JPH0712715Y2 - 送吸気切替え装置 - Google Patents

送吸気切替え装置

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JPH0712715Y2
JPH0712715Y2 JP7287288U JP7287288U JPH0712715Y2 JP H0712715 Y2 JPH0712715 Y2 JP H0712715Y2 JP 7287288 U JP7287288 U JP 7287288U JP 7287288 U JP7287288 U JP 7287288U JP H0712715 Y2 JPH0712715 Y2 JP H0712715Y2
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JP
Japan
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blower
valve
outlet
intake
air
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JP7287288U
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幸男 宮田
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幸男 宮田
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、例えばアイロン仕上げ装置その他に用いら
れるような送吸気切替え装置に関する。
(ロ)従来技術 従来、上述例のアイロン仕上げ装置は中空のアイロン台
を有し、スカートやズボン等を蒸らし工程、叩き工程、
プレス工程、吸着および冷却工程の順でしわ伸ばし又は
ひだ付け等のアイロン仕上げを行なう。
上述の蒸らし工程、叩き工程時にはアイロン台に対して
送気を行なう必要がある一方、プレス工程、吸着および
冷却工程時にはアイロン台に対して吸気を行なう必要が
ある。
上述の中空アイロン台に連通する通気ダクトに対して単
一のブロアにより送吸気を行なう送吸気切替え装置を構
成する場合、通気ダクトとブロアとの間に箱形の切換え
ボックスを設け、この切換えボックス内を通気ダクトに
連通する一側の通気室と、大気に連通する他側の通気室
と、ブロアの吐出口に連通するアウトレット室と、ブロ
アの吸入口に連通するインレット室との4室に区画する
と共に、一側の通気室およびアウトレット室間に送気ポ
ートを、アウトレット室および他側の通気室間に排気ポ
ートを、一側の通気室およびインレット空間に吸気ポー
トを、インレット室および他側の通気室間に吸入ポート
を形成し、これら各ポートにスプリングによる押圧弁
(リフト弁)を設けて、ボックス外のアクチュエータた
とえばエアシリンダで上述の各押圧弁を開閉操作するよ
うに構成することが考えられる。
しかし、このように構成した場合、押圧弁のポート開閉
時における着座音と、気流が4室に仕切られたボックス
壁面に衝合する気流音とにより騒音が大きくなる問題点
を有していた。
また、前述のボックス内に複数の押圧弁を配設する関係
上、通気ダクト径に対して比較的大容量の切換えボック
スが必要となり、空気ロスが大きくなる問題点を有して
いた。
加えて、上述の気流は開弁位置の押圧弁を迂回して各ポ
ートに流入、流出する関係上、空気抵抗が比較的大とな
り、ブロアが大型化するばかりでなく、押圧弁開閉に複
数のアクチュエータを必要とする問題点を有していた。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 この考案は、騒音および空気ロスが小さく、ブロアの小
型化を図ることができるうえ、単一のアクチュエータに
より弁の開閉を行なうことができる送吸気切替え装置の
提供を目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 この考案は、逆Y字状の通気ダクトに対して単一のブロ
アにより送吸気を行なう送吸気切替え装置であって、通
気ダクトとブロアとの間に弁ハウジングを介設し、上記
弁ハウジングの一側にブロアの吐出口に連通する導入口
と、通気ダクト一端に連通する吹出口とを対向形成し、
上記弁ハウジングの他側にブロアの吸入口に連通する導
出口と、通気ダクト他端に連通する吸引口とを対向形成
すると共に、弁ハウジング周壁には大気と連通する吸排
気口を形成し、上記吹出口、吸引口を常閉する位置にお
いて弁ハウジング内壁に沿って回転する回転弁を設け、
該回転弁には上記対向位置の2つの各口のみを同弁の所
定回転位置において連通する連通路を一体的に形成した
送吸気切替え装置である。
(ホ)作用 この考案によれば、上述の連通路を吹出口と吸引口との
間に位置させ、回転弁で上述の吹出口および吸引口を常
閉したノーマル状態下においては、吸排気口から吸気さ
れた大気は弁ハウジング内部、導出口、ブロアの吸入
口、ブロアの吐出口、導入口を介して上述の吸排気口か
ら排気される。
