JPH07125173A - 自動スクリーン捺染方法及びその装置 - Google Patents

自動スクリーン捺染方法及びその装置

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JPH07125173A
JPH07125173A JP27713193A JP27713193A JPH07125173A JP H07125173 A JPH07125173 A JP H07125173A JP 27713193 A JP27713193 A JP 27713193A JP 27713193 A JP27713193 A JP 27713193A JP H07125173 A JPH07125173 A JP H07125173A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 型合わせ操作を効率的且つ自動的に行える自
動スクリーン捺染方法及びそれに用いる自動スクリーン
捺染機を提供し、更に、使用するスクリーンの自動供
給、搬送、回収、あるいは必要に応じてスクリーンの自
動洗浄を併せて、捺染品質の向上と、各工程の省力化、
時間短縮等、捺染工程全体の合理化を計ることを目的と
する。 【構成】 試し刷り捺染テーブル10及び見本捺染機4
0或いは更に捺染機として、リピート方向と、これに直
角方向と、回転方向とにスクリーンの型合せ調節可能な
3組の数値制御スクリーン調節機構26,27,28を
備えたものを使用し、試し刷り捺染テーブル10におけ
るスクリーンの三方向の型合わせデータを記憶メデアに
記憶し、この記憶メデアにおける型合わせデータに基づ
いて見本捺染機40或いは更に捺染機におけるスクリー
ンの型合わせを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動スクリーン捺染方
法及びそれに用いる自動スクリーン見本捺染機に関する
ものであり、より詳細には、試し刷りにおいてスクリー
ン枠の型合わせでデータを保存して、これを見本捺染や
本捺染に有効に利用し、型合わせ操作を効率的且つ自動
的に行える自動スクリーン捺染方法及びそれに用いる自
動スクリーン捺染機に関する。本発明はまた、見本捺染
を自動的に且つ能率的に行える自動スクリーン見本捺染
機に関する。
【0002】自動スクリーン捺染機による捺染生産に当
り、それが新規の図柄(新柄)である場合は、捺染生産
に先行して次の工程と夫々の作業が必要である。
【0003】1 新柄スクリーンの検査、試し刷り 新柄に応じて必要色数分が新たに製版された全スクリー
ンが、型合い精度、捺染リピート長、及び図柄のジョイ
ント部等、すべてにおいて正確であるか否かの検査を行
なう。これには試し刷りテーブル(通常絵刷りテーブル
と呼ばれる。)が使用され、各スクリーンを検査の上、
紙面に水性顔料にて各色ごとに試し刷りを行なう。これ
によりスクリーンの各精度を確認し、合格スクリーンは
後記の見本捺染工程に、更にその後に自動スクリーン捺
染工程に送られ、不良のスクリーンは再製版される。
【0004】2 見本捺染 通常「桝見本取り」と呼ばれ、前記検査ずみのスクリー
ンにより新柄の1リピート長分の、且つ所定配色数分の
捺染サンプルを作成する。これにより型合い精度、その
他及び各配色毎の色相の確認を行なう。この捺染サンプ
ルを捺染発注元に提出すると共に、捺染工場自社内での
色糊調合データ、スキージング条件、その他を捺染デー
タとして保管し、自動スクリーン捺染機での捺染生産に
活用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来は前記の新柄スク
リーンの検査、試し刷り、及び見本捺染共にすべて手作
業で行われ、且つこの相互間、及び自動スクリーン捺染
機との連係は全くなかった。
【0006】新柄スクリーンの検査はライトテーブルを
使って、単にスクリーン遮蔽膜のピンホール、図柄部の
目詰り等の検査のみを行なう。試し刷りテーブルは別途
に設けられ、各スクリーンを目視、手動、型合せして試
し刷り確認するのみで、型合せに関する装置もなく、同
データの確認、収集も行われていない。
【0007】このため、次工程の見本捺染においては、
各スクリーン毎の型合せ作業を最初から行わねばなら
ず、また型合せデータも記録されない。従って自動スク
リーン捺染機での捺染生産に当っても、すべて最初から
の型合せ作業を必要とする。これらの三者間の相互連係
が全くないため、人手と長時間を要し、多品種、少量生
産の強まる現状においては生産性の短サイクル化に対応
できず、捺染工程全体の合理化への障害となっている。
更にスクリーンの搬送、洗浄に費す労力も大である。
【0008】本発明の目的は、上記する各工程全体の、
特にスクリーン型合せに関するデータの管理、活用と、
各作業の自動化、及び自動スクリーン捺染機への型合せ
データの出力を行なうことにより、型合わせ操作を効率
的且つ自動的に行える自動スクリーン捺染方法及びそれ
に用いる自動スクリーン捺染機を提供するにある。
【0009】本発明は更に、使用するスクリーンの自動
供給、搬送、回収、あるいは必要に応じてスクリーンの
自動洗浄を併せて、捺染品質の向上と、上記各工程の省
力化、時間短縮等、捺染工程全体の合理化を計ることを
も目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、新規ス
クリーンを用いる捺染方法において、試し刷り捺染テー
ブル及び見本捺染機或いは更に捺染機として、リピート
方向と、これに直角方向と、回転方向とにスクリーンの
型合せ調節可能な3組の数値制御スクリーン調節機構を
備えたものを使用し、試し刷り捺染テーブルにおけるス
クリーンの三方向の型合わせデータを記憶メデアに記憶
し、この記憶メデアにおける型合わせデータに基づいて
見本捺染機或いは更に捺染機におけるスクリーンの型合
わせを行うことを特徴とする自動スクリーン捺染方法が
提供される。
【0011】本発明の方法では、見本捺染機において、
型合わせ不良があるときは、見本捺染機での型合わせに
応じて、記憶メデアにおける型合わせデータを修正し、
これを本捺染に有効に利用できる。
【0012】本発明によればまた、スクリーンと、この
スクリーンを検査し且つ試し刷りをする試し刷り捺染テ
ーブルと、このスクリーンを用いて捺染見本を作成する
見本捺染機とを備え、試し刷り捺染テーブル及び見本捺
染機の各々は、スクリーンを三点支持するスクリーン支
持部材と、リピート方向、これに直角方向、及び回転方
向にスクリーンの型合せ調節可能な3組のスクリーン調
