JPH07128202A - 自動分注装置 - Google Patents

自動分注装置

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Publication number
JPH07128202A
JPH07128202A JP27156293A JP27156293A JPH07128202A JP H07128202 A JPH07128202 A JP H07128202A JP 27156293 A JP27156293 A JP 27156293A JP 27156293 A JP27156293 A JP 27156293A JP H07128202 A JPH07128202 A JP H07128202A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driving
motor
drive
driven
driving base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27156293A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Kato
輝雄 加藤
Tetsuaki Abe
哲昭 阿部
Yasuaki Komiyama
泰明 小見山
Hiroaki Ishizawa
宏明 石澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP27156293A priority Critical patent/JPH07128202A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】血液を一定量分注する自動分注装置において高
い停止位置精度を実現させると同時にメンテナンフリー
であることを特徴とする高精度三軸移動機構を提供する
こと。 【構成】血液を一定量分注する自動分注装置において三
軸移動機構に直接ベルト駆動方式、又少なくとも一つの
駆動軸に片持ち式のしゅう動方式を採用した自動分注装
置。 【効果】本発明によれば、血液を一定量分注する自動分
注装置に用いる3軸移動機構においてノズルチップの採
取時に問題となる被駆動機構の停止位置精度を高い精度
で実現できると同時にこの効果にともなったメンテナン
スを必要としない自動分注装置を供給することが可能で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液を一定量自動的に
分注する装置に係わり、特に、自動分注装置の基本的な
構成要素である三軸移動機構の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動分注装置においては、例え
ば、三軸移動機構の駆動方式に駆動源であるモータにプ
ーリを介在させ鋼線を巻きつかせ、被駆動機構部に動力
を伝達させる方式を採用している。しかしながら上記従
来技術においては動力を伝達させるのに使用する鋼線と
プーリ間に僅かではあるが滑りを生ずることがあるこ
と、又、鋼線が経年変化により伸縮してしまうこと等の
理由により被駆動機構部の停止位置精度に悪い影響を与
えることがある。
【0003】また鋼線の伸縮を未然に防止するために定
期的にメンテナンスする必要がある、等の問題点があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は自動分
注装置の果たす本来の大きな役割である血液を自動的に
分注するということから発生する要求項目である被駆動
機構部の高い精密位置決め精度、或るいは高い装置メン
テナンス性を阻害している。被駆動機構部を精度良く精
密位置決めすることと被駆動機構部の軽量化を図ること
とはお互いに相反する事であるため上記従来技術は後者
のみ優先し前者についてはメンテナンス性をある程度犠
牲にして三軸移動機構を構成をしている。
【0005】本発明は、上記に示された課題、即ち被駆
動機構部の精密位置決め精度の向上をメンテナンス性を
損なうことなく実現することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ためには、まず少なくとも二軸或るいは三軸の駆動軸の
駆動源であるモータを、被駆動機構部に搭載させること
である。搭載されたモータ軸にはタイミングベルト用の
駆動プーリが取り付けられ被駆動機構部を直接駆動する
ようにする。当然取り付けられモータの重量の分、被駆
動機構部の重量が増すことは覚悟しなければならない。
増加した重量の分の負荷に対しては、これを考慮に入れ
たトルクを有するモータを選択する必要があるのは言う
までもない。
【0007】更に、この手段に依って生じた被駆動機構
部の重量を低減するため本発明においては以下の手段を
採用している。
【0008】移動距離が長く、かつ二軸或るいは三軸の
駆動軸を搭載して駆動させる必要のある駆動軸(本発明
においてはY軸と称している)については被駆動機構部
の重量を低減するためにしゅう動部の機構を両軸でなく
片持ち方式とすることにより上記課題が解決される。
【0009】
【作用】被駆動機構部に駆動源であるモータを搭載する
ことによりタイミングベルトに代表される駆動部におけ
る滑り、バックラッシュ及びベルトの伸縮等のない伝達
方式を採ることが可能である。又、この方式を採ること
により被駆動機構部と駆動源であるモータの配置をより
近接させることが可能となった。この近接したモータに
より駆動される被駆動機構部は高速動作での滑り,位置
ズレ等がなく自動分注装置に要求される動作仕様を満足
させることができる。
【0010】本発明において実施しているもう一つの手
段であるしゅう動部分の片持ち方式はしゅう動部分にリ
ニヤガイドレールを採用することにより駆動部の重量及
び作用力等による回転モーメントを受けることができ、
この回転力により回転方向に位置ズレすることはなくな
った。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1,図2及び図3
を用いて説明する。
【0012】図1は、本発明の自動分注装置の平面図
を、図2は側面図を、図3は正面図を表している。まず
図1により自動分注装置全体の動作から説明する。サン
プラ機構24からそれぞれ送られてくるサンプル入り試
験管18が入った親ラック17aと、カップ27bの搭載
された子1ラック17b,子2ラック17cは各々、親
