JPH0712277U - 見出し付き指当て体を設けたトレー - Google Patents

見出し付き指当て体を設けたトレー

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JPH0712277U
JPH0712277U JP4399293U JP4399293U JPH0712277U JP H0712277 U JPH0712277 U JP H0712277U JP 4399293 U JP4399293 U JP 4399293U JP 4399293 U JP4399293 U JP 4399293U JP H0712277 U JPH0712277 U JP H0712277U
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JP
Japan
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tray
finger
handle
finger rest
heading
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Pending
Application number
JP4399293U
Other languages
English (en)
Inventor
俊六 早川
公勅 毛利
兼治 中禰
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】把手部の把手凹所内に手触り感の良好な合成樹
脂等から作成した指当て体を着脱自在に挿着することが
できるとともに、前記把手部の指掛け部と把手凹所内に
挿着してなる指当て体との間に見出しシートを介在させ
て、トレー内の内容物が迅速に確認でき、且つ前記指当
て体の下端縁と前記指掛け部の下端縁とを密着させて、
見出しシートが脱落することがない見出し付き指当て体
を設けたトレーを提供することにある。 【構成】キャビネット1等に引き出し可能に内装し、前
面に把手凹所7を設けたトレーAであって、少なくとも
前記把手凹所7内の前面側の指掛け部6を半透明又は透
明となし、前記把手凹所7内に、トレーA内の内容物等
を記載し得る見出しシート4を前面9に取付けてなる指
当て体3を着脱自在に挿着してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、見出し付き指当て体を設けたトレーに係り、より詳しくは、前記指 掛け部の手触り感を向上させることができるとともに、着脱自在に挿着でき、且 つトレー内の内容物等が何であるかを素早く確認することができるようにした見 出し付き指当て体を設けたトレーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、硬質合成樹脂製や金属製等から一体的に把手凹所を設けたトレーが成形 されていたため、把手凹所の指掛け部は手触り感が悪いものであり、また、指先 が滑ったりすることもあった。そこで、把手凹所の指掛け部の表面適所に、軟質 合成樹脂から作成した指当て体を一体的に形成し、指先の感触を向上させるとと もに、指先の滑りを防止しているものも実開平3−109541号公報にて本出 願人が先に開示している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したものは把手凹所の指掛け部の表面適所に、軟質合成樹 脂から作成した指当て体を一体的に形成したものであるため、前記指当て体が摩 擦や何らかの原因により破損した場合であっても取外して交換することが出来な かった。また、前記把手凹所内に埃や塵等が溜まっても満足いく清掃をすること ができず、衛生面において若干の問題を有していた。
【0004】 また、トレーの前面に見出しシートを取付けることができるものも提供されて いるが、いずれもトレーの前面に見出しシートを直接貼着するもの、トレーの前 面に形成した横溝に見出しシートを収容し、透明保護カバーを嵌着したもの等で ある。前者の場合には見出しシートの汚れや見出し内容を変更する必要が生じて も容易に交換できず、また後者の場合には、透明保護カバーに不意の衝撃がある と脱落したり、破損したり、また見出しシート交換時にも前記透明保護カバーが 破損することもあった。
