JPH0712478A - 回転型潜熱交換器の製造方法 - Google Patents
回転型潜熱交換器の製造方法Info
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- JPH0712478A JPH0712478A JP15052393A JP15052393A JPH0712478A JP H0712478 A JPH0712478 A JP H0712478A JP 15052393 A JP15052393 A JP 15052393A JP 15052393 A JP15052393 A JP 15052393A JP H0712478 A JPH0712478 A JP H0712478A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 孔形が均一でしかも所期の円形状が得られる
回転型潜熱交換器の製造方法を提供すること。 【構成】 平面基材2aと波面基材2bとを接着剤を介
し交互に積層して多層構造の1次積層体3を形成する工
程と、1次積層体3を積層方向と直交する孔方向に切断
して円盤状の2次積層体を得る工程と、2次積層体の少
なくとも孔内面に吸湿材を付着させる工程とを経て製造
しているので、両基材2a,2bを積層した際に得られ
る孔形をそのまま残して全ての孔形が均一な潜熱交換器
を得ることができると共に、回転型として有利な所期の
円形状を簡単に確保できる。
回転型潜熱交換器の製造方法を提供すること。 【構成】 平面基材2aと波面基材2bとを接着剤を介
し交互に積層して多層構造の1次積層体3を形成する工
程と、1次積層体3を積層方向と直交する孔方向に切断
して円盤状の2次積層体を得る工程と、2次積層体の少
なくとも孔内面に吸湿材を付着させる工程とを経て製造
しているので、両基材2a,2bを積層した際に得られ
る孔形をそのまま残して全ての孔形が均一な潜熱交換器
を得ることができると共に、回転型として有利な所期の
円形状を簡単に確保できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、潜熱交換を主に行う回
転型の潜熱交換器の製造方法に関するものである。
転型の潜熱交換器の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気相互間、例えば室内空気と室外空気
との間で潜熱(水分)の交換を行う際に用いられる回転
型の潜熱交換器として図8に示すものがある。
との間で潜熱(水分)の交換を行う際に用いられる回転
型の潜熱交換器として図8に示すものがある。
【0003】この潜熱交換器11は、帯状の平面基材1
2aとこれを波形に成形した波面基材12bとを接着剤
を介して重ねて片面段ボール状の帯状プレート12(図
9参照)を形成した後、該プレート12を芯材の周囲に
接着剤を介し所定径になるまで螺旋状に巻き付け、巻き
付け中心に軸或いは軸受11aを装着して製造されてい
る。平面基材12a及び波面基材12bには一般に紙等
の吸湿性材料が使用され、これらにはプレート形成前後
或いは巻き付け後に塩化リチウム等の吸湿材が含浸され
る(特開昭58−38149号公報,同55−3124
5号公報,同61−252497号公報等)。
2aとこれを波形に成形した波面基材12bとを接着剤
を介して重ねて片面段ボール状の帯状プレート12(図
9参照)を形成した後、該プレート12を芯材の周囲に
接着剤を介し所定径になるまで螺旋状に巻き付け、巻き
付け中心に軸或いは軸受11aを装着して製造されてい
る。平面基材12a及び波面基材12bには一般に紙等
の吸湿性材料が使用され、これらにはプレート形成前後
或いは巻き付け後に塩化リチウム等の吸湿材が含浸され
る(特開昭58−38149号公報,同55−3124
5号公報,同61−252497号公報等)。
【0004】上記の潜熱交換器11は端面間を貫通する
多数の小孔を有しており、使用時には2つの空気流路に
跨って回動可能に配置され、一方の空気流路を流れる空
気から奪った潜熱を他方の空気流路を流れる空気に与え
ることで空気相互間の潜熱交換を可能としている。
多数の小孔を有しており、使用時には2つの空気流路に
跨って回動可能に配置され、一方の空気流路を流れる空
気から奪った潜熱を他方の空気流路を流れる空気に与え
