JPH0712632A - 重さによる物品選別機 - Google Patents

重さによる物品選別機

Info

Publication number
JPH0712632A
JPH0712632A JP32127392A JP32127392A JPH0712632A JP H0712632 A JPH0712632 A JP H0712632A JP 32127392 A JP32127392 A JP 32127392A JP 32127392 A JP32127392 A JP 32127392A JP H0712632 A JPH0712632 A JP H0712632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
measured
weight
cylinders
electronic scale
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32127392A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2523077B2 (ja
Inventor
Ryoichi Shimizu
良一 清水
Hideyuki Kuroda
英幸 黒田
Mitsuo Terada
光男 寺田
Shinichi Hikawa
進一 飛川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WORLD JIDOKI KK
A&D Holon Holdings Co Ltd
Original Assignee
WORLD JIDOKI KK
A&D Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WORLD JIDOKI KK, A&D Co Ltd filed Critical WORLD JIDOKI KK
Priority to JP4321273A priority Critical patent/JP2523077B2/ja
Publication of JPH0712632A publication Critical patent/JPH0712632A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2523077B2 publication Critical patent/JP2523077B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sorting Of Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被測定物をmg単位の精度で測定し、重さに
応じて選別を行なう。 【構成】 mg単位で測定できる電子秤12の両側方に
2つの滑台16,18を設け、電子秤12を覆うように
風防部材20を配設する。この風防部材20には2つの
滑台16,18に対応した開口を穿設し、それぞれ防風
シャッター22,24を設け、2本のシャッター用シリ
ンダー26,28で開閉駆動する。また、風防部材20
の上平面に上部が拡大する角錐台状筒部材34を設け
る。さらに、上下方向に伸縮する2本の容器用シリンダ
ー42,44を設け、これより突設させた容器用アーム
46,48を容器36の脚部38,40の溝に係合さ
せ、容器用シリンダー42,44の制御により、容器3
6を角錐台状筒部材34の下端近くの上位置と電子秤1
2の受皿14上に載せた位置とに移動するとともに、容
器36を適宜な滑台の方向に傾ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、比較的に軽い被測定物
をその重さに応じて選別を行なう重さによる物品選別機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、被測定物をその重さに応じて
選別する技術として、例えば特開平3−238218号
公報等に示されたものが知られている。これを簡単に説
明すれば、搬送コンベア上を被測定物が搬送される際
に、予め重量が既知の搬送コンベアと被測定物の総合重
量を計測して被測定物の重さを求める。そして、この搬
送コンベアの下流にエアーノズル等の物品排除手段を設
け、被測定物を重さに応じてエアーノズルより噴射され
る圧縮空気の風圧により該当する被測定物を搬送コンベ
ア上から排除するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の物品選別機
にあっては、比較的に物品重量が重いものを選別処理対
象とするものであって、その選別精度もせいぜい±0.
1gが限度である。
【0004】ところで、射出成型機で成型されたプラス
チック部品における素材の不足(ショート)や過多(バ
リ)等の不良品を重さによって選別するためには、プラ
スチック部品自体が比較的に軽いので、選別精度として
±0.001g(±1mg)程度の物品選別機が要望さ
れていた。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
ので、mg単位の選別精度を備えた重さによる物品選別
機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の重さによる物品選別機は、mg単位で重
量を測定できる電子秤と、被測定物を載せる容器と、こ
の容器に前記被測定物を載置させる手段と、前記容器を
前記被測定物を載置させる位置と前記電子秤の受皿に載
置された位置に移動させる移動手段と、前記電子秤の側
方に設けられた複数の滑台と、前記電子秤で測定された
被測定物の重さを判別する判別手段と、この判別手段の
出力信号に応じて前記容器に載置されている前記被測定
物を前記滑台のいずれか1つに移送させる移送手段と、
前記電子秤とその受皿に載置された前記容器を覆う風防
部材と、すくなくとも前記電子秤での測定の際には閉じ
ているが前記被測定物が前記滑台に移送された際には前
記被測定物の滑落を許容するように開く防風シャッター
と、を備えて構成されている。
【0007】そして、上下方向に伸縮する2本のシリン
ダーを設け、前記電子秤の両側方にそれぞれ前記滑台を
設け、前記2本のシリンダーに突設したアームを前記容
器の両側部にそれぞれ係合させ、前記2本のシリンダー
を同時に下動制御して前記容器を水平に保持したまま前
記受皿上に移動させる前記移動手段となし、前記容器を
前記受皿に載置する状態にある前記2本のシリンダーの
一方を上動制御して前記容器を傾ける前記移送手段とな
すように構成しても良い。
【0008】また、上下方向に伸縮する2本のシリンダ
ーを設け、前記電子秤の両側方にそれぞれ前記滑台およ
び前記防風シャッターを設け、これらの防風シャッター
を上下動により開閉するようにし、一方の前記シリンダ
ーに前記容器の一方の側に係合させたアームと他方の側
に設けられた前記防風シャッターとを連結し、他方の前
記シリンダーに前記容器の他方の側に係合させたアーム
と一方の側に設けられた前記防風シャッターとを連結
し、前記2本のシリンダーを同時に下動制御して前記容
器を水平に保持したまま前記受皿上に移動させる前記移
