JPH07123627A - 回転電機の軸受装置 - Google Patents

回転電機の軸受装置

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JPH07123627A
JPH07123627A JP26529593A JP26529593A JPH07123627A JP H07123627 A JPH07123627 A JP H07123627A JP 26529593 A JP26529593 A JP 26529593A JP 26529593 A JP26529593 A JP 26529593A JP H07123627 A JPH07123627 A JP H07123627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
bearing
forced
pipe
supply device
Prior art date
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Pending
Application number
JP26529593A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuo Ami
克生 阿美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP26529593A priority Critical patent/JPH07123627A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】油槽内に不燃性ガスが供給された強制給油装置
で給油される軸受箱を備えた軸受装置においても、外形
を増やすことなく油洩れを容易に防ぐことのできる回転
電機の軸受装置を得ること。 【構成】軸受箱1と強制給油装置の排油系統との間を接
続する排油管に油溜り7を接続する。この油溜り7には
仕切り8を設け、この仕切り8の上流側に潤滑油9を注
入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、強制給油装置で
軸受を給油される回転電機の軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、強制給油装置から供給された潤
滑油で軸受を給油される従来の回転電機の軸受装置を示
す縦断面図、図4は、図3の部分拡大図である。なお、
強制給油装置は省略してある。
【0003】図3及び図4において、軸受箱1に支えら
れたすべり軸受3には、軸受箱1を貫通した回転軸5と
の間に油膜を形成するために、油供給穴3aが縦横に貫
設され、これらの油供給穴3aは、軸受箱1に取り付け
られた給油管6の基端に油通3bを介して接続されてい
る。給油管6の先端のフランジ部6aには、図示しない
高圧配管が接続され、この高圧配管は、図示しない強制
給油装置の吐水ポンプの吐出側に接続されている。
【0004】軸受箱1の内部には、給油管6からすべり
軸受3と回転軸5の間に高圧供給された後滴下した潤滑
油9が貯留されている。軸受箱1の底部の中央部には、
L字形に形成された排油管22が下方から貫設され、この
排油管22には、フランジ22aが溶接で固定され、排油管
22は、フランジ22aと図示しないOリングを介して軸受
箱1の底部下面に固定されている。排油管22の右端に
は、フランジ22bが溶接され、このフランジ部22bに
は、ボルト穴が設けられ、フランジ部22bの外面は図示
しない強制給油装置の排油系統に接続されている。
【0005】軸受箱1の下半には、半円状のフランジ1
aが垂設され、このフランジ1aの外周近くには、複数
の取付穴1bが等間隔に設けられ、軸受箱1は、各取付
穴1bに挿入された図示しないボルトで回転電機の図示
しない外枠に固定されている。なお、符号4は、すべり
軸受3と回転軸5に供給された潤滑油が気化したオイル
ペ―パが軸受箱1の外部へ洩れることを防ぐために、軸
受箱1の回転軸5の貫通部に挿入されたシ―ルである。
【0006】ところで、このような回転電機の軸受装置
の給油管6と排油管22に接続される強制給油装置のなか
には、石油化学プラントや消防法で規制を受ける設備に
設置されるときには、引火防止のために強制給油装置の
油槽の中に不燃性のガスを大気圧よりも僅かに高い圧力
で供給される場合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】すると、その圧力が排
油管22を経て回転電機の軸受装置の軸受箱1の内部に加
わるおそれがある。この結果、軸受箱1の内部の圧力が
上昇して、この軸受箱1の内部に充満したオイルベ―パ
がシ―ル4から外部に洩れるおそれがある。
【0008】そのため、シ―ル4を何段にも設けてオイ
ルベ―パを冷却することで液化させて、外部への洩れを
防ぐ方法も採られているが、すると、軸受箱1の軸方向
の長さが長くなるので、軸受箱1の外形が増えるだけで
はなく、回転電機の所要設置床面積も増える。
【0009】そこで、本発明の目的は、油槽内に不燃性
ガスが供給された強制給油装置で給油される軸受箱を備
えた軸受装置においても、外形を増やすことなく、油洩
れを容易に防ぐことのできる回転電機の軸受装置を得る
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、強制給油装置の排油系統に排油管が接続され、強制
給油装置から供給された潤滑油で軸受が潤滑される回転
電機の軸受装置において、排油管に油溜りを設けたこと
を特徴とする。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、強制給油
装置の排油系統に排油管が接続され、強制給油装置の油
槽に不燃性ガスが圧入され、強制給油装置から供給され
た潤滑油で軸受が潤滑される回転電機の軸受装置におい
て、排油管に油溜りを設けたことを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1に記載の発明においては、強制給油装
置の排油系統と回転電機の油槽間は、油溜りによってガ
スの流通が阻止される。また、請求項2に記載の発明に
おいては、強制給油装置の油槽に圧入された不燃性ガス
は、油溜りによって回転電機の油槽への侵入が阻止され
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の回転電機の軸受装置の一実施
例を図面を参照して説明する。図1は、本発明の回転電
機の軸受装置を示す縦断面図で、従来の技術で示した図
3に対応する図、図2は、図1の部分拡大詳細図で、同
じく従来の技術で示した図4に対応する図である。な
お、図3と同一部分には、同一符号を付して説明を省
く。
【0014】図1及び図2において、従来の技術で示し
た図3及び図4と異るところは、排油管2の構成であ
る。すなわち、排油管2には、図示しない強制給油装置
