JPH07120998B2 - データモデム - Google Patents
データモデムInfo
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- JPH07120998B2 JPH07120998B2 JP2024190A JP2024190A JPH07120998B2 JP H07120998 B2 JPH07120998 B2 JP H07120998B2 JP 2024190 A JP2024190 A JP 2024190A JP 2024190 A JP2024190 A JP 2024190A JP H07120998 B2 JPH07120998 B2 JP H07120998B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [概要] 二線式電話回線を介して双方向にデータ通信を行うデー
タモデムに関し、 モデムの全二重通信と半二重通信の機能を有効に生かし
た経済性の高い端末接続を目的とし、 少なくとも2つの端末接続用のポートを設け、いずれか
一方をポートを有効とするように切替えると共に、切替
ポートの接続端末に対応して全二重通信と半二重通信の
いずれか一方の通信機能を選択するように構成する。
タモデムに関し、 モデムの全二重通信と半二重通信の機能を有効に生かし
た経済性の高い端末接続を目的とし、 少なくとも2つの端末接続用のポートを設け、いずれか
一方をポートを有効とするように切替えると共に、切替
ポートの接続端末に対応して全二重通信と半二重通信の
いずれか一方の通信機能を選択するように構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、二線式電話回線等を介して全二重通信又は半
二重通信を行うデータモデムに関する。
二重通信を行うデータモデムに関する。
二線式電話回線を使用したデータモデムにあっては、従
来の半二重通信から全二重通信に移行しており、データ
モデムとしての端末装置に対する接続自由度を高めるた
め、データモデムに半二重通信機能と全二重通信機能の
2つを設けて選択的に使用できるようにしている。
来の半二重通信から全二重通信に移行しており、データ
モデムとしての端末装置に対する接続自由度を高めるた
め、データモデムに半二重通信機能と全二重通信機能の
2つを設けて選択的に使用できるようにしている。
しかし、データモデムに端末装置を接続するコネクタは
1つしか設けられていないため、例えば半二重通信と全
二重通信の両方が可能な端末装置に対しては、全二重モ
デムと半二重モデムを別々にコネクタ接続し、且つ切替
器を介して2つのモデムの一方を電話回線に接続しなけ
ればならない。従って、モデムのもつ半二重及び全二重
の通信機能を有効に活かすと共に、システム構成を簡単
にしてコストダウンを図ることのできるデータモデムが
望まれる。
1つしか設けられていないため、例えば半二重通信と全
二重通信の両方が可能な端末装置に対しては、全二重モ
デムと半二重モデムを別々にコネクタ接続し、且つ切替
器を介して2つのモデムの一方を電話回線に接続しなけ
ればならない。従って、モデムのもつ半二重及び全二重
の通信機能を有効に活かすと共に、システム構成を簡単
にしてコストダウンを図ることのできるデータモデムが
望まれる。
[従来の技術] 従来、半二重通信と全二重通信が可能な端末装置には、
半二重通信用と全二重通信用のインタフェースに対し2
つのRS232Cコネクタを設けている。
半二重通信用と全二重通信用のインタフェースに対し2
つのRS232Cコネクタを設けている。
一方、二線式電話回線を介して半二重通信と全二重通信
が可能なデータモデムにあっては、端末接続用として1
つのRS232Cコネクタしか設けられていない。
が可能なデータモデムにあっては、端末接続用として1
つのRS232Cコネクタしか設けられていない。
このため端末装置から半二重通信又は全二重通信を選択
的に可能とする伝送ネットワークを構成する場合には、
第4図に示すように、端末装置(DTE)30の各インタフ
ェースに対応したRS232Cコネクタ32−1,32−2に対し全
二重モデム100−1をRS232Cコネクタ32−3により接続
すると共に、半二重モデム100−2をRS232Cコネクタ32
−4により接続する。更に全二重モデム100−1と半二
重モデム100−2を切替器34を介して二線式電話回線網3
6に接続し、例えばNIFTY等のパソコン通信システム38や
計算センタ40等との双方向データ通信を行うようにして