動手段となし、前記容器を前記受皿に載置する状態にあ
る前記2本のシリンダーの一方を上動制御して前記容器
を傾ける前記移送手段となすとともに、他方の前記防風
シャッターを開くように構成しても良い。
【0009】そしてまた、前記移送手段として前記容器
に載置された前記被測定物を前記滑台に風圧により移送
するエアーノズルを設け、前記防風シャッターを揺動自
在に垂下させて前記風圧により開くように構成すること
もできる。
【0010】
【作 用】風防部材と防風シャッターにより、風等の影
響を受けることなしに、被測定物の重さをmg単位の精
度で電子秤で測定ができる。そして、この重さに応じて
被測定物が、いずれかの該当する滑台を滑落して選別さ
れる。
【0011】そして、被測定物が載置される容器を、上
下方向に伸縮する2本のシリンダーに突設したアームに
係合させるならば、2本のシリンダーを同時に下動させ
ることで、容器は被測定物を載置したまま水平が保持さ
れて下に移動されて容器が受皿の上に載置される。さら
に、電子秤に容器が載置された状態で、一方のシリンダ
ーを上動制御することで、容器が傾けられて、被測定物
を他方の滑台上に滑落移送させ得る。
【0012】また、一方のシリンダーに容器の一方の側
に係合させたアームと他方の側に設けられた防風シャッ
ターとを連結し、他方のシリンダーに容器の他方の側に
係合させたアームと一方の側に設けられた防風シャッタ
ーとを連結させるならば、2本のシリンダーの制御によ
って、容器の上下動制御と容器を傾ける制御および防風
シャッターの開閉制御を行ない得る。
【0013】そしてまた、容器に載置された被測定物を
エアーノズルからの噴出される圧縮空気の風圧で滑台に
移送するとともに、この風圧によって防風シャッターが
開くようにするならば、本物品選別機の構造および動作
制御を簡単なものとなし得る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図6を
参照して説明する。図1は、本発明の重さによる物品選
別機の一実施例の縦断正面図であり、図2は、図1に示
す物品選別機の平面図であり、図3は、同縦断側面図で
あり、図4は、同側面図であり、図5は、動作させるた
めのブロック回路図であり、図6は、図1に示す実施例
の動作を説明するためのフローチャートである。
【0015】まず、図1ないし図5を参照して構造を説
明する。基台10上に、mg単位で重量を測定できる電
子秤12が設置される。この電子秤12は、上面に受皿
14が備えられている。電子秤12の左右両側には、上
が開いたコ字状の第1と第2の滑台16,18が適宜な
角度で傾斜して配設される。そして、電子秤12の全体
を覆うように透明アクリル板や透明ガラス等からなる防
風部材20が設けられ、この防風部材20には第1と第
2の滑台16,18に対応して適宜な開口が穿設され
る。さらに、この防風部材20の開口を開閉する第1と
第2の防風シャッター22,24が設けられる。この第
1と第2の防風シャッター22,24は透明アクリル板
等からなり、防風部材20に設けられたレール(図示せ
ず)等に案内されて上下動自在であり、上下方向に伸縮
自在の第1と第2のシャッター用シリンダー26,28
に突設されたシャッター用アーム30,32が係合され
る。そして、電子秤12の受皿14の上部位置で防風部
材20の上平面には、透孔が穿設されて透明アクリル板
等からなる上部が拡大される角錐台状筒部材34が配設
される。
【0016】また、上面が僅かに凹なる容器36の下面
の左右の両側近くに前後方向に下が開いたU字状の溝が
設けられた脚部38,40が設けられ、この脚部38,
40により電子秤12の受皿14上に載置される。そし
て、脚部38,40の溝には、上下方向に伸縮自在の第
1と第2の容器用シリンダー42,44に突設された容
器用アーム46,48が係合される。容器用シリンダー
42,44が最も伸長して、容器36が電子秤12の受
皿14上に載置された状態では、容器用アーム46,4
8は脚部38,40の溝内で遊んだ状態となるようにし
て、容器用アーム46,48により電子秤12に力が加
えられないようにされている。
【0017】なお、第1と第2のシャッター用シリンダ
ー26,28および容器用シリンダー42,44は、基
台10の後端部から立設された支持部材50に適宜に配
置固定されている。
【0018】さらに、第1と第2のシャッター用シリン
ダー26,28および容器用シリンダー42,44のシ
リンダー群60は、CPU62からの信号に応じてドラ
イバー64によって適宜に弁の切り換えがなされ圧縮空
気で上下駆動される。また、このシリンダー群60の上
下動制限は、適宜な位置にそれぞれ設けられたリミット
スイッチ(図示せず)のリミットスイッチ群66からの
信号がCPU62に与えられて適宜に制御される。ま
た、このCPU62には、電子秤12からの測定データ
が与えられるとともに、予め容器36自体の重さと規格
値および上限および下限等が設定され、また被検査物の
投入信号が与えられる。なお、この投入信号は、角錐台
状筒部材34に被測定物が投入されたのを投光器と受光
器等(図示せず)を用いて適宜に検出すれば良いが、被
測定物が投入される間隔が一定であれば、この間隔に合
わせて適宜に出力されたものであっても良い。
【0019】次に、図6を参照して動作を説明する。ま
ず第1と第2のシャッター用シリンダー26,28をと
もに伸長させて第1と第2の防風シャッター22,24
を閉じた状態とし、また第1と第2の容器用シリンダー
42,44をともに収縮させて容器36が角錐台状筒部
材34の下端近くの上位置として、初期設定がなされる
(ステップ)。ここで、被測定物が角錐台筒部材34
内に投入されて容器36上に載置されるとともに投入信
号が与えられると(ステップ)、第1と第2の容器用
シリンダー42,44をともに伸長させて容器36を水
平を保持したままで下降させて電子秤12の受皿14上
に容器36を載せる(ステップ)。すると、電子秤1
2は、容器36と被測定物の総重量を測定して、そのデ
ータを判別および制御手段としてのCPU62に与える
(ステップ)。CPU62では、電子秤12から与え
られたデータから、被測定物の重さを演算し、さらにこ
の重さが規格値の許容範囲内にあるか否かを判別する
(ステップ)。ここで、被測定物の重さが規格値の許
容範囲内であれば、第1のシャッター用シリンダー26
を収縮して第1の防風シャッター22を開くとともに、
第2の容器用シリンダー44を収縮させて容器36の右
側(図1において)を上昇させ、容器36を傾斜させる
ことで、その上に載る被測定物が滑落して第1の滑台1
6側に移送され、さらに第1の滑台16を滑落して適宜
な規定値内用収納容器(図示せず)内に投入される(ス
テップ)。そして、第1のシャッター用シリンダー2
6を伸長して第1の防風シャッター22を閉じるととも
に、第1の容器用シリンダー42を収縮させて容器36
を角錐台状筒部材34の下端近くの上位置で水平に保持
し(ステップ)、次に被測定物が投入されるのを待機
する。
【0020】また、ステップで、被測定物が規格値の
許容範囲外であると、第2のシャッター用シリンダー2
8を収縮して第2の防風シャッター24を開くととも
に、第1の容器用シリンダー42を収縮させて容器36
