部の表面に対し直角に保持して,超音
波を欠陥部(a)に対して垂直に放射する必要がある。
このため,圧力容器ノズル部や配管のように曲面をもつ
機器類の検査時には,探傷センサ(7)の下面を被検査
部の曲面の法線に対して垂直に接触させることのできる
三次元機構を必要としている。この三次元機構をもつ曲
面探傷センサ用保持装置の従来例を第7,8図に示した。
(7)が曲面探傷センサ,(21)が同ホルダで,曲面探
傷センサ(7)が同ホルダ(21)に取付けられている。
また(22)がU字状金具で,上記ホルダ(21)が同U字
状金具(22)にX−X軸線を中心とした回転を可能に取
付けられている。また(23)が固定軸,(24)が支持台
で,同支持台(24)が上記固定軸(23)にZ−Z軸線を
中心とした回転を可能に嵌挿されるとともに,上記U字
状金具(22)の中空軸にY−Y軸線を中心とした回転を
可能に嵌挿されている。また(25)が上記固定軸(23)
の基部と上記支持台(24)との間に介装したばねで,第
8図に例示するように探傷センサ(7)を被検査部(1
9)に押し付ける。その際,曲面探傷センサ(7)は,X
−X軸線,Y−Y軸線,及びZ−Z軸線を中心に回転可能
であり,被検査部(19)が曲面を有していても,曲面探
傷センサ(7)の下面が被検査部(19)の曲面の法線に
対して垂直に接触することになる。
(考案が解決しようとする課題) 前記第7,8図に示す従来の曲面探傷センサ用保持装置で
は,保持装置そのものがX−X軸線,Y−Y軸線,及びZ
−Z軸線を中心に回転する三次元機構になるので,摺動
部分が多くて,動きが不円滑になる上に,大型化,複雑
化して,コスト高になるという問題があった。
本考案は前記の問題点に鑑み提案するものであり,その
目的とする処は,動きを円滑化できる。また製作コスト
を低減できる曲面探傷センサ用保持装置を提供しようと
する点にある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本考案の曲面探傷センサ用
保持装置は,保持装置本体と,同保持装置本体内に進退
可能に嵌挿されたピストンと,同ピストン及び上記保持
装置本体に弾性体を介して支持されたホルダケースと,
同ホルダケースに設けた安定部材と,同ホルダケース内
に回転可能に嵌挿され且つ弾性材により前進方向に付勢
されたホルダと,同ホルダにより支持された曲面探傷セ
ンサとを具えている。
(作用) 本考案の曲面探傷センサ用保持装置は前記のように構成
されており,被検査部が平面の場合にも,曲面の場合に
も,ピストンとホルダケースとホルダと曲面探傷センサ
とを軸方向(被検査部の方向)に移動させ,弾性材を弾
性変形させながら曲面探傷センサ及び安定部材を被検査
部に略直交する状態に接触させて,探傷検査を行う。
(実施例) 次に本考案の曲面探傷センサ用保持装置を第1図乃至第
5図に示す一実施例により説明すると,(1)が保持装
置本体,(2)が同保持装置本体(1)を支持する支持
装置,(3)が上記保持装置本体(1)内に進退可能に
嵌挿されたピストン,(4)が同ピストン(3)及び上
記保持装置本体(1)に弾性体(ウレタンゴム等の弾性
体)(5)(6)により軽く張力を与えて支持されたホ
ルダケース,(12)が同ホルダケース(4)に設けた安
定部材(ボール脚)で,同安定部材(12)が被検査部
(19)に接触して,保持装置を安定的に支持するように
なっている。また(8)が上記ホルダケース(4)内に
回転可能に嵌挿され且つ弾性材(ばね)(9)により前
進方向に付勢されたホルダ,(7)が同ホルダ(8)に
より支持された曲面探傷センサ,(10)が上記ホルダ
(8)の軸部に設けた回転機構で,同回転機構(10)
は,第3図に示すようにシリンダ兼ラツク(13)と,同
シリンダ兼ラツク(13)内に嵌挿したピストン(14)
と,同シリンダ兼ラツク(13)に噛合したピニオン(1
5)と,同ピニオン(15)に回転可能に取付けたローラ
(16)と,上記シリンダ兼ラツク(13)に設けたポート
(17)とにより構成されて,ピストン(14)がホルダケ
ース(4)に取付けられ,シリンダ兼ラツク(13)がピ
ストン(14)にその軸方向への移動を可能に支持され,
同シリンダ兼ラツク(13)に噛合するピニオン(15)が
ホルダ(8)の軸部(18)に取付けられ,ローラ(16)
がホルダ(8)の軸部(18)の面取り平面部に接触し
て,ホルダ(8)が軸方向への移動を可能に支持されて
おり,圧力流体をポート(17)から給排して,シリンダ
兼ラツク(13)をピストン(14)の軸方向に移動させ,
ピニオン(15)とホルダ(8)とをその軸線を中心に回
転させて,ホルダ(8)と曲面探傷センサ(7)との回
転角を調整するようになっている。また(11)が上記保
