JPH07123527A - 浮上式搬送装置 - Google Patents

浮上式搬送装置

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JPH07123527A
JPH07123527A JP26765693A JP26765693A JPH07123527A JP H07123527 A JPH07123527 A JP H07123527A JP 26765693 A JP26765693 A JP 26765693A JP 26765693 A JP26765693 A JP 26765693A JP H07123527 A JPH07123527 A JP H07123527A
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JP
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levitation
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power
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JP26765693A
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Shuji Kanda
周治 神田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、搬送車に蓄電池を搭載せずに充電
不要とし、搬送車の推力にリニアモ―タを使用しない
で、任意の位置に停止可能とする。 【構成】 本発明は、搬送路の両側に電気的に各々独立
させ、各々対向して設置する複数のプ―リと、このプ―
リの一対毎に回転移動自在に懸架し、搬送車に左右移動
可能な動力を伝達するように繋ぎ、且つ上記搬送車に給
電可能な状態で繋く導電性のベルトと、上記プ―リを駆
動するモ―タと、上記ベルトに給電する給電手段とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送路と非接触で被搬
送物を載置した搬送車を走行させ、被搬送物を所定の場
所へ搬送する浮上式搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来の浮上式搬送装置は、磁気
力を利用して搬送車を浮上させ、搬送車に組込まれた二
次導体板に対向させて設置されたリニアモ―タで、この
二次導体板に推力を与えて走行する。更に、磁気力を制
御するための電力として、蓄電池を搭載し、その蓄電池
より電力を供給している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の浮上式搬送装置においては、磁気力を制御するための
電力として、蓄電池を搭載する必要があるが、蓄電は有
限であり、蓄電池に充電もしくは蓄電池の交換が必要と
なる。また推力を得るための二次導体も必要となる。更
に、推力を与えるためのリニアモ―タを走行路に布設す
る必要がある。この場合走行路の任意な位置に搬送車を
停止させる時、その停止位置にリニアモ―タを布設する
が、走行路全長に渡りリニアモ―タを布設する必要があ
る。
【0004】そこで、本発明の目的は、上記課題を鑑
み、磁気力を利用して搬送車を浮上させて、この搬送車
を走行させる浮上式搬送装置において、搬送車に蓄電池
を搭載せずに充電不要とし、搬送車の推力にリニアモ―
タを使用しないで、且任意の位置で停止できる浮上式搬
送装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、一対の磁性体を有する搬送路と、この搬
送路の磁性体から生じる磁気力により浮上走行される搬
送車とを備えた浮上式搬送装置において、上記搬送路の
両側に電気的に各々独立させ、各々対向して設置する複
数のプ―リと、このプ―リの1対毎に回転移動自在に懸
架し、上記搬送車に左右移動可能な動力を伝達するよう
に繋ぎ、かつ上記搬送車に給電可能な状態で繋ぐ導電性
ベルトと、上記プ―リを駆動するモ―タと、上記導電性
ベルトに給電する給電手段とを備えた浮上式搬送装置を
提供する。
【0006】
【作用】以上のように構成された本発明の浮上式搬送装
置においては、搬送車の電力給電を、導電性ベルトで行
