JPH07124457A - 車載型発生土改良装置用インパクトミキサ - Google Patents

車載型発生土改良装置用インパクトミキサ

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JPH07124457A
JPH07124457A JP30110793A JP30110793A JPH07124457A JP H07124457 A JPH07124457 A JP H07124457A JP 30110793 A JP30110793 A JP 30110793A JP 30110793 A JP30110793 A JP 30110793A JP H07124457 A JPH07124457 A JP H07124457A
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徳幸 仲川
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修 中島
Toshiyuki Yamada
敏之 山田
Yukinobu Tsutsumi
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Jiro Kokubo
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 品質の良い改良土を効率良く生産でき、かつ
車載型とし得る車載型発生土改良装置用インパクトミキ
サを提供する。 【構成】 ケーシング9の供給口7と排出口8の開口端
を屈曲式解砕板13側に向け、20〜35°の角度で上
り勾配となるように傾斜させることにより、供給口と排
出口に対する供給コンベヤと排出コンベヤの接続を傾斜
状態で行って、それらの取り合い寸法を低し、かつ発生
土と土質改良剤とを回転打撃子と屈曲式解砕板とによっ
て解砕混合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話線、ガス管、電線
等のライフライン工事や都市の再開発による公共土木工
事等から発生する発生土の改良装置を車両に搭載した車
載型発生土改良装置に使用されるインパクトミキサ(衝
撃式解砕混合機)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車載型発生土改良装置に
使用され、発生土と土質改良剤とを混合するミキサとし
ては、例えば特公昭63−571号公報記載の土質改良
車に用いられている混合機が知られている。この混合機
は、パドルあるいは螺旋状刃を取り付けた2本の平行な
回転軸を有する、いわゆるパグミルであって、発生土定
量供給装置から供給される発生土と、土質改良剤定量供
給装置から供給される土質改良剤を混合しながら車体の
前方へ送るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車載型発生土改良装置に使用される混合機では、以下の
ような問題が有り、実用化には至っていない。 発生土に土質改良剤を単に添加混合して排出するだ
けであるので、粒度が粗く、土塊の表面に土質改良剤が
まぶされているだけで、内部まで改質されておらず、改
良土としての品質が悪い。 発生土中に路盤材以上の硬質の塊(地中の礫や表層
材の破片等)が混入していると、その噛み込みによるト
ラブルが発生したり、あるいは大塊のまま排出されてし
まい、改良土としての品質を一層低下させる。このた
め、発生土と土質改良剤との混合にインパクトミキサを
用いることが考えられるが、従前のインパクトミキサで
は、発生土を供給する定量供給装置(ベルト式フィー
ダ)及び混合物を搬出するコンベヤとの取り合い上、最
も小型のインパクトミキサを使用したとしても、車載後
の全高が陸上の輸送制限である3.8mを超えてしま
い、車載式とし得ない不都合がある。そこで、本発明
は、品質の良い改良土を効率良く生産でき、かつ車載型
となし得る車載型発生土改良装置用インパクトミキサの
提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の車載型発生土改良装置用インパクトミキサ
は、上方に供給口、下方に排出口を設けたケーシング内
に、回転打撃子及び屈曲式解砕板を内装し、発生土と土
質改良剤とを解砕混合する車載型発生土改良装置用イン
