JPH0712418A - 蓄熱式空気調和装置 - Google Patents

蓄熱式空気調和装置

Info

Publication number
JPH0712418A
JPH0712418A JP5155395A JP15539593A JPH0712418A JP H0712418 A JPH0712418 A JP H0712418A JP 5155395 A JP5155395 A JP 5155395A JP 15539593 A JP15539593 A JP 15539593A JP H0712418 A JPH0712418 A JP H0712418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
expansion device
refrigerant
cooling
heat storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5155395A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3020384B2 (ja
Inventor
Moriya Miyamoto
守也 宮本
Hiroaki Hama
宏明 浜
Midori Tsuji
みどり 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP5155395A priority Critical patent/JP3020384B2/ja
Publication of JPH0712418A publication Critical patent/JPH0712418A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3020384B2 publication Critical patent/JP3020384B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷房運転時に、その電気入力を圧縮機のみに
よる入力に対して大幅に削減する蓄熱式空気調和装置に
おいて、昼間の第1の圧縮機による一般冷房と蓄冷を利
用して冷媒ガスポンプによって行なう放冷運転を同時に
行なう蓄冷熱併用冷房運転時、冷房負荷のベースロード
を賄う放冷側の能力を一定にするとともに、運転を安定
して行なうことを目的としている。 【構成】 蓄冷熱併用冷房運転時、冷媒ガスポンプの吐
出圧力を検出する吐出圧力検出手段を備え、第1の絞り
装置によって冷媒ガスポンプの吐出圧力を一定に制御し
た。また、冷媒ガスポンプの吐出圧力と吸入圧力の差が
一定になるように、冷媒ガスポンプの運転容量を制御し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄熱媒体を収容する蓄
熱槽を備えた蓄熱式空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の蓄熱式空気調和装置は、
例えば先願の特願平5−30727号に示されているよ
うなものであった。すなわち、図10において、1は例
えば定格5馬力の圧縮機、2は圧縮機用四方切換弁で、
各々は冷媒回路101にて連結されている。3は冷房時
は凝縮器、暖房時は蒸発器として作用する室外側熱交換
器であり、圧縮機用四方切換弁2と、冷媒回路102に
て連結されている。
【0003】6は第1の絞り装置で室外側熱交換器3と
冷媒回路103で連結しており、7は第1のバルブ、8
は第2のバルブで、第1の絞り装置6からの冷媒回路1
08を分岐して冷媒回路109と110を構成し、各々
を第1のバルブ7と第2のバルブ8に連結している。9
は蓄熱槽で、内部に多数本の伝熱管を互いに並列に縦に
並べ、これらを連結して形成した蓄熱用熱交換器10が
設けられ、この蓄熱用熱交換器10により、槽内に貯留
した蓄熱媒体21例えば水を、冷房時は凍結、暖房時は
貯湯できるようにしている。また、蓄熱槽9は第2のバ
ルブ8と冷媒回路111で連結されている。
【0004】12はガス状冷媒を搬送する冷媒ポンプで
ポンプ容量は所定の運転条件にて圧縮機1の運転による
冷媒循環量と同量の循環量が得られるものを選んでい
る。11はその冷媒ポンプ12と冷媒回路114で連結
された冷媒ポンプ用四方切換弁、13は冷媒ポンプ用ア
キュムレータ、14は第3のバルブで蓄熱槽9からの冷
媒回路112を分岐して冷媒回路113と118を構成
し、各々を冷媒ポンプ用四方切換弁11と第3のバルブ
14に連結している。
【0005】冷媒ポンプ用四方切換弁11と冷媒ポンプ
用アキュムレータ13は、冷媒回路116で連結されて
おり、冷媒ポンプ用アキュムレータ13は、冷媒回路1
15で冷媒ポンプ12に連結されている。117は冷媒
ポンプ用四方切換弁11と冷媒回路120に接続された
冷媒回路、119は第3のバルブ14と冷媒回路125
に連結された冷媒回路、20は冷媒回路120と125
を接続する第4のバルブであり、冷媒回路125の他端
は前述の四方切換弁2に接続されている。
【0006】121は第1のバルブ7に連結された冷媒
回路で、この回路と冷媒回路120間に複数の室内ユニ
ット用冷媒回路系a,b,cを有し、各々の回路系は、
冷媒回路122、第2の絞り装置15、冷媒回路12
3、室内側熱交換器16、冷媒回路124を順次連結し
て成る。尚、各々の数字の末尾の英記号は前述の複数の
各室内ユニット用冷媒回路系a,b,cの区別を表す。
【0007】圧縮機用四方切換弁2と圧縮機用アキュム
レータ17の間、圧縮機用アキュムレータ17と圧縮機
