JPH07128045A - ダブルトロリー線摩耗測定用ツインセンサ - Google Patents

ダブルトロリー線摩耗測定用ツインセンサ

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JPH07128045A
JPH07128045A JP30238993A JP30238993A JPH07128045A JP H07128045 A JPH07128045 A JP H07128045A JP 30238993 A JP30238993 A JP 30238993A JP 30238993 A JP30238993 A JP 30238993A JP H07128045 A JPH07128045 A JP H07128045A
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sensor
light
trolley
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JP30238993A
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Kentaro Egawa
健太郎 江川
Koichi Sakai
幸一 酒井
Nobuyuki Iizuka
信行 飯塚
Tsutomu Nakadai
勉 中台
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Hitachi Ltd
East Japan Railway Co
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
East Japan Railway Co
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 架線作業車に搭載されたトロリー線摩耗測定
装置に装着し、2条のトロリー線1-1, 1-2に高低差が
ある場合も良好に追従し、トロリー線の瞬間的な離間に
かかわらず、各トロリー線の摩耗量を測定する。 【構成】 平行リンク機構51の両側の垂直部材513a,513
b に軸支され、トロリー線1に接触して追従する2個の
ガイドローラ521a,521b と、各ガイドローラの中間に配
設され、トロリー線の瞬間的な高さ変動範囲に対応した
幅を有する投射光帯LT を、トロリー線の側面に投射す
る投光部522aと、入射した透過光帯LR を受光する受光
部522bよりなる光量式センサ522 とを有する、2組の追
従測定部52A,52Bとにより構成され、各光量式センサ
522 は光路方向を変換する異形プリズム5222,5223 を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、架線作業車に搭載さ
れた摩耗測定装置に装着され、ダブルトロリー線区間の
各トロリー線の摩耗量を測定するツインセンサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】電化線路の架空トロリー線は、電車のパ
ンタグラフが摺動接触して漸次摩耗するので、その摩耗
量は適時に測定して管理されている。主要線区において
は、電気検測車に摩耗測定装置を設け、高速度で走行し
て摩耗量が測定されている。これに対して、電化線路に
は比較的閑散な支線区や側線などがあり、その摩耗量は
手作業などの不能率で危険な方法により測定されてお
り、省力化と保安上のために、支線区などに対する小型
軽量な摩耗測定装置がかねてから要望されている。この
場合、トロリー線の張り替え工事や保全作業のために、
軌道上と道路(陸上)の両者を走行でき、必要に応じて
随時に乗せ替えできる軌陸車とよばれる架線作業車があ
り、上記の摩耗測定装置はこの架線作業車に着脱自由に
搭載できるものが好都合とされている。なお、トロリー
線区間には、1条のトロリー線が架設されたシンプルト
ロリー線区間と、2条のトロリー線が適当な間隔で平行
に架設されたダブルトロリー線区間がある。
【0003】以上に対して、この発明の発明者により、
ダブルトロリー線区間を対象とし、架線作業車に着脱自
由に搭載できる小型軽量な摩耗測定装置が開発され、
「ダブルトロリー線摩耗測定装置」として特許出願済み
である。図6は特許出願中のダブルトロリー線摩耗測定
装置10の構成図を示し、以下その概要を説明する。摩
耗測定装置10は、架線作業車2に対して着脱自由に固
定される支持フレーム31と、支持フレーム31に軸支され
て水平方向に回動する支持台32、支持台32に軸支されて
