JPH0712676A - テープファイバのスキュー測定方法 - Google Patents

テープファイバのスキュー測定方法

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JPH0712676A
JPH0712676A JP14894793A JP14894793A JPH0712676A JP H0712676 A JPH0712676 A JP H0712676A JP 14894793 A JP14894793 A JP 14894793A JP 14894793 A JP14894793 A JP 14894793A JP H0712676 A JPH0712676 A JP H0712676A
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JP
Japan
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fiber
reflected
light
skew
incident
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14894793A
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English (en)
Inventor
Yuichi Morishita
裕一 森下
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープファイバの各ファイバ中での光伝搬時
間そのものを測定し、そのばらつきであるスキューを精
度良く求める方法を提供する。 【構成】 パルスLD光源1から発振されたパルス光
を、3dBカプラ3に入射させて分岐し、一方を光コネク
タ5を経てサンプルテープファイバ6の1心に入射させ
る。入射したパルス光はファイバ8の開放端で反射した
後、カプラ3を経て光サンプリングオシロスコープ2に
入射する。これに対し、他方の分岐パルス光は、カプラ
3の開放端9で反射した後、同様にオシロスコープ2に
入射する。こうしてカプラ3で合波された反射パルス光
の時間間隔を測定することで、各ファイバ8中での光伝
搬時間が測定され、テープファイバ6のスキューが求め
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープファイバにおい
て各光ファイバ間の光伝搬時間のばらつきであるスキュ
ーを精度良く測定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、装置やボード間の高速、高密度配
線を軽量小型、高信頼、低価格で実現する手段として、
テープ状の光ファイバを用いた並列光伝送方式が有望視
されている。そして、このようなテープファイバの信頼
性は、各光ファイバ間の光伝搬時間のばらつきであるス
キューにより評価されることが多い。
【0003】従来から、テープファイバのスキューは、
図3に示すように、レーザーダイオードを用いたパルス
光源(パルスLD光源)1と光サンプリングオシロスコ
ープ2、および3dBカプラ(光分岐器)3、タイミング
ジェネレータ4等から構成される測定系で測定されてい
る。すなわち、この測定系では、パルスLD光源1から
発振されたピコ秒(psec)オーダーのパルス光が、3dB
カプラ3で2つに分岐された後、一方のパルス光が光コ
ネクタ5を経てテープファイバ6の1心に、また他方の
パルス光が基準ファイバ7にそれぞれ入射する。そし
て、入射したこれらのパルス光はそれぞれのファイバの
開放端で反射した後、再び前記した3dBカプラ3に入射
して合波され、光サンプリングオシロスコープ2に入射
する。そして、この光サンプリングオシロスコープ2に
より、これらの反射パルス光の時間間隔(時間の差)を
測定することで、各ファイバ8間の光伝搬時間のばらつ
きすなわちスキューが求められる。なお、測定結果につ
いては、テープファイバ6および基準ファイバ7を、い
ずれも測定校正点(図中Aで示す)から先に装着しない
状態で測定し校正を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来からのスキュー測定方法においては、テープフ
ァイバ6のスキューは測定されるが、各ファイバ8中で
の光伝搬時間そのものは測定されなかった。また、基準
ファイバ7の条長を、測定すべきテープファイバ6の条
長とcmのオーダーで同じにしなければならず、測定の準
備が面倒であるという問題があった。
【0005】本発明はこれらの問題を解決するためにな
されたもので、テープファイバの各ファイバ中での光伝
搬時間そのものを測定し、そのばらつきであるスキュー
を精度良く求める方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のテープファイバ
のスキュー測定方法は、パルス光源から発振され光分岐
器により2つに分岐されたパルス光の一方を、テープフ
ァイバの1心に入射させ、その開放端で反射させるとと
もに、他方のパルス光を前記光分岐器の開放端で反射さ
せ、これらの反射パルス光を前記光分岐器により合波し
た後、時間間隔を測定することを特徴とする。
【0007】また、パルス光源から発振されたパルス光
を、一方の出力端子が無反射端とされた光分岐器に入射
させて分岐し、分岐されたパルス光の一方を、コネクタ
を経てテープファイバの1心に入射させてその開放端で
反射させ、この反射パルス光を前記コネクタでの反射パ
ルス光と前記光分岐器により合波した後、これらの反射
パルス光の時間間隔を測定することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の測定方法においては、パルス光源から
発振され光分岐器により2つに分岐されたパルス光の一
方が、コネクタを経由して測定すべきテープファイバの
1つのファイバ心に入射し、その反対側の開放端で反射
した後、再び光分岐器に入射する。そして第1の発明に
おいては、分岐された他方のパルス光が光分岐器の開放
端で反射した後、再び光分岐器に入射し、ここで前記し
たファイバ開放端での反射光と合波される。また、第2
の発明においては、光分岐器の他方の出力端子が無反射
