JPH07124208A - 歩行訓練機 - Google Patents
歩行訓練機Info
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- JPH07124208A JPH07124208A JP5277031A JP27703193A JPH07124208A JP H07124208 A JPH07124208 A JP H07124208A JP 5277031 A JP5277031 A JP 5277031A JP 27703193 A JP27703193 A JP 27703193A JP H07124208 A JPH07124208 A JP H07124208A
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Abstract
訓練機に関し、被訓練者や介助者への負担が少なく、歩
行訓練を継続しておこない易いコンパクトな歩行訓練機
の提供を目的とする。 【構成】 (1)左右の歩行用の2本の環状ベルト8
(8A、8B)と、各々のベルトの駆動装置9(9A、
9B)及び速度検出手段10(10A、10B)と速度
制御手段5aを有する床面固着の歩行面装置2、(2)
屋外画像を表示する映像表示装置3、(3)被訓練者の
身体を支える把持手段22と、その姿勢を変化させる駆
動手段4A、4Bと、前記把持手段にかかる被訓練者の
応力を測定する手段21Aとを有する介助装置4、及び
(4)前記歩行面装置2、映像表示装置3、介助装置4
の制御を行う統括制御装置5、を備えた歩行訓練機であ
る。被訓練者の状態にあわせて歩行する左右の足に適正
な粘性抵抗を与え、移動に伴って投射される屋外画像を
変化させる。
Description
に省スペースで擬似屋外歩行が体験できる歩行訓練機に
関する。
て脚力が著しく衰えた人が増えている。また、病気や事
故によって歩行機能に障害を生じた人も増えている。こ
のような人達に対するリハビリテーションの主要な方法
として、歩行訓練がある。
は、被訓練者に歩行路に沿って手すりを設けることであ
った。被訓練者は、固定された手すりにつかまりながら
自助努力で歩行を行う。軽度の脚力障害の場合は、キャ
スター付きで移動可能な手すりを用いることもある。
者を上方へリフトすることにより重力を軽減して歩行を
容易にし、しかも歩行中その軽減重量を一定にする歩行
訓練機が開示されている(例えば、実開平2−4262
5号)。
訓練装置を用いた歩行リハビリテーションでは、被訓練
者及びその介助者に大きな労力負担を与える。また、前
記重力軽減型歩行訓練機では労力負担の問題は解決され
ても所定の長さの歩行路を確保するため設置容積が大型
化し、且つ手すり利用の訓練装置の場合と同様に歩行訓
練が単調であるという問題点がある。
訓練者にとって継続することが容易ではなく、このため
訓練効果が充分発揮されないうらみがある。
願を行っている(特願平4−141312号、特願平5
−8479号)。特願平4−141312号は、高齢
者、歩行機能障害者等の歩行者を介助するものにおい
て、前記歩行者の歩行を介助する移動体と、この移動体
に設けられ、歩行者の自重を支える支持部と、歩行者が
歩行する方向の力を検出する検出器と、前記検出からの
検出値とその目標値とを比較して前記移動体を移動制御
する制御手段とを備えたことを特徴とする歩行介助装置
を提供する。
不全の障害者が機能回復のために使用する歩行訓練機に
おいて、障害者が歩く歩行面を形成する環状ベルトと、
該ベルトを駆動する駆動手段と、前記ベルトの速度を検
出するベルト速度検出手段と、障害者がベルトを後方に
蹴って歩行する際に前記ベルト速度検出手段によって検
出される検出値を基に前記駆動手段を制御する速度制御
手段とを設けた歩行面装置と、該歩行面装置を搭載し該
歩行面装置を水平または前後左右方向傾斜の各姿勢に変
える駆動手段を設けた台座と、前記歩行面装置に搭載さ
れ前記ベルト上に障害者が乗った際に障害者の身体を把
持する把持手段と、該把持手段を上下前後左右方向に移
動させる駆動手段とを設けた介助装置と、を備えたこと
を特徴とする歩行訓練機を提供する。
