JPH07121324B2 - 被処理水の圧送装置 - Google Patents

被処理水の圧送装置

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JPH07121324B2
JPH07121324B2 JP22453292A JP22453292A JPH07121324B2 JP H07121324 B2 JPH07121324 B2 JP H07121324B2 JP 22453292 A JP22453292 A JP 22453292A JP 22453292 A JP22453292 A JP 22453292A JP H07121324 B2 JPH07121324 B2 JP H07121324B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被処理水を処理施設に
送る為の圧送装置に関し、更に詳しくは、し渣、砂等の
沈澱物、スカム等の浮遊物を含んだままの状態の被処理
水を各種の処理施設へ円滑に送り、効率のよい排水の浄
化処理を可能とする被処理水の圧送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、砂等の沈降性物質、各種のゴミ或
いはスカム等の浮遊物を含む工業排水や生活排水、雨水
等の被処理水を、固液分離処理や油・浮遊物除去、曝気
処理等の各種の処理を行う処理施設へと導入する手段と
しては、砂等の沈澱物、ゴミやスカムや油等の浮遊物を
取り除いた後、圧送ポンプで被処理水を処理施設へ圧送
することが知られている。ゴミや砂やスカム等が混ざっ
た排水をそのままの状態で圧送すると、圧送ポンプの閉
塞やポンプの羽根の摩耗が生じたりして効率よく被処理
水を圧送することが出来ない為である。尚、この様な被
処理水の圧送装置を備えた施設を中継ポンプ場と呼んで
いる。
【0003】例えば、図7に示した様な大規模な処理場
の場合には、先ず、中継ポンプ場の流入口から流入した
被処理水は、流入口近傍に設けられているスクリーンを
通過し、そこで被処理水中に含まれているし渣が、スク
リーン上に捕捉される。回収されたし渣は、必要に応じ
てカッターポンプ(し渣ポンプ)で粉砕された後、振動
篩により水及び細かいし渣が分離され、篩上に残ったし
渣は振動篩で篩われ、大きなし渣については個別にし渣
ホッパで廃棄処理されたりしている。次に、上記の様に
してし渣が除かれた被処理水は、沈砂池、例えば、沈澱
効率を向上させる為に、水平回転することによって被処
理水に回転運動を与えて被処理水中の沈降性物質を沈砂
池の底に集積させる作用を有する円筒体が設けられてい
る円形の沈砂池へと導かれる。この様な沈砂池で沈澱し
た被処理水中の砂等の沈降性物質は、サンドポンプによ
って系外へと運ばれ、洗浄後除去される。これは、中継
ポンプ場の圧送ポンプで被処理水を圧送する際に、特に
被処理水中に砂等が含まれていると圧送ポンプの損傷が
生じ易く、ポンプの寿命を縮めたり、圧送管内に砂分が
残留し、ポンプの閉塞の原因となるからである。尚、被
処理水中に油がある場合には、沈砂池の水面からオイル
用ポンプで油を含む処理水を吸入し、該被処理水をオイ
ルマットへと導き、オイルマットに油を吸収させて除去
している。
【0004】以上の様にして沈砂池で処理された被処理
水は、図7に示す様に、沈砂池に引き続いて設けられて
いる圧送ポンプを有するポンプ井へと導かれ、圧送ポン
プを作動して、これに連結されている圧送管で別の処理
施設へと圧送された後、各種浄化処理がなされる。尚、
ポンプ井の水面近傍にスカムが浮遊している場合は、何
等かの装置でかき寄せて、廃棄処理された後、被処理水
が圧送されている。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記の従来の被処理水の圧送装置では、し渣やスカムや油
や砂を系外に夫々個別に取り出して廃棄処理してから被
処理水を圧送している為、これらの処理の為の人手を要
