JPH07129119A - 気体放電表示装置の駆動方法 - Google Patents

気体放電表示装置の駆動方法

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JPH07129119A
JPH07129119A JP5273324A JP27332493A JPH07129119A JP H07129119 A JPH07129119 A JP H07129119A JP 5273324 A JP5273324 A JP 5273324A JP 27332493 A JP27332493 A JP 27332493A JP H07129119 A JPH07129119 A JP H07129119A
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discharge
display device
display
electrode
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JP5273324A
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Atsushi Takahashi
敦 高橋
Mio Chiba
已生 千葉
Yuuji Teronai
雄二 手呂内
Yoshihiko Kobayashi
芳彦 小林
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 気体放電表示装置の補助セルを不要と出来、
しかも、発光効率が高く、陰極劣化が少なく、かつ、高
輝度な気体放電がおこなえる方法を提供する。 【構成】 走査パルスを第1及び第2の走査パルス
K1、PK2で構成する。PK1印加期間に各データ電極53
に対し走査及びデータ電極間電位差が放電開始最少電圧
S より大きくなるような電圧を印加し、PK2印加期間
に放電状態としたい表示セルのデータ電極に対し走査電
極及びデータ電極間電位差が前記VS より大きくかつ放
電開始最少電圧V0 より小さくなるような電圧を印加
し、非放電状態としたい表示セルのデータ電極に対し走
査及びデータ電極間電位差が前記V0 より小さくなるよ
うな電圧を印加する。PK2の印加期間の後は各データ電
極に、走査及びデータ電極間電位差が前記V0 より大き
くかつ前記VS よりも小さくなるような電圧を印加す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、気体放電表示装置を
駆動するための方法に関し、特にメモリ方式の駆動方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】大型のフラットパネルディスプレイの実
現手段の一つとして気体放電表示装置が注目されてい
る。その一例として、例えば文献I(テレビジョン学会
誌 Vol.40, No10 (1986) p953〜960 )に開示のものが
あった。図7(A)及び(B)は、その説明に供する図
であり、いずれも文献Iに開示の気体放電表示装置の一
部を概略的に示した斜視図である。
【0003】この気体放電表示装置では、図7(B)に
示したように、背面基板10上に、所定数の走査電極と
しての陰極12が並行配置され、さらに、補助セル14
及び表示セル16を形成するための土手(隔壁)18が
設けられている。
【0004】また図7(A)に示すように、透光性の前
面基板20(例えばガラス基板)上に、データ電極とし
ての表示陽極22、補助陽極24が所定位置に並行配置
され、さらに蛍光体26が、表示陽極22が露出される
ようにかつ表示セル16と対向する位置に塗布されてい
る。
【0005】そして、背面基板10及び前面基板20
が、各々の電極形成面が対向するように然も陰極12と
陽極22,24とが交差するように配置された状態で、
両基板の外周部の図示しない気密封止部において封着さ
れている。両基板間の空隙には放電用のガス媒体が封じ
込められている。
【0006】ところで、この種の気体放電表示装置で
は、これを線順次に駆動した場合各走査線(通常は各陰
極)に割り当てられる時間は短いため、表示装置の規模
が大きくなる程、実用的な輝度を得ることが困難とな
る。これを解決するため、上記文献Iでは、以下に説明
する様なパルスメモリ方式による駆動方法が用いられて
いる。なお、以下の説明ではこの駆動方法の説明を簡単
