JPH07123791A - モータ駆動装置 - Google Patents

モータ駆動装置

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JPH07123791A
JPH07123791A JP26141093A JP26141093A JPH07123791A JP H07123791 A JPH07123791 A JP H07123791A JP 26141093 A JP26141093 A JP 26141093A JP 26141093 A JP26141093 A JP 26141093A JP H07123791 A JPH07123791 A JP H07123791A
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circuit
terminal
rotor
power output
coil
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JP26141093A
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Tomohide Nakaegawa
知秀 仲江川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信側回路Pと受信側回路Qを接続する配線
数を減らす。 【構成】 コントローラ10に制御されて電源12の出
力をパルス状に断つスイッチ素子11と、電源出力が低
下すると1ステップ分のコイル制御信号を出力する制御
回路13と、コイル制御信号を受けると、ロータ2が1
ステップ回転するようにコイル3,4に通電する電力出
力回路14を有する。電源出力からダイオードD1,D
2を通じて充電されるコンデンサC1,C2が設けら
れ、電源電圧が0になる間、これらが制御回路13と電
力出力回路14へ電源を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はステッピングモータや単
相同期モータ等のモータを駆動する装置に関し、特に電
源配線を介して回転速度制御を行う装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般的な2相型ステッピングモータは、
多数の磁極が周方向に配列して形成されたロータと、こ
のロータの外側に、ロータ軸方向に並べて配置された2
相のコイルとを有し、各コイルの内周には、ロータ磁極
と対向する極歯が、各コイルで互いに半位相ずれるよう
に形成されている。
【0003】この種の2相型ステッピングモータにおい
て、回転方向および回転速度を共に制御する場合には、
従来、図7または図9に示すような駆動回路が必要だっ
た。
【0004】図7の駆動回路1は、ロータ2の回転方向
を指定するためのCW/CCW端子と、駆動信号が1パ
ルス入力されるごとにロータを1ステップ回転させるた
めのパルス端子と、電源が接続されるVcc端子および
GND端子と、2相分の出力端子A、A’、B、B’と
を有し、各出力端子にステッピングモータのコイル3,
4がそれぞれ接続される。
【0005】前記駆動回路1による制御は、例えば図8
に示すように行われる。ロータを正回転させる場合に
は、CW/CCW端子への入力信号をHighにしてお
き、パルス端子に駆動パルスを任意の間隔で入力する。
すると駆動回路1は、駆動パルスに同期して回転方向指
定信号に基づいてコイル3,4に順次通電し、ロータ2
を正方向に1ステップづつ回転させる。一方、CW/C
CW端子への入力がLow(0)であれば、パルス端子
に信号が1パルス入力される毎に、駆動回路1はコイル
3,4に順に通電し、ロータを逆方向に1ステップづつ
回転させる。
【0006】一方、図9の駆動回路5は、図7のCW/
CCW端子およびパルス端子の代わりに、駆動信号が1
パルス入力される毎にロータ2を正方向に1ステップ回
転させるためのCW端子と、駆動信号が1パルス入力さ
れるごとにロータ2を逆方向に1ステップ回転させるた
めのCCW端子とを有するもので、図10に示すよう
に、CW端子に1パルス入力されるとロータ2を1ステ
ップ正方向に回転させ、逆にCCW端子に1パルス入力
されると、1ステップ分逆方向に回転させる。
【0007】なお、ロータの外側にコイルを1相のみ設
けた単相同期モータでは、回転数の制御はできるが、回
転方向の制御は不可能である。このような単相同期モー
タを使用して速度制御を行う場合には、従来より、図7
