JPH0712299B2 - アセプテイツク・スクリユーコンベアおよび同コンベアを利用した固液混合物の定量充▲填▼方法 - Google Patents
アセプテイツク・スクリユーコンベアおよび同コンベアを利用した固液混合物の定量充▲填▼方法Info
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- JPH0712299B2 JPH0712299B2 JP26790189A JP26790189A JPH0712299B2 JP H0712299 B2 JPH0712299 B2 JP H0712299B2 JP 26790189 A JP26790189 A JP 26790189A JP 26790189 A JP26790189 A JP 26790189A JP H0712299 B2 JPH0712299 B2 JP H0712299B2
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- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Description
なすアセプテイツク・スクリユーコンベアおよび同コン
ベアを利用した滅菌条件下での固液混合物の定量充填方
法に関し、主に含固形物食品の充填に利用するものであ
る。
器内殺菌は食品を充填・密閉したオートクレーブで加熱
することによつて行われるものである。
内殺菌方法で処理されており、容器外殺菌と無菌充填の
組み合せでは次ののような理由から行われない。
る方法が一般に使用されるが固形物を含む食品、特に固
形物が大型で、しかも液の部分の粘度が比較的低く、固
液の比重差が大きい食品を処理する場合には殺菌・充填
装置の配管内で固形物が沈積するために充填容器間の固
形含量のばらつきが大きく、商品としては不適当なもの
となる。
つて運転が不可能になる恐れがある。
含固形物食品は容器内殺菌で処理されている。
殺菌には、殺菌のための温度や時間の条件が包装の中心
付近の、最も熱伝達の遅い部分の温度を基準として設定
される必要があるので包装の壁面付近の食品は長時間に
わたつてきわめて高い温度にさらされることになり、熱
感受性の高い、例えばホワイトソースのような食品では
褐変や風味の劣化のような好ましくない影響が現れる欠
陥がある。
ない方法で処理がおこなわれている。
要求速度で無菌のまま固形物を搬送すること、固形物の
損壊を著しく少なくすること、固形物と液の部分を別々
に容器に計量・充填すること、充填量の正確性を向上さ
せること、大型固形物を含んだ食品の無菌充填をも可能
とすることができる新規のアクセテイツク・スクリユー
コンベアおよび同コンベアを利用した固液混合物の定量
充填方法を提供することを目的とするものである。
リユーコンベアおよび同コンベアを利用した固液混合物
の定量充填方法は、 フレキシブル軸に羽根を螺旋状に巻き着けたフレキシブ
ル螺旋体を上下両端部が水平向きで中間が傾斜向きであ
る密閉構造の筒体に回転自在に内蔵し、筒体の一端の外
にフレキシブル軸の一端を軸封部分でシールして貫出さ
せ、この貫出端に螺旋体全体を汲み上げる方向に回転さ
せるモータを連結すると共に筒体の下端部の上面に固液
混入物落し孔を、同じく下端部の下面に液体分落し孔
を、同じく上端部の下面に固体分落し孔を夫々開設し、
また筒体の壁面に同筒体内滅菌用の水蒸気送込孔および
同筒体内微陽圧保持用の除菌空気送入孔を設けたアスプ
テイツク・スクリユーコンベアを用い、このアセプテイ
ツク・スクリユーコンベアにおける固液混入物落し孔に
ホツパーを、液体分落し孔に液体搬送ポンプを、固体分
落し孔に固形物計量タンクを、水蒸気送入孔に水蒸気加
圧供給装置を、空気送入孔に除菌空気供給装置を夫々細
菌の侵入防止構造で連結したのち、水蒸気加圧供給装置
および除菌空気供給装置から水蒸気および除菌空気を送
入し、この送入状態においてホツパーから固液混入物を
供給して当該固液混入物をアセプテイツク・スクリユー
コンベアの下端部で流下により液体分と固体分とに分
け、固体分は螺旋体の回転で固体分落し孔まで搬送して
同孔から固形物計量タンク内に落し、この計量タンクで
計量して定量の固体分を容器にクリーン・ルーム内等無
菌の雰囲気内で移し、また液体分は液体落し孔を介し液
体搬送ポンプで前記の固体分入り容器にクリーン・ルー
ム内等無菌の雰囲気内で注ぎ入れ、これ等固体分、液体
分の入つた同容器をクリーン・ルーム内等無菌の雰囲気
内でなすロードセル等検量手段で検量するようにしたも
のである。
る等の手段で構成されたフレキシブル軸(1)に耐熱ゴ
ムもしくはプラスチツク等軟質弾性材製の羽根(2)を
螺旋状に巻き着けたフレキシブル螺旋体(3)を上下両
端部(4)(4)′が水平向きで中間部分が傾斜向きで
ある密閉構造の筒体(5)に回転自在として内蔵し、筒
体(5)の上端の外にフレキシブル軸(1)の上端を二
重シールの軸封部分(6)でシールして貫出させ、この
貫出端(7)に螺旋体(3)全体を汲み上げ方向に回転
させるモータ(図示せず)を連結すると共に筒体(5)
の下端部(4)′の上面に固液混入物落し孔(9)を、
同じく下端部(4)′の下面に液体分落し孔(11)を、