1の間は、それぞれ冷媒回路126,127にて連結さ
れている。
【0008】次に作用について、図11から図26を用
いて説明する。図11に、例えば夜間の蓄冷運転、即ち
製氷運転を示す。図において、第1のバルブ7、第4の
バルブ20を閉じ、第2、第3のバルブ8,14を開
き、圧縮機1を運転する。このとき、圧縮機1より吐出
された冷媒は室外側熱交換器3で凝縮し第1の絞り装置
6で断熱膨張し蓄熱用熱交換器10で蒸発し、蓄熱媒体
21例えば水より熱をうばい、蓄熱用熱交換器10の表
面を凍結させるとともに気化冷媒がアキュムレータ17
を経由して圧縮機にもどる。
【0009】この蓄冷運転時の運転状態を図12に示
す。図中数字にて表す運転点は、図11中の同一数字で
表す冷媒回路内の冷媒の状態を示しており、凝縮温度は
約40℃、蒸発温度は−3℃程度である。本システムは
かかる運転にて、例えば槽内の残水がないことを前提
に、22:00より製氷を開始、翌朝8:00に製氷を
終了する。
【0010】以下昼間の冷房運転について述べる。図1
3は蓄冷熱は利用せずに圧縮機1のみで冷房運転した場
合の、冷房運転を示す。図において第1のバルブ7、第
4のバルブ20を開き、第2、第3のバルブ8,14を
閉じて圧縮機1を運転する。図11と同様の作用にて凝
縮液化した高圧冷媒は、各室内ユニット用冷媒回路系
a,b,cに送られ、各々の第2の絞り装置15で冷媒
流量調節しながら減圧し、約6Kg/cm2 G程度の圧
力で室内側熱交換器16内に流入し蒸発する。このとき
周囲の室内空気より吸熱し、ガス化した冷媒は、圧縮機
用アキュムレータ17を経由し、圧縮機1に戻る。この
ときの圧縮機の運転容量は、各負荷検出手段130a,
130b,130cから室内機運転容量検出手段131
を経て、運転容量制御器132により制御されるが、そ
の制御容量は室内機の運転容量の総和により決定してい
る。
【0011】この一般冷房運転時の運転状態を図14に
示す。図中の数字は図12にて述べた通りで、凝縮温度
は約45℃、蒸発温度は約10℃である。本システムは
かかる運転にて、例えば蓄冷熱消費後の冷房を行なう。
【0012】図15に、蓄冷熱利用による冷房、即ち放
冷運転を示す。図において第1の絞り装置6、第3のバ
ルブ14及び第4のバルブ20を閉じ、第1、第2のバ
ルブ7,8を開いて、冷媒ポンプ12を運転する。この
とき冷媒ポンプ12により送出されたガス冷媒は槽内の
氷で冷却される。22〜23℃で凝縮し、液化した約9
Kg/cm2 Gの冷媒が各室内ユニット用冷媒回路系
a,b,cに送られ、図13と同様にして冷房する。こ
のとき冷媒ポンプ12の冷媒循環量は、図13のときの
圧縮機1による冷媒循環量と同等のため、室内側熱交換
器16には同温同圧の冷媒が同量流れることになり、動
力としては差圧が約3Kg/cm2 程度の小容量にも拘
らず、冷房能力としては圧縮機1の単独運転による図1
3の一般冷房運転と同等となる。このときのガスポンプ
の運転容量は、一般冷房運転と同様室内機の運転容量の
総和により決定している。
【0013】この放冷運転時の運転状態を図16に示
す。図中の数字は図12にて述べた通りで、凝縮温度は
22〜23℃程度、蒸発温度は約10℃である。本シス
テムはかかる運転にて、例えば軽負荷時の冷房を行な
う。
【0014】図17に、図13の一般冷房運転と、図1
5の放冷運転を同時に作用させた、蓄冷熱併用冷房運転
を示す。図において第3のバルブ14を閉じ、第1、第
2、第4のバルブ7,8,20を開いて、圧縮機1及び
冷媒ポンプ12を運転する。このとき冷媒ポンプ12側
の蓄熱用熱交換器10で凝縮した液冷媒は、圧縮機1側
の第1の絞り装置6で減圧された冷媒と合流し、室内ユ
ニット用冷媒回路系a,b,cへは、図13の一般冷房
運転時あるいは図15の放冷運転時の約2倍の量の冷媒
が循環して、能力も2倍となる。このときの第1の絞り
装置6の開度は一定であり、上記合流部の圧力は8〜1
0Kg/cm2 程度となる。このときの運転容量は、ガ
スポンプは100%で運転し、圧縮機を容量制御運転し
て合算して決定するが、その容量制御の割合は、一般冷
房運転または放冷運転と同様室内機の運転容量の総和に
より決定している。
【0015】この蓄冷熱併用冷房運転時の運転状態を図
18に示す。図中の数字は図12にて述べた通りであ
る。蒸発温度は他の冷房運転と同様約10℃であるが、
凝縮温度は、室外側熱交換器3では約45℃、蓄熱用熱
交換器10では22〜23℃程度である。本システムは
かかる運転にて、通常の冷房負荷時の冷房を行なう。
【0016】以上は冷房に関する作用について説明した
が、以下は暖房に関する作用説明であり、従って特に断
らない限り圧縮機用四方切換弁2、及び冷媒ポンプ用四
方切換弁11は暖房モードに設定されている。図19
に、例えば夜間の蓄熱運転、即ち貯湯運転を示す。図1
9において、第1、第4のバルブ7,20を閉じ、第
2、第3のバルブ8,14を開き圧縮機1を運転する。
このとき圧縮機1より吐出された高温ガス冷媒は図中の
矢印の方向に流れ、蓄熱槽9の蓄熱用熱交換器10で凝
縮し、貯留水を昇温する。凝縮冷媒は第1の絞り装置6
で断熱膨張し、室外側熱交換器3で外気より吸熱して蒸
発し気化冷媒がアキュムレータ17を経由して圧縮機1
にもどる。
【0017】この蓄熱運転時の運転状態を図20に示
す。図中の数字は図12にて述べた通りで、槽水温の沸
き上がり温度は約50℃、このときの凝縮温度は約55
℃、蒸発温度は約0℃である。本システムはかかる運転
にて、夜間電力時間帯内に貯湯し、所定の槽水温に到達
次第運転を終了する。
【0018】以下昼間の暖房運転について述べる。図2