パクトミキサであって、供給口及び排出口の開口端を屈
曲式解砕板側に向け、20〜35°の角度で上り勾配と
なるように傾斜させたことを特徴とする。ここで、解砕
混合とは、発生土を解砕し、かつ部分的には破砕を行っ
て粒度調整をなし、更に発生土と土質改良剤との均一混
合を行うことをいう。
【0005】
【作用】本発明の車載型発生土改良装置用インパクトミ
キサにおいては、供給口と排出口に対する供給コンベヤ
と排出コンベヤの接続が傾斜状態で行われ、それらの取
り合い寸法が低くなり、かつ発生土と土質改良剤とが回
転打撃子と屈曲式解砕板とによって解砕混合される。供
給口と排出口の開口端の傾斜角度が、35°を超えると
各コンベヤによる搬送が困難となり、20°未満である
と取り合い寸法の低減効果を望めない。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1〜図8は本発明の一実施例のインパク
トミキサを備えた車載型発生土改良装置を示す図面であ
る。トラック等の車両の車体1には、掘削によって発生
した発生土が投入される発生土ホッパー2が、後端部の
左側(歩道側)に搭載されている。発生土ホッパー2の
供給口の開口端には、発生土中の大塊(例えば100m
m以上)を篩い分けて車体1の後方へ落下させるため、
車体1の後側に向けて所要角度の下り勾配となる傾斜型
バーグリズリ3が付設されている。又、発生土ホッパー
2の底壁は、車体1の前側に向けて所要角度の上り勾配
となるように傾斜させて設けられており、その底壁の最
下部に排出口が設けられている。発生土ホッパー2の下
方には、発生土を後述するインパクトミキサ(衝撃式解
砕混合機)に供給する発生土供給コンベヤ4が配設され
ている。発生土供給コンベヤ4は、後述するエンジン発
電機を動力源とするモータによる定速駆動によって発生
土の定量供給装置として機能するものであり、車体1の
前後方向のスペースを低減するため、車体1の前側に向
けて20〜35°の角度(実施例では30°)の上り勾
配となるように傾斜させて設けられている。発生土供給
コンベヤ4の傾斜角度が、35°を超えると発生土の搬
送が困難となり、20°未満であるとスペースの低減効
果を望めない。
【0007】車体1における前記発生土ホッパー2の前
方には、発生土供給コンベヤ4によって供給される発生
土を、後述する土質改良剤タンクから所要の比率で供給
される土質改良剤と共に解砕混合するインパクトミキサ
5が搭載されている。このインパクトミキサ5は、後述
するエンジン発電機を動力源とするモータ6によって駆
動されるものであり、図9、図10に示すように、上方
に供給口7、下方に排出口8を設けた箱形のケーシング
9内に、上記モータ6と連動連結される水平回転子軸1
0、この水平回転子軸10に取り付けた回転子11に固
定された回転打撃子12、及び回転打撃子12と対向し
て車体1の前側(図9においては左側)に配置された屈
曲式解砕板13を装備してなる。そして、ケーシング9
の供給口7の開口端は、前記発生土供給コンベヤ4及び
後述する解砕混合土供給コンベヤとの接続に余分な高さ
を必要とすることのないようにしてインパクトミキサ5
の高さを低くするため、発生土供給コンベヤ4の傾斜角
度と対応させ、屈曲式解砕板13側、すなわち車体1の
前側に向けて20〜35°の角度の上り勾配となるよう
に傾斜させて設けられている。又、ケーシング9の排出
口8の開口端は、供給口7の開口端と同様に車体1の前
側に向けて20〜35°の角度(実施例では25.7
°)の上り勾配となるように傾斜させて設けられてい
る。インパクトミキサ5の下方には、解砕混合土を後述
する複床式の傾斜振動篩に供給する解砕混合土供給コン
ベヤ14が配設されている。解砕混合土供給コンベヤ1
4は、後述するエンジン発電機を動力源とするモータに
よって駆動されるものであり、発生土供給コンベヤ4と
同様に車体1の前後方向のスペースを低減するため、イ
ンパクトミキサ5の排出口8の開口端の傾斜角度と対応
させ、傾斜させて設けられている。
【0008】車体1における前記インパクトミキサ5の
前方には、解砕混合土供給コンベヤ14によって供給さ
れる解砕混合土を篩い分けする篩分装置としての複床式
の傾斜振動篩15(切り替えダンパー付振動篩)が、車
体1の左側を供給端、右側(対向車線側)を排出端とし
て搭載されている。傾斜振動篩15は、図11に示すよ