同じく上端部(4)の下面に固体分落し孔(12)を夫々
開設し、また筒体(5)の壁面に同筒体(5)内滅菌用
の水蒸気送入孔(13)および同筒体内微陽圧保持用の除
菌空気送入孔(14)を設けることでアセプテイツク・ス
クリユーコンベア(15)を構成する。
体分落し孔(11)に開閉弁(10)およぶ液体搬送ポンプ
(図示せず)を、固体分落し孔(12)にロードセル(1
7)付き固形物計量タンク(18)を、水蒸気送入孔(1
3)に水蒸気加圧供給装置(図示せず)を、空気送入孔
(14)に除菌空気供給装置(図示せず)を夫々細菌の侵
入防止構造で連結する。
ら水蒸気および除菌空気を送入し、この送入状態におい
てホツパー(8)から固液混入物(19)を供給して当該
固液混入物(19)をアスプテイツク・スクリユーコンベ
ア(15)の下端部で流下により液体(20)分と固体(2
1)分とに分け、固体(21)分は螺旋体(3)の回転で
固体分落し孔(12)まで搬送して同孔(12)から固形物
計量タンク(18)内に落し、この計量タンク(18)で計
量して定量の固体(21)分を容器(22)にクリーンルー
ム内で移し、また液体(20)分は液体落し孔(11)を介
し液体搬送ポンプで前記固体分入り容器(22)にクリー
ン・ルーム(23)内で注ぎ入れ、これ等固体(21)分、
液体(20)分の入つた同容器(22)をクリーン・ルーム
内でなすロードセル(24)で検量し、この検量後に蓋
(25)をクリーン・ルーム(23)内で行うようにしたも
のである。
(28)は固形物計量タンク(18)がもつシヤツター、
(29)は開閉弁(10)がもつ弁ロツドを示す。
直線的に示しているが同部分は長く且つカーブしてい
る。
液体分落し孔(11)部分内および固体分落し孔(12)部
分内を微陽圧に保持する程度の量で送入するようにされ
ている。
体分落し孔(11)部分内および固体分落し孔(12)部分
内で冷却されて液化したり、外に漏れ出たり等した分を
補充するようにされており、これにより筒体(5)内が
加圧状態を保持するようにされている。
あり、Cは充填機部分であり、Dは固形物充填部分であ
り、Eは液体充填部分である。
の固体分は螺旋体(3)で斜め上方に搬送され、一方で
液体分は羽根(2)と筒体(5)の壁との隙間を流れ落
ちて分離される。
装置側に別々に搬送し、固体分を容器(22)に計量充填
し、その後に液体分を同容器(22)に計量充填する。
シブル軸に羽根を螺旋状に巻き着けたフレキシブル螺旋
体を上下両端部が水平向きで中間が傾斜向きである密閉
構造の筒体に回転自在に内蔵し、筒体の一端の外にフレ
キシブル軸の一端を軸封部分でシールして貫出させ、こ
の貫出端に螺旋体全体を汲み上げる方向に回転させるモ
ータを連結すると共に筒体の下端部の上面に固液混入物
落し孔を、同じく下端部の下面に液体分落し孔を、同じ
く上端部の下面に固体分落し孔を夫々開設し、また筒体
の壁面に同筒体内滅菌用の水蒸気送入孔および同筒体内
微陽圧保持用の除菌空気送入孔を設けたことを特徴とす
るので、無菌状態のままで固液分離とカーブして離れた
場所等への固液別々搬送とを確実に且つ固形物の少ない
損壊状態でなすことを可能とするものであり、またこの
アセプテイツク・スクリユーコンベアは固液混合物食品
の容器への定量充填の実施に用いて極めて好適なもので
あり、更に本発明前記アセプテイツク・スクリユーコン
ベアを利用した固液混合物の定量充填方法は、前記アセ
プテイツク・スクリユーコンベアにおける固液混入物落
し孔にホツパーを、液体分落し孔に液体搬送ポンプを、
固体分落し孔に固形物計量タンクを、水蒸気送入孔に水
蒸気加圧供給装置を、空気送入孔に除菌空気供給装置を
夫々細菌の侵入防止構造で連結したのち、水蒸気加圧供
給装置および除菌空気供給装置から水蒸気および除菌空
気を送入し、この送入状態においてホツパーから固液混
入物を供給して当該固液混入物をアセプテイツク・スク
リユーコンベアの下端部で流下により液体分と固体分と
に分け、固体分は螺旋体の回転で固体分落し孔まで搬送
して同孔から固形物計量タンク内に落し、この計量タン
クで計量して定量の固体分を容器にクリーン・ルーム内
等無菌の雰囲気内で移し、また液体分は液体落し孔を介
し液体搬送ポンプで前記の固体分入り容器にクリーン・
ルーム内等無菌の雰囲気内で注ぎ入れ、これ等固体分、
液体分の入つた同容器をクリーン・ルーム内等無菌の雰
囲気内でなすロードセル等検量手段で検量することを特
徴とするので、定量の固形物と定量の液体を別々に容器
に計量・充填するのに有利であると共に固液の割合が一
定である充填ができるので充填量の正確性の向上にも多
大に貢献するものであり、また固形物を螺旋体で別送す
る構造であるので大型固形物を含んだ食品の無菌充填を
可能とする等の実用的効果を奏するものである。
…螺旋体、(4)(4)′……上・下端部、(5)……
筒体、(6)……軸封部分、(7)……貫出端、(8)
……ホツパー、(9)……固液混入物落し孔、(10)…
…開閉弁、(11)……流体分落し孔、(12)……固体分
落し孔、(13)……水蒸気送入孔、(14)……除菌空気
送入孔、(15)……コンベア、(17)……ロードセル、
(18)……固形物計量タンク、(19)……固液混入物、
