JPH0712168B2 - 周波数多重伝送用光源 - Google Patents

周波数多重伝送用光源

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JPH0712168B2
JPH0712168B2 JP61307029A JP30702986A JPH0712168B2 JP H0712168 B2 JPH0712168 B2 JP H0712168B2 JP 61307029 A JP61307029 A JP 61307029A JP 30702986 A JP30702986 A JP 30702986A JP H0712168 B2 JPH0712168 B2 JP H0712168B2
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resonator
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は周波数多重伝送用光源に関する。
(従来の技術) 従来、複数個のレーザ光源の間の発振周波数の間隔が常
に一定になるようにする方法としては、久保木氏らによ
る1986年の信学技報OQE86-2の第9頁から第16頁に記載
された“半導体レーザの周波数オフセットロックに関す
る研究2"と題する論文に見られるように、周波数基準用
レーザ光源と送信用レーザ光源との間のビート周波数を
一定に保つ方法がある。これは発振周波数の基準となる
周波数基準用レーザ光源からの光と周波数基準用レーザ
光源の発振周波数との周波数間隔を一定に保つべき送信
用レーザ光源からの光との間のビートをとり、そのビー
ト周波数が一定になるように送信用レーザ光源の発振周
波数を制御する方法である。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、周波数基準用レーザ光源と送信用レーザ
光源との間の周波数間隔を一定に保つ制御回路には、そ
のビート周波数以上の帯域を有する受光素子が必要とな
るため、数十GHz以上の間隔で周波数基準用レーザ光源
と送信用レーザ光源との間の周波数間隔を一定に保つの
は実際上困難である。
(問題点を解決するための手段) 本発明の周波数多重伝送用光源は、周波数基準用レーザ
光源と、N個(N≧2)の送信用レーザ光源と、前記周
波数基準用レーザ光源からのレーザ光を入射かつ透過さ
せてこのレーザ光の透過光強度が最大となるように制御
されることにより複数の共振周波数の一つが前記周波数
基準用レーザ光源の発振周波数に一致するように共振周
波数を制御したN個の光共振器と、前記N個の光共振器
の各々における複数の共振周波数の一つが前記周波数基
準用レーザ光源の発振周波数に一致するように対応する
光共振器の共振周波数を制御するN個の共振周波数制御
回路と、前記N個の送信用レーザ光源の各々のレーザ光
を対応する光共振器に入射かつ透過させてこの各々のレ
ーザ光の透過光強度が最大となるように制御することに
より対応する送信用レーザ光源の発振周波数を前記N個
の光共振器の各々の複数の共振周波数の1つに一致させ
るN個の送信用レーザ光源発振周波数制御回路とを備
え、前記N個の送信用レーザ光源の発振周波数が前記周
波数基準用レーザ光源の発振周波数とは各々対応する光
共振器における隣り合う共振ピークの周波数間隔の整数
倍に相当する分だけ離れた一定の周波数に安定化され
る。
(実施例) 次に、図面により本発明の実施例について説明する。
本発明の第1の実施例を示す第1図を参照すると波長1.