また、回転弁の所定角度回転により、上述の連通路で互
に対向するブロアの吐出口と吹出口とを連通させた送気
状態下においては、吸排気口から吸気された大気は弁ハ
ウジング内部、導出口、ブロアの吸入口、ブロアの吐出
口、導入口、連通路、吐出口を介して通気ダクトの一端
から同ダクトに送気される。
さらに、回転弁の所定角度回転により、上述の連通路で
互に対向するブロアの吸入口と吸引口とを連通させた吸
気状態下においては、通気ダクト他端から吸引された空
気は吸引口、連通路、導出口、吸入口を介してブロアに
吸引された後に、同ブロアの吐出口、導入口、弁ハウジ
ング内部、吸排気口を介して大気に放出され、上述の通
気ダクトに対して吸気を行なうことができる。
(ヘ)考案の効果 このように上述の回転弁の回転により各通路の開閉を行
なうので、弁の着座音がなくなり、騒音の低減をはかる
ことができる効果がある。
また、気流の弁ハウジング壁面への衝合も少なくなるた
め、騒音をより一層低減させることができる。
さらに、弁ハウジングの容量は、通気ダクト径より若干
大きい程度の小容量でよいから、従来の大容量の切換え
ボックスを有する装置と比較して空気ロスの低減を図る
ことができる。
加えて、上述の連通路を有する回転弁を用いたことによ
り、気流の弁迂回がなくなり、空気抵抗が減少すると共
に、ブロアの小型化を図ることができる効果がある。
しかも、上述の回転弁を単一のアクチュエータにより開
閉操作することができるので、部品点数が小で、構造お
よび制御が簡単となる効果がある。
(ト)実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は送吸気切替え装置を示し、第1図において、ブロ
アモータ1により駆動され、吸入口2から吸入した空気
を吐出口3から吐出するブロア4を設ける一方、逆Y字
状の通気ダクト5を設け、この通気ダクト5の主管5aを
例えばアイロン仕上げ装置の中空のアイロン台に連通さ
せている。
上述の通気ダクト5とブロア4との間にはボックス状の
弁ハウジング6を介設している。
この弁ハウジング6の一側(第1図では左側)には、ブ
ロア4の吐出口3に常時連通する導入口7と、通気ダク
ト5の一端5bに常時連通する吹出口8とを対向形成して
いる。
そして、上述の導入口7下端のフランジ9と、ブロア4
の吐出口3上端のフランジ10とを気密状に締結すると共
に、吹出口8上端のフランジ11と、通気ダクト一端5bの
フランジ12とを気密状に締結している。
また、上述の弁ハウジング6の他側(第1図では右側)
には、ブロア4の吸入口2に常時連通する導出口13と、
通気ダクト5の他端5cに常時連通する吸引口14とを対向
形成している。
そして、上述の導出口13下端のフランジ15と、ブロア4
の吸入口2上端のフランジ16とを気密状に締結すると共
に、吸引口14上端のフランジ17と、通気ダクト他端5cの
フランジ18とを気密状に締結している。
ここで、上述の導入口7と導出口13とは互に180度開角
し、また上述の吹出口8と吸引口14とは互に180度開角
している。
ところで、上述の弁ハウジング6の周壁には常時大気と
連通する吸排気口19を形成する一方、この弁ハウジング
6内には、中心の弁軸20により回転駆動される回転弁21
を設けている。
この回転弁21は第1図に示す如く、前述の吹出口8およ
び吸引口14を常閉する位置において弁ハウジング6内壁
に沿って回転する弁で、この回転弁21には第2図に示す
如く、対向位置の2つの各口すなわち吹出口8と導入口
7、吸引口14と導出口13の上下対向口のみを同弁21の所
定回転位置において連通する連通路としてのパイプ22を
一体的に形成すると共に、回転弁21におけるパイプ22取
付位置には該パイプ22内部と連通する開口23を穿設して
いる。
なお、上述の弁軸20の弁ハウジング6外端部には、アー
ムによる連動手段又はラック&ピニオン機構を介して両
ロッド型エアシリンダを連結するか或は空気圧モータ等
の軸駆動装置を連結し、単一のアクチュエータにより弁
軸20をノーマル位置から時計方向および反時計方向へそ
れぞれ90度毎往復回転すべく構成する。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下作用
を説明する。
第1図、第2図に示すノーマル状態においては、吹出口
8および吸引口14と弁ハウジング6内部とは回転弁21に
より共に遮断されている。
またパイプ22は、導入口7と導出口13との中間位置(ノ
ーマル位置)にあり、これらの各口7,13は共に弁ハウジ
ング6内部と連通している。
このようなノーマル状態下において、ブロアモータ1を
介してブロア4を駆動すると、吸排気口19から吸気され
た大気は第1図、第2図に矢印で示す如く弁ハウジング
6、導出口13を介してブロア4の吸入口2から同ブロア
4に吸引された後に、ブロア4の吐出口3,導入口7、弁
ハウジング6、吸排気口19を介して大気に放出される。
次に前述の通気ダクト5の主管5aに送気を行なうには、
第3図、第4図に示す如く上述の回転弁21をノーマル位
置から図面上、時計方向へ90度回転させて、パイプ22に