1は蓄熱は利用せずに圧縮機1のみで暖房運転した場合
の、一般暖房運転を示す。図において第1、第4のバル
ブ7,20を開き、第2、第3のバルブ8,14を閉じ
て、圧縮機1を運転する。圧縮機1より17Kg/cm
2 G前後の圧力で吐出された高温高圧ガスは各室内ユニ
ット用冷媒回路a,b,cに送られ、各々の室内側熱交
換器16で凝縮し、室内空気を加熱する。凝縮した液冷
媒は第2の絞り装置15で若干の減圧をし、更に第1の
絞り装置6で減圧して約4Kg/cm2 Gの圧力で室外
側熱交換器3内で蒸発し、以降図19と同作用にて圧縮
機1にもどる。このときの圧縮機の運転容量は、各負荷
検出手段130a,130b,130cから室内機運転
容量検出手段131を経て、運転容量制御器132によ
り制御されるが、その制御容量は室内機の運転容量の総
和により決定している。
【0019】この一般暖房運転時の運転状態を図22に
示す。図中の数字は図12にて述べた通りで、凝縮温度
は約42〜43℃程度、蒸発温度は約0℃である。本シ
ステムはかかる運転にて、蓄熱消費後の日中の軽負荷時
の暖房を行なう。
【0020】図23に、蓄熱利用による暖房、即ち放熱
運転を示す。図において第1の絞り装置6及び第3、第
4のバルブ14,20を閉じ、第1、第2のバルブ7,
8を開いて、冷媒ポンプ12を運転する。このとき冷媒
ポンプ12は槽内で蒸発圧力約13Kg/cm2 Gで加
熱気化されたガス冷媒を冷媒ポンプ用アキュムレータ1
3を経由して吸引する。従って約4Kg/cm2 G程度
の昇圧で17Kg/cm2 G前後の高温・高圧のガス冷
媒を各室内ユニット用冷媒回路系a,b,cに送り、以
降図21と同様の作用により室内空気の加熱を行なう。
凝縮した冷媒は第2の絞り装置15にて減圧し、約13
Kg/cm2 Gの気液二相冷媒となって蓄熱槽9に戻
る。このときのガスポンプの運転容量は、一般暖房運転
と同様室内機の運転容量の総和により決定している。
【0021】この放熱運転時の運転状態を図24に示
す。図中の数字は図12にて述べた通りで、凝縮温度は
42〜43℃程度、蒸発温度は35℃前後である。本シ
ステムはかかる運転にて、例えば軽負荷時の暖房を行な
う。
【0022】図25に、図21の一般暖房運転と、図2
3の放熱運転を同時に作用させた蓄熱併用暖房運転を示
す。図において、第3のバルブ14を閉じ、第1、第
2、第4のバルブ7,8,20を開き圧縮機1と冷媒ポ
ンプ12を運転する。このとき冷媒ポンプ12より送出
したガス冷媒は圧縮機1より吐出されたガス冷媒と合流
し、室内ユニット用冷媒回路系a,b,cへは、図21
の一般暖房運転時あるいは図23の放熱運転時の約2倍
の量の、圧力17Kg/cm2 G前後の高温・高圧冷媒
が循環して、能力も約2倍となる。第2の絞り装置15
で減圧した約13Kg/cm2 G程度の冷媒は、約1/
2が蓄熱用熱交換器10に流入し図23の放熱運転と同
様の作用をなすとともに、他の1/2の冷媒は第1の絞
り装置6にて更に減圧され、約4Kg/cm2 Gの圧力
となって室外側熱交換器3に流入し、図21の一般暖房
運転と同様の作用をなす。このときの運転容量は、ガス
ポンプは100%で運転し、圧縮機を容量制御運転して
合算して決定するが、その容量制御の割合は、一般暖房
運転または放熱運転と同様室内機の運転容量の総和によ
り決定している。
【0023】この蓄熱併用暖房運転時の運転状態を図2
6に示す。図中の数字は図12にて述べた通りである。
凝縮温度は他の暖房運転と同様42〜43℃程度である
が、蒸発温度は、蓄熱用熱交換器10では35℃前後、
室外側熱交換器3では0℃前後である。本システムはか
かる運転にて、暖房負荷の集中する例えば朝の立上がり
時の暖房を行なう。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上記のような各々の運
転を行なう従来の蓄熱式空気調和装置では、蓄冷熱併用
冷房運転時の第1の絞り装置の開度が一定であったた
め、外気温度の変動により室外側熱交換器での凝縮温度
が不安定となり、それに伴い、凝縮圧力が変動する。冷
媒ガスポンプの吐出圧力は上記凝縮圧力とほぼ等しいの
で、よって吐出圧力が不安定となり、放冷側の能力や入
力が目標に満たなかったり、過剰になったりして運転が
不安定になるという問題があった。
【0025】また、蓄熱併用暖房運転時、冷媒ガスポン
プの吐出圧力は室内側熱交換器の吸込み空気温度等によ
り変動し、吸入圧力は蓄熱媒体である水温の変動によっ
て変化する。よって、冷媒ガスポンプの吐出圧力と吸入
圧力の差が一定でなく、能力に過不足が生じていた。
【0026】また、冷房もしくは暖房の運転を蓄熱分を
優先して作用するという観点から、放冷運転もしくは放
熱運転から行っていたので、蓄冷熱を優先的に使うとい
う点ではよいが、朝の立ち上がり等、蓄冷・蓄熱運転直
後の運転立ち上げ時の放冷時には、液溜に冷媒が溜まっ
た状態にあるため冷媒量の確保などの過渡的な運転がス
ムーズに行えないという問題があった。
【0027】また、運転モード切り換え時に室内機の吸
込み空気温度の変化に感度よく対応することができなか
った。
【0028】
【課題を解決するための手段】この発明に係る蓄熱式空
気調和装置は、圧縮機、室外側熱交換器、第1の絞り装
置、第2の絞り装置及び室内側熱交換器を順次接続して
形成された一般冷房用回路と、上記圧縮機、室外側熱交
換器、第1の絞り装置、一端が上記第1の絞り装置と第
2の絞り装置間に接続され、他端が上記室内側熱交換器
と上記圧縮機の吸入側との間に接続された蓄熱用熱交換
器により構成された蓄熱用回路と、上記蓄熱用熱交換器
とこの熱交換器に供給された冷媒と熱交換関係に充填さ