【0005】 そこで本考案は以上のような実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、 把手部の把手凹所内に手触り感の良好な合成樹脂等から作成した指当て体を着脱 自在に挿着することができるとともに、前記把手部の指掛け部と把手凹所内に挿 着してなる指当て体との間に見出しシートを介在させて、トレー内の内容物が迅 速に確認でき、且つ前記指当て体の下端縁と前記指掛け部の下端縁とを密着させ て、見出しシートが脱落することがない見出し付き指当て体を設けたトレーを提 供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そして、上記目的を達成するための本考案の見出し付き指当て体を設けたトレ ーは、キャビネット等に引き出し可能に内装し、前面に把手凹所を設けたトレー であって、少なくとも前記把手凹所内の前面側の指掛け部を半透明又は透明とな し、前記把手凹所内に、トレー内の内容物等を記載し得る見出しシートを前面に 取付けてなる指当て体を着脱自在に挿着してなることを特徴としたものである。
【0007】
【作用】
以上のような構成にしてなる本考案に係る見出し付き指当て体を設けたトレー として、キャビネット等に引き出し可能に内装し、前面に把手凹所を設けたトレ ーであって、少なくとも前記把手凹所内の前面側の指掛け部を半透明又は透明と なし、前記把手凹所内に、トレー内の内容物等を記載し得る見出しシートを前面 に取付けてなる指当て体を着脱自在に挿着してなるものを用いる場合には、先ず 、トレー内の内容物等を記載してなる見出しシートを指当て体の表面に取付ける 。そして、前記見出しシートを取付けた指当て体を前記把手凹所内に着脱自在に 挿着することにより、技術的課題は解決されるに至るのである。
【0008】
【実施例】
以下に、本考案の見出し付き指当て体を設けたトレーA(以下、単にトレーA とする)の好適な一実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0009】 ここに、図1は本考案に係るトレーAを引き出し可能に内装して組立ててなる キャビネット1の斜視図を示したものであり、一方図2は、前記トレーAの分解 斜視図であって、トレー本体2、指当て体3、見出しシート4で主要構成されて いる。
【0010】 トレー本体2は、図2に示す如く、硬質合成樹脂から一体的に成形したもので あるが、他の素材を用いることもでき、例えばスチール製等から作成したもので あっても差し支えないのである。そして、前記トレー本体2の前方の把手部5の 略中央には、下方に向けて開放した把手凹所7を設けてなるものである。また、 少なくとも前記把手凹所7内の前面側の指掛け部6を半透明又は透明となすこと が最適である。
【0011】 指当て体3は、図2に示す如く、硬質合成樹脂から成形したものであって、前 記トレー本体2に設けた前記把手凹所7内の開口幅とほぼ同幅に成形して着脱自 在に挿着し得るものである。そして、前記把手凹所7内の指掛け部6と指当て体 3の前面9とが重合するように挿着するものである。また、他の素材としては、 硬質合成樹脂のみならず軟質合成樹脂を用いれば、前記把手凹所7の開口幅より も稍大きく成形して無理嵌めをすることもできる。更に、このような指当て体3 は手触り感が良好であればいかなる素材を用いてもよいので、合成樹脂に限らず 、金属製等のものであっても良い。従ってその場合には、触感性の優れた塗料等 によって表面処理を施したものであれば所定の目的が達成できるのである。尚、 前記指当て体3の着色に関しては、一色で限定統一するものでないので、種々色 彩を変えたものを適宜挿着することもできる。このようにすれば、必ずしも見出 し等を取付けなくても色彩によって内容物を区分して確認することができるとと もに、美麗なものとして商品価値を高めることもできる。
【0012】 見出しシート4は、図2に示す如く、前記指当て体3の前面9に取付けて前記 把手凹所7内に挿着されるものであり、紙、合成樹脂等のいずれかを用いてもよ いが、コスト面或いは交換性を考慮すれば、紙製のものを用いる方が有利である 。そして、単なる紙ではなくて一面を粘着剤等を塗布した貼着可能なシートにす れば、見出しシート4が前記指当て体3の前面9から脱落することがないのであ る。
【0013】 そして、以上のようにして構成された本考案のトレーAの使用態様としては、 図1に示すように5つのトレーAを引き出し可能に内装して組み立ててなるキャ ビネット1に使用しているが、何層にも積層すること、或いは図1に示してなる キャビネット1を複数個横設することもできる。そして、図示したものに限定す るものではなく、机等の引き出し等にも適宜採用されることはもちろんである。
【0014】 次に、本考案のトレーAの使用方法を図2〜図5を用いて説明すれば、先ず、 取付溝10、10を形成した指当て体3の前面9に、トレーA内の内容物が何である かを確認できるように書記事項等を記載した前記見出しシート4を取付けるので ある。そして、前記取付溝10、10の幅は若干見出しシート4の幅よりも狭くする ことによって容易に外れないようにして、見出しシート4を取付けた指当て体3 を把手部5の把手凹所7内に挿着するものである。また、図示はしていないが、 着脱自在となるように指当て体3の両側方の端縁部に凸部を設け、前記把手凹所 7内に前記凸部に位置する場所に凹部を設けて嵌合するようにすることもできる のである。尚、この場合の凸部は着脱を繰り返しても容易に破損しないために、 軟質合成樹脂より作成するのが望ましいのである。