いる。
的に可能とする伝送ネットワークを構成する場合には、
第4図に示すように、端末装置(DTE)30の各インタフ
ェースに対応したRS232Cコネクタ32−1,32−2に対し全
二重モデム100−1をRS232Cコネクタ32−3により接続
すると共に、半二重モデム100−2をRS232Cコネクタ32
−4により接続する。更に全二重モデム100−1と半二
重モデム100−2を切替器34を介して二線式電話回線網3
6に接続し、例えばNIFTY等のパソコン通信システム38や
計算センタ40等との双方向データ通信を行うようにして
いる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の伝送ネットワークにあ
っては端末装置30のもつ半二重と全二重の通信機能を活
かすために全二重モデム100−1と半二重モデム100−2
の2台を必要とし、更に電話回線に対し2つのモデムを
選択的に接続する切替器34を必要とし、システム構成が
複雑であり、半二重と全二重の通信機能をモデムが備え
ていても十分に活用されない問題があった。
っては端末装置30のもつ半二重と全二重の通信機能を活
かすために全二重モデム100−1と半二重モデム100−2
の2台を必要とし、更に電話回線に対し2つのモデムを
選択的に接続する切替器34を必要とし、システム構成が
複雑であり、半二重と全二重の通信機能をモデムが備え
ていても十分に活用されない問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、モデムの全二重と半二重の通信機能を有効に活か
した経済性の高い端末接続を可能にするデータモデムを
提供することを目的とする。
ので、モデムの全二重と半二重の通信機能を有効に活か
した経済性の高い端末接続を可能にするデータモデムを
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。
まず本発明は例えば二線式電話回線を介して半二重通信
又は全二重通信により双方向データ通信を行うデータモ
デム100を対象とする。
又は全二重通信により双方向データ通信を行うデータモ
デム100を対象とする。
即ち、データモデム100は、切替可能な全二重通信機能
又は半二重通信機能を備えた通信手段10と、通信手段10
の通信機能を選択する通信モード選択手段12を備える。
又は半二重通信機能を備えた通信手段10と、通信手段10
の通信機能を選択する通信モード選択手段12を備える。
このようなデータモデム100につき本発明にあっては、
端末装置(DTE)を接続する少なくとも2つのポート14
−1,14−2を設け、更にポート14−1,14−のいずれか一
方を通信手段10に接続するポート切替手段16とを設ける
ようにしたものである。
端末装置(DTE)を接続する少なくとも2つのポート14
−1,14−2を設け、更にポート14−1,14−のいずれか一
方を通信手段10に接続するポート切替手段16とを設ける
ようにしたものである。
[作用] このような構成を備えた本発明のデータモデムにあって
は、端末装置の接続ポートが少なくとも2つ、具体的に
はRS232Cコネクタが少なくとも2つ設けられることか
ら、全二重と半二重の通信機能を持つ端末装置の2つの
RS232Cコネクタに対しデータモデムの2つのRS232Cコネ
クタを直接接続するだけで、データモデムのポート切替
え手段により接続されたポートに対応した通信モードの
選択により、全二重通信又は半二重通信が直ちに可能で
あり、システム構成が簡単でモデムのもつ2つの通信機
能が有効に活かされ、経済性及び設計自由度の高い伝送
ネットワークを構築できる。
は、端末装置の接続ポートが少なくとも2つ、具体的に
はRS232Cコネクタが少なくとも2つ設けられることか
ら、全二重と半二重の通信機能を持つ端末装置の2つの
RS232Cコネクタに対しデータモデムの2つのRS232Cコネ
クタを直接接続するだけで、データモデムのポート切替
え手段により接続されたポートに対応した通信モードの
選択により、全二重通信又は半二重通信が直ちに可能で
あり、システム構成が簡単でモデムのもつ2つの通信機
能が有効に活かされ、経済性及び設計自由度の高い伝送
ネットワークを構築できる。
[実施例] 第2図は本発明の一実施例を示した実施例構成図であ
る。
る。
第2図において、モデム100は二線式電話回線を接続す
る通信ユニット10と端末装置を接続するインタフェース
ユニット50で構成される。
る通信ユニット10と端末装置を接続するインタフェース