前記歩行面を歩く際に仮想的な歩行環境の視覚情報を与
える映像表示装置を設けることにした。
障害者が機能回復のために使用する歩行訓練機におい
て、障害者が歩く歩行面を形成する環状ベルトと、該ベ
ルトを駆動する駆動手段と、前記ベルトの速度を検出す
るベルト速度検出手段とを設けた歩行面装置と、該歩行
面装置を搭載し該歩行面装置を水平または前後左右方向
傾斜の各姿勢に変える駆動手段を設けた台座と、前記歩
行面装置に搭載された前記ベルト上に障害者が乗った際
に障害者の身体を把持する把持手段と、該把持手段を上
下前後左右方向に移動させる駆動手段と、障害者の身体
の揺れを検出する揺れ検出手段とを設けた介助装置と、
歩行機能の障害の種類、歩行能力とそれらに対応する各
種歩行訓練メニュー、障害者に対する介助要領、及び障
害者の身体的特徴、歩行機能の障害の種類、歩行能力、
訓練記録等の個人データを記憶するデータベースと、該
データベースの各種歩行訓練メニューの中から前記個人
データにより歩行訓練メニューを選択するエキスパート
システムと、前記データベースにアクセスする入出力手
段と、前記エキスパートシステムによって選定された歩
行訓練メニューに従って、前記歩行面装置の姿勢を決め
るべく台座の駆動手段を制御し、障害者がベルトを後方
に蹴って歩行する際に前記ベルト速度検出手段の検出値
を基に前記歩行面装置の駆動手段を制御し、また前記介
助装置の揺れ検出手段の検出値に対応して前記エキスパ
ートシステムを介して得られる介助要領を用いて前記把
持手段の駆動手段を制御する統括制御装置と、を備えた
ことを特徴とする歩行訓練機を提供する。
ないで被訓練者や介助者への負担が少なく歩行訓練を継
続しておこない易いコンパクトな歩行訓練機を提供する
ことである。
に本発明では、(1)被訓練者の歩道を成す環状ベルト
と、該ベルトの駆動手段と、該ベルトの速度検出手段
と、該速度検出手段で検出されたベルトの速度を基にし
て歩行中の被訓練者の足に粘性抵抗を与えるように前記
駆動手段を制御する速度制御手段とを備え床面に固定さ
れた歩行面装置、(2)被訓練者の前方に設けられた映
像表示装置、(3)前記環状ベルト上にある被訓練者の
身体を支える把持手段と、該把持手段の姿勢を変化させ
る駆動手段と、被訓練者が前記把持手段に印加している
応力を測る応力測定手段とを備えた介助装置、(4)前
記歩行面装置、前記映像表示装置及び前記介助装置の制
御を行う統括制御装置、を有する歩行訓練機を開示す
る。
手段の目標速度及び/又は速度ゲインを可変にすること
で、前記粘性抵抗力を可変とすることができる。
に把持手段の位置制御機能や作動軌跡制御機能、また被
訓練者に作用する応力制御機能や作動速度制御機能を付
与することができる。
する環状ベルトの速度或は積算距離がしきい値を超えた
時に前記映像表示装置が駆動されて屋外風景の動画や静
止画を被訓練者前方に表示することができる。
致した効果的な歩行訓練を可能にし、映像表示装置は歩
行面装置と連動することによって自然な屋外歩行を演出
して訓練を持続させる作用を示す。また介助装置は、歩
行中の被訓練者を支持し、筋力と安定感覚を補助して負
担を軽減しながら機能回復させる作用を示す。これらの
各装置は、統括制御装置によって機能的に一体化され、
制御される。
述べる。図1は、歩行訓練機1の全体的構成を示す見取
図である。図示したように、歩行訓練機1は、歩行面装
置2、映像表示装置3、介助装置4及びこれら各装置を
有機的に制御する統括制御装置5から成る。歩行面装置
2は床面又は地上に固定されている。介助装置4は、歩
行面装置2にその底部が固定された基部4Bと、可動リ
ンク機構4Aと、回転機構部4C、及び把持部22を脱
着可能に支持する支持部21とより成る。統括制御装置
5は、CRT50、計算機51、キーボード(マウス含
む)52より成る。歩行面装置2は、歩行面8を持ち、
この歩行面8は、互いに独立に動く右足用歩行面8A、
左足用歩行面8Bを持つ。この歩行面は環状ベルトで構
成する。被訓練者Uは、歩行面装置2の2本の環状ベル
ト8(左足用8A、右足用8B)から成る訓練歩道上に
立ち、歩行を開始する。この時、Uの上体は歩行面装置
