JPH07122615A - 基板搬送装置 - Google Patents

基板搬送装置

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Publication number
JPH07122615A
JPH07122615A JP5267298A JP26729893A JPH07122615A JP H07122615 A JPH07122615 A JP H07122615A JP 5267298 A JP5267298 A JP 5267298A JP 26729893 A JP26729893 A JP 26729893A JP H07122615 A JPH07122615 A JP H07122615A
Authority
JP
Japan
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robot
substrate
joint arm
magazine
magazines
Prior art date
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Pending
Application number
JP5267298A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Sanada
恭 真田
Masanobu Akeno
公信 明野
Toru Tojo
徹 東條
Kazuo Abe
和夫 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Topcon Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Topcon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Topcon Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5267298A priority Critical patent/JPH07122615A/ja
Publication of JPH07122615A publication Critical patent/JPH07122615A/ja
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロボットおよびマガジンの占有面積を縮小し
て小型化を達成した基板搬送装置を提供しようとするも
のである。 【構成】 先端に基板保持部を有する回転および伸縮が
可能な多関節アーム13を支持、制御するためのロボッ
ト11と、複数枚の基板21を収納した複数のマガジン
20a〜20dとを具備し、前記マガシン20a〜20
d内の基板21を前記ロボット11の多関節アーム13
により1枚ずつ取出す搬送装置において、前記ロボット
11は、前記多関節アーム13の取り付け中心と前記マ
ガジン20a〜20dの中心とが直線状もしくはほぼ直
線状に並ぶように配置されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造装置または
液晶表示装置の製造装置等に使用され基板搬送装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】大規模集積回路(LSI)または液晶表
示装置(LCD)などの製造および検査に使用される装
置は、無人で自動運転される場合が多く、かつ一般に基
板搬送装置が併設されている。前記基板搬送装置は、複
数枚の基板(例えばウェハやレチクル)を製造および検
査工程において所定の位置に搬送するために使用され
る。
【0003】ところで、従来の基板搬送装置は図5、図
6または図7に示す構造のものが知られている。すなわ
ち、図5においてロボット1はその上部に多関節アーム
2を支持している。前記多関節アーム2は、その先端に
基板保持部(例えば真空チャック部)を有し、回転およ
び伸縮の動作がなされると共にそれらの動作は前記ロボ
ット1からの指令により制御されている。例えば4つの
エレベータ3a〜3dは、前記ロボット1を中心にして
円弧状に配置されている。複数枚の基板4が収納された
マガジン5a〜5dは、前記各エレベータ3a〜3d上
にそれぞれ設置されている。このような構成の基板搬送
装置において、指定されたマガジン(例えば5a)が設