ることで空気相互間の潜熱交換を可能としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の製造方法で
は、片面段ボール状のプレート12を螺旋状に巻き付け
ているため、巻き付け径の違いによる波面基材12b側
の変形量の差が原因となって孔形が外周部から中心部に
向かって小さくなり、空気流通量及び潜熱交換能力に偏
りを生じる難点がある。また、巻き付け端の存在から潜
熱交換器の外形が歪になる難点がある。
は、片面段ボール状のプレート12を螺旋状に巻き付け
ているため、巻き付け径の違いによる波面基材12b側
の変形量の差が原因となって孔形が外周部から中心部に
向かって小さくなり、空気流通量及び潜熱交換能力に偏
りを生じる難点がある。また、巻き付け端の存在から潜
熱交換器の外形が歪になる難点がある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、孔形が均一でしかも所期
の円形状が得られる回転型潜熱交換器の製造方法を提供
することを目的とする。
で、その目的とするところは、孔形が均一でしかも所期
の円形状が得られる回転型潜熱交換器の製造方法を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1では、互いの幅が一致する平面基材と波面
基材を同一向きで交互に接着して多孔構造の1次積層体
を形成する工程と、1次積層体を積層方向と直交する孔
方向に切断して円盤状の2次積層体を形成する工程と、
2次積層体の少なくとも孔内面に粉粒状の吸湿材を接着
させる工程とを経て、回転型潜熱交換器を製造してい
る。
め、請求項1では、互いの幅が一致する平面基材と波面
基材を同一向きで交互に接着して多孔構造の1次積層体
を形成する工程と、1次積層体を積層方向と直交する孔
方向に切断して円盤状の2次積層体を形成する工程と、
2次積層体の少なくとも孔内面に粉粒状の吸湿材を接着
させる工程とを経て、回転型潜熱交換器を製造してい
る。
【0008】請求項2では、少なくとも一方が吸湿性を
有し互いの幅が一致する平面基材と波面基材を同一向き
で交互に接着して多孔構造の1次積層体を形成する工程
と、1次積層体を積層方向と直交する孔方向に切断して
円盤状の2次積層体を形成する工程と、2次積層体に液
状の吸湿材を含浸させる工程とを経て、回転型潜熱交換
器を製造している。
有し互いの幅が一致する平面基材と波面基材を同一向き
で交互に接着して多孔構造の1次積層体を形成する工程
と、1次積層体を積層方向と直交する孔方向に切断して
円盤状の2次積層体を形成する工程と、2次積層体に液
状の吸湿材を含浸させる工程とを経て、回転型潜熱交換
器を製造している。
【0009】請求項3では、互いの幅が一致する平面基
材と波面基材の少なくとも一方の表面に粉粒状或いはシ
ート状の吸湿材を接着する工程と、上記平面基材と波面
基材を同一向きで交互に接着して多孔構造の1次積層体
を形成する工程と、1次積層体を積層方向と直交する孔
方向に切断して円盤状の2次積層体を形成する工程とを
経て、回転型潜熱交換器を製造している。
材と波面基材の少なくとも一方の表面に粉粒状或いはシ
ート状の吸湿材を接着する工程と、上記平面基材と波面
基材を同一向きで交互に接着して多孔構造の1次積層体
を形成する工程と、1次積層体を積層方向と直交する孔
方向に切断して円盤状の2次積層体を形成する工程とを
経て、回転型潜熱交換器を製造している。
【0010】請求項4では、少なくとも一方が吸湿性を
有し互いの幅が一致する平面基材と波面基材に液状の吸
湿材を含浸させる工程と、上記平面基材と波面基材を同
一向きで交互に接着して多孔構造の1次積層体を形成す
る工程と、1次積層体を積層方向と直交する孔方向に切
断して円盤状の2次積層体を形成する工程とを経て、回
転型潜熱交換器を製造している。
有し互いの幅が一致する平面基材と波面基材に液状の吸
湿材を含浸させる工程と、上記平面基材と波面基材を同
一向きで交互に接着して多孔構造の1次積層体を形成す
る工程と、1次積層体を積層方向と直交する孔方向に切
断して円盤状の2次積層体を形成する工程とを経て、回
転型潜熱交換器を製造している。
【0011】
【作用】請求項1乃至4記載の製造方法によれば、平面
基材と波面基材とが交互に積層された1次積層体をその
積層方向と直交する孔方向に切断することにより、両基
材を積層した際に得られる孔形を円盤状の2次積層体に