55μm帯の分布帰還型半導体レーザ(DFB-LD)からなる
周波数基準用レーザ光源101から出射した光は第1のレ
ンズ102によってコリメート光となり、平行な端面を有
しその間の距離が約2mmのガラスブロックに多層膜コー
ティングを施してなる第1のファブリ・ペロー共振器10
3を通ってGe−フォトダイオード(Ge‐PD)からなる第
1の受光素子104で受光される。この受光パワーを一定
に保つため第1の共振周波数制御回路105により第1の
ファブリ・ペロー共振器103に取り付けられた第1のペ
ルチエ素子106が駆動され、第1のファブリ・ペロー共
振器103の共振器長が微細に調整される。その結果、第
1のファブリ・ペロー共振器103の共振周波数が微細に
調節され、第1のファブリ・ペロー共振器103の共振ピ
ークの一つがほぼ周波数基準用レーザ光源101の発振周
波数と一致する。この共振周波数が安定化された第1の
ファブリ・ペロー共振器103を用いて、波長1.55μm帯
のDFB-LDからなる第1の送信用レーザ光源107の発振周
波数を安定化させる。即ち、第1の送信用レーザ光源10
7から出射した光は第2のレンズ108によってコリメート
光となり、Ge‐PDからなる第2の受光素子109で受光さ
れ、この受光パワーが第1のファブリ・ペロー共振器10
3の周波数基準用レーザ光源101の発振周波数に固定され
ている共振ピークとは隣り合う共振ピークの近傍におけ
る周波数での透過率に対応する一定の受光パワー値を保
つように、第1の送信用レーザ光源発振周波数制御回路
110を用いて第1の送信用レーザ光源107への注入電流に
よる周波数制御がなされる。その結果、第1の送信用レ
ーザ光源107の発振周波数は周波数基準用レーザ光源101
の発振周波数とは第1のファブリ・ペロー共振器103の
隣り合う共振ピークの周波数間隔の1つ分に相当する50
GHzだけ離れた一定の周波数に安定化される。同様にし
て、第2の送信用レーザ光源111の発振周波数は第2の
ファブリ・ペロー共振器112、第3および第4の受光素
子113,114、第2の共振周波数制御回路115、第2のペル
チェ素子116、第2の送信用レーザ光源発振周波数制御
回路117、第3のレンズ118等を用いて周波数基準用レー
ザ光源101の発振周波数とは第2のファブリ・ペロー共
振器112の隣り合う共振ピークの周波数間隔の2つ分に
相当する100GHzだけ離れた一定の周波数に安定化され
る。なお、周波数基準用レーザ光源101からの出射光の
一部がハーフミラー119および反射ミラー120によって第
2のファブリ・ペロー共振器112に導かれ第3の受光素
子113によって受光されている。また、第2のファブリ
・ペロー共振器112には共振器長やフィネスが第1のフ
ァブリ・ペロー共振器103とほぼ同じ特性のものを用い
ている。
ここで、上記各周波数の間の関係について第2図および
第3図に用いて説明する。第7図(a),(b)はそれ
ぞれ、第1および第2の共振周波数制御回路105,115に
よる第1および第2のファブリ・ペロー共振器103,112
の共振周波数の制御がなされていない時の第1および第
2のファブリ・ペロー共振器103,112の共振周波数特性
を示したものである。このとき、第1および第2のファ
ブリ・ペロー共振器103,112には共振器長やフィネス等
の犠牲がほぼ用じ物を用いているため、共振ピークの間
隔は両共振器共ほぼ同じ約50GHzであるが、共振ピーク
を与える周波数は異なっている。そこで、第3図
(a),(b)に示すように、第1および第2の共振周
波数制御回路105,115を用いて第1および第2のファブ
リ・ペロー共振器103,112の共振ピークの一つをほぼ周
波数基準用レーザ光源101の発振周波数に一致させる。
本実施例では共振ピークからわずかに離れた、共振曲線
上のA1点およびB1点に安定化するよう制御されている。
この共振周波数が安定化された第1および第2のファブ
リ・ペロー共振器103,112を用いて、第1および第2の
送信用レーザ光源107,111の発振周波数をそれぞれA1点
から約50GHz離れたA2点及びB1点から約100GHz離れたB2
点に安定化させる。ここで、A1点とB1点とはほぼ同じ周
波数に固定されているので、第1及び第2の送信用レー
ザ光源107,111の発振周波数は周波数基準用レーザ光源1
01の発振周波数を基準にそれぞれ約50GHz及び約100GHz
離れた周波数に安定化されている。
上記第1の実施例において、周波数基準用レーザ光源10
1の発振周波数と第1及び第2の送信用レーザ光源107,1
11の発振周波数との間隔がそれぞれ約50GHz及び約100GH
zとしたが、第1及び第2のファブリ・ペロー共振器10
3,112の隣り合う共振ピークの周波数間隔を50GHz以外の
値とすればこれに限定されない。また、第1及び第2の
