JPH07128162A - ピストンリングの張力測定装置 - Google Patents

ピストンリングの張力測定装置

Info

Publication number
JPH07128162A
JPH07128162A JP27280893A JP27280893A JPH07128162A JP H07128162 A JPH07128162 A JP H07128162A JP 27280893 A JP27280893 A JP 27280893A JP 27280893 A JP27280893 A JP 27280893A JP H07128162 A JPH07128162 A JP H07128162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston ring
tension
ring
measuring device
piston
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP27280893A
Other languages
English (en)
Inventor
Monji Hirose
紋治 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP27280893A priority Critical patent/JPH07128162A/ja
Publication of JPH07128162A publication Critical patent/JPH07128162A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 計測者間の測定値のバラツキを低減し、安定
した精度の良い計測を行なうことが出来るピストンリン
グの張力測定装置を提供することにある。 【構成】 ピストンリング1が載置される基台2と、ピ
ストンリングに巻き掛けされるニードルチェーン10の
一端に連結される巻き締め手段3と、基台に枢着される
ハンドル20付きのねじ棒18及び同ねじ棒に螺着され
るスライダ19から成る張力操作手段4と、固定ピン2
3とスライダとの間に配備されバネ秤6を備えた張力付
加手段5とを有し、張力操作手段4による張力を張力付
加手段5と協働して該ピストンリングに加えて縮径さ
せ、縮径変位するピストンリングの合口間隔tを顕微鏡
7の測定によって設定値に調整した際にピストンリング
の張力を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関のピストンの外
周壁に装着されるピストンリングの張力測定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】内燃機関はその駆動時にシリンダ内のピ
ストンを常時往復動させ、シリンダ内に発生した燃焼ガ
スの圧力をピストンで受けた上でコンロッド及びクラン
クシャフトの働きを得て回転運動として出力出来るよう
構成される。このような内燃機関に装備されるピストン
はその外周壁とシリンダ内周壁との隙間を通過しようと
する高圧ガスを確実にシールし、出力ロスの低減やブロ
ーバイガスの低減を図る必要がある。このため、ピスト
ンの外周壁にはリング溝が形成され、同溝には拡径付勢
されたピストンリングが嵌挿され、このピストンリング
によってピストン外周壁とシリンダ内壁との隙間をシー
ルするようにしている。このようなピストンリングはピ
ストンのリング溝においてシリンダ内壁に対し所定の拡
径付勢力を加える必要があり、その拡径付勢力が低い
と、ピストン駆動時においてシール性が低下しやすく、
逆に大きすぎると摩擦抵抗増による出力の低下やシリン
ダ内壁の過剰摩耗が生じ易くなり、適正な拡径付勢力を
付与する必要がある。
【0003】従来、このようなピストンリングはその拡
径付勢力である拡径方向の張力を、例えば図9に示すよ
うなピストンリングの張力測定装置を用いて計測され、
適正な張力のピストンリングの製造に役立たせていた。
図9において、張力測定装置は基台100上に第1平帯
105が連結された固定ピン101、巻き締め手段10
2、バネ秤103、張力操作手段104を備える。巻き
締め手段102は第1平帯105に連結されたリング1
07とこのリングを介して一端が連結され、その他端が
リング107内を通過した上でバネ秤103に連結され
る第2平帯び106とを備え、金属性の第2平帯び10
6の作るループ内にピストンリング1を配備した上で同
リングの外周面を縮径方向に締め込み操作できるように
形成される。
【0004】張力操作手段104は基台100に固定さ