節機構と、各スクリーン調節機構に設けられた型合せ調
節モータと調節量検出のパルスゼネレータとを有し、試
し刷り捺染テーブルはパルスゼネレータで検出される型
合わせ調節量を型合わせデータとして記憶メデアに書き
込む書き込み手段を有し、見本捺染機は、記憶メデアの
型合わせデータを読み取り且つ見本捺染機における型合
わせ補正量を修正型合わせデータとして記憶メデアに書
き込む読み取り・書き込み手段及び型合わせデータに基
づいて型合わせ調節モータを制御する制御機構を有する
ことを特徴とする自動見本スクリーン捺染機が提供され
る。
【0013】本発明によれば更に、スクリーンと、この
スクリーンを検査し且つ試し刷りをする試し刷り捺染テ
ーブルと、このスクリーンを用いて捺染見本を作成する
見本捺染機とを備え、試し刷り捺染テーブル及び見本捺
染機或いは更に捺染機の各々は、スクリーンを三点支持
するスクリーン支持部材と、リピート方向、これに直角
方向、及び回転方向にスクリーンの型合せ調節可能な3
組のスクリーン調節機構と、各スクリーン調節機構に設
けられた型合せ調節モータと調節量検出のパルスゼネレ
ータとを有し、試し刷り捺染テーブルはパルスゼネレー
タで検出される型合わせ調節量を型合わせデータとして
記憶メデアに書き込む書き込み手段を有し、見本捺染機
或いは更に捺染機は、記憶メデアの型合わせデータを読
み取り且つ見本捺染機における型合わせ補正量を修正型
合わせデータとして記憶メデアに書き込む読み取り・書
き込み手段及び型合わせデータに基づいて型合わせ調節
モータを制御する制御機構を有し、前記見本捺染機に
は、多色捺染を行うための複数のスクリーンを収容する
台車と、台車内のスクリーンを供給位置と収納位置とに
昇降させるための台車昇降機構と、スクリーンを前記供
給位置から見本捺染機のスクリーン支持部材の位置迄搬
送するスクリーン搬送機構と、見本捺染済みのスクリー
ンを洗浄し、洗浄後のスクリーン枠を前記収納位置に払
い出すスクリーン洗浄機構とを備えていることを特徴と
する自動見本スクリーン捺染機が提供される。
【0014】
【作用】本発明によれば、試し刷り捺染テーブル(台)
及び見本捺染機或いは更に捺染機(本捺染機)の両方
に、リピート方向と、これに直角方向と、回転方向とに
スクリーンの型合せ調節可能な3組の数値制御スクリー
ン調節機構を備えたものを使用する。これにより、試し
刷り捺染の段階で既に型合わせデータを採取し、この型
合わせデータを記憶メデアに記憶させることにより、こ
の型合わせデータを見本捺染或いは更に本捺染に利用
し、各工程全体の、特にスクリーン型合せに関するデー
タの管理、活用と、各作業の自動化とを行うことができ
る。
【0015】スクリーンの位置ズレは、リピート方向
(X方向)、これに直角方向(幅方向、Y方向)、回転
方向(ねじれ方向、θ)の三つの変位で全て表される。
型合わせ状態において、基準位置からの三つの変位量は
スクリーンが一定であれば常に一定であり、従って、基
準位置に対する三つの変位量を一定に制御すれば、常に
一定の型合わせ状態が再現されることになる。
【0016】本発明では、この三つの変位に対応して、
スクリーンの型合せ調節可能な3組の数値制御スクリー
ン調節機構を、試し刷り捺染台にも、見本捺染機並びに
本捺染機にも共通して設ける。この数値制御スクリーン
調節機構では、スクリーン位置調節のための変位量がパ
ルス数として検出され、また所定パルス数に対応してス
クリーンの変位が行われる。先ず、試し刷り捺染台でス
クリーンの型合わせを行い、この型合わせデータを採取
し、このデータを記憶メデアに書き込み、保存する。多
色捺染では、用いる全てのスクリーンについて、スクリ
ーンのNo. と型合わせデータとが保存される。
【0017】試し刷り捺染及び本捺染では、これらの捺
染機に付属するコンピュータのプログラムに従って、記
憶メデアの型合わせデータを読み込み、この型合わせデ
ータに基づいて、数値制御スクリーン調節機構を制御
し、型合わせを行う。実際の型合わせ状態と型合わせデ
ータとが相違する場合には、この補正値が入力され、こ
の修正データは記憶メデアに保存することになる。
【0018】既に指摘した通り、見本捺染は、捺染サン
プルを捺染発注元に提出すると共に、捺染工場自社内で
の色糊調合データ、スキージング条件、その他を捺染デ
ータとして保管する上で非常に重要な工程であるが、見
本捺染機における捺染操作そのものは少ないとしても、
捺染操作の前後におけるスクリーンの取り出し、取付、
取り外し、洗浄、収納等の多くの付随作業がある。本発
明では、従来の手作業を全て排除し、これらを自動化す
る。このために、本発明の試し刷り捺染装置では、多色
捺染を行うための複数のスクリーンを収容する台車と、
台車内のスクリーンを供給位置と収納位置とに昇降させ
るための台車昇降機構と、スクリーンを前記供給位置か
ら見本捺染機のスクリーン支持部材の位置迄搬送するス
クリーン搬送機構と、好適には更に見本捺染済みのスク
リーンを洗浄し、洗浄後のスクリーン枠を前記収納位置
に払い出すスクリーン洗浄機構とを付設する。これによ
り、スクリーンの型合わせ作業のみならず、付随作業の
多くも自動化され、見本捺染の人手を削減し、その作業
効率を高めると共に、捺染品質を高めることができる。
【0019】試し刷り捺染台は、新品のスクリーンの検
査をも行うものである。この目的のため、スクリーンに
リピート方向、これに直角方向、及び回転方向の位置出
しをするためのレジスターマークを設けると共に、試し
刷り捺染テーブルに、このレジスターマークに基づい
て、リピート方向とこれに直角方向との直角度を検出す
るための機構を設ける。スクリーンに、リピート方向と
これに直角方向との直角度に狂いがあると、間欠送り毎
の捺染図柄が合致しなくなるが、本発明では、上記の検
出機構を設けたので、この直角度の検出が手軽に且つ容
易に行われる。
【0020】本発明の概略配置を説明する図1及び図2
において、試し刷りテーブル10はスクリーン検査のラ
イトテーブルを兼用すると共に、試し刷り時の型合せ調
節機構を備え、型合せデータの検出、収集及びこの入力
装置と、型合せデータを記録する記録メデア、例えばI
Cカードの発行装置(ICカードライター)を具備して
いる。
【0021】見本捺染機40においては、同用コンピュ
ータ100に付属のICカードリーダーにて、上記のI
Cカードに記録された型合せデータを読み取り、これに
従って見本捺染機の型合せ装置が自動的に作動し、試し
刷り時の型合せ状態を再現する。
【0022】上記の型合せデータは、更に捺染管理用ホ
ストコンピュータ101を経由して、自動スクリーン捺
染機102にも出力され、同様に自動的に各スクリーン
