JPH07127027A - 道床清掃装置 - Google Patents

道床清掃装置

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Publication number
JPH07127027A
JPH07127027A JP27581893A JP27581893A JPH07127027A JP H07127027 A JPH07127027 A JP H07127027A JP 27581893 A JP27581893 A JP 27581893A JP 27581893 A JP27581893 A JP 27581893A JP H07127027 A JPH07127027 A JP H07127027A
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JP
Japan
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nozzle
roadbed
brush
cleaning
wash water
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Application number
JP27581893A
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English (en)
Inventor
Isao Ichiba
功夫 市場
Akira Miura
亮 三浦
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07127027A publication Critical patent/JPH07127027A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転ブラシと洗浄水の噴射との組み合わせに
より、道床面を確実かつ迅速に清掃する。軌道のカント
部分においても、傾斜の低い方向に洗浄水を噴射してゴ
ミを洗い流すことにより、道床面を効果的に清掃する。 【構成】 軌道を走行する台車1に、昇降可能な回転ブ
ラシ20と、この回転ブラシの昇降用シリンダ25を設
ける。台車1に複数の洗浄水噴射ノズル55,56,5
8を設ける。各洗浄水噴射ノズル55,56,58に対
して洗浄水を供給する洗浄水の給水手段を配置する。洗
浄水噴射ノズル55,56,58には、洗浄水の噴射方
向を切り換える噴射方向切換手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート直結軌道
やスラブ軌道のようなコンクリート製の道床をブラシと
洗浄水で清掃する道床清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、地下鉄をはじめとして鉄道の駅
の道床上には車両がブレーキをかけた場合に発生する鉄
粉や、鉄道の利用者や空調によって外部から入り込む塵
埃が散乱している。従来では、このようなゴミの清掃
は、作業員がほうきやブラシを使用して手作業で行って
いた。しかも、清掃範囲はかなり広いため作業量も多
く、大きな負担になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような点を解消す
るために、道床の清掃を自動化する装置の開発が望まれ
ている。確かに、道路の清掃やビル内の清掃のために
は、清掃ブラシを使用したり、洗浄水を利用した各種の
清掃装置が従来から提案されている。しかし、このよう
な従来の清掃装置を鉄道の道床清掃用として使用するこ
とは、次のような理由から困難であった。
【0004】レールや道床には油分が付着しているの
で、単に洗浄水を噴射した程度では、ゴミを除去できな
い。
【0005】軌道の曲線部分にはカントが設けられて
いるため、洗浄水を道床の両側に吹き付けると、傾斜の
高い方ではカントの部分では、洗浄水の勢いでせっかく
道床の側方に押し遣ったゴミが、道床の傾斜に沿って再
び道床の中央部に戻ってしまい、効果的な清掃ができな
い。
【0006】道床にはレールや枕木などの突起物が設
けられ、またレールの近傍にはATS、ポイント、踏切
などの障害物が設けられているため、ブラシなどの清掃
