JPH07122969B2 - 情報記憶媒体 - Google Patents

情報記憶媒体

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JPH07122969B2
JPH07122969B2 JP61263353A JP26335386A JPH07122969B2 JP H07122969 B2 JPH07122969 B2 JP H07122969B2 JP 61263353 A JP61263353 A JP 61263353A JP 26335386 A JP26335386 A JP 26335386A JP H07122969 B2 JPH07122969 B2 JP H07122969B2
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    • G11B7/24018Laminated discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば光ディスク等の情報記憶媒体を駆動
して、その回転途中においてレーザ光等を用いて情報の
記録,再生,あるいは消去等の情報処理を行なう情報処
理装置に使用される情報記憶媒体の改良に関する。
(従来の技術) 近年、光ディスクを記憶媒体とする情報処理装置は、従
来多用されている磁気的な情報処理装置等に比べ、情報
収容量を大幅に増大することができ、また、ノイズが少
なく極めて良好かつ安定した情報の再生状態が得られる
とともに、外部の影響を受け難く記憶状態が極めて安定
しており、しかも非接触状態での情報処理が行えて記憶
媒体および情報処理ヘッドの損傷等の悪影響が無い等の
特長を有するところから多用されつつある。
また、この多用化傾向に伴い、最近では、この種情報処
理装置、例えば情報記録/再生装置にあっては、極力薄
型化,軽量化,低コスト化を図ることが要望されてい
る。
一方、従来の装置では、第4図および第5図に示すよう
に、情報記憶媒体(光ディスク)aをターンテーブルb
に固定する場合には、情報記憶媒体(光ディスク)aを
クランパcを介してターンテーブルb側に押え付ける構
成となっている。
第4図に示すものは、ばね等の付勢体dを備えた支持手
段eを介してクランパcに押付け力を付与する構成であ
り、また、第5図に示すものはクランパcに磁石fを取
付け、磁性材料からなるターンテーブルbとの間に生じ
る磁気的な吸引力によりクランパcに押付け力を付与す
る構成となっている。
しかしながら、このような従来装置にあっては、いずれ
もクランパcを必要とするだけでなく、クランパcを移
動させるに必要な移動空間を形成しなければならず、ま
た、クランパcを接離させる機構等が必要となる。この
ため、この部分の構成が複雑、かつ大型となり、薄型
化,軽量化,低コスト化への大きな障害となるばかりで
なく、組立,保守等が面倒であるなどの問題があった。
さらに、前者(第4図)のものは、ターンテーブルbが
常に力を受けた状態となるため、ターンテーブルbおよ
びこれと一体的な回転軸gを強固にしなければならず、
また、後者(第5図)のものは情報記憶媒体aの厚さに
より挟持力がばらつくし、基板hを2枚貼り合せたよう
な比較的厚い情報記憶媒体aであった場合には確実に挟
持できない場合が生じるといった問題がある。
また、従来は、情報記憶媒体aの内径部i、すなわち、
合成樹脂性の基板hの内径部を直接ターンテーブルb側
に形成された位置決め部jに嵌合させて位置決めさせる
構成となっている。したがって、長い間に摩耗によって
情報記憶媒体aの内径部iの径が変化することがあり、
基板hに1.6μmのピッチでスパイラル状に形成された
プリグルーブ(図示しない)の中心と回転中心との偏心
が大きくなって、情報の記録/再生に悪影響を与えるい
った重大な問題がある。
そこで、近時、この問題点を解決すべく薄型化,軽量
化,低コスト化等の障害となるクランパを使用すること
なく装着可能なものとして、第6図に示すようなものが
考えられている。これは、基板hに中心孔mを有した金
属板nを接着剤により貼付けた情報記憶媒体aを用い、
この情報記憶媒体aをターンテーブルbに埋設された磁
石fによりターンテーブルb側に磁気的に吸引する構成
となっている。
しかしながら、このものは熱膨張係数の異なる基板hと
金属板nとを直接接着剤により貼付けた構成となってい
るため、外部の温度変化等により熱の影響を受けた場
合、これらの熱膨張係数の違いにより基板hの内径部の
近辺に力が加えられ基板hにわずかの歪みが生じる。こ
の基板hの歪みは、基板hの光学特性(特に複屈折率)