置されたエレベータ3aを上下動させて前記マガジン5
aに収納された所定の基板4を前記ロボット1の多関節
アーム2と同レベルとなるように位置設定した後、前記
ロボット1の多関節アーム2を回転し、伸縮することに
よって前記マガジン5a内の所定の基板4を取出し、製
造・検査装置の所定位置に搬送することができる。
【0004】しかしながら、図5に示す基板搬送装置は
前記ロボット1を中心にして前記エレベータ3a〜3d
を円弧状に配置しているため、前記エレベータ3a〜3
dの間にかなりのデッドスペースが生じ、装置の占有面
積が大きくなるという問題があった。
【0005】図6において、図5と同様な機構を有する
ロボット1はガイドレール6に沿って一軸方向に移動可
能な移動テーブル7上に設置されている。例えば4つの
エレベータ3a〜3dは、前記ガイドレール6に沿って
配置されている。複数枚の基板4が収納されたマガジン
5a〜5dは、前記各エレベータ3a〜3d上にそれぞ
れ設置されている。このような構成の基板搬送装置にお
いて、前記ガイドレール6および前記移動テーブル7に
より前記ロボット1を指定されたマガジン(例えば5
a)が設置されたエレベータ3aに対向するように移動
させ、前記エレベータ3aを上下動させて前記マガジン
5aに収納された所定の基板4を前記ロボット1の多関
節アーム2と同レベルとなるように位置設定した後、前
記ロボット1のアームを回転し、伸縮することによって
前記マガジン5a内の所定の基板4を取出し、製造・検
査装置の所定位置に搬送することができる。
【0006】しかしながら、図6に示す基板搬送装置は
前記移動テーブル7上に設置されたロボット1と前記エ
レベータ3a〜3dとが平行に配置されているため、前
述した図5に示す搬送装置に比べて多少小型化できるも
のの、前記ロボット1を移動させる領域が必要になり、
同様に装置の占有面積が大きくなるという問題があっ
た。
【0007】図7において、ロボット1は前述した図5
と同様な機構を有する。上下動可能で回転可能な回転体
8は、前記ロボット1に近接して配置されている。複数
枚の基板4が収納された例えば4つのマガジン5a〜5
dは、前記回転体8上にそれぞれ設置されている。この
ような構成の基板搬送装置において、前記回転体8を所
望角度回転し、前記回転体8上の指定されたマガジン
(例えば5a)を前記ロボット1に対向させ、さらに前
記回転体8を上下動させて前記マガジン5aに収納され
た所定の基板4を前記ロボット1の多関節アーム2と同
レベルとなるように位置設定した後、前記ロボット1の
多関節アーム2を回転し、伸縮することによって前記マ
ガジン5a内の所定の基板4を取出し、製造・検査装置
の所定位置に搬送することができる。なお、前記搬送装
置において前記回転体8を上下動させる代わりに前記ロ
ボット1自体を上下動させてもよい。
【0008】しかしながら、図7に示す基板搬送装置は
マガジン5a〜5dを回転体8上に設置するため、大型
になると共にデッドスペースも増加し、前述した図5の
装置と同様に占有面積が大きくなるという問題があっ
た。
【0009】以上、半導体素子などの製造装置および検
査装置はクリーンルーム内で生産ラインに組み込まれて
使用されるため、小型化が要求されている。小型化は、
クリーンルーム内での占有面積を縮小化できるため、よ
り多くの製造装置および検査装置を設置できる。その結
果、生産コスト当たりのクリーンルームの維持費を低減
でき、コストの削減を図ることが可能になる。特に、高
精度の加工、検査が要求される装置では基板の恒温化も
重要になり、高価な恒温チャンバに入れて使用すること
が多い。このため、装置全体の小型化もさることなが
ら、コスト低減の観点から搬送装置の小型化も重要な課
題になっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ロボ
ットおよびマガジンの占有面積を縮小して小型化を達成
した基板搬送装置を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる基板搬送
装置は、先端に基板保持部を有する回転および伸縮が可
能な多関節アームを支持、制御するためのロボットと、
複数枚の基板を収納した複数のマガジンとを具備し、前
記マガシン内の基板を前記ロボットの多関節アームによ
り1枚ずつ取出す基板搬送装置において、前記ロボット
は、前記多関節アームの取り付け中心と前記マガジンの