装置がレールや障害物に干渉して故障の原因となる。
【0007】軌道上を走行する車両には、安全対策
上、車両自体や車両に付設する各部材の寸法を制限する
車両限界が設定されているので、走行する台車にブラシ
などの清掃装置を設ける場合にも、これらの清掃装置を
車両限界内に収める必要がある。ところが、道床はその
幅が車両限界を越えて設けられているので、車両限界内
に収められた清掃装置では、道床面全体を清掃すること
ができない。
【0008】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたもので、その主たる目的
は、回転ブラシと洗浄水の噴射との組み合わせにより、
道床面を確実かつ迅速に清掃することのできる道床清掃
装置を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、軌道のカント部分に
おいても、傾斜の低い方向に洗浄水を噴射してゴミや洗
浄水を洗い流すことにより、道床面を効果的に清掃する
ことのできる道床清掃装置を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、ブラシや洗浄水噴射
ノズルの構成を工夫することにより、より効果的に道床
面を清掃することのできる道床清掃装置を提供すること
にある。
【0011】本発明の他の目的は、ブラシによって掻き
上げたゴミを吸引することによって、ブラシ、吸引およ
び洗浄水噴射の3つの手段の組み合わせにより、さらに
効果的に道床面を清掃することのできる道床清掃装置を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、軌道を走行する台車と、この
台車に対して昇降可能に支持され、軸が枕木の長手方向
と平行に配置された回転ブラシと、この回転ブラシを道
床面に接触する清掃位置と台車側に引き上げられた収納
位置との間で、台車に対して昇降させるためのブラシ昇
降手段と、前記台車に設けられた複数の洗浄水噴射ノズ
ルと、この洗浄水噴射ノズルに対して洗浄水を供給する
洗浄水の給水手段と、前記洗浄水噴射ノズルの洗浄水の
噴射方向を切り換える噴射方向切換手段を備えているこ
とを特徴とする。
【0013】請求項2の発明は、前記複数の洗浄水噴射
ノズルが、枕木の長さ方向に沿って平行に配列された第
1の洗浄水噴射ノズルと第2の洗浄水噴射ノズルと第3
の洗浄水噴射ノズルとから構成され、この第1の洗浄水
噴射ノズルが台車の進行方向の右側の路肩に向けて設け
られ、第2の洗浄水噴射ノズルが台車の進行方向の左側
の路肩に向けて設けられ、第3の洗浄水噴射ノズルが台
車の略中央部から台車の進行方向に対して左右側に向け
て設けられ、前記洗浄水の噴射方向切換手段が、第1の
洗浄水噴射ノズルと第2の洗浄水噴射ノズルと第3の洗
浄水噴射ノズルの給水系を切り換える切換弁であること
を特徴とする。
【0014】請求項3の発明は、前記複数の洗浄水噴射
ノズルが、台車に対して枕木の長さ方向に沿って移動可
能に支持されたノズル支持部材に取り付けられ、かつ台
車にはこのノズル支持部材を台車に対して移動させるた
めのノズル移動手段が設けられていることを特徴とす
る。
【0015】請求項4の発明は、前記複数の洗浄水噴射
ノズルが、台車に対して噴射方向の角度を可変として取
り付けられ、かつ台車にはこの洗浄水噴射ノズルの角度
変更手段が設けられていることを特徴とする。
【0016】請求項5の発明は、前記回転ブラシが、そ
の軸方向に沿って複数個に分割されていることを特徴と
する。
【0017】請求項6の発明は、前記回転ブラシが、台
車に対して枕木の長さ方向に移動可能に支持されている
ことを特徴とする。
【0018】請求項7の発明は、前記回転ブラシが、そ
の軸方向に沿って複数個に分割され、台車の両側部に設
けられた回転ブラシのブラシのみが螺旋状に植毛されて
いることを特徴とする。
【0019】請求項8の発明は、前記台車が、道床上の
障害物を検出する障害物検出手段を備え、この障害物検
出手段の検出信号により前記回転ブラシの昇降手段を作
動することを特徴とする。
【0020】請求項9の発明は、前記台車における前記
回転ブラシの近傍に、回転ブラシによって清掃されたゴ
ミの吸引装置が設けられていることを特徴とする。
【0021】
【作用】上記のような構成を有する請求項1の発明にお