うに、コイルばね等の弾性支持装置(図示せず)に支持
された篩枠16と、篩枠16に2段に張設された目開の
異なる篩網17a,17b(例えば、上段を目開40m
m、下段を目開13mmとする。)と、上段の篩網17
aの供給端側に設けた供給口シュート18と、各篩網1
7a,17bの排出端側に設けた排出口シュート19
a,19bと、下段の篩網17bの排出端とその排出口
シュート19bとの間に介装した切り替えダンパー20
と、篩枠16の両外側に取り付けられ、後述するエンジ
ン発電機を動力源とする振動発振機としての振動モータ
21とから構成されている。切り替えダンパー20は、
その図11に示す位置への切り替えによって、上段の篩
網17aの篩下を改良土として取り出すものであり、図
12、図13に示すように、ダンパー軸22の外端部に
取り付けたハンドル23によって操作される。ハンドル
23は、その先端部に突設した突子23aを、篩枠16
の外側に設けた円弧状のガイドプレート24のガイド溝
24aに遊嵌させ、かつ突子23aに螺合したロックナ
ット25の締め込みによって所定位置に固定されるもの
である。なお、傾斜振動篩15は、2段の篩網17a,
17bとする場合に限らず、3床の篩網(例えば、上床
を目開40mm、中床を目開20mm、下床を目間13
mmとする。)としてもよく、あるいは4床以上として
もよい。この場合、切り替えダンパー20は、最上床を
除く、各床の排出端部に設けられる。又、篩網17a,
17bや各シュート18,19a,19bは、改良土の
付着を防止するため、ウレタン等のゴム製その他のもの
を使用することが望ましい。
【0009】前記複床式の傾斜振動篩15の下方には、
篩下シュート26により案内されて落下する篩下の改良
土を搬出する第1改良土搬出コンベヤ27が配設されて
いる。第1改良土搬出コンベヤ27は、後述するエンジ
ン発電機を動力源とするモータによって駆動されるもの
であり、図1、図5に示すように、車体1の幅方向のス
ペースを低減するため、車体1の右側を供給端、左側を
排出端とし、かつ傾斜振動篩15の傾斜角度と対応さ
せ、傾斜させて設けられている。そして、車体1の運転
席101の左側方には、図1〜図3及び図6に示すよう
に、その左側面を車体1の左側縁から適宜後退させるこ
とによって、コンベヤ設置空間28が設けられており、
このコンベヤ設置空間28には、第1改良土搬出コンベ
ヤ27によって車体1の左側部に搬出された篩下の改良
土を車体1の前方へ搬出する第2改良土搬出コンベヤ2
9が配設されている。第2改良土搬出コンベヤ29は、
第1改良土搬出コンベヤ27等と同様に後述するエンジ
ン発電機を動力源とするモータによって駆動されるもの
であり、第1改良土搬出コンベヤ27の排出端の下方を
供給端とし、車体1の前方へ延びた排出端側が上り勾配
となるように傾斜させて設けられている。又、第2改良
土搬出コンベヤ29は、車体1前端部と対応する位置に
設けたヒンジピン30を介して後方へ折り曲げ可能に設
けられていると共に、後方へ折り曲げた状態でその最大
高さが車両の最大高さ以下となるように設けられてい
る。第2改良土搬出コンベヤ29の折り曲げ及び伸展
は、ヒンジピン30を挟んで第2改良土搬出コンベヤ2
9に取り付けたV字状のリンク31の一方を第2改良土
搬出コンベヤ29の供給側に取り付けたシリンダー32
により揺動させて行われる。一方、前記複床式の傾斜振
動篩15の排出端側には、図3〜図5及び図11に示す
ように、篩上のオーバーサイズを案内落下させるオーバ
ーサイズシュート33が近接配置されており、このオー
バーサイズシュート33の下方には、篩上のオーバーサ
イズを車体1の床の後端部に設けたオーバーサイズ排出
口(図示せず)へ搬出するオーバーサイズ搬出コンベヤ
34が配設されている。オーバーサイズ搬出コンベヤ3
4は、後述するエンジン発電機を動力源とするモータに
よって駆動されるものであり、車体1の右側において床
の直上に水平に搭載されている。
【0010】車体1における前記解砕混合土供給コンベ
ヤ14の右側方には、図1〜図3に示すように、土質改
良剤タンク35が前記オーバーサイズ搬出コンベヤ34
の上方に位置して搭載されている。土質改良剤タンク3
5は、外部から石灰(消石灰又は生石灰)やポルトラン
ドセメント等の土質改良剤を受け入れて貯蔵すると共
に、この土質改良剤タンク35に連結した複数のスパイ