中心とが直線状もしくはほぼ直線状に並ぶように配置さ
れていることを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明によれば、先端に基板保持部を有する回
転および伸縮が可能な多関節アームを支持、制御するた
めのロボットを、前記多関節アームの取付け中心と半導
体装置の製造に供される複数枚の基板を収納した複数の
マガジンの中心とが直線状もしくはほぼ直線状に並ぶよ
うに配置することによって、前記ロボットおよび前記複
数のマガジンの占有面積を長方形型にできるため、前述
した図5、図6または図7に示すレイアウトを有する従
来の基板搬送装置に比べて小形化することができる。こ
のような小型化によって、前記ロボットの多関節アーム
先端に取着された基板保持部により前記マガジン内の基
板を1枚ずつ取り出す際、前記多関節アームの移動範囲
を狭くすることができるため、従来より短時間で前記基
板を搬送することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。 実施例1 図1は実施例1の搬送装置を示す平面図、図2は図1の
搬送装置の正面図である。ロボット11は、その本体1
2の上部に多関節アーム13を支持している。前記多関
節アーム13は、例えば前記本体12の上部側から第
1、第2および第3のアーム14〜16により構成さ
れ、回転および伸縮の動作がなされる。具体的には、前
記多関節アーム13は図1に示す状態を保ったまま全体
が回転する動作、先端側の前記第3アーム16を一方向
に保ったまま残りの第1、第2のアーム14、15が伸
縮する動作、または前記第1アーム14のみが回転する
動作、等それぞれのアーム14〜16が独立して動作で
きるようになっている。このような多関節アーム13の
一連の動作は、各種駆動制御回路17からの指令により
なされる。基板保持部である吸着板18は、前記多関節
アーム13の第3アーム16に連結されている。
【0014】例えば4つのエレベータ19a〜19d
は、前記エレベータ19b、19cの間に前記ロボット
11が位置するように直線状に並んで配置されている。
マガジン20a〜20dは、前記エレベータ19a〜1
9d上にそれらの基板取出口が前記ロボット11側に位
置するようにそれぞれ載置され、かつ複数枚の基板21
は前記マカジン20a〜20d内にそれぞれ収納されて
いる。したがって、前記ロボット11は前記多関節アー
ム13の取り付け中心と前記マガジン20a〜20dの
中心とが直線状に並ぶように前記マガジン20b、20
cの間に配置されている。前記エレベータ19a〜19
dは、前記各種駆動制御回路17からの指令に基づいて
駆動される。前記ロボット11の多関節アーム13の全
長および前記各マガジン20a〜20dの配置は、前記
多関節アーム13が最大限伸び切った状態よりも前記マ
ガジン20a内の基板21(またはマガジン20d内の
基板21)の中心から前記多関節アーム13の回転中心
までの距離が若干短くなるように決められている。ま
た、前記多関節アーム13と前記多関節アーム13に近
接して配置されるエレベータ19b、19cとは前記多
関節アーム13の原点位置(前記多関節アーム13の形
状が最も小さくなる位置)において前記第1アーム14
と前記各エレベータ19b、19c上の前記マガジン2
0b、20c、または多関節アーム13に支持された基
板21と前記マガジン20b、20cが互いに干渉しな
いように配置されている。
【0015】また、前記各種駆動制御回路17に接続さ
れる制御回路22と、センサ23a〜23dと、前記各
センサ23a〜23dを前記制御回路22に接続するた
めの信号線24a〜24dと前記ロボット11の駆動状
況を前記制御回路22に入力するための信号線25とに
よりインターロック機構を構成している。前記センサ2
3a〜23dは、前記エレベータ19a〜19dの下部
に取り付けられ、前記各エレベータ19a〜19dの原
点位置を検出し、その検出信号は前記信号線24a〜2
4dを通して前記制御回路22にそれぞれ入力される。
なお、前記センサ23a〜23dは前記エレベータ19
a〜19dの原点位置を検出できる位置であれば、前記
エレベータ19a〜19dの下部に限定されない。この
ようなインターロック機構は、次のような動作を制約す
る。
【0016】(1)前記ロボット11の多関節アーム1
3は、回転動作が原点位置のみでなされる。 (2)前記ロボット11から離れて位置するエレベータ