の左側を上昇させて容器36を傾斜させることで、その
上に載る被測定物が第2の滑台18側に移送され、この
第2の滑台18を滑落して適宜な規格値外用収納容器
(図示せず)内に投入される(ステップ)。そして、
第2のシャッター用シリンダー28を伸長して第2の防
風シャッター24を閉じるとともに、第2の容器用シリ
ンダー44を収縮させて容器36を上位置で水平に保持
し(ステップ)、次に被測定物が投入されるのを待機
する。
【0021】かかる動作により、被測定物は、重さに応
じて規格値の許容範囲内のものと、許容範囲外のものと
に選別される。
【0022】なお、上記実施例では、被測定物を第1と
第2の滑台16,18の一方に滑落させる際に、防風シ
ャッター22,24の一方を開けるようにしたが、少な
くとも被測定物の重さを測定する際に第1と第2の防風
シャッター22,24がともに閉じられていれば良い。
また、容器36を傾斜させる動作は、上記実施例に限ら
れず、第1と第2の容器用シリンダー42,44の収縮
長さを相違させるようにしても良い。
【0023】さらに、上記実施例では、4本のシリンダ
ー26,28,42,44をそれぞれ別々に制御してい
るが、第1のシャッター用シリンダー26と第2の容器
用シリンダー44を同時に同方向で制御するとともに、
第2のシャッター用シリンダー28と第1の容器用シリ
ンダー42を同時に同方向で制御しても良い。かかる制
御では、容器36が電子秤12の受皿14上に載置され
ていて重さが測定される際は、第1と第2の防風シャッ
ター22,24はともに閉じられている。そして容器3
6を傾ける際には、一方の防風シャッターが開かれる。
また、容器36が上位置にあれば、第1と第2の防風シ
ャッター22,24はともに開いた状態となるが、何ん
ら不具合は生じない。
【0024】図7と図8を参照して、本発明の重さによ
る物品選別機の第2の実施例につき説明する。図7は、
本発明の重さによる物品選別機の第2の実施例の縦断正
面図であり、図8は、図7に示す物品選別機の角錐台状
筒部材を除いたX−X断面矢視図である。図7と図8に
おいて、図1ないし図4と同一または均等な部材には、
同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0025】図7と図8で示す第2の実施例において、
図1ないし図6で示した実施例と相違するところは、以
下の点である。まず、第1と第2の防風シャッター2
2,24が防風部材20の内側で上下動自在に構成さ
れ、第1の容器用シリンダー42が一方の容器用アーム
46と他方の第2の防風シャッター24とに、第1の連
結部材52によって駆動連結され、第2の容器用シリン
ダー44が他方の容器用アーム48と一方の防風シャッ
ター22とに、第2の連結部材54によって駆動連結さ
れる。そして、第1と第2の連結部材52,54は、上
下方向に配設されたガイド部材56によって、傾くこと
なしに上下動自在に案内されている。そして、図1ない
し図6で示す実施例における第1と第2のシャッター用
シリンダー26,28およびシャッター用アーム30,
32が省かれている。さらに、容器36は、両側端部に
垂下する滑り止め部58,58が設けられ、この滑り止
め部58,58と脚部38,40との間に、容器用アー
ム46,48が係合される。
【0026】かかる構成にあっては、まず第1と第2の
容器用シリンダー42,44をともに収縮させて容器3
6が角錐台状筒部材34の下端近くの上位置とし、被測
定物が容器36上に載置されると、第1と第2の容器用
シリンダー42,44をともに伸長させて容器36を水
平に保持したまま下降させて電子秤12の受皿14上に
容器36を載せる。すると、電子秤12は、被測定物の
重さを測定して規格値の許容範囲内にあるか否かを判別
する。ここで、被測定物の重さが規格値の許容範囲内で
あれば、例えば第2の容器用シリンダー44を収縮させ
る。すると、第2の連結部材54の上動により容器36
の右側(図7において)が上昇して傾くとともに、第1
の防風シャッター22が開かれる。そこで、容器36上
の被測定物が第1の滑台16上に滑落して適宜な規格値
内用収納容器内に投入される。そして、第1の容器用シ
リンダー42を収縮させて、容器36の左側を上昇させ
て、容器36を角錐台状筒部材34の下端近くの上位置
で水平に保持し、次に被測定物が載置されるのを待機す
る。
【0027】また、被測定物の重さが規格値の許容範囲
外であれば、第1の容器用シリンダー42を収縮させ
る。すると、第1の連結部材52の上動により容器36
の左側が上昇して傾くとともに、第2の防風シャッター
24が開かれ、被測定物が第2の滑台18上に滑落して
適宜な規格値外用収納容器内に投入される。そして、第
2の容器用シリンダー44を収縮させて、容器36を上
位置で水平に保持して次に被測定物が載置されるのを待
機する。
【0028】かかる第2の実施例にあっては、2本の第
1と第2の容器用シリンダー42,44の制御によっ
て、容器36の上下動制御と容器36を傾ける制御と第
1と第2の防風シャッター22,24の開閉制御が行な
われ、図1ないし図6に示す実施例に比較して、その構
造が簡単であるとともに各動作の制御も簡単である。な
お、電子秤12で容器36に載置された被測定物の重さ
が測定される際には、第1と第2の防風シャッター2
2,24がともに閉じられており、測定が風等の影響を
受けることがない
【0029】図9ないし図11を参照して、本発明の重
さによる物品選別機の第3の実施例につき説明する。図
9は、本発明の重さによる物品選別機の第3の実施例の
縦断正面図であり、図10は、図9に示す物品選別機の
平面図であり、図11は、第3の実施例の動作を説明す
るためのフローチャートである。図9と図10におい
て、図1ないし図4と同一または均等な部材には、同一
符号を付けて重複する説明を省略する。
【0030】図9と図10で示す第3の実施例におい
て、図1ないし図6で示した実施例と相違するところ
は、以下の点である。まず、電子秤12の左右両側の第
1と第2の滑台16,18に加えて、前方に第3の滑台
70が設けられる。また、第1と第2と第3の滑台1
6,18,70に対応して風防部材20に穿設された開
口に対して、揺動自在に垂下した第1と第2と第3の防
風シャッター72,74,76が設けられ、垂下した状
態で開口が閉じた状態となる。そして、図1ないし図6
で示す実施例における第1と第2のシャッター用シリン
ダー26,28は省かれている。さらに、風防部材20
内には、電子秤12の左右両側方上部および後方上部
に、それぞれ容器36および滑台16,18,70方向
に向けて圧縮空気を噴出する第1と第2と第3のエアー
ノズル78,80,82が設けられている。
【0031】次に、図11を参照して動作を説明する。
まず、2本の容器用シリンダー42,44をともに収縮
させて容器36が角錐台状筒部材34の下端近くの上位
置とする(ステップ)。ここで、被測定物が角錐台状
筒部材34内に投入されて容器36上に載置されるとと
もに投入信号が与えられると(ステップ)、第1と第
2の容器用シリンダー42,44をともに伸長させて容
器36が水平を保持したままで下降させて電子秤12の
受皿14上に載せる(ステップ)。すると、電子秤1