化するために、図7に示した気体放電表示装置は、図8
に示したように、4個の表示陽極221〜224及び4
個の陰極121〜124を備えた4行4列構成のもの
(図8中28で示す。)とする。なお、図8において、
16MN(1622、1624など)は、第M行第N列の表示
セルを表す。また、30は書き込みパルス発生回路、3
2は放電維持パルス発生回路、34は走査パルス及び消
去パルス発生回路、36は補助放電電流制御用抵抗、3
8は電源であり、また、ダイオードD1 及びD2 は書き
込みパルスと放電維持パルスとを混合する加算器を構成
するものである。また、図9はこの従来の駆動方法にお
いて気体放電表示装置の主要部に印加される信号を示し
た波形図である。
【0007】この文献Iに開示の駆動方法では、図9に
示すように、プレバイアス電圧がV1 (例えば−80
V)で走査電圧がV2 (例えば−220V)の走査パル
スPKが、第1行目、第2行目、第3行目、第4行目の
陰極121〜124に線順次に印加される。一方、陽極
221〜224それぞれにプレバイアス電圧がV3 (例
えば0V)で維持電圧がV4 (例えば140V)の放電
維持パルスPS が、周期Tで印加される。ただし、走査
パルスPK と放電維持パルスPS とはタイミングが重な
らないように印加される。放電維持パルスPS により誤
放電が生じるのを防止するためである。また、補助陽極
241,242には常時一定の正電圧が電源38によっ
て印加されているので、走査パルスPK が印加された陰
極の補助セル14が順次に放電してゆく。例えば時刻t
1 〜t2 の期間では走査パルスPKが第2行目の陰極1
22に印加されるため第2行目の補助セルで放電電流が
流れる。補助セルの放電に伴いこの補助セルで生じる荷
電粒子、準安定粒子等はこの補助セル近傍の表示セル1
6へ拡散する。また、表示セル16MNで正規の放電を生
じさせる場合(表示セル16MNの書き込みを行なう場
合)は、第M行の陰極(図示例では2行目の陰極12
2)に走査パルスが印加されたときにほぼ同期させて、
第N列の陽極(図示例では陽極222)に、プレバイア
ス電圧がV3 (この場合0V)で書き込み電圧がV
5 (例えば100V)の書き込みパルスPW が印加され
て、陰極及び陽極間に(V5 −V2 )の電圧が印加され
る。この際、表示セル16MNには補助放電セルから荷電
粒子、準安定粒子等が上述の如く拡散しているので表示
セル16MNでは正規の放電が速やかに起こる。いわゆる
プライミング効果である。放電によって生じた紫外線は
蛍光体26(図7(A)参照)を励起するので表示セル
では蛍光体に応じた光が得られる。ここで、正規の放電
が起こると表示セル16MNでは電流が流れるがその電流
は書き込みパルスPW の停止に伴い減少する。しかし、
放電により生じる荷電粒子等が表示セル内に残っている
とその表示セルでは再放電し易いといった特性を気体放
電では示し、さらに、この駆動方法では適度な周期Tで
放電維持パルスPSPが陽極に印加されているので、この
放電維持パルスの維持電圧V4 及び走査パルスのプレバ
イアス電圧V1間の電位差(V4 −V1 )により、図9
の1622に示すように、放電電流が断続的に生じて正規
の放電がメモリされる(パルスメモリ方式)。これによ
り、走査線数が多くなった場合(例えば1000本程度
になった場合)でも、所望の輝度が得られる。なお、放
電を停止する場合、陰極に消去電圧V6 (例えば−10
V)の消去パルスPE を印加して陽極及び陰極間の電位
差が小さくされる。
【0008】また、文献II(テレビジョン学会全国大会
(1990),pp.77〜78)には、表示装置をパ
ルスメモリ駆動法で駆動するに当たり各表示セルに直列
に抵抗を入れた状態で行なう方法が開示されている。こ
の文献IIに開示の方法によれば、発光効率(発光輝度÷
電流)が高くなるという利点と、スパッタによる陰極の
劣化が防げることによる表示装置の長寿命化が図れると
いう利点が得られるという。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文献II
に開示の従来の駆動方法では、抵抗を付けたことにより
駆動電流は低電流となり発光効率は高くなるものの、電
流値そのものが小さいため、発光強度が小さくなるとい
う問題があった。
【0010】また、文献I、IIのいずれの方法の場合
も、発光強度を向上させるには単位時間あたりの表示セ
