JPH07124119A - 眼科装置 - Google Patents
眼科装置Info
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- JPH07124119A JPH07124119A JP5289874A JP28987493A JPH07124119A JP H07124119 A JPH07124119 A JP H07124119A JP 5289874 A JP5289874 A JP 5289874A JP 28987493 A JP28987493 A JP 28987493A JP H07124119 A JPH07124119 A JP H07124119A
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- light source
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被検眼に対する装置の作動距離を正確にかつ
容易に合わせる。 【構成】 孔あきミラー12の入射方向の光路O6上に
は、観察光源、撮影光源を有する照明光学系が配置され
ている。可視蛍光観察時には可視蛍光用バリアフィルタ
14を光路O3に挿入し、赤外蛍光観察時には赤外蛍光用
バリアフィルタ15を光路O3に挿入し、観察光源による
眼底像を観察手段20で観察する。白色光源24により
指標板23を二次的な指標光源Pとした光束は角膜Ecで
反射され、可視蛍光用バリアフィルタ14又は赤外蛍光
用バリアフィルタ15を通り、観察手段20において眼
底像と共に視標光源像として検者に観察される。検者は
指標光源像の照準が合うように、装置全体を光路O3方向
に移動して、被検眼Eに対する作動距離を合わせる。
容易に合わせる。 【構成】 孔あきミラー12の入射方向の光路O6上に
は、観察光源、撮影光源を有する照明光学系が配置され
ている。可視蛍光観察時には可視蛍光用バリアフィルタ
14を光路O3に挿入し、赤外蛍光観察時には赤外蛍光用
バリアフィルタ15を光路O3に挿入し、観察光源による
眼底像を観察手段20で観察する。白色光源24により
指標板23を二次的な指標光源Pとした光束は角膜Ecで
反射され、可視蛍光用バリアフィルタ14又は赤外蛍光
用バリアフィルタ15を通り、観察手段20において眼
底像と共に視標光源像として検者に観察される。検者は
指標光源像の照準が合うように、装置全体を光路O3方向
に移動して、被検眼Eに対する作動距離を合わせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検眼の前眼部に投影
される指標光源像を観察し、被検眼との位置合わせをす
る眼科装置に関するものである。
される指標光源像を観察し、被検眼との位置合わせをす
る眼科装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】眼底カメラにおいては、被検眼の眼底面
を赤外光によりテレビカメラで撮像し、この赤外光像を
可視光像に変換しテレビモニタに映出し、検者はこのテ
レビモニタを観察しながら、眼底カメラの位置合わせを
する。或いは、ファインダ光学系を覗いて眼底面を観察
し、位置合わせをする装置も知られている。
を赤外光によりテレビカメラで撮像し、この赤外光像を
可視光像に変換しテレビモニタに映出し、検者はこのテ
レビモニタを観察しながら、眼底カメラの位置合わせを
する。或いは、ファインダ光学系を覗いて眼底面を観察
し、位置合わせをする装置も知られている。
【0003】ところで位置合わせにおいて、特に被検眼
と眼底カメラの間の作動距離の調整は微妙で、作動距離
が不適正な場合には、眼底カメラからの照射光束が被検
眼に有効に入射しないだけでなく、被検眼からのフレア
光等が撮影光に混入したりして画質の低下を生じてしま
う。更に、被検眼の視軸と眼底カメラの光軸が一致する
ように調整する必要もある。しかしながら従来の眼底カ
メラにおいて、位置合わせの操作は熟練を要するのが通
常である。
と眼底カメラの間の作動距離の調整は微妙で、作動距離
が不適正な場合には、眼底カメラからの照射光束が被検
眼に有効に入射しないだけでなく、被検眼からのフレア
光等が撮影光に混入したりして画質の低下を生じてしま
う。更に、被検眼の視軸と眼底カメラの光軸が一致する
ように調整する必要もある。しかしながら従来の眼底カ
メラにおいて、位置合わせの操作は熟練を要するのが通
常である。
【0004】この問題を解決し、位置合わせを容易にす
るために、過去に種々の考案が開示されている。例え
ば、本出願人は特開昭53−49890号公報では図1
2に示すような装置を提案している。即ち、光路O1上の
光源1からの光束は、コンデンサレンズ2によりリング
スリット3上に結像され、孔あきミラー4で反射され、
対物レンズ5を介して被検眼Eの角膜Ecの近傍にリング
スリット像を形成し、眼底Erを照明する。眼底Erでの反
射光束は、対物レンズ5の焦点面でもある眼底共役面f1
上に結像し、孔あきミラー4の開口部、絞り6、撮影レ
ンズ7を通り、跳ね上げミラー8によりファインダ光学
系又はテレビ撮影系等で構成される観察手段9へ導か
れ、検者により眼底像が観察される。
るために、過去に種々の考案が開示されている。例え