スプリング33により上方に付勢され、上下に屈曲する "
く" 字形の可動アーム34、および可動アーム34の上端に
設けられて水平に維持されるセンサ台35よりなる回動機
構3と、センサ台35に回転自由に軸支されたセンサ部
4、ならびに架線作業車2の適当な位置に配設されたデ
ータ処理部5とにより構成されている。図7はセンサ部
4の外観を示す。センサ部4は、回動機構3のセンサ台
35に対して回転自由に軸支された追従ベース41と、追従
ベース41に適当な間隔で軸支され、スプリング33の付勢
力により、ダブルトロリー線区間の一方のトロリー線1
-1に接触して追従する2個のガイドローラ42a,42b と、
2個のスプリング46a,46b により上方に付勢され、他方
のトロリー線1-2の底面に接触する適当な長さの円筒ロ
ーラ45、および、各トロリー線1-1, 1-2に対して直角
に配設された2組の光量式センサ43,47 とにより構成さ
れる。各光量式センサ43,47 は、各トロリー線の側面に
対して平行光を投射する投光器43a,47a と、各投光器に
対応して設けられた受光器43b,47b よりなる。
【0004】摩耗量の測定においては、トロリー線1-1
に対して各ガイドローラ42a,42b を、トロリー線1-2に
対して円筒ローラ45をそれぞれ接触させ、架線作業車2
を、例えば時速7km程度の低速度で走行する。各ガイ
ドローラ42a,42b はトロリー線1-1の左右偏位、高さ変
化または湾曲部に追従し、また円筒ローラ45はスプリン
グ46a,46b の付勢によりトロリー線1-2の高さ変化に追
従し、各光量式センサ43,47 も同様に追従する。図8
は、各光量式センサ43,47 による摩耗量測定の原理を説
明するもので、各光量式センサ43,47 は上記の追従によ
り、対応するトロリー線1-1, 1-2に対して一定の関係
位置に保持され、各投光器43a,47a よりの投射光LT
は、一部がトロリー線1により遮断されるが、その上側
と下側では透過し、この透過光LR は各受光器43b,47b
に受光されて受光量が検出され、摩耗により残存したト
ロリー線1の直径、すなわち残存直径φが測定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さてダブルトロリー線
区間の2条のトロリー線1-1, 1-2には、互いに高低差
が生ずることがある。これに対して上記のセンサ部4に
おいては、両トロリー線1-1, 1-2がほぼ同一の高さ
で、高低差がスプリング46a,46b の動作範囲内の場合
は、各ガイドローラ42a,42b と円筒ローラ45は、それぞ
れのトロリー線の高さ変化に追従して接触することがで
きる。しかし、高低差が大きいときは追従しきれず、ト
ロリー線から離間して残存直径を測定できない場合があ
る。これに対する対策は、両トロリー線に対して別個に
追従できる追従機構が必要である。次に、トロリー線1
は地形などの変化に対応して、場所により種々の高さに
架設されており、この場所による高さ変化に対しては、
両トロリー線1-1, 1-2がほぼ同一の高さである限り、
可動アーム34の垂直方向の回動により、各ガイドローラ
42a,42b と円筒ローラ45は各トロリー線に円滑に追従す
る。しかし、トロリー線1には、これを支持する引き止
めワイヤなどにより、短い長さの上下方向の急激な屈曲
部分があり、また、トロリー線は外力により不規則な振
動を伴う。この屈曲部分を通過するとき、またはその振
動により、トロリー線1-1は各ガイドローラ42a,42b よ
り瞬間的に離間し、トロリー線1-2も円筒ローラ45より
同様に離間する。このような瞬間的な離間により、各ト
ロリー線1-1, 1-2は投射光LT の範囲を逸脱するの
で、残存直径φの測定値にエラーを生ずるか、または測
定が不可能となる。このように離間したトロリー線の残
存直径φを正しく測定するには、投光光LT の範囲を上
方に拡張することが必要である。これに対して、各光量
式センサ43,47 には、各ガイドローラ42a,42b と円筒ロ
ーラ45との関係上、配置位置に制約があるので、投射光
T の範囲は簡単には拡張できない。そこで各光量式セ
ンサ43,47 の構成を改良することが必要となる。この発
明は以上に鑑みてなされたもので、ダブルトロリー線区
間の高低差のある2条のトロリー線に追従でき、また
は、トロリー線が瞬間的に離間した場合においても、摩
耗量を確実に測定できるツインセンサを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明はダブルトロリ