ルの放電回数を増やせば良いが、放電回数を増やすため
に放電維持パルスを印加する回数を増やすにも限界があ
り、したがって、発光強度を向上させるにも限界があっ
た。
【0011】また、文献I,IIのいずれの方法の場合
も、応答速度を実用的なものとするために補助セル(図
7中14で示すもの。)を具えることが前提とされるの
で、補助セルを設ける分、表示装置の構造が複雑になる
という問題、さらに表示セルの開口率の低下を招きひい
ては発光強度の低下を招いてしまうという問題があっ
た。
【0012】この発明はこのような点に鑑みなされたも
のであり、従ってこの発明の目的は上述の各問題点を解
決出来る、直流型気体放電表示装置の駆動方法を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この発明によれば、複数本の走査電極を具える第1
の基板と、複数本のデータ電極を具える第2の基板とを
対向させ両基板間に放電用ガスを封入して構成され、前
記走査電極及びデータ電極の対向部若しくは該対向部近
傍に表示セルがそれぞれ構成される直流型気体放電表示
装置を駆動するに当たり、走査電極に印加する走査パル
スを第1の走査パルスと第2の走査パルスとからなる走
査パルスとし、前記第1の走査パルスが印加される期間
においては、各データ電極に対し、前記走査電極及びデ
ータ電極間電位差が放電開始最少電圧より大きくなるよ
うな電圧を印加し、前記第2の走査パルスが印加される
期間においては、各データ電極のうちの放電状態とした
い表示セルに接続されているデータ電極に対し走査電極
及びデータ電極間電位差が放電維持最少電圧より大きく
かつ放電開始最少電圧より小さくなるような電圧を印加
し、及び、非放電状態としたい表示セルに接続されてい
るデータ電極に対し走査電極及びデータ電極間電位差が
放電維持最少電圧より小さくなるような電圧を印加し、
前記第2の走査パルスの印加期間の後は各データ電極
に、走査電極及びデータ電極間電位差が放電維持最少電
圧より大きく、かつ、放電開始最少電圧よりも小さくな
るような電圧を印加することを特徴とする。
【0014】この発明の実施に当たり、前記第1の走査
パルスを印加する期間を、プライミング効果が得られか
つ表示コントラストを低下させない時間に設定するのが
好適である。また、放電状態となっている表示セルの放
電を停止する場合、前記走査電極に、走査電極及びデー
タ電極間の電位差が放電維持最少電圧より小さくなるよ
うな電圧を印加するのが好適である。
【0015】
【作用】この発明の構成によれば、第1の走査パルスが
印加されている期間は、全データ電極に、走査電極及び
データ電極間電位差が放電開始最少電圧より大きくなる
ような電圧が印加されるので、該第1の走査パルスが印
加されている走査電極に所属する全表示セルが放電状態
となる。この放電で生じる荷電粒子等は次ラインの走査
電極に所属する各表示セルの放電を容易にする。すなわ
ち、前段の走査電極に所属する各表示セルそのものを次
段の走査電極に所属する各表示セルの補助セルとして使
用してプライミング効果を生じさせることができる。こ
こで、上記のごとく生じさせた荷電粒子を走査方向に並
ぶ表示セルに順次に及ばせるには、例えば、各表示セル
の走査方向に沿う壁にプライミングスリットを設ける等
の工夫をすれば良い。また、例えば表示装置が厚膜印刷
法により作製されたものであるなら、プライミングスリ
ットを特に設けずともプライミングスリットとして機能
し得るような適度な空隙が表示セル間に生じると考えら
れるので、プライミング効果はえられる。
【0016】また、第2の走査パルスが印加されている
期間は、各データ電極ごとに、該データ電極および走査
電極の交差点の表示セルが放電対象なのか非放電対象な
のかに応じ異なる電圧が印加される。すなわち、表示セ
ルが放電対象のものである場合のデータ電極には、走査
電極及びデータ電極間電位差が放電維持電圧より大きく
かつ放電開始最少電圧より小さな電圧が印加される。こ
のようにすることで、放電が維持される。なお、この
際、走査電極及びデータ電極間電位差が放電開始最少電
圧より大きくなるようにデータ電極に電圧を印加すると
クロストーク発生の原因となるので、上記所定範囲の電
位差(放電維持電圧より大きくかつ放電開始最少電圧よ
り小さな電位差)となるようにデータ電極に電圧を印加
する。一方、表示セルが非放電対象のものである場合の
データ電極には、走査電極及びデータ電極間電位差が放
