JPH0621849A - デジタル2重通信用中間取り出し装置を備える通信システム - Google Patents

デジタル2重通信用中間取り出し装置を備える通信システム

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JPH0621849A
JPH0621849A JP4239977A JP23997792A JPH0621849A JP H0621849 A JPH0621849 A JP H0621849A JP 4239977 A JP4239977 A JP 4239977A JP 23997792 A JP23997792 A JP 23997792A JP H0621849 A JPH0621849 A JP H0621849A
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    • H04B3/20Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Bidirectional Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタル2重通信を通信線を分断することな
く中間取り出しすることができる通信システム及び装置
を提供する。 【構成】 本発明による通信システムにおいてはデジタ
ル2重通信の中間取り出しが弁別手段と、この弁別手段
に結合されたエコー除去手段によりなされる。本発明
は、より大きな振幅を持つ通信の流れは弁別手段によっ
てデジタル2重通信から弁別することができ、次いで他
の通信の流れは通信線からのデジタル2重通信と弁別手
段からの大きな振幅の通信の流れとが供給されるエコー
除去手段によってデジタル2重通信から弁別することが
できるという認識に基づいている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、デジタル2重通信(d
igital duplex traffic)用の通信線を備える通信システ
ムに係り、特にデジタル2重通信の中間取り出し装置を
有するような通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の通信システムは一般に知られて
いる。例えば、統合サービスデジタル通信網(ISDN)にお
いては、デジタルデータは回路網端末器(Network Termi
nation: NT)等の第1の送受信装置と交換器等の第2の
送受信装置との間の通信線により2重モード(duplex mo
de)で伝送される。
【0003】アナログ2重通信とは対象的に、デジタル
2重通信は簡単な方法では中間取り出しを行うことはで
きない。アナログ2重通信の中間取り出し用の装置は、
例えば、アナログ2重通信が行われる通信線に(必要な
ら増幅器を介して)結合されたヘッドフォン及び/叉は
音声記録器(voice logger)を有している。この場合、上
記のアナログ2重通信は、2つのアナログ単信通信(ana
log simplex traffic)の信号の流れの和として、ヘッド
フォンを介して知覚することができるか、叉は音声記録
器により磁気テープ上に記録されるか、叉はこれらの両
方を行うことができる。
【0004】上記のようなアナログ2重通信の中間取り
出し装置をデジタル2重通信が行われる通信線にデジタ
ル・アナログ変換器によって結合するやり方は、デジタ
ル単信通信の2つの反対方向の流れからなるようなデジ
タル2重通信の中間取り出しを行うには不適である。何
故なら、アナログの形態に変換されるデジタル2重通信
は、個々にアナログの形態に変換されたデジタル単信通
信の信号の流れの和とは明らかに相違するからである。
【0005】デジタル2重通信の中間取り出しは、既知
の通信システムにおいても、その通信線上の中間取り出
し点に相互結合された2つの混成回路(hybrid circuit)
を挿入することにより可能となる。その結果として上記
混成回路間の2線式通信線は4線式接続へと変換され、
4本の線の中の2本によって一方向にデジタル単信通信
がなされ、上記4本の線の中の残りの2本により他方向
へのデジタル単信通信がなされるようになる。そして、
デジタル単信通信の各流れをデジタル・アナログ変換器
によりアナログ単信通信の流れに別個に変換し、これら
を合成し叉は合成しないでヘッドフォン及び/叉は音声
記録器へ供給することにより、当該デジタル2重通信を
知覚し及び/叉は磁気テープに記憶することができる。
【0006】上記のような既知の通信システムは、デジ
タル2重通信がなされる通信線が中間取り出し点におい
て前記の2つの相互接続された混成回路を挿入するため
に分断されねばならないという欠点を有し、またこれら
の混成回路自体がクロストーク減衰が無限には大きくは
ないという欠点を有している。
【0007】
【発明の目的及び概要】したがって、本発明の目的とす
るところは本明細書の冒頭で述べたような通信システム
であって、デジタル2重通信を通信線の分断を要するこ