の型合せ調節が行われる。
【0023】また、試し刷りテーブル、見本捺染機及び
自動スクリーン捺染機の夫々の型合せ調節機構は、同一
構造で共通性を有している。
【0024】上記の通り、試し刷りテーブル10、見本
捺染機40、自動スクリーン捺染機102の三者は同一
の型合せデータにて連係、管理され、自動化されるた
め、夫々の型合せ調節作業が不要であり、労力と時間が
大幅に節減できる。
【0025】図1の通り試し刷りテーブル10での型合
せデータは、見本捺染機用コンピュータ100から複数
の見本捺染機40を、またホストコンピュータ101か
ら複数の自動スクリーン捺染機102を管理、制御する
ことができる。
【0026】更に本発明は、図2に示す通り、スクリー
ンの自動供給、回収のためのスクリーン台車昇降装置7
0、スクリーン搬送装置80及びスクリーン洗浄装置9
0を備え、これらに要する労力を省き、見本捺染工程の
全自動化を計るものである。
【0027】上記の通り本発明においては、試し刷りテ
ーブルでの各図柄毎の型合せデータに基き、以降の工程
全体のスクリーン型合せを共通管理し、同一データによ
り型合せ調節がすべて自動化される。更にスクリーンの
供給、搬送、回収、あるいは洗浄の自動化を併せて、従
来の弊害を排除し、捺染工程全体の合理化を計るもので
ある。
【0028】
【実施例】
[全体]本発明の装置は図2に示す通り、試し刷りテー
ブル10、見本捺染機40、スクリーン台車昇降装置7
0、スクリーン搬送装置80及びスクリーン洗浄装置9
0から構成されている。この内試し刷りテーブル10は
捺染工場から離れて、通常は製版工場に設置されてい
る。
【0029】前記し、図1に示す通り試し刷りテーブル
10における各柄毎の型合せデータは、基礎データとし
てICカード39に記録され、見本捺染機用コンピュー
タ100を経て、見本捺染機40に出力され、後記の通
り自動的に型合せ調節される。
【0030】この型合せ基礎データの出力、転送は、I
Cカードの他にフロッピーディスク、あるいはオンライ
ン伝送でも可能である。
【0031】また各図柄ごとの型合せ基礎データは、必
要に応じ捺染管理用ホストコンピュータ101を経て、
自動スクリーン捺染機102にも出力され、各スクリー
ンが同時に、自動的に型合せ調節される。
【0032】試し刷りテーブル10、見本捺染機40及
び自動スクリーン捺染機102の夫々の型合せ機構は、
すべて同一機構で特願平3−38784号のものが装備
されており、各々に共通性を有している。
【0033】図2において、見本捺染機40にて使用さ
れるスクリーン1は、試し刷りテーブル10にて検査ず
みで、試し刷り型合せ確認ずみのものが、各図柄単位で
後記するスクリーン台車71ごとに、台車昇降装置70
に載架され、図2の高さH1にて供給され、高さH2 に
て見本捺染と洗浄、回収が自動的に行なわれる。
【0034】[試し刷りテーブル]図3に試し刷りテー
ブル10の全体平面を示す。試し刷りテーブル10は全
体の基台となるライトテーブル11上にて、スクリーン
1の製版の良否の検査と、後記する通り紙面への各色毎
の型合せ、試し刷りが行なわれる。
【0035】ライトテーブル11の上面は、透明のガラ
ス板12がテーブル面となっており、この下部に照明灯
13が設けられている。スクリーン1は各色、1枚毎に
この上面に載せられ、図柄遮蔽面のピンホール、被膜の
剥離及び図柄貫通部の目詰り等、製版時の異常有無を検
査する。
【0036】更に重要な検査として、各スクリーン毎に
レジスターマーク1A,1B,1Cの位置の確認、特に
1A−1Bと1B−1Cの直角度検査も行なう。この直
角度が不正確な場合は、自動スクリーン捺染機での間欠
送り毎の捺染図柄が正しく合致しなくなる。
【0037】この直角度検査のため、ガラス板12の下
面には直角方向に4ケ所に小ローラ19が設けられ、こ
れに図のX,Y方向に夫々ピアノ線20が張架されてい
る。この2本のピアノ線20は正確に直角になるよう調
節されており、これにスクリーン1のレジスターマーク
1A,1B,1Cを合して、この直角度を検査する。
【0038】また同時にスクリーン枠1Fの外寸からの
図柄1Dの位置x,yもチェックする。この距離x,y
はスクリーン型合せ調節量の許容範囲内に制限される。
これらのため上記ピアノ線20用の小ローラ19の位置
は微調節が可能であり、あるいは複数のピアノ線を張架
することもある。
【0039】ライトテーブル11の両側方にはガイドレ
ール14が取りつけられ、これをガイドレールとして両
側に型合せ台車21A,21Bが移動可能に設けられて
いる。またライトテーブル11上の一方にはラック15
が取り付けられ、これに台車21Aに設けられたピニオ
ン23が噛み合っている。
【0040】更にライトテーブル11の両側、前後には
4個のプーリ16が設けられ、一方の(図の上方)プー
リ16は連結軸17で両側が一体的に結合されている。
この前後のプーリ16間と、両側の型合せ台車21A,
21Bとにはタイミングベルト18が張架され、一方の
型合せ台車21Aのハンドル22を回転さすことによ
り、ラック15とピニオン23が噛み合い、両側の台車
21A,21Bは図のX方向に平行移動する。
【0041】一方の型合せ台車(図の右側)21Aに
は、スクリーン調節機構(I)26及び同(II)27が
設けられ、他方の型合せ台車21Bにはスクリーン調節
機構(III )が設けられている。これらの各調節機構に
は、夫々に調節モータ26M,27M,28M及びパル
スゼネレータ26P,27P,28Pに設けられてい
る。これらの詳細、作用は特願平3−34784号と全
て同一ものである。
【0042】図の左方の型合せ台車21Bには、図のY
方向に摺動可能に調節フレーム29が設けられ、これと
図の右方のスクリーン調節機構(II)27との間には、
ブラケット30及び同31を介してスクリーン支持部材
32が、各スクリーン調節機構により、図のX,Y及び
θ方向に移動調節可能に設けられている。
【0043】スクリーン1は上記スクリーン支持部材3
2に、3ケ所の位置決めボルト33及びスクリーン固定
機構34及び34´により位置決め固定され、スクリー
ン支持部材32と共にX,Y,θ方向に型合せ調節可能
に支持される。
【0044】前記の通り両側の型合せ台車21A,21
B及びスクリーン支持部材32は、一体的に図のX方向
に、ハンドル22により移動可能であるが、後記する各
スクリーンの型合せ、試し刷りに際しては、移動原点を
定める必要がある。このためライトテーブル11の図の
下方にはエヤーシリンダ35が固定され、一方スクリー