に示した回路からCW/CCW端子および1相分の出力
端子を除いた制御回路が一般に使用されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本発明者ら
は、モータ制御機構全体をコンパクト化するために、モ
ータケースの内部に専用の制御回路を組み込んで、全体
をユニット化することを試みている。この場合、2相の
コイルを有するステッピングモータを使用し、図7また
は図9に示す回路で回転方向および回転速度を共に制御
するためには、電源を含む送信側回路とモータ本体を含
む受信側回路との間に、4本の配線(例えばVcc,C
W/CCW,パルス,GND)が不可欠である。また、
単相同期型モータを使用して回転速度のみを制御する場
合には、電源線(Vcc,GND)および駆動信号線の
計3本の配線が不可欠である。
【0009】しかし、最近では、モータ組込先の機械が
高機能・複雑化するにつれ、機械の組立コストおよび配
線の信頼性を向上する目的から、モータへ至る配線数を
減らすことが望まれている。特に、大型の精密機械にお
いては、多数のモータを使用し、しかも機械中枢の制御
部からモータに至る距離が大きいため、個々のモータに
つき配線を1本でも減らすことができれば、組立コスト
および信頼性を高める効果が大きいからである。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、電源を含む送信側回路と、モータ本体を含む受信側
回路との間の配線数を減らせるモータ駆動装置を提供す
ることを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るモータ駆動装置は、複数の磁極を有し
回転可能に配置されたロータ、および前記ロータの外周
に配置された1相または2相以上のコイルを具備するモ
ータ本体と、電源に付設され、入力信号に応じて電源出
力を一定電圧以上瞬間的に低下させるパルス印加回路
と、前記電源出力を検知し、電源出力が前記一定電圧以
上低下すると1ステップ分のコイル制御信号を出力する
制御回路と、前記制御回路からのコイル制御信号を受け
ると、前記ロータが1ステップ回転するように、前記コ
イルに通電する電力出力回路と、前記電源出力から整流
器を通じて充電され、前記電源出力が電圧低下している
間には、前記制御回路および前記電力出力回路へこれら
回路の作動電圧以上の電圧を供給する蓄電器とを具備す
ることを特徴としている。
【0012】なお、前記パルス印加回路は、前記入力信
号に応じて電源からの電流を断接するスイッチ手段を有
するものでもよい。また、前記制御回路は、回転方向指
定信号の入力端子を有し、この入力端子からの回転方向
指定信号に応じて、ロータ回転方向情報を加味したコイ
ル制御信号を出力するものであるとともに、前記電力出
力回路は、前記ロータ回転方向情報が指定する回転方向
へ前記ロータが回転するように前記コイルに通電するも
のであってもよい。さらに、前記受信側制御回路、前記
電力出力回路、前記整流器および前記蓄電器は、前記モ
ータ本体と同一のケース内に収容されていてもよい。
【0013】
【作用】本発明に係るモータ駆動装置では、ロータを1
ステップ分回転させるために、電源に付設されたパルス
印加回路により、電源出力を1パルス相当時間低下させ
る。すると、受信側の制御回路が電源出力の低下を検知
して1ステップ分のコイル制御信号を出力し、さらにこ
のコイル制御信号を受けて電力出力回路がコイルに通電
してロータを1ステップ分回転させる。なお、電源出力
が低下している間には、電源出力から整流器を通じて充
電されていた蓄電器が放電することにより制御回路およ
び電力出力回路へ作動電圧以上の電圧を供給するから、
回路の動作には全く支障がない。
【0014】このように、電源用配線を使用してパルス
印加回路から受信側制御回路へモータ駆動信号を伝達す
るので、モータ駆動信号を伝達するための配線が不要と
なり、従来の同機能を有する装置に比して配線を1本減
らすことが可能である。
【0015】
【実施例】図1は、本発明に係るモータ駆動装置の一実
施例を示す回路図である。このモータ駆動装置は、駆動
信号を送出する送信側回路Pと、駆動信号を受ける受信
側回路Qと、この受信側回路Qに接続された2相型ステ
ッピングモータ本体Rとから構成されたもので、モータ
本体Rのロータ回転方向、および回転速度を任意に制御
する機能を有する。なお、受信側回路Qは、ユニット化
の観点からはモータ本体Rのケーシングに収容されてい
ることが好ましいが、もちろん、モータ本体Rと別体で