となく中間取り出しすることができるような通信システ
ムを提供することにある。
【0008】上記目的を達成するため、本発明による通
信システムは、中間取り出し装置がデジタル2重通信か
ら一方向にデジタル単信通信を弁別する弁別手段を有す
ると共に、この弁別手段に結合されて上記デジタル2重
通信から他方向にデジタル単信通信を弁別するエコー除
去手段を有していることを特徴としている。
【0009】本発明は、中間取り出し点が第2の送受信
装置(交換器)よりも第1の送受信装置(回路網端末
器)に近い場合は、通信線上の減衰の結果として一方向
(回路網端末器から交換器へ)のデジタルデータ通信は
他方向(交換器から回路網端末器へ)のデジタルデータ
通信よりも大きな振幅を持つという認識に基づいてい
る。一方向における(回路網端末器からくる)上記デジ
タル単信通信は、弁別手段により1以上のレベルに基づ
いてデジタル2重通信から弁別される。そして、上記一
方向のデジタル単信通信は、デジタル2重通信と同様
に、エコー除去手段に供給される。このエコー除去手段
によっては、他方向の(交換器からくる)デジタル単信
通信がデジタル2重通信から弁別される。中間取り出し
点が第1の送受信装置(回路網端末器)よりも第2の送
受信装置(交換器)に近い場合は、通信線上の減衰の結
果として他方向(交換器から回路網端末器へ)のデジタ
ルデータ通信の方が一方向(回路網端末器から交換器
へ)のデジタルデータ通信よりも大きな振幅を持つ。こ
の場合、他方向における(交換器からくる)上記デジタ
ル単信通信は、弁別手段により1以上のレベルに基づい
てデジタル2重通信から弁別される。そして、上記他方
向のデジタル単信通信は、デジタル2重通信と同様に、
エコー除去手段に供給され、このエコー除去手段により
一方向の(回路網端末器からくる)デジタル単信通信が
デジタル2重通信から弁別される。
【0010】本発明による通信システムの第1の実施例
は、前記弁別手段が比較器手段を有し、この比較器手段
が前記通信線に結合されてデジタル2重通信を入力する
ための第1の入力端子と、基準点に結合されて基準信号
を入力するための第2の入力端子とを有していることを
特徴としている。
【0011】比較器手段として構成された弁別手段の助
けにより、より大きな振幅を持つデジタル単信通信が1
以上のレベルに基づいて簡単な方法でデジタル2重通信
から選択される。この場合、上記基準点に存在する基準
信号が前記レベルの高さを決定する。デジタル単信通信
が2値信号を有する場合は、当該レベルより上側に位置
する論理値「1」と当該レベルより下側に位置する論理
値「0」との間の弁別を行うために単一のレベルが必要
となる。デジタル単信通信が3値信号のような2値以上
の信号を有する場合は、異なる信号値を弁別するために
2以上のレベルが必要である。3値信号の場合は、前記
比較器手段の第2の入力端子は第1及び第2の副入力端
子を有する必要があり、ここで第1及び第2の副入力端
子は異なるレベルに対応する第1及び第2の基準信号を
各々入力するために第1及び第2の基準点に結合され
る。
【0012】本発明による通信システムの第2の実施例
は、前記エコー除去手段がエコー除去装置とシンボル間
妨害除去装置とを有し、上記エコー除去装置の入力端子
が前記比較器手段の出力端子に結合され、該エコー除去
装置の出力端子がシンボル間妨害除去装置の入力端子に
結合されていることを特徴としている。
【0013】前記エコー除去手段がエコー除去装置とシ
ンボル間妨害除去装置との両方を有している場合は、一
旦前記比較器手段によりデジタル2重通信から弁別され
ると共にこの動作の結果として不可避的な歪を有してい
るようなより大きな振幅を持つデジタル単信通信がエコ
ー除去装置に供給され、このエコー除去装置に上記のよ
り大きな振幅を持つ元のデジタル単信通信が正確に複製
される。次いで、デジタル2重通信と上記のより大きな
振幅を持ち複製されたデジタル単信通信との間の差をシ
ンボル間妨害除去装置に供給することにより、該装置は
より小さな振幅を持つデジタル単信通信を正確に決定す
る。
【0014】本発明による通信システムの第3の実施例
は、当該装置が更に前記比較器手段の出力端子に結合さ
れた第1のデスクランブラと、前記シンボル間妨害除去
装置の入力端子に結合された第2のデスクランブラとを
有することを特徴としている。
【0015】従来のシステムは、既に存在し且つ混成回
路の近傍に位置するような他のエコー除去システム用と
してスクランブラ及びデスクランブラをしばしば有して
いる。これらのスクランブラ及びデスクランブラの目的
はデジタル単信通信の2つの流れの間の相関を除去する
ことにある。そのような場合、デジタル2重通信を中間
取り出しするための装置はデスクランブラを有さなけれ
ばならず、その中の比較器手段の出力端子に結合された
第1のデスクランブラはより大きな振幅を持つデジタル
単信通信をデスクランブルするためのものであり、シン
ボル間妨害除去装置の入力端子に結合された第2のデス
クランブラはより小さな振幅を持つデジタル単信通信を