ン支持部材32に設けられたブラケット36の穴にシリ
ンダのピストンピン35´が嵌入することにより移動原
点とする。
【0045】前記により1柄分必要枚数のスクリーン1
の検査が終了すると、照明灯13を消しガラス板12上
に所定の紙を仮接着し、スクリーン支持部材32が原点
復帰していることを確認の上、各色スクリーン毎に型合
せを行ない型合せ調節値の基礎データ収集と試し刷りを
行なう。
【0046】試し刷りは上記原点位置にて、前記10に
よりスクリーン支持部材32にNo.1スクリーンをセッ
トし、水性顔料を用いて手動スキージングにて紙面に図
柄を捺染する。これと共に各スクリーン調節機構
(I),(II),(III )の現在位置を夫々に付属のパ
ルスゼネレータから、操作盤37に内蔵されたシーケン
サにスイッチ操作にて入力する。
【0047】No. 1スクリーンの1リピート分Rの試し
刷りの後、ハンドル22を操作してスクリーン支持部材
32と共に、スクリーン1を距離Rだけ移動し、試し刷
りされたレジスターマーク1Bを正確に1Aに重ねて、
リピートジョイント部の図柄の継続状態も試し刷りチェ
ックする。即ち紙面には1リピート長R+αの試し刷り
が行なわれる。
【0048】このリピートジョイント部の図柄の継がり
は、自動スクリーン捺染機にて間欠的に捺染を繰り返す
ために、不自然な状態が発生しないよう極めて重要なチ
ェック事項で、図柄の重り、又は空白及び図柄輪郭の凹
凸等を検査する。
【0049】同時にスクリーン1の移動距離Rは、ハン
ドル22と直結されたピニオン23からタイミングベル
ト24を介してパルスゼネレータ25が検出、シーケン
サに入力され、以降の見本捺染機及び自動スクリーン捺
染機に該図柄のリピート長として出力、指示される。
【0050】No. 2以降のスクリーンも上記同様に試し
刷りされるが、No. 2スクリーン以降はNo. 1スクリー
ンの図柄に対して型合せ調節を伴なう。操作盤37には
リモートコントローラ37´が接続され、その操作にて
各スクリーン調節機構(I),(II),(III )が作動
し、目視にて正確に図柄を型合せ操作する。
【0051】この型合せ調節量は、各スクリーン調節機
構に付属のパルスゼネレータ26P,27P,28Pの
夫々から操作盤37に内蔵のシーケンサに入力され、各
スクリーン毎の型合せの基礎データとして収集される。
この型合わせ調節と試し刷りを所定色数のスクリーン毎
に繰り返し、全スクリーン終了後にICカード39に記
録、発行される。図4に試し刷り工程の作業、制御のフ
ローチャートを示す。
【0052】上記で各スクリーンの検査、試し刷りが終
了するが、この間に前記するような欠点のあるスクリー
ンは、再製版の後再び試し刷りを行い、全数良品スクリ
ーンとして見本捺染機から自動スクリーン捺染機へ供給
される。
【0053】[見本捺染機]図2の一部に見本捺染機4
0の概要側面図、図5に同詳細平面図を示す。見本捺染
機40は図の通り機台41、エンドレスベルト42、ス
キージ53とこの関係装置及びスクリーン1の支持部材
61、スクリーン調節機構(I),(II),(III )5
6,57,58等で構成され、冒頭に記す通りの捺染サ
ンプルを作成する。
【0054】機台41の前後(図5の左右)には駆動ロ
ーラ43A、被動ローラ43Bが軸承され、この間にエ
ンドレスベルト42が張架される。このエンドレスベル
ト42の上面には予じめ粘着剤が塗布されており、これ
に被捺染布を貼り付ける。被捺染布は図5のリピート長
RX捺染幅Wより若干大きい目に、所定の材質、組成の
ものがカットシートにて用意される。
【0055】後記する方法で所定色数分の見本捺染全部
が終了すると、被捺染布はエンドレスベルト42から剥
離され、後処理工程に送られる。エンドレスベルト42
は同駆動モータ44にて連続的に回動され、ベルト洗浄
装置65にて表面に付着した毛羽、色糊の洗浄、水切り
を行ない、次の被捺染布が貼り付けられる。
【0056】図5の通り機台41には、後記するスキー
ジガイドフレーム45が前後(図の左、右)に取り付け
られ、これに4個のエヤーシリンダ54を介して、図の
下方の左右にはブラケット55が、図の上方の左右には
ブラケット55´が固定される。このエヤーシリンダ5
4は、捺染終了後スクリーン1を後方(図の矢印方向)
に排出する時に、スクリーン1を被捺染布面より若干上
昇させる役目を有している。
【0057】図の下方右側のブラケット55にはスクリ
ーン調節機構(I)56及び同(II)57が、左側のブ
ラケット55にはスクリーン調節機構(III )58が設
けられ、スクリーン調節機構(III )58は調節フレー
ム59と共に、図のY方向に摺動可能に支承されてい
る。
【0058】上記の各スクリーン調節機構(I),(I
I),(III )56,57,58の夫々は、前記試し刷
りテーブル10のものと同一構造であり、スクリーン1
はスクリーン調節機構(I)56と同(III )58とに
より図のX方向に、また同(II)57にて図のY方向
に、更に同(I)56と同(III )58の相対操作によ
り図のθ方向に型合せ調節される。
【0059】スクリーン調節機構(II)57と、反対側
の調節フレーム59には夫々ブラケット60が取り付け
られ、これに高さ調節ネジ60´を介してスクリーン支
持部材61が支承される。スクリーン支持部材61は前
記の通り各スクリーン調節機構にて、スクリーン1を支
持したまま図のX,Y,θ方向に移動調節される。
【0060】図の上方の2個のブラケット55´間には
前記同様の高さ調節ネジを介して、スクリーン受材64
が設けられスクリーン1の反対側を支承する。スクリー
ン受材64は単にスクリーン1の一辺を受けるだけで、
X,Y,θ方向の移動調節には無関係である。
【0061】見本捺染の開始と共に、スクリーン1は後
記するスクリーン搬送装置80にて、定められた順序通
り上方の高さH1 から下降供給され、スクリーン支持部
材61とスクリーン受材64の上にほぼ定位置に載せら
れ、3ケ所の位置決めボルト62とスクリーン固定機構
63,63´にて定位置に位置決め固定される。
【0062】スクリーン固定機構63及び63´の操作
は、操作盤68のスイッチ操作で一斉に行われる。また
上記スクリーン1の定位置は電気的に定められており、
各スクリーン調節機構56,57,58に付属のパルス
ゼネレータにて検出、制御される。
【0063】上記によりスクリーン1のセット完了と共
に、型合せ調節を行なう。各スクリーン毎の型合せ調節
量は、前記試し刷りテーブル10での型合せ基礎データ
に基き、同一スクリーンの調節値が見本捺染機用コンピ
ュータ100から、操作盤68に内蔵のシーケンサを通