ない、且この導電性ベルトに搬送車を動力伝達可能な状
態で繋ぎ、導電性ベルトをモ―タ駆動させて、搬送車の
走行及び停止を行なう。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は、本発明の一実施例の左部の上部の一部を
破断した平面図、図2は図1のA−A線に沿って切断し
た断面図、図3は浮上式搬送車を主体とした斜視図、図
4は図2のB−B線に沿って切断した断面図で浮上式搬
送車の正面から見た図、図5は浮上式搬送車の浮上原理
を示す原理図、図6は浮上式搬送車を駆動し、給電する
駆動給電部の斜視図を示す。
【0008】まず、本実施例の全体構成を、図1及び図
2を用いて説明する。浮上式搬送装置1は、本体フレ―
ム2A,2B、主搬送路3、駆動給電部4A,4B、浮
上式搬送車5と、この浮上式搬送車5に給電と動力伝達
する金属ベルト6と、この金属ベルト6に給電する電源
部7と、浮上式搬送車5を移動制御する移動制御部8よ
り構成される。
【0009】更に、主搬送路3は、主搬送路フレ―ム9
A,9Bが対向して配置され、この主搬送路フレ―ム9
A,9Bの中間下面には強磁性体の軌道10A,10Bが取
付けられ、上記本体フレ―ム2A,2Bと主搬送路中央
部に適当間隔に配設された複数個の連結板11A,11B,
11Cで一体にならしめる構成である。
【0010】また、浮上式搬送車5は、図3及び図4に
示すように、上記対向して配置された軌道10A,10Bに
対向するように磁石ユニット12A1,12A2,12B1,
12B2を配置し、この磁石ユニット12A1,12A2,12
B1,12B2を搬送車フレ―ム13に固設する。この搬送
車フレ―ム13に浮上制御部14を下部に取付け、浮上制御
部14の両端部に支持部(図示せず)を固設する。また、
搬送車フレ―ム13の上部には、給電及び、動力伝達のた
めの金属ベルト6A,6Bを電力受電可能な形状の受電
部16A,16Bを設ける。また支持部15A1,15B1,15
B2,15A1は被搬送物17を支持する。支持部15A1,
15A2,15B1,15B2と被搬送物17の支持部形状は、
被搬送物17を持上げまたは、下げることに依り、着脱で
き、且送行時には脱落しない相対的な形状(図示せず)
を有する。
【0011】また、浮上式搬送車5の磁力浮上の原理の
構成を図5を用いて説明する。磁気ユニット12A1,12
A2,12B1,12B2は永久磁石18と左右の鉄心19A,
19Bと更に鉄心19A,19Bを包む形で電線を導いたコイ
ル19A1,19B2を嵌込んでいる。また、中央部に光を
発光し、その反射光を読み込んで距離を測る光測長素子
20を備えている。このコイル19A1,19B2は、電線21
A,21Bで出力回路22へ電気的に繋っている。光測長素
子20も電線21Cで電気制御部23へ電気的に繋っている。
出力回路22と電気制御部23は電線21Dで電気的に繋げ
る。電気制御部23への電力供給は電源部7から金属ベル
ト6A,6Bを導体として行なう。出力回路22、電気制
御部23は浮上式搬送車5の浮上制御部14へ収納される。
また電線21A,21B,21C,21Dも浮上式搬送車5の適
当な位置を通し配線してある。
【0012】次に、駆動給電部4A,4Bの構成を図
1,図2及び図6を用いて説明する。主搬送路3の左右
に対向して金属ベルト6A,6Bを懸架可能な状態で円
筒形ロ―ラ24A1,24A2,24B1,24B2を配設し、
この円筒形ロ―ラ24A1,24B1は電気的絶縁リング25
A1,25B1を介して駆動軸26Aに固定し、他方の円筒
形ロ―ラ24A2,24B2は、電気的絶縁リング25A2,
25B2を介して駆動軸26Bに固定してある。またこの円
筒形ロ―ラ24A1,24B1は、それぞれ独立に電気的接
続可能な回転摺動面24A1′,24B1′を有している。
また、駆動軸26Aには同軸上に回転伝達用の受動プ―リ
27Aが固設されている。更に、この駆動軸26A,26Bは
本体フレ―ム2A,2Bにそれぞれ固定された軸受部28
A1,28A2,28B1,28B2でそれぞれ回転可能な状
態で軸支されている。回転摺動面24A1′,24B1′に
電力供給用の回転ブラシ29A,29Bを、それぞれ回転状
態で電力が供給できるように押しつける。この回転ブラ
シ29A,29Bも上記本体フレ―ム2に電気的に独立させ
て固定してある。また上記駆動軸26A上の受動プ―リ27
Aに対向させて、駆動プ―リ27Bを配設し、これを回転
駆動させるためにモ―タ30の出力軸30Aに固定し、この
駆動プ―リ27Bと受動プ―リ27A間を動力伝達のできる
ベルト31を掛ける。また円筒形ロ―ラ24A1と24A2の
間に電力供給可能で、且動力伝達可能な状態で上記金属
ベルト6Aを掛ける。同様に円筒形ロ―ラ24B1と24B
2の間に金属ベルト6Bを掛ける。この金属ベルト6
A,6Bはそれぞれ前記の如く浮上式搬送車5に繋ぎ電
力供給と動力伝達を行なう。
【0013】以上のように構成された本実施例は、以下
のように作用する。本実施例における浮上式搬送車5の
浮上原理は、図5に示すように、主搬送路3に具備され
た強磁性体の軌道10A,10Bと浮上式搬送車5に備えら
れた4個の磁石ユニットの間で働く磁気力を制御するこ
とにより、完全非接触で浮上式搬送車5を空中に浮か
す。尚、図5は、磁石ユニット12A1,12A2,12B
1,12B2の内一ケ所をモデル的に示したものである。
他の磁石ユニット12A2,12B1,12B2も同様に作用
させる。磁石ユニット12A1,12A2,12B1,12B2
の相互間の影響が有るが、その制御方法には拘束されな
い。
【0014】磁石ユニット12A1に加わる重力32と永久
磁石18が鉄心19A,19Bを介して発生する磁気力で軌道
10Aに吸着しようとする力を磁石ユニット12A1と軌道
10Aの間隔を適当に保つことで釣合を取り、空中に磁石
ユニット12A1に加わる物体を磁力保持する。この釣合
を取る方法として、光測長素子20で磁石ユニット12A1
と軌道の距離変化を検出して、遠ざかる場合は磁気力を
強める方向にコイル19A1,19B1へ電流を流して、近
ずく場合は逆に弱める方向に電流を流して釣合いを取
る。光測長素子20を働かせ、また入力信号を処理し、釣
合を取るために使用な出力信号を出す働きを電気制御部
で行ない、この出力信号に基ずき、コイル19A1,19B
1に電流を流す働きを出力回路22で行なう。
【0015】次に本実施例全体の作用につき説明する。
浮上式搬送車5への給電は、回転ブラシ29A,29Bに直
流電源を印加することに依り、円筒形ロ―ラ24A1,24
B1から金属ベクトル6A,6Bにそれぞれ伝わり、浮
上式搬送車5へ給電される。浮上式搬送車5の直線運動
のための動力伝達は、モ―タ30を回転させ、出力軸30A
からベルト31で駆動軸26Aへ回転伝達されて、同軸上の
円筒形ロ―ラ24A1,24B1から金属ベルト6A,6B
へと伝達され、金属ベルト6A,6Bが直線運動して、
この金属ベルト6A,6Bに浮上式搬送車5を繋ぐこと
で、浮上式搬送車5を直線運動を行なわせる。また浮上
式搬送車5の停止位置はモ―タ30の回転数を移動制御部
8で行ない任意の位置に停止させる。
【0016】以上述べたように、本実施例の浮上式搬送
装置によれば、以下の効果を奏する。 (1)直線運動の案内機構を、非接触で実現できる。 (2)浮上式搬送車5への電力供給と直線駆動が金属ベ
ルト6A,6Bを使用することで、同時に実現できる。 (3)浮上式搬送車5に蓄電池搭載が不要となり、充電
が不要となり充電のため必要機器が不要となり、充電の
ための時間も不要となり装置を間断なく駆動できる。 (4)浮上式搬送車5の電力消費の制約が少なく、被搬
送物17を含めた浮上式搬送車5の規模の拡大が図れる。
また浮上式搬送車5に電力を消費するような機器を搭載
することもできる。 (5)直線運動案内が非接触案内であることから、音も
塵も出すことが少なく、移動速度も高速にでき、また損
耗部分が少なく、長寿命化が図れ、潤滑油等の保守も不
要となる。 (6)磁気浮上式であることから、磁気力支持であり、
この磁気力の反応時間を制御することで、被搬送物17に
加わる振動を操作することができる。 (7)浮上式搬送車5の任意の位置で停止させることが
でき、また移動の加速,減速,速度を自在に制御でき
る。また非接触であることから、走行抵抗が極めて小い
ことから、モ―タ30の出力を大巾に小さくできる。
【0017】尚、本実施例は、非接触で、電力を消費す
る浮上式搬送方式の物であれば、浮上原理またはその制
御方法はいずれでも良い。更に、金属ベルト6A,6B
は導電性であり、浮上式搬送車5を移動できれば、その
材質,状形はいずれでも良い。
【0018】又、本実施例に粉塵を外に出さない目的で
駆動給電部4A,4Bを遮蔽する方法もしくは遮蔽して
その部分から吸気して特定の場所へ塵を排出する方法を
適用することも可能である。
【0019】次、本発明の第2の実施例を図面を用いて
説明する。図7に示すように、本実施例の浮上式搬送装
置は、非接触直動装置1の両側を支柱33A,33Bで支え
る。被搬送物17の着荷位置34Aの下部に上下動装置35A
を設置し、脱荷位置34Bの下部にも同様に上下動装置35
Bを設置する。浮上式搬送車5は上下動装置35A,35B
で被搬送物17を取合える位置に停止する。
【0020】上下動装置35A,35Bの構成は、中央部に
上下直線運動するエアシリンダ―36A,36Bを配設し、
このエアシリンダ―36A,36Bの作動枠36A1,36B1
の先端に被搬送物17の下面を案内保持できる形状をした
保持テ―ブル36A2,36B2が固設されている。またこ
のエアシリンダ―36A,36Bは固定台37A,37Bに固定
されている。この固定台上部には被搬送物17の中央部を
案内保持する案内駒37A1,37B1が備えられている。
尚、エアシリンダ―36A,36Bを駆動する方法はいずれ
でも良い。
【0021】このように構成された本実施例の浮上式搬
送装置においては、浮上式搬送車5を着荷位置34Aと脱
荷位置34Bの間を左右方向38に往復運動をする。被搬送
物17を積載して脱荷位置34Bに到着したらエアシリンダ
―36Bを作動させて、浮上式搬送車5に積載された被搬
送物17の下面を保持テ―ブル36B2で案内保持して、且
浮上式搬送車5の支持部15A1,15B1,15A2,15B
2から被搬送物17をはずして少し上に持ち上げた位置で
停める。次にこの状態で浮上式搬送車5を着荷位置34A
方向に被搬送物17と支持部15A1,15B1,15A2,15
B2が空間的に干渉しない位置に移送する。次に、エア
シリンダ―36Bを作動させて、下方39Bに下げる。この
過程に於いて、被搬送物17の中央部を案内駒37B1に案
内設置する。この位置から被搬送物17を他の場所へ移
す。
【0022】被搬送物17を浮上式搬送車5に載せる場合
は、案内駒37A1へ設置された被搬送物17をエアシリダ
―36Aを作動させて上方39Aへ上げて、保持テ―ブル上
に被搬送物17を案内保持して、上記脱荷した位置と同じ
高さに上げて、待機させる。この状態で被搬送物17を載
せていない状態の浮上式搬送車5を着荷位置34Aに移動
させ停止させる。次にエアシリンダ―36Aを作動させ下
方39Aに下げて、被搬送物17を浮上式搬送車5の支持部
15A1,15B1,15A2,15B2を移載する。次に脱荷
位置34Bへ浮上式搬送車5を移動させて、上記脱荷動作
を行なう。この動作の繰り返しで被搬送物17を搬送す
る。
【0023】以上述べたように、本実施例の浮上式搬送
装置によれば、浮上式搬送車5の直線運動と上下動装置
35A,35Bの動きだけで、被搬送物17の搬送と着荷,脱
荷が可能となる。
【0024】また、本実施例における上下動装置の上下
動機構はいずれでも良く、上下動装置の上下動停止位
置,速度は特に制約されない。次に、本発明の第3の実
施例を図面を用いて説明する。
【0025】本実施例の浮上式搬送装置は、図8及び図
9に示すように、非接触直動搬送装置(図示せず)と、
主搬送路(図示せず)上に設けた複数個のワ―ク支持部
40A,40B,40C,40D,40Eと浮上式搬送車5の搬送
車フレ―ム13上に上下動装置41を搭載した構成である。
【0026】そして、ワ―ク支持部40A,40B,40C,
40D,40Eは、被搬送物48の下面4隅を案内保持し、図
10及び図11に示すように、被搬送物48を上に持ち上げて
移送する場合は、被搬送物48下面と空間的な干渉をしな
い形状となっている。
【0027】上下動装置41はモ―タ42の出力軸42Aの軸
芯と偏芯した位置にカムフォロア43を具備した偏芯軸43
Aを出力軸42Aに固設している。このカムフォロア43を
上下枠44の長方形穴に嵌合状態で挿入してある。この上
下枠44は上下動テ―ブル45に固定して有り且、この上下
動テ―ブル45は上下動方向の可動案内できる2本の案内
軸46A,47Bに固定されている。この案内軸46A,47B
の他端は搬送フレ―ム13上に固定されている。またこの
上下動テ―ブル45上には被搬送物48の下面の中央部を案
内保持する保持駒49A,49Bが固設されている。
【0028】このように構成された本実施例の浮上式搬
送装置においては、位置10A1へ被搬送物48が設置され
たら、上下動装置41のモ―タ42を体動させて、出力軸42