2で重さを測定し(ステップ)、さらにCPU62で
被測定物の重さが規格値の許容範囲内にあるかまたは許
容範囲より軽いかまたは許容範囲より重いか判別する
(ステップ)。ここで、被測定物の重さが規格値の許
容範囲内であれば、第3のエアーノズル82から圧縮空
気を噴射させる(ステップ)。すると、この圧縮空気
の風圧によって、被測定物が容器36の上から第3の滑
台70上に移送され、この第3の滑台70を滑落する。
これと同時に、風圧によって第3の防風シャッター76
が開かれて被測定物の滑落を許容する。そして、ステッ
プに戻り、容器36を上位置として、次に被検査物の
投入信号が与えられるのを待機する。
【0032】また、ステップで、被測定物の重さが規
格値の許容範囲より軽いと判別すると、第2のエアーノ
ズル80から圧縮空気を噴射させる(ステップ)。す
ると、圧縮空気の風圧によって被測定物は、容器36の
上から第1の滑台16上に移送されて滑落し、また第1
の防風シャッター72が開いて、被測定物の滑落を許容
する。そして、ステップに戻る。
【0033】さらに、ステップで、被測定物の重さが
規格値の許容範囲より重いと判別すると、第1のエアー
ノズル78から圧縮空気を噴射させる(ステップ)。
すると、被測定物は第2の滑台を滑落する。そして、ス
テップに戻る。
【0034】かかる動作により、第1の滑台16の下に
は規格値の許容範囲より軽いものが、第2の滑台18の
下には重いものが、第3の滑台70の下には許容範囲内
のものがそれぞれ選別される。
【0035】そして、第1と第2と第3の防風シャッタ
ー72,74,76を第1と第2と第3のエアーノズル
78,80,82から噴出される圧縮空気の風圧でそれ
ぞれ開くようにしたので、第1と第2と第3の防風シャ
ッター72,74,76を開閉駆動させるためのシリン
ダー等が不要となりそれだけ構造が簡単となる。また、
容器36から第1と第2と第3の滑台16,18,70
への被測定物の移送を風圧で行なうので、図1ないし図
6で示す実施例のごとく容器36を傾斜させるものに比
較して、この点でも構造が簡単となる。さらに、第1と
第2の容器用シリンダー42,44を一本のシリンダー
で構成することも可能である。
【0036】なお、上記実施例にあっては、本発明にお
ける重さによる物品選別機のみを図示および説明した
が、この物品選別機を作業ラインに組み込み、被測定物
が所定間隔で順次に角錐台状筒部材34に投入され、規
格値の許容範囲内にあれば、滑台から滑落した被測定物
がさらに後段の作業ライン上に流れるようにしても良
い。また、作業ライン上を流れる被測定物を適宜にサン
プリングして本発明の物品選別機で規格値の許容範囲内
であるか否かを監視するようにしても良い。
【0037】また、シリンダーの駆動源は圧縮空気に限
られず圧油であっても良く、さらにシリンダーに代えて
モータ等の他のアクチュエータにより容器36の上下駆
動および防風シャッターの開閉駆動を行なうようにして
も良い。そして、図9と図10で示す他の実施例におい
て、第1と第2と第3の防風シャッター72,74,7
6を適宜にシリンダー等により揺動開閉制御しても良い
ことは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の重さによ
る物品選別機は構成されているので、以下のごとき格別
な効果を奏する。
【0039】請求項1記載の重さによる物品選別機にあ
っては、風防部材と防風シャッターを備えており、電子
秤によりmg単位の精度で被測定物の重さを測定するこ
とができ、mg単位の精度で重さに応じて被測定物を選
別することができる。特に軽量な被測定物の選別に優利
である。
【0040】そして、請求項2記載の重さによる物品選
別機にあっては、2本の容器用シリンダーにより、容器
を上位置と電子秤の受皿上とに移動させるとともに、容
器を傾斜させて被測定物を重さに応じた方向に移送を行
なうことができ、比較的に簡単な構造で、容器の複雑な
動きを制御できる。
【0041】また、請求項3記載の重さによる物品選別
機にあっては、2本の容器用シリンダーの制御により、
容器の上下動制御と傾動制御と防風シャッターのそれぞ
れの開閉制御を行なうことができ、構造が簡単であると
ともに、動作制御も簡単であり、装置全体を安価に製造
するのに好適である。
【0042】そしてまた、請求項4記載の重さによる物
品選別機にあっては、エアーノズルから噴出される圧縮
空気の風圧で、被測定物の移送とともに防風シャッター
を開くことができ、アクチュエータとして圧縮空気によ
るシリンダーを用いるならば、より一層構造が簡単なも
のとなり、物品選別機を安価に製造でき、量産に好適で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の重さによる物品選別機の一実施例の縦
断正面図である。
【図2】図1に示す物品選別機の平面図である。
【図3】同縦断側面図である。
【図4】同側面図である。
【図5】動作させるためのブロック回路図である。
【図6】図1に示す実施例の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図7】本発明の重さによる物品選別機の第2の実施例
の縦断正面図である。
【図8】図7に示す物品選別機の角錐台状筒部材を除い
たX−X断面矢視図である。
【図9】本発明の重さによる物品選別機の第3の実施例
の縦断正面図である。
【図10】図9に示す物品選別機の平面図である。
【図11】図9に示す他の実施例の動作を説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
12 電子秤 14 受皿 16 第1の滑台 18 第2の滑台 20 風防部材 22,72 第1の防風シャッター 24,74 第2の防風シャッター 34 角錐台状筒部材 36 容器 38,40 脚部 42 第1の容器用シリンダー 44 第2の容器用シリンダー 46,48 容器用アーム 52 第1の連結部材 54 第2の連結部材 62 CPU 70 第3の滑台 76 第3の防風シャッター 78 第1のエアーノズル 80 第2のエアーノズル 82 第3のエアーノズル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、比較的に軽い被測定物
をその重さに応じて選別を行なう重さによる物品選別機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、被測定物をその重さに応じて
選別する技術として、例えば特開平3−238218号
公報等に示されたものが知られている。これを簡単に説
明すれば、搬送コンベア上を被測定物が搬送される際
に、予め重量が既知の搬送コンベアと被測定物の総重量
を測定して被測定物の重さを求める。そして、この搬送
コンベアの下流にエアーノズル等の物品排除手段を設
け、エアーノズルから噴射される圧縮空気の風圧によ
り、重さに応じて被測定物を搬送コンベア上から排除す
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の物品選別機
にあっては、比較的に物品重量が重いものを選別処理対
象とするものであって、その選別精度もせいぜい±0.