2上に設置された介助装置4によって把持され、姿勢の
矯正と負荷軽減を受ける。Uの歩行方向前面には、スク
リーンつきの映像表示装置3があり、歩行に伴ってスク
リーン上にデータベース等のメモリに格納してある屋外
風景画像を読み出して投影する。統括制御装置5は、こ
れら各装置とケーブルで電気的に接続されている。通常
は、Uの歩行訓練には、介助者S(図示せず)があた
る。
する。図2は、歩行面装置の構成を示す図である。歩行
面装置2には、図示したように、被訓練者の左右の足に
対応した2本の環状ベルト8(左足用8A及び右足用8
B)とその回転に伴って環状ベルトの速度を検出する左
足ベルト速度検出手段10A、右足ベルト速度検出手段
10B及び環状ベルトの移動距離を検出する左足ベルト
距離検出手段11A、右足ベルト距離検出手段11Bを
含む左足、右足の歩行装置6、7が固設されている。ま
た、左右それぞれの環状ベルト8A、8Bを駆動する駆
動手段9A、9Bが備えられている。
ベルト8A、8Bを後方に蹴って歩行する際に、ベルト
速度検出手段10A、10Bによって検出される速度を
基にして被訓練者Uの両足に適正な粘性抵抗を与えるよ
うにして駆動速度を計算し、この駆動速度を環状ベルト
8A、8Bに与えるベルト制御手段5aによって制御さ
れる。歩行面装置2は、床面に固定されており、被訓練
者Uの身体が左右前後に揺れても動かない。ベルト制御
手段5aはCRT56、計算機57、キーボード58よ
り成る。
てもよい。左右の環状ベルト8A、8Bのベルト制御手
段5aは、両足用とも同じシステム構成となっている。
そのブロック図を、図3に示した。ベルト速度検出手段
10A(又は10B)から検出された速度情報と、予め
ベルト制御手段5a内で設定された速度目標との差に、
速度ゲインを乗算した結果を指令値として、駆動手段9
A(又は9B)に出力する。ベルト制御手段5a内に設
定された速度目標及び速度ゲインは、統括制御装置5か
らの指示で変更される。
る。そこで、被訓練者Uが環状ベルト8A、8Bを足で
後方に蹴ると、環状ベルト8A、8Bは後方に移動しつ
つ速度ゲインから決められる適正な粘性抵抗力を被訓練
者Uの足に与える。環状ベルト8A、8Bが移動を開始
すると、その速度を検出しながら統括制御装置5は、適
当な速度目標をベルト制御部5aに指示する。
である。映像表示装置3は、被訓練者Uの手段や前方に
屋外映像を投影する表示手段12、統括制御装置5の指
令に基づき表示される屋外映像を更新する映像処理部5
bとから成る。この処理部5bはCRT53、計算機5
4、キーボード(マウスを含む)より成る。表示手段1
2のスクリーンに投影される屋外映像は、歩行面装置2
で検出される被訓練者Uの歩行速度又は歩行距離が、あ
るしきい値を超えると更新される。
示した介助装置4の構成例を示す側面図である。図5
(ロ)はX−X′断面図である。介助装置4の基部4B
は、歩行面装置2の環状ベルト8前方上面に据付け固定
されている。基部4Bは、介助装置4の固定支持部とし
て機能する。基部4Bの前側面には、被訓練者Uの両足
に対する膝当て23(左足用23A、右足用23B。図
12参照)が取り付けられている。膝当て23は、被訓
練者の障害の程度によって任意に使われるものであっ
て、伸縮自在であり、被訓練者の膝を弾力的に支持する
(機能を持つ)。なお、図1においては、膝当て23を
用いていない事例が示されている。
てある。回転機構4Cは、リンク機構4Aを動かす機構
である。回転機構4Cは、外部ケース15内に収納され
た機構であって、図5(ロ)に示すように、被訓練者の
歩行方向と鉛直方向とがなす平面(以下矢状面)を基準
にして、左右対象の構造である。ここで、右とは、図5
(イ)の紙面手前側、左とは図5(イ)の紙面奥側を指
す。図5(ロ)に示すように、この回転機構4Cは、互
いに独立して回転する右側回転軸14Cと左側回転軸1
4Dとを有する。右側回転軸14Cの右側端部には回転
駆動軸14A、左側回転軸14Dの左側端部には回転駆
動軸14Bが設けられている。この回転駆動軸14A、
14Bは、回転指示部16A、16Bによって回転す
る。右側回転軸14Cと、左側回転軸14Dは、各々リ
ンク機構4Aの縦駆動リンク17A、横駆動リンク17