ば、本出願人は特開昭53−49890号公報では図1
2に示すような装置を提案している。即ち、光路O1上の
光源1からの光束は、コンデンサレンズ2によりリング
スリット3上に結像され、孔あきミラー4で反射され、
対物レンズ5を介して被検眼Eの角膜Ecの近傍にリング
スリット像を形成し、眼底Erを照明する。眼底Erでの反
射光束は、対物レンズ5の焦点面でもある眼底共役面f1
上に結像し、孔あきミラー4の開口部、絞り6、撮影レ
ンズ7を通り、跳ね上げミラー8によりファインダ光学
系又はテレビ撮影系等で構成される観察手段9へ導か
れ、検者により眼底像が観察される。
【0005】撮影をする際には、跳ね上げミラー8を光
路O2から退避させ、眼底共役面f2にあるフィルム面に眼
底像を記録する。なお、図中の点線は、照明光束と撮影
光束の主光束L1、L2を示している。
路O2から退避させ、眼底共役面f2にあるフィルム面に眼
底像を記録する。なお、図中の点線は、照明光束と撮影
光束の主光束L1、L2を示している。
【0006】他方、鎖線は指標光源10による指標投影
光の主光束L3を表しており、指標光源10は対物レンズ
5に関して角膜頂点と角膜曲率中心との中間位置と共役
位置の孔あきミラー4の開口部付近に配置されている。
指標光源10は被検眼Eと対物レンズ5との作動距離が
適切である場合には、指標光源10の角膜反射光束は眼
底共役面f1に結像する。
光の主光束L3を表しており、指標光源10は対物レンズ
5に関して角膜頂点と角膜曲率中心との中間位置と共役
位置の孔あきミラー4の開口部付近に配置されている。
指標光源10は被検眼Eと対物レンズ5との作動距離が
適切である場合には、指標光源10の角膜反射光束は眼
底共役面f1に結像する。
【0007】位置合わせをする際には、光路O2上の指標
光源10を点灯すると、指標光源10からの可視光束は
角膜Ecに投影され、ここでの反射光束は、孔あきミラー
4の開口部、絞り6、撮影レンズ7を順次に経て、跳ね
上げミラー8に関して眼底共役面f2との共役面で指標光
源像PLとして結像し、観察手段9において眼底像と共に
観察される。検者は指標光源像PLに照準を合わせるため
に、眼底カメラ全体を光路O2方向に移動し、作動距離が
適正になるように調整する。
光源10を点灯すると、指標光源10からの可視光束は
角膜Ecに投影され、ここでの反射光束は、孔あきミラー
4の開口部、絞り6、撮影レンズ7を順次に経て、跳ね
上げミラー8に関して眼底共役面f2との共役面で指標光
源像PLとして結像し、観察手段9において眼底像と共に
観察される。検者は指標光源像PLに照準を合わせるため
に、眼底カメラ全体を光路O2方向に移動し、作動距離が
適正になるように調整する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年では、眼について
様々な検査などが必要とされており、眼底カメラにより
可視光観察や赤外蛍光観察等が行われている。しかしな
がら、図12に示すような従来例では、可視光観察の際
には明瞭な指標光源像PLを観察することができるが、可
視光以外の赤外光等による観察の際には可視光用の指標
光源10を用いるために、指標光源像PLを観察できない
ことが多く、被検眼Eと装置との位置合わせが正確に行
えないという欠点が生ずる。
様々な検査などが必要とされており、眼底カメラにより
可視光観察や赤外蛍光観察等が行われている。しかしな
がら、図12に示すような従来例では、可視光観察の際
には明瞭な指標光源像PLを観察することができるが、可
視光以外の赤外光等による観察の際には可視光用の指標
光源10を用いるために、指標光源像PLを観察できない
ことが多く、被検眼Eと装置との位置合わせが正確に行
えないという欠点が生ずる。
【0009】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
装置の位置合わせを可視光でも可視光以外の場合でも、
容易にかつ正確に行い得る眼科装置を提供することにあ
る。
装置の位置合わせを可視光でも可視光以外の場合でも、
容易にかつ正確に行い得る眼科装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの第1の発明に係る眼科装置は、被検眼の角膜面に指
標を投影し、角膜面からの反射光を受光して、被検眼と
の作動距離を検知する作動距離検知手段を備え、該作動
距離検知手段は少なくとも2つ以上の分離された波長を
選択する手段を有することを特徴とする。
めの第1の発明に係る眼科装置は、被検眼の角膜面に指
標を投影し、角膜面からの反射光を受光して、被検眼と
の作動距離を検知する作動距離検知手段を備え、該作動
距離検知手段は少なくとも2つ以上の分離された波長を
選択する手段を有することを特徴とする。
【0011】また、第2の発明に係る眼科装置は、被検
眼の角膜面に指標を投影し、角膜面からの反射光を受光
して、被検眼との作動距離を検知する作動距離検知手段
を備え、該作動距離検知手段は角膜面に指標を投影する
指標投影手段を有し、該指標投影手段は分光強度分布に
少なくとも2つ以上のピーク波長を有する光束を発する
ことを特徴とする。
眼の角膜面に指標を投影し、角膜面からの反射光を受光