れた蓄熱媒体とを収容する蓄熱槽と、上記蓄熱用熱交換
器と直列に接続された冷媒ガスポンプを有し、一端が上
記第1の絞り装置と第2の絞り装置間に接続され、他端
が上記室内側熱交換器と上記圧縮機の吸入側との間に接
続された直列回路、上記第2の絞り装置及び上記室内側
熱交換器により形成された放冷回路とを備えたものにお
いて、上記冷媒ガスポンプの吐出圧力を検出する吐出圧
力検出手段と、冷房及び暖房の運転負荷を検出する冷暖
房負荷検出手段と、前記冷暖房負荷検出手段の検出値に
応じて運転モードを決定する運転モード決定手段と、を
上記運転モード検出手段によって決定された運転モード
が上記冷媒ガスポンプにより蓄冷熱を利用して行なう放
冷運転並びに上記圧縮機による一般冷房運転を同時に行
なう蓄冷熱併用冷房運転時、上記第1の絞り装置によっ
て上記冷媒ガスポンプの吐出圧力を一定に制御する制御
手段とを設けたものである。
【0029】また、圧縮機、室外側熱交換器、第1の絞
り装置、第2の絞り装置及び室内側熱交換器を順次接続
して形成された一般冷房用回路と、上記圧縮機、室外側
熱交換器、第1の絞り装置、一端が上記第1の絞り装置
と第2の絞り装置間に接続され、他端が上記室内側熱交
換器と上記圧縮機の吸入側との間に接続された蓄熱用熱
交換器により構成された蓄熱用回路と、上記蓄熱用熱交
換器とこの熱交換器に供給された冷媒と熱交換関係に充
填された蓄熱媒体とを収容する蓄熱槽と、上記蓄熱用熱
交換器と直列に接続された冷媒ガスポンプを有し、一端
が上記第1の絞り装置と第2の絞り装置間に接続され、
他端が上記室内側熱交換器と上記圧縮機の吸入側との間
に接続された直列回路、上記第2の絞り装置及び上記室
内側熱交換器により形成された放冷回路とを備えたもの
において、上記冷媒ガスポンプの吐出圧力を検出する吐
出圧力検出手段と、上記冷媒ガスポンプの吸入圧力を検
出する吸入圧力検出手段と、冷房及び暖房の運転負荷を
検出する冷暖房負荷検出手段と、前記冷暖房負荷検出手
段の検出値に応じて運転モードを決定する運転モード決
定手段と、上記運転モード検出手段によって決定された
運転モードが上記冷媒ガスポンプにより蓄熱を利用して
行なう放熱運転並びに上記圧縮機による一般暖房運転を
同時に行なう蓄熱併用暖房運転時、上記ガスポンプの吐
出圧力と吸入圧力の差が一定になるように上記冷媒ガス
ポンプの運転容量を制御する制御手段とを設けたもので
ある。
【0030】また、圧縮機、室外側熱交換器、第1の絞
り装置、第2の絞り装置及び室内側熱交換器を順次接続
して形成された一般冷房用回路と、上記圧縮機、室外側
熱交換器、第1の絞り装置、一端が上記第1の絞り装置
と第2の絞り装置間に接続され、他端が上記室内側熱交
換器と上記圧縮機の吸入側との間に接続された蓄熱用熱
交換器により構成された蓄熱用回路と、上記蓄熱用熱交
換器とこの熱交換器に供給された冷媒と熱交換関係に充
填された蓄熱媒体とを収容する蓄熱槽と、上記蓄熱用熱
交換器と直列に接続された冷媒ガスポンプを有し、一端
が上記第1の絞り装置と第2の絞り装置間に接続され、
他端が上記室内側熱交換器と上記圧縮機の吸入側との間
に接続された直列回路、上記第2の絞り装置及び上記室
内側熱交換器により形成された放冷回路とを備えたもの
において、室内機運転容量検出手段と、前記室内機運転
容量検出手段の検出値によって運転モードを決定する運
転モード決定手段とを設けたものである。
【0031】また、室内機運転容量検出手段の検出値が
所定値以上の場合、冷房もしくは暖房の運転を蓄冷熱併
用冷房運転もしくは蓄熱併用暖房運転から行なうもので
ある。
【0032】また、室内機運転容量検出手段の検出値が
所定値以下の場合、冷房もしくは暖房の運転を一般冷房
運転もしくは一般暖房運転から行なうものである。
【0033】
【作用】以上のように構成されているので、第1の発明
においては、蓄冷熱併用冷房運転時、第1の絞り装置に
よって冷媒ガスポンプの吐出圧力を一定に制御でき、よ
って放冷側の能力と入力が一定になり、運転も安定す
る。
【0034】また、蓄熱併用暖房運転時、冷媒ガスポン
プの吐出圧力と吸入圧力の差が一定になるようにガスポ
ンプの運転容量を制御したので、放熱側の入力をほぼ一
定にして運転することができる。
【0035】また、冷房もしくは暖房の運転起動を、室
内機運転容量検出手段の検出値によって起動する運転モ
ードを決定したので、いつも最適な運転モードで起動す
ることができる。
【0036】また、室内機運転容量検出手段の検出値が
所定値以上の場合、冷房もしくは暖房の運転起動を蓄冷
熱併用冷房運転もしくは蓄熱併用暖房運転から行うよう
にしたので、冷暖房の運転起動時、放冷側と一般冷房側
もしくは放熱側と一般暖房側で各々自動的に適正冷媒量
が確保されるため、運転の起動がスムーズに行なえる。
【0037】また、室内機運転容量検出手段の検出値が
所定値以下の場合、冷房もしくは暖房の運転起動を上記
一般冷房運転もしくは一般暖房運転から行なうようにし
たので、冷媒量不足が生じることなく、運転起動をスム
ーズに行なうことができる。
【0038】
【実施例】
実施例1.以下、本発明の第1の発明に係わる蓄熱式空
気調和装置の実施例1を図面に基づき説明する。図1は
蓄熱式空気調和装置の基本システムを示すものであり、
同図において、従来例と同一の構成要素については同一
の符号を付し、その説明を省略する。従来例と異なるの
は以下の点である。すなわち、冷媒配管114に冷媒ガ
スポンプ12の吐出圧力検出手段133が設けられてお
り、吐出圧力検出手段133の吐出圧力の検出値によっ
て第1の絞り装置6の開度を調節する開度調節器134