Bに連結し、右側回転軸14Cの回転に従って図5
(イ)の矢印の如く縦駆動リンク17Aは上下動し、左
側回転軸14Dの回転に従って図5(イ)の矢印の如く
横駆動リンク17Bは横移動する。回転駆動軸14A、
14Bは、例えばプーリであり、指示部16A、16B
(例えばクラッチ機構。クラッチ機構であればプーリは
ベルトを介して駆動)によって回転駆動する。この回転
可能角度は、リンク17A、17Bを矢印の如く動かす
ような限定された角度範囲である。
り、縦駆動リンク17A、横駆動リンク17B、短従動
リンク18、長従動リンク19より成る。各リンク17
A、17B、18、19は形状的及び構造的に類似した
ものであり、各々略平行面辺形をなす。代表例として図
6にリンク19の例を示す。リンク19は、互いに対向
する「へ」の字形の2つの腕19a、19bを持ち、そ
の短部は部材19d、19eで固定してある。更に、腕
19aと19bとの中間位置間は部材19aで溶接連結
してある。他のリンク17A、17B、18も同様であ
る。
端部とリンク18の一方の端部とは回転可能な節10A
で連結され、リンク18の他方の端部とリンク19の一
方の端部とは回転可能な節20Bで連結されている。更
にリンク19の部材19aの中央部分には回転可能な節
20Cを介してリンク17Bの回転軸14D側と反対側
の端部と連結している。リンク19の他方の端部には、
把持部22の取り付けを支持する支持部21が取り付け
られている。支持部21は応力センサ21Aを持つ。把
持部22はアタッチメント形であり、種々の形式を有
し、支持部21に自在取り付けて使用する。把持部22
は図1に示すように手先を挿入して動かす形式のもの、
ハンドル形のもの(図12)、またサイズの大小等によ
り種々の大きさのもの、等があるため着脱自在な構成と
なっている。ここで、図12ではハンドル22′を支持
部21に取り付けるようにしてある。このハンドル2
2′を、直接に被訓練者Uが手で握ることで、歩行訓練
を行う。
4Cを回転することでリンク17Aがその回転角度に従
って上下動し、この動きに連動してリンク18が上下動
する。更に、回転軸14Dを回転することで、リンク1
7Bがその回転角度に従って横移動し、この結果リンク
19はリンク17B及びリンク18の動きに追従して動
く。ここで、回転軸14C、14Dを、訓練者Uの把持
部22へ加える力(外力)の反力となるように回転させ
ることで、把持部22はその時のUの加える力に平衡し
た反力を受ける。
Aが取り付けられている。応力センサ21Aは、X、
Y、Z軸方向の応力と各軸まわりのモーメントを測定す
る機能を有しており、把持部22を介して被訓練者Uと
介助装置4の間に作用する力を測定する。
る図7、8においては、簡単のために被訓練者Uのみを
図示し、介助者Sは図示してないが、Sは必要に応じて
Uの歩行訓練を横または後ろから介助するものとする。
構造を図7に示す。把持部22は、被訓練者Uの肩部を
支えるための肩部保持要素24と、肩部保持要素24の
位置を被訓練者Uの身長、肩幅にあわせるための調整機
構25とから成る。把持部22の動作領域は、被訓練者
Uの歩行方向と鉛直方向とが成す平面、即ち矢状面内に
あるため、介助装置4は把持部22を介して被訓練者U
に矢状面内で力を及ぼす。
この例では、長従動リンク19の先端近くの上辺に手す
り26が設けられている。把持部22は、被訓練者Uの
身体が後方に倒れないように肩部で支える構造となって
おり、被訓練者Uは、手すり26を握って歩行訓練を行
う。把持の方法は、以上述べたが実施例にとどまるもの
ではない。例えば被訓練者Uの状況に応じて腰部だけを
把持したり、肩部と腰部を同時に把持する構造とするこ
ともできる。
を、図10を用いて説明する。
リンク19の先端部(被訓練者側先端部)を35とす
る。回転軸14Cに固着された縦駆動リンク17Bのみ
が左側回転駆動軸14Dの作用によって回転し、横駆動
リンク17Aが動かない状態下では、図10(ロ)で示
すように長従動リンク19は横方向へスライドする動き
のみを示す。図では、先端部35が被訓練者(図示せ
ず)側へ突き出る動きが示されているが、勿論逆方向へ