端となっており、前記ファイバ心に入射するパルス光の
一部が、コネクタで反射した後再び光分岐器に入射し、
ここで前記ファイバ反射光と合波される。そして、これ
ら2つの反射パルス光の時間間隔が、オシロスコープ等
により測定され、その測定結果から、テープファイバの
各ファイバ中での光伝搬時間がそれぞれ測定され、さら
にファイバ間の光伝搬時間のばらつきであるスキューが
求められる。このように、本発明の測定方法によれば、
基準ファイバを必要とすることなく、テープファイバの
各ファイバ中での光伝搬時間を個別に測定し、スキュー
を精度良く測定することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】実施例においては、図1に示すように、条
長100m で片端に4心コネクタ5が装着された4心シ
ングルモード(SM)テープファイバ6(各心はSM1
0/125ファイバ)のスキューを測定し評価するにあ
たり、タイミングジェネレータ4からの信号によりパル
スLD光源1から発振されたピコ秒パルス光を、光分岐
器である3dBカプラ3に入射させて2つのパルス光に分
岐する。そして、一方のパルス光を、光コネクタ5を経
て前記したサンプルテープファイバ6の所定の1心に入
射させる。テープファイバ6の1心に入射したパルス光
は、そのファイバ8の反対側の開放端で反射した後、前
記3dBカプラ3を経由して光サンプリングオシロスコー
プ2に入射する。これに対して分岐された他方のパルス
光は、3dBカプラ3の開放端9で反射した後、同様に光
サンプリングオシロスコープ2に入射する。こうして3
dBカプラ3で合波された2つの反射パルス光の時間間隔
を、光サンプリングオシロスコープ2により各ファイバ
8ごとに測定することで、ファイバ8中での光伝搬時間
が測定される。そして、こうして測定された光伝搬時間
のばらつきを調べることにより、サンプルテープファイ
バ6のスキューが求められる。なお、0点の調整(測定
校正)は、テープファイバ6を光コネクタ5に装着せず
に同様な測定を行い、2つの反射パルス光の時間間隔を
測定することにより行われる。
【0011】次に、本発明の別の実施例について説明す
る。この実施例においては、図2に示すように、パルス
LD光源1から発振されたピコ秒パルス光を、3dBカプ
ラ3に入射させて分岐する。ここで、3dBカプラ3の出
力端子の一方には、4心SMテープファイバ6を光コネ
クタ5を介して接続し、もう一方の出力端子は光が全く
反射しない無反射端10とする。そして、分岐されたパ
ルス光を、光コネクタ5を経てサンプルテープファイバ
6の所定の1心に入射させる。このとき、光コネクタ5
での反射パルス光が、3dBカプラ3を通り光サンプリン
グオシロスコープ2に入射する。テープファイバ6の1
心に入射したパルス光は、そのファイバ8の開放端で反
射した後、前記3dBカプラ3を経由して光サンプリング
オシロスコープ2に入射する。こうして3dBカプラ3で
合波された2つの反射パルス光の時間間隔を、光サンプ
リングオシロスコープ2により各ファイバ8ごとに測定
することで、ファイバ8中での光伝搬時間が測定され、
測定された光伝搬時間のばらつきを調べることにより、
テープファイバ6のスキューが求められる。
【0012】このように、実施例の測定方法によれば、
基準ファイバを必要とすることなく、各ファイバ8中で
の光伝搬時間を個別に測定し、テープファイバ6のスキ
ューを精度良く測定することができる。
【0013】なお、実施例においては、パルス光源とし
て波長が極めて良く揃ったLD光源(半導体レーザー光
源)を使用しているが、これに限定されず、波長可変光
源を用いことも可能である。波長可変光源を用いた場合
には、テープファイバ中での光伝搬時間の波長依存性を
測定することができ、それによりスキューの波長依存性
を調べることができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明の測定方法に
よれば、テープファイバの各ファイバ中での光伝搬時間
そのものを測定することができ、そのファイバ間のばら
つきであるスキューを精度良く求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテープファイバのスキュー測定方法の
一実施例を説明するための図。
【図2】本発明の別の実施例を説明するための図。
【図3】従来からのテープファイバのスキュー測定方法
を説明するための図。
【符号の説明】
1………パルスLD光源 2………光サンプリングオシロスコープ 3………3dBカプラ 4………タイミングジェネレータ 5………光コネクタ 6………テープファイバ 7………基準ファイバ 8………ファイバ 9………カプラ開放端 10………無反射端

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス光源から発振され光分岐器により
    2つに分岐されたパルス光の一方を、テープファイバの
    1心に入射させ、その開放端で反射させるとともに、他
    方のパルス光を前記光分岐器の開放端で反射させ、これ
    らの反射パルス光を前記光分岐器により合波した後、時
    間間隔を測定することを特徴とするテープファイバのス
    キュー測定方法。
  2. 【請求項2】 パルス光源から発振されたパルス光を、
    一方の出力端子が無反射端とされた光分岐器に入射させ
    て分岐し、分岐されたパルス光の一方を、コネクタを経
    てテープファイバの1心に入射させてその開放端で反射
    させ、この反射パルス光を前記コネクタでの反射パルス
    光と前記光分岐器により合波した後、これらの反射パル
    ス光の時間間隔を測定することを特徴とするテープファ
    イバのスキュー測定方法。
JP14894793A 1993-06-21 1993-06-21 テープファイバのスキュー測定方法 Withdrawn JPH0712676A (ja)

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JPH0712676A true JPH0712676A (ja) 1995-01-17

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