に影響を与え、特に情報の記録/再生に大きな悪影響を
及ぼすといった問題がある。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のごとく、薄型化,軽量化,低コスト化等の障害と
なるクランパを使用することなく、また、情報記憶媒体
の厚さに関係なく装着可能等の特長を有する第6図に示
す構成のものにおいても、熱膨張係数の異なる基板hと
金属板nとを直接接着剤により貼付けた構成となってい
るため、外部の温度変化等により熱の影響を受けた場
合、これらの熱膨張係数の違いにより基板hにわずかの
歪みが生じ、基板hの光学特性(特に複屈折率)に影響
を与え、特に情報の記録/再生に大きな悪影響を及ぼす
といった問題がある。
本発明は上記事情に基きなされたもので、その目的とす
るところは、コスト化等の障害となるクランパを使用す
ることなく容易かつ確実に装着可能であり、しかも、簡
単な構成でありながら熱影響による基板の歪みの発生を
防止でき、安定した情報処理が可能な情報記憶媒体を提
供しようとするものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するために、回転するターン
テーブル上に磁気吸着部材により磁気的に吸着される情
報記憶媒体において、基板及びこの基板に支持され情報
を記憶する記録層を有する本体と、この本体の中心孔に
係合して設けられ、前記ターンテーブルの前記磁気吸着
部材に情報記憶媒体を保持する被吸着部材とを具備し、
かつ前記被吸着部材は、前記本体を前記ターンテーブル
上に芯出しする第1部材と、前記ターンテーブルの前記
磁気吸着部材に磁気的に吸着される第2部材とを有し、
前記第1部材は、前記基板に固定され、少なくとも一個
の突起部材を含み、かつ前記基板と同程度の熱膨脹係数
を有し、前記第2部材は、前記第1部材の突起部が挿入
される少なくとも一個の挿入孔を有し、さらに、前記少
なくとも一個の突起部材は、前記第1部材に設けられた
支持部及びこの支持部に支持された抜止部を有し、前記
支持部の径が、前記少なくとも一個の挿入孔の径よりも
小さく、かつ前記抜止部の径が、前記少なくとも一個の
挿入孔の径よりも大きく形成されて、前記支持部が前記
少なくとも一個の挿入孔に移動可能に係合する構成とし
たものである。
(作用) すなわち、本発明は上記の構成とすることによって、情
報記憶媒体がターンテーブルに磁気的に吸引装着が可能
となるから、これにより従来必要としていた装置の薄型
化,軽量化,低コスト化等の障害となるクランパを不要
とした状態で装着することが可能となる。また、基板の
中心部に取付けられる被吸引部材が、磁性部材取付用の
被係合部および中心部に回転中心となる中心孔を有する
とともに上記基板の内径部と嵌合する芯出し部材と、こ
の芯出し部材の前記磁性部材取付用の被係合部に係合部
を係合させることにより取付けられた磁性部材とから構
成したから、簡単な構成でありながら基板と磁性部材の
熱膨張係数の違いによる基板の歪みを防止でき、安定し
た情報処理が可能となる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図ないし第3図を参照し
て説明する。
第1図および第2図中、1はカートリッジ2内に収容さ
れた情報記憶媒体(以下、ディスクと称す)であり、こ
のディスク1は情報処理装置の本体(図示しない)に形
成された媒体挿脱口にカートリッジ2ごと挿入されるよ
うになっている。
カートリッジ2ごと挿入されたディスク1は、媒体取込
/装着機構(図示しない)により自動的に所定位置かつ
水平状態に取込まれ、このとき上記カートリッジ2がデ
ィスク1の一部を露出するように回転中心部を開いた状
態となる。そして、この後、カートリッジ2が面方向に
変位してディスク1が媒体駆動手段3のターンテーブル
4に自動的に装着されるようになっている。
上記ディスク1は、情報記録層5を有する2枚の基板6,
6を上記情報記録層5,5が内側になるように内側スペーサ
7および外側スペーサ(図示しない)を挟んで接着する
とともに、その内径部の両面に磁気的に吸引される被吸
着部材8,8を取付けた構成となっている。
上記基板6,6は、射出成形された透明なプラスチック板
からなり、上記内側スペーサ7および外側スペーサと紫
外線硬化型の接着剤を介して接着されている。
また、上記被吸着部材8は、第3図にも示すように、第
1部材としての芯出し部材20と、この芯出し部材20に取
付けられた第2部材としての磁性部材21とを具備した構
成となっている。
上記芯出し部材20は、合成樹脂材料より円板状に形成さ