ユニット50で構成される。
通信ユニット10には通信制御を行なうMPU20、MPU20の制
御プログラムとして全二重通信プロトコル(同期/非同
期)と半二重通信プロトコル(同期)を制御プログラム
として格納したメモリ22、変復調動作を行なうDSP24、
二線式電話回線とのインタフェースを行なう回線送受信
部26が設けられる。
御プログラムとして全二重通信プロトコル(同期/非同
期)と半二重通信プロトコル(同期)を制御プログラム
として格納したメモリ22、変復調動作を行なうDSP24、
二線式電話回線とのインタフェースを行なう回線送受信
部26が設けられる。
一方、インタフェースユニット50には、この実施例にあ
ってはRS232Cコネクタを使用した2つのポート14−1,14
−2が設けられ、ポート14−1,14−2はインタフェース
コントローラを構成するMPU18に接続され、更にMPU18の
バスを介して通信ユニット10のMPU20に接続される。ま
たMPU18のバスに対しては通信モード選択スイッチ12と
ポート切替スイッチ16が設けられる。通信モード選択ス
イッチ12は通信ユニット10における全二重通信または半
二重通信のいずれか一方を選択するもので、また全二重
通信については同期通信か非同期通信かを同時に選択す
る。ポート切替スイッチ16はインタフェースユニット50
に設けられたポート14−1,14−2のいずれか一方を有効
とし、有効となったポートに接続された端末との間で通
信モード選択スイッチ12の選択した設定に従った全二重
または半二重の通信を行なう。
ってはRS232Cコネクタを使用した2つのポート14−1,14
−2が設けられ、ポート14−1,14−2はインタフェース
コントローラを構成するMPU18に接続され、更にMPU18の
バスを介して通信ユニット10のMPU20に接続される。ま
たMPU18のバスに対しては通信モード選択スイッチ12と
ポート切替スイッチ16が設けられる。通信モード選択ス
イッチ12は通信ユニット10における全二重通信または半
二重通信のいずれか一方を選択するもので、また全二重
通信については同期通信か非同期通信かを同時に選択す
る。ポート切替スイッチ16はインタフェースユニット50
に設けられたポート14−1,14−2のいずれか一方を有効
とし、有効となったポートに接続された端末との間で通
信モード選択スイッチ12の選択した設定に従った全二重
または半二重の通信を行なう。
具体的には通信モード選択スイッチ12からの選択信号は
MPU18で判別され、MPU20に対し全二重通信または半二重
通信のいずれか一方が指令され、このMPU18からの指令
に基づきMPU20がメモリ22からいずれか一方の通信プロ
トコルを読み込んでDSP24側の電話回線に対する通信制
御及びポート14−1,14−2側の端末に対する通信制御を
行なう。またポート切替スイッチ16からのスイッチ切替
信号はMPU18で読み取られMPU18がスイッチ切替信号によ
り選択されたポート14−1,14−2のいずれか一方を有効
として端末装置との間でデータ伝送を行なわせるように
する。
MPU18で判別され、MPU20に対し全二重通信または半二重
通信のいずれか一方が指令され、このMPU18からの指令
に基づきMPU20がメモリ22からいずれか一方の通信プロ
トコルを読み込んでDSP24側の電話回線に対する通信制
御及びポート14−1,14−2側の端末に対する通信制御を
行なう。またポート切替スイッチ16からのスイッチ切替
信号はMPU18で読み取られMPU18がスイッチ切替信号によ
り選択されたポート14−1,14−2のいずれか一方を有効
として端末装置との間でデータ伝送を行なわせるように
する。
通信ユニット10における送信機能(変調機能)は、まず
ポート切替スイッチ16の操作で有効となっているポート
14−1,14−2のいずれか一方を介して受信した端末装置
からのデータをMPU20で受け、二線式電話回線に対する
変調速度に対応した1変調当りのビットデータに区切
り、マッピング処理により複素平面上での信号点座標に
変換してDSP24に出力する。DSP24は信号点座標に基づく
実数成分Reについてはcosωtで振幅変調し、また虚数
成分Imについては−sinωtで振幅変調した後、変調し
たReとImを加算して回線送受信部26を介して二線式電話
回線に出力する。即ち、信号点座標に応じた実数成分及
び虚数成分につき直交振幅変調(QAM)により変調して
送信する。
ポート切替スイッチ16の操作で有効となっているポート
