JPH07123642A - シリースモータ - Google Patents
シリースモータInfo
- Publication number
- JPH07123642A JPH07123642A JP26481193A JP26481193A JPH07123642A JP H07123642 A JPH07123642 A JP H07123642A JP 26481193 A JP26481193 A JP 26481193A JP 26481193 A JP26481193 A JP 26481193A JP H07123642 A JPH07123642 A JP H07123642A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- rotor
- series motor
- molding resin
- coil ends
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は回転子のコイルを確実に保護できる
とともに、回転子の温度が上昇を抑えることができるシ
リースモータを提供するものである。 【構成】 コイル14を巻いた鉄心12と両コイルエン
ド15をモールド樹脂によって覆うとともに、両コイル
エンド15に羽根20をモールド樹脂によって一体成形
したものである。
とともに、回転子の温度が上昇を抑えることができるシ
リースモータを提供するものである。 【構成】 コイル14を巻いた鉄心12と両コイルエン
ド15をモールド樹脂によって覆うとともに、両コイル
エンド15に羽根20をモールド樹脂によって一体成形
したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリースモータの回転
子に関するものである。
子に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】シリース
モータにおいては、固定子に永久磁石を用い、回転子に
コイルを巻く構造となっている。
モータにおいては、固定子に永久磁石を用い、回転子に
コイルを巻く構造となっている。
【0003】そのため、回転数の高いシリースモータに
あっては、回転子におけるコイルエンドやコイルを巻い
た鉄心の表面に、ワニス処理を行ないコイルの保護を行
なっていた。
あっては、回転子におけるコイルエンドやコイルを巻い
た鉄心の表面に、ワニス処理を行ないコイルの保護を行
なっていた。
【0004】しかしながら、回転子の表面をワニス処理
するだけでは、コイルの膨れやコイルの傷及びブラシの
接触によるカスによって、モータに不良が発生する場合
があった。
するだけでは、コイルの膨れやコイルの傷及びブラシの
接触によるカスによって、モータに不良が発生する場合
があった。
【0005】また、モータの回転により、回転子の温度
が上昇するため、これを冷却する必要もある。
が上昇するため、これを冷却する必要もある。
【0006】そこで、本発明は回転子のコイルを確実に
保護できるとともに、回転子の温度が上昇を抑えること
ができるシリースモータを提供するものである。
保護できるとともに、回転子の温度が上昇を抑えること
ができるシリースモータを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のシリースモータ
は、シリースモータの回転子において、コイルを巻いた
鉄心と、両コイルエンドをモールド樹脂によってモール
ド成形して、前記コイルを巻いた鉄心と前記両コイルエ
ンドの表面をモールド樹脂によって覆う共に、前記モー
ルド成形の際に前記コイルエンドに複数枚の羽根を一体
成形したものである。
は、シリースモータの回転子において、コイルを巻いた
鉄心と、両コイルエンドをモールド樹脂によってモール
ド成形して、前記コイルを巻いた鉄心と前記両コイルエ
ンドの表面をモールド樹脂によって覆う共に、前記モー
ルド成形の際に前記コイルエンドに複数枚の羽根を一体
成形したものである。
【0008】
【作 用】上記構成のシリースモータであると、コイル
を巻いた鉄心と両コイルエンドは、モールド樹脂に覆わ
れているため、コイルが露出することなくコイルに傷が
付いたりしない。
を巻いた鉄心と両コイルエンドは、モールド樹脂に覆わ
れているため、コイルが露出することなくコイルに傷が
付いたりしない。
【0009】また、両コイルエンドに設けられた羽根に
よって、回転子が回転した場合に風が起こり、回転子を
冷却できる。
よって、回転子が回転した場合に風が起こり、回転子を
冷却できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例であるシリースモー
タの回転子10について、図1及び図2に基づいて説明
する。
タの回転子10について、図1及び図2に基づいて説明
する。
【0011】符号12は、コイル14を巻く鉄心であ
り、この前後部にコイルエンド15,15が形成され
る。
り、この前後部にコイルエンド15,15が形成され
る。
【0012】符号16はシャフトである。符号18は、
回転子10の後部に設けられたコミテータである。
回転子10の後部に設けられたコミテータである。
【0013】そして、コイル14を巻いた鉄心12と両
コイルエンド15,15の表面が、モールド樹脂によっ
て覆われている。また、このモールド成形の際に、両コ
イルエンド16に4枚の羽根20が、モールド樹脂によ
って一体成形されている。
コイルエンド15,15の表面が、モールド樹脂によっ
て覆われている。また、このモールド成形の際に、両コ
イルエンド16に4枚の羽根20が、モールド樹脂によ
って一体成形されている。