送信用レーザ光源107,111に対し、それぞれ別々のファ
ブリ・ペロー共振器103,112を用いて発振周波数の安定
化を行なったが、1つのファブリ・ペロー共振器を共用
しても良い。
次に、本発明の第2の実施例を示す第4図を参照する
と、本実施例においては、周波数基準用レーザ光源40
1、第1及び第2の送信用レーザ光源402,403、第1から
第4の受光素子404,405,406,407、及び第1及び第2の
光共振器408,409はInP基板410の上に集積されている。
ここで、周波数基準用レーザ光源401及び第1及び第2
の送信用レーザ光源402,403は1.55μm帯のDFB-LDであ
る。また、第1及び第2の光共振器408,409はそれぞれ
1つのリング状光導波路及びこのリング状光導波路とそ
れぞれ光学的結合部を有する2つの光導波路とからなる
4端子のリング共振器であり、このリング状光導波路の
周長は約4.4mmかつ方向性結合器からなる2つの光結合
部における結合度はいずれも約0.3である。さらに、第
1から第4の受光素子404〜407はグレーティングを有し
ないことを除いてほぼDFB-LDと同様の構造を持つフォト
ダイオード(PD)である。
周波数基準用レーザ光源401から出射した光は第1の光
導波路411を通って、50%は第1の方向性結合器412によ
って第2の光導波路413に導かれ、残る50%は第2の方
向性結合器414によって第3の光導波路415に導かれる。
第2の光導波路413に導かれた周波数基準用レーザ光源4
01から出射した光は第1の光結合部416で第1のリング
状光導波路417に導かれ、さらに第2の光結合部418で第
4の光導波路419に導かれた後、第1の受光素子404で受
光される。この受光パワーがリング共振器の共振特性曲
線の傾斜部の一点における透過率に対応した光パワーと
なるように、第1の共振周波数制御回路420により第1
のリング状光導波路417の周上に設けられた第1のマイ
クロヒータ421を駆動してリング共振器の周長を微細に
制御し、リング共振器の共振用周波数を安定化させる。
ただし、本構成においては第1の受光素子404は第1の
送信用レーザ光源404から出射された光も受光する。そ
こで、周波数基準用レーザ光源401から出射した光と第
1の送信用レーザ光源402から出射された光とを区別す
るため、周波数基準用レーザ光源401からの光出力を100
KHzで強度変調し、第1の共振周波数制御回路420の制御
信号としては100KHzの信号成分のみを用いる。
共振周波数が安定化された第1の光共振器408を用い
て、第1の送信用レーザ光源である波長1.55μm帯のDF
B-LDの発振周波数を安定化させる。即ち、第1の送信用
レーザ光源401から出射した光は第4の光導波路419に入
射し、第2の光結合部412を介して第1のリング状光導
波路417に導かれ、更に第1の光結合部416を介して第2
の光導波路413に導かれたのち第2の受光素子405で受光
され、この受光パワーが第1の光共振器408の周波数基
準用レーザ光源401の発振周波数に固定されている共振
ピークとは隣り合う共振ピークが有る共振特性曲線上の
傾斜部の一点における透過率に対応した一定の受光パワ
ー値を保つように、第1の送信用レーザ光源発振周波数
制御回路422を用いて第1の送信用レーザ光源402への注
入電流による周波数制御がなされる。その結果、第1の
送信用レーザ光源402の発振周波数は周波数基準用レー
ザ光源401の発振周波数とは第1の光共振器408の隣り合
う共振ピークの周波数間隔の1つ分に相当する200GHzだ
け離れた一定の周波数に安定化される。
同様にして、第2の送信用レーザ光源403の発振周波数
は第2の光共振器409、第3および第4の受光素子406,4
07、第2の共振周波数制御回路423、第2のマイクロヒ
ータ424、第2の送信用レーザ光源発振周波数制御回路4
25、第5の光導波路426等を用いて周波数基準用レーザ
光源401の発振周波数とは第2の光共振器409の隣り合う
共振ピークの周波数間隔の2つの分に相当する40GHzだ
け離れた一定の周波数に安定化される。
ここで、上記各周波数の間の関係について第5図および
第6図を用いて説明する。第5図(a),(b)はそれ
ぞれ第1および第2の共振周波数制御回路420,423によ
る第1および第2の光共振器408,409の共振周波数の制
御がなされていない時の第1および第2の光共振器408,
409の共振周波数特性を示したものである。このとき、
第1および第2の光共振器408,409にはリング状光導波
路の周長や方向性結合器からなる光結合部の結合度等の
特性がほぼ同じ物を用いているため、共振ピークの間隔
は両光共振器共ほぼ同じ約20GHzであるが、共振ピーク
を与える周波数は異なっている。そこで、第6図
(a),(b)に示すように、第1および第2の共振周