いては、走行台車が清掃地点に到着した後、油圧シリン
ダなどの昇降手段を利用して回転ブラシを道床面に降ろ
し、これを回転させることによって道床のゴミを掻き上
げる。掻き上げたゴミは、洗浄水噴射ノズルから噴射し
た洗浄水によって、道床の表面から道床の側方に設けら
れた排水溝などに洗い流す。また、カントのある道床で
は、噴射方向切換手段により洗浄水噴射ノズルの噴射方
向を切り換えて、洗浄水を傾斜の低い方向だけに噴射す
ることにより、ゴミや洗浄水を傾斜に沿って道床の側方
に円滑に流すようにする。
【0022】請求項2の発明では、道床の一方の路肩に
向いた第1の洗浄水噴射ノズルと反対側の路肩に向いた
第2の洗浄水噴射ノズルと台車の略中央部から台車の進
行方向に対して左右に向けて設けられた第3の洗浄水噴
射ノズルに対する給水を、切換弁を切り換えることによ
って切り換える。これにより、カントのある箇所でも、
洗浄水噴射ノズルの噴射方向を傾斜の低い方向に簡単に
向けることができる。
【0023】請求項3の発明では、ノズル移動手段を使
用してノズル支持部材を移動させることにより、道床に
対する洗浄水噴射ノズルの相対位置を変化させながら洗
浄水を噴射することにより、清掃効果がより向上する。
【0024】請求項4の発明では、噴射ノズルの台車に
対する取付角度が可変となっているので、カントの傾斜
方向に応じて取付角度を変化させて傾斜の低い方向に洗
浄水を噴射することができる。また、カントのない箇所
でも、一定の周期で噴射ノズルの取付角度を変化させな
がら洗浄水を噴射することにより、洗浄効果を向上させ
ることも可能である。
【0025】請求項5の発明では、回転ブラシを軸方向
に分割することにより、回転ブラシをレールのような突
起物を避けて道床面により確実に接触させることが可能
となる。
【0026】請求項6の発明では、両側部の回転ブラシ
を必要に応じて枕木の長さ方向に移動させることによ
り、清掃装置の走行中は回転ブラシを台車側に引き込ん
で車両限界内に収め、洗浄作業時には台車から張り出さ
せることで、道床面全体を洗浄することができる。
【0027】請求項7の発明では、ブラシを螺旋状に植
毛され、台車の両側部に取り付けられた回転ブラシを回
転させると、回転ブラシによって掻き上げられるゴミが
ブラシの軸方向、すなわち枕木の長手方向に送られ、道
床の路肩に向かって排出される。その結果、洗浄水の噴
射によるゴミの洗い流し作用との相乗効果でゴミの排出
がより効果的に行える。
【0028】請求項8の発明では、障害物検出手段よっ
て道床に設けられた障害物が検出されると、この障害物
検出手段からの指令により昇降手段が作用して回転ブラ
シを収納位置に上昇させ、障害物により清掃装置あるい
は障害物側の損傷が防止される。
【0029】請求項9の発明では、回転ブラシによって
道床面から掻き上げられたゴミの大部分は吸引装置に吸
引され捕集され、残余のゴミが洗浄水によって道床の路
肩の部分に洗い流される。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って具体的
に説明する。
【0031】(1)第1実施例の構成…図1〜図4 本発明の第1実施例を図1から図4に従って具体的に説
明する。この第1実施例は、本発明の請求項1、請求項
2、請求項5、請求項7、請求項8および請求項9に相
当するものである。図1は第1実施例の側面図、図2は
平面図、図3は回転ブラシの位置と噴射ノズルの洗浄水
噴射方向を示す正面図、図4は回転ブラシの取付部分の
断面図で、図中、Lは道床、Mは枕木、Rは枕木上に設
けられたレールである。
【0032】本実施例の道床清掃装置は、レールR上を
走行する台車1を備えている。この台車1は、台車自体
が走行装置を有する自走式のものでも良いし、他の車両
によって牽引されるものでも良い。本実施例では、自走
式の台車1が使用されており、台車1上には運転席2、
電源装置3、油圧ユニット4、ブレーキ用エアーコンプ
レッサ5、洗浄水用の高圧水ポンプユニット6が設けら
れている。また、図示しないが、給水手段として、本実
施例では走行台車の後方に洗浄水を収容したタンク車を
牽引し、このタンク車から高圧水ポンプユニットに給水
するように構成しているが、洗浄水のタンクを台車上に
設けても良い。