もスライドする。
駆動軸14Cの作用によって回転し、縦駆動リンク17
Bが動かない状態下では、図10(ハ)で示すように長
従動リンク先端部35は上下方向へ移動する。従って3
5に隣接した応力センサ21A及び把持部22(いずれ
も図示せず)も上下方向にシフトする。
動リンク17B及び横駆動リンク17Aを同時に動かす
と、矢状面内のかなり広い範囲で長従動リンク先端部3
5、従って把持部22を可動させることが出来る。
センサ、左右の角速度センサ、左右のトルクセンサが備
えられている。そして、各センサからの情報と統括制御
部5からの指令値の偏差がゼロに収れんするように回転
機構4Cを制御し、結果として先端部35が追従動作す
る。回転機構4Cの各センサ(角度センサ、角速度セン
サ、トルクセンサ)の取り付け部位は、回転軸14C、
14D、回転駆動軸14A、14Bのいずれでもよい。
センサ及びトルクセンサの応答を利用したフィードバッ
ク、フィードフォワード組合せのシステムで示したのが
図11である。
歩行訓練者Uの力を応力センサ21Aで検出し、その検
出力に適当な比率を乗じたものを目標値とする。次に、
この目標値をもとにして、回転機構4Cの左右の回転駆
動軸14A、14Bへのトルク目標値を算出する。トル
ク目標値は、回転駆動軸14A、14Bの角度と各リン
クの長さから求まるヤコビアン行列の転置Tf(変換行
列)を前記先端の力目標値に乗ずることで求める。図の
構成要素101は、変換行列乗算器である。構成要素1
01で求められた14A、14Bのトルク目標値は、減
算器から成る構成要素102及び加算器から成る構成要
素104に送られる。構成要素104へ向かう流れがフ
ィードフォワード制御である。
ルクセンサ29(左右のトルクセンサ29A、29Bの
こと)の応答との偏差を求め、構成要素103に送る。
構成要素103はトルクフィードバックゲイン乗算器で
あり、予め設定されたトルクフィードバックゲインKt
を前記偏差に乗じて求めた操作量を構成要素104に送
る。構成要素102、103がフィードバック制御系を
構成する。構成要素104は、前記14A、14Bのト
ルク目標値と構成要素103の操作量の和を求め、その
結果を構成要素106に送る。
る。角速度センサ28(左右の角速度センサ28A、2
8Bのこと)の応答に予め設定された速度フィードバッ
クゲインKvを乗じ、その結果を操作量として構成要素
106に送る。
104、105から送られてきた操作量の差を最終的な
操作量として指示部16A、16Bに送り、この指示部
16A、16Bで左右の回転駆動軸14A、14Bを回
転制御し、この結果、先端部35にはその操作した時の
力の目標値とバランスするような反力が与えられる。
が、図9である。図1では統括制御装置5をCRT5
0、計算機51、キーボード52で構成した例とした
が、これはシステム構成図であり、図9は機能本意のブ
ロック図である。図示したように、統括制御装置5は、
歩行環境制御要素31、介助装置制御要素32、データ
ベース33、入出力手段34から成る。前記したベルト
制御手段5a、映像処理手段5bは歩行環境制御要素3
1によって制御される。また、前記制御要素30は介助
装置制御手段32によって制御される。
2と映像表示装置3へ出力するデータの組合せ(以後訓
練メニューという)、(2)介助装置4の歩行訓練時の
設定データ、(3)被訓練者Uの過去の訓練メニューと
介助装置の設定データ、の3種のデータが格納されてい
る。
ースであり、被訓練者Uあるいは介助者Sの指令入力や
歩行訓練機の状況表示に用いられる。
は介助者Sが入出力手段34を用いて選択した訓練メニ
ューにしたがって、ベルト制御手段5a及び映像処理手
段5bに指令を与える。即ち、ベルト制御手段5aを介
して歩行面装置2に速度目標と速度ゲインデータを付与
する。予めプログラムされたこれら速度目標値によっ
て、歩行訓練を行う被訓練者Uの足には適正な粘性抵抗
が印加される。一方、映像処理手段5bを介して、予め
定めたしきい値を超えると映像表示手段3に屋外画像の
更新を指示する。この結果、被訓練者Uは、屋外を実際
に歩行している擬似体験が得られ、飽きずに実効性ある