1gがB限度である。
【0004】ところで、射出成型機で成型されたプラス
チック部品における素材の不足(ショート)や過多(バ
リ)等の不良品を重さによって選別するためには、プラ
スチック部品自体が比較的に軽いので、選別精度として
±0.001g(±1mg)程度の物品選別機が要望さ
れていた。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
ので、比較的に小さな重量単位の選別精度を備えた重さ
による物品選別機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の重さによる物品選別機は、被測定物とこ
れを載せる容器の総重量を測定する電子秤と、前記容器
を前記被測定物を載せる位置と前記電子秤の受皿上に載
置された位置に移動させる移動手段と、前記電子秤で測
定された総重量から前記被測定物の重さを判別する判別
手段と、この判別手段の出力信号に応じて前記容器に載
置されている前記被測定物を予め設定された方向に移送
する移送手段と、を備えて構成されている。
【0007】そして、前記電子秤がmg単位で重量を測
定でき、前記電子秤と前記容器を覆う風防部材を設け、
この風防部材の上部に前記容器に前記被測定物を載置さ
せる手段を設け、前記電子秤の側方で前記風防部材に前
記被測定物が前記容器から前記移送手段により移送され
る複数の滑台を設け、これらの滑台にすくなくとも前記
電子秤での測定の際には閉じているが前記被測定物が前
記滑台に移送される際には前記被測定物の滑落を許容す
るように開く防風シャッターを設けて構成しても良い。
【0008】そして、上下方向に伸縮する2本のシリン
ダーを設け、前記電子秤の両側方にそれぞれ前記滑台を
設け、前記2本のシリンダーに突設したアームを前記容
器の両側部にそれぞれ係合させ、前記2本のシリンダー
を同時に下動制御して前記容器を水平に保持したまま前
記受皿上に移動させる前記移動手段となし、前記容器を
前記受皿に載置する状態にある前記2本のシリンダーの
一方を上動制御して前記容器を傾ける前記移送手段とな
すように構成しても良い。
【0009】また、上下方向に伸縮する2本のシリンダ
ーを設け、前記電子秤の両側方にそれぞれ前記滑台およ
び前記防風シャッターを設け、これらの防風シャッター
を上下動により開閉するようにし、一方の前記シリンダ
ーに前記容器の一方の側に係合させたアームと他方の側
に設けられた前記防風シャッターとを連結し、他方の前
記シリンダーに前記容器の他方の側に係合させたアーム
と一方の側に設けられた前記防風シャッターとを連結
し、前記2本のシリンダーを同時に下動制御して前記容
器を水平に保持したまま前記受皿上に移動させる前記移
動手段となし、前記容器を前記受皿に載置する状態にあ
る前記2本のシリンダーの一方を上動制御して前記容器
を傾ける前記移送手段となすとともに、他方の前記防風
シャッターを開くように構成しても良い。
【0010】そしてまた、前記移送手段として前記容器
に載置された前記被測定物を前記滑台に風圧により移送
するエアーノズルを設け、前記防風シャッターを揺動自
在に垂下させて前記風圧により開くように構成すること
もできる。
【0011】
【作 用】被測定物と容器の総重量が電子秤により精度
良く測定され、容器が比較的軽量であるために、被測定
物の重さを精度良く測定できる。そこで、被測定物の重
さに応じて移送手段により予め設定された方向に移送す
ることで、被測定物を重さに応じて精度良く選別し得
る。
【0012】風防部材と防風シャッターにより、風等の
影響を受けることなしに、被測定物と容器の総重量をm
g単位の精度で電子秤で測定ができる。そして、この重
さに応じて被測定物が、いずれかの該当する滑台を滑落
して選別される。
【0013】そして、被測定物が載置される容器を、上
下方向に伸縮する2本のシリンダーに突設したアームに
係合させるならば、2本のシリンダーを同時に下動させ
ることで、容器は被測定物を載置したまま水平が保持さ
れて下に移動されて容器が受皿の上に載置される。さら
に、電子秤に容器が載置された状態で、一方のシリンダ
ーを上動制御することで、容器が傾けられて、被測定物
を他方の滑台上に滑落移送させ得る。
【0014】また、一方のシリンダーに容器の一方の側
に係合させたアームと他方の側に設けられた防風シャッ
ターとを連結し、他方のシリンダーに容器の他方の側に
係合させたアームと一方の側に設けられた防風シャッタ
ーとを連結させるならば、2本のシリンダーの制御によ
って、容器の上下動制御と容器を傾ける制御および防風
シャッターの開閉制御を行ない得る。
【0015】そしてまた、容器に載置された被測定物を
エアーノズルからの噴出される圧縮空気の風圧で滑台に
移送するとともに、この風圧によって防風シャッターが
開くようにするならば、本物品選別機の構造および動作
制御を簡単なものとなし得る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図6を
参照して説明する。図1は、本発明の重さによる物品選
別機の一実施例の縦断正面図であり、図2は、図1に示
す物品選別機の平面図であり、図3は、同縦断側面図で
あり、図4は、同側面図であり、図5は、動作させるた
めのブロック回路図であり、図6は、図1に示す実施例
の動作を説明するためのフローチャートである。
【0017】まず、図1ないし図5を参照して構造を説
明する。基台10上に、mg単位で重量を測定できる電
子秤12が設置される。この電子秤12は、上面に受皿
14が備えられている。電子秤12の左右両側には、上
が開いたコ字状の第1と第2の滑台16,18が適宜な
角度で傾斜して配設される。そして、電子秤12の全体
を覆うように透明アクリル板や透明ガラス等からなる防
風部材20が設けられ、この防風部材20には第1と第
2の滑台16,18に対応して適宜な開口が穿設され
る。さらに、この防風部材20の開口を開閉する第1と
第2の防風シャッター22,24が設けられる。この第
1と第2の防風シャッター22,24は透明アクリル板
等からなり、防風部材20に設けられたレール(図示せ
ず)等に案内されて上下動自在であり、上下方向に伸縮
自在の第1と第2のシャッター用シリンダー26,28
に突設されたシャッター用アーム30,32が係合され
る。そして、電子秤12の受皿14の上部位置で防風部
材20の上平面には、透孔が穿設されて透明アクリル板
等からなる上部が拡大される角錐台状筒部材34が配設
される。
【0018】また、上面が僅かに凹なる容器36の下面
の左右の両側近くに前後方向に下が開いたU字状の溝が
設けられた脚部38,40が設けられ、この脚部38,
40により雷子秤12の受皿14上に載置される。そし
て、脚部38,40の溝には、上下方向に伸縮自在の第
1と第2の容器用シリンダー42,44に突設された容
器用アーム46,48が係合される。容器用シリンダー
42,44が最も伸長して、容器36が電子秤12の受
皿14上に載置された状態では、容器用アーム46,4
8は脚部38,40の溝内で遊んだ状態となるようにし
て、容器用アーム46,48により電子秤12に力が加
えられないようにされている。
【0019】なお、第1と第2のシャッター用シリンダ
ー26,28および容器用シリンダー42,44は、基
台10の後端部から立設された支持部材50に適宜に配
置固定されている。
【0020】さらに、第1と第2のシャッター用シリン
ダー26,28および容器用シリンダー42,44のシ
リンダー群60は、CPU62からの信号に応じてドラ
イバー64によって適宜に弁の切り換えがなされ圧縮空
気で上下駆動される。また、このシリンダー群60の上
下動制限は、適宜な位置にそれぞれ設けられたリミット
スイッチ(図示せず)のリミットスイッチ群66からの
信号がCPU62に与えられて適宜に制御される。ま
た、このCPU62には、電子秤12からの測定データ
が与えられるとともに、予め容器36自体の重さと規格
値および上限および下限等が設定され、また被測定物の
投入信号が与えられる。なお、この投入信号は、角錐台
状筒部材34に被測定物が投入されたのを投光器と受光
器等(図示せず)を用いて適宜に検出すれば良いが、被