【0033】台車1は、中央に設けられた2本の梁10
によって一体化された前方の台枠11と後方の台枠12
とから構成され、この前方の台枠11と後方の台枠12
に挟まれた空間部に回転ブラシ20および洗浄水噴射ノ
ズル55,56,58が設けられている。これら回転ブ
ラシ20および洗浄水噴射ノズル55,56,58は、
前後の台枠11,12の間に設けられたブラシカバー1
3によって覆われている。このブラシカバー13の下部
は、回転ブラシによって掻き上げたゴミや、噴射ノズル
55,56,58によって噴射された洗浄水が周囲に飛
散しないように、レールRの近傍にまで伸びている。
【0034】回転ブラシ20は、図2に示すように、そ
の軸が枕木の長さ方向に沿って配設された例えば3個の
回転ブラシ20a,20b,20cから構成されてい
る。各回転ブラシは、図3に示すように、左右のレール
Rの間に設けられた中央の回転ブラシ20bと、レール
Rの外側にそれぞれ設けられた左右の回転ブラシ20
a,20cとから成る。ブラシの回転時に掻き上げたゴ
ミを道床の路肩に向かって送り出すことができるよう
に、左右の回転ブラシ20a,20bの螺旋の方向を逆
にするか、またはブラシの回転方向を変えてもよい。こ
の場合は洗浄水噴射ノズルの位置をブラシの回転方向に
対応して変更する必要がある。この場合中央の回転ブラ
シ20bは螺旋状でなく、直線状の方が良い。
【0035】各回転ブラシ20は、レールの長さ方向に
沿って伸びるブラシ取付アーム21の先端(台車の走行
方向から見て後方の端部)に回転可能に支持されてい
る。このブラシ取付アーム21は、その基部において、
前方の台枠11に対して先端部が上下方向に回動自在と
なるように取り付けられている。すなわち、前方の台枠
11の後縁部に一対のブラケット22が取り付けられ、
このブラケット22に軸受23が固定され、この軸受2
3内に枕木の長手方向と平行に支持された支軸23aに
ブラシ取付アーム21の基部が固定されている。ブラシ
取付アーム21には取付アームに対してL字形に屈曲し
たシリンダ取付部24が一体に設けられ、このシリンダ
取付部24と前方の台枠11との間には、本発明におけ
る回転ブラシの昇降手段を構成する昇降用シリンダ25
が設けられている。
【0036】ブラシ取付アーム21には、回転ブラシ2
0の駆動用の油圧モータ26が固定されている。この油
圧モータ26の出力軸に固定されたスプロケット27a
と回転ブラシ20側のスプロケット27bとの間には、
油圧モータ26の駆動力を回転ブラシ20に伝達するた
めのチェーン28が設けられている。すなわち、回転ブ
ラシ20は、図4の断面図に示すように、支軸30にベ
アリング31を介して回転自在に支持された回転筒32
の外周にブラシを植毛したものである。この回転筒32
の両端部にはフランジ33a,33bが設けられ、一方
のフランジ33aに前記スプロケット27bが固定され
ている。なお、このスプロケット27bと他方のフラン
ジ33bに設けられたリング34とによって、回転筒3
2は前記ベアリング31の外輪に固定され、支軸30の
端部に固定されたキャップ35によって支軸30とベア
リング34の内輪が固定されている。
【0037】前記回転ブラシの取付アーム21には、前
記洗浄水噴射ノズル55,56の取付板51がアームの
長手方向(レールの長手方向)に沿って固定されてい
る。このノズル取付板51には図示しないが前記高圧水
ポンプユニット6から伸びる洗浄水の給水配管が配設さ
れている。ノズル取付板51の先端には、枕木の長手方
向に沿って第1と第2の給水管53,54が固定されて
いる。各給水管53,54にはそれぞれ洗浄水噴射ノズ
ル55,56が設けられている。これら洗浄水噴射ノズ
ル55,56のうち、第1の給水管53に設けられた洗
浄水噴射ノズル55が道床の一方の路肩を向き、第2の
給水管54に設けられた洗浄水噴射ノズル56が道床の
反対側の路肩を向いている。なお、図2中に一点鎖線で
示したように、中央の回転ブラシ20bは給水管を3本
設け、第3の給水管57には枕木の長手方向の略中央か
ら左右側に向けて洗浄水を噴射する噴射ノズル58を設
けている。各洗浄水噴射ノズル55,56,58に接続
された給水配管の経路には、運転席などから操作可能な
電磁切換弁(図示せず)が設けられていて、各回転ブラ
シごとに、洗浄水噴射ノズル55,56,58のいずれ