波数制御回路420,423を用いて第1および第2の光共振
器の共振ピークの一つをほぼ周波数基準用レーザ光源40
1の発振周波数に一致させる。本実施例では共振ピーク
からわずかに離れた、共振曲線上のC1点およびD1点に安
定化されるよう制御されている。この共振周波数が安定
化された第1および第2の光共振器408,409を用いて、
第1および第2の送信用レーザ光源402,403の発振周波
数をそれぞれC1点から20GHz離れたC2点及びD1点から約4
0GHz離れたD2点に安定化させる。ここで、C1点とD1点と
はほぼ同じ周波数に固定されているので第1及び第2の
送信用レーザ光源402,403の発振周波数は周波数基準用
レーザ光源401の発振周波数を基準にそれぞれ約20GHz及
び約40GHz離れた周波数に安定化されている。
ここで、InP基板の上に集積された素子の製作法につい
て簡単に説明する。まず、n型のInP基板の上に、たと
えば、1983年のエレクトロニクス・レターズ(Electron
ics Letters)誌、第19巻、第20号の第840頁から第841
頁に記載されたM.Kitamura氏らによる“High power sin
gle longitudinal mode op-eration of 1.3μm DFB-DC-
PBH-LD"と題する論文において知られている方法を用い
て、周波数基準用レーザ光源401、第1及び第2の送信
用レーザ光源402,403となるDFBレーザ、及び第1から第
4の受光素子404〜407となるPDを形成する。但し、受光
素子はグレーティングを有しないことを除いてほぼDFB-
LDと同様の構造を持っており、受光素子が形成される部
分のグレーティングは通常のフォトリソグラフィ技術に
より除去されている。また、ここでは埋め込み層を高抵
抗の半導体層としている。次に、上記4端子のリング共
振器や光導波路を形成する部分のみ、半導体レーザおよ
び受光素子用結晶成長層をエッチングで除去し、その部
分に低キャリア濃度のInPを結晶成長する。そこで、通
常のフォトリングラフィ技術を用いて形成したリブ型光
導波路により第1から第5の光導波路や、第1および第
2のリング状光導波路を形成する。なお、リブ型光導波
路形成法については、IEEEの1985年のジャーナル オブ
ライトウエイブ テクノロジー(Journal of lightwa
ve technol-ogy)誌の第LT-3巻、第6号の第1270頁から
第1276頁に記載されたH・Inoue氏らによる“Low loss
GaAs optical waveguide"と題する論文を参照できる。
ここで、リング共振器の損失低減及び回路微小化のため
エッチングミラーを用いている。このエッチングミラー
形成法については、IEEEの1985年のジャーナル オブ
ライトウエイブ テクロノジー(Journal of lightwave
technology)誌の第LT-3巻、第4号の第785頁から第78
8頁に記載されたP.Buchmann氏らによる“GaAs single-m
ode rib waveguides with reactive ion-etched totall
y reflecting cor-ner mirrors"と題する論文を参照で
きる 第2の実施例において、周波数基準用レーザ光源401の
発振周波数と第1及び第2の送信用レーザ光源402,403
の発振周波数との間隔をそれぞれ約20GHz及び約40GHzと
したが、2つのリング共振器の隣り合う共振ピークの周
波数間隔を20GHz以外の値とすればこれに限定されな
い。また、4端子のリング共振器をInP基板上の光導波
路で形成したが、これに限定されず光ファイバなど他の
光導波路を用いても良い。さらに、リング状光導波路の
周長の微細な制御法としてマイクロヒータによる温度制
御法を用いたが、これに限定されず電気光学効果を用い
た制御など他の方法を用いてもよい。
以上、本発明の第1及び第2の実施例について説明し
た。両実施例において、周波数基準用レーザ光源や送信
用レーザ光源に分布帰還型半導体レーザ(DFB-LD)を用
いたが、単一軸モード発振するレーザ光源であれば良
い。また、送信用レーザ光源の数は2つとしたがこれに
限定されない。更に、発振周波数は1.55μm帯に限定さ
れない。また、送信用レーザ光源の周波数制御法として
注入電流制御法を用いたが、これに限らず素子温度制御
法や外部鏡レーザにおける外部鏡位置制御法など、他の
方法を用いても良い。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明では、複数の共振周波数の一
つが周波数基準用レーザ光源の発振周波数に一致するよ
うに共振周波数を制御し、かつその共振周波数間隔を数
十GHz以上に及ぶ広い周波数間隔にすることが可能な光
