JPH07121398A - Cpuバスチェック制御方式 - Google Patents

Cpuバスチェック制御方式

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Publication number
JPH07121398A
JPH07121398A JP5268579A JP26857993A JPH07121398A JP H07121398 A JPH07121398 A JP H07121398A JP 5268579 A JP5268579 A JP 5268579A JP 26857993 A JP26857993 A JP 26857993A JP H07121398 A JPH07121398 A JP H07121398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condition
cpu bus
control
unit
cpu
Prior art date
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Pending
Application number
JP5268579A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Morita
恵介 森田
Michio Nakano
道夫 中野
Takayuki Yoda
貴幸 依田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Instruments Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Instruments Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Instruments Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Instruments Engineering Co Ltd
Priority to JP5268579A priority Critical patent/JPH07121398A/ja
Publication of JPH07121398A publication Critical patent/JPH07121398A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】CPUバスの診断・保守解析の容易性を実現す
るため、制御システム内において、CPUバスチェック
制御回路4を追加し、制御プログラムに容易に介入する
ことを可能にすること。 【構成】CPUバス6より条件の設定及びその状態を報
告するためのバスインターフェイス部11,CPUバス
6のアドレス,制御信号及びデータの条件設定を記憶す
る設定レジスタ部12,CPUバス6を監視し、設定条
件との比較を行い制御プログラムに対し介入する要因を
発生する条件判定部13,条件判定部13からの指示に
従いCPUバス6に対して割込み要求を行う割込み発生
部14及び条件判定部13からの指示に従いシステム外
部に条件要因の発生を報告する外部出力部15を設け、
CPUバス6及び制御プログラムに対して介入すること
を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、血液自動分析
装置等に代表される医療機器及び、プラントを制御する
計装制御装置等の中央処理装置を中心とした制御システ
ムに係り、特に中央処理装置における制御プログラム動
作の診断・保守に好適なプログラムチェック制御方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCPUバスの診断・保守は、外部
機器である大規模なインサーキットエミュレータ装置の
使用や、プログラムによるデバッグツールによる方式が
一般的であり、インサーキットエミュレータ装置等の外
部測定機を使用した場合、システム動作時において機器
を指定の測定状態とするためにはシステムの分解作業が
生じるため大がかりな準備,時間が必要であった。ま
た、プログラムによるデバッグツールによる方式におい
てはリアルタイム性を考慮したCPUバスの診断・保守
は制約項目が多く困難であった。また、日立シングルチ
ップRISCマイコンSH7032,7034 ハードウェア
マニュアルにおけるユーザブレーク機能は、ブレーク
条件設定の自由度が狭く限定されていた。従って詳細な
条件設定が不可能であった。また、上記条件設定は1事
象しか設定できないため条件設定のシーケンス指定は不
可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、制御
システム内にプログラムチェックに関する手法を取り入
れる配慮が成されておらず、制御プログラムの診断・保
守には非常に大きな労力と時間が必要であるという問題
点があった。本発明の目的は、上記従来技術の問題点で
あったCPUバスの診断・保守解析の容易性を実現する
ため、制御システム内においてCPUバスチェック制御
回路を追加し、制御プログラムに容易に介入することを
可能にすることにより従来技術の欠点をなくしたCPU
バスチェック制御方式を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、CPUバス
より条件の設定及びその状態を報告するためのバスイン
ターフェイス部,CPUバスのアドレス,制御信号及び
データの条件設定を記憶する設定レジスタ部,CPUバ
スを監視し、設定条件との比較を行い制御プログラムに
対し介入する要因を発生する条件判定部,条件判定部か
らの指示に従いCPUバスに対して割込み要求を行う割
込み発生部及び条件判定部からの指示に従いシステム外
部に条件要因の発生を報告する外部出力部を設け、CP
Uバス及び制御プログラムに対して介入することを可能
とすることにより達成される。
【0005】
【作用】上記手段によれば、CPUよりバスインターフ
ェイスを介して設定レジスタ部へ所定の手続きを踏み制
御プログラムに対しての介入条件を設定する。条件判定
部では、常にCPUバスの監視を行い設定レジスタ部の
設定条件と比較を行い、一致した場合に割込み発生部及
び外部出力部に対して、要求信号を入力し、許可されて