電維持電圧より小さくなるような電圧が印加される。こ
のようにすることで、この表示セルでの放電は維持され
ず停止する。
【0017】また、第2の走査パルスの印加期間の後は
各データ電極に、走査電極及びデータ電極間電位差が放
電維持最少電圧より大きく、かつ、放電開始最少電圧よ
りも小さくなるような電圧を印加するので、放電対象の
表示セルは放電が持続され、非放電対象セルが放電を開
始することはない。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の気体放電表
示装置の駆動方法の実施例について説明する。しかしな
がら、説明に用いる各図はこの発明を理解できる程度に
各構成成分の寸法、形状及び配置関係を概略的に示して
あるにすぎない。
【0019】1.駆動対象としたパネル例の説明 先ず、この発明の駆動方法の説明に先立ち、本発明の駆
動方法の実施に好適な気体放電表示装置の例について説
明する。この説明を図3〜図5を参照して行なう。ここ
で、図3は本発明の駆動方法の実施に好適な気体放電表
示装置40の斜視図である。具体的には、走査方向Y
(図3参照)に沿って並ぶ各表示セル45のそれぞれの
隔壁のうちの該走査方向Yに沿う隔壁部分にプライミン
グスリット49を具えた表示装置40の斜視図である。
また、図4は図3のI−I線に沿った断面図、図5は気
体放電表示装置40と駆動回路等との配置関係を示した
配線図である。ただし、図5では、説明の簡単化のため
に気体放電表示装置40を4本の陰極431 〜434
4本の陽極バスライン531 〜534 とが直交されたも
のの例として示してある。図5において、表示セルは4
MN(4522とか4542など)で示してある。ただし、
M,NはM行N列を意味する。
【0020】この気体放電表示装置40(以下、「表示
装置40」と略称することもある。)では、第1の基板
としての背面基板41上に走査電極としての陰極43を
複数本(図5では431 〜434 )平行配置してある。
さらに、この背面基板41には表示セル45を形成する
ための隔壁47を設けてある。そして、各表示セル45
の隔壁47のうちの、前記陰極43に対し直交する方向
(図3のY方向)に並ぶ隔壁部分に溝49(プライミン
グスリット49)を設けてある。さらに、この表示装置
40では、第2の基板としての前面基板51上にデータ
電極としての陽極バスライン53を複数本(図5の例で
は531 〜534 )平行配置してある。さらに、前面基
板51の前記表示セル45と対向する部分各々に陽極5
3aを設けてある。各陽極53aは抵抗55を介して陽
極バスライン53と接続されている。また、前面基板5
1には、陽極53a部分を除いて絶縁膜57を設けてあ
り、さらに、この絶縁膜57の表示セル45と対応する
部分上に蛍光体59を設けてある。そして、陰極43等
が設けられた背面基板41と、陽極バスライン53等が
設けられた前面基板51とを、両電極43、53が直交
するように対向配置した状態で貼り合わせてあり、さら
に両基板41、51間の空隙に放電用ガス媒体を封じ込
めて、表示装置40を構成してある。
【0021】また、この表示装置40は、図5に示した
ように、リセットセル61を具えている。この場合のリ
セットセル61は、背面基板41上に陰極43と平行に
なるように配置された1本のリセット陰極63と、各陽
極バスライン53にそれぞれ接続されたリセット陽極6
5との対向領域に、それぞれ形成されている。これらリ
セットセル61は表示装置40の最初の放電立ち上がり
を良好にする点で有用である。
【0022】このような表示装置40の各走査電極(陰
極)43(431 〜434 )には走査信号発生回路71
を接続してあり、各データ電極(陽極バスライン)53
(531 〜534 )にはデータ信号発生回路73を接続
してあり、リセット陰極63にはリセット信号発生回路
75を接続してある。
【0023】2.駆動方法の実施例の説明 次に、駆動方法の実施例について説明する。なお、この
発明の駆動方法は気体放電表示装置が有する以下に説明
するような電圧−電流ヒステリシス特性を利用する。図
3〜図5を参照して説明した表示装置40をはじめとす
る表示装置、すなわち、対向配置した陽極・陰極間に放
電ガスを封入してある類の表示装置においては、プライ
ミングスリット49(図3参照)の有無にかかわらず、
陰極と陽極との間に印加する電圧と、表示セルでの放電
電流との関係は図6に示すようなヒステリシス特性を有