14−1,14−2のいずれか一方を介して受信した端末装置
からのデータをMPU20で受け、二線式電話回線に対する
変調速度に対応した1変調当りのビットデータに区切
り、マッピング処理により複素平面上での信号点座標に
変換してDSP24に出力する。DSP24は信号点座標に基づく
実数成分Reについてはcosωtで振幅変調し、また虚数
成分Imについては−sinωtで振幅変調した後、変調し
たReとImを加算して回線送受信部26を介して二線式電話
回線に出力する。即ち、信号点座標に応じた実数成分及
び虚数成分につき直交振幅変調(QAM)により変調して
送信する。
一方、二線式電話回線からの受信信号については、回線
送受信部26でA/D変換、復調を行なった後、DSP24に与え
てロールオフフィルタ通過処理、AGC処理及び回線劣化
要因のキャンセル処理を行なう。即ち、DSP24はロール
オフフィルタ、自動利得制御回路(AGC)、自動等化器
(AEQ)、キャリア自動位置制御回路(CAPC)を備え、
復調によりベースバンド信号とした後にロールオフフィ
ルタを通過させてAGCでレベルの均一化を行なった後、A
EQで符号間干渉成分を除去し、CAPCにより周波数オフセ
ット及び位相エラーを除去する。
送受信部26でA/D変換、復調を行なった後、DSP24に与え
てロールオフフィルタ通過処理、AGC処理及び回線劣化
要因のキャンセル処理を行なう。即ち、DSP24はロール
オフフィルタ、自動利得制御回路(AGC)、自動等化器
(AEQ)、キャリア自動位置制御回路(CAPC)を備え、
復調によりベースバンド信号とした後にロールオフフィ
ルタを通過させてAGCでレベルの均一化を行なった後、A
EQで符号間干渉成分を除去し、CAPCにより周波数オフセ
ット及び位相エラーを除去する。
このようにして回線劣化要因のキャンセル処理が終了す
ると、MPU20においてテーブルデータを使用した判定処
理により正しい信号点が判定され、判定された信号点座
標はマッピングデータを使用して1変調当りのデータビ
ット列に変換され、最終的に各変調毎のビット列をつな
げ、その時、有効となっているポート14−1,14−2のい
ずれか一方を介して端末装置に受信データを送出する。
ると、MPU20においてテーブルデータを使用した判定処
理により正しい信号点が判定され、判定された信号点座
標はマッピングデータを使用して1変調当りのデータビ
ット列に変換され、最終的に各変調毎のビット列をつな
げ、その時、有効となっているポート14−1,14−2のい
ずれか一方を介して端末装置に受信データを送出する。
第3図は本発明のモデム使用形態を3つに分けて示した
説明図である。
説明図である。
まず第3図(a)は全二重通信または半二重通信のいず
れか一方に対応したインタフェース用のRS232Cコネクタ
32を1つしかもたない1台の端末装置30に対するモデム
使用形態を示したもので、この場合には本発明のモデム
100のRS232Cコネクタで構成される2つのポート14−1,1
4−2のいずれか一方、例えばポート14−1に図示のよ
うに端末装置30を接続する。
れか一方に対応したインタフェース用のRS232Cコネクタ
32を1つしかもたない1台の端末装置30に対するモデム
使用形態を示したもので、この場合には本発明のモデム
100のRS232Cコネクタで構成される2つのポート14−1,1
4−2のいずれか一方、例えばポート14−1に図示のよ
うに端末装置30を接続する。
この第3図(a)の接続状態で、例えば端末装置30が全
二重(同期)の通信機能をもっていれば第2図の実施例
において、通信モード選択スイッチ12により全二重(同
期)の通信モードを選択することでメモリ22より全二重
通信プロトコル(同期)の制御プログラムがMPU20に与
えられ、選択された通信モードに従った電話回線及び端
末装置に対する通信制御を行なう。またポート14−1に
対し端末装置30を接続していることからポート切替スイ
ッチ16をポート14−1側に切り替えることで、ポート14
−1が有効となって端末装置30とモデム100間での通信
モード選択スイッチ12の選択した全二重通信(同期)に
よるデータ伝送を行なうことができる。
二重(同期)の通信機能をもっていれば第2図の実施例
において、通信モード選択スイッチ12により全二重(同
期)の通信モードを選択することでメモリ22より全二重
通信プロトコル(同期)の制御プログラムがMPU20に与
えられ、選択された通信モードに従った電話回線及び端
末装置に対する通信制御を行なう。またポート14−1に
対し端末装置30を接続していることからポート切替スイ