かを選択して給水できるようになっている。
【0038】台車1におけるレールRの近傍には障害物
検出装置60が設けられている。この障害物検出装置6
0は前記回転ブラシの昇降用シリンダ25の制御系統に
接続され、障害物を検出した場合に昇降用シリンダ25
に対して回転ブラシ20の収納信号を発するものであ
る。この障害物検出装置60としては、本実施例ではリ
ミットスイッチが使用されているが、超音波センサー、
光センサーなどが使用できる。
【0039】前記台車1上には、ゴミの吸引装置70を
設けてもよい。この吸引装置70は、一例として台車1
の梁10に支持されており、その吸込み口71はブラシ
カバー13における回転ブラシ20の上方に開口してい
る。この吸引装置70によるゴミの吸引を効果的に行う
ために、ブラシカバー13の下部にはゴムやプラスチッ
クシートから成るカーテン72が設けられ、ブラシカバ
ー13の下部と道床面との隙間を塞いでいる。
【0040】(2)第1実施例の作用 上記のような構成を有する第1実施例において、道床の
清掃作業は次のように行われる。装置の回送時には、回
転ブラシ20および洗浄水噴射ノズル55,56,58
を道床面から離して台車1側に収納位置まで引き上げ
る。すなわち、昇降用シリンダ25をそのピストンロッ
ドが伸びる方向に駆動し、これに押圧されたブラシ取付
アーム21をその支軸23aを中心として図1中の反時
計方向に回動させる。すると、取付アーム21の先端に
支持された回転ブラシ20および各洗浄水噴射ノズル5
5,56,58が台車1側に引き上げられた状態にな
り、台車の走行の邪魔になることがない。
【0041】道床の清掃を行うには、回転ブラシ20を
作業位置に降下させた状態で台車1を低速で走行させな
がら、洗浄水噴射ノズル55,56,58から道床面に
洗浄水を噴射する。すなわち、昇降用シリンダ25をそ
のピストンロッドが縮む方向に駆動すると、これに連結
されたブラシ取付アーム21がその支軸23aを中心と
して、図中時計方向に回動し、回転ブラシ20の外周が
道床面に接触する。この状態で油圧モータ26を駆動さ
せることにより、その回転力をモータ側のスプロケット
27aおよびチェーン28を介してブラシ側のスプロケ
ット27bに伝達し、回転ブラシ20を回転させる。す
ると、回転ブラシ20によって道床面やレールの根元部
分に付着しているゴミが掻き上げられる。
【0042】回転ブラシ20によって掻き上げられたゴ
ミは、例えば、両側の回転ブラシ20a,20cのブラ
シが螺旋状に植毛されたものである場合は道床の路肩の
部分に排出される。また、吸引装置を設けることによ
り、回転ブラシによって掻き上げられたゴミはブラシカ
バー13の上方に設けられた吸込み口71からゴミ吸引
装置70内に吸込まれて回収される。この時、ブラシカ
バー13の下部にカーテン72を設けるとブラシカバー
13と道床面との隙間を塞ぐので、ゴミの吸引効率が良
い。
【0043】前記のような回転ブラシ20によるゴミの
掻き上げ作業と共に、回転ブラシ20の後方に設けられ
た洗浄水噴射ノズル55,56,58によって道床上の
ゴミを道床の路肩側に洗い流し、通常道床の路肩部分に
設けられている排水溝に排出する。すなわち、水平な道
床部分では、洗浄水の給水系に設けられた切換弁を操作
して、左右の回転ブラシ20a,20cではそれぞれ道
床の路肩に向いた方の洗浄水噴射ノズル55,56に、
中央の回転ブラシ20bにおいては洗浄水噴射ノズル5
8に給水を切り換える。または、噴射ノズル58への給
水を止めて、洗浄水噴射ノズル55,56を同時に噴射
するように給水を切り換えても良い。このようにして、
台車1の中央部分から両側に向けて洗浄水を噴射し、そ
の水圧によって道床面のゴミをもっとも近い路肩側に洗
い流す。一方、カントがある部分では、切換弁を操作し
て、傾斜の低い方向を向いている方の洗浄水噴射ノズル
に給水を切り換えることにより、傾斜の高い方向から低
い方向に向かって洗浄水を噴射する。このようにする
と、ゴミやそれを洗い流す洗浄水が傾斜した道床面に沿
って円滑に流れ落ちるので、道床面のゴミを容易に除去
できる。
【0044】前記のようにして道床面を洗浄しながら台
車1が低速で作業走行している場合に、レールRの近傍
にATSなどの障害物があると、障害物検出装置60を