じて、各スクリーン調節機構56,57,58に指示さ
れる。
【0064】これに応じて各スクリーン調節機構の調節
モータが正逆転し、付属のパルスゼネレータが調節量を
検出する。各スクリーンの調節量は上記の通り試し刷り
テーブル10でのデータ通りに行なわれるが、見本捺染
に当り再度図柄でチェックし、万一誤差があれば、スイ
ッチ操作にて何れかのスクリーン調節機構を操作して修
正する。この修正を行った場合は、この修正量を見本捺
染機用コンピュータ100にフィードバックして、基礎
データも修正する。
【0065】上記によりNo. 1スクリーンの位置決めセ
ットが終了すると、スイッチ操作にてスキージ駆動モー
タ47が起動し、連結軸48にて両側のスキージキャリ
ア49が、スキージガイドフレーム45に沿ってストロ
ークし、スキージ53にて1色目の捺染を施す。
【0066】スキージ53はスキージキャリア49と共
動するスキージ支持装置50から、スキージ支持バー5
1、スキージ調節機構52にて支持され、スキージ調節
機構に付属のインデックスハンドル52´でスキージ圧
が調節される。このスキージ圧はインデックスハンドル
にダイアル表示される。
【0067】図6にスキージの動作を図示する。スキー
ジ53は同支持バー51、同調節機構52に固定された
ままで各色を捺染し、自動スクリーン捺染機のようにそ
の都度の取り外し、洗浄は行なわない。このためスキー
ジ53は図のa点からb点の間を走査して1色目の捺染
を施し、c点に上昇し上方を移動してd点で一時停止す
る。
【0068】d点の下方には水槽67が備えられ、これ
を使ってスポンジ、布等によりスキージ53の先端に付
着した色糊を各色毎に拭き取る。次いで2色目のNo. 2
スクリーンがセットされ、型合せ完了と共に、スキージ
53はd点から移動しe点から元のa点に下降し、2色
目のスキージングを行なう。この間のスキージ53の上
昇、下降は、スキージキャリア49に付属のエヤーシリ
ンダの操作で自動的に行われる。
【0069】1色目、No. 1での捺染が終了すると、ス
キージ53が上記図6のd点で停止と共に、スクリーン
1は前記の固定が解除され、後記するスクリーン搬送装
置80に設けられたスクリーン押し出し装置88にて、
図5の矢印方向(図の左方)に押し出され、後続するス
クリーン洗浄装置90に付属の1対のゴムローラ98A
の回転により、スクリーン洗浄装置90に送り込まれ
る。この場合、前記する通りスクリーン1はエヤーシリ
ンダ54の作用にて、被捺染布面より若干上昇してい
る。
【0070】上記の通り見本捺染機40においては、所
定順序通り各色ごとのスクリーンの供給、位置決め、型
合せ調節、スキージング及びスクリーン排出が繰り返し
行われる。この間スキージの前記a点からのスタートの
みは、この前にスクリーン型合せ調節を要するためスイ
ッチ操作であるが、他は連係して自動的に行なわれる。
【0071】上記の繰り返しで1柄、所定色数の捺染サ
ンプルが完成する。この間エンドレスベルト42は静
止、ロックされ、被捺染布も貼り付けられたままであ
る。また各スクリーン毎の最終型合せデータは、見本捺
染機用コンピュータにフィードバックされた後、自動ス
クリーン捺染機に必要に応じ出力される。図7に見本捺
染工程の作業、制御のフローチャートを示す。
【0072】[スクリーン台車昇降装置]スクリーン台
車昇降装置70は図2及び図8に示す通り、1柄必要色
数分のスクリーン1が捺染順序に従って収容されたスク
リーン台車71を台車ごと搭載し、この昇降動作によっ
てスクリーン1を順序通り、図2の高さH1 にて後記の
スクリーン搬送装置80に自動的に供給し、高さH2 に
て捺染、洗浄ずみのスクリーンを自動的に回収するもの
である。
【0073】スクリーン台車昇降装置70は図8の通
り、基礎ベッド72、支柱73、リフタ74等から構成
され、リフタ74はスクリーン台車71を水平に保つよ
う支柱73の内側にガイドされ、昇降駆動モータ75か
らチェーンホイール76、ローラチェーン76´により
自動的に上昇、下降を行なう。
【0074】昇降駆動モータ75はサーボモータが使用
され、スクリーン台車71のスクリーンラック71´が
規定順序通りに図2の高さH1 あるいはH2 に正確に位
置するよう数値制御を行なう。この制御数値は予め見本
捺染機用コンピュータ 100を経て、同様操作盤68に内
蔵されたシーケンサに入力されており、見本捺染開始と
共に順次出力される。
【0075】支柱73の上部にはエヤーシリンダ78が
ブラケット77により高さH1 に固定されている。リフ
タ74の動作により指定のスクリーン1が高さH1 にて
停止すると、上記エヤーシリンダ78が矢印方向に作動
し、スクリーン1をスクリーンラック71´から押し出
して、後続のスクリーン搬送装置80に受け渡す。
【0076】捺染が終了し、後記のスクリーン洗浄装置
90にて洗浄されたスクリーン1は、洗浄装置出口に設
けられたゴムローラ98Bにより送り出され、スクリー
ンラック71´に回収される。このスクリーン1の高さ
H1 での供給、H2 での回収ともに、スクリーン1は指
定のスクリーンラック71´にて行われる。このため見
本捺染機40の運転中は、リフタ74はH1 ,H2 間の
昇降を繰り返し、且つその都度スクリーンラック71´
の間隔や寸法だけ加減された高さに制御される。
【0077】リフタ74はスクリーン台車71が、フロ
アレベルFLにて出し入れ可能な高さにも停止するよう
になっており、スクリーン1を搭載したままスクリーン
台車71はスクリーン格納庫に、あるいは自動スクリー
ン捺染機に搬送される。また図示されないがリフタ74
にはスクリーン台車71が規定位置にガイド・ロックさ
れる構造を有している。
【0078】[スクリーン搬送装置]スクリーン搬送装
置80は図2の通り、後記のスクリーン洗浄装置90と
見本捺染機40との上方に設けられ、スクリーン1をス
クリーン台車昇降装置70から受け取り、見本捺染機4
0に自動的に供給するものである。
【0079】スクリーン搬送装置80の枠組み81に
は、2台のロッドレスエヤーシリンダ82A,82Bが
設けられ、この夫々にはスクリーン1を把持し搬送する
グリップ装置83A,83Bが付属している。図の左側
のグリップ装置83Aは、前記スクリーン台車昇降装置
70のエヤーシリンダ78にて押し出された、スクリー
ン1の前方の枠部材1Gを位置fにて把持し、ロッドレ
スエヤーシリンダ82Aのストロークにより位置gまで
送る。
【0080】上記位置gで停止したグリップ装置83A
は、枠部材1Gを開放後直ちに元の位置fに逆行、復帰
し、今度はスクリーン1の後方の枠部材1Hを把持して