19a(または19d)が前記各種駆動制御回路17で
選択されて駆動される場合、前記ロボット11と近接し
て配置された非駆動状態のエレベータ19b、19c
は、前記センサ23b、23dにより原点位置の検出が
なされる。前記エレベータ19b、19cが原点位置に
存在しない場合、前記センサ23b、23cからその信
号が信号線24b、24cを通して前記制御回路22に
入力され、前記制御回路22から前記各種駆動制御回路
17に制御信号が入力されることによりエレベータ19
b、19cの駆動および前記多関節アーム13の駆動が
禁止される。
【0017】(3)前記ロボット11の多関節アーム1
3が原点位置である時は、前記ロボット11から信号線
25を通して前記制御回路22に入力されるため、前記
制御回路22から前記各種駆動制御回路17による前記
各エレベータ19a〜19dの上下動作を許可する信号
が出力される。すなわち、前記多関節アーム13が原点
位置から外れて位置すると前記各エレベータ19a〜1
9dの上下動作が禁止される。
【0018】このような構成によれば、前記各種駆動制
御回路17により指定されたマガジン(例えば20d)
が設置されたエレベータ19dを上昇させて前記マガジ
ン20dをその内部に収納された所定の基板21が前記
ロボット11の多関節アーム13に取着された吸着板1
8と同レベルになるように上昇させる。この状態で前記
各種駆動制御回路17により前記多関節アーム13全体
を回転させて前記第3アーム16に保持した吸着板18
の先端を指定された前記マガジン20dに向け、さらに
伸縮によって前記マガジン20d内の所定の基板21d
まで前記吸着板18を延出させて吸着保持する。つづい
て、前記多関節アーム13を駆動してその形状が最も小
さくなる位置、つまり原点位置に戻す。このような前記
吸着板18による基板21dの吸着保持、取出の動作に
おいて、前記エレベータ19dを多少下降させて、前記
前記多関節アーム13により前記吸着板18を元の位置
に戻す際に、前記マガジン20d内で前記基板21が滑
らないようにすることが好ましい。この後、前記多関節
アーム13全体を90゜回転させ、再度、各アーム14
〜16の伸縮させて製造・検査装置の所定位置に前記基
板を搬送することにより基板のアンローディングが完了
される。ローディングは、前記アンローディングと逆の
操作がなされ、これにより基板を前記マガジン20d内
に収納させることができる。
【0019】次に、前記マガジン20cが指定された場
合、前記各種駆動制御回路17により前記エレベータ1
9cが上下動作され、前述したのと同様なローディング
シーケンスによって前記マガジン20c内の基板21を
搬送する。この後、再度、前記ロボット11を中心にし
て前記マガジン20cの後方に位置する前記マガジン2
0dが指定された場合、前記マガジン20cを載置した
前記エレベータ19cが自動的に原点位置に戻り、前記
マガジン20dを載置した前記エレベータ19dが上昇
して前記マガジン20d内の基板21のアクセスがなさ
れる。
【0020】したがって、実施例1の基板搬送装置によ
れば先端に吸着板18を有する回転および伸縮が可能な
多関節アーム13を支持、制御するためのロボット11
を、前記多関節アーム13の取付け中心と複数のマガジ
ン20a〜20dの中心とが直線状に並ぶように配置す
ることによって、前記ロボット11および前記複数のマ
ガジン20a〜20dの占有面積を長方形型にできるた
め、前述した図5、図6または図7に示すレイアウトを
有する従来の基板搬送装置に比べて小形化することがで
きる。このような小型化によって前記ロボット11の多
関節アーム13の先端に取着された吸着板18により前
記マガジン20a〜20d内の基板21を1枚ずつ取り
出す際、前記多関節アーム13の移動範囲を狭くするこ
とができるため、従来より短時間で前記基板を搬送する
ことができる。
【0021】さらに、前述した一連の基板のアンローデ
ィング/ローディングを行う際、前述したインターロッ
ク機構を付設することにより、前記エレベータ19a〜
19d、マガジン20a〜20dと前記ロボット11の
多関節アーム13との干渉を回避し、それら部材および
基板21の破損を防止することができるため極めて安全
な搬送装置を実現できる。
【0022】実施例2 図3は、実施例2の基板搬送装置を示す正面図である。
なお、前述した図1、図2と同様な部材は同符号を付し