より吹出口8と導入口7とを連通すると共に、吸引口14
と弁ハウジング6内部との間を回転弁21で遮断し、かつ
導出口13と弁ハウジング6内部との連通を保持させる。
なお、パイプ22の内外は同パイプ22壁部により遮断され
ることは勿論である。
このような送気状態下において、ブロアモータ1を介し
てブロア4を駆動すると、吸排気口19から吸気された大
気は第3図、第4図に矢印で示す如く弁ハウジング6、
導出口13を介してブロア4の吸入口2から同ブロア4に
吸引された後に、ブロア4の吐出口3、導入口7、パイ
プ22内部、開口23、吹出口8および通気ダクト5の一端
5bを介して同通気ダクト5の主管5aに送気される。
次に前述の通気ダクト5の主管5aから吸気を行なうに
は、第5図、第6図に示す如く上述の回転弁21をノーマ
ル位置から図面上、反時計方向へ90度回転させて、パイ
プ22により吸引口14と導出口13とを連通すると共に、吹
出口8と弁ハウジング6内部との間を回転弁21で遮断
し、かつ導入口7と弁ハウジング6内部との連通を保持
させる。
なお、パイプ22の内外は同パイプ22壁部により遮断され
ることは勿論である。
このような吸気状態下において、ブロアモータ1を介し
てブロア4を駆動すると、通気ダクト5の主管5aから吸
気された空気は第5図、第6図に矢印で示す如く、同ダ
クト5の他端5cから吸引口14、開口23、パイプ22内部、
導出口13を介してブロア4の吸入口2に吸引された後
に、同ブロア4の吐出口3、導入口7、弁ハウジング
6、吸排気口19を介して大気に放出され、通気ダクト5
の主管5aに対する吸気を行なうことができる。
このように上述の回転弁21の回転により各通路の開閉を
行なうので、弁の着座音がなくなり、騒音の低減を図る
ことができる効果がある。
また、気流の弁ハウジング壁面への衝合も少なくなるた
め、騒音をより一層低減させることができる。
さらに、弁ハウジング6の容量は、通気ダクト5の径よ
り若干大きい程度の小容量でよいから、従来の大容量の
切換えボックスを有する装置と比較して空気ロスの低減
を図ることができる。
加えて、上述のパイプ22を有する回転弁21を用いたこと
により、気流の弁迂回がなくなり、空気抵抗が減少する
と共に、ブロア4の小型化を図ることができる効果があ
る。
しかも、上述の各通路の開閉を単一の回転弁21で行なう
ことができるので、この回転弁21を単一のアクチュエー
タにより開閉操作することができて、部品点数の低減、
構造の簡略化および制御の簡素化を図ることができる効
果がある。
この考案の構成と、上述の実施例との対応において、 この考案の連通路は、実施例のパイプ22および開口23に
対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定されるもの
ではない。
なお、上記実施例においてはアイロン仕上げ装置の中空
アイロン台に対する送吸気を例示したが、その他の技術
分野における送吸気の切替えに用いてもよいことは勿論
である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、 第1図は送吸気切替え装置を示すノーマル状態の断面
図、 第2図は第1図の部分斜視図、 第3図は送吸気切替え装置を示す送気状態下における断
面図、 第4図は第3図の部分斜視図、 第5図は送吸気切替え装置を示す吸気状態下における断
面図、 第6図は第5図の部分斜視図である。 2…吸入口、3…吐出口 4…ブロア、5…通気ダクト 6…弁ハウジング、7…導入口 8…吹出口、13…導出口 14…吸引口、19…吸排気口 21…回転弁、22…パイプ 23…開口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】逆Y字状の通気ダクトに対して単一のブロ
    アにより送吸気を行なう送吸気切替え装置であって、 通気ダクトとブロアとの間に弁ハウジングを介設し、 上記弁ハウジングの一側にブロアの吐出口に連通する導
    入口と、通気ダクト一端に連通する吹出口とを対向形成
    し、 上記弁ハウジングの他側にブロアの吸入口に連通する導
    出口と、通気ダクト他端に連通する吸引口とを対向形成
    すると共に、 弁ハウジング周壁には大気と連通する吸排気口を形成
    し、 上記吹出口、吸引口を常閉する位置において弁ハウジン
    グ内壁に沿って回転する回転弁を設け、 該回転弁には上記対向位置の2つの各口のみを同弁の所
    定回転位置において連通する連通路を一体的に形成した 送吸気切替え装置。
JP7287288U 1988-06-01 1988-06-01 送吸気切替え装置 Expired - Lifetime JPH0712715Y2 (ja)

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JPH01176794U JPH01176794U (ja) 1989-12-18
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