そのまま残して孔形の均一化を図れる。また、上記の切
断を任意径の円形で行えるので2次積層体が歪になるこ
とがない。
基材と波面基材とが交互に積層された1次積層体をその
積層方向と直交する孔方向に切断することにより、両基
材を積層した際に得られる孔形を円盤状の2次積層体に
そのまま残して孔形の均一化を図れる。また、上記の切
断を任意径の円形で行えるので2次積層体が歪になるこ
とがない。
【0012】
【実施例】図1には本発明を適用して製造された回転型
の潜熱交換器を示してある。この潜熱交換器1は後述す
る平面基材2a及び波面基材2bの円盤状積層物から成
り、多数の小孔を端面間に貫通して備え、また中心部に
回動中心となる軸或いは軸受1aを有している。
の潜熱交換器を示してある。この潜熱交換器1は後述す
る平面基材2a及び波面基材2bの円盤状積層物から成
り、多数の小孔を端面間に貫通して備え、また中心部に
回動中心となる軸或いは軸受1aを有している。
【0013】以下に上記潜熱交換器1の一製造方法を図
2乃至図6を参照して説明する。まず、図2に示すよう
に、所定幅及び長さの平面基材2aと、該平面基材2a
と幅及び長さが等しい波面基材2bを用意する。両基材
2a、2bは有機繊維或いは無機繊維を主成分とする
紙,不織布等から成り、平面基材2aはこれらの帯状シ
ートを所定長さに切断することで得られ、一方、波面基
材2bは同帯状シートを波形ローラ等を用いて長さ方向
に波形成形しこれを所定長さに切断することで得られ
る。
2乃至図6を参照して説明する。まず、図2に示すよう
に、所定幅及び長さの平面基材2aと、該平面基材2a
と幅及び長さが等しい波面基材2bを用意する。両基材
2a、2bは有機繊維或いは無機繊維を主成分とする
紙,不織布等から成り、平面基材2aはこれらの帯状シ
ートを所定長さに切断することで得られ、一方、波面基
材2bは同帯状シートを波形ローラ等を用いて長さ方向
に波形成形しこれを所定長さに切断することで得られ
る。
【0014】次いで、図3に示すように、上記の平面基
材2aと波面基材2bを同一向きで交互に接着して、両
基材2a,2bの幅と一致した厚みを有する多孔構造の
1次積層体3を形成する。接着剤としては耐水性のも
の、例えばアクリルエマルジョン等を使用し、積層時に
は波面基材2bの山部のみにこれを塗布して該山部と平
面基材2aとの接触部分を接着するようにする。
材2aと波面基材2bを同一向きで交互に接着して、両
基材2a,2bの幅と一致した厚みを有する多孔構造の
1次積層体3を形成する。接着剤としては耐水性のも
の、例えばアクリルエマルジョン等を使用し、積層時に
は波面基材2bの山部のみにこれを塗布して該山部と平
面基材2aとの接触部分を接着するようにする。
【0015】次いで、接着剤硬化後の1次積層体3をそ
の積層方向と直交する孔方向に切断し、図4に示すよう
な円盤状の2次積層体4を形成する。具体的には、図3
に実線で示す円形輪郭Rに対応する図示省略の円筒刃を
1次積層体3の一端面から他端面に向かって押し付け、
該円筒刃によって1次積層体3の一部を孔方向に円形に
打ち抜く。打ち抜き方向が両基材2a,2bの幅方向に
一致しているため、該打ち抜き時に両基材2a,2bが
潰れるようなことはない。勿論、上記の切断には打ち抜
き以外の切断方法を採用してもよい。
の積層方向と直交する孔方向に切断し、図4に示すよう
な円盤状の2次積層体4を形成する。具体的には、図3
に実線で示す円形輪郭Rに対応する図示省略の円筒刃を
1次積層体3の一端面から他端面に向かって押し付け、
該円筒刃によって1次積層体3の一部を孔方向に円形に
打ち抜く。打ち抜き方向が両基材2a,2bの幅方向に
一致しているため、該打ち抜き時に両基材2a,2bが
潰れるようなことはない。勿論、上記の切断には打ち抜
き以外の切断方法を採用してもよい。
【0016】次いで、図4に示すように、円盤状の2次
積層体4を上記同様の接着剤5aを収容した槽5内に浸
漬しその内外面に接着剤5aを付着させる。上述の接着
剤5aの付着はスプレー等で接着剤5aを噴霧する方法
でも行うことができる。
積層体4を上記同様の接着剤5aを収容した槽5内に浸
漬しその内外面に接着剤5aを付着させる。上述の接着
剤5aの付着はスプレー等で接着剤5aを噴霧する方法
でも行うことができる。
【0017】次いで、図5に示すように、接着剤硬化前