て説明を省略する。
【0023】ロボット11は、各種駆動制御回路17の
指令により上下動作されるエレベータ26上に固定され
ている。架台27a、27bは、前記ロボット11の両
側に直線状に配置されている。二段に重ねたマガジン2
0a、20a’は前記架台27a上に載置され、二段に
重ねたマガジン20b、20b’は前記架台27b上に
載置されている。また、前記各種駆動制御回路17に接
続される制御回路22と、前記ロボット11の駆動状況
を前記制御回路22に入力するための信号線28とによ
りインターロック機構を構成している。このようなイン
ターロック機構は、次のような動作を制約する。
【0024】(1)前記ロボット11の多関節アーム1
3は、回転動作が原点位置のみでなされる。 (2)前記ロボット11の多関節アーム13が原点位置
である時には、前記ロボット11から前記信号線28を
通して前記制御回路22に入力されるため、前記制御回
路22から前記各種駆動制御回路17による前記エレベ
ータ26の上下動作を許可する信号が出力される。すな
わち、前記多関節アーム13が原点位置から外れて位置
すると前記エレベータ26による前記ロボット11の上
下動作が禁止される。
【0025】このような構成によれば、前記各種駆動制
御回路17により前記エレベータ26を上昇させて前記
ロボット11の多関節アーム13を所定の位置まで上昇
させる。この状態で前記各種駆動制御回路17により前
記多関節アーム13全体を回転させて前記第3アーム1
6に保持した吸着板18の先端を指定されたマガジン
(例えば20b’)に向け、さらに伸縮によって前記マ
ガジン20b’内の所定の基板21まで前記吸着板18
を延出させて吸着保持する。つづいて、前記多関節アー
ム13を駆動してその形状が最も小さくなる位置、つま
り原点位置に戻す。このような前記吸着板18による基
板21の吸着保持、取出の動作において、前記エレベー
タ26dを多少上昇させて、前記前記多関節アーム13
により前記吸着板18を元の位置に戻す際に、前記マガ
ジン20b’内で前記基板21が滑らないようにするこ
とが好ましい。この後、前記多関節アーム13全体を9
0゜回転させ、再度、各アーム14〜16の伸縮によっ
て製造・検査装置の所定位置に前記基板を搬送すること
により基板のアンローディングが完了される。ローディ
ングは、前記アンローディングと逆の操作がなされ、こ
れにより基板を前記マガジン20b’内に収納させるこ
とができる。
【0026】したがって、図3に示す搬送装置によれば
ロボット11を、前記アーム13の取付け中心と架台2
7a、27b上のマガジンの中心と直線状に並ぶように
配置してそれら部材の占有面積を長方形型にし、さらに
前記各架台27a、27b上に二段重ねのマガジン20
a、20a’および20b、20b’をそれぞれ載置す
ることによって、前述した実施例1で説明した基板搬送
装置に比べて一層小形化することができる。その結果、
前記ロボット11により前記基板を短時間で搬送するこ
とができる。
【0027】また、実施例2の基板搬送装置は前述した
実施例1のように複数のマガジンをエレベータで上下動
作させる代わりにロボット11をエレベータ26により
上下動作させるため、構造を簡素化することができる。
【0028】さらに、前述した一連の基板のアンローデ
ィング/ローディングを行う際、前述したインターロッ
ク機構を付設することにより、前記マガジン20a、2
0a’、20b、20b’と前記ロボット11の多関節
アーム13との干渉を回避し、それら部材および基板2
1の破損を防止することができるため極めて安全な搬送
装置を実現できる。
【0029】実施例3 図4は、実施例3の基板搬送装置を示す正面図である。
なお、前述した図1、図2と同様な部材は同符号を付し
て説明を省略する。
【0030】ロボット11は、多関節アーム13が下部
に支持した状態で支持部材29に吊下されている。前記
ロボット11の下方のスペース、つまりマガジン20b
が載置されたエレベータ19bとマガジン20cが載置
されたエレベータ19cの間のスペースには、エレベー
タ30により上下動されるブロック31が配置されてい
る。前記ブロック31は、上面が長方形状をなしてい
る。前記ブロック31の上面には、搬送された基板を回
転させるための回転板32と、前記基板を移動させるX
Y方向修正部材(図示せず)と、前記基板の位置状態を
検出する位置検出センサ(図示せず)とからなる基板位