いれば外部出力部より外部に対して条件一致信号の出
力、割込み発生部よりCPUバスに対して割込み要求を
行う。この割込み要求により制御プログラムは、所定の
手続きを踏み動作を変更する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1,図2,図3に
より説明する。図1及び図3は、CPUバスチェック制
御回路の概略構成図であり、図2は、CPUバスチェッ
ク制御回路を含む制御システムの概略構成図である。
【0007】図2において、1はシステムの統括制御を
行う中央処理装置(CPU)、2はシステムの動作手順
および各種制御,演算などのデータを記憶する記憶装置
である。また、3はCPUの指令により外部機器の制御
を行う外部機器制御部、5は外部とのコミュニケーショ
ンを行う通信制御部であり、6はこれらの各ブロックを
有機的に結合しシステムの情報伝達及び制御の基幹であ
るCPUバスである。4はこのCPUバスを監視し、動
作を抑制するCPUバスチェック制御回路である。この
システムは、外部と通信によりコミュニケーションをと
りながら、CPUの演算・制御データによりある外部機器
を制御するシステムである。
【0008】次に図1において、CPUバスチェック制
御回路4はCPUバス6と接続され、条件情報のデータ
を記憶する設定レジスタ部12はバスインターフェイス
部11を介してCPUバス6と接続される。条件設定レ
ジスタ部12はプログラム動作を指定条件による抑制あ
るいは介入要因を決定するためのアドレス,制御信号及
びデータレジスタを有する。そして、この条件設定レジ
スタ部12はCPUバス6の動作状態を監視し、条件設
定レジスタ部12の指定条件との比較を行う条件判定部
13に指定条件を伝達経路で接続され、さらにCPUバ
ス6に対して割込み要求を行う割込み発生部14及び外
部出力部15によりシステム外部に条件要因の発生を報
告する。以上のような構成のCPUバスチェック制御回
路4において、中央処理装置1から予め所定のプログラ
ム動作の抑制及び外部へ介入条件を条件設定レジスタ部
12へ格納される。その際、常に全ての条件設定を行う
のではなく必要な条件のみマスクパターン解除を設定す
ることにより、多くの条件の中から特定の条件を抽出し
て指定することが可能となる。また、割込み発生部14
及び外部出力部15に対する出力許可に付いても設定さ
れる。このことにより、日立シングルチップRISCマ
イコンSH7032,7034 ハードウェアマニュアルに代
表されるユーザブレーク機能における設定条件を全て指
定することなく、特定の条件のみの指定が可能となるた
め条件判定の幅を大きく拡大することが可能となる。例
えば、日立シングルチップRISCマイコンSH7032,70
34のユーザブレーク機能では、データの転送サイズにか
かわらずDMAサイクルのライトサイクルにブレーク機
能を動作させることは不可能であるが、本発明では、マ
スクパターン機能を使用することにより設定することが
可能である。次に、条件判定部13は、CPUバス6の
状態を監視し条件設定部12からのマスクパターンによ
り抽出された介入条件と比較し、一致した場合に割込み
発生部14及び外部出力部15に対して介入要求信号を
アクティブとする。これにより割込み発生部14は、C
PUバス6を介して中央処理装置1へ割込み要求を行
い、この割込み要求が受諾された時点で中央処理装置1
で定められている割込み処理に応答した後に、中央処理
装置1で動作していた制御プログラムの動作を一時中断
し、所定の制御プログラムに動作を移行する。一方、外
部出力部は、システム外部に対して、介入条件が成立し
たことを報告する信号を出力する。
【0009】次に図3において、他の実施例について説
明する。CPUバスチェック制御回路4はCPUバス6
と接続され、条件情報のデータを記憶する設定レジスタ
部12はバスインターフェイス部11を介してCPUバ
ス6と接続される。条件設定レジスタ部12は幾つかの
プログラム動作を指定条件による抑制あるいは介入要因
を決定するためのアドレス,制御信号及びデータレジス
タを有する。そして、この条件設定レジスタ部12はC
PUバス6の動作状態を監視し、条件設定レジスタ部1
2の指定条件との比較を行うプログラマブルシーケンサ
22に接続される。また、シーケンス記憶部21は、バ
スインターフェイス部11を介してCPUバス6と接続
され、シーケンス制御データを記憶する。さらにCPU
バス6に対して割込み要求を行う割込み発生部14及び
外部出力部15によりシステム外部に条件要因の発生を
報告する。以上のような構成のCPUバスチェック制御
回路4において、中央処理装置1から予め、所定のプロ
グラム動作の抑制及び外部へ介入条件を条件設定レジス
タ部12へ、またシーケンス記憶部21へはプログラマ
ブルシーケンサ22の動作を規定するシーケンス制御デ
ータが格納される。その際、常に全ての条件設定を行う
のではなく必要な条件のみマスクパターン解除を設定す
ることにより、多くの条件の中から特定の条件を抽出し
て指定することが可能となる。また、割込み発生部14
及び外部出力部15に対する出力許可に付いても設定さ
れる。このことにより、日立シングルチップRISCマ
イコンSH7032,7034 ハードウェア マニュアルに
代表されるユーザブレーク機能における設定条件を全て
指定することなく、特定の条件のみの指定が可能となる
ため条件判定の幅を大きく拡大することが可能となる。
例えば、日立シングルチップRISCマイコンSH7032,
7034のユーザブレーク機能では、データの転送サイ
ズにかかわらずDMAサイクルのライトサイクルにブレ
ーク機能を動作させることは不可能であるが、本発明で
は、マスクパターン機能を使用することにより設定する
ことが可能である。
【0010】次に、プログラマブルシーケンサ22は、
順次シーケンス記憶部21からシーケンス制御情報を読
みだし決定する。その際、CPUバス6の状態を監視し
条件設定部12からのマスクパターンにより抽出された
介入条件と比較し、一致した場合にシーケンス記憶部2
1より次のシーケンス制御情報を読みだし、この動作を
終了条件を満たすまで反復する。終了条件が満たされる
とプログラマブルシーケンサ22は、割込み発生部14
及び外部出力部15に対して介入要求信号をアクティブ
とする。これにより割込み発生部14は、CPUバス6