したものとなる。すなわち、表示セルの陽極・陰極間に
印加する直流電圧を定常的に大きくしていくと、図6に
で示した経路を経た後の電圧VS (これを放電開始最
少電圧VS という。この例ではVS =300Vとしてい
る。)において放電が生じて図6にで示したの経路の
ように放電電流が急激に増加する。そして、さらに印加
電圧を大きくすると、図6にで示した経路のように放
電電流は印加電圧の増加に伴いほぼ一定の割合で上昇す
る。次に、印加電圧を小さくしていくと、放電電流は減
少していくが、前記放電開始最少電圧VS よりも印加電
圧が小さくなっても放電は維持され図6にで示した経
路のようにほぼ一定の割合で放電電流は減少していゆ
く。さらに、印加電圧を小さくしてこの電圧がある電圧
0 (これを放電維持最少電圧V0 という。この例で
は、V0 =200Vとしている。)より下回ると、放電
が停止し図6にで示す経路をたどる。気体放電表示装
置での図6に示したような電圧−電流ヒステリシス特性
は、封入するガスの組成、ガス圧力、陰極・陽極間距
離、ガスの活性化状態で異なる。特に、放電開始最少電
圧VS は表示セル近傍に荷電粒子が多いと小さくなり少
ないと高くなる。
【0024】2−1.第1実施例 図1は第1実施例の駆動方法の説明に供するタイミング
チャートである。この図1には図3〜図5を用いて説明
した表示装置40の主要部における信号波形を示してあ
る。なお、この第1実施例においては、陰極43のプレ
バイアス電位を−170Vとし、陽極バスライン53の
プレバイアス電位を100Vとした例を説明する。
【0025】表示装置40を駆動するに当り、先ずこの
実施例では、リセット陰極63(図5参照)にリセット
信号発生回路75からリセットパルスPR (図1参照)
を印加する。このリセットパルスPR は、これに限られ
ないが、例えばパルス幅が4μsで電圧が−250Vの
ものとする。なお、リセットパルスPR のリセットオフ
電圧は、これに限られないが、例えば−80Vとしてい
る。リセットパルスPR の印加によりリセット陰極63
と陽極バスライン53との間の電位差は100−(−2
50)=350Vとなり、これは上記放電開始最少電圧
S (300V)より大きいので、各リセットセル61
では放電が生じる。なお、リセットセルでのこの放電
は、表示装置40の最初の放電の立ち上がりを早めるた
めのもので、この発明の必須のものではない。
【0026】次に、各陰極43(431 〜434 )のう
ちの走査対象となっている陰極に第1の走査パルスPK1
として、これに限られないが、パルス幅2μsで電圧−
220Vのものを印加する。一方、各陽極バスライン5
3には、第1の走査パルスPK1が印加されている期間
は、前記走査電極及びデータ電極間電位差が放電開始最
少電圧より大きくなるような電圧、この実施例の場合は
プレバイアス電圧(100V)を印加する。このように
陰極及び陽極に電圧を印加すると、第1の走査パルス印
加期間での陰極・陽極間電位差は100−(−220)
=320Vとなるので上記放電開始最少電圧VS (30
0V)を超えるため、この陰極に所属する表示セルは全
て放電状態となる。ここでの放電はプライミング効果の
ためになされるものであるので、第1の走査パルスPk1
を印加する期間は、プライミング効果が得られかつ表示
コントラストを低下させない時間に設定するのが好適で
ある。
【0027】次に、走査対象となっている陰極43に第
2の走査パルスPK2として、これに限られないが、パル
ス幅2μsで電圧−120Vのものを印加する。一方、
各陽極バスライン53には、第2の走査パルスPK2が印
加されている期間は、各陽極バスラインごとに表示デー
タに応じた電圧(たとえば下記のような電圧)をそれぞ
れ印加する。すなわち、表示(放電)する表示セルに対
応する陽極バスラインには、陰極及び当該陽極バスライ
ン間電位差が放電維持最少電圧V0 より大きくかつ放電
開始最少電圧VS より小さくなるような電圧を印加す
る。この実施例では陽極プレバイアス電圧(100V)
をそのまま印加する。したがって、この条件では、陰極
及び当該陽極バスライン間電位差は、100−(−12
0)=220Vとなりこれは上記放電維持最少電圧V0
(200V)を超えるのでこの表示セルでの放電は維持
される。一方、表示(放電)をさせたくない表示セル
(非放電表示セル)に対応する陽極バスラインには、陰
極及び当該陽極バスライン間電位差が放電維持最少電圧