して、被検眼との作動距離を検知する作動距離検知手段
を備え、該作動距離検知手段は角膜面に指標を投影する
指標投影手段を有し、該指標投影手段は分光強度分布に
少なくとも2つ以上のピーク波長を有する光束を発する
ことを特徴とする。
【0012】
【作用】上述の構成を有する第1の発明に係る眼科装置
は、位置合わせの際に被検眼観察光の波長に応じて視標
投影光による角膜反射光束の波長を選択し、この角膜反
射像を検知する。
は、位置合わせの際に被検眼観察光の波長に応じて視標
投影光による角膜反射光束の波長を選択し、この角膜反
射像を検知する。
【0013】また第2の発明に係る眼科装置は、位置合
わせの際に被検眼観察光の波長によって撮影すべき指標
の波長を選択して被検眼の角膜に投影し、角膜反射像を
検知する。
わせの際に被検眼観察光の波長によって撮影すべき指標
の波長を選択して被検眼の角膜に投影し、角膜反射像を
検知する。
【0014】
【実施例】本発明を図1〜図11に図示の実施例に基づ
いて詳細に説明する。図1は眼底カメラに適用した第1
の実施例の構成図であり、被検眼Eと対向している対物
レンズ11の背後の光路O3上には、孔あきミラー12、
ハーフミラー13、光路O3に選択的に挿入される可視蛍
光用バリアフィルタ14と赤外蛍光用バリアフィルタ1
5、フォーカシングレンズ16、結像レンズ17、跳ね
上げミラー18、眼底Erと共役関係にあるフィルム19
が配置され、撮影光学系が構成されている。
いて詳細に説明する。図1は眼底カメラに適用した第1
の実施例の構成図であり、被検眼Eと対向している対物
レンズ11の背後の光路O3上には、孔あきミラー12、
ハーフミラー13、光路O3に選択的に挿入される可視蛍
光用バリアフィルタ14と赤外蛍光用バリアフィルタ1
5、フォーカシングレンズ16、結像レンズ17、跳ね
上げミラー18、眼底Erと共役関係にあるフィルム19
が配置され、撮影光学系が構成されている。
【0015】跳ね上げミラー18の反射方向の光路O4上
には、観察光学系としてテレビカメラ等の観察手段20
が配置されている。また、ハーフミラー13の入射方向
の光路O5上には、レンズ21、ミラー22、指標板2
3、白色光源24が配置され、指標投影光学系が構成さ
れている。更に、孔あきミラー12の入射方向の光路O6
上には、観察光源、撮影光源を有する照明光学系が配置
されている。
には、観察光学系としてテレビカメラ等の観察手段20
が配置されている。また、ハーフミラー13の入射方向
の光路O5上には、レンズ21、ミラー22、指標板2
3、白色光源24が配置され、指標投影光学系が構成さ
れている。更に、孔あきミラー12の入射方向の光路O6
上には、観察光源、撮影光源を有する照明光学系が配置
されている。
【0016】眼底観察時には、可視蛍光用バリアフィル
タ14又は赤外蛍光用バリアフィルタ15を光路03に挿
入し、光路O6上の観察光源を点灯する。ここで、可視蛍
光用バリアフィルタ14は図2に示すように近赤外光を
遮光して可視光を透過する特性を有している。他方、赤
外蛍光用バリアフィルタ15は図3に示すように、可視
光遮を遮光し近赤外光を透過する特性を有するため、可
視蛍光観察時には可視蛍光用バリアフィルタ14を光路
03に挿入し、赤外蛍光観察時には赤外蛍光用バリアフィ
ルタ15を光路03に挿入する。
タ14又は赤外蛍光用バリアフィルタ15を光路03に挿
入し、光路O6上の観察光源を点灯する。ここで、可視蛍
光用バリアフィルタ14は図2に示すように近赤外光を
遮光して可視光を透過する特性を有している。他方、赤
外蛍光用バリアフィルタ15は図3に示すように、可視
光遮を遮光し近赤外光を透過する特性を有するため、可
視蛍光観察時には可視蛍光用バリアフィルタ14を光路
03に挿入し、赤外蛍光観察時には赤外蛍光用バリアフィ
ルタ15を光路03に挿入する。
【0017】光路O6上の観察光源からの光束は孔あきミ
ラー12で左方に反射され、対物レンズ11を介し被検
眼Eの眼底Erを照明する。ここでの反射光束は対物レン
ズ11により結像し、孔あきミラー12の開口部、ハー
フミラー13を通り、可視蛍光用バリアフィルタ14で
可視光とされ、或いは赤外蛍光用バリアフィルタ15で
赤外光とされる。更に、フォーカシングレンズ16、結
像レンズ17を通り、跳ね上げミラー18で反射され、
眼底共役面Fで眼底像として一旦結像し、観察手段20
で再度結像して可視蛍光像或いは赤外蛍光像として検者
に観察される。
ラー12で左方に反射され、対物レンズ11を介し被検
眼Eの眼底Erを照明する。ここでの反射光束は対物レン
ズ11により結像し、孔あきミラー12の開口部、ハー
フミラー13を通り、可視蛍光用バリアフィルタ14で
可視光とされ、或いは赤外蛍光用バリアフィルタ15で
赤外光とされる。更に、フォーカシングレンズ16、結
像レンズ17を通り、跳ね上げミラー18で反射され、
眼底共役面Fで眼底像として一旦結像し、観察手段20
で再度結像して可視蛍光像或いは赤外蛍光像として検者
に観察される。
【0018】撮影時には、跳ね上げミラー18を光路03
から退避させ、光路O6上の撮影光源を発光させ、フィル
ム19に眼底像を記録する。
から退避させ、光路O6上の撮影光源を発光させ、フィル
ム19に眼底像を記録する。
【0019】装置の位置合わせを行うには、白色光源2