再度位置gまで送る。このグリップ装置83Aの往復動
作により、スクリーン1はスクリーン台車昇降装置70
から位置gと位置hの間に搬送される。
【0081】次いでスクリーン1は、その前方の枠部材
1Gが図の右側のグリップ装置83Bで把持され、ロッ
ドレスエヤーシリンダ82Bのストロークにより、その
先端が位置iにまで送られる。この位置iは見本捺染機
40でのスクリーン定位置に相当する。これらスクリー
ン1の搬送は図2には図示省略するが、断面方向に示す
図9にある通り、ガイドレール84にてその両側がガイ
ドされている。
【0082】見本捺染機40の真上には、2台のエヤー
シリンダ85が垂直方向に、且つこの下方のピストンロ
ッド端には小ストロークのロッドレスエヤーシリンダ8
6が水平方向に設けられている。更にこのロッドレスエ
ヤーシリンダ86には、先端が旋回可能なグリップ装置
87が付属し、前記により位置iまで送られたスクリー
ン1をグリップ装置87の旋回と、ロッドレスエヤーシ
リンダ86の前後作用により受け取る。
【0083】スクリーン1は上記の通りグリップ装置8
7に移載され、エヤーシリンダ85にて見本捺染機40
のスクリーン支持部材61と、スクリーン受材64上に
供給される。これと共に上記各エヤーシリンダは夫々元
の位置に戻り、上記動作の繰り返しで規定順序にスクリ
ーン1が供給される。
【0084】更にスクリーン搬送装置80は図の右方に
示すように、スクリーン押し出し装置88が備えられて
いる。このスクリーン押し出し装置は、見本捺染機40
にて各スクリーン毎の捺染終了までは、図の鎖線の通り
垂直状態で待機しており、捺染が終了しスクリーンの固
定が解除されると同時に水平位置に旋回、下降して、ス
クリーン1をスクリーン洗浄装置90に向けて押し出
す。上記の旋回動作は図5に示すロータリエヤーシリン
ダ88Aで、押し出し動作はロッドレスエヤーシリンダ
88Bにて行われる。
【0085】[スクリーン洗浄装置]スクリーン洗浄装
置90は、見本捺染機40での捺染済みのスクリーン1
を受け取り、洗浄水切り後スクリーン台車昇降装置70
に受け渡すもので、図2及び図9の通り洗浄室91、洗
浄ユニット92、水切りユニット93及び93´、ガイ
ドフレーム94等で構成されている。
【0086】前記スクリーン押し出し装置88により見
本捺染機40から押し出されたスクリーン1は洗浄室9
1の入口部両側に設けられた1対のゴムローラ98Aに
て洗浄室内に導入される。洗浄室91内には後記の洗浄
ユニット92及び水切りユニット93の走行を案内する
ガイドフレーム94が設けられ、図示省略するがスクリ
ーン1もこのガイドフレームに沿って導入される。
【0087】水切りユニット93には図示省略するが走
行用モータと、出没可能なグリップ装置が内蔵されてお
り、前記ゴムローラ98Aにて導入されたスクリーン1
をグリップ装置にて把持し、走行モータにより図2の位
置jから位置kまで自走、搬送し、位置kにて一時停
止、待機する。
【0088】洗浄ユニット92にも同様に走行用モー
タ、並に洗浄水用のジェットノズルが内蔵されており、
位置lから位置mの間を往復、自走しながらジェットノ
ズルから加圧洗浄水がスクリーン1の表裏両面に噴射さ
れて、洗浄を行ないつつ位置lに復帰する。
【0089】上記洗浄ユニット92によるスクリーン1
の洗浄は、洗浄水の排出が容易なるよう図9に示す通り
スクリーンを角度αに傾斜した状態で行われる。このた
め洗浄室91の上部にはエヤーシリンダ95が取り付け
られ、このピストンロッド先端と、ガイドフレーム94
の間には回転自在のチェーンホイール96をガイドとし
てローラチェーン96´が張架されている。
【0090】洗浄時にはエヤーシリンダ95のスロトー
クに従い、ガイドフレーム94が94´を支点として旋
回、傾斜し、洗浄、水切り後スクリーン1の搬送時には
水平に復元する。また洗浄ユニット92での洗浄後に
は、傾斜した状態のままで上部のシャワーノズル97か
ら浄水が散布され、濯ぎ洗いを行なう。これらの洗浄
水、濯ぎ水共洗浄室91の下部から回収後、循環再使用
される。
【0091】上記により洗浄が終了すると、位置kにて
待機中の水切りユニット93が、スクリーン1の傾斜し
たままで位置jに自走復帰するが、この間に水切りユニ
ット93からは高圧エヤーがスクリーン1の表裏面に噴
射され、水滴を傾斜面に沿って排除し、水切りを行な
う。
【0092】洗浄、水切りが終了するとスクリーン1は
水平に復元され、前記する水切りユニット93により搬
入されてくる次のスクリーンに押し出されて、洗浄室9
1の出口部両側に設けられたゴムローラ98Bにて、ス
クリーン台車71のスクリーンラック71´に収納され
る。
【0093】この洗浄室の入口部及び出口部に設けられ
た各対のゴムローラ98A,98Bは、夫々にローラ駆
動モータ99A,99Bにて回転駆動される。また各ゴ
ムローラは図示されないエヤーシリンダにより、一定圧
力でスクリーン側面に圧接されており、異常時にはスリ
ップするようになっている。
【0094】洗浄室91の出口側内部には更に位置固定
された第2の水切りユニット93´が設けられ、上記に
よるスクリーン1の排出時に、前記同様高圧エヤーの噴
射により再度の水切りが行われる。
【0095】洗浄装置90によるスクリーン1の洗浄、
水切りは、見本捺染機40での捺染終了毎に、上記する
通りの順序ですべてが自動的に行われる。
【0096】以上に詳記する試し刷りテーブル10、見
本捺染機40、スクリーン台車昇降装置70、スクリー
ン搬送装置80、スクリーン洗浄装置90の各装置は、
図示、説明を省略するが何れも異なるリピート長、捺染
幅に応じた複数種類のスクリーンサイズに適用可能とな
っている。
【0097】[本捺染機]添付図面には、本捺染機の詳
細な構造は示していないが、本捺染機におけるスクリー
ン支持機構及び数値制御スクリーン調節機構の構造は、
図5に示した見本捺染機のそれと全く同様であり、これ
らを含む捺染ユニットが、エンドレスベルトのリピート
方向に沿って、多数配置され、No. 1、No. 2‥‥
と、逐次的にスクリーンの型合わせが行われる点を除け
ば、図5のものと型合わせの仕組みは同じである。
【0098】
【発明の効果】本発明によれば、試し刷り捺染テーブル
(台)及び見本捺染機或いは更に捺染機(本捺染機)の
両方に、リピート方向と、これに直角方向と、回転方向
とにスクリーンの型合せ調節可能な3組の数値制御スク
リーン調節機構を備えたものを使用する。これにより、
試し刷り捺染の段階で既に型合わせデータを採取し、こ
の型合わせデータを記憶メデアに記憶させることによ