測定物が投入される間隔が一定であれば、この間隔に合
わせて適宜に出力されたものであっても良い。
【0021】次に、図6を参照して動作を説明する。ま
ず、第1と第2のシャッター用シリンダー26,28を
ともに伸長させて第1と第2の防風シャッター22,2
4を閉じた状態とし、また第1と第2の容器用シリンダ
ー42,44をともに収縮させて容器36が角錐台状筒
部材34の下端近くの上位置として、初期設定がなされ
る(ステップ)。ここで、被測定物が角錐台筒部材3
4内に投入されて容器36上に載置されるとともに投入
信号が与えられると(ステップ)、第1と第2の容器
用シリンダー42,44をともに伸長させて容器36を
水平に保持したままで下降させて電子秤12の受皿14
上に容器36を載せる(ステップ)。すると、電子秤
12は、容器36と被測定物の総重量を測定して、その
データを判別および制御手段としてのCPU62に与え
る(ステップ)。CPU62では、電子秤12から与
えられたデータから、被測定物の重さを演算し、さらに
この重さが規格値の許容範囲内にあるか否かを判別する
(ステップ)。ここで、被測定物の重さが規格値の許
容範囲内であれば、第1のシャッター用シリンダー26
を収縮して第1の防風シャッター22を開くとともに、
第2の容器用シリンダー44を収縮させて容器36の右
側(図1において)を上昇させ、容器36を傾斜させる
ことで、その上に載る被測定物が滑落して第1の滑台1
6側に移送され、さらに第1の滑台16を滑落して適宜
な規定値内用収納容器(図示せず)内に投入される(ス
テップ)。そして、第1のシャッター用シリンダー2
6を伸長して第1の防風シャッター22を閉じるととも
に、第1の容器用シリンダー42を収縮させて容器36
を角錐台状筒部材34の下端近くの上位置で水平に保持
し(ステップ)、次に被測定物が投入されるのを待機
する。
【0022】また、ステップで、被測定物が規格値の
許容範囲外であると、第2のシャッター用シリンダー2
8を収縮して第2の防風シャッター24を開くととも
に、第1の容器用シリンダー42を収縮させて容器36
の左側を上昇させて容器36を傾斜させることで、その
上に載る被測定物が第2の滑台18側に移送され、この
第2の滑台18を滑落して適宜な規格値外用収納容器
(図示せず)内に投入される(ステップ)。そして、
第2のシャッター用シリンダー28を伸長して第2の防
風シャッター24を閉じるとともに、第2の容器用シリ
ンダー44を収縮させて容器36を上位置で水平に保持
し(ステップ)、次に被測定物が投入されるのを待機
する。
【0023】かかる動作により、被測定物は、重さに応
じて規格値の許容範囲内のものと、許容範囲外のものと
に選別される。
【0024】なお、上記実施例では、被測定物を第1と
第2の滑台16,18の一方に滑落させる際に、防風シ
ャッター22,24の一方を開けるようにしたが、少な
くとも被測定物等の総重量を測定する際に第1と第2の
防風シャッター22,24がともに閉じられていれば良
い。また、容器36を傾斜させる動作は、上記実施例に
限られず、第1と第2の容器用シリンダー42,44の
収縮長さを相違させるようにしても良い。
【0025】さらに、上記実施例では、4本のシリンダ
ー26,28,42,44をそれぞれ別々に制御してい
るが、第1のシャッター用シリンダー26と第2の容器
用シリンダー44を同時に同方向で制御するとともに、
第2のシャッター用シリンダー28と第1の容器用シリ
ンダー42を同時に同方向で制御しても良い。かかる制
御では、容器36が電子秤12の受皿14上に載置され
ていて総重量が測定される際は、第1と第2の防風シャ
ッター22,24はともに閉じられている。そして容器
36が傾けられる際には、一方の防風シャッターが開か
れる。また、容器36が上位置にあれば、第1と第2の
防風シャッター22,24はともに開いた状態となる
が、何んら不具合は生じない。
【0026】図7と図8を参照して、本発明の重さによ
る物品選別機の第2の実施例につき説明する。図7は、
本発明の重さによる物品選別機の第2の実施例の縦断正
面図であり、図8は、図7に示す物品選別機の角錐台状
筒部材を除いたX−X断面矢視図である。図7と図8に
おいて、図1ないし図4と同一または均等な部材には、
同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0027】図7と図8で示す第2の実施例において、
図1ないし図6で示した実施例と相違するところは、以
下の点である。まず、第1と第2の防風シャッター2
2,24が防風部材20の内側で上下動自在に構成さ
れ、第1の容器用シリンダー42が一方の容器用アーム
46と他方の第2の防風シャッター24とに、第1の連
結部材52によって駆動連結され、第2の容器用シリン
ダー44が他方の容器用アーム48と一方の防風シャッ
ター22とに、第2の連結部材54によって駆動連結さ
れる。そして、第1と第2の連結部材52,54は、上
下方向に配設されたガイド部材56によって、傾くこと
なしに上下動自在に案内されている。そして、図1ない
し図6で示す実施例における第1と第2のシャッター用
シリンダー26,28およびシャッター用アーム30,
32が省かれている。さらに、容器36は、両側端部に
垂下する滑り止め部58,58が設けられ、この滑り止
め部58,58と脚部38,40との間に、容器用アー
ム46,48が係合される。
【0028】かかる構成にあっては、まず第1と第2の
容器用シリンダー42,44をともに収縮させて容器3
6を角錐台状筒部材34の下端近くの上位置とし、被測
定物が容器36上に載置されると、第1と第2の容器用
シリンダー42,44をともに伸長させて容器36を水
平に保持したまま下降させて電子秤12の受皿14上に
容器36を載せる。すると、電子秤12は被測定物と容
器36の総重量を測定する。そして、被測定物の重さが
規格値の許容範囲内にあるか否かを判別する。ここで、
被測定物の重さが規格値の許容範囲内であれば、例えば
第2の容器用シリンダー44を収縮させる。すると、第
2の連結部材54の上動により容器36の右側(図7に
おいて)が上昇して傾くとともに、第1の防風シャッタ
ー22が開かれる。そこで、容器36上の被測定物が第
1の滑台16上に滑落して適宜な規格値内用収納容器内
に投入される。さらに、第1の容器用シリンダー42を
収縮して、容器36の左側を上昇させて、容器36を角
錐台状筒部材34の下端近くの上位置で水平に保持し、
次に被測定物が載置されるのを待機する。
【0029】また、被測定物の重さが規格値の許容範囲
外であれば、第1の容器用シリンダー42を収縮する。
すると、第1の連結部材52の上動により容器36の左
側が上昇して傾くとともに、第2の防風シャッター24
が開かれ、被測定物が第2の滑台18上に滑落して適宜
な規格値外用収納容器内に投入される。さらに、第2の
容器用シリンダー44を収縮して、容器36を上位置で
水平に保持して次に被測定物が載置されるのを待機す
る。
【0030】かかる第2の実施例にあっては、2本の第
1と第2の容器用シリンダー42,44の制御によっ
て、容器36の上下動制御と容器36を傾ける制御と第
1と第2の防風シャッター22,24の開閉制御が行な
われ、図1ないし図6に示す実施例に比較して、その構
造が簡単であるとともに各動作の制御も簡単である。な
お、電子秤12で容器36とこれに載置された被測定物
の総重量が測定される際には、第1と第2の防風シャッ
ター22,24がともに閉じられており、測定が風等の
影響を受けることがない
【0031】図9ないし図11を参照して、本発明の重
さによる物品選別機の第3の実施例につき説明する。図
9は、本発明の重さによる物品選別機の第3の実施例の
縦断正面図であり、図10は、図9に示す物品選別機の
平面図であり、図11は、第3の実施例の動作を説明す
るためのフローチャートである。図9と図10におい
て、図1ないし図4と同一または均等な部材には、同一
符号を付けて重複する説明を省略する。
【0032】図9と図10で示す第3の実施例におい
て、図1ないし図6で示した実施例と相違するところ
は、以下の点である。まず、電子秤12の左右両側の第