れる図示しない中心軸と、その中心軸に枢支されると共
にその外周面に第2平帯び106の他端を連結する回動
板108と、同回動板に一体結合されたレバー109と
で構成される。この張力操作手段104は計測者による
レバー109の手動操作によって、バネ秤103、第2
平帯び106を介して第2平帯び106の作るループ内
のピストンリング1に縮径方向の締め込み力を加えるこ
とができる。この際、ピストンリング1の合口の隙間t
は予め設定されている隙間と成るように、ピストンリン
グ1への縮径方向の締め込み力を調整しつつシックネス
ゲージを用いてその隙間調整が行なわれる。そして、合
口の隙間tが適正値となった際の締め込み力がバネ秤1
03より読み取られて、ピストンリングの張力として測
定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の張
力測定装置は第2平帯び106の作るループ内のピスト
ンリング1に縮径方向の締め込み力を加えるべく、第2
平帯び106を締め込み操作するが、その際、金属性の
第2平帯び106よりピストンリング1が滑り、外れた
り、歪んだりして安定した計測を行なうことが出来な
い。しかも、第2平帯び106と同平帯の作るループ内
のピストンリング1の外周面との間の摩擦抵抗が比較的
大きく、張力操作手段104より第2平帯び106に加
わる張力がこの摩擦抵抗に吸収され、ピストンリングに
張力として加わる量が低減し、結果として正確なピスト
ンリングの張力を計測出来ない。そこで、計測時には、
計測者は第2平帯106の作るループ内のピストンリン
グ1の外周面と第2平帯106との摺動を促すべく、第
2平帯106に振動を与え、相互のずれが落ち着くのを
待ってメモリを読むようにしているが、これでも計測誤
差が生じ易く問題と成っている。しかも、シックネスゲ
ージを用いての隙間調整がピストンリングに接触しての
調整であり、この調整時の変位がバネ秤103に直接加
わり、メモリ変化を生じ問題と成っている。
【0006】なお、図8には図9の従来装置による合口
の変化に応じた張力の変化特性を複数示した。ここで、
合口変化に対する張力の変化割合が比較的小さく、極め
て測定誤差が生じやすいことが推測される。このよう
に、従来装置では計測者間の測定値のバラツキが大きく
入り込み易い上に、上述のような、不具合が多く、安定
した精度の良い計測を行なうことが出来ず問題と成って
いる。本発明装置の目的は、計測者間の測定値のバラツ
キを低減し、安定した精度の良い計測を行なうことが出
来るピストンリングの張力測定装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明はピストンリングが載置される基台と、上
記ピストンリングの外周面に巻き掛けられるニードルチ
ェーンと、上記基台に枢着されるハンドル付きのねじ棒
及び上記ニードルチェーンの一端部に取り付けられ上記
ねじ棒に回転不可に螺着されるスライダから成る張力操
作手段と、上記基台に装着されかつ上記ニードルチェー
ンの他端部に取り付けられる張力計測器を備えた張力付
加手段とを有し、上記張力操作手段による張力を上記張
力付加手段と協働して該ピストンリングに加えて縮径さ
せ、縮径変位したピストンリングの合口間隔を顕微鏡測
定によって設定値に調整した際に上記張力計測器よりピ
ストンリングの張力を測定するように構成したことを特
徴とする。
【0008】
【作用】ピストンリングの外周面にニードルチェーンを
離脱不可に巻き掛けした上で、ハンドル付きのねじ棒を
回転操作し、これによってスライダを介しピストンリン
グの外周面に巻き締め力を加えることが出来、この時、
縮径変位するピストンリングの合口間隔を顕微鏡測定に
よって測定しつつ同間隔を設定値に容易に調整でき、張
力計測器よりピストンリングの張力を容易に測定出来
る。
【0009】
【実施例】図1には本発明の一実施例としてのピストン
リングの張力測定装置を示した。このピストンリングの
張力測定装置はピストンリング1が載置される基台2
と、ピストンリング1の外周面に巻き掛けされる巻き締
め手段3と、基台2上に枢着される張力操作手段4と、
ハンドル付きのねじ棒及び同ねじ棒に回転不可に螺着さ
れるスライダから成る張力操作手段と、基台2上の他端
と張力操作手段4との間に配備された張力付加手段5
と、張力付加手段内に配備される張力計測器としてのバ
ネ秤6と、ピストンリング1の合口間隔tを計測する顕
微鏡7とを備える。 基台2は計測平面8を形成された
主部及び主部より突出する顕微鏡載置面9とを備え、図
示しない脚部によって両面8,6が所定の高さを保つよ
うに机状に形成されている。