4を点灯しながら眼底Erの観察を行う。白色光源24か
らの光束は指標板23を背後から照明し、指標板23を
二次的な指標光源Pとした光束はミラー22で反射さ
れ、レンズ21によりハーフミラー13上で指標光源像
として結像して反射され、対物レンズ11を介して被検
眼Eの角膜Ecに投影される。ここでの反射光束は同じ光
路03を戻り、可視蛍光用バリアフィルタ14又は赤外蛍
光用バリアフィルタ15を通り、フォーカシングレンズ
16及び結像レンズ17により指標光源像として眼底共
役面Fに結像し、観察手段20において眼底像と共に検
者に観察される。
4を点灯しながら眼底Erの観察を行う。白色光源24か
らの光束は指標板23を背後から照明し、指標板23を
二次的な指標光源Pとした光束はミラー22で反射さ
れ、レンズ21によりハーフミラー13上で指標光源像
として結像して反射され、対物レンズ11を介して被検
眼Eの角膜Ecに投影される。ここでの反射光束は同じ光
路03を戻り、可視蛍光用バリアフィルタ14又は赤外蛍
光用バリアフィルタ15を通り、フォーカシングレンズ
16及び結像レンズ17により指標光源像として眼底共
役面Fに結像し、観察手段20において眼底像と共に検
者に観察される。
【0020】光路03方向の位置合わせを行うには、指標
光源像の照準が合うように眼底カメラ全体を光路03方向
に移動し、被検眼Eに対する眼底カメラの作動距離を合
わせる。また、光路03に垂直平面内の位置合わせを行う
ために、指標光源Pが光路03に関して対称な複数個の指
標光源Pになるように指標板23を作成するとよい。こ
の場合には、被検眼Eの視軸と眼底カメラの光軸が一致
していると、指標光源像は眼底像と共に観察視野の中央
部を中心としてほぼ対称に観察されるが、一致していな
いと指標光源像は光路03に関して非対称になったり、又
は所定の数だけ観察されない。検者はこれらの指標光源
像が光路03に関して対称的になるように、そして所定の
数だけ現れるように、光路03と垂直平面内で装置を調整
する。
光源像の照準が合うように眼底カメラ全体を光路03方向
に移動し、被検眼Eに対する眼底カメラの作動距離を合
わせる。また、光路03に垂直平面内の位置合わせを行う
ために、指標光源Pが光路03に関して対称な複数個の指
標光源Pになるように指標板23を作成するとよい。こ
の場合には、被検眼Eの視軸と眼底カメラの光軸が一致
していると、指標光源像は眼底像と共に観察視野の中央
部を中心としてほぼ対称に観察されるが、一致していな
いと指標光源像は光路03に関して非対称になったり、又
は所定の数だけ観察されない。検者はこれらの指標光源
像が光路03に関して対称的になるように、そして所定の
数だけ現れるように、光路03と垂直平面内で装置を調整
する。
【0021】この実施例では、白色光源24による角膜
反射光束は、可視蛍光用バリアフィルタ14又は赤外蛍
光用バリアフィルタ15により、眼底観察光束と同様な
分光強度分布を持つ光束とされるため、眼底像と共に鮮
明な指標光源像を観察できるので、被検眼Eに対して眼
底カメラを作動距離に容易に合わせることができる。
反射光束は、可視蛍光用バリアフィルタ14又は赤外蛍
光用バリアフィルタ15により、眼底観察光束と同様な
分光強度分布を持つ光束とされるため、眼底像と共に鮮
明な指標光源像を観察できるので、被検眼Eに対して眼
底カメラを作動距離に容易に合わせることができる。
【0022】図4は第2の実施例の構成図であり、被検
眼Eと対向している対物レンズ31の背後の光路O7上に
は、孔あきミラー32、ハーフミラー33、フォーカシ
ングレンズ34、結像レンズ35、跳ね上げミラー3
6、眼底共役面にあるフィルム37が配置され、撮影光
学系が構成されている。跳ね上げミラー36の反射方向
の光路O8上には、光路O8に挿脱可能な赤外光用バンドパ
スフィルタ38、観察手段39が配置され、観察光学系
が構成されている。
眼Eと対向している対物レンズ31の背後の光路O7上に
は、孔あきミラー32、ハーフミラー33、フォーカシ
ングレンズ34、結像レンズ35、跳ね上げミラー3
6、眼底共役面にあるフィルム37が配置され、撮影光
学系が構成されている。跳ね上げミラー36の反射方向
の光路O8上には、光路O8に挿脱可能な赤外光用バンドパ
スフィルタ38、観察手段39が配置され、観察光学系
が構成されている。
【0023】また、ハーフミラー33の入射方向の光路
O9上には、レンズ40、ミラー41、指標板42、2色
発光LED43が配置され、指標投影光学系が構成され
ている。更に、孔あきミラー32の入射方向の光路O10
には、観察光源、撮影光源を有する照明光学系が配置さ
れている。
O9上には、レンズ40、ミラー41、指標板42、2色
発光LED43が配置され、指標投影光学系が構成され
ている。更に、孔あきミラー32の入射方向の光路O10
には、観察光源、撮影光源を有する照明光学系が配置さ
れている。
【0024】眼底観察時には光路O10 上の観察光源を点
灯する。ここで、赤外光用バンドパスフィルタ38も図
3に示す分光特性を有し、可視光を遮光して近赤外光を
透過するため、可視蛍光観察時には光路O8から退避させ
て可視光を観察手段39に導き、赤外蛍光観察時には赤
外フィルタ38を光路O8に挿入し、赤外光を観察手段3