構成するリミットスイッチなどが障害物を検出し、この
検出信号により昇降用シリンダ25が作動して回転ブラ
シや洗浄水噴射ノズル55,56,58を安全位置に引
き上げる。この検出信号により、回転ブラシの上昇と同
時に、運転席の作業員に警告を発したり、台車の走行を
停止させることも可能である。
【0045】また、回転ブラシを交換する場合は、回転
ブラシの支軸30の端部に取り付けたキャップ35を外
すことにより簡単に交換することができる。
【0046】以上の通り、第1実施例によれば、ゴミが
油分などで道床面に強く付着していても回転ブラシによ
って掻き上げることにより、洗浄水によって容易に洗い
流すことができる。また、洗浄水で洗い流す前にあらか
じめゴミを吸引装置により回収した場合は、少ない洗浄
水量で道床面をきれいにすることができる。さらに、カ
ントのある部分では、洗浄水噴射ノズルに対する給水を
切り換えて洗浄水の噴射方向を傾斜の低い方向に向ける
ようにしたので、カントの部分でのゴミの清掃効果も優
れている。
【0047】(3)第2実施例…図5 第2実施例は、請求項3の発明に対応するもので、道床
に対する洗浄水噴射ノズルの相対位置を変化させながら
洗浄水を噴射することにより、清掃効果を向上させたも
のである。すなわち、第2実施例では、台車1にガイド
81が設けられ、このガイド81に対して枕木の長さ方
向に沿って移動可能にノズル支持部材82が支持されて
いる。このノズル支持部材82には給水配管が配設され
ていて、ノズル支持部材82に一定の角度で固定された
洗浄水噴射ノズル83に前記給水配管が接続されてい
る。また、ノズル支持部材82の端部には、本発明のノ
ズル移動手段の一例として、リンク84を介してカム8
5が接続されており、このカム85の回転によりノズル
支持部材82がガイド81に案内されて往復動するよう
に構成されている。また、前記第1実施例のように取付
角度の異なる2系統の洗浄水噴射ノズル55,56を設
けた場合、それぞれの系統のノズル支持部材を一つのノ
ズル移動手段で動作させても良いし、個々にノズル移動
手段を設けて動作させても良い。
【0048】このような構成の第2実施例によれば、ノ
ズルが路肩方向に向かって往復動しながら洗浄水を吹き
付けるので、道床面に付着したゴミを浮かせるようにし
て洗い流すことができ、清掃効果をより向上させること
ができる。
【0049】(4)第3実施例…図6 第3実施例は、請求項4の発明に対応するもので、噴射
ノズルの台車に対する取付角度を可変とし、このノズル
の台車に対する取付角度を変化させることにより洗浄水
の噴射方向を切り換えるものである。すなわち、この第
3実施例では、給水管が内臓されたノズル支持部材90
に洗浄水噴射ノズル91の中部あるいは下部を回動自在
に取り付け、この洗浄水噴射ノズル91の上部にノズル
可動用部材94を回動自在に取り付け、このノズル可動
部材94の一端にリンク92を介してカム93を連結
し、このカム93の回転により、ノズル可動用部材94
がガイド95に案内させて移動することにより、洗浄水
噴射ノズル91角度を変更する。
【0050】この第3実施例においては、カム93を回
動させることによって、カントの傾斜方向に応じて洗浄
水噴射ノズル91の角度を変化させて傾斜の低い方向に
洗浄水を噴射することができる。すなわち、前記第1実
施例のように給水管に対する取付角度の異なる2系統の
洗浄水噴射ノズルを設けることなく、1本の給水管に設
けた各ノズルの角度を調整することで、噴射方向の切換
を行うことができる。また、カントのない箇所でも、一
定の周期で噴射ノズル91を首振りさせながら洗浄水を
噴射することにより、清掃効果を向上させることも可能
である。
【0051】(5)第4実施例…図7 第4実施例は、請求項6の発明に対応するもので、回転
ブラシ20をその支軸に対してスライド自在に支持させ
ることにより、装置の回送時には回転ブラシ20を枕木
の長手方向に沿って移動させ車両限界内に収納し、清掃
作業時には道床の幅全体に回転ブラシ20を張り出させ
るものである。すなわち、この第2実施例では、回転ブ
ラシの支軸はスプライン軸31aによって構成され、こ
のスプライン軸31aの外周にスライド筒31bが軸方
向にのみスライド可能にはめ込まれ、このスライド筒3
1bの外周に、スプロケット27bを固定した回転ブラ