ー線摩耗測定用ツインセンサであって、前記のダブルト
ロリー線摩耗測定装置の可動アームの上端に対して垂直
に軸支され、水平方向に回転自由な平行リンク機構を設
ける。平行リンク機構の両側の垂直部材にそれぞれ回転
自由に軸支された回動板と、回動板の両端に回転自由に
それぞれ軸支され、可動アームの有するスプリングの付
勢力により、トロリー線に接触して追従する2個のガイ
ドローラ、および2個のガイドローラの中間に配設さ
れ、トロリー線の残存直径を測定する光量式センサとを
有する、2組の追従測定部とにより構成される。上記の
各光量式センサは、トロリー線の長手方向のスリットを
有し、トロリー線の急激な屈曲部分などによる、瞬間的
な高さ変動範囲に対応した幅を有する投射光帯を上方向
に出射する光源、およびこの幅の投射光帯を水平方向に
変換して、トロリー線の側面に投射する異形プリズムよ
りなる投光部と、トロリー線の上方と下方を透過して入
射した透過光帯を下方向に変換する異形プリズム、およ
びトロリー線の長手方向の受光面を有し、下方向に変換
された透過光帯を受光するCCDリニアセンサよりなる
受光部とにより構成される。
【0007】
【作用】上記のツインセンサにおいては、可動アームの
上端に対して垂直に軸支された平行リンク機構は、その
両側の垂直部材に2組の追従測定部がそれぞれ軸支され
る。ダブルトロリー線区間の2条のトロリー線の高さ
が、それぞれ変化して互いに高低差が生じた場合は、平
行リンク機構の動作により、各追従測定部は高低差に対
応して上昇または下降し、対応するトロリー線に対して
追従する。各追従測定部の回動板の両端に軸支された2
個のガイドローラは、可動アームの有するスプリングの
付勢力によりトロリー線に接触し、各部の軸支の回転自
由と、可動アームの水平および垂直方向の回動により、
トロリー線の左右の偏位と高さ変化または湾曲部に追従
する。両ガイドローラの中間に配設された光量式センサ
も同様に追従してトロリー線の残存直径が測定される。
次に、上記の各光量式センサの投光部の光源は、トロリ
ー線の長手方向のスリットを有し、トロリー線の急激な
屈曲部分などによる、瞬間的な高さ変動範囲に対応した
幅の投射光帯を上方向に出射する。この幅の投射光帯は
異形プリズムにより水平方向に変換されて、トロリー線
の側面に投射される。投射光帯は、一部がトロリー線に
より遮断されるが、他の部分はトロリー線の上方と下方
を透過し、この透過光帯は受光部の異形プリズムに入射
して下方向に変換される。受光部のCCDリニアセンサ
はトロリー線の長手方向の受光面を有し、下方向に変換
された透過光帯を受光して受光量が検出され、それぞれ
のトロリー線の残存直径が測定される。この場合、投射
光帯は、異形プリズムの使用によりその幅が従来より拡
張されて、トロリー線の高さが瞬間的に変動してガイド
ローラから離間しても、その残存直径を確実に測定する
ことができる。
【0008】
【実施例】図1〜図5はこの発明の一実施例を示し、図
1はツインセンサ5の組み立て図、図2および図3は追
従測定部52A,52Bの追従動作の説明図、図4(a) 〜
(d)は追従測定部52A,52Bの構造図、図5は光量式セ
ンサ522 の構成図である。図1において、ツインセンサ
5は、回動機構3のセンサ台35に軸支される平行リンク
機構51と、平行リンク機構51の両側の垂直部材513a,513
b に軸支され、ダブルトロリー線区間の2条のトロリー
線1-1と1-2にそれぞれ対応する、2組の追従測定部52
A,52Bとにより構成される。平行リンク機構51は、下
部に回転軸511aを有する支持柱511 と、支持柱511 に軸
支された2本の平行棒512a,512b 、および各平行棒512
a,512b の両端を軸支し、垂直方向に昇降する2個の垂
直部材513a,513b よりなり、回転軸511aは、センサ台35
の嵌入孔35a に挿入されて回転自由とされる。各追従測
定部52A,52Bは同一の構成で、2個のガイドローラ52
1a,512b と、投光部522aおよび受光部522bよりなる光量
式センサ522 を有する。
【0009】図2において、2条のトロリー線1-1, 1
-2が図示実線の位置にあるとし、これらに追従測定部52
A,52Bの各ガイドローラ521 が接触しているとする。
いま、両トロリー線1-1, 1-2が点線のように水平方向
に傾斜すると、各ガイドローラ521 がこれに追従して接
触が維持される。なお図示を省略するが、両トロリー線
1-1, 1-2が水平方向に湾曲しているときは、これに沿
って各ガイドローラ521 が水平方向に回転して追従す
る。次に図3において、2条のトロリー線1-1, 1-2が