9に導く。観察光源からの光束は孔あきミラー32で左
方に反射され、対物レンズ31を通り被検眼Eの眼底Er
を照明する。ここでの反射光束は対物レンズ31により
結像し、孔あきミラー32の開口部、ハーフミラー3
3、フォーカシングレンズ34、結像レンズ35を通
り、跳ね上げミラー36で反射されて、眼底共役面Fで
眼底像として一旦結像し、更に観察手段39において結
像し、赤外フィルタ28の挿脱に応じて赤外蛍光像或い
は可視蛍光像として検者に観察される。
灯する。ここで、赤外光用バンドパスフィルタ38も図
3に示す分光特性を有し、可視光を遮光して近赤外光を
透過するため、可視蛍光観察時には光路O8から退避させ
て可視光を観察手段39に導き、赤外蛍光観察時には赤
外フィルタ38を光路O8に挿入し、赤外光を観察手段3
9に導く。観察光源からの光束は孔あきミラー32で左
方に反射され、対物レンズ31を通り被検眼Eの眼底Er
を照明する。ここでの反射光束は対物レンズ31により
結像し、孔あきミラー32の開口部、ハーフミラー3
3、フォーカシングレンズ34、結像レンズ35を通
り、跳ね上げミラー36で反射されて、眼底共役面Fで
眼底像として一旦結像し、更に観察手段39において結
像し、赤外フィルタ28の挿脱に応じて赤外蛍光像或い
は可視蛍光像として検者に観察される。
【0025】装置の位置合わせには、2色発光LED4
3を点灯する。図5は2色発光LED43の分光強度分
布図であり、2色発光LED43の波長は赤外光用バン
ドパスフィルタ38の挿脱に連動し、赤外光用バンドパ
スフィルタ38が光路O8から退避されると可視光を発
し、赤外光用バンドパスフィルタ38が光路O8に挿入さ
れると赤外光を発する。2色発光LED43からの光束
は指標板42を背後から照明し、この指標板42を指標
光源Pとした光束はミラー41で反射され、レンズ40
により跳ね上げミラー36上で結像して反射され、対物
レンズ31を介して被検眼Eの角膜Ecに投影される。こ
こでの反射光束は同じ光路を戻り、フォーカシングレン
ズ34、結像レンズ35によって眼底共役面Fに結像
し、観察手段39において眼底像と共に検者に観察され
る。
3を点灯する。図5は2色発光LED43の分光強度分
布図であり、2色発光LED43の波長は赤外光用バン
ドパスフィルタ38の挿脱に連動し、赤外光用バンドパ
スフィルタ38が光路O8から退避されると可視光を発
し、赤外光用バンドパスフィルタ38が光路O8に挿入さ
れると赤外光を発する。2色発光LED43からの光束
は指標板42を背後から照明し、この指標板42を指標
光源Pとした光束はミラー41で反射され、レンズ40
により跳ね上げミラー36上で結像して反射され、対物
レンズ31を介して被検眼Eの角膜Ecに投影される。こ
こでの反射光束は同じ光路を戻り、フォーカシングレン
ズ34、結像レンズ35によって眼底共役面Fに結像
し、観察手段39において眼底像と共に検者に観察され
る。
【0026】光路O8方向の位置合わせを行うには、指標
光源像の照準が合うように眼科装置全体を光路O8方向に
移動し、被検眼Eに対して眼底カメラを適正な作動距離
に合わせる。
光源像の照準が合うように眼科装置全体を光路O8方向に
移動し、被検眼Eに対して眼底カメラを適正な作動距離
に合わせる。
【0027】この実施例においては、赤外光用バンドパ
スフィルタ38の挿脱に連動して、視標投影光を赤外光
又は可視光になるようにしたため、眼底像と同様に指標
光源像も赤外蛍光像又は可視蛍光像とされるので、検者
は鮮明な指標光源像を観察することができる。撮影時に
は、跳ね上げミラー36を光路O8から退避させ、光路O1
0 上の撮影光源を発光させフィルム37に眼底像を記録
する。
スフィルタ38の挿脱に連動して、視標投影光を赤外光
又は可視光になるようにしたため、眼底像と同様に指標
光源像も赤外蛍光像又は可視蛍光像とされるので、検者
は鮮明な指標光源像を観察することができる。撮影時に
は、跳ね上げミラー36を光路O8から退避させ、光路O1
0 上の撮影光源を発光させフィルム37に眼底像を記録
する。
【0028】図6〜図11は光路O7上の指標投影光学系
の変形例であり、指標投影光学系とその周辺の光学部材
のみを図示している。図6は第1の変形例の指標投影光
学系の構成図であり、孔あきミラー32の開口部付近の
光路O7上に光ファイバ51の左端が配置され、この右端
は2色発光LED52と接合し、指標投影光学系が構成
されている。この2色発光LED52も図5に示す分光
強度分布図を有し、発光波長も赤外光用バンドパスフィ
ルタ38の挿脱に連動して変化するようになっている。
の変形例であり、指標投影光学系とその周辺の光学部材
のみを図示している。図6は第1の変形例の指標投影光
学系の構成図であり、孔あきミラー32の開口部付近の
光路O7上に光ファイバ51の左端が配置され、この右端
は2色発光LED52と接合し、指標投影光学系が構成
されている。この2色発光LED52も図5に示す分光
強度分布図を有し、発光波長も赤外光用バンドパスフィ
ルタ38の挿脱に連動して変化するようになっている。
【0029】即ち、赤外光用バンドパスフィルタ38が
光路O8から退避されると可視光を発し、赤外光用バンド
パスフィルタ38が光路O8に挿入されると赤外光を発す
