JPH07122150A - ラッチ式つまみ - Google Patents

ラッチ式つまみ

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Publication number
JPH07122150A
JPH07122150A JP28752893A JP28752893A JPH07122150A JP H07122150 A JPH07122150 A JP H07122150A JP 28752893 A JP28752893 A JP 28752893A JP 28752893 A JP28752893 A JP 28752893A JP H07122150 A JPH07122150 A JP H07122150A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knob
groove
spring
latch
grooves
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28752893A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Kakimoto
富生 柿本
Tsutomu Nakadai
勉 中台
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Electronics Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
Priority to JP28752893A priority Critical patent/JPH07122150A/ja
Publication of JPH07122150A publication Critical patent/JPH07122150A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 つまみにラッチ機能を設ける。 【構成】 つまみ41に固定され、斜面と各段差d1 〜d
4 、および2箇所のラッチ点Pa,Pb を有する案内溝G
が循環して穿溝された2枚の案内板42a,42b と、先端
に、各案内溝Gに沿って、一定の方向に移動する2個の
突起tを有する第1のスプリング46と、第2のスプリン
グ43により外方に付勢された摺動部45、および、電子部
品の回転軸3a に結合される結合部47とにより構成され
る。 【効果】 任意の回転部品に適用され、不用意なタッチ
による無用有害な回転が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転型の電子部品に
適用するラッチ式のつまみに関する。
【0002】
【従来の技術】各種の電子装置においては、可変抵抗
や、ロータリスイッチなどの回転型の部品が多数使用さ
れている。図4は、電子装置2のパネル面2a に実装さ
れた回転型部品1の状態を示し、その回転軸1a につま
み3を取り付け、部品1は手操作により回転される。
【0003】さて、つまみ3はパネル面2a の表面から
突出しているので、これに不用意にタッチすると回転し
て値が変化することがあり、電子装置によっては操作し
ないとき、図5に示すように、つまみ3をパネル面2a
の内側に引っ込めてラッチすることが必要な場合があ
る。これに対して、例えば可変抵抗にはこのようなラッ
チ可能なものが市販されて実用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、市販さ
れているラッチ式の可変抵抗は種類が限られ、またその
他の各種の回転型部品には、ラッチ式のものはほとんど
見当たらない。そこで、つまみ自体にラッチ機能を持た
せれば、各種の回転型部品に適用することができ、有効
かつ便利と考えられる。この発明は以上に鑑みてなされ
たもので、ラッチ機能を有するつまみを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明はラッチ式つま
みであって、つまみに固定され、斜面と段差および2箇
所のラッチ点を有する案内溝が循環して穿溝された案内
板と、先端に、案内溝に沿って、一定の方向に移動する
突起を有する第1のスプリングと、つまみの外周に固定
されたシリンダ、およびシリンダに嵌入し、第1のスプ
リングの後端を固定し、第2のスプリングにより外方に
付勢され、かつ電子部品の回転軸に結合される結合部と
により構成される。上記の案内板は対向する2枚を設
け、上記の第1のスプリングは、各案内板に対する2個
の突起を有する。各案内板の案内溝は、電子部品の回転
軸の方向に設けられ、上向きと下向きの斜面を有する2
条の平行溝と、平行溝の両端にそれぞれ接続され、平行
溝に対してほぼ45°の角度方向をなし、それぞれの交
差点を上記の2箇所のラッチ点とする各2条の斜行溝、
および各接続点と各交差点に段差を設けて構成される。
【0006】
【作用】上記のラッチ式つまみは、その結合部に回転部
品が結合され、これを回転操作するときは、つまみは一
方のラッチ点にラッチされ、パネルの表面から突出して
いる。この状態のつまみをプッシュすると、第1のスプ
リングの各突起が、一方の平行溝の下向きの斜面に沿っ
て下降し、斜行溝との接続点に設けた段差に落ち込み、
さらに斜行溝を進んで案内溝の半周分移動し、他方のラ
ッチ点に達してラッチされる。これによりつまみはパネ
ル面と面一(つらいつ)となり、不用意のタッチが防止
される。この場合、移動する各突起は接続点と交差点に
設けた段差に落ち込むので後戻りできず、すなわち移動
方向はつねに一定方向である。つぎに、つまみをさらに
軽くプッシュして手を放すと、第2のスプリングの付勢
力により、各突起は、上記とほぼ同様に、残りの半周の
斜行溝と平行溝および各段差を移動して、もとのラッチ
点にラッチされる。ただしこの場合は、各突起tは他方
の平行溝の斜面を上昇する。ラッチされたつまみはパネ
ル面から突出して操作状態に復旧し、操作が可能となる
ものである。
【0007】
【実施例】図1〜図3はこの発明の一実施例を示し、図
1はラッチ式つまみ4の組み立て図、図2は断面図、図
3(a) は案内溝Gの構成図、(b) はその作用の説明図で
ある。図1および図2において、ラッチ式つまみ4は、
つまみ41と、これに固定され、それぞれ案内溝Gを有す
る2枚の案内板42a,42b 、第2のスプリング43、つまみ
41の嵌合部41a に嵌入するシリンダ44、両案内板42a,42
b の間に挿入される2枚の摺動板45a,45b と、これらを
固定するベース45c よりなる摺動部45、摺動部45に嵌挿
され、先端に2個の突起tを有する第1のスプリング4
6、および、前側がベース45c に嵌合し、後側に回転部
品3の回転軸3a が固定される結合部47とにより構成さ