の排油系統に接続されるフランジ14の軸受箱1側に、配
管12Dを介して小形の油溜り7の右端が接続されてい
る。
【0015】この油溜り7の内部には、仕切り8が縦に
設けられ、この仕切り8の下端と図1及び図2の紙面直
交方向の端面は、油溜り7の内面に溶接されている。油
溜り7の上面には、図示しないOリングを介して蓋7a
が取り付けられている。油溜り7の左側面には、配管12
Dよりも僅かに高い位置に配管12Cの右端が接続され、
この配管12Cの左端には、エルボ13Bの右端が螺合され
ている。
【0016】このエルボ13Bの上面側には、配管12Bの
下端が螺合され、この配管12Bの上端には、エルボ13A
の下側が螺合されている。また、このエルボ13Aの左側
には、配管12Aの右端が螺合され、この配管12Aの左端
は、軸受箱1の右側の外壁に螺合されている。
【0017】このように構成された回転電機の軸受装置
においては、回転電機を運転するに先だって、軸受箱1
の内部に注入する潤滑油と同様に、油溜り7の内部の仕
切り8の左側に潤滑油9を配管12Cの上端の位置以上の
高さまで注入する。
【0018】この結果、このように構成された回転電機
の軸受装置においては、もし、この排油管2の右端のフ
ランジ14に接続された強制給油装置から不燃性のガスが
配管12Dを経て油溜り7の内部に侵入しても、仕切り8
の左側に貯留された潤滑油9によって、配管12Cの内部
への侵入を防止されるので、軸受箱1の内部への侵入を
阻止することができる。したがって軸受箱1の内部の圧
力の上昇を防ぐことができ、この圧力の上昇によるオイ
ルベ―パの軸受箱のシ―ル4からの洩れを防ぐことがで
きる。
【0019】なお、上記実施例では、強制給油装置から
の不燃性のガスの侵入を防ぐために、排油管2に小形の
油溜り7を設けた例で説明したが、この油溜り7の代り
にトラップ管を接続し、このトラップ管に対して油槽か
ら潤滑油を供給して貯留するようにしてもよい。
【0020】これらの排油管2に対する油溜りの形成
は、軸受箱1本体や強制給油装置に対する改造を伴わな
いので、いづれの方法も容易に行うことができる。ま
た、上記実施例では、排油管2の上端を油槽1の右側に
接続した例で説明したが、従来の技術で示した図3のよ
うに、油槽1の底部にフランジを介して接続してもよ
い。
【0021】
【発明の効果】以上、請求項1に記載の発明によれば、
強制給油装置の排油系統に排油管が接続され、強制給油
装置から供給された潤滑油で軸受が潤滑される回転電機
の軸受装置において、排油管に油溜りを設けることで、
強制給油装置の排油系統と回転電機の油槽間を、油溜り
によってガスの流通を阻止したので、油槽内に不燃性ガ
スが供給された強制給油装置で給油される軸受箱を備え
た軸受装置においても、外形を増やすことなく油洩れを
容易に防ぐことのできる回転電機の軸受装置を得ること
ができる。
【0022】また、請求項2に記載の発明によれば、強
制給油装置の排油系統に排油管が接続され、強制給油装
置の油槽に不燃性ガスが圧入され、強制給油装置から供
給された潤滑油で軸受が潤滑される回転電機の軸受装置
において、排油管に油溜りを設けることで、強制給油装
置の油槽に圧入された不燃性ガスを、油溜りによって回
転電機の油槽への侵入を阻止したので、油槽内に不燃性
ガスが供給された強制給油装置で給油される軸受箱を備
えた軸受装置においても、外形を増やすことなく油洩れ
を容易に防ぐことのできる回転電機の軸受装置を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転電機の軸受装置の一実施例を示す
縦断面図。
【図2】図1の要部を示す部分拡大詳細図。
【図3】従来の回転電機の軸受装置の一例を示す縦断面
図。
【図4】図3の要部を示す部分拡大詳細図。
【符号の説明】
1…軸受箱、2…排油管、3…すべり軸受、4…シ―
ル、5…回転軸、6…給油管、7…油溜り、8…仕切
り、9…潤滑油。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強制給油装置の排油系統に排油管が接続
    され、前記強制給油装置から供給された潤滑油で軸受が
    潤滑される回転電機の軸受装置において、前記排油管に
    油溜りを設けたことを特徴とする回転電機の軸受装置。
  2. 【請求項2】 強制給油装置の排油系統に排油管が接続
    され、前記強制給油装置の油槽に不燃性ガスが圧入さ
    れ、前記強制給油装置から供給された潤滑油で軸受が潤
    滑される回転電機の軸受装置において、前記排油管に油
    溜りを設けたことを特徴とする回転電機の軸受装置。
JP26529593A 1993-10-25 1993-10-25 回転電機の軸受装置 Pending JPH07123627A (ja)

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JP26529593A JPH07123627A (ja) 1993-10-25 1993-10-25 回転電機の軸受装置

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JPH07123627A true JPH07123627A (ja) 1995-05-12

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JP (1) JPH07123627A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007327512A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Nishishiba Electric Co Ltd 横軸型すべり軸受装置
JP2009191794A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ハイブリッド排気タービン過給機
US8739528B2 (en) 2009-04-24 2014-06-03 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Hybrid exhaust turbine turbocharger

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007327512A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Nishishiba Electric Co Ltd 横軸型すべり軸受装置
JP2009191794A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ハイブリッド排気タービン過給機
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