あってもよい。
【0016】送信側回路Pから説明すると、符号12は
電源であり、この電源12と直列にスイッチ素子(パル
ス印加回路の一部)11が接続されている。このスイッ
チ素子11は、コントローラ(パルス印加回路の一部)
10により任意のタイミングで断接制御されるもので、
通常はonに保たれる一方、モータを1ステップ駆動す
る際にはごく短い一定時間offにされ、これにより、
電源出力にパルス信号が印加される。スイッチ素子11
としては、十分な動作速度さえ確保できれば、従来から
使用されている如何なるスイッチ素子であってもよい。
【0017】コントローラ10はまた、ロータ回転方向
を指定するための回転方向指定信号の出力端子(CW/
CCW端子)を備え、この端子から、ロータを正回転さ
せる場合にはHigh、逆回転させる場合にはLow
(0)を出力するようになっている。
【0018】受信側回路Qは、制御回路13および電力
出力回路14から主構成されたもので、入力としてVc
c端子、CW/CCW端子およびGND端子を有し、V
cc端子はスイッチ素子11の他端に、CW/CCW端
子はコントローラ10の回転方向指定信号出力端子に、
GND端子は電源12の陰極にそれぞれ接続されてい
る。なお、制御回路13および電力出力回路14は、実
際にはいずれも1個のICで実現可能であり、受信側回
路Qは小型の基板に十分組み込むことができる。
【0019】受信側回路Qの内部において、前記Vcc
端子には、順方向接続されたダイオードD1を介して制
御回路13のVcc1端子が接続されると共に、同様に
順方向接続されたダイオードD2を介して電力出力回路
14のVcc2端子が接続されている。
【0020】制御回路13および電力出力回路14のG
ND端子は、制御回路のGND端子に接続され、さらに
制御回路13のVcc1端子とGND端子の間、および
電力出力回路14のVcc2端子とGND端子の間に
は、コンデンサC1,C2がそれぞれ並列に接続されて
いる。これにより、ダイオードD1とコンデンサC1が
制御回路13用の定電圧回路を構成し、ダイオードD2
とコンデンサC2が電力出力回路14用の定電圧回路を
構成している。さらに、制御回路13の出力端子A,
A’はモータ本体Rの第1相コイル3に接続され、出力
端子B,B’は第2相コイル4に接続されている。
【0021】制御回路13の具体例を図2に示す。Vc
c端子はインバータ16を介して4ビットシフトレジス
タ15のクロックに接続されている。CW/CCW端子
は、4ビットシフトレジスタ15のS0端子に接続され
ると共に、インバータ17を介してS1端子に接続され
ている。4ビットシフトレジスタ15のQ1端子はSL
端子に接続され、Q2端子はRSフリップフロップ18
のR端子に接続され、RSフリップフロップ18のQ端
子はORゲート19の一方の入力端子に接続されてい
る。ORゲート19の他方の入力端子は、Q4端子に接
続されている。そして、4ビットシフトレジスタ15の
Q1〜Q4端子は、電力出力回路14の入力側のa端
子、b端子、a’端子およびb’端子にそれぞれ接続さ
れている。また、RSフリップフロップ18のS端子は
Vccに接続されており、RSフリップフロップ18の
R端子に、4ビットシフトレジスタ15のQ2端子から
Highが入力されることにより、励磁のパターン(こ
の場合、2相励磁)が決定されるようになっている。
【0022】電力出力回路14の具体例を図3に示す。
この例は、トランジスタ4個をHブリッジに組み合わせ
た差動回路を2系統有し、a端子への入力がHighで
あれば出力側のA端子が+かつA’端子が−になるよう
に電圧が発生する。同様に、a’端子がHighであれ
ばA端子が−かつA’端子が+、b端子がHighであ
ればB端子が+かつB’端子が−、B’端子がHigh
であればB端子が−かつB’端子が+を出力するように
構成されている。
【0023】制御回路13および電力出力回路14の入
出力の関係を表1に示す。この表1は、CW/CCW端
子への回転方向指示信号がHighまたはLowの場合
に分け、制御回路13のパルス端子にパルスが1つ入力
される毎に、Q1〜Q4およびA〜B’の出力がどのよ
うな順序で変化するかを示している。
【0024】
【表1】
【0025】なお、本実施例において重要な点はコンデ
ンサC1,C2の容量設定であり、電源電圧Vccがス
イッチ素子11により0とされている間にも、制御回路
13および電力出力回路14を継続動作させるに十分な
電力を供給できることが必要である。具体的な容量値の
計算方法を以下に示す。