置決め手段が配置されている。前記ブロック31の側面
には、搬送された基板のIDを検出するためのID読取
り認識手段33が取着されている。ID読取り認識手段
33は、信号線34を通して制御回路22に接続されて
いる。前記エレベータ30の下部には、前記エレベータ
30の原点位置を検出し、その検出信号を信号線35を
通して前記制御回路22に入力するためのセンサ36が
取り付けられてる。
【0031】このような構成によれば、各種駆動制御回
路17により指定されたマガジン(例えば20d)が設
置されたエレベータ19dを上昇させて前記マガジン2
0dをその内部に収納された所定の基板21が前記ロボ
ット11の多関節アーム13に取着された吸着板18と
同レベルになるように上昇させる。この状態で前記各種
駆動制御回路17により前記多関節アーム13全体を回
転させて前記第3アーム16に保持した吸着板18の先
端を指定された前記マガジン20dに向け、さらに伸縮
によって前記マガジン20d内の所定の基板21まで前
記吸着板18を延出させて吸着保持する。つづいて、前
記多関節アーム13を駆動してその形状が最も小さくな
る位置、つまり原点位置に戻す。ひきつづき、前記エレ
ベータ30を上昇させて、その上のブロック31上の前
記回転板32を前記吸着板18に保持された基板に近接
させる。前記吸着板18による前記基板の吸着保持を解
除して前記基板を前記回転板32上に載置する。図示し
ない位置検出センサにより前記基板が正規な位置状態で
載置されているか否かを検出する。前記基板が正規の位
置状態からある角度回転されている場合には、前記回転
円板32を回転させて修正し、また前記基板がX方向ま
たはY方向にずれている場合には図示しないXY方向修
正部材に前記基板を移動させて修正する。このような位
置検出または修正を行った後、再度、前記吸着板18に
より前記回転板32上の基板を吸着保持し、前記エレベ
ータ30により前記ブロック31を下降させる。前記セ
ンサ36により前記エレベータ30の原点位置への復帰
を確認した後、前記多関節アーム13全体を90゜回転
させ、再度、各アーム14〜16の伸縮によって製造・
検査装置の所定位置に前記基板を搬送することにより基
板のアンローディングが完了される。
【0032】また、前記吸着板18による前記回転板3
2上の基板の吸着保持に先立って、前記ID読取り認識
手段33により前記基板裏面に形成されたIDを読取
り、製造装置に搬送する基板か、検査装置に搬送する基
板かを判別する。この判別信号を信号線34を通して前
記制御回路22に入力し、前記制御回路22から前記各
種駆動制御回路17に前記多関節アーム13による前記
基板の搬送方向(製造装置または検査装置の方向)を決
定する信号を出力する。
【0033】したがって、実施例3で説明した搬送装置
によれば前述した実施例1の搬送装置と同様、前記ロボ
ット11および前記複数のマガジン20a〜20dの占
有面積を長方形型にできるため、前述した図5、図6ま
たは図7に示すレイアウトを有する従来の基板搬送装置
に比べて小形化することができる。その結果、小型化に
よって前記ロボット11の多関節アーム13の先端に取
着された吸着板18により前記マガジン20a〜20d
内の基板21を1枚ずつ取り出す際、前記多関節アーム
13の移動範囲を狭くすることができるため、従来より
短時間で前記基板を搬送することができる。
【0034】また、前記ロボット11を支持部材29に
吊下し、前記ロボット11の下方のスペースを基板の位
置修正のための基板位置決め手段を配置することによっ
て、前記位置決め手段を配置するための余分なスペース
を設けずに、前記ロボット11により正規な位置状態の
基板を製造装置または検査装置に搬送できる。その結
果、前記基板が前記マガシン20a〜20dと干渉した
り、前記製造装置または検査装置と干渉して破損するの
を防止することができる。さらに、前記ロボット11の
下方のスペースにID読取り認識手段33を配置するこ
とによって、前記ID読取り認識手段を配置するための
余分なスペースを設けずに、前記ロボット11により前
記基板をその基板に見合った処理装置である製造装置ま
たは検査装置に正確に搬送することができる。
【0035】さらに、前述した一連の基板のアンローデ
ィング/ローディングを行う際、実施例1で説明したの
と同様なインターロック機構を付設することにより、前
記エレベータ19a〜19d、マガジン20a〜20d