る。2色発光LED52からの光束は、光ファイバ51
の内部を通り左端から射出し、指標光源Pとして被検眼
Eの角膜Ecを照明する。
光路O8から退避されると可視光を発し、赤外光用バンド
パスフィルタ38が光路O8に挿入されると赤外光を発す
る。2色発光LED52からの光束は、光ファイバ51
の内部を通り左端から射出し、指標光源Pとして被検眼
Eの角膜Ecを照明する。
【0030】図7は第2の変形例の指標投影光学系の構
成図であり、ハーフミラー33の入射方向の光路O9上に
は、レンズ61、ミラー62、選択的に光路O9に挿入さ
れる可視光用バンドパスフィルタ63と赤外光用バンド
パスフィルタ64、指標板65、白色光源66が配置さ
れている。
成図であり、ハーフミラー33の入射方向の光路O9上に
は、レンズ61、ミラー62、選択的に光路O9に挿入さ
れる可視光用バンドパスフィルタ63と赤外光用バンド
パスフィルタ64、指標板65、白色光源66が配置さ
れている。
【0031】光路O9上の2枚のバンドパスフィルタ6
3、64の選択は、図4の赤外光用バンドパスフィルタ
38の挿脱に連動し、可視蛍光観察をするために赤外光
用バンドパスフィルタ38を光路O8から退避すると、可
視光用バンドパスフィルタ63が光路O9に挿入される。
他方、赤外蛍光観察のために赤外光用バンドパスフィル
タ38を光路O9に挿入すると、赤外光用バンドパスフィ
ルタ64が光路O9に挿入される。
3、64の選択は、図4の赤外光用バンドパスフィルタ
38の挿脱に連動し、可視蛍光観察をするために赤外光
用バンドパスフィルタ38を光路O8から退避すると、可
視光用バンドパスフィルタ63が光路O9に挿入される。
他方、赤外蛍光観察のために赤外光用バンドパスフィル
タ38を光路O9に挿入すると、赤外光用バンドパスフィ
ルタ64が光路O9に挿入される。
【0032】白色光源66からの光束は指標板65を背
後から照明する。指標板65を二次的な指標光源Pとす
る光束は、可視光用バンドパスフィルタ63において可
視光とされ、或いは赤外光用バンドパスフィルタ64で
赤外光とされ、ミラー62、レンズ61を通り、ハーフ
ミラー33で反射されて被検眼Eの角膜Ecを照明する。
後から照明する。指標板65を二次的な指標光源Pとす
る光束は、可視光用バンドパスフィルタ63において可
視光とされ、或いは赤外光用バンドパスフィルタ64で
赤外光とされ、ミラー62、レンズ61を通り、ハーフ
ミラー33で反射されて被検眼Eの角膜Ecを照明する。
【0033】図8は第3の変形例であり、孔あきミラー
32の開口部付近の光路O7上には、光ファイバ71の左
端が配置され、光ファイバ71の右端付近には選択的に
光路に挿入される可視光用バンドパスフィルタ72と赤
外光用バンドパスフィルタ73、白色光源74が順次に
配置されている。
32の開口部付近の光路O7上には、光ファイバ71の左
端が配置され、光ファイバ71の右端付近には選択的に
光路に挿入される可視光用バンドパスフィルタ72と赤
外光用バンドパスフィルタ73、白色光源74が順次に
配置されている。
【0034】可視光用バンドパスフィルタ72、赤外光
用バンドパスフィルタ73の光路への挿入も、図4の光
路O8上の赤外光用バンドパスフィルタ38の挿脱に連動
している。可視蛍光観察をするために赤外光用バンドパ
スフィルタ38を光路O9から退避すると、可視光用バン
ドパスフィルタ72が光路に挿入される。赤外蛍光観察
のために、赤外光用バンドパスフィルタ38を光路O8に
挿入すると、赤外光用バンドパスフィルタ73が挿入さ
れる。白色光源74からの光束は、可視光用バンドパス
フィルタ72において可視光とされ、或いは赤外光用バ
ンドパスフィルタ73で赤外光とされ、光ファイバ71
の内部を通り左端から射出し、指標光源Pからの光束と
して角膜Ecを照明する。
用バンドパスフィルタ73の光路への挿入も、図4の光
路O8上の赤外光用バンドパスフィルタ38の挿脱に連動
している。可視蛍光観察をするために赤外光用バンドパ
スフィルタ38を光路O9から退避すると、可視光用バン
ドパスフィルタ72が光路に挿入される。赤外蛍光観察
のために、赤外光用バンドパスフィルタ38を光路O8に
挿入すると、赤外光用バンドパスフィルタ73が挿入さ
れる。白色光源74からの光束は、可視光用バンドパス
フィルタ72において可視光とされ、或いは赤外光用バ
ンドパスフィルタ73で赤外光とされ、光ファイバ71
の内部を通り左端から射出し、指標光源Pからの光束と
して角膜Ecを照明する。
【0035】図9は第4の変形例であり、孔あきミラー
32の開口部付近の光路O7には、光ファイバ81の左端
が配置され、その右端付近には選択的に挿入されるバン
ドパスフィルタ82、白色光源83が順次に配置されて
いる。このバンドパスフィルタ82は図10に示す分光
特性を有し、可視光域の520nm付近と赤外光域の8
20nm付近の波長を透過し、550nm〜820nm
間の波長を遮光するようになっている。
32の開口部付近の光路O7には、光ファイバ81の左端
が配置され、その右端付近には選択的に挿入されるバン
ドパスフィルタ82、白色光源83が順次に配置されて
いる。このバンドパスフィルタ82は図10に示す分光
特性を有し、可視光域の520nm付近と赤外光域の8
20nm付近の波長を透過し、550nm〜820nm
間の波長を遮光するようになっている。
【0036】白色光源83からの光束は、バンドパスフ
ィルタ82において図10に示す波長分布を持つ光束と
され、光ファイバ81の内部を通り左端から射出する。
この光ファイバ81の左端を指標光源Pとする光束は、
角膜Ecに投影される。角膜Ecの反射光束は同じ光路を戻
り、図4に示す跳ね上げミラー36により光路O8上の観
察光学系に導光される。赤外蛍光観察時には、光路O8に
挿入された赤外光用バンドパスフィルタ38により可視
光成分が遮光され、赤外光から成る指標光源像が観察さ
れる。他方、可視光観察時には観察手段39において可
視光成分のみが検者により観察される。この変形例で
は、バンドパスフィルタ82を切り換える手間を省い
て、眼底像と共に鮮明な指標光源像を得ることができ
る。
ィルタ82において図10に示す波長分布を持つ光束と
され、光ファイバ81の内部を通り左端から射出する。
この光ファイバ81の左端を指標光源Pとする光束は、
角膜Ecに投影される。角膜Ecの反射光束は同じ光路を戻
り、図4に示す跳ね上げミラー36により光路O8上の観
察光学系に導光される。赤外蛍光観察時には、光路O8に
挿入された赤外光用バンドパスフィルタ38により可視
光成分が遮光され、赤外光から成る指標光源像が観察さ
れる。他方、可視光観察時には観察手段39において可
視光成分のみが検者により観察される。この変形例で
は、バンドパスフィルタ82を切り換える手間を省い
て、眼底像と共に鮮明な指標光源像を得ることができ
る。
【0037】図11は第5の変形例の指標投影光学系の
構成図であり、孔あきミラー32の開口部付近の光路O7
には、2本の光ファイバ91a、91bの左端がそれぞ
れ配置され、これらの右端にはLED92a、92bが
それぞれ接続されている。ここで、LED92a、92
bはそれぞれ図5に示す分光強度分布図のピークに該当
する特性を有し、LED92aは実線で示す可視光域の
波長光を発光し、LED92bは鎖線で示す赤外光域の
波長光を発光する。
構成図であり、孔あきミラー32の開口部付近の光路O7
には、2本の光ファイバ91a、91bの左端がそれぞ
れ配置され、これらの右端にはLED92a、92bが
それぞれ接続されている。ここで、LED92a、92
bはそれぞれ図5に示す分光強度分布図のピークに該当
する特性を有し、LED92aは実線で示す可視光域の
波長光を発光し、LED92bは鎖線で示す赤外光域の
波長光を発光する。
【0038】可視光観察の際にはLED92aを点灯す
る。LED92aからの光束は、光ファイバ91aの内
部を通り左端から射出する。そして、ここを指標光源Pa
として、可視光束により被検眼Eの角膜Ecを照明する。
また、赤外光観察の際にはLED92bを点灯すると、
LED92bからの光束は光ファイバ91bの内部を通
り左端から射出する。ここを指標光源Pbとして、赤外光
束により角膜Ecを照明する。
る。LED92aからの光束は、光ファイバ91aの内
部を通り左端から射出する。そして、ここを指標光源Pa
として、可視光束により被検眼Eの角膜Ecを照明する。
また、赤外光観察の際にはLED92bを点灯すると、
LED92bからの光束は光ファイバ91bの内部を通
り左端から射出する。ここを指標光源Pbとして、赤外光
束により角膜Ecを照明する。
【0039】なお、可視光観察、赤外光観察の何れの際
にも、LED92a、LED92bを共に点灯しておい
ても、同様の効果が得られる。
にも、LED92a、LED92bを共に点灯しておい
ても、同様の効果が得られる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように第1及び第2の発明
に係る眼科装置は、被検眼観察光の波長と同じ成分の指
標投影光による角膜反射像を観察するようにしたため、
可視光及び可視光以外の赤外光による観察の際にも、鮮
明な角膜反射像を得ることができるので、被検眼との作
動距離を容易にかつ正確に合わせることができる。
に係る眼科装置は、被検眼観察光の波長と同じ成分の指
標投影光による角膜反射像を観察するようにしたため、
可視光及び可視光以外の赤外光による観察の際にも、鮮
明な角膜反射像を得ることができるので、被検眼との作
動距離を容易にかつ正確に合わせることができる。
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】可視蛍光用バリヤフィルタの分光透過特性のグ
ラフ図である。
ラフ図である。
【図3】赤外蛍光用バリヤフィルタの分光透過特性のグ
ラフ図である。
ラフ図である。
【図4】第2の実施例の構成図である。
【図5】2色発光LEDの分光強度分布のグラフ図であ
る。
る。
【図6】指標投影光学系の第1の変形例の構成図であ
る。
る。
【図7】指標投影光学系の第2の変形例の構成図であ
る。
る。
【図8】指標投影光学系の第3の変形例の構成図であ
る。
る。
【図9】指標投影光学系の第4の変形例の構成図であ
る。
る。
【図10】バンドパスフィルタの分光特性のグラフ図で
ある。
ある。
【図11】第5の指標投影光学系の変形例の構成図であ
る。
る。
【図12】従来例の構成図である。