【0026】図5に示すように、パルス周期の最小値t
pはモータの最大応答周波数によって決まり、パルス幅
twはtpより十分小さくなければならない。 tw<<tp
【0027】制御回路13の電源電圧Vcc1、電力出
力回路14の電源電圧Vcc2は、コンデンサに十分充
電された状態であれば、それぞれ最大値Vmax1、V
max2となり、これらはVccからダイオードD1,
D2の順方向電圧Vf1、Vf2だけ差し引いた値とな
る。 Vmax1=Vcc−Vf1 ……(1) Vmax2=Vcc−Vf2 ……(2)
【0028】制御回路13が誤動作なく動作する最小電
圧をVth1、電力出力回路14が誤動作なく動作する
最小電圧をVth2とすると、制御回路Qが常時動作す
るには、パルス中のVcc1の最小値Vmin1がVt
h1よりも大きく、かつVcc2の最小値Vmin2が
Vth2よりも大きければよい。 Vmin1>Vth1 ……(3) Vmin2>Vth2 ……(4)
【0029】Vmin1、Vmin2は、簡易的に次式
で表すことができる。 Vmin1=Vmax1(1−ey) ……(5) Vmin2=Vmax2(1−ez) ……(6) ただし、y,zは次式で表される。 y=−tw/(X1・C1) ……(7) z=−tw/(X2・C2) ……(8)
【0030】X1は制御回路13の電源からみた内部抵
抗、X2は電力出力回路14の電源からみた内部抵抗で
ある。上記式(1)〜(8)を用いることにより、最低
限必要なコンデンサ容量C1,C2を計算することがで
きる。
【0031】上記構成からなるモータ駆動装置によれ
ば、コントローラ10によりスイッチ素子11がoff
にされると、Vccが0になるためインバータ16によ
り”H”のパルスが生成され、4ビットシフトレジスタ
15のクロック端子に入力される。電源12が遮断され
ている間は、コンデンサC1,C2が放電して電源電圧
Vcc1,Vcc2が制御回路13および電力出力回路
14の最低動作電圧Vth1,Vth2より高く保たれ
るから、各回路13,14はパルス入力中も安定して動
作を続行する。したがって、電力出力回路14は、回転
方向指定信号に応じて表1の順序でA〜B’端子に電圧
を出力し、ロータ2を指定された回転方向へパルス数に
応じた回転速度で回転させる。
【0032】このモータ駆動装置によれば、送信側回路
Pから駆動信号が電源線を通じて受信側回路Qに送られ
るので、送信側回路Pと受信側回路Qをつなぐ配線は3
本でよく、従来の4本に比して配線に要するコストを低
減することができ、配線の信頼性向上も図れる。しか
も、制御回路の構成は比較的単純で済むという利点を有
する。
【0033】次に、図6は本発明の第2実施例を示し、
この例はコイルを一つしか持たない単相同期モータの回
転速度制御のみを行う例である。単相同期モータである
から回転方向の制御をすることはできず、ロータ2には
通常、逆転防止用のストッパ機構が設けられる。
【0034】この例においても、基本的な回路構成は図
1とほぼ同様であり、同一構成要素には同一符号を付し
て説明を省略する。ただし、この実施例での受信側回路
Qの機能は、表2に示すようにVcc端子に1パルス加
わる毎にA,A’間の極性を逆転させるだけでよいの
で、制御回路20としては単純な2ビットシフトレジス
タ回路、電力出力回路21としては図3に示した電力出
力回路14の1回路分を用いればよい。例えば、図2の
CW/CCW端子をVcc端子かGND端子のいずれか
に接続し、b,b’を外すと共に、図3中のA,A’の
みを出力として単相コイルに接続すればよい。
【0035】
【表2】
【0036】図6の構成からなる単相同期モータ駆動装
置によれば、送信側回路Pから受信側回路Qへの配線が
2本で済み、回路構成も単純である。従来、この種の単
相同期モータの速度制御を行う場合には、GND線、V
cc線および駆動信号線の計3本が必要であったから、
この実施例によれば、同等の機能を有しつつも配線を1
本減らすことができ、配線コストを低減することができ
る。
【0037】なお、本発明は上記2つの実施例のみに限
定されるものではなく、他にも様々な変形が可能であ
る。例えば、前記実施例ではスイッチ素子11により電
源を断接していたが、その代わりに、電源電圧を一定電
圧以上、パルス状に低下させる構成としてもよい。ま
た、コンデンサC1,C2の代わりに小容量の蓄電池を
使用してもよいし、ダイオードおよびコンデンサを1組
に減らし、同一のコンデンサから制御回路13および電
力出力回路14の双方へ電源を供給するようにしてもよ