(20)……液体、(21)……固体、(22)……容器、
(23)……クリーン・ルーム、(24)……ロードセル、
(27)(28)……シヤツター、(29)……弁ロツド。
Claims (2)
- 【請求項1】フレキシブル軸に羽根を螺旋状に巻き着け
たフレキシブル螺旋体を上下両端部が水平向きで中間が
傾斜向きである密閉構造の筒体に回転自在に内蔵し、筒
体の一端の外にフレキシブル軸の一端を軸封部分でシー
ルして貫出させ、この貫出端に螺旋体全体を汲み上げる
方向に回転させるモータを連結すると共に筒体の下端部
の上面に固液混入物落し孔を、同じく下端部の下面に液
体分落し孔を、同じく上端部の下面に固体分落し孔を夫
々開設し、また筒体の壁面に同筒体内滅菌用の水蒸気送
込孔および同筒体内微陽圧保持用の除菌空気送入孔を設
けたことを特徴とするアセプテイツク・スクリユーコン
ベア。 - 【請求項2】請求項1記載のアセプテイツク・スクリユ
ーコンベアを用いるものであつて、固液混入物落し孔に
ホツパーを、液体分落し孔に液体搬送ポンプを、固体分
落し孔に固形物計量タンクを、水蒸気送入孔に水蒸気加
圧供給装置を、空気送入孔に除菌空気供給装置を夫々細
菌の侵入防止構造で連結したのち、水蒸気加圧供給装置
および除菌空気供給装置から水蒸気および除菌空気を送
入し、この送入状態においてホツパーから固液混入物を
供給して当該固液混入物をアセプテイツク・スクリユー
コンベアの下端部で流下により液体分と固体分とに分
け、固体分は螺旋体の回転で固体分落し孔まで搬送して
同孔から固形物計量タンク内に落し、この計量タンクで
計量して定量の固体分を容器にクリーン・ルーム内等無
菌の雰囲気内で移し、また液体分は液体落し孔を介し液
体搬送ポンプで前記の固体分入り容器にクリーン・ルー
ム内等無菌の雰囲気内で注ぎ入れ、これ等固体分、液体
分の入つた同容器をクリーン・ルーム内等無菌の雰囲気
内でなすロードセル等検量手段で検量することを特徴と
するアセプテイツク・スクリユーコンベアを利用した固
液混合物の定量充填方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26790189A JPH0712299B2 (ja) | 1989-10-14 | 1989-10-14 | アセプテイツク・スクリユーコンベアおよび同コンベアを利用した固液混合物の定量充▲填▼方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26790189A JPH0712299B2 (ja) | 1989-10-14 | 1989-10-14 | アセプテイツク・スクリユーコンベアおよび同コンベアを利用した固液混合物の定量充▲填▼方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03128809A JPH03128809A (ja) | 1991-05-31 |
JPH0712299B2 true JPH0712299B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=17451196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26790189A Expired - Lifetime JPH0712299B2 (ja) | 1989-10-14 | 1989-10-14 | アセプテイツク・スクリユーコンベアおよび同コンベアを利用した固液混合物の定量充▲填▼方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0712299B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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---|---|---|---|---|
JP4811576B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2011-11-09 | 味の素株式会社 | 水分電解質補給飲料 |
CN102874561A (zh) * | 2012-10-26 | 2013-01-16 | 江苏通用环保集团有限公司 | 水平段与提升段一体式螺旋输送机 |
CN107336885B (zh) * | 2017-07-03 | 2020-04-24 | 香格里拉市康美乳业开发有限责任公司 | 一种干酪素螺旋沉降式加工生产线 |
CN114854561A (zh) * | 2022-03-28 | 2022-08-05 | 施可丰化工股份有限公司 | 一种蔬菜疫病生防菌固体母种培养线 |
-
1989
- 1989-10-14 JP JP26790189A patent/JPH0712299B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03128809A (ja) | 1991-05-31 |
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