ッチ16をポート14−1側に切り替えることで、ポート14
−1が有効となって端末装置30とモデム100間での通信
モード選択スイッチ12の選択した全二重通信(同期)に
よるデータ伝送を行なうことができる。
勿論、第3図(a)において端末装置30をポート14−2
側に接続しても良いし、端末装置30が半二重通信(同
期)であればこれに対応してモデム100の通信モードを
選択することは勿論である。
側に接続しても良いし、端末装置30が半二重通信(同
期)であればこれに対応してモデム100の通信モードを
選択することは勿論である。
第3図(b)には第4図に示した従来例と同様、1台の
端末装置30が全二重通信用のRS232Cコネクタ32−1と半
二重通信用のRS232Cコネクタ32−2をもっていた場合で
あり、この場合には端末装置30の全二重通信用のRS232C
コネクタ32−1をモデム100のポート14−1に接続し、
また端末装置30の半二重通信用のRS232Cコネクタ32−2
をモデム100のポート14−2に接続する。
端末装置30が全二重通信用のRS232Cコネクタ32−1と半
二重通信用のRS232Cコネクタ32−2をもっていた場合で
あり、この場合には端末装置30の全二重通信用のRS232C
コネクタ32−1をモデム100のポート14−1に接続し、
また端末装置30の半二重通信用のRS232Cコネクタ32−2
をモデム100のポート14−2に接続する。
この第3図(b)の場合のモデム100における通信モー
ドの選択及びポート切替は、端末装置30側の通信機能に
依存しており、例えば端末装置30で全二重通信(同期)
が有効となっていた場合、モデム100にあってはポート
切替スイッチ16によりポート14−1側を有効とし、また
通信モード選択スイッチ12により全二重通信(同期)を
選択する。
ドの選択及びポート切替は、端末装置30側の通信機能に
依存しており、例えば端末装置30で全二重通信(同期)
が有効となっていた場合、モデム100にあってはポート
切替スイッチ16によりポート14−1側を有効とし、また
通信モード選択スイッチ12により全二重通信(同期)を
選択する。
第3図(c)は本発明のモデム100に対しRS232Cコネク
タ32を1つしかもたない2台の端末装置30−1,30−2を
ポート14−1,14−2のそれぞれに接続した使用形態を示
す。
タ32を1つしかもたない2台の端末装置30−1,30−2を
ポート14−1,14−2のそれぞれに接続した使用形態を示
す。
この第3図(c)の使用形態にあっては、現在使用中の
端末装置30−1,30−2のいずれか一方に対応してポート
14−1または14−2をポート切替スイッチ16により有効
とし、このポート切替スイッチ16により有効となったポ
ート側の端末装置30−1または30−2のもつ通信機能に
対応して通信モード選択スイッチ12を操作して全二重
(同期/非同期)または半二重(同期)のいずれかの通
信機能を選択するようにする。
端末装置30−1,30−2のいずれか一方に対応してポート
14−1または14−2をポート切替スイッチ16により有効
とし、このポート切替スイッチ16により有効となったポ
ート側の端末装置30−1または30−2のもつ通信機能に
対応して通信モード選択スイッチ12を操作して全二重
(同期/非同期)または半二重(同期)のいずれかの通
信機能を選択するようにする。
以上の実施例は通信モード選択スイッチ12とポート切替
スイッチ16のスイッチ操作による手動切替を例にとるも
のであったが、本発明の他の実施例として通信モードの
選択及びポート切替を端末装置からの制御信号ERに基づ
き自動的に行なうようにしてもよい。即ち、モデム100
のインタフェースユニット50におけるMPU18でポート14
−1,14−2に対する端末装置からの制御信号ERを監視し
ており、制御信号ERがオンとなったポートを有効とし、
有効となったポートに接続されている端末装置の通信モ
ードは予め定めておき、有効となったポートに対応した
通信機能を通信ユニット10のMPU20に対し指令する。ま
た2つのポート14−1,14−2に対する端末からの制御信
号ERが同時にオンとなった場合には、予め定められた例
えばポート14−1を優先的に有効とするポート切替及び
通信モードの選択を行なうようにする。
スイッチ16のスイッチ操作による手動切替を例にとるも
のであったが、本発明の他の実施例として通信モードの
選択及びポート切替を端末装置からの制御信号ERに基づ
き自動的に行なうようにしてもよい。即ち、モデム100