を介して中央処理装置1へ割込み要求を行い、この割込
み要求が受諾された時点で中央処理装置1で定められて
いる割込み処理に応答した後に、中央処理装置1で動作
していた制御プログラムの動作を一時中断し、所定の制
御プログラムに動作を移行する。一方、外部出力部は、
システム外部に対して、介入条件が成立したことを報告
する信号を出力する。
【0011】このように、中央処理装置1を中心とした
制御システムにおいてCPUバスチェック制御回路を設
けることにより、CPUバス及び制御プログラムに対し
て動作の介入を行うことが可能になるため、CPUバス
チェック及び制御プログラムの診断・保守を容易に実現
する効果がある。また、介入条件の外部出力により複数
の制御システムにおける診断・保守事象を容易かつ正確
に補足することができる。また、図3の例においては、
プログラマブルシーケンサ22をコントローラとした
が、他の種々のものが適用可能である。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な回路構成にて、
CPUバス及び制御プログラムに対して動作の介入を行
うことが可能になるため、CPUバスチェック及び制御
プログラムの診断・保守を容易に実現することができ、
診断・保守に対する労力と時間を削減できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるCPUバスチェック制
御回路の概略構成図である。
【図2】本発明の一実施例であるCPUバスチェック制
御回路を含む制御システムの概略構成図である。
【図3】本発明の一実施例であるCPUバスチェック制
御回路の概略構成図である。
【符号の説明】
1…CPU、2…記憶装置、3…外部機器制御部、4…
CPUバスチェック制御回路、5…通信制御部、6…C
PUバス、11…CPUバスインターフェイス部、12
…設定レジスタ部、13…条件判定部、14…割込み発
生部、15…外部出力部、21…シーケンス記憶部、2
2…プログラマブルシーケンサ。
フロントページの続き (72)発明者 中野 道夫 茨城県勝田市堀口字長久保832番地2 日 立計測エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 依田 貴幸 茨城県勝田市堀口字長久保832番地2 日 立計測エンジニアリング株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】システムの統括制御を行う中央処理装置
    (CPU)とシステムの動作手順および各種制御,演算
    などのデータを記憶する記憶装置と外部記憶機器の制御
    部を有する制御システムにおいて、システムの情報伝達
    及び制御の基幹であるCPUバスと介入条件を設定する
    条件設定レジスタとのインターフェイスを行うバスイン
    ターフェイス部とプログラム動作を指定条件により抑制
    するためのアドレス,制御信号及びデータレジスタを有
    する条件設定レジスタ部とCPUバスの動作状態を監視
    し、条件設定レジスタ部の指定条件との比較を行いプロ
    グラム制御を変える要因を発生させる条件判定部と条件
    判定部からの指示に従いCPUバスに対して割込み要求
    を行う割込み発生部と条件判定部からの指示に従いシス
    テム外部に条件要因の発生を報告する外部出力部とを備
    えたことを特徴とするCPUバスチェック制御方式。
  2. 【請求項2】請求項1記載のプログラムチェック制御方
    式において、条件判定部をいくつかの条件の設定及び条
    件に対する順序動作を指定し、指定動作により条件要因
    を発生するプログラマブルシーケンサ部と指定動作を記
    憶するシーケンス記憶部を備えたことを特徴とするプロ
    グラムチェック制御方式。
JP5268579A 1993-10-27 1993-10-27 Cpuバスチェック制御方式 Pending JPH07121398A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5268579A JPH07121398A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 Cpuバスチェック制御方式

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JP5268579A JPH07121398A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 Cpuバスチェック制御方式

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Publication Number Publication Date
JPH07121398A true JPH07121398A (ja) 1995-05-12

Family

ID=17460489

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JP5268579A Pending JPH07121398A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 Cpuバスチェック制御方式

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JP (1) JPH07121398A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102012011872A1 (de) 2011-08-08 2013-02-14 Okuma Corporation Steuervorrichtung mit einer Bus-Diagnosefunktion

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102012011872A1 (de) 2011-08-08 2013-02-14 Okuma Corporation Steuervorrichtung mit einer Bus-Diagnosefunktion

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