し、中継ポンプ場を省力化、更には無人化することが出
来ないという問題があった。処理施設へと圧送された被
処理水は、各処理施設で、更に固液分離処理や油・浮遊
物除去、曝気処理等の各種の浄化処理が行われた後に河
川等へ放流される。従って、被処理水の種類や処理量に
よっては、中継ポンプ場で上記した様な個別の廃棄処理
を行わずに、これらを含んだ状態で被処理水を別の処理
施設へ送り、該処理施設において一度にまとめて、し渣
やスカムや油や砂等の廃棄処理を含めて浄化処理した方
が好ましい場合もある。しかし、この場合には、被処理
水中のし渣や砂等によって圧送ポンプの寿命が短くなる
という問題がある。従って本発明の目的は、被処理水を
処理場へと圧送する圧送装置を備えた中継ポンプ場を無
人化することが可能な、更に、被処理水に対する各種の
浄化処理を一箇所でまとめて一度にすることが出来る、
省力化及び簡略化された経済性に優れた被処理水の圧送
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、被処理水の流入
口10と、被処理水中のし渣を分離するスクリーン12
と、分離されたし渣を圧送するカッターポンプ3と、し
渣が分離された被処理水を別の処理施設に送る圧送ポン
プ1を備えたポンプ井6とからなり、上記カッターポン
プ3の吐出側が前記圧送ポンプ1の吐出側圧送管2に連
結しており、上記カッターポンプ3の吐出物が前記圧送
管2に圧入され、し渣が被処理水と共に別の処理施設に
送られるようにしたことを特徴とする被処理水の圧送装
置である。
【0007】
【作用】本発明によれば、被処理水中のし渣や砂等の沈
澱物を圧送ポンプ中を通過させることなく圧送ポンプの
吐出側圧送管に圧入することによって、し渣や砂等の吸
入による圧送ポンプの摩耗や損傷を生じることなく被処
理水を処理施設に圧送することが出来る。その結果、中
継ポンプ場における人手を要するし渣等の廃棄作業がな
くなり、作業の省力化、ひいては通常作業における無人
化が可能となり、且つ、一箇所の処理施設で各種の浄化
処理をまとめて行うことが可能となる為、排水の浄化処
理全体を簡略化することが出来る。
【0008】
【実施例】次に図面に示す好ましい実施例を参照して本
発明を更に詳しく説明する。本発明の被処理水の圧送装
置の1例は、被処理水の流入口10と、被処理水中のし
渣を分離するスクリーン12と、分離されたし渣を圧送
するカッターポンプ3と、し渣が分離された被処理水を
別の処理施設に送る圧送ポンプ1を備えたポンプ井6と
からなり、上記カッターポンプ3の吐出側が前記圧送ポ
ンプ1の吐出側圧送管2に連結しており、上記カッター
ポンプ3の吐出物が前記圧送管2に圧入されて、し渣が
被処理水と共に別の処理施設に送られるようにしたこと
を特徴とする。
【0009】図1及び図2に示した本発明の実施例の被
処理水の圧送装置の構成図、及び図2に示す構成を有す
る圧送装置の断面図を示す図3に従い、本発明を更に詳
細に説明する。先ず、被処理水は、流入口10より流入
する。かかる流入口近傍の被処理水の流路には、スクリ
ーン12が設置されている為、被処理水中のし渣が該ス
クリーン上に捕捉される。スクリーン上に捕捉されたし
渣は、レーキ11により掻き取られて、し渣溜りに集め
られ、被処理水中から分離される。し渣溜りにはし渣ポ
ンプ(カッターポンプ)3が設けられており、分離され
たし渣は、し渣の大きさが大きい等の場合には、必要に
応じ、カッターポンプ3で円滑に圧送することが出来る
程度の粉砕物とする。図3に示す様に、本実施例の被処
理水の圧送装置では、カッターポンプ3の吐出側が別の
処理施設へ被処理水を送る為の圧送ポンプ1の吐出側圧
送管2に連結され、カッターポンプ3からの吐出物は、
圧送管2内に圧入される。この為、被処理水中から分離
されたし渣又はカッターポンプ3で粉砕された粉砕物
は、その場で廃棄処理されることなく被処理水と共に、
別の処理施設に圧送される。尚、流入口近傍に設けるス
クリーン12はいずれのものでもよいが、し渣から発生