0 より小さくなるような電圧を印加する。この実施例
では電圧が60VのデータパルスPD を印加する。した
がって、この条件では、陰極及び当該陽極バスライン間
電位差は、60−(−120)=180Vとなりこれは
上記放電維持最少電圧V0 (200V)より小さいので
この表示セルでの放電は維持されず停止される。
【0028】次に、上記説明と重複するところもある
が、この発明の第1実施例の駆動方法により表示セル4
12から表示セル4542(図5参照)で表示放電を形成
する場合を、主に図1を参照して説明する。
【0029】先ず、リセット陰極63にリセットパルス
R を印加すると(図1の時刻t1〜t2 )、リセット
陰極63及び陽極65間の電位差は上述したとおり35
0Vとなるので各リセットセル61で放電が形成され
る。次に、陰極431 に第1の走査パルスPK1 を印加
すると(時刻t2 〜t3 )、表示セル4512を構成する
陰極431 と陽極バスライン532 に抵抗55を開始接
続されている陽極53aとの間には上述したとおり32
0Vの電圧が印加される。このとき、時刻t1 〜t2
形成されたリセットセルの放電で発生した荷電粒子はリ
セットセル及び表示セル4512間のプライミングスリッ
ト49を通して表示セル4512に拡散されているので、
時刻t2 〜t3 で表示セル4512においてすみやかに放
電が形成される。時刻t3 〜時刻t4 では第2の走査パ
ルスPK2が印加されるが、ここでは表示セル4512を非
放電(非表示)状態とすることとしている例としている
ので、陽極バスライン531 に非表示パルスPD を印加
する。このとき、表示セル4512の陽極・陰極間に印加
される電圧は上述したとおり180Vであり、これは放
電維持最少電圧V0 (200V)より小さいので表示セ
ル4512での放電は維持されず停止する。次に、次段の
陰極432 に第1の走査パルスPk1を印加すると(時刻
4 〜t5 )、時刻t2 〜t3 の表示セル4512の放電
で発生した荷電粒子は表示セル4512及び表示セル45
22間のプライミングスリット49を通して表示セル45
22に拡散されているので、時刻t4 〜t5 で表示セル4
22においてすみやかに放電が形成される。次に、時刻
5 〜t6 で陰極432 に第2の走査パルスPK2を印加
すると共に、陽極バスライン532 の電圧を陽極プレバ
イアス電圧(100V)に保つ。このとき、表示セル4
22の陰極・陽極間に印加される電圧は220Vとなる
ので、これは放電維持最少電圧V0 より大きいから、表
示セル4522での放電は維持される。
【0030】以後、時刻t6 〜t7 では陰極432 の電
位が−170Vで、かつ、陽極バスライン532 の電位
が100Vであるので、表示セル4522の陰極・陽極間
の電位差は270Vとなる。また、時刻t7 〜t8 では
陰極432 の電位が−170Vで、かつ、陽極バスライ
ン532 の電位が60Vであるので、表示セル4522
陰極・陽極間の電位差は230Vとなる。また、時刻t
8 〜t9 では陰極432 の電位が−170Vで、かつ、
陽極バスライン532 の電位が100Vであるので、表
示セル4522の陰極・陽極間の電位差は270Vとな
る。また、時刻t9 〜t10では陰極432 の電位が−1
70Vで、かつ、陽極バスライン532 の電位が60V
であるので、表示セル4522の陰極・陽極間の電位差は
230Vとなる。また、時刻t10〜t11では陰極432
の電位が−170Vで、かつ、陽極バスライン532
電位が100Vであるので、表示セル4522の陰極・陽
極間の電位差は270Vとなる。したがって、いずれの
時刻でも、表示セル4522の陰極・陽極間の電位差は、
放電維持最少電圧V0 (200V)より大きいので、表
示セル4522での放電は維持される。表示セル4522
の放電を停止させるには、陰極432 に消去パルスPE
を印加する(時刻t11〜t12)。この消去PEはたとえ
ば−80Vの電圧で所定パルス幅のものとする。消去パ
ルスPE を印加すると、表示セル4522の陰極・陽極間
の電位差は100−(−80)=180Vとなり、これ
は放電維持最少電圧V0 より小さいので、表示セル45
22での放電は停止する。なお、消去パルスPE は表示の
階調などを考慮した適性時に印加されるものであるが、
この発明の要部ではないのでその詳細な説明はここでは
省略する。
【0031】また、表示セル4542での表示放電は、表