歩行訓練を行うことが出来る。
示と更新は、次の2通りの方法のいずれかで行うことが
好ましい。この方法は、訓練開始時に選択する。 (1)歩行面装置2の環状ベルト8から検出される歩行
速度が、予め設定されたしきい値速度を超えたときに映
像データを更新する。この実施の一例には、しきい値速
度に応じてVTR装置の起動/停止を行う方法がある。 (2)歩行面装置2の環状ベルト8の移動距離を積算
し、積算距離が一定のしきい値を超える度に静止画像を
更新する。
助装置4の動作を制御する介助制御、歩行訓練の前後に
介助装置4を作動させる位置制御と軌跡制御の3種類の
制御を統括する。以下に各制御方式について説明する。
Uに及ぼす力を制御する機能である。介助装置4の可動
範囲は矢状面内であるから、被訓練者Uに対して及ぼす
力は鉛直方向の力と進行(前後)方向の力との合力とな
る。鉛直方向の力の目標値は、常に上向きの一定の力と
し、その大きさは被訓練者Uの体重に対する割合、もし
くは適当な大きさの絶対量として与える。これは被訓練
者Uの歩行能力に応じて設定する。鉛直方向の力の目標
値が小さいほど、被訓練者Uの筋力は回復していると言
える。進行方向の力の設定は、次の2通りある。第1の
方法は、鉛直方向と同様に常に後ろ向きの一定の力と
し、その大きさは被訓練者Uの体重に対する割合、もし
くは適当な大きさの絶対量として与える。第2の方法
は、初めに被訓練者Uを立たせた時の把持部24の位置
を中立点として、進行方向について仮想的なバネ定数を
設定し被訓練者が常に直立するように被訓練者を引き戻
すという、コンプライアンス制御である。第2の方法
は、腰回りの筋力が弱り上体(腰から上)がふらつく被
訓練者Uの訓練に適しており、被訓練者Uの筋力に応じ
てバネ定数を変更してやるのが望ましい。
アン行列の転置を先端35の力(目標値)に乗ずること
により回転駆動軸14(14A、14B)へのトルク目
標値を算出し、制御要素30が図10のようにしてトル
ク制御を行う。
置や軌道を制御する機能である。歩行訓練を開始すると
きの姿勢や車椅子に座っている被訓練者Uに把持部22
を近づける、などの基本的な姿勢・動作は、予めデータ
ベース33に記憶されており、訓練の進行に合わせるか
入出力手段34から選択され、先端35の位置が設定さ
れると、回転駆動軸14(14A、14B)への回転角
度目標値を算出し、制御要素30が位置制御を行う。
椅子から引き上げる際に行うもので、回転駆動軸14に
角度目標値を与えて把持部22を車椅子に座っている被
訓練者Uの胸元まで移動させる。介助者Sは、被訓練者
Uと把持部22とが一体になったのを確認した後に、把
持部22を持って、予め設定した軌跡に沿うように誘導
する。この時、把持部22に加える力を加減すること
で、被訓練者Uの状況に合わせて引き上げの時間を調節
出来るようにする。
することにより実現する。介助者Sが加えている力は先
端35に加わっている応力(ベクトル)から、被訓練者
Uの体重(鉛直下向き)を除いた力として算出される。
その介助者Sが加えている力を、先端35がいる軌跡上
の点での接線に斜影した成分力に比例させて得た速度
を、先端35の速度目標として与える。これを全時点で
行えば一つの軌跡に対して終点までの到達時間を任意に
設定出来る。
されると、介助要素の姿勢に応じた回転駆動軸14への
回転速度目標値に変換し、制御要素30が速度制御を行
う。以上本発明の歩行訓練機ついて、実施例に基づきそ
の構造及び機能・動作について説明した。本実施例の歩
行訓練機を用いた歩行訓練の手順を、車椅子に乗った被
訓練者Uの例で説明する。 1)入出力手段34により訓練メニュー、介助方法を選
択する(データベース33駆動)。 2)入出力手段34により介助装置4が把持部22を介
して被訓練者Uに加える応力を設定する。 3)予め把持部22を調整機構25によって、被訓練者
Uの身長と肩幅に合わせておく。 4)被訓練者Uに引き上げ地点まで移動してもらい、把
持部22を引き上げ地点に移動させる。介助装置4は位
置制御。 5)介助者Sが把持部22を持って誘導し、訓練位置ま
で誘導する。介助装置4は軌跡制御。 6)被訓練者Uは訓練位置に立ち、把持部22の具合な