が吐出圧力検出手段133と第1の絞り装置6に接続さ
れている。
【0039】次いで、本実施例の動作について、図1〜
図2に基づき説明する。なお、蓄冷熱併用冷房運転以外
は従来の実施例と同様の作用なので、ここでは蓄冷熱併
用冷房運転についてのみ動作を説明する。
【0040】図において第3のバルブ14を閉じ、第
1、第2、第4のバルブ7,8,20を開いて、圧縮機
1及び冷媒ポンプ12を運転する。このとき冷媒ポンプ
12側の蓄熱用熱交換器10で凝縮した液冷媒は、圧縮
機1側の第1の絞り装置6で減圧された冷媒と合流し、
室内ユニット用冷媒回路系a,b,cへは、図13の一
般冷房運転時あるいは図15の放冷運転時の約2倍の量
の冷媒が循環して、能力も2倍となる。このときの第1
の絞り装置6の開度は、冷媒ガスポンプ12の吐出圧力
検出手段133による圧力の検出値が9Kg/cm2
と一定になるように、開度調節器134によってその開
度を調整されている。
【0041】この蓄冷熱併用冷房運転時の運転状態を図
2に示す。蒸発温度は他の冷房運転と同様約10℃であ
るが、凝縮温度は、室外側熱交換器3では約45℃、蓄
熱用熱交換器10では22〜23℃程度である。本シス
テムはかかる運転にて、通常の冷房負荷時の冷房を行な
う。
【0042】実施例2.以下、本発明の第2の発明に係
わる蓄熱式空気調和装置の実施例2を図3〜図4に基づ
き説明する。従来例と異なるのは以下の点である。すな
わち、冷媒配管114に冷媒ガスポンプ12の吐出圧力
検出手段133が設けられており、冷媒配管115に冷
媒ガスポンプ12の吸入圧力検出手段135が設けられ
ている。136は冷媒ガスポンプ12の吐出圧力と吸入
圧力の差圧を演算する差圧演算器であり、132は差圧
演算器136の差圧値によって冷媒ガスポンプ12運転
容量を決定する。
【0043】次いで、本実施例の動作について説明す
る。なお、蓄熱併用暖房運転以外は従来の実施例と同様
の作用なので、ここでは蓄熱併用暖房運転についてのみ
動作を説明する。
【0044】図において第3のバルブ14を閉じ、第
1、第2、第4のバルブ7,8,20を開いて、圧縮機
1と冷媒ポンプ12を運転する。このとき冷媒ポンプ1
2より送出したガス冷媒は圧縮機1より吐出されたガス
冷媒と合流し、室内ユニット用冷媒回路系a,b,cへ
は、一般暖房運転あるいは放熱運転時の約2倍の量の、
圧力17Kg/cm2 G前後の高温・高圧冷媒が循環し
て、能力も約2倍となる。第2の絞り装置15で減圧し
た冷媒は、約1/2が蓄熱用熱交換器10に流入し放熱
運転と同様の作用をなすとともに、他の1/2の冷媒は
第1の絞り装置6にて更に減圧され、約4Kg/cm2
Gの圧力となって室外側熱交換器3に流入し、一般暖房
運転と同様の作用をなす。このとき、冷媒ガスポンプ1
2の吐出圧力検出手段133と冷媒ガスポンプ12の吸
入圧力検出手段135による吐出圧力と吸入圧力の差圧
を演算する差圧演算器136で計算された差圧値によっ
て冷媒ガスポンプ12の運転容量を決定する。つまり、
運転容量制御器132から冷媒ガスポンプ12に差圧値
に基づいた運転容量の指令を送り、冷媒ガスポンプ12
の運転容量を制御する。
【0045】この蓄熱併用暖房運転時の運転状態を図4
に示す。凝縮温度は他の暖房運転と同様42〜43℃程
度であるが、蒸発温度は、室外側熱交換器3では約0
℃、蓄熱用熱交換器10では35℃程度である。本シス
テムはかかる運転にて、通常の暖房負荷時の暖房を行な
う。
【0046】以下、本発明の第2の発明に係わる蓄熱式
空気調和装置の実施例2を図5に基づき説明する。すな
わち、第2のバルブ8と並列に設けられた第1のバイパ
ス回路128と第1のバイパス回路128中に設けられ
た第3の絞り装置18を有し、冷媒配管114に冷媒ガ
スポンプ12の吐出圧力検出手段133が、冷媒配管1
15に冷媒ガスポンプ12の吸入圧力検出手段135が
設けられている。136は冷媒ガスポンプ12の吐出圧
力と吸入圧力の差圧を演算する差圧演算器であり、13
4は差圧演算器136の差圧値によって第3の絞り装置
18の開度を調節する開度調節器である。
【0047】次いで、本実施例の動作について説明す
る。なお、蓄熱併用暖房運転以外は従来の実施例と同様
の作用なので、ここでは蓄熱併用暖房運転についてのみ
動作を説明する。
【0048】図において第2、第3のバルブ8,14を
閉じ、第1、第4のバルブ7,20を開いて、圧縮機1
及び冷媒ポンプ12を運転する。このとき冷媒ポンプ1
2より送出したガス冷媒は圧縮機1より吐出されたガス
冷媒と合流し、室内ユニット用冷媒回路系a,b,cへ
は、一般暖房運転あるいは放熱運転時の約2倍の量の、
圧力17Kg/cm2 G前後の高温・高圧冷媒が循環し
て、能力も約2倍となる。第2の絞り装置15で減圧し
た冷媒は、約1/2が蓄熱用熱交換器10に流入し放熱
運転と同様の作用をなすとともに、他の1/2の冷媒は
第1の絞り装置6にて更に減圧され、約4Kg/cm2
Gの圧力となって室外側熱交換器3に流入し、一般暖房
運転と同様の作用をなす。このとき、冷媒ガスポンプ1
2の吐出圧力検出手段133と吸入圧力検出手段135
による、吐出圧力と吸入圧力の差圧を演算する差圧演算
器136で計算された差圧値によって、その差圧値が所
定の値、例えば4Kg/cm2 Gとすると、差圧が4K
g/cm2 より小さい場合は、第3の絞り装置18を開
く方向に、大きい場合は閉じる方向に制御する。この蓄
熱併用暖房運転時の運転状態は図4と同様である。
【0049】実施例3.以下、本発明の第3の発明に係
わる蓄熱式空気調和装置の実施例3を図6に基づき説明
する。すなわち、室外側熱交換器3と第1の絞り装置6