【0010】巻き締め手段3はループを成すように計測
平面8中央に載置されると共にピストンリング1の外周
面の主要部に巻き掛け可能な長さのニードルチェーン1
0と、同ニードルチェーンの互いに対向する一端に連結
されるリング11及び他端に連結されてリング11に嵌
挿されるよう形成された嵌挿部材12とで構成される。
ニードルチェーン10は図5、図6に示されるように、
一対の外連結板101と一対の内連結板102との各一
端部を互いに順次重ね合わせると共に、各重ね合わせ部
分を軸103を介して互いが枢着されるように順次連結
して長帯状体として構成される。このニードルチェーン
10は、特にピストンリング1を巻き込む場合、ピスト
ンリング1の厚さ方向を一対の外連結板101と一対の
内連結板102との間に嵌合し、その上で各軸103を
ピストンリング1の外周壁面に当接させる。この場合、
ピストンリング1のリング11とリング11に嵌挿され
る嵌挿部材12とを遊嵌状態で交差させた上で引っ張り
力を加えた場合、ピストンリング1はその外周面全体が
各軸103によって押圧され、縮径方向に圧縮変形さ
れ、その合口の隙間tを狭めることと成る。この締め込
み操作において、ピストンリング1の上下の側面は各内
連結板102に当接可能であり、ピストンリング1の締
め込み操作時にピストンリング1がずれを生じてもその
ずれを確実に規制出来る。
【0011】なお、図6に示すように、ピストンリング
1の締め込み操作時にピストンリング1の合口を互いに
隣合う一対の軸103の中間部に配置させ、これによっ
て、ピストンリング1の合口の変位をより正確に行なわ
せることが望ましい。ニードルチェーン10の一端に連
結されるリング11は、図2に示すように、金属性の剛
性の高いワイヤを略楕円型に湾曲しその一端を一対の外
連結板101にピン結合状態で連結し、他端を後述の第
1ワイヤ13に結合部材15を介して一体結合される。
同じく、ニードルチェーンの他端に連結される嵌挿部材
12は図2に示すように、金属性の剛性の高いワイヤを
棒状に重ね、その一端をループ状に変形し一対の外連結
板101にピン結合状態で連結し、他端を後述の第2ワ
イヤ14に結合部材16を介して一体結合される。張力
操作手段4は基台2の一端に形成された長穴17内に収
容されたねじ棒18及び同ねじ棒に螺着されるスライダ
19と、ねじ棒18の一端に一体結合されるハンドル2
0とを備える。
【0012】ハンドル20は鉄製で握り部を把持しての
回転操作力を確実にねじ棒18に伝えるように構成され
る。スライダ19は、中央にねじ穴を備え、その外周面
の下方部に摺動突起191を備え、上方部にワイヤ係止
ピン192をそれぞれ突設する。摺動突起191は長穴
17内底部に形成された長凹溝171に摺動自在に嵌合
出来、これによってスライダ19の回転を規制してい
る。ねじ棒18はその長手方向の両端部の枢支部が第
1、第2軸受部材21,22を介して長穴17内に枢着
され、ほぼ全域にわたってねじ山が形成され、ここでの
ねじ山にはスライダ19が螺合する。第1、第2軸受部
材21,22は基台内に図示しない固定手段によって固
定され、両軸受部材221,22はねじ棒18から加わ
るスラスト方向及びジャーナル方向の各力を受けるよう
に構成されている。特に、ここでのねじ棒18のねじ山
は2条ねじとして形成され、そのピッチは比較的小さく
設定される。即ち、ここでのピッチは、ねじ棒18から
の回転力によってスライダ19が摺動することを許容す
るが、逆にスライダ19の摺動力によってねじ棒18を
回転することは不可と成る非可逆運動機構を成すように
構成されている。
【0013】基台2上の他端であってねじ棒18の中心
線Lの延長線上には固定ピン23が配備される。この固
定ピン23の近傍には中心線Lに沿ってバネ秤6が配備
され、同バネ秤6の支持端601は固定ピン23に係止
される。ここでバネ秤6は基台2に凹設された収容穴2
4に秤台25を介し載置される。秤台25はバネ秤6の
長手方向中心線が固定ピン23とスライダ側の摺動突起
191とにわたる引っ張り力作用線(平面視においてね
じ棒18の中心線Lと一致する)に一致するように載置
できる。ここで固定ピン23とスライダ側の摺動突起1
91との間に張力付加手段としての第1第2ワイヤ1
3,14及び合口測定用の顕微鏡7が配備される。第1
ワイヤ13はリング11と摺動突起191とを結び、第
2ワイヤ14は嵌挿部材12とバネ秤6のフック602
との間を結ぶ。この場合、計測平面8に載置されたニー
ドルチェーン10とその両端のリング11及び嵌挿部材
12とは外径の相違があり、ここでは計測平面8にリン
グ11及び嵌挿部材12を収容する受け穴26を形成