図示実線の高さにあるとし、可動アーム34のスプリング
33の付勢力により、追従測定部52A,52Bの各ガイドロ
ーラ521 が接触する。いま両トロリー線1-1, 1-2の高
さが変化して、点線のように高低差を生ずると、平行リ
ンク機構51の動作により垂直部材513aはU1上昇し、垂
直部材513bはD1 下降して、両トロリー線1-1, 1-2に
対して各ガイドローラ521 が接触する。この場合、上昇
量U1 と下降量D1 が等しくないときは、両者の差(U
1 −D1)=D2 だけ支持柱511 が昇降(図では下降)す
る。上記において、両トロリー線1-1, 1-2の間隔dが
変化した場合は、平行リンク機構51が矢印C3 のように
回転して両垂直部材513a,513b の間隔が変わり、各ガイ
ドローラ521 が対応するトロリー線に追従することがで
きる。
【0010】図4(a) は追従測定部52の平面図、(b) は
側面図、(c) はE断面図、また(d)はF断面図をそれぞ
れ示す。図4(a),(b) において、各ガイドローラ521a,5
12b は、それぞれの支持板53a,53b に回転自由に軸支さ
れ、両支持板53a,53b は共通支持板54に対して、それぞ
れ回転自由として軸支され、従ってガイドローラ521a,5
12b は、矢印C1 で示す水平方向の回転が自由とされ
る。共通支持板54には、その中心部に支持フレーム55を
固定し、その両側に投光部522aと受光部522bを配設し
て、光量式センサ522が構成される。また、共通支持板5
4の中心部にはシリンダ56に固定され、シリンダ56の下
端の回転軸561 が、前記した平行リンク機構51の垂直部
材513a,513b の嵌入孔に挿入され、矢印C2 に示す回転
自由とされる。次に図2(c) において、各ガイドローラ
521 は鼓形をなし、その溝にトロリー線1の底面が接触
する。この場合、トロリー線1を張架するための引き止
めワイヤ1a または1b が、図示点線のように適当な傾
斜各で展張されており、これに各ガイドローラ521 が抵
触すると破損なとが生ずるので、支持板53にブラケット
531 を設け、これに保護板57を取り付けて各ガイドロー
ラ521 を保護する。次に図2(d) において、投光部522a
より、トロリー線1の瞬間的な高さ変動範囲に対応した
高さZa を有する投射光帯LTZが、トロリー線1の側面
に投射される。投射光帯LTZはトロリー線1の上側と下
側を透過し、この透過光帯LRZは受光部522 に受光さ
れ、その受光量を検出して残存直径φが測定されること
は、従来と同様である。なお、投光部522aと受光部522b
の上部には、前記と同様の保護板57が取り付けられる。
【0011】図5において、各光量式センサ522 の投光
部522aは、光源5221と図示の形状を有する異形プリズム
5222よりなり、受光部522bは同様な異形プリズム5223と
CCDリニアセンサ5224よりなり、トロリー線1に対し
て図示の位置に配設される。いま、XYZ軸を図示の方
向にとると、各異形プリズム5222,5223 は、YZ面に対
して45°傾斜した反射面RS と、その反対側にXZ面
に対して45°傾斜した反射面RR を有する。光源5221
はX方向のスリットSを有し、これより、上記の瞬間的
な高さ変動範囲に対応した幅を有する光帯LTXが上方に
出射され、異形プリズム5222に入射し、その反射面RS
によりX方向に反射され、さらに反射面RR によりY方
向に反射されて、上記の高さZa を有する投射光帯LTZ
に方向変換され、これがトロリー線1の側面に対して投
射される。トロリー線1の上側と下側を透過した透過光
帯LRZは、異形プリズム5223の反射面RR とRS により
反射されて、CCDリニアセンサ5224が有するX方向の
受光面Rに受光される。上記の各異形プリズム5222,522
3 を使用することにより、投射光帯LTZの幅が拡張され
て、トロリー線1の瞬間的な高さ変動範囲に対応するこ
とができる。また、各光量式センサ522 はY方向の長さ
が短縮されてコンパクトに構成される。以上により構成
されたツインセンサ5は、ダブルトロリー線摩耗測定装
置10(図6参照)に装着され、架線作業車2の低速走
行により、左右偏位と高さ変化し、湾曲部または高低差
のある2条のトロリー線1-1, 1-2に各光量式センサ52
2 が追従し、トロリー線1の瞬間的な高さ変動にかかわ
らず、それぞれの残存直径φを正しく測定することがで
きるものである。
【0012】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明によるツ