り、この型合わせデータを見本捺染或いは更に本捺染に
利用し、各工程全体の、特にスクリーン型合せに関する
データの管理、活用と、各作業の自動化とを行うことが
できる。
【0099】試し刷り捺染及び本捺染では、これらの捺
染機に付属するコンピュータのプログラムに従って、記
憶メデアの型合わせデータを読み込み、この型合わせデ
ータに基づいて、数値制御スクリーン調節機構を制御
し、型合わせを行うが、実際の型合わせ状態と型合わせ
データとが相違する場合には、この補正値を入力し、こ
の修正データを記憶メデアに保存することにより、一層
正確で実際に合った型合わせが可能となる。
【0100】また、本発明の試し刷り捺染装置では、多
色捺染を行うための複数のスクリーンを収容する台車
と、台車内のスクリーンを供給位置と収納位置とに昇降
させるための台車昇降機構と、スクリーンを前記供給位
置から見本捺染機のスクリーン支持部材の位置迄搬送す
るスクリーン搬送機構と、見本捺染済みのスクリーンを
洗浄し、洗浄後のスクリーン枠を前記収納位置に払い出
すスクリーン洗浄機構とを付設することにより、スクリ
ーンの型合わせ作業のみならず、付随作業の多くも自動
化され、見本捺染の人手を削減し、その作業効率を高め
ると共に、捺染品質を高めることができる。
【0101】更に、新品のスクリーンの検査を確実に行
うために、スクリーンにリピート方向、これに直角方
向、及び回転方向の位置出しをするためのレジスターマ
ークを設けると共に、試し刷り捺染テーブルに、このレ
ジスターマークに基づいて、リピート方向とこれに直角
方向との直角度を検出するための機構を設けたことによ
り、スクリーンにおけるリピート方向とこれに直角方向
との直角度に狂いの検出を手軽に且つ容易に行うことが
でき、不良スクリーンを確実に排除できる。
【0102】型合せデータに基き、以降の工程全体のス
クリーン型合せを共通管理し、同一データにより型合せ
調節がすべて自動化される。更にスクリーンの供給、搬
送、回収、あるいは洗浄の自動化を併せて、従来の弊害
を排除し、捺染工程全体の合理化を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明全体の制御の概要図である。
【図2】本発明全体の側面図である。
【図3】試し刷りテーブル10の詳細平面図である。
【図4】試し刷り工程のフローチャートである。
【図5】見本捺染機40の詳細平面図である。
【図6】図5のC−C断面図である。
【図7】見本捺染工程のフローチャートである。
【図8】図2のA−A断面図である。
【図9】図2のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 スクリーン 1A,1B,1C レジスタマーク 1D スクリーン図柄 1F スクリーン枠 1G,1H 枠部材 10 試し刷りテーブル 11 ライトテーブル 12 ガラス板 13 照明灯 14 ガイドレール 15 ラック 16 プーリ 17 連結軸 18 タイミングベルト 19 小ローラ 20 ピアノ線 21A,21B 型合せ台車 22 ハンドル 23 ピニオン 24 タイミングベルト 25 パルスゼネレータ 26 スクリーン調節機構(I) 26M 調節モータ 26P パルスゼネレータ 27 スクリーン調節機構(II) 27M 調節モータ 27P パルスゼネレータ 28 スクリーン調節機構(III ) 28M 調節モータ 28P パルスゼネレータ 29 調節フレーム 30 ブラケット 31 ブラケット 32 スクリーン支持部材 33 位置決めボルト 34,34´ スクリーン固定機構 35 エヤーシリンダ 35´ ピストンピン 36 ブラケット 37 試し刷りテーブル用操作盤 37´ リモートコントローラ 38 ICカードライター 39 ICカード 40 見本捺染機 41 機台 42 エンドレスベルト 43A 駆動ローラ 43B 被動ローラ 44 エンドレスベルト駆動モータ 45 スキージガイドフレーム 46A,46B チェーンケース 47 スキージ駆動モータ 48 連結軸 49 スキージキャリア 50 スキージ支持装置 51 スキージ支持バー 52 スキージ調節機構 52´ インテックスハンドル 53 スキージ 54 エヤーシリンダ 55,55´ ブラケット 56 スクリーン調節機構(I) 57 スクリーン調節機構(II) 58 スクリーン調節機構(III ) 59 調節フレーム 60 ブラケット 60´ 高さ調節ネジ 61 スクリーン支持部材 62 位置決めボルト 63,63´ スクリーン固定機構 64 スクリーン受材 65 ベルト洗浄装置 66 捺染テーブル 67 水槽 68 見本捺染機用操作盤 70 スクリーン台車昇降装置 71 スクリーン台車 71´ スクリーンラック 72 基礎ベッド 73 支柱 74 リフター 75 昇降駆動モータ 76 チェーンホイール 76´ ローラチェーン 77 ブラケット 78 エヤーシリンダ 80 スクリーン搬送装置 81 枠組み 82A,82B ロッドレスエヤーシリンダ 83A,83B グリップ装置 84 ガイドレール 85 エヤーシリンダ 86 ロッドレスエヤーシリンダ 87 グリップ装置 88 スクリーン押出し装置 88A ロータリエヤーシリンダ 88B ロッドレスエヤーシリンダ 90 スクリーン洗浄装置 91 洗浄室 92 洗浄ユニット 93,93´ 水切りユニット 94 ガイドフレーム 94´ 支点 95 エヤーシリンダ 96 チェーンホイール 96´ ローラチェーン 97 シャワーノズル 98A,98B ゴムローラ 99A,99B ローラ駆動モータ 100 見本捺染機用コンピュータ 101 捺染管理用ホストコンピュータ 102 自動スクリーン捺染機
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】既に指摘した通り、見本捺染は、捺染サン
プルを捺染発注元に提出すると共に、捺染工場自社内で
の色糊調合データ、スキージング条件、その他を捺染デ
ータとして保管する上で非常に重要な工程であるが、見
本捺染機における捺染操作そのものは少ないとしても、
捺染操作の前後におけるスクリーンの取り出し、取付、
取り外し、洗浄、収納等の多くの付随作業がある。本発
明では、従来の手作業を全て排除し、これらを自動化す
る。このために、本発明の見本捺染機では、多色捺染を
行うための複数のスクリーンを収容する台車と、台車内
のスクリーンを供給位置と収納位置とに昇降させるため
の台車昇降機構と、スクリーンを前記供給位置から見本
捺染機のスクリーン支持部材の位置迄搬送するスクリー
ン搬送機構と、好適には更に見本捺染済みのスクリーン