れ、中心部に媒体駆動手段3の回転軸9の芯出し部9aと
嵌合する中心孔10を有するとともに下面側には基板6の
内径部6aにその外径部を嵌合させる凸部20aを有した形
状となっている。
そして、凸部20aの外径部を基板6の内径部6aに嵌合さ
せることにより基板6に対して位置決めを行い、この状
態で上記基板6,6に対して基板6,6に悪影響を与えない接
着剤たとえばエポキシ系接着剤で接着するようになって
いる。
なお、上記基板6は、加工時間を短縮させるべく中心孔
である内径部6aを同時にあけるようになっており、第3
図に示すように基板6の内径部には段差部6bが生じる。
これは成形加工時にポンチによりゲート部の樹脂が切断
される際にむしり取られることにより生じるもので、段
差部6bは基板6の外側面と反対側の面に内径が小さくな
るように突出している。
この段差部6bは僅かな量であるが面が滑らかでなく精度
が悪い。
このように、基板6の内径部は、基板6の外側面の方が
精度が良いために、第3図に示すように芯出し部材20の
凸部20aの高さ寸法h1を基板6の厚さh2よりも小さく設
定して、精度の良い部分のみに芯出し部材20の凸部20a
を嵌合させ、偏心の少ない良好な位置精度を保つように
なっている。
上記基板6の内径部6aは基板6に形成された記録再生用
のプリグループ(図示しない)と同軸状態に精度よく成
形加工されているとともに、芯出し部材20の凸部20aの
外径部と芯出し部材20の中心孔10は同軸に精度よく加工
されており、これにより、上記プリグループの中心と回
転軸9の回転軸心とを一致させることができる。そし
て、偏心することにより生じる記録再生の精度の低下、
およびアクセス時間の増大といった問題を防止できるよ
うになっている。
また、磁性部材21は、金属板から中央部に透孔21aを有
した円板状に成形されており、芯出し部材20の上面にこ
れより若干大きめに形成された環状凹所20b内に嵌め込
んだ状態、かつ後述する突起部材からなる取付手段22を
介して基板6の面と垂直な方向への動きが拘束され、基
板6の面と平行な方向にはわずかに移動できるように取
付けられている。
上記取付け手段22は、第3図に示すように芯出し部材20
に同一中心円状に等間隔で位置するように形成された複
数の磁性部材取付用の被係合部23…と、これら被係合部
23…に係合すべく磁性部材21に被係合部23…と同一位置
関係になるように形成された係合部24…とからなってい
る。
上記被係合部23は、弾性変形可能な抜止部23aおよび支
持部23bを有した突起部材で構成され、また、係合部24
は、上記支持部23bの径H2よも大きく、抜止部23aの径H0
よりも小さい径H1の挿入孔としての透孔24aを凹陥部24b
の中央部に有した構成となっている。
一方、係合部24の凹陥部24bの深さH3は上記被係合部23
の高さ寸法H4より深く形成され、抜止部23aが磁性部材2
1の表面より突出しないようになっている。
しかして、取付けに当たっては、磁性部材21に形成され
た係合部24…の透孔24a…を芯出し部材20の被係合部23
…の抜止部23a…に対向させ、ついで、磁性部材21が芯
出し部材20の環状凹所20aの内底面に接触するまで押し
込む。この時、上記抜止部23aが弾性変形して磁性部材2
1の透孔24aが通過し支持部23bに嵌合した状態となる。
このようにして取付けられた磁性部材21は、その凹陥部
24bが芯出し部材20の抜止部23aと環状凹所20aの底面間
に挟まれて基板6の面と垂直な方向の動きが拘束され、
基板6の面と平行な方向には透孔24aと支持部23bとの間
に形成される隙間分だけわずかに移動できるようになっ
ている。
また、上記媒体駆動手段3は、前記回転軸9としてのモ
ータ軸を有したアウターロータ型のブラシレスDCモータ
11と、このモータ11の回転軸9に取付けられたターンテ
ーブル4を有した構成となっている。
上記ターンテーブル4は非磁性の金属材料から形成され
ており、その上面側には凹部4aが形成されている。そし
て、この凹部4a内には上記情報記憶媒体1の被吸着部材
8を磁気的に吸引する磁気吸着部材としての磁石12およ
びヨーク13からなる磁気形成部材14が収容されている。
これはディスク1をターンテーブル4に装着するための
力を充分に発揮させることと外部への磁気のもれを防ぐ
ためである。
また、上記被吸着部材8は、その外径D1がターンテーブ
ル4の上面に磁気形成部材14を収容すべく形成された上
記凹部4aの内径D2よりも小さく形成されており、第2図
に示すように被吸着部材8の中心孔10を回転軸9の位置
決め部9aに嵌合させた状態でディスク1を装着したとき