し、これによって固定ピン23とスライダ側の摺動突起
191とにわたる引っ張り力作用線(平面視においてね
じ棒18の中心線Lと一致する)上にリング11及び嵌
挿部材12を配備出来、その際にピストンリング1を締
め込むニードルチェーン10を安定して計測平面8に載
置出来る。
【0014】なお、顕微鏡7は脚部701を備え、同部
701は顕微鏡載置面9と計測平面8とにわたって載置
される。このようなピストンリングの張力測定装置を用
い、被検査部材としてのピストンリング1の張力測定を
行なう。この場合、まず、ピストンリング1のエンジン
装着時の合口の隙間tを計測する。ここでは図4に示す
ような、リングゲージ28を用意し、同リングゲージ内
に被検査部材としてのピストンリング1を嵌着し、その
際のピストンリング1の合口の隙間tを顕微鏡7によっ
て測定する。これによって使用時のピストンリング1の
合口隙間t1が求められ、続いて、図1のピストンリン
グの張力測定装置の計測平面8にピストンリング1を載
置する。
【0015】ここでは、先ず、ニードルチェーン10の
ループ内にピストンリング1を配し、その外周面にニー
ドルチェーン10を巻き掛けさせる。その上で張力操作
手段4のハンドル20を回転操作し、固定ピン23とス
ライダ側の摺動突起191との間に配備された張力付加
手段5とバネ秤6とを介し、巻き締め手段3を締め込み
作動させる。この際、リング11及びリング11に嵌挿
される嵌挿部材12は第1第2ワイヤ13,14によっ
て互いに交差する引っ張り力を受けるが、相互干渉を確
実に防止され、受け穴26によって計測平面8との干渉
をも防止され、この部分での摩擦ロスを排除できる。し
かも、ピストンリング1に巻き締め手段3より押圧力が
加わった場合、ピストンリング1はその外周面全体が各
軸103によって押圧され、縮径方向に圧縮変形され、
その合口の隙間tを狭め、この締め込み操作において、
ピストンリング1の上下の側面は各内連結板102によ
ってずれを確実に規制され、容易に締め込み操作を行な
える。更に、巻き締め手段3は非可逆運動機構を成し、
スライダ19側から引っ張り力をうけてもねじ棒18は
回転せず、計測者がハンドル20より手を放しても安定
してその時点での引っ張り力を巻き締め手段3を介しピ
ストンリング1に加え続けることが出来る。
【0016】張力操作手段4を操作して巻き締め手段3
を働かせての締め込み操作と共に、計測者は顕微鏡7に
よっての合口の隙間tの計測に入る。この際、計測者は
顕微鏡7をピストンリング1の合口の直上に配し、その
上で、図6に示すように、顕微鏡7内の計測視界に設け
られたカーソル29を用いて合口の隙間tを読み取り、
その値が先に得ている、使用時の合口隙間t1に一致す
るように、張力操作手段4を操作する。現在の合口の隙
間tが使用時の合口隙間t1に一致すると、操作者は張
力操作手段4の操作をそのままの状態に保持し、バネ秤
6の目盛603を読み取る。この時の値がピストンリン
グ1に加わっている締め付け力であり、ピストンリング
1の使用時における張力と見做せる。
【0017】ここで、図7には本発明者が図1のピスト
ンリングの張力測定装置を用いて行なった、複数の被計
測ピストンリングの各データを示す。ここで、各被計測
ピストンリングの合口の変化に応じた張力の変化特性
は、図8に示した、従来のデータと比較し、明らかに合
口の隙間t変化に対する張力の変化割合が比較的大き
く、その計測精度の向上を図れることが明らかである。
このように、ここでのピストンリングの張力測定装置で
は、同装置内の各部材間での摩擦抵抗が発生しないよう
に、線接合する軸103によってピストンリング1を締
め込み、リング11及びリング11に嵌挿される嵌挿部
材12とを遊嵌状態で交差させると共に受け穴26に遊
嵌し、固定ピン23とスライダ側の摺動突起191とに
わたる引っ張り力作用線上にバネ秤6の長手方向中心線
が一致するように秤台25を配設したので、計測時にお
ける摩擦抵抗による引っ張り力の低減を排除出来、ピス
トンリング1に加わる真の張力とバネ秤7の示す張力と
の間のずれを低減でき、信頼性のある計測値が得られ
る。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ピスト
ンリングの外周面にニードルチェーンを離脱不可に巻き
掛け、張力操作手段を操作してニードルチェーンを含む
巻き締め手段を働かせてピストンリングを巻き締めする
ようにし、しかも、張力操作手段のスライダが後退不可
に引っ張り力を巻き締め手段側に加えることが出来、こ
の時、縮径変位するピストンリングの合口間隔を設定値