【0015】 前述の如く、前記把手凹所7内に見出しシート4を取付けた指当て体3を着脱 自在に挿着して本願考案のトレーAが構成されるのである。そして図3、図4に 示したものは本考案のトレーAの底面図と正面図であって、図3に示す如く、把 手凹所7内に前記指当て体3が挿着され、指を前記把手凹所7内に差し入れた時 に指先と指腹が常に指当て体3に触れるようにして、手触り感を向上させるもの である。また、図4に示す如く、把手凹所7内に挿着した指当て体3の下端縁11 が指掛け部6の下端縁12よりも少しはみ出るように構成している。そしてa−a 断面図を示した図5により、詳細に説明すれば、前記指掛け部6の下端縁12より も若干指当て体3の下端縁11を突出させることにより、指13で引っ掛ける際に、 指当て体3は矢印方向に押圧されるので、指掛け部6の下端縁12と指当て体3の 下端縁11とがより密着するため、指掛け部6と指当て体3との間に介在してなる 見出しシート4は脱落しないのである。加えて、指腹が指掛け部6の下端縁12に 触れて手触り感が悪くなることもないのである。
【0016】 而して、図6に示す如く、側方先端に係合凸部14…を設けてなる把手部5を作 成することもでき、このような前記把手部5とすることにより、あらゆる製品等 に使用可能となるものである。そして、その一例として、図7に示すような把手 部5の係合凸部14…と係合してなる係合凹部15…を設けた箱体16を用いて矢印に 示すように前記把手部5の側方先端に設けた係合凸部14…と、それに位置する箱 体16の係合凹部15…とを係合させて使用することができる。更に、色々な大きさ の箱体16を使用することによって利用価値を高めることもできるのである。
【0017】
【考案の効果】
以上の記載より明らかなように、次に記載する効果を奏する。把手部の把手凹 所内に指当て体を着脱自在に挿着することにより、手触り感が良好となるととも に、指当て体の交換が容易となるのである。そして、指当て体の前面に形成した 取付溝に見出しシートが取付けられ、指掛け部の下端縁と指当て体の下端縁とが 密着させることにより、見出しシートが前記指掛け部と指当て体の表面とに包囲 され、前記見出しシートが容易に脱落しないのである。更に、側方先端に係合凸 部を設けてなる把手部を作成することにより、種々の箱体との組み合わせが可能 となるばかりでなく、把手を使用する商品全般に用いられ、有用となるものであ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るトレーを複数個積層してなるキャ
ビネットの斜視図。
【図2】本考案に係る単位トレーの分解斜視図。
【図3】前記単位トレーの底面図。
【図4】前記単位トレーの正面図。
【図5】図4におけるa−a拡大断面図。
【図6】側方先端に係止凸部を設けてなる把手部の分解
斜視図。
【図7】前記把手部の係止凸部と箱体の係合凹部とが係
合し得るように構成した分解斜視図。
【符号の説明】
A トレー 1 キャビネット 2 トレー本体 3 指当て体 4 見出しシート 5 把手部 6 指掛け部 7 把手凹所 9 前面 10 取付溝 11 下端縁 12 下端縁 13 指 14 係合凸部 15 係合凹部 16 箱体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット等に引き出し可能に内装
    し、前面に把手凹所を設けたトレーであって、少なくと
    も前記把手凹所内の前面側の指掛け部を半透明又は透明
    となし、前記把手凹所内に、トレー内の内容物等を記載
    し得る見出しシートを前面に取付けてなる指当て体を着
    脱自在に挿着してなることを特徴とする見出し付き指当
    て体を設けたトレー。
JP4399293U 1993-08-11 1993-08-11 見出し付き指当て体を設けたトレー Pending JPH0712277U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53130184U (ja) * 1977-03-23 1978-10-16
JP2014213168A (ja) * 2013-04-30 2014-11-17 サカセ化学工業株式会社 抽斗ケースの表示部カバー構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990511