14 可視蛍光用バリアフィルタ 15 赤外蛍光用バリアフィルタ 23、41、65 指標板 24、66、74、83 白色光源 38、64、73 赤外光用バンドパスフィルタ 43、52 2色発光LED 51、71、81、91a、91b 光ファイバ 63、72 可視光用バンドパスフィルタ 82 バンドパスフィルタ 92a、92b LED
Claims (10)
- 【請求項1】 被検眼の角膜面に指標を投影し、角膜面
からの反射光を受光して、被検眼との作動距離を検知す
る作動距離検知手段を備え、該作動距離検知手段は少な
くとも2つ以上の分離された波長を選択する手段を有す
ることを特徴とする眼科装置。 - 【請求項2】 被検眼の角膜面に指標を投影し、角膜面
からの反射光を受光して、被検眼との作動距離を検知す
る作動距離検知手段を備え、該作動距離検知手段は角膜
面に指標を投影する指標投影手段を有し、該指標投影手
段は分光強度分布に少なくとも2つ以上のピーク波長を
有する光束を発することを特徴とする眼科装置。 - 【請求項3】 前記指標投影手段は、指標板と少なくと
も2色以上の色により発光可能なLEDとを有する請求
項2に記載の眼科装置。 - 【請求項4】 前記指標投影手段は、指標板と白色光源
と異なる分光特性を有する光学部材を選択する手段とを
有する請求項2に記載の眼科装置。 - 【請求項5】 前記指標投影手段は、光ファイバと少な
くとも2色以上の色により発光可能なLEDとを有する
請求項2に記載の眼科装置。 - 【請求項6】 前記指標投影手段は、光ファイバと白色
光源と異なる分光特性を有する光学部材とを選択する手
段を有する請求項2に記載の眼科装置。 - 【請求項7】 前記指標投影手段は、指標板と白色光源
と分光特性に少なくとも2つ以上のピーク波長を有する
光学部材とを有する請求項2に記載の眼科装置。 - 【請求項8】 前記指標投影手段は、指標板と異なる色
により発光する少なくとも2つ以上のLEDとを有する
請求項2に記載の眼科装置。 - 【請求項9】 前記指標投影手段は、光ファイバと少な
くとも2つ以上の異なる色により発光するLEDとを有
する請求項2に記載の眼科装置。 - 【請求項10】 前記指標投影手段は、可視光による観
察か可視光以外の光束による観察かを検知し、指標投影
光束の色又はピーク波長を選択する請求項2に記載の眼
科装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5289874A JPH07124119A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 眼科装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5289874A JPH07124119A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 眼科装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07124119A true JPH07124119A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17748890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5289874A Pending JPH07124119A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 眼科装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07124119A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007522850A (ja) * | 2004-02-20 | 2007-08-16 | イメドース ゲーエムベーハー | 試験対象の画像を記録及び表現する装置及び方法 |
WO2009022692A1 (ja) * | 2007-08-16 | 2009-02-19 | Shiro Amano | マイボーム腺観察装置 |
-
1993
- 1993-10-26 JP JP5289874A patent/JPH07124119A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007522850A (ja) * | 2004-02-20 | 2007-08-16 | イメドース ゲーエムベーハー | 試験対象の画像を記録及び表現する装置及び方法 |
JP4871741B2 (ja) * | 2004-02-20 | 2012-02-08 | イメドース ゲーエムベーハー | 試験対象の画像を記録及び表現する装置及び方法 |
WO2009022692A1 (ja) * | 2007-08-16 | 2009-02-19 | Shiro Amano | マイボーム腺観察装置 |
JP2009285447A (ja) * | 2007-08-16 | 2009-12-10 | Shiro Amano | マイボーム腺観察装置 |
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