に調整する際に、顕微鏡測定を行ないつつ容易に張力操
作手段によって合口間隔を調整でき、設定値に合口間隔
がある際のピストンリングの張力を張力計測器より容易
に測定出来、特に、計測者間の測定値のバラツキを低減
し、安定した精度の良い計測を行なうことが出来る
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのピストンリングの張
力測定装置の概略平面図である。
【図2】図1のピストンリングの張力測定装置の概略正
面図である。
【図3】図1のピストンリングの張力測定装置の概略側
面図である。
【図4】図1中のピストンリングの使用時の合口隙間測
定説明図である。
【図5】図1のピストンリングの張力測定装置で用いる
ニードルチェーンの拡大部分斜視図である。
【図6】図1のピストンリングの張力測定装置で用いる
ニードルチェーンの顕微鏡計測説明図である。
【図7】図1のピストンリングの張力測定装置で得た計
測データの一例の張力特性線図である。
【図8】従来装置でのピストンリングの張力測定装置で
得た計測データの一例の張力特性線図である。
【図9】従来のピストンリングの張力測定装置の概略斜
視図である。
【符号の説明】
1 ピストンリング 2 基台 3 巻き締め手段 4 張力操作手段 5 張力付加手段 6 バネ秤 7 顕微鏡 10 ニードルチェーン 11 リング 12 嵌挿部材 13 第1ワイヤ 14 第2ワイヤ 18 ねじ棒 19 スライダ 20 ハンドル 23 固定ピン 101 外連結板 102 内連結板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピストンリングが載置される基台と、上記
    ピストンリングの外周面に巻き掛けられるニードルチェ
    ーンと、上記基台に枢着されるハンドル付きのねじ棒及
    び上記ニードルチェーンの一端部に取り付けられ上記ね
    じ棒に回転不可に螺着されるスライダから成る張力操作
    手段と、上記基台に装着されかつ上記ニードルチェーン
    の他端部に取り付けられる張力計測器を備えた張力付加
    手段とを有し、上記張力操作手段による張力を上記張力
    付加手段と協働して該ピストンリングに加えて縮径さ
    せ、縮径変位したピストンリングの合口間隔を顕微鏡測
    定によって設定値に調整した際に上記張力計測器よりピ
    ストンリングの張力を測定するように構成したことを特
    徴とするピストンリングの張力測定装置。
JP27280893A 1993-10-29 1993-10-29 ピストンリングの張力測定装置 Withdrawn JPH07128162A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27280893A JPH07128162A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 ピストンリングの張力測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27280893A JPH07128162A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 ピストンリングの張力測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07128162A true JPH07128162A (ja) 1995-05-19

Family

ID=17519048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27280893A Withdrawn JPH07128162A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 ピストンリングの張力測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07128162A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0877239A1 (en) * 1997-05-09 1998-11-11 Kabushiki Kaisha Riken Tension measuring apparatus and method for piston ring
CN102156017A (zh) * 2011-04-18 2011-08-17 南车戚墅堰机车车辆工艺研究所有限公司 活塞环径向压力检测装置及其检测方法