示セル4512→表示セル4522→表示セル4532→表示
セル4542という経路での前段の(一行前の)表示セル
の荷電粒子のプライミングスリット49を介した拡散と
いうプライミング効果を利用した状態で、陰極434
第1の走査パルスPK1が印加されたとき(時刻t8 〜t
9 )形成される。そして、時刻t9 〜t10において第2
の走査パルスPK2が陰極434 に印加されてとき、陽極
バスライン532 には陽極プレバイアス電圧(100
V)が印加されているので、陽極・陰極間電位差が22
0Vとなるため、表示セル4542での放電は維持され
る。さらに、時刻t10〜t13でも、陰極434 の電位が
−170Vでありかつ陽極バイアスライン532 の電位
が100Vであるので、陽極・陰極間電位差が270V
となるため、表示セル4542での放電は維持される。時
刻t13〜t14では消去パルスPE を印加しているので放
電は停止する。
【0032】上述の説明から明らかなように、この発明
の駆動方法では、第1の走査パルスPK1を印加した時に
表示セルそのものを利用して次段の走査電極に所属する
表示セルのプライミング効果を生じさせることが出来
る。また、第2の走査パルスPK2を印加した時に各表示
セルの放電を持続させるか、停止するかの処理がなさ
れ、その後の期間においては放電を持続させる表示セル
については消去パルスが入力されるまでその放電を維持
できる。そして、この一連の処理を直流電圧の大きさを
制御することにより簡易に行なえる。
【0033】2−2.第2実施例 図2はこの発明の駆動方法の第2実施例の説明に供する
タイミングチャートであり、図1のものと同様な表記方
法で示したものである。この第2実施例の駆動方法の第
1実施例との違いは、第1の走査パルスPK1(電圧−2
60Vとしてある。)で走査された陰極に所属する各表
示セルで生成された放電を第2の走査パルスPK2(電圧
−120Vとしてある。)の印加時において維持する場
合は、陽極バスラインに対し第2の走査パルスPK2に同
期させて書き込みパルスPW (電圧100V)を印加す
るようにし、一方、放電を維持しない場合は陽極バスラ
インの電位を陽極プレバイアス電圧(60Vの電圧)と
するようにした点である。
【0034】この第2実施例の作用・効果は第1実施例
のものと同様である。ただし、第1実施例では陽極バス
ラインにプレバイアス電圧を印加することで放電を維持
していたのに対し、この第2実施例では陽極バスライン
にプレバイアス電圧を印加することで放電を維持させな
いこととしている。プレバイアス電圧の使用法を違えて
いるこれら第1及び第2実施例の各駆動方法は、表示率
の大小を考慮し使い分けることで、メリットが出てく
る。
【0035】上述においてはこの発明の気体放電表示装
置の駆動方法の実施例について説明したが、この発明は
これらの実施例に限られない。例えば、上述の実施例で
説明した各信号の電圧値や印加時間は単なる一例にすぎ
ない。また、上述の実施例では駆動対象の表示装置を図
3〜図5を参照して説明したものとしているが、駆動対
象の表示装置はこの例に限られないことは明らかであ
る。
【0036】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明の気体放電表示装置の駆動方法によれば、第1の
走査パルスを印加した時に表示セルそのものを利用して
次段の走査電極に所属する表示セルのプライミング効果
を生じさせることが出来るので、補助セルを不要と出来
る。そのため、表示セルの開口率向上が図れる。また、
第1の走査パルス印加時に生成した放電をその後におい
ても維持させるか否かの処理は、第2の走査パルスを印
加した時に行なわれ、第2の走査パルス印加期間後の期
間においては放電を持続させる表示セルについては消去
パルスが入力されるまでその放電を維持できる。そし
て、この一連の処理を直流電圧の大きさを制御すること
により簡易に行なえる。したがって、各表示セルに抵抗
素子を設け電流値を低くしての駆動を行なった場合でも
大きな輝度がえられるので、発光効率が高く、陰極劣化
が少なく、かつ、高輝度な気体放電がおこなえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の駆動方法の説明に供す
るタイムチャートである。
【図2】この発明の第2実施例の駆動方法の説明に供す
るタイムチャートである。