1と第2の滑台16,18に加えて、前方に第3の滑台
70が設けられる。また、第1と第2と第3の滑台1
6,18,70に対応して風防部材20に穿設された開
口に対して、揺動自在に垂下した第1と第2と第3の防
風シャッター72,74,76が設けられ、垂下した状
態で開口が閉じた状態となる。そして、図1ないし図6
で示す実施例における第1と第2のシャッター用シリン
ダー26,28は省かれている。さらに、風防部材20
内には、電子秤12の左右両側方上部および後方上部
に、それぞれ容器36および滑台16,18,70方向
に向けて圧縮空気を噴出する第1と第2と第3のエアー
ノズル78,80,82が設けられている。
【0033】次に、図11を参照して動作を説明する。
まず、2本の容器用シリンダー42,44をともに収縮
させて容器36が角錐台状筒部材34の下端近くの上位
置とする(ステップ)。ここで、被測定物が角錐台状
筒部材34内に投入されて容器36上に載置されるとと
もに投入信号が与えられると(ステップ)、第1と第
2の容器用シリンダー42,44をともに伸長させて容
器36を水平を保持したままで下降させて電子秤12の
受皿14上に載せる(ステップ)。すると、電子秤1
2で総重量を測定し(ステップ)、さらにCPU62
で被測定物の重さが規格値の許容範囲内にあるかまたは
許容範囲より軽いかまたは許容範囲より重いか判別する
(ステップ)。ここで、被測定物の重さが規格値の許
容範囲内であれば、第3のエアーノズル82から圧縮空
気を噴射させる(ステップ)。すると、この圧縮空気
の風圧によって、被測定物が容器36の上から第3の滑
台70上に移送され、この第3の滑台70を滑落する。
これと同時に、風圧によって第3の防風シャッター76
が開かれて被測定物の滑落を許容する。そして、ステッ
プに戻り、容器36を上位置として、次に被検査物の
投入信号が与えられるのを待機する。
【0034】また、ステップで、被測定物の重さが規
格値の許容範囲より軽いと判別すると、第2のエアーノ
ズル80から圧縮空気を噴射させる(ステップ)。す
ると、圧縮空気の風圧によって被測定物は、容器36の
上から第1の滑台16上に移送されて滑落し、また第1
の防風シャッター72が開いて、被測定物の滑落を許容
する。そして、ステップに戻る。
【0035】さらに、ステップで、被測定物の重さが
規格値の許容範囲より重いと判別すると、第1のエアー
ノズル78から圧縮空気を噴射させる(ステップ)。
すると、被測定物は第2の滑台を滑落する。そして、ス
テップに戻る。
【0036】かかる動作により、第1の滑台16の下に
は規格値の許容範囲より軽いものが、第2の滑台18の
下には重いものが、第3の滑台70の下には許容範囲内
のものがそれぞれ選別される。
【0037】そして、第1と第2と第3の防風シャッタ
ー72,74,76を第1と第2と第3のエアーノズル
78,80,82から噴出される圧縮空気の風圧でそれ
ぞれ開くようにしたので、第1と第2と第3の防風シャ
ッター72,74,76を開閉駆動させるためのシリン
ダー等が不要となりそれだけ構造が簡単となる。また、
容器36から第1と第2と第3の滑台16,18,70
への被測定物の移送を風圧で行なうので、図1ないし図
6で示す実施例のごとく容器36を傾斜させるものに比
較して、この点でも構造が簡単となる。さらに、第1と
第2の容器用シリンダー42,44を一本のシリンダー
で構成することも可能である。
【0038】なお、上記実施例にあっては、本発明にお
ける重さによる物品選別機のみを図示および説明した
が、この物品選別機を作業ラインに組み込み、被測定物
が所定間隔で順次に角錐台状筒部材34に投入され、規
格値の許容範囲内にあれば、滑台から滑落した被測定物
がさらに後段の作業ライン上に流れるようにしても良
い。また、作業ライン上を流れる被測定物を適宜にサン
プリングして本発明の物品選別機で規格値の許容範囲内
であるか否かを監視するようにしても良い。さらに、重
量の測定に風等の影響が認められない場合、または風等
の影響を無視し得る場合にあっては、風防部材20およ
び防風シャッター22,24,72,74,76がなく
ても良い。
【0039】また、シリンダーの駆動源は圧縮空気に限
られず圧油であっても良く、さらにシリンダーに代えて
モータ等の他のアクチュエータにより容器36の上下駆
動および防風シャッターの開閉駆動を行なうようにして
も良い。そして、図9と図10で示す他の実施例におい
て、第1と第2と第3の防風シャッター72,74,7
6を適宜にシリンダー等により揺動開閉制御しても良い
ことは勿論である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の重さによ
る物品選別機は構成されているので、以下のごとき格別
な効果を奏する。
【0041】請求項1記載の重さによる物品選別機にあ
っては、被測定物と容器の総重量が電子秤によって精度
良く測定され、容器が比較的軽量であるので相対的に被
測定物の重さを精度良く測定できる。そして、この重さ
に応じて移送手段により容器上の被測定物が予め設定さ
れた方向に移送されるので、被測定物を重さに応じて精
度良く選別することができる。
【0042】請求項2記載の重さによる物品選別機にあ
っては、風防部材と防風シャッターを備えており、風等
による影響を受けることがなく、電子秤によりmg単位
の精度で被測定物の重さを測定することができ、mg単
位の精度で重さに応じて被測定物を選別することができ
る。特に軽量な被測定物の選別に優利である。
【0043】そして、請求項3記載の重さによる物品選
別機にあっては、2本の容器用シリンダーにより、容器
を上位置と電子秤の受皿上とに移動させるとともに、容
器を傾斜させて被測定物を重さに応じた方向に移送を行
なうことができ、比較的に簡単な構造で、容器の複雑な
動きを制御できる。
【0044】また、請求項3記載の重さによる物品選別
機にあっては、2本の容器用シリンダーの制御により、
容器の上下動制御と傾動制御と防風シャッターのそれぞ
れの開閉制御を行なうことができ、構造が簡単であると
ともに、動作制御も簡単であり、装置全体を安価に製造
するのに好適である。
【0045】そしてまた、請求項4記載の重さによる物
品選別機にあっては、エアーノズルから噴出される圧縮
空気の風圧で、被測定物の移送とともに防風シャッター
を開くことができ、アクチュエータとして圧縮空気によ
るシリンダーを用いるならば、より一層構造が簡単なも
のとなり、物品選別機を安価に製造でき、量産に好適で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 英幸 埼玉県北本市朝日1丁目243番地 株式会 社エー・アンド・ディ開発・技術センター 内 (72)発明者 寺田 光男 千葉県柏市逆井1789番地の46 株式会社ワ ールド自動機内 (72)発明者 飛川 進一 千葉県柏市逆井1789番地の46 株式会社ワ ールド自動機内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 mg単位で重量を測定できる電子秤と、
    被測定物を載せる容器と、この容器に前記被測定物を載
    置させる手段と、前記容器を前記被測定物を載置させる
    位置と前記電子秤の受皿に載置された位置に移動させる
    移動手段と、前記電子秤の側方に設けられた複数の滑台
    と、前記電子秤で測定された被測定物の重さを判別する
    判別手段と、この判別手段の出力信号に応じて前記容器
    に載置されている前記被測定物を前記滑台のいずれか1
    つに移送させる移送手段と、前記電子秤とその受皿に載
    置された前記容器を覆う風防部材と、すくなくとも前記
    電子秤での測定の際には閉じているが前記被測定物が前
    記滑台に移送された際には前記被測定物の滑落を許容す
    るように開く防風シャッターと、を備えたことを特徴と
    する重さによる物品選別機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の重さによる物品選別機に
    おいて、上下方向に伸縮する2本のシリンダーを設け、