の間に液溜19を有し、室内機運転容量検出手段131
を設けており、室内機運転容量検出手段131より運転
容量値を受信して、冷房もしくは暖房の運転モードを決
定する運転モード決定手段138を設けている。
【0050】次いで、本実施例の冷房運転時と暖房運転
時の運転モード選択に関する制御フロー内容を図7に基
づき説明する。
【0051】先に、起動時の冷房運転モードの選択につ
いて説明する。まず、ステップ51にて運転を開始す
る。ステップ52では室内機運転容量検出手段131で
ステップ51における室内機の運転容量を検出する。ス
テップ53では、室内機運転容量検出手段131による
検出値によってステップ54〜56の冷房運転モードを
選択する。つまり、負荷小で蓄熱分がないときはステッ
プ54の一般冷房運転。負荷小で蓄熱分があるときはス
テップ55の放冷運転。負荷大のときはステップ56の
蓄冷熱併用冷房運転とする。
【0052】起動時の暖房運転モードの選択について
は、上記冷房運転モードの選択と同様であり、よって説
明を省略する。
【0053】実施例4.以下、本発明の第4,5の発明
に係わる蓄熱式空気調和装置の実施例4を図8に基づき
説明する。すなわち、室内機運転容量検出手段131を
設けており、室内機運転容量検出手段131より運転容
量値を受信して所定の容量と比較する運転容量比較手段
139と、その結果にもとづき冷房もしくは暖房の起動
運転モードを決定する運転モード決定手段138を設け
ている。
【0054】次いで、本実施例の冷房運転時と暖房運転
時の運転モード選択に関する制御フロー内容を図9に基
づき説明する。
【0055】先に、起動時の冷房運転モードの選択につ
いて説明する。まず、ステップ71にて運転を開始す
る。ステップ72では室内機運転容量検出手段131で
ステップ71における室内機の運転容量を検出する。ス
テップ73では、運転容量比較手段139によってステ
ップ72で検出した検出値と所定の運転容量比較値との
比較を行ない、比較結果が所定の運転容量比較値以上の
場合は、ステップ74の蓄冷熱併用冷房運転を行ない、
所定の運転容量比較値より小さい場合はステップ75の
一般冷房運転を行なう。
【0056】起動時の暖房運転モードの選択について
は、上記冷房運転モードの選択と同様であり、よって説
明を省略する。
【0057】
【発明の効果】この発明における蓄熱式空気調和装置
は、蓄冷熱併用冷房時、冷媒ガスポンプの吐出圧力を検
出する吐出圧力検出手段を備え、第1の絞り装置によっ
て冷媒ガスポンプの吐出圧力を一定に制御したので放冷
側の能力と入力が一定にすることができ、過不足が生じ
ないとともに、運転が安定できる。
【0058】また、蓄熱併用暖房運転時、冷媒ガスポン
プの吐出圧力を検出する吐出圧力検出手段と冷媒ガスポ
ンプの吸入圧力を検出する吸入圧力検出手段を備え、冷
媒ガスポンプの運転容量によって冷媒ガスポンプの吐出
圧力と吸入圧力の差を一定に制御したので、放熱側の入
力をほぼ一定にして運転することができ、放熱に過不足
が生じない。
【0059】更に、室内機運転容量検出手段を設け、そ
の検出値によって起動運転モード決定手段によって起動
する運転モードを決定したので、常に最適な運転モード
で起動することができる。
【0060】また、室内機運転容量検出手段を設け、そ
の検出値が所定の値以上の場合、冷房もしくは暖房の運
転起動を上記蓄冷熱併用冷房運転もしくは蓄熱併用暖房
から行なうようにしたので、冷暖房の運転起動時、放冷
側と一般冷房側もしくは放熱側と一般暖房側で各々自動
的に適正冷媒量が確保されるため、運転の起動がスムー
ズに行える。
【0061】そして、室内機運転容量検出手段を設け、
その検出値が所定の値以下の場合、冷房もしくは暖房の
運転起動を上記一般冷房運転もしくは一般暖房運転から
行なうようにしたので、冷媒量不足が生じることなく運
転起動をスムーズに行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における蓄熱式空気調和装置
の冷媒回路図である。
【図2】実施例1の蓄冷熱併用冷房運転時の運転状態図
である。
【図3】実施例2における蓄熱式空気調和装置の冷媒回
路図である。
【図4】実施例2の蓄熱併用暖房運転時の運転状態図で
ある。
【図5】実施例2における蓄熱式空気調和装置の他の冷
媒回路図である。
【図6】実施例3における蓄熱式空気調和装置の冷媒回
路図である。
【図7】実施例3の制御フローチャート図である。
【図8】実施例4,5における蓄熱式空気調和装置の冷
媒回路図である。
【図9】実施例4,5の制御フローチャート図である。
【図10】従来の実施例の冷媒回路図である。
【図11】従来の実施例の蓄冷運転時の冷媒回路図であ
る。
【図12】図11の運転状態図である。
【図13】従来の実施例の一般冷房運転時の冷媒回路図
である。
【図14】図13の運転状態図である。
【図15】従来の実施例の放冷運転時の冷媒回路図であ
る。
【図16】図15の運転状態図である。
【図17】従来の実施例の蓄冷熱併用冷房運転時の冷媒
回路図である。
【図18】図17の運転状態図である。
【図19】従来の実施例の蓄熱運転時の冷媒回路図であ
る。
【図20】図19の運転状態図である。
【図21】従来の実施例の一般暖房運転時の冷媒回路図
である。
【図22】図21の運転状態図である。
【図23】従来の実施例の放熱運転時の冷媒回路図であ
る。
【図24】図23の運転状態図である。
【図25】従来の実施例の蓄熱併用暖房運転時の冷媒回
路図である。
【図26】図25の運転状態図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 圧縮機用切換弁 3 室外側熱交換器 6 第1の絞り装置 9 蓄熱槽 10 蓄熱用熱交換器 11 冷媒ポンプ用切換弁 12 冷媒ポンプ 15 第2の絞り装置 15a 室内ユニット(a)内の、第2の絞り装置 15b 室内ユニット(b)内の、第2の絞り装置 15c 室内ユニット(c)内の、第2の絞り装置 16 室内側熱交換器 16a 室内ユニット(a)内の、室内側熱交換器 16b 室内ユニット(b)内の、室内側熱交換器 16c 室内ユニット(c)内の、室内側熱交換器 18 第3の絞り装置 19 液溜 128 第1のバイパス回路 130a 負荷検出手段 130b 負荷検出手段 130c 負荷検出手段 131 室内機運転容量検出手段 132 運転容量制御器 133 吐出圧力検出手段 134 開度調節器 135 吸入圧力検出手段 136 差圧演算器 137 室内機運転容量検出手段 138 運転モード決定手段 139 運転容量比較手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、室外側熱交換器、第1の絞り装
    置、第2の絞り装置及び室内側熱交換器を順次接続して
    形成された一般冷房用回路と、上記圧縮機、室外側熱交
    換器、第1の絞り装置、一端が上記第1の絞り装置と第
    2の絞り装置間に接続され、他端が上記室内側熱交換器
    と上記圧縮機の吸入側との間に接続された蓄熱用熱交換
    器により構成された蓄熱用回路と、上記蓄熱用熱交換器
    とこの熱交換器に供給された冷媒と熱交換関係に充填さ
    れた蓄熱媒体とを収容する蓄熱槽と、上記蓄熱用熱交換
    器と直列に接続された冷媒ガスポンプを有し、一端が上
    記第1の絞り装置と第2の絞り装置間に接続され、他端
    が上記室内側熱交換器と上記圧縮機の吸入側との間に接
    続された直列回路、上記第2の絞り装置及び上記室内側
    熱交換器により形成された放冷回路とを備えたものにお
    いて、上記冷媒ガスポンプの吐出圧力を検出する吐出圧
    力検出手段と、冷房及び暖房の運転負荷を検出する冷暖
    房負荷検出手段と、前記冷暖房負荷検出手段の検出値に
    応じて運転モードを決定する運転モード決定手段と、上
    記運転モード検出手段によって決定された運転モードが
    上記冷媒ガスポンプにより蓄冷熱を利用して行なう放冷
    運転並びに上記圧縮機による一般冷房運転を同時に行な
    う蓄冷熱併用冷房運転時、上記第1の絞り装置によって
    上記冷媒ガスポンプの吐出圧力を一定に制御する制御手
    段とを設けたことを特徴とする蓄熱式空気調和装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機、室外側熱交換器、第1の絞り装
    置、第2の絞り装置及び室内側熱交換器を順次接続して
    形成された一般冷房用回路と、上記圧縮機、室外側熱交
    換器、第1の絞り装置、一端が上記第1の絞り装置と第
    2の絞り装置間に接続され、他端が上記室内側熱交換器
    と上記圧縮機の吸入側との間に接続された蓄熱用熱交換
    器により構成された蓄熱用回路と、上記蓄熱用熱交換器
    とこの熱交換器に供給された冷媒と熱交換関係に充填さ
    れた蓄熱媒体とを収容する蓄熱槽と、上記蓄熱用熱交換
    器と直列に接続された冷媒ガスポンプを有し、一端が上
    記第1の絞り装置と第2の絞り装置間に接続され、他端
    が上記室内側熱交換器と上記圧縮機の吸入側との間に接
    続された直列回路、上記第2の絞り装置及び上記室内側
    熱交換器により形成された放冷回路とを備えたものにお
    いて、上記冷媒ガスポンプの吐出圧力を検出する吐出圧
    力検出手段と、上記冷媒ガスポンプの吸入圧力を検出す
    る吸入圧力検出手段と、冷房及び暖房の運転負荷を検出
    する冷暖房負荷検出手段と、前記冷暖房負荷検出手段の
    検出値に応じて運転モードを決定する運転モード決定手
    段と、を上記運転モード検出手段によって決定された運
    転モードが上記冷媒ガスポンプにより蓄熱を利用して行
    なう放熱運転並びに上記圧縮機による一般暖房運転を同
    時に行なう蓄熱併用暖房運転時、上記ガスポンプの吐出
    圧力と吸入圧力の差が一定になるように上記冷媒ガスポ
    ンプの運転容量を制御する制御手段とを設けたことを特
    徴とする蓄熱式空気調和装置。
  3. 【請求項3】 圧縮機、室外側熱交換器、第1の絞り装
    置、第2の絞り装置及び室内側熱交換器を順次接続して
    形成された一般冷房用回路と、上記圧縮機、室外側熱交
    換器、第1の絞り装置、一端が上記第1の絞り装置と第
    2の絞り装置間に接続され、他端が上記室内側熱交換器
    と上記圧縮機の吸入側との間に接続された蓄熱用熱交換
    器により構成された蓄熱用回路と、上記蓄熱用熱交換器
    とこの熱交換器に供給された冷媒と熱交換関係に充填さ
    れた蓄熱媒体とを収容する蓄熱槽と、上記蓄熱用熱交換
    器と直列に接続された冷媒ガスポンプを有し、一端が上
    記第1の絞り装置と第2の絞り装置間に接続され、他端
    が上記室内側熱交換器と上記圧縮機の吸入側との間に接
    続された直列回路、上記第2の絞り装置及び上記室内側
    熱交換器により形成された放冷回路とを備えたものにお
    いて、室内機運転容量検出手段と、前記室内機運転容量
    検出手段の検出値によって運転モードを決定する運転モ
    ード決定手段とを設けたことを特徴とする蓄熱式空気調
    和装置。
  4. 【請求項4】 室内機運転容量検出手段の検出値が所定
    値以上の場合、冷房もしくは暖房の運転を蓄冷熱併用冷
    房運転もしくは蓄熱併用暖房運転から行なうことを特徴
    とする請求項3記載の蓄熱式空気調和装置。
  5. 【請求項5】 室内機運転容量検出手段の検出値が所定
    値以下の場合、冷房もしくは暖房の運転を一般冷房運転
    もしくは一般暖房運転から行なうことを特徴とする請求
    項3記載の蓄熱式空気調和装置。
JP5155395A 1993-06-25 1993-06-25 蓄熱式空気調和装置 Expired - Lifetime JP3020384B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5155395A JP3020384B2 (ja) 1993-06-25 1993-06-25 蓄熱式空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5155395A JP3020384B2 (ja) 1993-06-25 1993-06-25 蓄熱式空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0712418A true JPH0712418A (ja) 1995-01-17
JP3020384B2 JP3020384B2 (ja) 2000-03-15

Family

ID=15605024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5155395A Expired - Lifetime JP3020384B2 (ja) 1993-06-25 1993-06-25 蓄熱式空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3020384B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6777356B2 (en) 2000-09-05 2004-08-17 Japan Gore-Tex, Inc. Luminous composite fabric and garment

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6777356B2 (en) 2000-09-05 2004-08-17 Japan Gore-Tex, Inc. Luminous composite fabric and garment

Also Published As

Publication number Publication date
JP3020384B2 (ja) 2000-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2233864B1 (en) Air-conditioning and hot water complex system
US8713951B2 (en) Air conditioning apparatus
JP5855129B2 (ja) 室外機及び空気調和装置
JP2894421B2 (ja) 蓄熱式空気調和装置及び除霜方法
US6807817B2 (en) Method for operating compressors of air conditioner
JP3983520B2 (ja) 超臨界蒸気圧縮システムおよび超臨界蒸気圧縮システムを循環する冷媒の高圧成分の圧力を調整する吸入ライン熱交換器
US20040098993A1 (en) Air conditioner and method for controlling the same
JP2002310519A (ja) ヒートポンプ給湯機
JP4334818B2 (ja) 冷却装置
JPH0712418A (ja) 蓄熱式空気調和装置
JPH06257868A (ja) 空調用ヒートポンプ式氷蓄熱装置
KR102482403B1 (ko) 공기 조화 시스템
JP2646877B2 (ja) 蓄熱式冷凍サイクル装置
JPH1026377A (ja) 蓄熱式空気調和装置
JP3370501B2 (ja) 冷房システム
JPH11182948A (ja) 空調装置
JP2870392B2 (ja) 蓄熱式空気調和装置
JPH06159743A (ja) 蓄熱式冷房装置
JP2855954B2 (ja) 蓄熱式空気調和装置
JP3903292B2 (ja) 蓄熱式空気調和装置
JPH05264077A (ja) 蓄熱式空気調和装置
JP3660120B2 (ja) 空気調和装置の制御方法
JP3356601B2 (ja) 非共沸冷媒使用のヒートポンプ装置
JP2868926B2 (ja) 冷媒加熱式マルチ冷凍サイクル
JPH06241581A (ja) 蓄熱式空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080114

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120114

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130114

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130114

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term