を洗浄し、洗浄後のスクリーン枠を前記収納位置に払い
出すスクリーン洗浄機構とを付設する。これにより、ス
クリーンの型合わせ作業のみならず、付随作業の多くも
自動化され、見本捺染の人手を削減し、その作業効率を
高めると共に、捺染品質を高めることができる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】一方の型合せ台車(図の右側)21Aに
は、スクリーン調節機構(I)26及び同(II)27が
設けられ、他方の型合せ台車21Bにはスクリーン調節
機構(III )が設けられている。これらの各調節機構に
は、夫々に調節モータ26M,27M,28M及びパル
スゼネレータ26P,27P,28P設けられてい
る。これらの詳細、作用は特願平3−34784号と全
て同一ものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】試し刷りは上記原点位置にて、前記により
スクリーン支持部材32にNo. 1スクリーンをセット
し、水性顔料を用いて手動スキージングにて紙面に図柄
を捺染する。これと共に各スクリーン調節機構(I),
(II),(III )の現在位置を夫々に付属のパルスゼネ
レータから、操作盤37に内蔵されたシーケンサにスイ
ッチ操作にて入力する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0076
【補正方法】変更
【補正内容】
【0076】捺染が終了し、後記のスクリーン洗浄装置
90にて洗浄されたスクリーン1は、洗浄装置出口に設
けられたゴムローラ98Bにより送り出され、スクリー
ンラック71´に回収される。このスクリーン1の高さ
H1 での供給、H2 での回収ともに、スクリーン1は指
定のスクリーンラック71´にて行われる。このため見
本捺染機40の運転中は、リフタ74はH1 ,H2 間の
昇降を繰り返し、且つその都度スクリーンラック71´
の間隔寸法だけ加減された高さに制御される。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 新規スクリーンを用いる捺染方法におい
    て、試し刷り捺染テーブル及び見本捺染機或いは更に捺
    染機として、リピート方向と、これに直角方向と、回転
    方向とにスクリーンの型合せ調節可能な3組の数値制御
    スクリーン調節機構を備えたものを使用し、試し刷り捺
    染テーブルにおけるスクリーンの三方向の型合わせデー
    タを記憶メデアに記憶し、この記憶メデアにおける型合
    わせデータに基づいて見本捺染機或いは更に捺染機にお
    けるスクリーンの型合わせを行うことを特徴とする自動
    スクリーン捺染方法。
  2. 【請求項2】 見本捺染機において、型合わせ不良があ
    るときは、見本捺染機での型合わせに応じて、記憶メデ
    アにおける型合わせデータを修正する請求項1記載の自
    動スクリーン捺染方法。
  3. 【請求項3】 スクリーンと、このスクリーンを検査し
    且つ試し刷りをする試し刷り捺染テーブルと、このスク
    リーンを用いて捺染見本を作成する見本捺染機とを備
    え、試し刷り捺染テーブル及び見本捺染機或いは更に捺
    染機の各々は、スクリーンを三点支持するスクリーン支
    持部材と、リピート方向、これに直角方向、及び回転方
    向にスクリーンの型合せ調節可能な3組のスクリーン調
    節機構と、各スクリーン調節機構に設けられた型合せ調
    節モータと調節量検出のパルスゼネレータとを有し、試
    し刷り捺染テーブルはパルスゼネレータで検出される型
    合わせ調節量を型合わせデータとして記憶メデアに書き
    込む書き込み手段を有し、見本捺染機或いは更に捺染機
    は、記憶メデアの型合わせデータを読み取り且つ見本捺
    染機における型合わせ補正量を修正型合わせデータとし
    て記憶メデアに書き込む読み取り・書き込み手段及び型
    合わせデータに基づいて型合わせ調節モータを制御する
    制御機構を有することを特徴とする自動見本スクリーン
    捺染機。
  4. 【請求項4】 スクリーンと、このスクリーンを検査し
    且つ試し刷りをする試し刷り捺染テーブルと、このスク
    リーンを用いて捺染見本を作成する見本捺染機とを備
    え、試し刷り捺染テーブル及び見本捺染機の各々は、ス
    クリーンを三点支持するスクリーン支持部材と、リピー
    ト方向、これに直角方向、及び回転方向にスクリーンの
    型合せ調節可能な3組のスクリーン調節機構と、各スク
    リーン調節機構に設けられた型合せ調節モータと調節量
    検出のパルスゼネレータとを有し、試し刷り捺染テーブ
    ルはパルスゼネレータで検出される型合わせ調節量を型
    合わせデータとして記憶メデアに書き込む書き込み手段
    を有し、見本捺染機は、記憶メデアの型合わせデータを
    読み取り且つ見本捺染機における型合わせ補正量を修正
    型合わせデータとして記憶メデアに書き込む読み取り・
    書き込み手段及び型合わせデータに基づいて型合わせ調
    節モータを制御する制御機構を有し、前記見本捺染機に
    は、多色捺染を行うための複数のスクリーンを収容する
    台車と、台車内のスクリーンを供給位置と収納位置とに
    昇降させるための台車昇降機構と、スクリーンを前記供
    給位置から見本捺染機のスクリーン支持部材の位置迄搬
    送するスクリーン搬送機構と、見本捺染済みのスクリー
    ンを払い出すスクリーン排出機構とを備えていることを
    特徴とする自動見本スクリーン捺染機。
  5. 【請求項5】 スクリーン排出機構と台車昇降機構との
    間に、見本捺染済みのスクリーンを洗浄し、洗浄後のス
    クリーンを台車昇降装置の収納位置に払い出すスクリー
    ン洗浄機構を備えていることを特徴とする請求項4記載
    の自動見本スクリーン捺染機。
  6. 【請求項6】 スクリーンはリピート方向、これに直角
    方向、及び回転方向の位置出しをするためのレジスター
    マークを備え、試し刷り捺染テーブルは、このレジスタ
    ーマークに基づいて、リピート方向とこれに直角方向と
    の直角度を検出するための機構を備えていることを特徴
    とする請求項3または4記載の自動見本スクリーン捺染
    機。
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