    前記電子秤の両側方にそれぞれ前記滑台を設け、前記2
    本のシリンダーに突設したアームを前記容器の両側部に
    それぞれ係合させ、前記2本のシリンダーを同時に下動
    制御して前記容器を水平に保持したまま前記受皿上に移
    動させる前記移動手段となし、前記容器を前記受皿に載
    置する状態にある前記2本のシリンダーの一方を上動制
    御して前記容器を傾ける前記移送手段となす、ことを特
    徴とする重さによる物品選別機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の重さによる物品選別機に
    おいて、上下方向に伸縮する2本のシリンダーを設け、
    前記電子秤の両側方にそれぞれ前記滑台および前記防風
    シャッターを設け、これらの防風シャッターを上下動に
    より開閉するようにし、一方の前記シリンダーに前記容
    器の一方の側に係合させたアームと他方の側に設けられ
    た前記防風シャッターとを連結し、他方の前記シリンダ
    ーに前記容器の他方の側に係合させたアームと一方の側
    に設けられた前記防風シャッターとを連結し、前記2本
    のシリンダーを同時に下動制御して前記容器を水平に保
    持したまま前記受皿上に移動させる前記移動手段とな
    し、前記容器を前記受皿に載置する状態にある前記2本
    のシリンダーの一方を上動制御して前記容器を傾ける前
    記移送手段となすとともに、他方の前記防風シャッター
    を開く、ことを特徴とする重さによる物品選別機。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の重さによる物品選別機に
    おいて、前記移送手段として前記容器に載置された前記
    被測定物を前記滑台に風圧により移送するエアーノズル
    を設け、前記防風シャッターを揺動自在に垂下させて前
    記風圧により開くように構成したことを特徴とする重さ
    による物品選別機。
JP4321273A 1992-11-05 1992-11-05 重さによる物品選別機 Expired - Fee Related JP2523077B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4321273A JP2523077B2 (ja) 1992-11-05 1992-11-05 重さによる物品選別機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4321273A JP2523077B2 (ja) 1992-11-05 1992-11-05 重さによる物品選別機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0712632A true JPH0712632A (ja) 1995-01-17
JP2523077B2 JP2523077B2 (ja) 1996-08-07

Family

ID=18130734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4321273A Expired - Fee Related JP2523077B2 (ja) 1992-11-05 1992-11-05 重さによる物品選別機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2523077B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03220424A (ja) * 1990-01-26 1991-09-27 Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk 粉粒体秤量品の仕分けシュート
JPH03229676A (ja) * 1990-02-01 1991-10-11 Maki Seisakusho:Kk 青果物の選別装置の受皿

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03220424A (ja) * 1990-01-26 1991-09-27 Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk 粉粒体秤量品の仕分けシュート
JPH03229676A (ja) * 1990-02-01 1991-10-11 Maki Seisakusho:Kk 青果物の選別装置の受皿

Also Published As

Publication number Publication date
JP2523077B2 (ja) 1996-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6360792B1 (en) Automated microplate filling device and method
US6148878A (en) Automated microplate filling device and method
KR920003565A (ko) Ic 분류별 수납장치 및 ic 검사장치
CN109622396A (zh) 一种透镜外径和中心厚双参数自动检测装置
JPH0643212A (ja) オートマチックテストハンドラー
CA2485409A1 (en) Pallet handling apparatus and method
US20040136869A1 (en) Specimen conveyance holder moving system
AU614557B2 (en) Device for automatically weighing object in conveyance
US4043460A (en) Tray stacking and unstacking apparatus
JP2523077B2 (ja) 重さによる物品選別機
EP0808785B1 (en) Article grading apparatus
US4084698A (en) Egg weighing device
KR20050005390A (ko) 기판 보호 유지 장치 및 기판 검사 장치
US4397130A (en) Machine for loading and unloading containers of articles arranged in rows
KR102318371B1 (ko) 제품의 낙하 분배 및 연착 장치
CN211418660U (zh) 一种工件自动上线装置
JP3197699B2 (ja) 重さによる物品選別機
JP3160683B2 (ja) 被測定物の連続測定装置
JP3197700B2 (ja) 重さによる物品選別機
US6092640A (en) Article grading apparatus
JPS6255124A (ja) 多段式生タイヤパレツト
JPH05116739A (ja) 部品分離整列装置
KR100345188B1 (ko) 계량포장장치
CN115015596A (zh) 一种半导体姿态调整结构、调整方法和探针台
JP3383507B2 (ja) 物品保持装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960305

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090531

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090531

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110531

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120531

Year of fee payment: 16

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees