JPH07123175A - ローカル自動通信方法とその通信制御装置 - Google Patents
ローカル自動通信方法とその通信制御装置Info
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- JPH07123175A JPH07123175A JP5285623A JP28562393A JPH07123175A JP H07123175 A JPH07123175 A JP H07123175A JP 5285623 A JP5285623 A JP 5285623A JP 28562393 A JP28562393 A JP 28562393A JP H07123175 A JPH07123175 A JP H07123175A
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Abstract
て主に文字伝送を行う通信において、いわゆる自動通信
を行う時の通信方法とそのための通信制御装置に関し、
自動通信を行う場合にも、呼処理量の著しい増加なし
に、回線接続時間を削減し、回線の使用効率を高め、経
済的なデータ通信を実現することを目的とする。 【構成】 端末に接続された通信制御装置に該端末の自
動通信手順を予め入力記憶しておき、該端末と通信網を
介して対向する相手端末との間で自動通信を実行する時
には、該自動通信手順を、該端末側の通信制御装置から
通信網を介して該対向する相手側通信制御装置に送信し
終えた後に、通信網の回線を切断し、該相手側通信制御
装置と該相手端末との間で自動通信を実行し、その自動
通信の終了後に再び回線を接続して、その実行結果を一
括して該対向する元の端末側の通信制御装置へ送信し、
その通信制御装置から該端末に転送することを特徴とす
る。
Description
ように、通信網を介して主に文字伝送を行う通信におい
て、いわゆる自動通信を行う時の通信方法とそのための
通信制御装置に関する。
は、いわゆるオートパイロットと称されるもので、予め
指定された順番に指定された受信文字列に対して指定さ
れた文字列を送信、または回線の接続・切断をする通信
方式である。図16にはこの自動通信の従来のシーケン
スが示される。図16は通信網を介してホスト端末とユ
ーザ端末間で自動通信を行う場合を示している。
以下に説明する。 手動または自動通信手順により、端末から回線を接
続する。 ユーザ端末はホスト端末からの受信文字列1に対し
て、自動通信手順に従い、応答文字列1を送信する。 ユーザ端末からの応答文字列1に対して、ホスト端
末はその応答となる次の文字列2を送信する。 上記、の繰り返しより自動通信が実行される。 自動通信が終了すると、手動または自動通信手順に
より回線が切断される。
末に内蔵され、自動通信手順もユーザ端末内に予め記憶
される。
答の繰り返しという形で自動通信が実行されるので、例
えば全二重回線を使用していても、送信データと受信デ
ータが同時にやり取りされることは殆どなく、文字列送
信→応答→文字列送信→応答・・・というやり取りの繰
り返しになる。このやり取りにおいて、ホスト端末また
はユーザ端末間で受信文字列に対する応答に時間を要す
る場合、その時間分は送受信データが無いにもかかわら
ず通信回線が占有されたままとなる。
・携帯電話のように回線接続時間で課金される回復交換
網を使用する場合には、データが無い時間まで課金され
るため不経済である。
線を切断するという方法も考えられるが、ホストまたは
端末側の受信文字列とその応答の間のような比較的短い
空白時間に対して一々回線を切断・再接続していたので
は、切断・再接続の回数が著しく増え、回線の再接続に
要する時間を考慮すると効率が悪く、また網側の呼処理
量が著しく増大して網に大きな負担をかけてしまう。
のであり、その目的とするところは、自動通信を行う場
合にも、呼処理量の著しい増加なしに、回線接続時間を
削減し、回線の使用効率を高め、経済的なデータ通信を
実現することにある。
理説明図である。上述の課題を解決するために、請求項
1の発明として、端末に接続された通信制御装置に該端
末の自動通信手順を予め入力記憶しておき、該端末と通
信網を介して対向する相手端末との間で自動通信を実行
する時には、該自動通信手順を、該端末側の通信制御装
置から通信網を介して該対向する相手側通信制御装置に
送信し終えた後に、通信網の回線を切断し、該相手側通
信制御装置と該相手端末との間で自動通信を実行し、そ
の自動通信の終了後に再び回線を接続して、その実行結
果を一括して該対向する元の端末側の通信制御装置へ送
信し、その通信制御装置から該端末に転送することを特
徴とするローカル自動通信方法が提供される。
れた通信制御装置に該端末の自動通信手順を予め入力記
憶しておき、該端末と通信網を介して対向する相手端末
との間で自動通信を実行する時には、通信開始時にまず
該端末と該相手端末との間で全二重回線を通して自動通
信を行って、該相手端末からのデータ受信中に該端末側
の通信制御装置から自動通信手順を該対向する相手端末
側の通信制御装置に送信し、該自動通信手順を送信し終
えた後に、通信網の回線を切断し、該相手側の通信制御
装置と該相手端末との間で残りの自動通信を実行し、そ
の自動通信の終了後に再び回線を接続して、その実行結
果を一括して、該元の端末側の通信制御装置へ送信し、
その通信制御装置から該端末に転送することを特徴とす
るローカル自動通信方法が提供される。
通信制御装置は、通信網を介して対向する複数の端末を
識別する識別手段を有し、それぞれの端末毎に請求項1
または2のローカル自動通信を実行・管理することを特
徴とするローカル自動通信方法が提供される。
載のローカル通信方法を行うユーザ側の通信制御装置で
あって、装置全体の制御を行う制御部1と、通信網側の
回線の切断・接続の処理を行う網制御部2と、自動通信
手順を記憶する自動通信手順記憶部3と、自動通信実行
結果を記憶する自動通信実行結果記憶部4とを備え、制
御部1は、自端末が通信網を介して相手端末と自動通信
を行うにあたり、通信前に自端末から自動通信手順の転
送を受けて自動通信手順記憶部3に記憶し、回線接続中
に自動通信手順記憶部3から自動通信手順を読み出して
相手側に送信した後に網側の回線を網制御部2により切
断し、相手側から自動通信の実行結果を受信したらそれ
を自端末に転送する制御を行うことを特徴とする通信制
御装置が提供される。
載のローカル通信方法を行うホスト側の通信制御装置で
あって、装置全体の制御を行う制御部1と、通信網側の
回線の切断・接続の処理を行う網制御部2と、自動通信
手順を記憶する自動通信手順記憶部3と、自動通信実行
結果を記憶する自動通信実行結果記憶部4とを備え、制
御部1は、自端末が通信網を介して相手端末と自動通信
を行うにあたり、通信網を介して相手側から受信した自
動通信手順を自動通信手順記憶部に記憶し、自動通信手
順の受信後に網制御部2により通信網側の回線を切断
し、その切断の後に自動通信手順記憶部3に記憶された
自動通信手順に従って自端末との間で自動通信を実行し
てその実行結果を自動通信実行結果記憶部4に記憶し、
自動通信が終了した後に、網制御部2によりその切断し
た回線を再び接続して自動通信結果記憶部4の自動通信
の実行結果を一括して相手側に送信する制御を行うこと
を特徴とする通信制御装置が提供される。
載のローカル通信方法を行うユーザ側の通信制御装置で
あって、装置全体の制御を行う制御部1と、通信網側の
回線の切断・接続の処理を行う網制御部2と、自動通信
手順を記憶する自動通信手順記憶部3と、自動通信実行
結果を記憶する自動通信実行結果記憶部4とを備え、制
御部1は、自端末が通信網を介して相手端末と自動通信
を行うにあたり、通信前に自端末から自動通信手順の転
送を受けて自動通信手順記憶部3に記憶し、通信開始時
にまず自端末と相手端末との間で全二重回線を通して自
動通信を行って、相手端末からのデータ受信中に自動通
信手順を相手端末側に送信し、その自動通信手順を送信
し終えた後に、通信網の回線を網制御部2により切断
し、相手側から自動通信の実行結果を受信したらそれを
自端末に転送する制御を行うことを特徴とする通信制御
装置が提供される。
載のローカル通信方法を行うホスト側の通信制御装置で
あって、装置全体の制御を行う制御部1と、通信網側の
回線の切断・接続の処理を行う網制御部2と、自動通信
手順を記憶する自動通信手順記憶部3と、自動通信実行
結果を記憶する自動通信実行結果記憶部4とを備え、制
御部1は、自端末が通信網を介して相手端末と自動通信
を行うにあたり、通信開始時にまず全二重回線を通して
自動通信を行って自端末からのデータ送信中に相手端末
側から自動通信手順を受信して自動通信手順記憶部3に
記憶し、その自動通信手順の受信後に網制御部2により
通信網側の回線を切断し、切断の後に該自動通信手順記
憶部3に記憶された自動通信手順に従って自端末との間
で残りの自動通信を実行してその実行結果を自動通信実
行結果記憶部4に記憶し、自動通信が終了した後に、網
制御部2により該切断した回線を再び接続して自動通信
結果記憶部4の自動通信の実行結果を一括して相手側に
送信する制御を行うことを特徴とする通信制御装置が提
供される。
端末を識別する識別手段6を更に有し、制御部1は複数
の相手端末から同時または順次にアクセスを受けた時、
識別手段6により相手端末を識別して相手端末毎に自動
通信手順記憶部3に自動通信手順を、また自動通信実行
結果記憶部4に自動通信の実行結果をそれぞれ記憶し
て、それぞれの端末毎にローカル自動通信を実行・管理
することを特徴とする請求項5または7記載の通信制御
装置が提供される。
と読み替えてもよく、本明細書においては通信制御装置
は回線終端装置(DCE)を含む概念として取り扱うも
のとする。
体構成は、通信網と、この通信網を介して通信を行う端
末(ここではパソコン通信のホスト端末とユーザ端末を
例に説明する。以下同じ)と、端末と通信網を接続する
通信制御装置(CCU:Communication Control Unit)
とで構成される。通信制御装置はアナログ回線の場合、
網制御装置(NCU)内蔵のモデム装置を含むことがで
きる。
御部(回線接続切断手段と読み替えてもよい)2、自動
通信手順記憶部3、自動通信実行結果記憶部4などを含
み構成される。アナログ回線の場合には、図中に天性で
示すように変復調部5が必要であるが、その場合におい
てもこの変復調部5を通信制御装置の外部(端末(DT
E)との間)に置いてもよい。ディジタル回線に適用す
る場合には、変復調部は不要である。端末への接続状態
等の通知は、信号線で行ってもよいし、また通信線(受
信データ)に状態を示すデータを挿入するようにしても
よい。
するための図で、ホスト・ユーザ側間でのローカル自動
通信のシーケンス例を示す。また図2は本ローカル自動
通信方法を行う通信制御装置(CCU)の構成と信号の
流れを説明する図である。
のローカル自動通信方法を説明する。 ユーザ端末に接続されたユーザ側通信制御装置は、
通信前に、ユーザ端末から自動通信手順を予め受信し、
それを自動通信手順記憶部3に記憶しておく。
ユーザ端末の自動通信手順を対向するホスト側通信制御
装置に送信し、ホスト側通信制御装置はそれを自局の自
動通信手順記憶部3に記憶しておく。
又は両方の通信制御装置から回線を切断・解放する。
は、ユーザ側から受信した自動通信手順の通りにホスト
端末との間で自動通信を実行する(以下、ローカル自動
通信と称する)。このローカル自動通信の実行結果は自
動通信実行結果記憶部4に記憶しておく。
置(通常はホスト側の通信制御装置)から、回線を接続
する。
行結果を自動通信実行結果記憶部から読み出し、それを
一括してユーザ側通信制御装置へ送る。
動通信結果をそのままユーザ端末へ転送する。
は、コマンドの形で送信データに挿入しても、また制御
線により伝達してもよい。
スト側通信制御装置の動作を図2の(ア)を参照して以
下に説明する。 通信網を介して対向するユーザ側通信制御装置から
自動通信手順を受信し、これを自動通信手順記憶部3に
記憶する。通信手順受信後に制御部1は網制御部2によ
り回線を切断または解放する。
い、ホスト端末との間でローカル自動通信を実行する。
その実行結果は自動通信実行結果記憶部4に記憶する。
網制御部2により、回線を再び接続(発信または着信応
答)し、自動通信実行結果記憶部4に記憶された自動通
信の実行結果を読み出し、これを一括して対向するユー
ザ側通信制御装置に送信する。
ーザ側通信制御装置の動作を図2の(イ)を参照して以
下に説明する。 予めユーザ端末より自動通信手順を受信し、自動通
信手順記憶部3に記憶しておく。
記憶された自動通信手順を通信網を介して対向するホス
ト側通信制御装置に送信する。送信完了後、制御部1は
網制御部2により回線を切断または解放する。
動通信実行結果を対向するホスト側通信制御装置から受
信し、それをユーザ端末に転送する。
は、自動通信手順を対向する通信制御装置に送信する時
間が余分に必要になるという問題がある。請求項2の方
法はこの問題を解決したものであり、図3は請求項2の
方法の原理を説明するためのシーケンス例を示す図、図
4はこのローカル自動通信方法を行う通信制御装置の構
成と信号の流れを説明する図である。図4において、前
述同様、ディジタル回線に適用する場合には変復調部は
不要である。アナログ回線に適用する場合においても変
復調部は本通信制御装置の外部(端末との間)に置いて
もよい。またユーザ側とホスト側の間の通信網は全二重
回線となっている。
カル自動通信方法を説明する。 通信開始前に、ユーザ端末より、それに接続された
ユーザ側通信制御装置に自動通信手順を送信し、その自
動通信手順記憶部3に記憶させておく。
るために回線を接続する。 ユーザ端末が自動通信モードになると、予め記憶し
た自動通信手順に従い、ユーザ端末−ホスト端末間で通
信網を介して自動通信を実行する。
よるホスト端末からのデータ受信中に、全二重回線の上
り回線を使って同時に、保持しておいたユーザ端末の自
動通信手順を対応するホスト側通信制御装置に送信す
る。ホスト側通信制御装置はこの自動通信手順を自動通
信手順記憶部3に記憶していく。
信が全部終了すると、何れかまたは両方の通信制御装置
から回線を切断または解放する。
ーザ端末の自動通信手順に従って、それまでに実行を終
了した自動通信手順の次の自動通信手順から、ホスト端
末との間でローカル自動通信を実行し、その実行結果を
自動通信実行結果記憶部4に記憶していく。
わち、 ・ローカル自動通信終了後、何れか(通常のホスト)の
通信制御装置から、切断していた回線を再接続する. ・ローカル自動通信の実行結果を一括してホスト側通信
制御装置からユーザ側通信制御装置へ送る. ・ユーザ側通信制御装置は受信したローカル自動通信の
実行結果をそのままユーザ端末へ転送する. を行う。
行う時のホスト側通信制御装置の動作を図4の(ア)を
参照して以下に説明する。 回線接続中、通信網を介して、対向するユーザ側通
信制御装置とホスト端末の間で、透過的にデータを通過
させる。
タ送信中に、全二重回線の上り回線を通して、対向する
ユーザ側通信制御装置からユーザ端末の自動通信手順を
受信し、それを自動通信手順記憶部3に記憶する。自動
通信手順を全て受信後に、制御部1は網制御部2により
回線を切断または解放する。
動通信手順に従い、ホスト端末との間でローカル自動通
信を実行する。この時、で実行された自動通信手順の
次の手順から、ローカル自動通信を実行するようにす
る。ローカル自動通信の実行結果は自動通信実行結果記
憶部4に記憶していく。
網制御部2により、切断した回線を再び接続(発信また
は着信応答)し、自動通信実行結果記憶部4に記憶され
た自動通信の実行結果を読み出してそれを一括してユー
ザ側通信制御装置に送信する。
行う時のユーザ側通信制御装置の動作を図4の(イ)を
参照して以下に説明する。
信し、それを自動通信手順記憶部3に記憶しておく。
が自動通信モードになると、自動通信手順記憶部3に記
憶された自動通信手順に従い、通信網を介してホスト端
末との間で自動通信を実行する。
受信中に同時に、全二重回線の上り回線を通して、自動
通信手順記憶部3に記憶されたユーザ端末の自動通信手
順を通信網を介して対向するホスト側通信制御装置に送
信する。この自動通信手順を全て送信完了後、制御部1
は網制御部2により回線を切断または解放する。
向するホスト側通信制御装置からローカル自動通信の実
行結果を受信し、それをそのままユーザ端末に転送す
る。
は複数のユーザ端末からのアクセスを同時に受け付けら
れず、また、回線の一時切断中に他のユーザ端末からの
接続があった場合に、誤ってその他のユーザ端末に対し
てローカル自動通信の実行結果を返却してしまうおそれ
もある。
制御装置は、この問題を解決したもので、図5にはその
通信制御装置の装置構成が示される。この図5におい
て、一つ以上の網制御部21 、22 ・・から同時にまた
は順次に、複数のユーザ端末からのアクセスを受けた場
合、制御部1内のユーザ識別手段6によりユーザを識別
し(回線接続時にユーザ側からユーザ番号を送るなどす
る)、ユーザ毎に自動通信手順記憶部3に自動通信手順
を記憶し、またユーザ毎に自動通信実行結果記憶部4に
ローカル自動通信の実行結果を記憶していく。これによ
り、複数のユーザ端末とアクセスしている場合でも、各
ユーザ端末毎にローカル自動通信を実行・管理すること
ができる。
する。なお、以下の各図を通じて、同じ機能を果たす回
路あるいは信号等には同じ参照記号を付すものとする。
自動通信を行う通信制御装置(以下、CCUとも記す)
の構成実施例を示す。この実施例装置は、加入者電話
(アナログ有線)用の通信制御装置に本発明を適用した
ものであるが、図中のモデム(MODEM)を取り除い
て、網制御装置(NCU)をISDN対応とすれば、I
SDN用の通信制御装置に適用することができる。
動通信実行結果はRAM14に記憶されるが、自動通信
手順については変更しないのであればROM14に予め
記憶しておいてもよい。また、NCU、MODEM、S
IO、PIOを回線数分用意することにより、複数のユ
ーザ端末とアクセスしてローカル自動通信を行う通信制
御装置を実現できる。
装置(NCU)、12は並列入出力装置、13は中央演
算装置、14はRAM(読書可能記憶装置)、15は直
列入出力装置、17は変復調部、18はROM(読出専
用記憶装置)、31〜34はデータ方向制御用のバッフ
ァである。
出信号、LOOPは電流ループ(発信・選択)信号、C
Dはキャリア検出信号、SDは送信データ、RDは受信
データ、SI1は直列入力1、SI2は直列入力2、S
O1は直列出力1を表すが、図では、DTE側の信号の
うち、DR(データセットレディ)、ER(データ端末
レディ)、CS(モデム送信可)、RS(送信要求)、
などの制御信号は省略してある。これらは必ずしも必要
ではない。
制御は、31〜34のバッファゲートにより行う。これ
らのバッファゲート31〜34の方向制御は、ホスト側
で使用するか、ユーザ側で使用するか、またその時の状
況に応じて、CPU13が並列入出力装置12を通じて
制御する。図7にはCPU13によるこの方向制御のた
めの各モードに対応するバッファゲート31〜34のオ
ン/オフの設定を示す。図35において、“1”はバッ
ファオン(スルー)を示し、“0”はバッファオフを示
す。モード名の初めの“H”はホストに接続して使用す
るモードを示し、“T”は端末に接続して使用する時の
モードを示す。数字は図4(請求項2の発明の説明)の
丸付数字に対応するモードを示す。
は、バッファゲート31〜34を図7に従って切り替え
た場合の各モードにおける網側とDTE側(端末または
ホスト)と制御部の間のデータの流れを示している。上
述したように、モード名の初めの“H”はホストに接続
して使用するモードを、“T”は端末に接続して使用す
る時のモードを示し、数字は図4の丸付数字に対応する
モードを示す。
用する場合には、図2のホスト側の、、はそれぞ
れ図4のホスト側の、、に相当し、図2のユーザ
側の、、はそれぞれ図4のユーザ側の、、
に相当する。
通信の実施例を図9と図10を参照して説明する。この
図9と図10の実施例は、自動通信手順を予め全て相手
CCU側に送信後にローカル自動通信を実行する場合の
シーケンスである。
致する。但し、SELECTは図6のLOOPの断続ま
たはDTMF音による選択信号の送出を表し、INCは
図6のRINGに対応する。また、H1、H2等はモー
ドを示す記号で図7、図8の記号と一致する。なお、こ
こではV.25bisコマンドをサポートしており、イ
ンディケーションコードは英単語を使用するようにして
いるが、数値で返すようにしてもよい。
末の自動通信手順をスクリプトの形でユーザ端末からユ
ーザ側CCUにロードしているが、例えば通信中にエス
ケープシーケンス(例えばER信号オフ)によりV.2
5bisコマンドモードに抜けて、図と同様にSCR命
令により自動通信スクリプトを転送してもよい。
って、実施例装置によるローカル自動通信の手順を説明
する。
モード移行指示“SCR”により、自動通信手順を示す
スクリプトをユーザ側CCUに送信しておく。ユーザ端
末からの発信コマンド“CRN123”がユーザ側CC
Uに受信されると、ユーザ側CCUはユーザ側モデムに
回線接続の指示(LOOP ON、SELECT12
3)をする。ユーザ側モデムはこれによりホスト側に対
して発呼(フックオン、選択信号送信)をする。
スト側CCUに着信通知“INC”する。これに対して
ホスト側CCUはホスト側モデムに「LOOP ON」
を指示し、ホスト側モデムはキャリア送出・検出をし、
ホスト側CCUにCD信号オンを伝える。
ャリア送出・検出し、ユーザ側CCUにCD信号オンを
伝え、ユーザ側CCUはユーザ端末にCD信号オン、D
R信号オンを伝えた後に、スプリクト転送をユーザ端末
に表示するために「SCRPT SND」を送信する。
なお、このユーザ端末にスクリプト転送を示す「SCR
IPT SND (SENDING)」はユーザ端末側
に表示の必要が無い場合はなくてもよい。
端末の自動通信手順を示すスクリプトをホスト側CCU
に送信し、ホスト側CCUでは受信した自動通信手順
を、RAM14中に設けられた自動通信手順記憶部に記
憶していく。全ての自動通信手順が送信し終わると、ユ
ーザ側CCUはユーザ側モデムにLOOP OFFを送
って、ユーザ側モデムは回線を切断する(フックオ
フ)。
切断の通知「CD信号オフ」を受けると、その回線切断
後にホスト端末に対して、着信通知(INC)、キャリ
ア検出通知(CD信号オン)、回線接続通知(DR信号
オン)を行い、その後に、受信したユーザ端末の自動通
信手順に従って、ホスト端末との間でローカル自動通信
を実行する(文字列1、応答1、文字列2、応答2・・
・文字列x、終了応答)。この実行結果はRAM中に設
けられた自動通信実行結果記憶部に記憶される。ホスト
側CCUからホスト端末に対して終了応答がされたら、
ホスト側CCUはホスト端末に「CD OFF」を通知
し、回線切断通知(DR信号オフ)を行う。
端末間でのローカル自動通信が終了したら、ホスト側C
CUは切断されていたユーザ側へ再び回線を接続する。
この回線の接続はユーザ側ではユーザ端末に通知される
が、ホスト側ではローカル自動通信終了時に既にホスト
端末に回線切断通知しているので、再び通知することは
しない。
しておいたローカル自動通信の実行結果を一括して全て
ユーザ側に送信する。ユーザ側CCUはこの実行結果を
受信すると、それをそのままユーザ端末に転送する。
し終えると、ホスト側モデムに対して「LOOP OF
F」を指示して回線を切断する。ユーザ側では回線が切
断されたことをユーザ側CCUが検知すると、ユーザ端
末に対して回線切断通知(DR信号オフまたはCD信号
オフ)をする。
は、ユーザ側から自動通信手順をホスト側に送信するた
めの時間を、実際の自動通信データ(文字列とその応
答)の送受時間とは別にとる必要があり、その時間が無
駄といえる。この問題を解決できる他の実施例としての
ローカル自動通信方法を図11と図12を参照して以下
に説明する。この図11と図12の実施例のシーケンス
では、自動通信時には取敢えず自動通信を開始して、そ
の自動通信中に自動通信手順を全二重回線を介して相手
CCU側に送信し、その後に回線を切断して残りの自動
通信をローカル自動通信で行うようにしている。
の実施例でもV.25bisコマンドをサポートしてい
る。また前述同様に、自動通信手順を通信前にスクリプ
トの形でユーザ端末からユーザ側CCUの制御部にロー
ドしているが、例えば通信中にエスケープシーケンス
(例えばER信号オフ)によりV.25bisコマンド
モードに抜けて、図と同様にSCR命令により自動通信
スクリプトを転送してもよい。
従って、図6の実施例装置によるローカル自動通信の他
の実施例の手順を説明する。
モード移行のコマンド“SCR”により、自動通信手順
を示すスクリプトをユーザ側CCUに送信しておく。ユ
ーザ側からの発信コマンド“CRN123”がユーザ側
CCUに受信されると、ユーザ側CCUはユーザ側モデ
ムに回線接続指示(LOOP ON、SELECT12
3)をする。ユーザ側モデムはこれによりホスト側に対
して発呼(フックオン、選択信号送出)をする。
スト側CCUに着信通知(INC)し、さらにホスト側
CCUはホスト端末に着信通知(INC)。また回線接
続されると、ホスト側CCUはホスト端末に回線接続通
知(CD信号オン、DR信号オン)を行う。
がキャリア送出・検出し、ユーザ側CCUがユーザ端末
に回線接続通知(CD信号オン、DR信号オン)をす
る。
が、この自動通信において、ユーザ側CCUは、ホスト
側から文字列が全二重回線の下り回線を介して送信され
ている間に、その全二重回線の上り回線を介して、RA
Mに記憶したユーザ端末の自動通信手順を示すスクリプ
トをホスト側CCUに送信する(図中の文字列n、n+
2、・・k、スクリプト1、2・・・m)。ホスト側C
CUでは受信した自動通信手順を、RAM中に設けられ
た自動通信手順記憶部に記憶していく。全ての自動通信
手順が送信し終わると、ユーザ番号(DLE+i)を送
信し、その後にユーザ側CCUからユーザ側モデムに回
線の切断指示“LOOP OFF”をし、ユーザ側モデ
ムは回線を切断(フックオン)する。この時、ユーザ端
末には保留RESEAVEDの表示を送る。
ーザ側から受信したユーザ端末の自動通信手順に基づい
て、ホスト端末との間で残りの自動通信をローカル自動
通信によって実行する(応答k、文字列k+1、応答k
+1・・・文字列x、終了応答)。この実行結果はRA
M中に設けられた自動通信実行結果記憶部に記憶され
る。
ル自動通信が終了したら、ホスト側CCUはホスト端末
に回線切断通知(CD信号オフ、DR信号オフ)をした
後に、はユーザ側へ再び回線を接続する。この回線の接
続には、先に受信したユーザ番号(DLE+i)を参照
すれば、目的とするユーザに回線接続できる。ユーザ側
においては、この回線の接続をユーザ端末に通知(着信
通知INC,再接続通知RECONNECT)する。
しておいたローカル自動通信の実行結果を一括して全て
ユーザ側に送信する。ユーザ側CCUはこの実行結果を
受信するとそれをそのままユーザ端末に転送する。
し終えると、ホスト側モデムに対して「LOOP OF
F」を指示して回線を切断する。ユーザ側では回線が切
断されたことをユーザ側CCUが検知すると、ユーザ端
末に対して回線切断通知(DR信号オフまたはCD信号
オフ)をする。
実施例では、通信開始後にユーザ側CCUからホスト側
CCUに自動通信手順を示すスクリプトを送信している
が、この送信も、ホスト側CCUが以前に受信したスク
リプトの記憶を継続して保持しておくことにより、自動
通信手順に変更がない限り、通信を実行する度にこれを
行う必要はない。
スの実施例では、ローカル自動通信の実行結果をユーザ
側に伝送するための発呼は、ホスト側CCUから行って
いるが、ユーザ側から発呼するようにしてもよい。その
場合には、ユーザ側は自動通信の起動を示す最初の発呼
の終了後、ホスト側においてローカル自動通信が終了し
たと思われる時間が経過した時に、任意の時間にホスト
側に発呼接続する。自動通信の起動のための接続か、実
行結果の読み出しのための接続かを示す符号等を接続直
後にユーザ側CCUからホスト側に送信するようにして
もよい。ホスト側CCUではローカル自動通信の実行結
果が読み出される(送信する)までは、それを記憶して
おく。
例のようにホスト側から発呼する場合には、ユーザ側の
電話番号が必要になるが、ISDNあるいはデジタル自
動車・携帯電話などの場合には、発信者番号通知により
ホスト側のCCUは自動的にそれを知ることができる。
一般加入者電話網等の場合には、例えばスクリプト中に
自動通信結果の返送先を示す電話番号等を記述しておく
ようにする。あるいは予めユーザID等のユーザを識別
するコードに対応する電話番号を記憶しておく。
数のユーザ端末にアクセスできるシステムに適用する場
合には、ホスト側において各ユーザを識別して自動通信
手順と自動通信実行結果を記憶・管理する必要がある。
よって、ホスト側において、通信をモニターし、ユーザ
IDにより各ユーザのセションの識別をしてもよい。あ
るいは通信開始時にユーザ側からセション開始符号をホ
スト側に送り、ホスト側がそれに対応してそのセション
にセション番号を付与してユーザ端末に通知し、回線切
断後の通信の再開時にこのセション番号をやり取りする
ことでユーザを識別し、ローカル自動通信の実行結果を
送信するようにしてもよい。
ンスの実施例において、ローカル自動通信の実行結果を
データ圧縮して一括転送するようにしてもよい。例え
ば、データ圧縮率が4倍ならば、回線接続時間は本発明
により短縮された時間の更に4分の1になる。
ンスを行う他の実施例としてのハードウェア構成例が示
される。この実施例装置はアナログ自動車・携帯電話用
の通信制御装置に本発明を適用した場合のもであるが、
モデム部17、18とオーディオアンプ部19、20を
取り除いてSIO(直列入出力)信号を携帯電話側に入
出力することで、デジタル携帯電話用の通信制御装置と
なる。
ARはイヤホン端子、FOOkは応答・発信信号、RI
NGは着信検出信号、SELECTは選択信号、CDは
キャリア検出信号、SDは送信データ、RDは受信デー
タ、ERは端末レディである。端末(DTE)側の信号
のうち、CS(モデム送信可)、RS(送信要求)など
の制御信号は省略してある。これらは必ずしも必要では
ない。
制御をゲート31〜34を用いて一部ハード的に実現し
ているが、本実施例装置では、図13に示すように、網
側からの信号を直列入出力装置11に直結し、端末(D
TE)からの信号も他の直列入出力装置15に直結する
ことにより、全てソフトウェア的に実現している。
実施例装置において、前記のゲート31〜34の部分を
クロスバスイッチに置き換えて、スイッチの制御をCP
U13によりソフトウェア的に実現してもよい。同様
に、図13の実施例装置においてもクロスバスイッチで
実現してもよい。
シーケンスは前記した二つの実施例(図9〜図12)の
場合と同様であるが、図中のLOOPは図13のFOO
Kに対応する。
ば、単にユーザ端末とホスト端末間で自動通信する場合
の時間と比較し、ホスト端末とホスト側通信制御装置間
で自動通信を実行した結果を一括してユーザ端末に送信
する方法に要する時間の方が、ユーザ端末およびホスト
端末間の応答時間とホスト側での処理時間の分だけ短い
ので、回線を占有する時間はその分だけ短くなり、回線
を無駄に占有することがなくなってその使用効率を高め
られると共に、その回線を切断している時間分、回線使
用料金がかからなくなるので経済性に寄与するところが
大きい
網に適用した場合には、回線の占有時間が短くなるぶん
だけ無線周波数の有効利用に寄与するところが大きい。
また、自動通信の実行に伴う回線の切断・接続の回数の
増加は1回だけあるので、ある程度の空白時間ごとに回
線の切断・接続を繰り返すような方法に比べて、網側の
呼処理量の増加は少なくてすむ。
信手順をホスト側の通信制御装置に送信する方法によれ
ば、自動通信手順を送信するための時間が余分に必要な
くなるので、その分だけ更に回線の占有時間が短くな
り、経済性に寄与するところが大きい。
ル自動通信の実行・管理を行う方法によれば、ホストは
複数の端末からのアクセスを同時に受け付けて、複数の
端末からのアクセスに対しても上記の本発明の利点を享
受できる。
ン通信を自動通信で行った時の実測値に基づく実施効果
の一例を示す。例として、 モデムの通信速度 2400bps 総通信時間 61.0秒 空白時間の合計 28.4秒 端末の受信データ 6675バイト 従って、実質的な通信速度は、 6675/61.0=109.4バイト/秒 とする。次の表1にこの時の空白時間(無データ状態の
時の時間)とその度数を示す。
図14と表1より、1秒以下、特に0.2秒ないし0.
3秒程度の短い空白時間が発生する回数が多いことがわ
かる。
分だけ自動通信実行結果の伝送のための回線占有時間は
短くなるから、本発明を適用した場合の実質的な通信速
度は、6675/(61.0−28.4)=204.8
バイト/秒となる。但し、自動通信手順を送信するため
の時間と回線の切断・再接続のためのオーバヘッドを除
くものとする。
/秒(スタートビット1、ストップビット1、調歩同期
を仮定)まで改善できる可能性がある。
して、実質通信速度は約2倍に改善し、回線使用時間と
それに伴う通信費用は約1/2に削減できる。
話に適用した場合の月当たりの通信量に対する通信費用
の比較を図15に示す。通常、月あたりの通信量は1〜
2Mバイト程度である。比較のためパケット交換網であ
るテレターミナルを使用した場合も合わせて示す。但
し、VANのアクセス料は除くものとする。自動車携帯
電話の基本量は16000円/月、使用料は10円/7
秒、テレターミナルの基本量は2400円、使用料は
1.2円/32バイト(128kバイト/月以上は15
%割引)とした。これより、本発明を適用すると、ほぼ
理論限界まで通信費が削減できることがわかる。
ケンス)である。
ータの流れ)である。
シーケンス)である。
シーケンス)である。
理する装置構成)である。
用)である。
明する図である。
を説明する図である。
法のシーケンス(1/2)である。
方法のシーケンス(2/2)である。
信方法のシーケンス(1/2)である。
信方法のシーケンス(2/2)である。
ログ自動車・携帯電話用)である。
である。
である。
Claims (8)
- 【請求項1】 端末に接続された通信制御装置に該端末
の自動通信手順を予め入力記憶しておき、該端末と通信
網を介して対向する相手端末との間で自動通信を実行す
る時には、該自動通信手順を、該端末側の通信制御装置
から通信網を介して該対向する相手側通信制御装置に送
信し終えた後に、通信網の回線を切断し、該相手側通信
制御装置と該相手端末との間で自動通信を実行し、その
自動通信の終了後に再び回線を接続して、その実行結果
を一括して該対向する元の端末側の通信制御装置へ送信
し、その通信制御装置から該端末に転送することを特徴
とするローカル自動通信方法。 - 【請求項2】 端末に接続された通信制御装置に該端末
の自動通信手順を予め入力記憶しておき、該端末と通信
網を介して対向する相手端末との間で自動通信を実行す
る時には、通信開始時にまず該端末と該相手端末との間
で全二重回線を通して自動通信を行って、該相手端末か
らのデータ受信中に該端末側の通信制御装置から自動通
信手順を該対向する相手端末側の通信制御装置に送信
し、該自動通信手順を送信し終えた後に、通信網の回線
を切断し、該相手側の通信制御装置と該相手端末との間
で残りの自動通信を実行し、その自動通信の終了後に再
び回線を接続して、その実行結果を一括して、該元の端
末側の通信制御装置へ送信し、その通信制御装置から該
端末に転送することを特徴とするローカル自動通信方
法。 - 【請求項3】 該相手端末の通信制御装置は、通信網を
介して対向する複数の端末を識別する識別手段を有し、
それぞれの端末毎に請求項1または2のローカル自動通
信を実行・管理することを特徴とするローカル自動通信
方法。 - 【請求項4】 請求項1記載のローカル通信方法を行う
ユーザ側の通信制御装置であって、 装置全体の制御を行う制御部(1)と、 通信網側の回線の切断・接続の処理を行う網制御部
(2)と、 自動通信手順を記憶する自動通信手順記憶部(3)と、 自動通信実行結果を記憶する自動通信実行結果記憶部
(4)とを備え、 該制御部は、自端末が通信網を介して相手端末と自動通
信を行うにあたり、通信前に該自端末から自動通信手順
の転送を受けて該自動通信手順記憶部に記憶し、回線接
続中に該自動通信手順記憶部から該自動通信手順を読み
出して相手側に送信した後に網側の回線を該網制御部に
より切断し、相手側から自動通信の実行結果を受信した
らそれを自端末に転送する制御を行うことを特徴とする
通信制御装置。 - 【請求項5】 請求項1記載のローカル通信方法を行う
ホスト側の通信制御装置であって、 装置全体の制御を行う制御部(1)と、 通信網側の回線の切断・接続の処理を行う網制御部
(2)と、 自動通信手順を記憶する自動通信手順記憶部(3)と、 自動通信実行結果を記憶する自動通信実行結果記憶部
(4)とを備え、 該制御部は、自端末が通信網を介して相手端末と自動通
信を行うにあたり、通信網を介して相手側から受信した
自動通信手順を自動通信手順記憶部に記憶し、該自動通
信手順の受信後に該網制御部により通信網側の回線を切
断し、該切断の後に該自動通信手順記憶部に記憶された
自動通信手順に従って自端末との間で自動通信を実行し
てその実行結果を該自動通信実行結果記憶部に記憶し、
該自動通信が終了した後に、該網制御部により該切断し
た回線を再び接続して該自動通信結果記憶部の自動通信
の実行結果を一括して相手側に送信する制御を行うこと
を特徴とする通信制御装置。 - 【請求項6】 請求項2記載のローカル通信方法を行う
ユーザ側の通信制御装置であって、 装置全体の制御を行う制御部(1)と、 通信網側の回線の切断・接続の処理を行う網制御部
(2)と、 自動通信手順を記憶する自動通信手順記憶部(3)と、 自動通信実行結果を記憶する自動通信実行結果記憶部
(4)とを備え、 該制御部は、自端末が通信網を介して相手端末と自動通
信を行うにあたり、通信前に該自端末から自動通信手順
の転送を受けて該自動通信手順記憶部に記憶し、通信開
始時にまず該端末と該相手端末との間で全二重回線を通
して自動通信を行って、該相手端末からのデータ受信中
に該自動通信手順を該相手端末側に送信し、該自動通信
手順を送信し終えた後に、通信網の回線を該網制御部に
より切断し、相手側から自動通信の実行結果を受信した
らそれを自端末に転送する制御を行うことを特徴とする
通信制御装置。 - 【請求項7】 請求項2記載のローカル通信方法を行う
ホスト側の通信制御装置であって、 装置全体の制御を行う制御部(1)と、 通信網側の回線の切断・接続の処理を行う網制御部
(2)と、 自動通信手順を記憶する自動通信手順記憶部(3)と、 自動通信実行結果を記憶する自動通信実行結果記憶部
(4)とを備え、 該制御部は、自端末が通信網を介して相手端末と自動通
信を行うにあたり、通信開始時にまず全二重回線を通し
て自動通信を行って自端末からのデータ送信中に相手端
末側から自動通信手順を受信して自動通信手順記憶部に
記憶し、該自動通信手順の受信後に該網制御部により通
信網側の回線を切断し、該切断の後に該自動通信手順記
憶部に記憶された自動通信手順に従って自端末との間で
残りの自動通信を実行してその実行結果を該自動通信実
行結果記憶部に記憶し、該自動通信が終了した後に、該
網制御部により該切断した回線を再び接続して該自動通
信結果記憶部の自動通信の実行結果を一括して相手側に
送信する制御を行うことを特徴とする通信制御装置。 - 【請求項8】 複数の相手端末を識別する識別手段を更
に有し、該制御部は複数の相手端末から同時または順次
にアクセスを受けた時、該識別手段により相手端末を識
別して相手端末毎に該自動通信手順記憶部に自動通信手
順を、また該自動通信実行結果記憶部に自動通信の実行
結果をそれぞれ記憶して、それぞれの端末毎にローカル
自動通信を実行・管理することを特徴とする請求項5ま
たは7記載の通信制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28562393A JP3579073B2 (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | ローカル自動通信方法とその通信制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28562393A JP3579073B2 (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | ローカル自動通信方法とその通信制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07123175A true JPH07123175A (ja) | 1995-05-12 |
JP3579073B2 JP3579073B2 (ja) | 2004-10-20 |
Family
ID=17693932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28562393A Expired - Fee Related JP3579073B2 (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | ローカル自動通信方法とその通信制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3579073B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0927805A (ja) * | 1995-07-11 | 1997-01-28 | Wakomu Eng:Kk | データ通信方法及びその装置 |
JP2012191542A (ja) * | 2011-03-14 | 2012-10-04 | Toshiba Corp | 通信システム、クライアント通信中継プログラム、サーバ通信中継プログラム |
-
1993
- 1993-10-21 JP JP28562393A patent/JP3579073B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0927805A (ja) * | 1995-07-11 | 1997-01-28 | Wakomu Eng:Kk | データ通信方法及びその装置 |
JP2012191542A (ja) * | 2011-03-14 | 2012-10-04 | Toshiba Corp | 通信システム、クライアント通信中継プログラム、サーバ通信中継プログラム |
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JP3579073B2 (ja) | 2004-10-20 |
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