ラルスプリングフィーダーの如き土質改良剤定量供給装
置36によって、前記発生土供給コンベヤ4上の発生土
に、土質改良剤を所要の比率で定量供給するものであ
る。又、車体1における前記発生土ホッパー2の右側方
には、図1〜図4に示すように、前述したように各コン
ベヤ4,14,27,29,34やインパクトミキサ5
等の動力源となるエンジン発電機37が、前記オーバー
サイズ搬出コンベヤ34の上方に位置して搭載されてい
る。エンジン発電機37は、図14〜図17に示すよう
に、エンジン発電機本体38を前記オーバーサイズ搬出
コンベヤ34の上方へ配置する架台39を有しており、
この架台39上のエンジン発電機本体38は、フェザー
グラス等の吸音材(図示せず)を内装した箱形の吸音カ
バー40で覆われている。吸音カバー40には、同様の
吸音材を内装した吸気ダクト41が設けられており、こ
の吸気ダクト41の吸気口41aは、エンジン発電機本
体38の燃焼用及び冷却用空気を吸気すべく、後述する
箱形の荷台の右側壁に設けた吸気口に連結されている。
又、吸音カバー40には、吸音材を内装した排気ダクト
42が設けられており、この排気ダクト42の排気口4
2aは、エンジン発電機本体38を冷却した空気を排気
すべく、上記荷台の天井壁に設けた排気口に連結されて
いる。一方、エンジン発電機本体38の排気管43は、
燃焼ガスの排気を車体1の床下から行うべく、架台39
及び車体1の床に設けた貫通孔に挿通され、かつ床下に
付設した低騒音型消音器44(図2、図4、図6、図8
参照)に連結されている。
【0011】前記発生土ホッパー2、インパクトミキサ
5、傾斜振動篩15及びエンジン発電機37等の発生土
改良装置は、図1〜図8に示すように、後端上部を傾斜
型バーグリズリ3の傾斜に合わせて傾斜させた箱形の荷
台45によって全体が覆われている。荷台45は、発生
土改良装置から発生する騒音の低減を図るためのもので
あり、発生土ホッパー2へ投入される発生土の投入口4
6(図8参照)、改良土を車体1の前方へ搬出する第2
改良土搬出コンベヤ29の貫通口47(図2参照)、エ
ンジン発電機37の吸気ダクト41が連結される吸気口
48(図7参照)、及びエンジン発電機37の排気ダク
ト42が連結される排気口(図示せず)を除き、側壁及
び天井壁の内面にロックウール及びフェザーグラス等の
吸音材49(図2〜図5参照)を内装してある。そし
て、箱形の荷台45の左右両側壁及び後側壁には、図6
〜図8に示すように、発生土改良装置の点検や保守及び
監視等のための複数の開閉扉50a,50b,50c,
50d,50e、及び監視窓51a,51b等が設けら
れている。
【0012】なお、図1〜図3において52は発生土改
良装置を操作する操作盤、53は発生土供給コンベヤ4
とインパクトミキサ5の接続部を覆う接続部カバー、5
4は解砕混合土供給コンベヤ14と傾斜振動篩15の接
続部を覆う接続カバーである。又、図1において55は
傾斜型バーグリズリ3によって篩い分けされた大塊を収
容する大塊タンク、56はオーバーサイズ搬出コンベヤ
34によって車体1の後端部から排出される篩上のオー
バーサイズを収容するオーバーサイズ用キャリヤ車、5
7は第2改良土搬出コンベヤ29によって車体1の前方
へ搬出される篩下の改良土を収容する改良土用キャリヤ
車である。
【0013】上記構成の車載型発生土改良装置によっ
て、例えば電話線等のライフライン工事から発生した発
生土を改質して改良土となし、埋め戻し材とするには、
図18に示すように、工事区間となる道路Wの前後に作
業車58と保安車59を配置すると共に、作業車58の
前、保安車59の後及び対向車線側を区画するように保
安灯60を配列し、かつ前方の作業車58の後方に車載
型発生土改良装置を配置する。そして、バックホウ等の
掘削機61の掘削によって発生した発生土を車載型発生
土改良装置の発生土ホッパー2に投入すると、所要粒度
の発生土が発生土ホッパー2に貯留される一方、大塊は
傾斜型バーグリズリ3によって篩い分けられて車載型発
生土改良装置の後方へ落下し、大塊タンク55に収容さ
れる。発生土ホッパー2内の発生土は、発生土供給コン
ベヤ4によって定量で排出される一方、この発生土供給
コンベヤ4上に土質改良剤タンク35から土質改良剤定
量供給装置36によって発生土に対して所要の比率で定
量供給される土質改良剤と共にインパクトミキサ5に供
