JPH07124174A - 医療用制御システム - Google Patents
医療用制御システムInfo
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- JPH07124174A JPH07124174A JP5274403A JP27440393A JPH07124174A JP H07124174 A JPH07124174 A JP H07124174A JP 5274403 A JP5274403 A JP 5274403A JP 27440393 A JP27440393 A JP 27440393A JP H07124174 A JPH07124174 A JP H07124174A
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Abstract
独操作や複合的な連動操作を一ヶ所で集中的に制御する
ことを可能にし、操作性に優れた医療用制御システムを
提供すること。 【構成】カート20,30には複数の医療用機器が搭載
されている。各機器は、カート内で通信ケーブルによっ
て分配器28,36に接続されている。また、カート2
0とカート30とは、ユニバーサルケーブル51を介し
て接続されている。さらに、カート20,30と周辺機
器コントローラ40とはユニバーサルコード52を介し
て接続されている。周辺機器コントローラ40にはカー
トに搭載されている医療用機器の主要設定スイッチが集
中設定制御パネル41に集約され、高周波焼灼装置32
及びEHL38からは出力エネルギーの出力を制御する
出力制御パネル62と出力制御パネル63とを延出して
いる。
Description
成された手術装置を1つの集中制御手段で制御する医療
用制御システムに関する。
療用機器を手術者が選択し、構成した手術装置が使用さ
れる。手術室において術者は、清潔域で手術を行ない、
各医療用機器本体は清潔域外に配設している。このた
め、術者からの指示を受けた医療用機器の担当者が術者
の指示に従って担当の医療用機器を操作していた。例え
ば、モニタの色調を調整するときには、術者が指示を出
し、この指示によって担当者が調整スイッチを操作し
て、術者の好みの色調になるように調整していたので、
術者が直接医療用機器に触れて調整作業を行うことはな
かった。
独立しているため、複合的な使用態様には適さない場合
が多く、手術の際には専任の操作者が各医療用機器間を
移動し、手術者の指示、或は、必要に応じて医療用機器
を操作していた。このように、手術環境及び操作環境と
しては良好なものではなく、リアルタイムな判断・処置
を要する手術では術者と操作者との間の呼吸や操作者の
高度な技術が要求されていた。
ラなど制御手段間がシステム的に構成されていなかった
ため、手術室内でこれら医療用機器を複合的に使用する
場合には、各医療用機器毎に操作者を割り当てるか、或
は、数名の操作者がそれぞれ複数の医療用機器を受けも
って術者の指示に従って操作するようにしていた。
際には手術の内容に応じて様々な医療用機器を全て準備
する必要があることから、手術室が医療用機器で手狭に
なり、煩雑化し、手術の進行にも悪影響を及ぼす要因と
なっていた。
あり、各医療用機器のシステム化を実現し、且つ、単独
操作や複合的な連動操作を一ヶ所で集中的に制御するこ
とを可能にし、操作性に優れた医療用制御システムを提
供することを目的としている。
システムは、状態の設定または出力の少なくとも一方を
行う機器操作スイッチが複数設けられた医療用機器を複
数備えて構成された手術装置と、前記複数の医療用機器
が各々有している機器操作スイッチによって操作される
複数の機能のうち、特定の機能が操作可能な手術装置操
作スイッチと、それぞれ異なる医療用機器の特定の機能
が操作可能な前記手術装置操作スイッチを複数集約した
集中制御入力手段とを具備した。
けた医療用機器を複数備えて構成された手術装置の各医
療用機器の特定な機能を操作可能な手術装置操作スイッ
チをそれぞれの医療機器毎に用意し、これらそれぞれの
手術装置操作スイッチを集中制御手段に集約して一ヶ所
で集中操作する。
て説明する。図1及び図2は本発明の一実施例に係り、
図1は内視鏡下で外科手術を行う外科手術装置の概略構
成を示す図、図2は集中設定制御パネルの概略構成を示
す説明図である。
て例えば、内視鏡下で外科手術を行う外科手術装置10
では使用する周辺医療用機器の種類が多く、1台のカー
トに各種医療用機器を収めることができないので、これ
ら複数の医療用機器を数台のカート20,30に分けて
搭載し、これらのカート20,30をほぼ一ヶ所に集約
して煩雑化を無くすように努めている。