と前記ロボット11の多関節アーム13との干渉を回避
し、それら部材および基板21の破損を防止することが
できるため、極めて安全な搬送装置を実現できる。
【0036】なお、前記実施例1〜3ではマガジンまた
はロボットをエレベータにより上下動させたが、マガジ
ンおよびロボットの両方を上下動作させてもよい前記実
施例3では吊下されたロボットの下方空間に位置決め手
段とID読取り認識手段の両方を配置したが、一方の手
段のみを配置してもよい。
【0037】前記実施例3では、基板位置決め手段を回
転板とXY方向修正手段とを備える構成にしたが、要は
ロボットから搬送された基板を回転させたりXY方向に
移動させたりする機能を有すればよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる基
板搬送装置によれば先端に基板保持部を有する回転およ
び伸縮が可能な多関節アームを支持、制御するためのロ
ボットと複数枚の基板を収納した複数のマガジンとを前
記アーム取り付け中心と前記マガジンの中心とが直線状
もしくはほぼ直線状に並ぶように配置することによっ
て、前記ロボットおよび前記複数のマガジンの占有面積
を従来に比べて縮小して小型化を達成できる。その結
果、前記ロボットのアーム先端に取着された基板保持部
により前記マガジン内の基板を1枚ずつ取り出す際、前
記アームの移動範囲を狭くすることができるため、従来
より短時間で前記基板を搬送することができる。また、
小形化により多数の製造装置と共に恒温チャンバ内にそ
のスペースを拡張することなく組み込むことができる。
さらに、製造装置の側面に付設してクリーンルームに設
置する場合、前記クリーンルームのスペースを小さくす
ることができる。したがって、半導体装置または液晶表
示装置の製造装置や検査装置の様々な要求に合致した、
実用性、汎用性の高い基板搬送装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における基板搬送装置を示す
平面図。
【図2】図1の搬送装置の正面図。
【図3】実施例2のにおける基板搬送装置を示す正面
図。
【図4】実施例3のにおける基板搬送装置を示す正面
図。
【図5】従来の基板搬送装置を示す平面図。
【図6】従来の他の基板搬送装置を示す平面図。
【図7】従来のさらに別の基板搬送装置を示す平面図。
【符号の説明】
11…ロボット、13…多関節アーム、14〜16…ア
ーム、17…各種駆動制御回路、18…吸着板、19a
〜19d、26、30…エレベータ、20a〜20d、
20a’、20b’…マガジン、21…基板、22…制
御回路、23a〜23d、36…センサ、32…回転
板、33…ID読取り認識手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東條 徹 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 阿部 和夫 東京都板橋区蓮沼町75番1号 株式会社ト プコン内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に基板保持部を有する回転および伸
    縮が可能な多関節アームを支持、制御するためのロボッ
    トと、複数枚の基板を収納した複数のマガジンとを具備
    し、前記マガシン内の基板を前記ロボットの多関節アー
    ムにより1枚ずつ取出す基板搬送装置において、 前記ロボットは、前記多関節アームの取り付け中心と前
    記マガジンの中心とが直線状もしくはほぼ直線状に並ぶ
    ように配置されていることを特徴とする基板搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記ロボットは、その下部に前記多関節
    アームを支持した状態で吊下されることを特徴とする請
    求項1記載の基板搬送装置。
  3. 【請求項3】 基板の位置決め手段およびIDマークを
    読み取る認識手段の少なくとも1つの手段は、前記ロボ
    ットの下方空間に配置されていることを特徴とする請求
    項2記載の基板搬送装置。
JP5267298A 1993-10-26 1993-10-26 基板搬送装置 Pending JPH07122615A (ja)

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