シ20が回転可能に支持されている。スライド筒31b
の一部にはブラケット31cが設けられ、このブラケッ
ト31cにスライド用シリンダ31dに連結された揺動
レバー31eが接続されている。
【0052】このような構成の第2実施例では、スライ
ド用シリンダ31dを駆動することにより、揺動レバー
31eを介してスライド筒31bをスプライン軸31a
に沿って移動させることにより、回転ブラシ20を車両
限界内に収納したり、作業位置に張り出させる。その結
果、車両限界よりも広くなった道床の路肩部分でもブラ
シをかけて確実に洗浄できる。
【0053】(6)他の実施例 本発明は前記の第1実施例に限定されるものではなく、
次のような他の実施例も包含する。
【0054】洗浄水噴射ノズルを回転ブラシと共に昇
降させる代わりに、台車1の下部に直接固定することも
できる。
【0055】回転ブラシの分割数は3つに限らず、道
床の中央から左右に2個づつ、合計4個設けることもで
きる。また、道床の全幅にわたる1つの回転ブラシを使
用することもできる。
【0056】回転ブラシの駆動手段としては、油圧モ
ータ以外に空圧・電動モータを使用することも可能であ
る。回転ブラシや洗浄水噴射ノズルの昇降手段も、シリ
ンダ以外に空圧・電動モータなどの他の手段を使用でき
る。
【0057】
【発明の効果】以上の通り、本発明の道床清掃装置は、
回転ブラシと洗浄水噴射ノズルとの組み合わせにより、
道床面に散乱しているゴミを回転ブラシで掻き上げてか
ら洗浄水の勢いで道床の路肩の部分に洗い流すようにし
たので、レールなどの突起物が邪魔になったり道床面や
レールに付着しているために除去しにくいゴミであって
も容易かつ効率良くに清掃することができる。
【0058】特に、請求項1の発明では、平坦な道床は
もとより、カントのある道床でも洗浄水を傾斜の低い方
向だけに噴射することにより、ゴミや洗浄水を傾斜に沿
って円滑に流すことができる。請求項2の発明では、切
換弁により給水系を切り換えるだけの簡単な手段で、カ
ントのある箇所では洗浄水の噴射方向を傾斜の低い方向
に簡単に向けることができる。請求項3の発明では、ノ
ズルを移動させながら洗浄水を噴射することにより、洗
浄効果がより向上する。請求項4の発明では、ノズルの
首振りにより噴射方向を変えるようにしたので、少ない
数のノズルでしかも給水系の切換を必要とすることな
く、カント部では傾斜の低い方向に洗浄水を噴射した
り、首振りしながら洗浄水を噴射して洗浄効果を向上さ
せることも可能である。請求項5の発明では、分割した
回転ブラシにより道床面の突起物を避けて道床面のゴミ
を掻き上げるので、ゴミの除去がより円滑にできる。請
求項6の発明では、洗浄作業時には回転ブラシを枕木の
長さ方向に移動させて台車から張り出させることで、車
両限界より広くなった道床面全体を洗浄することができ
る。請求項7の発明では、螺旋状に植毛された回転ブラ
シによってゴミを道床の路肩に向かって送るようにした
ので、ゴミの排出がより円滑になる。請求項8の発明で
は、障害物検出装置によって障害物を検出し、回転ブラ
シを収納することにより、作業員が常時監視しなくとも
自動的に清掃装置や障害物側の損傷を防止できる。請求
項9の発明では、回転ブラシによって掻き上げたゴミを
あらかじめ吸引することにより、少ない洗浄水でも効果
的な清掃が可能であり、清掃効率も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の道床清掃装置の第1実施例を示す側面
図。
【図2】本発明の道床清掃装置の第1実施例を示す平面
図。
【図3】本発明の第1実施例における回転ブラシと洗浄
水噴射ノズルの位置を示す正面図。
【図4】本発明の第1実施例における回転ブラシの取付
部分の断面図。
【図5】本発明の第2実施例における洗浄水噴射ノズル
の取付状態を示す機構図。
【図6】本発明の第3実施例における洗浄水噴射ノズル
の取付状態を示す機構図。
【図7】本発明の第4実施例における回転ブラシの取付
部分の断面図。
【符号の説明】
1…走行台車 4…油圧ユニット 6…高圧水ポンプユニット 20…回転ブラシ 21…ブラシ取付アーム 23a…ブラシ取付アームの支軸 25…ブラシ昇降用シリンダ 26…ブラシ回転用油圧モータ 30…回転ブラシの支軸 51…噴射ノズル取付板 53,54…給水管 55,56,58…洗浄水噴射ノズル 60…障害物検出装置 70…ゴミの吸引装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道を走行する台車と、 この台車に対して昇降可能に支持され、軸が枕木の長手