共振器をもちいているため、光ビート法では実現が難し
い数十GHz以上に及ぶ広い周波数間隔で送信用レーザ光
源の周波数間隔を安定化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の構成図、第2図
(a),第2図(b),第3図(a)及び第3図(b)
は第1の実施例の機能を説明するための説明図、第4図
は本発明の第2の実施例の構成図、第5図(a),第5
図(b),第6図(a)及び第6図(b)は第2の実施
例の機能を説明するための説明図である。 101……周波数基準用レーザ光源、102……第1のレン
ズ、103……第1のファブリ・ペロー共振器、104……第
1の受光素子、105……第1の共振周波数制御回路、106
……第1のペルチェ素子、107……第1の送信用レーザ
光源、108……第2のレンズ、109……第2の受光素子、
110……第1の送信用レーザ光源発振周波数制御回路、1
11……第2の送信用レーザ光源、112……第2のファブ
リ・ペロー共振器、113,114……第3及び第4の受光素
子、115……第2の共振周波数制御回路、116……第2の
ペルチェ素子、117……第2の送信用レーザ光源発振周
波数制御回路、118……第3のレンズ、119……ハーフミ
ラー、120……反射ミラー、401……周波数基準用レーザ
光源、402,403……第1及び第2の送信用レーザ光源、4
04〜407……第1から第4の受光素子、408,409……第1
及び第2の光共振器、410……InP基板、411……第1の
光導波路、412……第1の方向性結合器、413……第2の
光導波路、414……第2の方向性結合器、415……第3の
光導波路、416……第1の光結合部、417……第1のリン
グ状光導波路、418……第2の光結合部、419……第4の
光導波路、420……第1の共振周波数制御回路、421……
第1のマイクロヒータ、422……第1の送信用レーザ光
源発振周波数制御回路、423……第2の共振周波数制御
回路、424……第2のマイクロヒータ、425……第2の送
信用レーザ光源発振周波数制御回路、426……第5の光
導波路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周波数基準用レーザ光源と、N個(N≧
    2)の送信用レーザ光源と、前記周波数基準用レーザ光
    源からのレーザ光を入射かつ透過させてこのレーザ光の
    透過光強度が最大となるように制御されることにより複
    数の共振周波数の一つが前記周波数基準用レーザ光源の
    発振周波数に一致するように共振周波数を制御したN個
    の光共振器と、前記N個の光共振器の各々における複数
    の共振周波数の一つが前記周波数基準用レーザ光源の発
    振周波数に一致するように対応する光共振器の共振周波
    数を制御するN個の共振周波数制御回路と、前記N個の
    送信用レーザ光源の各々のレーザ光を対応する光共振器
    に入射かつ透過させてこの各々のレーザ光の透過光強度
    が最大となるように制御することにより対応する送信用
    レーザ光源の発振周波数を前記N個の光共振器の各々の
    複数の共振周波数の1つに一致させるN個の送信用レー
    ザ光源発振周波数制御回路とを備え、前記N個の送信用
    レーザ光源の発振周波数が前記周波数基準用レーザ光源
    の発振周波数とは各々対応する光共振器における隣り合
    う共振ピークの周波数間隔の整数倍に相当する分だけ離
    れた一定の周波数に安定化されることを特徴とする周波
    数多重伝送用光源。
  2. 【請求項2】前記光共振器がファブリ・ペロー共振器で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の周波
    数多重伝送用光源。
  3. 【請求項3】前記光共振器がリング共振器であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の周波数多重伝送
    用光源。
  4. 【請求項4】前記リング共振器がリング状光導波路とこ
    のリング状光導波路との間での光学的結合を有する第1
    及び第2の光導波路とから成り、かつ前記第1及び第2
    の光導波路の各々に接続される前記周波数基準用レーザ
    光源及び前記送信用レーザ光源は前記第1及び第2の光
    導波路の各2つの接続端子のうち前記周波数基準用レー
    ザ光源と前記送信用レーザ光源とが互いに光学的結合を
    生じない端子に接続されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第3項記載の周波数多重伝送用光源。
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