する臭気を防止する為には、図3に示した様に被処理水
中に埋没させて設ける構造とするのが好ましい。
【0010】図3に示した実施例では、次に、上記の様
にしてし渣が分離された後の被処理水を沈砂池8へと導
き、沈砂処理をする。この際に用いられる沈砂池8はい
ずれの形状のものでもよいが、好ましくは有底円筒形状
とする。又、更に好ましくは、有底円筒形状の沈砂池8
のほぼ中央部に円筒体9を設けておく。該円筒体9は、
水平回転することによって被処理水に回転運動を与えて
被処理水中の沈降性物質を沈砂池の底に沈降分離集積す
る作用を有する。又、沈砂池8のほぼ中央には、サンド
ポンプ5が設けられている。沈砂池8で沈降した沈澱物
は、本発明においても通常は、図1に示した例の場合の
様に、沈砂池8内にあるサンドポンプ5で吸引した後、
洗浄して個別に廃棄処理する。圧送ポンプ1や圧送管2
内に多量の砂等が混入すると圧送管やポンプの閉塞や破
損の原因となる為である。
【0011】これに対し、処理する被処理水の量が少な
く、被処理水中に含まれる砂等の沈降性物質の濃度が比
較的低い場合には、沈砂池8内にあるサンドポンプ5の
吐出側を圧送ポンプ1の吐出側圧送管2に連結し、サン
ドポンプ5の吐出物を圧送ポンプ1の吐出側圧送管2に
圧入する様に構成する。そして、圧送の初期段階で砂等
の沈澱物が圧入される様に運転を制御すれば、圧送終了
時に圧送管2内に砂分が残留することなく、被処理水と
共に砂等の沈降性物質13をも別の処理施設へ円滑に圧
送して、し渣の場合と同様に、一箇所の処理施設でまと
めて処理することが出来る。
【0012】し渣及び砂等の沈降性物質が分離された後
の被処理水は、図3に示した様に、次に、ポンプ井6へ
と導かれる。ポンプ井6内には圧送ポンプ1が設けられ
ており、被処理水は該圧送ポンプ1により、圧送管2内
を通って別の処理施設へと圧送される。
【0013】又、図1〜図3に示した本発明の実施例の
被処理水の圧送装置においては、ポンプ井6の水面とな
る位置の近傍に、スカムポンプ7が設けられ、該スカム
ポンプの吐出側が圧送ポンプ1の吐出側圧送管2に連結
されている。従って、ポンプ井6の水面上にスカム4が
浮遊している場合には、図3に示した様に、何等かの装
置でこれをかき寄せた後、該スカムポンプ7により吸引
して、し渣等と同様に、スカムポンプ7からの吐出物を
圧送ポンプ1の吐出側圧送管2内へ圧入し、スカムを被
処理水と共に圧送すればよい。
【0014】本発明の被処理水の圧送装置を構成するポ
ンプ井6としてはいずれの形状のものを用いてもよい
が、好ましくは、下部の断面積に比し上部の断面積の方
が小さい、図3に示した様な上部縮小形状とする。この
様な形状とすれば、水面部分の面積が小さくなりスカム
が広範囲に広がることがない為、より効率よくスカムを
回収し且つ処理施設へ圧送することが出来る。
【0015】本発明の被処理水の圧送装置の別の実施例
は、図4〜図6に示す様に、ポンプ井6が沈砂池を兼ね
ており、上記した実施例を更に簡略化したものである。
この様な態様の被処理水の圧送装置は、被処理水の量が
比較的少ない小規模の中継ポンプ場、及び被処理水に含
有される砂等の沈降性物質の量が更に少量である場合に
適用するのが好ましい。以下図4〜図6に従って当該装
置について説明する。
【0016】先ず、上記と同様に、流入口10から流入
した被処理水中のし渣は、スクリーン12によって分離
され、し渣溜りに集積され、必要に応じてカッターポン
プで粉砕される。この実施例の被処理水の圧送装置にお
いても、図4〜図6に示す様に、カッターポンプ3の吐
出側が圧送ポンプ1の吐出側圧送管2に連結されてい
る。従って、分離されたし渣は、その場で廃棄処理され
ずに、被処理水と共に別の処理施設へと圧送される。こ
の際、し渣は必要に応じてカッターポンプ3で粉砕され
る。次に、上記の様にしてし渣が分離された後の被処理
水は、図4〜図6に示す様に、沈砂池を兼ねたポンプ井
6内に流入する。かかるポンプ井6内には、前記の如き