    方向と平行に配置された回転ブラシと、 この回転ブラシを道床面に接触する清掃位置と台車側に
    引き上げられた収納位置との間で、台車に対して昇降さ
    せるためのブラシ昇降手段と、 前記台車に設けられた複数の洗浄水噴射ノズルと、 この洗浄水噴射ノズルに対して洗浄水を供給する洗浄水
    の給水手段と、 前記洗浄水噴射ノズルの洗浄水の噴射方向を、切り換え
    る噴射方向切換手段を備えていることを特徴とする道床
    清掃装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の洗浄水噴射ノズルが、枕木の
    長さ方向に沿って平行に配列された第1の洗浄水噴射ノ
    ズルと第2の洗浄水噴射ノズルと第3の洗浄水噴射ノズ
    ルとから構成され、この第1の洗浄水噴射ノズルが台車
    の進行方向に対して右側の路肩に向けて設けられ、第2
    の洗浄水噴射ノズルが台車の進行方向に対して左側の路
    肩に向けて設けられ、第3の洗浄水噴射ノズルが台車の
    略中央部から台車の進行方向に対して左右側に向けて設
    けられ、 前記洗浄水の噴射方向切換手段が、第1の洗浄水噴射ノ
    ズルと第2の洗浄水噴射ノズルと第3の洗浄水噴射ノズ
    ルの給水系を切り換える切換弁であることを特徴とする
    請求項1の道床清掃装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の洗浄水噴射ノズルが、台車に
    対して枕木の長さ方向に沿って移動可能に支持されたノ
    ズル支持部材に取り付けられ、かつ台車にはこのノズル
    支持部材を台車に対して移動させるためのノズル移動手
    段が設けられていることを特徴とする請求項1または請
    求項2の道床清掃装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の洗浄水噴射ノズルが、台車に
    対して噴射方向の角度を可変として取り付けられ、かつ
    台車にはこの洗浄水噴射ノズルの角度変更手段が設けら
    れていることを特徴とする請求項1、請求項2または請
    求項3の道床清掃装置。
  5. 【請求項5】 前記回転ブラシが、その軸方向に沿って
    複数個に分割されていることを特徴とする請求項1、請
    求項2、請求項3または請求項4の道床清掃装置。
  6. 【請求項6】 前記回転ブラシが、台車に対して枕木の
    長さ方向に移動可能に支持されていることを特徴とする
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項
    5の道床清掃装置。
  7. 【請求項7】 前記回転ブラシが、その軸方向に沿っ
    て、複数個に分割されて、台車の両側部に取り付けられ
    る回転ブラシのブラシのみが、螺旋状に植毛されている
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4、請求項5または請求項6の道床清掃装置。
  8. 【請求項8】 前記台車が、道床上の障害物を検出する
    障害物検出手段を備え、この障害物検出手段の検出信号
    により前記回転ブラシの昇降手段を作動することを特徴
    とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求
    項5、請求項6または請求項7の道床清掃装置。
  9. 【請求項9】 前記台車における前記回転ブラシの近傍
    に、回転ブラシによって清掃されたゴミの吸引装置が設
    けられていることを特徴とする請求項1、請求項2、請
    求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7また
    は請求項8のの道床清掃装置。
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