の2次積層体4を粉粒状の吸湿材(以下吸湿材粉と言
う)6aが乱舞する容器6内に入れ、該吸湿材粉6aを
2次積層体4の内外面に接着させる。吸湿材粉6aには
シリカゲル,ゼオライト等の他、吸湿性を有する粉粒状
材料が種々利用できる。上述の吸湿材粉6aの接着は接
着剤硬化前の2次積層体4の端面に向かって該吸湿材粉
6aを散布する方法でも行うことができる。
の2次積層体4を粉粒状の吸湿材(以下吸湿材粉と言
う)6aが乱舞する容器6内に入れ、該吸湿材粉6aを
2次積層体4の内外面に接着させる。吸湿材粉6aには
シリカゲル,ゼオライト等の他、吸湿性を有する粉粒状
材料が種々利用できる。上述の吸湿材粉6aの接着は接
着剤硬化前の2次積層体4の端面に向かって該吸湿材粉
6aを散布する方法でも行うことができる。
【0018】次いで、図6に示すように、吸湿材粉接着
後の2次積層体4の中心部に軸或いは軸受7を装着す
る。以上で図1に示した潜熱交換器1が製造される。
後の2次積層体4の中心部に軸或いは軸受7を装着す
る。以上で図1に示した潜熱交換器1が製造される。
【0019】上述の製造方法によれば、平面基材2aと
波面基材2bとが交互に積層された1次積層体3をその
積層方向と直交する孔方向に切断しているので、両基材
2a,2bを積層した際に得られる孔形をそのまま残し
て、全ての孔形が均一な潜熱交換器を得ることができ
る。また、上記の切断を任意径の円形で行えるので、従
来にように外形が歪になるようなことがなく、回転型と
して有利な所期の円形状を簡単に確保できる。
波面基材2bとが交互に積層された1次積層体3をその
積層方向と直交する孔方向に切断しているので、両基材
2a,2bを積層した際に得られる孔形をそのまま残し
て、全ての孔形が均一な潜熱交換器を得ることができ
る。また、上記の切断を任意径の円形で行えるので、従
来にように外形が歪になるようなことがなく、回転型と
して有利な所期の円形状を簡単に確保できる。
【0020】尚、上述の製造方法では粉粒状の吸湿材を
2次積層体に接着させる例を示したが、吸湿材として液
状のものを使用すれば該吸湿材を2次積層体に含浸させ
ることも可能である。具体的には、図9に示すように塩
化リチウム液等の吸湿材液8aを収容した槽8に切断後
の2次積層体4を浸漬し、該吸湿材液8aを両基材2
a,2bに含浸させれば、吸湿材液固化後の2次積層体
4に軸或いは軸受7を装着するだけで図1に示した潜熱
交換器を製造することができる。
2次積層体に接着させる例を示したが、吸湿材として液
状のものを使用すれば該吸湿材を2次積層体に含浸させ
ることも可能である。具体的には、図9に示すように塩
化リチウム液等の吸湿材液8aを収容した槽8に切断後
の2次積層体4を浸漬し、該吸湿材液8aを両基材2
a,2bに含浸させれば、吸湿材液固化後の2次積層体
4に軸或いは軸受7を装着するだけで図1に示した潜熱
交換器を製造することができる。
【0021】また、粉粒状吸湿材の接着と液状吸湿材の
含浸は2次積層体に対してではなく、積層工程前の平面
基材2a及び波面基材2bに対し行うようにしてもよ
い。具体的には、積層前の両基材2a,2bの少なくと
も一方の表面に上記と同様の方法で接着剤を介して粉粒
状吸湿材(この場合にはシート状のものでも可能)を付
着させるか、または両基材2a,2bに上記と同様の方
法で液状吸湿材を含浸させれば、これらから1次積層体
と2次積層体を順に形成し軸或いは軸受を装着するだけ
で図1に示した潜熱交換器を製造することができる。
含浸は2次積層体に対してではなく、積層工程前の平面
基材2a及び波面基材2bに対し行うようにしてもよ
い。具体的には、積層前の両基材2a,2bの少なくと
も一方の表面に上記と同様の方法で接着剤を介して粉粒
状吸湿材(この場合にはシート状のものでも可能)を付
着させるか、または両基材2a,2bに上記と同様の方
法で液状吸湿材を含浸させれば、これらから1次積層体
と2次積層体を順に形成し軸或いは軸受を装着するだけ
で図1に示した潜熱交換器を製造することができる。
【0022】更に、粉粒状吸湿材を接着させる場合は両
基材2a,2bには必ずしも吸湿性は必要なものではな
く、これら基材にアルミ泊等の顕熱交換可能な材料を使
用すれば顕熱交換をも可能とした潜熱交換器を得ること
ができる。
基材2a,2bには必ずしも吸湿性は必要なものではな
く、これら基材にアルミ泊等の顕熱交換可能な材料を使