円筒体9が設けられている。図5及び図6に示した様
に、円筒体9が水平回転することによって、被処理水に
回転運動が与えられ被処理水中の砂等の沈澱物13が沈
砂池の底に効率よく集積し、円筒体9の直下部近傍に砂
溜りが形成される。
【0017】本実施例の被処理水の圧送装置では、図4
〜図6に示す様に、ポンプ井6内の円筒体9の直下部近
傍に圧送ポンプ1が設置され、該圧送ポンプ1を作動さ
せることによって、圧送ポンプ1の吸入口から砂等の沈
澱物13が容易に吸入される様に構成されている。その
為の手段としては、例えば、圧送ポンプ1の吸入口が置
かれる部分と、砂溜りとの間のポンプ井6の底部に、砂
等の沈澱物13の吸入路である砂通路14を設けてお
く。この様にすれば、圧送ポンプ1を作動させると、先
ず砂等の沈澱物13がこの砂通路14に沿って移動して
圧送ポンプ1の吸入口から入り、しかる後に被処理水が
吸入されるので、砂等は瞬時に圧送管2を経由して別の
処理施設へと圧送される。この為、圧送終了時に圧送管
2内に砂分の残留が生じることは殆どない。更に、本実
施例の装置の場合にも、図6に示した様に、前記した実
施例と同様に、ポンプ井6の形状を上部縮小形状とする
ことにより、前記と同様な効果がある。
【0018】図1〜図6に示したいずれの実施例も、被
処理水中から分離されたし渣やスカムを、圧送ポンプ1
の吐出側圧送管2に圧入する構造となっているが、被処
理水の量が比較的少ない小規模の中継ポンプ場、及び被
処理水中のし渣やスカムの量が比較的に少量である場合
には、カッターポンプ3の吐出物、サンドポンプ5の吐
出物又はスカムポンプ7の吐出物の少なくとも1種が圧
送ポンプ1の吸引口に吸引されるように構成することも
出来る。例えば、カッターポンプ3の吐出口、サンドポ
ンプ5の吐出口或いはスカムポンプ7の吐出口を、圧送
ポンプ1の吸入口の近傍に置く。この様にすれば、上記
した砂等の沈澱物13の場合と同様に、好ましくは圧送
ポンプを作動させると同時に、或いは運転の初期の段階
に、分離されたし渣、又はカッターポンプによって粉砕
された粉砕物、砂等の沈殿物或いはスカムが、圧送ポン
プ1の吸入口から吸入されて圧送管2内に直ちに入り、
しかる後にポンプ井6内の被処理水が圧送ポンプ1に吸
入される為、し渣等は該被処理水によって瞬時に圧送さ
れる。この為、圧送ポンプ1内や圧送管内2にし渣等が
残留することはなく、圧送ポンプ1の閉塞等の原因とは
ならない。更にこの様な構造とすれば、し渣等を圧送管
内に圧入する際の煩雑さが解消される。
【0019】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、被
処理水中のし渣や砂等の沈澱物を圧送ポンプ中を通過さ
せることなく圧送ポンプの吐出側圧送管に圧入すること
によって、し渣や砂等の吸引による圧送ポンプの摩耗や
損傷を生じることなく被処理水を処理施設に圧送するこ
とが出来る。その結果、中継ポンプ場における人手を要
するし渣等の廃棄作業がなくなり、作業の省力化、ひい
ては通常作業における無人化が可能となり、且つ、一箇
所の処理施設で各種の浄化処理をまとめて行うことが可
能となる為、排水の浄化処理全体を簡略化することが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の被処理水の圧送装置の構成図である。
【図2】本発明の被処理水の圧送装置の別の態様の構成
図である。
【図3】図2に示した圧送装置の概略断面図である。
【図4】本発明の被処理水の圧送装置の別の態様の構成
図である。
【図5】図4に示した構成を有する圧送装置の概略断面
図である。
【図6】図4に示した構成を有する別の圧送装置の概略
断面図である。
【図7】従来例の被処理水の圧送装置の構成図である。
【符号の説明】
1:圧送ポンプ 2:圧送管 3:し渣ポンプ(カッターポンプ) 4:スカム 5:サンドポンプ 6:ポンプ井 7:スカムポンプ 8:沈砂池 9:回転円筒 10:流入ゲート 11:レーキ 12:スクリーン 13:砂等の沈澱物 14:砂通路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理水の流入口(10)と、被処理水