ど事前の点検を行う。 7)訓練開始。訓練中、介助装置4は介助制御、映像表
示装置3の駆動。 8)訓練終了。 以上の手順で歩行訓練を行えば、被訓練者Uは適正な
(身体状況に合致した)粘性抵抗を受けて屋外を通常に
歩行している擬似体験を得る。尚、装置5、手段5a、
5b、5cの各々が独自のハード構成としたが、装置5
の機能の中に5a、5b、5cを含ませることも可であ
る。更に、リンク機構4Aの4つのリンクは、各々2つ
の「へ」の字形の組合せとしたが1本の棒状体であって
もよい。
られたスペースの中で視覚と足先への適正な負荷印加の
複合結果によって、被訓練者は屋外を正常な歩行能力を
もって歩行している擬似体験が得られ、訓練の持続性を
高めることが出来る。
の脚力にあわせて別々に制御することで、片側の脚力が
低下している場合にも対応することが出来る。また、環
状ベルトを配設した歩行面装置が床面に固定されている
ことで、被訓練者の歩行姿勢を安定させ、心理的な不安
感を除去することが出来る。
視図である。
図である。
である。
プロセス例を示すブロック図である。
型把持部の例を示す斜視図である。
Claims (15)
- 【請求項1】 被訓練者の歩道を成す環状ベルトと、該
ベルトの駆動手段と、該ベルトの速度検出手段と、該速
度検出手段で検出されたベルトの速度を基にして歩行中
の被訓練者の足に粘性抵抗を与えるように前記駆動手段
を制御する速度制御手段と、を備え床面に固定された歩
行面装置と、 被訓練者の前方に設けられた映像表示装置と、 前記環状ベルト上にある被訓練者の身体を支える把持手
段と、該把持手段の姿勢を変化させる駆動手段と、被訓
練者が前記把持手段に印加している応力を測る応力測定
手段と、を備えた介助装置と、 前記歩行面装置、前記映像表示装置及び前記介助装置の
制御を行う統括制御装置と、を有する歩行訓練機。 - 【請求項2】 前記歩行面装置の前記環状ベルトは、被
訓練者の左右の足用にそれぞれ独立して移動する2本の
並列ベルトから成る請求項1記載の歩行訓練機。 - 【請求項3】 前記速度制御手段の目標速度及び/又は
速度ゲインを可変とすることにより、前記粘性抵抗力を
可変とする請求項1又は2記載の歩行訓練機。 - 【請求項4】 前記把持手段の前記駆動手段による姿勢
変化が、被訓練者の歩行方向と鉛直方向とが成す平面
(以下矢状面という)内で行われる請求項1〜3のいず
れかに記載の歩行訓練機。 - 【請求項5】 前記把持手段の前記駆動手段は、相隣る
リンクと相互に可動接続された4つのリンク機構から成
る請求項1〜4のいずれかに記載の歩行訓練機。 - 【請求項6】 前記把持手段の被訓練者把持部は、それ
ぞれ異なる形状を有する複数の把持手段の中から選択し
て用いられるように交換可能の構造を備えた請求項1〜
5のいずれかに記載の歩行訓練機。 - 【請求項7】 更に前記把持手段の一部に、補助装置で
ある手すりを付設した請求項1〜6のいずれかに記載の
歩行訓練機。 - 【請求項8】 更に前記介助装置の基部に、膝当てを付
設した請求項1〜7のいずれかに記載の歩行訓練機。 - 【請求項9】 前記統括制御装置に、前記把持手段把持
部位の前記矢状面内での位置制御機能を具備した請求項
1〜8のいずれかに記載の歩行訓練機。 - 【請求項10】 更に前記統括制御装置に、前記把持手
段把持部位の前記矢状面内での作動軌跡制御機能を付加
した請求項1〜9のいずれかに記載の歩行訓練機。 - 【請求項11】 更に前記統括制御装置に、前記把持手
段把持部位が被訓練者に作用する応力の制御機能を付加
した請求項1〜10のいずれかに記載の歩行訓練機。 - 【請求項12】 更に前記統括制御装置に、被訓練者が
前記把持手段把持部位に印加した応力に対応して、該把
持部位の前記矢状面内での作動速度を制御する機能を付
加した請求項1〜11のいずれかに記載の歩行訓練機。 - 【請求項13】 前記統括制御装置は、前記速度検出手
段で検出した前記環状ベルト速度がしきい値を超えた
時、前記映像表示装置に動画像を表示させる機能を有す
る請求項1〜12のいずれかに記載の歩行訓練機。 - 【請求項14】 前記映像表示装置が、複数枚の静止画
像を格納し、前記環状ベルトの移動積算距離に応じて前