用すれば顕熱交換をも可能とした潜熱交換器を得ること
ができる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1乃至4記
載の製造方法によれば、両基材を積層した際に得られる
孔形をそのまま残して全ての孔形が均一な潜熱交換器を
得ることができると共に、回転型として有利な所期の円
形状を簡単に確保できる。
載の製造方法によれば、両基材を積層した際に得られる
孔形をそのまま残して全ての孔形が均一な潜熱交換器を
得ることができると共に、回転型として有利な所期の円
形状を簡単に確保できる。
【図1】潜熱交換器の斜視図
【図2】平面基材と波面基材の斜視図
【図3】製造工程図
【図4】製造工程図
【図5】製造工程図
【図6】製造工程図
【図7】製造工程図
【図8】従来の潜熱交換器の斜視図
【図9】プレートの部分斜視図
1…潜熱交換器、2a…平面基材、2b…波面基材、3
…1次積層体、4…2次積層体、5a…接着剤、6a…
吸湿材粉。
…1次積層体、4…2次積層体、5a…接着剤、6a…
吸湿材粉。
Claims (4)
- 【請求項1】 互いの幅が一致する平面基材と波面基材
を同一向きで交互に接着して多孔構造の1次積層体を形
成する工程と、 1次積層体を積層方向と直交する孔方向に切断して円盤
状の2次積層体を形成する工程と、 2次積層体の少なくとも孔内面に粉粒状の吸湿材を接着
させる工程とを具備した、 ことを特徴とする回転型潜熱交換器の製造方法。 - 【請求項2】 少なくとも一方が吸湿性を有し互いの幅
が一致する平面基材と波面基材を同一向きで交互に接着
して多孔構造の1次積層体を形成する工程と、 1次積層体を積層方向と直交する孔方向に切断して円盤
状の2次積層体を形成する工程と、 2次積層体に液状の吸湿材を含浸させる工程とを具備し
た、 ことを特徴とする回転型潜熱交換器の製造方法。 - 【請求項3】 互いの幅が一致する平面基材と波面基材
の少なくとも一方の表面に粉粒状或いはシート状の吸湿
材を接着する工程と、 上記平面基材と波面基材を同一向きで交互に接着して多
孔構造の1次積層体を形成する工程と、 1次積層体を積層方向と直交する孔方向に切断して円盤
状の2次積層体を形成する工程とを具備した、 ことを特徴とする回転型潜熱交換器の製造方法。 - 【請求項4】 少なくとも一方が吸湿性を有し互いの幅
が一致する平面基材と波面基材に液状の吸湿材を含浸さ
せる工程と、 上記平面基材と波面基材を同一向きで交互に接着して多
孔構造の1次積層体を形成する工程と、 1次積層体を積層方向と直交する孔方向に切断して円盤
状の2次積層体を形成する工程とを具備した、 ことを特徴とする回転型潜熱交換器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15052393A JPH0712478A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 回転型潜熱交換器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15052393A JPH0712478A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 回転型潜熱交換器の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0712478A true JPH0712478A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15498732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15052393A Pending JPH0712478A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 回転型潜熱交換器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0712478A (ja) |
-
1993
- 1993-06-22 JP JP15052393A patent/JPH0712478A/ja active Pending
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