【0014】上記構成の回転子10であると、コイル1
4が露出する部分は、モールド樹脂によって覆われてい
るため、コイル14の表面に傷が付いたりブラシカスが
付着することがなく、モータに不良が発生しない。
4が露出する部分は、モールド樹脂によって覆われてい
るため、コイル14の表面に傷が付いたりブラシカスが
付着することがなく、モータに不良が発生しない。
【0015】また、回転子10の表面はモールド樹脂で
覆うことによって凹凸がなくなっているが、回転子10
が回転することにより羽根20によって風が起こり、回
転子10の全体が冷却される。
覆うことによって凹凸がなくなっているが、回転子10
が回転することにより羽根20によって風が起こり、回
転子10の全体が冷却される。
【0016】なお、上記実施例の羽根20は、コイルエ
ンド16から垂直に4枚設けたが、枚数はこれに限らず
必要な数だけ設ければよい。また、この羽根20は垂直
な羽根であったが、これに代えてスパイラルスキューや
プロペラファンの形状をモールド樹脂によって一体成形
してもよい。
ンド16から垂直に4枚設けたが、枚数はこれに限らず
必要な数だけ設ければよい。また、この羽根20は垂直
な羽根であったが、これに代えてスパイラルスキューや
プロペラファンの形状をモールド樹脂によって一体成形
してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上により、本発明のシリースモータで
あると、コイルが露出する部分はモールド樹脂によって
覆われているため、コイルに傷が付いたりすることがな
く、モータに不良が発生しない。
あると、コイルが露出する部分はモールド樹脂によって
覆われているため、コイルに傷が付いたりすることがな
く、モータに不良が発生しない。
【0018】また、コイルエンドに羽根を一体成形する
ことにより、回転子が回転した際に風が起こり、回転子
の冷却効果を高めることができ、回転子の温度上昇を低
く抑えることができる。
ことにより、回転子が回転した際に風が起こり、回転子
の冷却効果を高めることができ、回転子の温度上昇を低
く抑えることができる。
【図1】本発明の一実施例を示すシリースモータの側面
図である。
図である。
【図2】同じく正面図である。
10 回転子 12 鉄心 14 モータ 15 コイルエンド 16 シャフト 18 コミテータ 20 羽根
Claims (1)
- 【請求項1】シリースモータの回転子において、 コイルを巻いた鉄心と、両コイルエンドをモールド樹脂
によってモールド成形して、前記コイルを巻いた鉄心と
前記両コイルエンドの表面をモールド樹脂によって覆う
共に、前記モールド成形の際に前記コイルエンドに複数
枚の羽根を一体成形したことを特徴とするシリースモー
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26481193A JPH07123642A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | シリースモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26481193A JPH07123642A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | シリースモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07123642A true JPH07123642A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17408547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26481193A Pending JPH07123642A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | シリースモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07123642A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017158828A1 (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-21 | 三菱電機株式会社 | 車載用ブラシ付モータ及びその製造方法 |
-
1993
- 1993-10-22 JP JP26481193A patent/JPH07123642A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017158828A1 (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-21 | 三菱電機株式会社 | 車載用ブラシ付モータ及びその製造方法 |
JPWO2017158828A1 (ja) * | 2016-03-18 | 2018-06-07 | 三菱電機株式会社 | 車載用ブラシ付モータ及びその製造方法 |
DE112016006620T5 (de) | 2016-03-18 | 2018-11-29 | Mitsubishi Electric Corporation | Bürstenmotor für ein Fahrzeug und Verfahren zur Herstellung desselben |
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