給されて解砕混合土となる。解砕混合土は、解砕混合土
供給コンベヤ14によって複床式の傾斜振動篩15に供
給されて篩い分けされ、篩下の改良土は第1改良土搬出
コンベヤ27及び第2改良土搬出コンベヤ29を経て車
載型発生土改良装置の前方に配置された改良土用キャリ
ヤ車57に収容される一方、篩上のオーバーサイズはオ
ーバーサイズシュート33及びオーバーサイズ搬出コン
ベヤ34を経て車体1の後端部のオーバーサイズ排出口
からオーバーサイズ用キャリヤ車56に収容される。そ
して、改良土用キャリヤ車57内の改良土は、掘削及び
電話線等の敷設が終了した埋め戻し区域に運搬されて埋
め戻し材として使用される一方、オーバーサイズ用キャ
リヤ車56内のオーバーサイズは、再度発生土ホッパー
2に投入されて所望の改良土となる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車載型発
生土改良装置用インパクトミキサによれば、供給口と排
出口に対する供給コンベヤと排出コンベヤの接続が傾斜
状態で行われ、それらの取り合い寸法が低くなり、か
つ、発生土と土質改良剤とが回転打撃子と屈曲式解砕板
とによって解砕混合されるので、車載後の全高を陸上の
輸送制限以下とすることができ、車載型とすることがで
き、かつ品質の良い改良土を効率良く生産できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のインパクトミキサを備えた
車載型発生土改良装置を示す一部を破断した斜視図であ
る。
【図2】図1の車載型発生土改良装置の側断面図であ
る。
【図3】図1の車載型発生土改良装置の平断面図であ
る。
【図4】図2におけるIV−IV線断面図である。
【図5】図2におけるV−V線断面図である。
【図6】図1の車載型発生土改良装置の左側面図であ
る。
【図7】図1の車載型発生土改良装置の右側図面であ
る。
【図8】図1の車載型発生土改良装置の背面図である。
【図9】図1の車載型発生土改良装置におけるインパク
トミキサの側断面図である。
【図10】図9のインパクトミキサの一部を破断した背
面図である。
【図11】図1の車載型発生土改良装置における篩分装
置の一部を破断した背面図である。
【図12】図11の篩分装置の要部の背面図である。
【図13】図11の篩分装置の要部の右側断面図であ
る。
【図14】図1の車載型発生土改良装置におけるエンジ
ン発電機の右側面図である。
【図15】図14のエンジン発電機の平面図である。
【図16】図14のエンジン発電機の正面図である。
【図17】図14のエンジン発電機の背面図である。
【図18】図1の車載型発生土改良装置の使用状態の説
明図である。
【符号の説明】
7 供給口 8 排出口 9 ケーシング 12 回転打撃子 13 屈曲式解砕板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長岡 茂徳 千葉県八千代市上高野1780番地 川崎重工 業株式会社八千代工場内 (72)発明者 仲川 徳幸 千葉県八千代市上高野1780番地 川崎重工 業株式会社八千代工場内 (72)発明者 宮崎 英信 千葉県八千代市上高野1780番地 川崎重工 業株式会社八千代工場内 (72)発明者 中島 修 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 山田 敏之 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 堤 志信 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 小久保 次郎 東京都渋谷区猿楽町3番3号 社団法人電 信電話工事協会内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方に供給口、下方に排出口を設けたケ
    ーシング内に、回転打撃子及び屈曲式解砕板を内装し、
    発生土と土質改良剤とを解砕混合する車載型発生土改良
    装置用インパクトミキサであって、供給口及び排出口の
    開口端を屈曲式解砕板側に向け、20〜35°の角度で
    上り勾配となるように傾斜させたことを特徴とする車載
    型発生土改良装置用インパクトミキサ。
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