デスクランブルするためのものである。
【0016】本発明による通信システムの第4の実施例
は、前記エコー除去装置が第1のシフトレジスタと第1
のメモリ手段との直列結合を有し、前記シンボル間妨害
除去装置が第2のシフトレジスタと第2のメモリ手段と
の直列結合を有し、これら第1及び第2のメモリ手段が
デジタル・アナログ変換器を介して加算器の第1の入力
端子に結合され、当該加算器の第2の入力端子が前記比
較器手段の第1の入力端子に結合され、この加算器の出
力端子が第1及び第2のメモリ手段の各入力端子と第2
のシフトレジスタとに結合されていることを特徴として
いる。
【0017】この通信システムにおいては、デジタル2
重通信を中間取り出しするための装置が簡単に且つ価格
効率よく実現することができる。
【0018】本発明は、更に、本明細書の冒頭で述べた
ような形式の通信システムに使用されるデジタル2重通
信の中間取り出しを行う装置にも関する。
【0019】本発明の他の目的は、デジタル2重通信を
中間取り出しする装置であって、このデジタル2重通信
を通信線の分断を要せずに中間取り出しすることができ
るような装置を提供することにある。
【0020】この目的のため、本発明による装置はデジ
タル2重通信から一方向のデジタル単信通信を弁別する
弁別手段を有すると共に、弁別手段に結合され前記デジ
タル2重通信から他方向のデジタル単信通信を弁別する
エコー除去手段を含むことを特徴としている。
【0021】本発明による装置の第1の実施例は、前記
弁別手段が比較器手段を有し、この比較器手段が通信線
に結合可能であってデジタル2重通信を入力するための
第1の入力端子と、基準点に結合されて基準信号を入力
するための第2の入力端子とを有していることを特徴と
している。
【0022】本発明による装置の第2の実施例は、前記
エコー除去手段がエコー除去装置とシンボル間妨害除去
装置とを有し、上記エコー除去装置の入力端子が前記比
較器手段の出力端子に結合され、該エコー除去装置の出
力端子が前記シンボル間妨害除去装置の入力端子に結合
されていることを特徴としている。
【0023】本発明による装置の第3の実施例は、当該
装置が更に前記比較器手段の出力端子に結合された第1
のデスクランブラと、前記シンボル間妨害除去装置の入
力端子に結合された第2のデスクランブラとを有するこ
とを特徴としている。
【0024】本発明による装置の第4の実施例は、前記
エコー除去装置が第1のシフトレジスタと第1のメモリ
手段との直列結合を有し、前記シンボル間妨害除去装置
が第2のシフトレジスタと第2のメモリ手段との直列結
合を有し、これら第1及び第2のメモリ手段がデジタル
・アナログ変換器を介して加算器の第1の入力端子に結
合され、当該加算器の第2の入力端子が前記比較器手段
の第1の入力端子に結合され、この加算器の出力端子が
第1及び第2のメモリ手段の各入力端子と第2のシフト
レジスタとに結合されていることを特徴としている。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0026】図1に示す本発明による通信システムは、
西(WEST)で示す回路網端末器(NT)のような第1の送受信
装置1と、東(EAST)で示す交換器のような第2の送受信
装置2とを有している。回路網端末器1と交換器2とは
2線式通信線3により相互接続され、該通信線によりデ
ジタルデータが、2重モードにおいて連続的に、または
バーストモード法において使用されるようなある副区間
内で伝送される。この通信システムは、更に、上記2重
通信の中間取り出しを行うための装置4〜21を有し、
この装置は中間取り出し点において通信線3に接続され
ている。
【0027】上記装置4〜21は比較器4として構成さ
れた弁別手段を有し、この比較器の第1の入力端子4-1
はデジタル2重通信を受信するために前記通信線3に接
続され、第2の入力端子4-2は接地基準点に接続されて
いる。この装置4〜21は、更に、比較器4の出力端子
4-3に結合されたエコー除去手段5〜21を有してい
る。このエコー除去手段5〜21はエコー除去装置6〜
8を有し、この装置の入力端子6-2は前記比較器4の出
力端子4-3に接続され、出力端子7-3はエコー除去手段
5〜21に属するシンボル間妨害除去装置9〜11の入
力端子9-2に結合されている。
【0028】エコー除去装置6〜8(以下、ec装置と
呼ぶ)は、シフトレジスタ6と、メモリ手段7と、アッ
プダウン・カウンタ8とを有している。上記シフトレジ
スタ6は、入力端子6-2と、タイミング信号Tb,westを
入力するクロック入力端子6-1と、前記メモリ手段7の
アドレス入力端子7-2に接続された出力端子6-3とを有
している。このメモリ手段7は、選択信号bit/phase
westを入力する選択入力端子7-1と、入力端子7-4と、
出力端子7-3とを更に有している。上記入力端子7-4は
アップダウン・カウンタ8の出力端子8-3に接続され、
前記出力端子7-3は同カウンタの入力端子8-2に接続さ
れ、このカウンタ8は更に制御入力端子8-1を有してい