21,集中表示パネル22,第1TVカメラ23a,第
1光源装置24a,第2TVカメラ23b,第2光源装
置24b,システムコントローラ25,ビデオミキサー
26,VTR27,分配器28,通信用コネクタ29な
どが搭載されており、第2カート30にはモニタ31,
高周波焼灼装置32,気腹器33,CO2 ボンベ34,
吸引ボトル35,分配器36,通信用コネクタ37,電
気水圧式結石破砕装置(以後EHLと呼ぶ)38などが
搭載されている。
0及び第2のカート30内で図示しない通信ケーブルを
介してそれぞれのカートに配設されている分配器28,
36と電気的に接続されている。また、第1のカート2
0と第2のカート30とは通信ケーブルを内設したユニ
バーサルケーブル51を介して電気的に接続されてい
る。さらに、第1カート20及び第2カート30と周辺
機器コントローラ40とは通信ケーブルを内設したユニ
バーサルコード52を介して電気的に接続されている。
カート20及び第2のカート30に搭載されている医療
用機器のうち頻繁に使用する設定スイッチが集中制御入
力手段である集中設定制御パネル41に集約されるよう
になっている。
ルギーの出力を制御する切除(CUT)モードの出力ス
イッチ62bと凝固(COAGULATION)モード
の出力スイッチ62aとを備えた出力制御パネル62と
してのフットスイッチ及びEHL38からの出力エネル
ギーの照射を制御するための出力制御パネル63として
のフットスイッチが高周波焼灼装置32及びEHL38
から直接延出されている。
38を制御する前記出力制御パネル62,63を後述す
る(図中破線に示す)1つの出力制御パネル61にまと
め、例えば第1のカート20から延出するように配置す
ることができるようになっている。また、第1のカート
20に設けた集中制御パネル22には各種医療用機器の
設定値例えば、医療用機器のオン・オフ状態、気腹器3
3による腹腔内圧、高周波焼灼装置32の高周波出力レ
ベルなどが表示されるようになっている。
ントローラ40の集中設定制御パネル41について説明
する。図に示すように集中設定制御パネル41には図1
に示した医療用機器の中で使用頻度の高い設定スイッチ
を選択して集約されるようになっており、本実施例にお
いては例えば、スイッチ101に気腹器33に設けた機
器操作スイッチの中から使用頻度の多いガス流量を制御
するスイッチを設け、スイッチ102に高周波焼灼装置
32に設けた機器操作スイッチの中から使用頻度の高い
出力電流値を制御するスイッチを設け、スイッチ103
にTVカメラ23に設けた機器操作スイッチの中から使
用頻度の高い赤と青の色調を調整をするスイッチを設
け、スイッチ104にビデオミキサー26に設けた機器
操作スイッチの中から使用頻度の多い入力された映像信
号をどのように加工するかを選択するスイッチを設け、
スイッチ105にVTR27に設けた機器操作スイッチ
の中から使用頻度の多い再録・停止を制御するスイッチ
を設け、スイッチ106に光源装置24に設けた機器操
作スイッチの中から使用頻度の多い出射光量の制御を行
うスイッチを設けている。
61について説明する。上述のように集中設定制御パネ
ル41には各医療用機器の設定制御に関するスイッチだ
けを集約し、人体に対してエネルギーの照射などを司る
出力系の出力制御パネル61を誤操作を避けるため、集
中設定制御パネル41とは別に設ける構成としている。
置32、EHL38から直接延出していた出力制御パネ
ル62と63とを一体に形成したものであり、出力制御
パネル61には、EHL38の出力スイッチ61cと、
高周波焼灼装置32の切除(CUT)モードの出力スイ
ッチ61b及び高周波焼灼装置32の凝固(COAGU
LATION)モードの出力スイッチ61aが設けられ
ている。なお、ユニバーサルコード53を介して第1の
カート20及び周辺機器コントローラ40とは電気的に
接続されている。
踏んで操作するフットスイッチ型であるため、床置きを
前提とした構造となっており、スイッチ間の間隔を比較
的離して構成して誤操作や同時押しを防止している。
御パネル61の配設位置は、図の位置(破線)に限定さ
れるものではなく例えば、集中設定制御パネル41を直
接システムコントローラ25に接続することも可能であ
り、出力制御パネル61を第2のカート30、或は、高
周波焼灼装置32、EHL38に直接接続するようにし
ても良い。
する手術装置操作スイッチを設けると共に、それぞれの
医療用機器の機能を限定する手術装置操作スイッチを集
中設定制御パネル或は出力制御パネルに集約しているの
で良好な操作性が得られる。また、動作モード等を設定
する集中設定制御パネルと動作を直接制御する出力制御
パネルとを別々に設けたことによって、スイッチの誤作
動を無くすことができるので、集中制御の安全性が大幅
に向上する。
た従来のものに比べ、周辺機器コントローラによって集
中制御するようにしたので、一人の操作者が手術者の指
示に瞬時に反応し、各医療用機器の遠隔操作が可能とな
ることから作業性が大幅に向上し、操作者の負担が軽減
するばかりでなく、手術室を相対的に広く使えるように
なり手術環境を良好にすることができる。
定制御パネルを清潔域に設けることにより、緊急を要す
る手術の際、術者が直接必要な医療用機器の設定を行う
ことや、看護婦が手術者の代わりに医療用機器の設定状
態を即座に変更することができるようになる。
制御パネル及び集中表示パネルの配置位置は図の位置に
限定されるものでは無いことは勿論である。
各医療用機器のシステム化を実現し、且つ、単独操作や
複合的な連動操作を一ヶ所で集中的に制御することを可
能にし、操作性に優れた医療用制御システムを提供する
ことができる。
は内視鏡下で外科手術を行う外科手術装置の概略構成を
示す図
システムは、状態の設定または出力の少なくとも一方を
行う機器操作スイッチが設けられた医療用機器を複数備
えて構成された手術装置と、前記複数の医療用機器が各
々有している機器操作スイッチによって操作される複数
の機能のうち、特定の機能が操作可能な手術装置操作ス
イッチと、それぞれ異なる医療用機器の特定の機能が操
作可能な前記手術装置操作スイッチを複数集約した集中
制御入力手段とを具備した。
Claims (1)
- 【請求項1】 状態の設定または出力の少なくとも一方
を行う機器操作スイッチが複数設けられた医療用機器を
複数備えて構成された手術装置と、 前記複数の医療用機器が各々有している機器操作スイッ
チによって操作される複数の機能のうち、特定の機能が
操作可能な手術装置操作スイッチと、 それぞれ異なる医療用機器の特定の機能が操作可能な前
記手術装置操作スイッチを複数集約した集中制御入力手
段と、 を具備したことを特徴とする医療用制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27440393A JP3841447B2 (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | 医療用制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27440393A JP3841447B2 (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | 医療用制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07124174A true JPH07124174A (ja) | 1995-05-16 |
JP3841447B2 JP3841447B2 (ja) | 2006-11-01 |
Family
ID=17541188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27440393A Expired - Fee Related JP3841447B2 (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | 医療用制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3841447B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005312550A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-11-10 | Olympus Corp | 内視鏡 |
-
1993
- 1993-11-02 JP JP27440393A patent/JP3841447B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005312550A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-11-10 | Olympus Corp | 内視鏡 |
JP4500095B2 (ja) * | 2004-04-27 | 2010-07-14 | オリンパス株式会社 | 内視鏡 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3841447B2 (ja) | 2006-11-01 |
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