この被吸着部材8は上記凹部4a内に収納されるようにな
っている。そして、ディスク1の情報記録層5を有した
基板6がターンテーブル4の外側の環状のテーブル面4b
に直接接触するようになっている。
そして、ディスク1の情報記録層5を有した基板6をタ
ーンテーブル4に確実に押付け、基板6の面に垂直な方
向の振れを極力小さくするようになっており、これによ
り安定した情報の記録再生が行い得る構成となってい
る。
もしも、被吸着部材8とターンテーブル4のテーブル面
4bとが接触する構成であった場合は、被吸着部材8の面
と基板6の面の平行性を非常に精度良くしておかないと
ディスク1の振れが大きくなるため、被吸着部材8の肉
厚と接着剤の厚みとを均一にしなければならず、極めて
困難な作業となる。
一方、媒体駆動手段3の回転軸9の芯出し部9aの長さ
は、ターンテーブル4側の被吸着部材8の中心孔10とだ
け嵌合する長さに制限されており、2個の被吸着部材8,
8の中心孔10,10の同軸性をそれほど問題としない構成と
なっている。
なお、2枚の基板6,6の内径部および2個の被吸着部材
8,8の中心孔10,10を同軸にすることはかなり困難な作業
となるとともに、芯出し部9aの長さが必要以上に長い
と、ターンテーブル4に装着されるまでの時間がかか
り、しかも、摩耗等の点からみて問題となる。
また、ターンテーブル4の凹部4a内に磁気回路を形成し
ているので、外部に対して磁気漏れを極力小さくしてい
るため、回転軸9には鉄粉などの磁性材料の粉が付着し
て被吸着部材8の嵌合が旨く行なえなくなるのを防止で
きるようになっている。
また、ターンテーブル4の凹部4a内に収容されたマグネ
ット12及びヨーク13と被吸着部材8との間には、第2図
に示すように適当な空隙Gが形成されており、ディスク
1の基板6とテーブル面4bが直接接触させる構成となっ
ている。また、上記隙間Gは、ディスク1にターンテー
ブル4の駆動力を確実に伝達させ、しかも、ディスク1
を収容したカートリッジ2を上昇させるだけでディスク
1をターンテーブル4から容易に取り外すことができる
適当な吸引力(装着力)でもってディスク1を装着させ
るためである。
なお、第1図および第2図に示す15は媒体駆動手段3の
モータ取付けフレームであり、16はモータ11の駆動を制
御する制御基板である。
また、第2図に示す17は図示しないリニアモータなどの
ヘッド移動手段によりディスク1の半径方向に移動する
ヘッドであり、媒体駆動手段3に装着されて駆動される
情報記憶媒体1の下面側基板6に形成された情報記録層
5に対する記録あるいは再生等の情報処理を行なうよう
になっている。
しかして、基板6と、この基板6の中心部に取付けられ
た被吸着部材8とからなる上記構成のディスク1は、磁
気形成部材14を収容したターンテーブル4側に磁気的に
吸引装着が可能となるから、これにより従来必要として
いた装置の薄型化,軽量化,低コスト化等の障害となる
クランパを使用することなく、また、ディスク1の厚さ
に関係なく装着可能となる。また、基板6の中心部に取
付けられる被吸着部材8を、中心部に回転中心となる中
心孔10を有するとともに基板6の内径部6aと嵌合する凸
部20aを有する芯出し部材20と、この芯出し部材20に取
付けられた磁性部材21とから構成したから、外部の温度
変化等により熱の影響を受けた場合でも、基板6と磁性
部材21の熱膨張係数の違いによる影響をこの部分で吸収
でき、従来のように基板6に歪みが発生することが無
く、安定した情報処理が行えることになる。
なお、上述の一実施例において、本発明の情報記憶媒体
1を磁気的に吸引するターンテーブル4の凹部4a内に収
容する磁気形成部材14を磁石12とヨーク13から構成し、
ヨーク13として内径部と外径部の両方に立上部13a,13b
を有する構成としたものに付いて説明したが、これに限
らず、たとえば内径部のみに立上部を有したものであっ
ても良く、また、外径部のみに立上部を有したものであ
っても良い。さらには、磁気形成部材14を磁石12のみで
形成しても良い。
また、芯出し部材20の材質を合成樹脂としたがこれに限
るものではない。すなわち、基板6の材質の熱膨張係数
と同程度の材質を用いれば良いので、基板6の材質に対
応して決定すべきものであり、たとえば基板6がガラス
で形成されていれば芯出し部材20はガラス,セラミック
スなどを用いても良い。
また、芯出し部材20の抜止部23aを弾性変形させること
により、透孔24aを挿通させる構成としたが、支持部23b
と同径の延長部を形成し透孔24aを挿通した後、その先
端部をカシメることにより抜止部23aを形成する構成と