い。ただし、その場合には、最低動作電圧Vth1,V
th2の差に留意する必要がある。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るモー
タ駆動装置では、ロータを1ステップ分回転させる場
合、電源に接続されたパルス印加回路により電源出力を
1パルス相当時間低下させる。すると、受信側制御回路
が電源出力の低下を検知して1ステップ分のコイル制御
信号を出力し、さらにこのコイル制御信号を受けて電力
出力回路がコイルに通電し、ロータを1ステップ分回転
させる。なお、パルス継続中は、電源出力から整流器を
通じて充電されていた蓄電器が放電し、制御回路および
電力出力回路へこれら回路の作動電圧以上の電圧を供給
するから、回路の動作には支障がない。
【0039】上記作用により、電源用の配線を使用して
送信側のパルス印加回路から受信側の制御回路へ駆動信
号を伝達するので、駆動信号を伝達するための配線が不
要となり、従来の同機能を有する装置に比して配線を1
本減らすことが可能である。したがって、その分、配線
に要する手間およびコストの低減が図れるうえ、回路は
比較的単純で済む利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモータ駆動装置の第1実施例を示
す回路図である。
【図2】受信側制御回路の1例を示す回路図である。
【図3】電力出力回路の1例を示す回路図である。
【図4】第1実施例における制御の具体例を示すグラフ
である。
【図5】定電圧回路の効果を示すグラフである。
【図6】本発明に係るモータ駆動装置の第2実施例を示
す回路図である。
【図7】従来のステッピングモータの駆動装置の一例を
示す回路図である。
【図8】同装置による制御を示すグラフである。
【図9】従来のステッピングモータの駆動装置の他の例
を示す回路図である。
【図10】同装置による制御を示すグラフである。
【符号の説明】
2 ロータ 3,4 コイル(2相) 10 コントローラ 11 スイッチ素子 12 電源 13,20 制御回路 14,21 電力出力回路 15 4ビットシフトレジスタ 16,17 インバータ D1,D2 ダイオード(整流器) C1,C2 コンデンサ(蓄電器) 22 単相コイル P 送信側回路 Q 受信側回路 R モータ本体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の磁極を有し回転可能に配置されたロ
    ータ、および前記ロータの外周に配置された1相または
    2相以上のコイルを具備するモータ本体と、 電源に付設され、入力信号に応じて電源出力を一定電圧
    以上瞬間的に低下させるパルス印加回路と、 前記電源出力を検知し、電源出力が前記一定電圧以上低
    下すると1ステップ分のコイル制御信号を出力する制御
    回路と、 前記制御回路からのコイル制御信号を受けると、前記ロ
    ータが1ステップ回転するように、前記コイルに通電す
    る電力出力回路と、 前記電源出力から整流器を通じて充電され、前記電源出
    力が電圧低下している間には、前記制御回路および前記
    電力出力回路へこれら回路の作動電圧以上の電圧を供給
    する蓄電器とを具備することを特徴とするモータ駆動装
    置。
  2. 【請求項2】前記パルス印加回路は、前記入力信号に応
    じて電源からの電流を断接するスイッチ手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のモータ駆動装置。
  3. 【請求項3】前記制御回路は、回転方向指定信号の入力
    端子を有し、この入力端子からの回転方向指定信号に応
    じて、ロータ回転方向情報を加味したコイル制御信号を
    出力するものであるとともに、前記電力出力回路は、前
    記ロータ回転方向情報が指定する回転方向へ前記ロータ
    が回転するように前記コイルに通電するものであること
    を特徴とする請求項1または2記載のモータ駆動装置。
  4. 【請求項4】前記受信側制御回路、前記電力出力回路、
    前記整流器および前記蓄電器は、前記モータ本体と同一
    のケース内に収容されていることを特徴とする請求項
    1,2または3記載のモータ駆動装置。
JP26141093A 1993-10-19 1993-10-19 モータ駆動装置 Withdrawn JPH07123791A (ja)

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