ライン9,子1ライン10,子2ライン11によって図
に示してある分注位置へと送られてくる。
【0013】ノズルチップ3を保持している分注ノズル
4a,4bは親検体を子検体に指定された量だけ分注す
るために親ラック17a,子1ラック17b,子2ラッ
ク17c,使用済みのチップを廃棄するための場所であ
るチップ廃棄口12a,12b、及びノズルチップ3を
供給するための機構であるチップラック回転機構の走査
範囲内を、X駆動モータ28,Y駆動モータ7,Z駆動
モータ15によって駆動される。サンプルを吸引、或る
いは吐出するシリンジ機構6a,6bは分注ノズル4
a,4bに接続されている。
【0014】さて、次に三軸移動機構について主に図3
を用いて説明する。Z駆動ベース31には分注ノズル4
a,4bの上下動作をさせるためのZモータ15a,15
bが取り付けられておりZ軸タイミングベルト30a,
30bによって動力が伝達される。このZ駆動ベース3
1はX駆動ベース5にXリニヤガイドレール32を介し
て取り付けられZ駆動ベース31全体が平行移動できる
ようになっている。このX駆動ベース5にはXモータ2
8が取り付けられZ駆動ベース31の駆動を受け持って
いる。
【0015】更にX駆動ベース5はYリニヤガイドレー
ル29によってY駆動ベース8に前後方向に平行移動で
きるように片持ち方式により取り付けられている。又こ
のXY駆動ベース5はY駆動ベルト13を介してYモー
タ7によって駆動される。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、血液を一定量分注する
自動分注装置に用いる三軸移動機構においてノズルチッ
プの採取時に問題となる被駆動機構の停止位置精度を高
い精度で実現できると同時にこの効果にともなって生じ
るメンテナンスを必要としない自動分注装置を供給する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である自動分注装置の平面図
である。
【図2】本発明の一実施例である自動分注装置の側面図
である。
【図3】本発明の一実施例である自動分注装置の正面図
である。
【符号の説明】
1…ターンテーブル、2…チップラック、3…ノズルチ
ップ、4a,4b…分注ノズル、5…X駆動ベース、6
a,6b…シリンジ機構、7…Y駆動モータ、8…Y駆
動ベース、9…親ライン、10…子1ライン、11…子
2ライン、12a,12b…チップ廃棄口、13…Y駆動
ベルト、15…Z駆動モータ、16…配管チューブ、1
7a…親ラック、17b…子1ラック、17c…子2ラ
ック、18…試験管、19…ラックレール、20…リム
ーバ、21…筐体、22…ターンテーブル駆動モータ、
23a,23b…ギヤ、24…サンプラ機構、25…ト
リプル機構、26…分注装置、27a,27b…サンプ
ルカップ、28…X駆動モータ、29…Yリニヤガイド
レール、30a,30b…Z軸タイミングベルト、31
…Z駆動ベース、32…Xリニヤガイドレール、33
a,33b…支柱。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石澤 宏明 茨城県勝田市大字市毛882番地 株式会社 日立製作所計測器事業部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】血液を一定量、元検体から被分注容器へ自
    動的に分注するための移動機構である三軸移動機構及
    び、元検体及び被分注容器を自動的に移送させるラック
    搬送ベルトライン機構、ノズルチップを複数個自動的に
    供給する供給機構、血液を一定量、元検体から被分注容
    器へ自動的に分注するための機構である分注器(シリン
    ジ機構)とを備えた自動分注装置において、三軸移動機
    構に直接ベルト駆動方式、又少なくとも一つの駆動軸に
    片持ち式のしゅう動方式を採用したことを特徴とする自
    動分注装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自動分注装置において、三
    軸移動機構の少なくとも二つの駆動軸の駆動源である駆
    動モータを直接移動機構上に搭載したことを特徴とする
    自動分注装置。
JP27156293A 1993-10-29 1993-10-29 自動分注装置 Pending JPH07128202A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27156293A JPH07128202A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 自動分注装置

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JP27156293A JPH07128202A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 自動分注装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07128202A true JPH07128202A (ja) 1995-05-19

Family

ID=17501815

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27156293A Pending JPH07128202A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 自動分注装置

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JP (1) JPH07128202A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007078363A (ja) * 2005-09-09 2007-03-29 Aloka Co Ltd 検体前処理システム及び方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007078363A (ja) * 2005-09-09 2007-03-29 Aloka Co Ltd 検体前処理システム及び方法

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