れる。
【0008】図3(a) において、案内溝Gは図示の形状
をなし、各溝(イ) 〜(ヘ) が一回り循環している。溝(ロ)
と(ホ) は、回転軸3a に平行な平行溝であり、平行溝
(ロ) は下向きに傾斜し、(ホ) は上向きに傾斜している。
溝(イ) と(ヘ) 、および溝(ハ) と(ニ) は各平行溝の両端に
接続され、これらとほぼ45°をなす斜行溝で、いずれ
も水平で、それぞれの交差点Pa,Pb がラッチ点とされ
る。各交差点Pa,Pb および、各平行溝(ロ),(ホ) と各斜
行溝(ハ),(ニ) の接続点PC,Pd には、段差d1 〜d4
設けられる。
【0009】図2は、第2のスプリング43の付勢力によ
り、つまみ41がパネル表面から突出した操作状態を示
し、第1のスプリング46の各突起tは、ラッチ点Pa
ラッチされている。図3(b) において、突出しているつ
まみ41をプッシュすると、ラッチ点Pa にラッチされて
いる各突起tは、案内溝Gに沿って矢印Cの方向に移動
する。すなわち、まず溝(イ) を通過して(ロ) の斜面を下
降し、段差d1 に落ち込み後退不能となる。ここでプッ
シュを止めると、各突起tは第2のスプリング43により
溝(ハ) を移動し、段差d2 を経てラッチ点Pb にラッチ
され、つまみ41はパネル面2a の内部に隠れて操作不能
となる。これを操作状態に戻すには、つまみ41を軽くプ
ッシュすると、各突起tは溝(ニ) を移動して段差d3
落ち込み、あとは第2のスプリングにより溝(ホ) の斜面
を上昇し、段差d4 を経てもとのラッチ点Paにラッチ
される。
【0010】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明によるラ
ッチ式つまみは、単なるプッシュにより、つまみをパネ
ル表面に突出した位置と、隠れた位置にそれぞれラッチ
する機能を有するもので、任意の回転部品に適用でき、
不用意のタッチによる無用有害な回転を防止できる効果
には大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例における、ラッチ式つま
み4の組み立て図である。
【図2】 図1のラッチ式つまみ4の断面図である。
【図3】 (a) は案内溝Gの構成図、(b) はその作用の
説明図である。
【図4】 パネル面2a に実装された回転型部品1の説
明図である。
【図5】 つまみ3をパネル面2a の内側に引っ込める
必要性の説明図である。
【符号の説明】
1…回転型電子部品、1a …回転軸、2…電子装置、2
a …パネル、3…つまみ、4…この発明のラッチ式つま
み、41…つまみ、41a …嵌合部、42a,42b …案内板、43
…第2のスプリング、44…シリンダ、45…摺動部、45a,
45b …摺動板、45c …ベース、46…第1のスプリング、
47…結合部、G…案内溝、Pa,Pb …交差点(ラッチ
点)、Pc,Pd …接続点、d1 〜d4 …段差、t…突
起、C…突起の移動方向。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転型の電子部品の回転軸に装着され、
    手操作により該電子部品を回転するつまみにおいて、該
    つまみに固定され、斜面と段差および2箇所のラッチ点
    を有する案内溝が、循環して穿溝された案内板と、先端
    に、該案内溝に沿って一定の方向に移動する突起を有す
    る第1のスプリングと、前記つまみの外周に固定された
    シリンダ、および該シリンダに嵌入し、該第1のスプリ
    ングの後端を固定し、第2のスプリングにより外方に付
    勢され、かつ前記電子部品の回転軸に固定される結合部
    とにより構成されたことを特徴とする、ラッチ式つま
    み。
  2. 【請求項2】 前記案内板は対向する2枚を設け、前記
    第1のスプリングは、該各案内板に対する2個の前記突
    起を有し、前記各案内板の案内溝は、前記電子部品の回
    転軸の方向に設けられ、上向きと下向きの前記斜面を有
    する2条の平行溝と、該各溝の両端にそれぞれ接続さ
    れ、該各溝に対してほぼ45°の角度方向をなし、それ
    ぞれの交差点を前記2箇所のラッチ点とする各2条の斜
    行溝、および該各接続点と各交差点に前記段差を設けて
    構成されたことを特徴とする、請求項1記載のラッチ式
    つまみ。
JP28752893A 1993-10-22 1993-10-22 ラッチ式つまみ Pending JPH07122150A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28752893A JPH07122150A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 ラッチ式つまみ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28752893A JPH07122150A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 ラッチ式つまみ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07122150A true JPH07122150A (ja) 1995-05-12

Family

ID=17718509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28752893A Pending JPH07122150A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 ラッチ式つまみ

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JP (1) JPH07122150A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010182671A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Ego Elektro Geraete Blanc & Fischer 電化製品用の操作装置、および操作方法

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JP2010182671A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Ego Elektro Geraete Blanc & Fischer 電化製品用の操作装置、および操作方法

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