インセンサにおいては、平行リンク機構の使用により、
ダブルトロリー線区間の2条のトロリー線に高低差があ
る場合を含めて、各光量式センサは対応するトロリー線
に追従し、各光量式センサに異形プリズムを使用して、
その投射光帯をトロリー線の瞬間的な高さ変動範囲に対
応した幅とすることにより、この高さ変動にかかわらず
残存直径を正しく測定できるもので、架線作業車に搭載
される摩耗測定装置に適用して、2条のトロリー線の摩
耗量を正しく測定できる効果には大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例における、ツインセンサ
5の組み立て図である。
【図2】 図1の追従測定部52A,52Bの追従動作を説
明する平面図である。
【図3】 図1の追従測定部52A,52Bの追従動作を説
明する立面図である。
【図4】 図1の追従測定部52A,52Bの構造図で、
(a) は平面図、(b) は側面図、(c) はE断面図、(d) は
F断面図である。
【図5】 図1の光量式センサ522 の構成図である。
【図6】 特許出願中のダブルトロリー線摩耗測定装置
10の構成図である。
【図7】 図6のセンサ部4の外観図である。
【図8】 図6の各光量式センサ43,47 による摩耗量測
定原理の説明図である。
【符号の説明】 1,1-1, 1-2…トロリー線、2…架線作業車、3…回
動機構、31…支持フレーム、32…支持台、33…スプリン
グ、34…可動アーム、35…センサ台、35a …嵌入孔、4
…従来のセンサ部、5…この発明のツインセンサ、51…
平行リンク機構、511 …支持柱、511a…回転軸、512a,5
12b …平行棒、513a,513b …垂直部材、52A,52B…追
従測定部、521a,521b …ガイドローラ、522 …光量式セ
ンサ、522a…投光部、5221…光源、5222…異形プリズ
ム、522b…受光部、5223…異形プリズム、5224…CCD
リニアセンサ、53,53a,53b…支持板、54…共通支持板、
55…支持フレーム、56…シリンダ、57…保護板。
フロントページの続き (72)発明者 酒井 幸一 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 飯塚 信行 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 日 立電子エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 中台 勉 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 日 立電子エンジニアリング株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架線作業車に対して着脱自由に搭載さ
    れ、先端が水平および垂直方向に回動する可動アームを
    具備するダブルトロリー線摩耗測定装置において、前記
    可動アームの上端に対して垂直に軸支され、水平方向に
    回転自由な平行リンク機構を設け、該平行リンク機構の
    両側の垂直部材にそれぞれ回転自由に軸支された回動板
    と、該回動板の両端に回転自由にそれぞれ軸支され、前
    記可動アームの有するスプリングの付勢力により、トロ
    リー線に接触して追従する2個のガイドローラ、および
    該2個のガイドローラの中間に配設され、前記トロリー
    線の残存直径を測定する光量式センサとを有する、2組
    の追従測定部とにより構成されたことを特徴とする、ダ
    ブルトロリー線摩耗測定用ツインセンサ。
  2. 【請求項2】 前記各光量式センサは、前記トロリー線
    の長手方向のスリットを有し、前記トロリー線の急激な
    屈曲部分などによる瞬間的な高さ変動範囲に対応した幅
    を有する投射光帯を上方向に出射する光源、および該幅
    の投射光帯を水平方向に変換して、前記トロリー線の側
    面に投射する異形プリズムよりなる投光部と、該トロリ
    ー線の上方と下方を透過して入射した透過光帯を下方向
    に変換する異形プリズム、および該トロリー線の長手方
    向の受光面を有し、該下方向に変換された透過光帯を受
    光するCCDリニアセンサよりなる受光部とにより構成
    されたことを特徴とする、請求項1記載のダブルトロリ
    ー線摩耗測定用ツインセンサ。
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