JP2012018044A (ja) * 2010-07-07 2012-01-26 Tpr Co Ltd ピストンリング張力測定装置
CN104165567A (zh) * 2014-08-25 2014-11-26 鹰普航空零部件(无锡)有限公司 活塞环直径测量装置
CN104568271A (zh) * 2015-01-08 2015-04-29 广西玉柴机器股份有限公司 活塞环弹力的检测装置
DE202019100170U1 (de) * 2019-01-14 2020-04-15 topometric GmbH Vorrichtung zur Messung der Tangentialkraft eines Werkstücks

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0877239A1 (en) * 1997-05-09 1998-11-11 Kabushiki Kaisha Riken Tension measuring apparatus and method for piston ring
JP2012018044A (ja) * 2010-07-07 2012-01-26 Tpr Co Ltd ピストンリング張力測定装置
CN102156017A (zh) * 2011-04-18 2011-08-17 南车戚墅堰机车车辆工艺研究所有限公司 活塞环径向压力检测装置及其检测方法
CN104165567A (zh) * 2014-08-25 2014-11-26 鹰普航空零部件(无锡)有限公司 活塞环直径测量装置
CN104568271A (zh) * 2015-01-08 2015-04-29 广西玉柴机器股份有限公司 活塞环弹力的检测装置
DE202019100170U1 (de) * 2019-01-14 2020-04-15 topometric GmbH Vorrichtung zur Messung der Tangentialkraft eines Werkstücks

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07128162A (ja) ピストンリングの張力測定装置
US5563349A (en) Diametral extensometer
US2833051A (en) Shaft aligning device
JP2001516427A (ja) 負荷を表示する方法および装置
US5600895A (en) Extensometer
US4633718A (en) Method and apparatus for determining a stress relaxation characteristic of elastomeric materials under pressure
CN213748206U (zh) 气门间隙测量辅助装置
US10578529B2 (en) Tension measurement device
US3608371A (en) Apparatus to determine tension in a flexible strand
KR0118834Y1 (ko) 피스톤링의 장력측정장치
KR20000046511A (ko) 고무 시험편 인장시험용 지그
CN112697583A (zh) 压力测试治具及压力测试装置
JP3183148B2 (ja) 無段変速機用vベルトの隙間測定方法
US8479570B2 (en) Fixture for measuring the drag of a piston ring in an engine cylinder and methods of use thereof
KR200207700Y1 (ko) 커플링볼트의 신장량 측정기
JPS6135953Y2 (ja)
KR200154502Y1 (ko) 실린더보어중심측정장치
JPH02668Y2 (ja)
KR100411094B1 (ko) 차량의 실린더 헤드 볼트 신장량 측정장치 및 축력 측정방법
JPS5855810A (ja) 多気筒エンジンバルブのクリアランス測定装置
JPH02667Y2 (ja)
JP2002005650A (ja) 金属リングの形状検査装置
JP2605583Y2 (ja) ベルトたわみ量測定具
Fawcett Improvements in belt tension setting procedures on internal combustion engines
JPH049534Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010130