持装置本体(1)に設けた圧力流体のポートで,圧力流
体をポート(11)から給排して,ピストン(3)とホル
ダケース(4)とホルダ(8)と曲面探傷センサ(7)
とを軸方向に移動させるようになっている。このとき,
ローラ(16)がホルダ(8)の軸部(18)に設けた面取
り平面部を転動して,ホルダ(8)の軸方向移動をガイ
ドするようになっている。
次に前記第1図乃至第5図に示す曲面探傷センサ用保持
装置の作用を具体的に説明する。被検査部(19)が第4
図に示すように平面の場合には,圧力流体をポート(1
1)から給排して,ピストン(3)とホルダケース
(4)とホルダ(8)と曲面探傷センサ(7)とを軸方
向(被検査部(19)の方向)に移動させ,弾性体(5)
(6)を弾性変形させながら曲面探傷センサ(7)及び
安定部材(ボール脚)(12)を被検査部(19)に略直交
する状態に接触させて,探傷検査を行う。その際,弾性
体(5)(6)が同第4図のように弾性変形して,曲面
探傷センサ(7)及び安定部材(ボール脚)(12)の下
面が被検査部(19)に対して略直交する状態に保持され
る。また被検査部(19)が第5図に示すように曲面の場
合にも,圧力流体をポート(11)から給排して,ピスト
ン(3)とホルダケース(4)とホルダ(8)と曲面探
傷センサ(7)とを軸方向(被検査部(19)の方向)に
移動させ,弾性材(5)(6)を弾性変形させながら曲
面探傷センサ(7)及び安定部材(ボール脚)(12)を
被検査部(19)に略直交する状態に接触させて,探傷検
査を行う。その際,弾性体(5)(6)が同第5図のよ
うに弾性変形して,曲面探傷センサ(7)及び安定部材
(ボール脚)(12)の下面が被検査部(19)の曲面の法
線に対して垂直に保持される。
(考案の効果) 本考案の曲面探傷センサ用保持装置は前記のように被検
査部が平面の場合にも,曲面の場合にも,ピストンとホ
ルダケースとホルダと曲面探傷センサとを軸方向(被検
査部の方向)に移動させ,弾性材を弾性変形させながら
曲面探傷センサ及び安定部材を被検査部に略直交する状
態に接触させて,探傷検査を行うので,摺動部分の多い
三次元機構が不要で,曲面探傷センサ用保持装置の動き
を円滑化できる。また上記のように三次元機構が不要
で,製作コストを低減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる曲面探傷センサ用保持装置の一
実施例を示す縦断側面図,第2図は第1図の矢視II−II
線に沿う底面図,第3図は第1図の矢視III−III線に沿
う横断底面図,第4,5図は作用説明図,第6図は曲面探
傷センサの保持条件を示す説明図,第7図は従来の曲面
探傷センサ用保持装置を示す平面図,第8図は第7図の
矢視VIII−VIII線に沿う側面図である。 (1)……保持装置本体,(3)……ピストン,(4)
……ホルダケース,(5)(6)……弾性体,(7)…
…曲面探傷センサ,(8)……ホルダ,(12)……安定
部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−235052(JP,A) 特開 昭58−19539(JP,A) 特開 昭55−96447(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】保持装置本体と,同保持装置本体内に進退
    可能に嵌挿されたピストンと,同ピストン及び上記保持
    装置本体に弾性体を介して支持されたホルダケースと,
    同ホルダケースに設けた安定部材と,同ホルダケース内
    に回転可能に嵌挿され且つ弾性材により前進方向に付勢
    されたホルダと,同ホルダにより支持された曲面探傷セ
    ンサとを具えていることを特徴とした曲面探傷センサ用
    保持装置。
JP927689U 1989-01-31 1989-01-31 曲面探傷センサ用保持装置 Expired - Lifetime JPH0712920Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP927689U JPH0712920Y2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 曲面探傷センサ用保持装置

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JPH02101265U JPH02101265U (ja) 1990-08-13
JPH0712920Y2 true JPH0712920Y2 (ja) 1995-03-29

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