のインタフェースユニット50におけるMPU18でポート14
−1,14−2に対する端末装置からの制御信号ERを監視し
ており、制御信号ERがオンとなったポートを有効とし、
有効となったポートに接続されている端末装置の通信モ
ードは予め定めておき、有効となったポートに対応した
通信機能を通信ユニット10のMPU20に対し指令する。ま
た2つのポート14−1,14−2に対する端末からの制御信
号ERが同時にオンとなった場合には、予め定められた例
えばポート14−1を優先的に有効とするポート切替及び
通信モードの選択を行なうようにする。
尚、上記の実施例は端末装置に対するポートを2つ設け
た場合を例にとるものであったが、端末の接続ポート数
は必要に応じて任意の数を設けることができる。またポ
ートとしてRS232Cコネクタを例にとるものであったが、
必要に応じて適宜の接続コネクタを使用できることは勿
論である。
た場合を例にとるものであったが、端末の接続ポート数
は必要に応じて任意の数を設けることができる。またポ
ートとしてRS232Cコネクタを例にとるものであったが、
必要に応じて適宜の接続コネクタを使用できることは勿
論である。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、全二重通信と
半二重通信のインタフェース毎に別々にコネクタをもっ
た端末装置であっても、全二重用と半二重用のモデムを
2台接続することなく、全二重通信と半二重通信の切替
機能をもった1台のモデムを接続してポート切替を行な
うことにより全二重または半二重の通信が可能となり、
端末装置とモデムの接続構成を簡単にし、経済性及び設
計自由度の高いネットワークを構築することができる。
半二重通信のインタフェース毎に別々にコネクタをもっ
た端末装置であっても、全二重用と半二重用のモデムを
2台接続することなく、全二重通信と半二重通信の切替
機能をもった1台のモデムを接続してポート切替を行な
うことにより全二重または半二重の通信が可能となり、
端末装置とモデムの接続構成を簡単にし、経済性及び設
計自由度の高いネットワークを構築することができる。
第1図は本発明の原理説明図; 第2図は本発明の実施例構成図 第3図は本発明のモデム使用形態説明図; 第4図は従来技術説明図である。 図中、 10:通信手段(通信ユニット) 12:通信モード選択手段(通信モード選択スイッチ) 14−1,14−2:ポート(RS232Cコネクタ) 16:ポート切替手段(ポート切替スイッチ) 18,20:MPU 22:メモリ 24:DSP 26:回線送受信部 30,30−1,30−2:端末装置(DTE) 32,32−1,32−2:RS232Cコネクタ 36:二線式電話回線網 38:パソコン通信システム 40:計算センタ 50:インタフェースユニット 100:データモデム(モデム)
Claims (1)
- 【請求項1】伝送回線を介して双方向のデータ通信を行
うデータモデムに於いて、 切替可能な全二重通信機能又は半二重通信機能を備えた
通信手段(10)と、 該通信手段(10)の通信機能を選択する通信モード選択
手段(12)と; 端末装置をコネクタ接続する少なくとも2つのポート
(14−1,14−2)と; 該ポート(14−1,14−2)のいずれか一方を前記通信手
段(10)に接続するポート切替手段(16)と; を備えたことを特徴とするデータモデム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2024190A JPH07120998B2 (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | データモデム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2024190A JPH07120998B2 (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | データモデム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03226039A JPH03226039A (ja) | 1991-10-07 |
JPH07120998B2 true JPH07120998B2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
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