    中のし渣を分離するスクリーン(12)と、分離された
    し渣を圧送するカッターポンプ(3)と、し渣が分離さ
    れた被処理水を別の処理施設に送る圧送ポンプ(1)を
    備えたポンプ井(6)とからなり、上記カッターポンプ
    (3)の吐出側が前記圧送ポンプ(1)の吐出側圧送管
    (2)に連結しており、上記カッターポンプ(3)の吐
    出物が前記圧送管(2)に圧入され、し渣が被処理水と
    共に別の処理施設に送られるようにしたことを特徴とす
    る被処理水の圧送装置。
  2. 【請求項2】 流入口(10)とポンプ井(6)との間
    に、沈砂池(8)が設けられ、該沈砂池(8)にはサン
    ドポンプ(5)が設けられ、該サンドポンプ(5)の吐
    出側が、圧送ポンプ(1)の吐出側圧送管(2)に連結
    しており、上記サンドポンプ(5)の吐出物が前記圧送
    管(2)に圧入され、沈澱物が被処理水と共に別の処理
    施設に送られるようにした請求項1に記載の被処理水の
    圧送装置。
  3. 【請求項3】 沈砂池(8)に、水平回転することによ
    って被処理水に回転運動を与えて被処理水中の沈降性物
    質を沈砂池の底に集積させる作用を有する円筒体(9)
    が設けられている請求項2に記載の被処理水の圧送装
    置。
  4. 【請求項4】 ポンプ井(6)の水面となる位置の近傍
    にスカムポンプ(7)が設けられ、該スカムポンプ
    (7)の吐出側が、圧送ポンプ(1)の吐出側圧送管
    (2)に連結しており、上記スカムポンプ(7)の吐出
    物が前記圧送管(2)に圧入され、スカムが被処理水と
    共に別の処理施設に送られるようにした請求項1〜請求
    項3に記載の被処理水の圧送装置。
  5. 【請求項5】 ポンプ井(6)が沈砂池を兼ね、且つ円
    筒体(9)が設けられている請求項1に記載の被処理水
    の圧送装置。
  6. 【請求項6】 円筒体(9)の上端近傍にスカムポンプ
    (7)が設けられ、該スカムポンプ(7)の吐出側が圧
    送ポンプ(1)の吐出側圧送管(2)に連結しており、
    上記スカムポンプ(7)の吐出物が前記圧送管(2)に
    圧入され、スカムが被処理水と共に別の処理施設に送ら
    れるようにした請求項5に記載の被処理水の圧送装置。
  7. 【請求項7】 被処理水の流入口(10)と、被処理水
    中のし渣を分離するスクリーン(12)と、分離された
    し渣を圧送するカッターポンプ(3)と、し渣が分離さ
    れた被処理水を別の処理施設に送る圧送ポンプ(1)を
    備えたポンプ井(6)とからなり、流入口(10)とポ
    ンプ井(6)との間に円筒体(9)を有する沈砂池
    (8)が設けられ、カッターポンプ(3)の吐出物又は
    円筒体(9)によって集積された沈澱物のいずれか一方
    又は両方が圧送ポンプ(1)の吸引口に吸引されるよう
    にしたことを特徴とする被処理水の圧送装置。
  8. 【請求項8】 被処理水の流入口(10)と、被処理水
    中のし渣を分離するスクリーン(12)と、分離された
    し渣を圧送するカッターポンプ(3)と、し渣が分離さ
    れた被処理水を別の処理施設に送る圧送ポンプ(1)を
    備えたポンプ井(6)と、該ポンプ井(6)の水面とな
    る位置の近傍に設けられたスカムポンプ(7)とからな
    り、カッターポンプ(3)の吐出物又はスカムポンプ
    (7)の吐出物のいずれか一方又は両方が圧送ポンプ
    (1)の吸引口に吸引されるようにしたことを特徴とす
    る被処理水の圧送装置。
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