しても良い。
その他、本発明は本発明の要旨を変えない範囲で種々変
形実施可能なことは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の情報記憶媒体にあって
は、基板及びこの基板に支持され情報を記憶する記録層
を有する本体と、この本体の中心孔に係合して設けら
れ、ターンテーブルの磁気吸着部材に情報記憶媒体を保
持する被吸着部材とを具備し、回転するターンテーブル
上に磁気吸着部材により磁気的に吸着される情報記憶媒
体としたから、これにより従来必要としていた装置の薄
型化、軽量化、低コスト化等の障害となるクランパを不
要とした状態で装着することが可能となる。
また、被吸着部材は、本体をターンテーブル上に芯出し
する第1部材と、ターンテーブルの磁気吸着部材に磁気
的に吸着される第2部材とに別けて構成し、第1部材
は、本体の基板に固定され基板と同程度の熱膨脹係数を
有するものとしたから、本体の基板と第1部材の熱膨脹
係数の違いによる基板の歪みを防止でき、安定した情報
処理が可能となる。
また、第1部材は、少なくとも一個の突起部材を含み、
第2部材は、第1部材の突起部が挿入される少なくとも
一個の挿入孔を有し、さらに、前記少なくとも一個の突
起部材は、第1部材に設けられた支持部及びこの支持部
に支持さた抜止部を有し、支持部の径が、前記少なくと
も一個の挿入孔の径よりも小さく、かつ抜止部の径が、
少なくとも一個の挿入孔の径よりも大きく形成されて、
支持部が前記少なくとも一個の挿入孔に移動可能に係合
する構成としたから、ターンテーブルの磁気吸着部材に
磁気的に吸着される第2部材が基板と平行な方向には僅
かに移動できるため、本体の基板と第2部材の熱膨脹係
数の違いによる基板の歪みを防止でき、安定した情報処
理が可能となるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図は情報記憶媒体の未装着状態を一部断面して示す概略
的構成説明図、第2図は情報記憶媒体を装着した状態を
一部断面して示す概略的構成説明図、第3図は要部の拡
大図、第4図〜第6図はそれぞれ異なる従来例および先
行技術例の装着状態を示す概略的断面図である。 1……情報記憶媒体(ディスク)、4……ターンテーブ
ル、6……基板、8……被吸着部材、10……中心孔、12
……磁石(磁気吸着部材)、14……磁気形成部材、20…
…芯出し部材(第1部材)、20a……凸部、21……磁性
部材(第2部材)、22……取付手段(突起部)、23……
被係合部、24……係合部、23a……抜止部、23b……支持
部、24a……透孔(挿入孔)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲毛 信夫 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 東芝自動 機器エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−208684(JP,A) 実開 昭58−49379(JP,U) 実開 昭61−114571(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転するターンテーブル上に磁気吸着部材
    により磁気的に吸着される情報記憶媒体において、 基板及びこの基板に支持され情報を記憶する記録層を有
    する本体と、 この本体の中心孔に係合して設けられ、前記ターンテー
    ブルの前記磁気吸着部材に情報記憶媒体を保持する被吸
    着部材と、 を具備し、かつ前記被吸着部材は、 前記本体を前記ターンテーブル上に芯出しする第1部材
    と、 前記ターンテーブルの前記磁気吸着部材に磁気的に吸着
    される第2部材と、 を有し、 前記第1部材は、前記基板に固定され、少なくとも一個
    の突起部材を含み、かつ前記基板と同程度の熱膨脹係数
    を有し、 前記第2部材は、前記第1部材の突起部が挿入される少
    なくとも一個の挿入孔を有し、 さらに、前記少なくとも一個の突起部材は、前記第1部
    材に設けられた支持部及びこの支持部に支持された抜止
    部を有し、 前記支持部の径が、前記少なくとも一個の挿入孔の径よ
    りも小さく、かつ前記抜止部の径が、前記少なくとも一
    個の挿入孔の径よりも大きく形成されて、前記支持部が
    前記少なくとも一個の挿入孔に移動可能に係合すること
    を特徴とする情報記憶媒体。
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