Aを半回転回してカムフォロアを回し上下枠44、上下動
テ―ブル45を上へ持ち上げる。この過程に於いて上記被
搬送物48下面を保持駒49A,49Bで案内保持して、被搬
送物48を上に上げ、ワ―ク支持部40Aから被搬送物48を
脱荷する。次に浮上式搬送車5を作動させて、例へば位
置40E1へ移動して、上記出力軸42Aを半回転して上記
の逆の動作でワ―ク支持部40Eへ被搬送物48を降す。保
持駒49A,49Bを下方に下げたまま、浮上式搬送車5を
作動させて元の位置40A1へ戻す。この動作の繰り返し
で、各位置40A1,40B1,40C1,40D1,40E1へ
順次、任意に被搬送物48を移送、搬送する。
【0029】以上述べたように、本実施例の浮上式搬送
装置によれば、浮上式搬送車5の直線運動と上下動装置
41の上下の動きだけで被搬送物48を順次、任意の位置へ
移送搬送ができる。尚、本実施例の上下動装置41の上下
動機構はいずれでも良い。上下動装置の上下動の停止位
置,速度は特に制約されない。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の浮上式搬送
装置によれば、直線運動の案内機構を、非接触で実現で
き、浮上式搬送車への電力供給と直線駆動が導電性ベル
トを使用することで、同時に実現できるので、浮上式搬
送車に蓄電池搭載が不要となり、充電が不要となり充電
のため必要機器が不要となり、充電のための時間も不要
となり装置を間断なく駆動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す上面図。
【図2】図1のA−A線に沿って切断した断面図。
【図3】浮上式搬送車を主体とした斜視図。
【図4】図2のB−B線に沿って切断した断面図で浮上
式搬送車の正面から見た図。
【図5】浮上式搬送車の浮上原理を示す原理図。
【図6】浮上式搬送車を駆動し、給電する駆動給電部の
斜視図。
【図7】本発明の第2の実施例を示す正面図。
【図8】本発明の第3の実施例を示す上面図。
【図9】本発明の第3の実施例を示す側面図。
【図10】図8及び9に示したワーク支持部を示す正面
図。
【図11】本発明の第3の実施例を示す側面図。
【符号の説明】
1…浮上式搬送装置、3…主搬送路、4A,4B…駆動
給電部、5…浮上式搬送車、6A,6B…金属ベルト、
10A,10B…軌道、12A1…磁石ユニット、35A,35B…
上下動装置、41…上下動装置、40A…ワ―ク支持部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の磁性体を有する搬送路と、この搬
    送路の磁性体から生じる磁気力により浮上走行される搬
    送車とを備えた浮上式搬送装置において、前記搬送路の
    両側に電気的に各々独立させ、各々対向して設置する複
    数のプ―リと、このプ―リの1対毎に回転移動自在に懸
    架し、前記搬送車に左右移動可能な動力を伝達するよう
    に繋ぎ、かつ前記搬送車に給電可能な状態で繋ぐ導電性
    ベルトと、前記プ―リを駆動するモ―タと、前記導電性
    ベルトに給電する給電手段とを具備したことを特徴とす
    る浮上式搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送車に被搬送物を懸架し、この懸
    架した被搬送物を昇降し、前記搬送車を走行退避させ、
    前記搬送車から前記被搬送物を着脱荷する昇降手段を具
    備したことを特徴とする請求項1記載の浮上式搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 前記搬送車に被搬送物を支持するテ―ブ
    ルと、このテ―ブルを昇降する昇降手段とを備え、前記
    テ―ブルに干渉しない位置に配設され、前記被搬送物を
    支持する支持手段と、前記被搬送物を移送する場合は前
    記テ―ブルを上昇させ、前記被搬送物を前記支持手段に
    載置する場合は前記テ―ブルを下降させ、前記テ―ブル
    に前記被搬送物を載置しない場合は前記テ―ブルを下降
    させた状態で前記搬送車を走行させ順次前記被搬送物を
    移送することを特徴とする請求項1記載の浮上式搬送装
    置。
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