【図3】この発明の駆動方法の適用対象として好適な気
体放電表示装置の一例を示した斜視図である。
【図4】図3に示した表示装置の断面図である。
【図5】図3に示した表示装置とその駆動回路との関係
を示した図である。
【図6】気体放電表示装置での電圧−電流特性の説明図
である。
【図7】従来技術の説明図であり、従来の気体放電表示
装置の一例を示した図である。
【図8】従来の駆動方法のための配線構造を示した図で
ある。
【図9】従来の駆動方法の説明に供するタイムチャート
である。
【符号の説明】
40:気体放電表示装置 41:第1の基板(背面基板) 43(431 〜434 ):走査電極(陰極) 45(4512,4522,4542):表示セル 47:隔壁 49:プライミングスリット 51:第2の基板(前面基板) 53(531 〜534 ):データ電極(陽極バスライ
ン) 53a:表示陽極 55:抵抗体 57:絶縁膜 59:蛍光体 61:リセットセル 63:リセット陰極 65:リセット陽極 71:走査信号発生回路 73:データ信号発生回路 75:リセット信号発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 芳彦 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の走査電極を具える第1の基板
    と、複数本のデータ電極を具える第2の基板とを対向さ
    せ両基板間に放電用ガスを封入して構成され、前記走査
    電極及びデータ電極の対向部若しくは該対向部近傍に表
    示セルがそれぞれ構成される気体放電表示装置を駆動す
    るに当たり、 走査電極に印加する走査パルスを第1の走査パルスと第
    2の走査パルスとからなる走査パルスとし、 前記第1の走査パルスが印加される期間においては、各
    データ電極に対し、前記走査電極及びデータ電極間電位
    差が放電開始最少電圧より大きくなるような電圧を印加
    し、 前記第2の走査パルスが印加される期間においては、各
    データ電極のうちの放電状態としたい表示セルに接続さ
    れているデータ電極に対し走査電極及びデータ電極間電
    位差が放電維持最少電圧より大きくかつ放電開始最少電
    圧より小さくなるような電圧を印加し、及び、非放電状
    態としたい表示セルに接続されているデータ電極に対し
    走査電極及びデータ電極間電位差が放電維持最少電圧よ
    り小さくなるような電圧を印加し、 前記第2の走査パルスの印加期間の後は各データ電極
    に、走査電極及びデータ電極間電位差が放電維持最少電
    圧より大きく、かつ、放電開始最少電圧よりも小さくな
    るような電圧を印加することを特徴とする気体放電表示
    装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の気体放電表示装置の駆
    動方法において、 前記第1の走査パルスを印加する期間を、プライミング
    効果が得られかつ表示コントラストを低下させない時間
    に設定することを特徴とする気体放電表示装置の駆動方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の気体放電表示装置の駆
    動方法において、 前記放電状態となっている表示セルの放電を停止する場
    合、前記走査電極に、走査電極及びデータ電極間の電位
    差が放電維持最少電圧より小さくなるような電圧を印加
    することを特徴とする気体放電表示装置の駆動方法。
JP5273324A 1993-11-01 1993-11-01 気体放電表示装置の駆動方法 Withdrawn JPH07129119A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100395407B1 (ko) * 2000-09-05 2003-08-21 황기웅 저전압 구동 교류형 플라즈마 방전 표시기 및 그 구동 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100395407B1 (ko) * 2000-09-05 2003-08-21 황기웅 저전압 구동 교류형 플라즈마 방전 표시기 및 그 구동 방법

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