記静止画像を切換表示する機能を有する請求項1〜12
のいずれかに記載の歩行訓練機。 - 【請求項15】 前記統括制御手段が、被訓練者毎に既
に訓練に用いた前記歩行面装置、映像表示装置及び介助
装置の履歴をその都度累積して記憶格納する機能を備え
た請求項1〜14のいずれかに記載の歩行訓練機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27703193A JP3393690B2 (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 歩行訓練機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27703193A JP3393690B2 (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 歩行訓練機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07124208A true JPH07124208A (ja) | 1995-05-16 |
| JP3393690B2 JP3393690B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=17577814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27703193A Expired - Fee Related JP3393690B2 (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 歩行訓練機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3393690B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007203754A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-16 | Univ Waseda | 移動支援機器 |
| JP2008125925A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Univ Waseda | 移動支援機器 |
| JP2013535234A (ja) * | 2010-07-07 | 2013-09-12 | キネスティカ デイ.オー.オー. | 一対の腕又は脚によって及ぼされる力のベクトルの差を評価し表示する装置 |
| CN112494285A (zh) * | 2021-01-19 | 2021-03-16 | 刘坤 | 一种平衡控制训练机器人 |
-
1993
- 1993-11-05 JP JP27703193A patent/JP3393690B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007203754A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-16 | Univ Waseda | 移動支援機器 |
| JP2008125925A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Univ Waseda | 移動支援機器 |
| JP2013535234A (ja) * | 2010-07-07 | 2013-09-12 | キネスティカ デイ.オー.オー. | 一対の腕又は脚によって及ぼされる力のベクトルの差を評価し表示する装置 |
| CN112494285A (zh) * | 2021-01-19 | 2021-03-16 | 刘坤 | 一种平衡控制训练机器人 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3393690B2 (ja) | 2003-04-07 |
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