る。
【0029】前記シンボル間妨害除去装置9〜11(以
下、isic装置と呼ぶ)は、シフトレジスタ9と、メモリ
手段10と、アップダウン・カウンタ11とを有してい
る。上記シフトレジスタ9は、入力端子9-2と、タイミ
ング信号Tb,eastを入力するクロック入力端子9-1と、
前記メモリ手段10のアドレス入力端子10-2に接続さ
れた出力端子9-3とを有している。このメモリ手段10
は、選択信号bit/phaseeastを入力する選択入力端子1
0-1と、入力端子10-4と、出力端子10-3とを更に有
している。上記入力端子10-4はアップダウン・カウン
タ11の出力端子11-3に接続され、前記出力端子10
-3は同カウンタの入力端子11-2に接続され、このカウ
ンタ11は更に制御入力端子11-1を有している。
【0030】前記出力端子7-3及び10-3は、加算手段
12の入力端子12-1及び12-2に各々接続され、この
加算手段はデジタル・アナログ変換器(以下、DACと
呼ぶ)13の入力端子13-1に接続された出力端子12
-3を有している。DAC13の出力端子13-2は加算器
14の(−)入力端子14-1に接続され、この加算器は
前記比較器4の入力端子4-1に接続された(+)入力端
子14-2と、比較器15の(+)入力端子15-1及び比
較器17の(+)入力端子17-1に接続された出力端子
14-3とを有している。
【0031】上記比較器15は、接地点に接続された
(−)入力端子15-2と、RDラッチ回路16の入力端
子16-2に接続された出力端子15-3とを更に有してい
る。このRDラッチ回路16は、タイミング信号Tb,ea
st及びタイミング信号Tph,eastを入力するクロック入
力端子16-1と、シフトレジスタ9の入力端子9-2に接
続された出力端子16-3とを更に有している。また、比
較器17は、レベルシフト回路19の出力端子19-4に
接続された(−)入力端子17-2を有し、このレベルシ
フト回路19はタイミング信号Tb,eastを入力するクロ
ック入力端子19-1と、入力端子19-2及び19-3とを
有している。上記入力端子19-2は前記RDラッチ回路
16の出力端子16-3に接続され、入力端子19-3はE
Sラッチ回路18の出力端子18-3に接続されている。
このESラッチ回路18はタイミング信号Tb,eastを入
力するクロック入力端子18-1と、前記比較器17の出
力端子17-3に接続された入力端子18-2とを有してい
る。
【0032】前記RDラッチ回路16の出力端子16-3
は切換スイッチ20の選択接点20-2に接続され、ES
ラッチ回路18の出力端子18-3は同切換スイッチ20
の選択接点20-1に接続されている。この切換スイッチ
の主接点20-3は前記アップダウン・カウンタ8の制御
入力端子8-1と、アップダウン・カウンタ11の制御入
力端子11-1とに接続されている。前記選択信号bit/ph
aseeastの制御の下で、切換スイッチ20は選択接点2
0-1叉は20-2の何れかを主接点20-3に接続する。
【0033】当該装置4〜21は、更に、2個のデスク
ランブラ(descrambler)5及び21を有している。デス
クランブラ5は前記比較器4の出力端子4-3に接続され
た入力端子5-2と、タイミング信号Tb,westを入力する
クロック入力端子5-1とを有している。この場合、この
デスクランブラ5の出力端子5-3には当該中間取り出し
点に一番近い送受信装置のデータ(この実施例では、回
路網端末器1のデータ)が得られる。一方、デスクラン
ブラ21はRDラッチ回路16の出力端子16-3とシフ
トレジスタ9の入力端子9-2とに接続された入力端子2
1-2と、タイミング信号Tb,eastを入力するクロック入
力端子21-1とを有している。このデスクランブラ21
の出力端子21-3には、中間取り出し点から一番遠い送
受信装置のデータ(この実施例においては、交換器2の
データ)が得られる。
【0034】このように、比較器15、17、ラッチ回
路16、18、レベルシフト回路19、切換スイッチ2
0及びアップダウン・カウンタ8、11により、加算器
14の出力端子14-3とメモリ手段7、10の入力端子
7-4、10-4との間に信号結合が実現される。また、比
較器15とRDラッチ回路16とにより加算器14の出
力端子14-3とシフトレジスタ9の入力端子9-2との間
に信号結合が達成され、メモリ手段7、10の出力端子
7-3、10-3は加算手段12とDAC13とにより加算
器14の入力端子14-1に結合される。
【0035】次に、図1に示した通信システムの概略動
作を説明する。ここで、通信線3上には、反対方向に移
動し且つ一緒になってデジタル2重通信を形成するよう
な中間取り出しされるべきデジタル単信通信の各流れが
伝送される。当該中間取り出し点が交換器2よりも回路
網端末器1に近いとすると、通信線による減衰の結果と
して一方向のデジタル単信通信(通信網端末器1から交
換器2への方向の、即ち西から東への、データ通信)
は、他方向のデジタル単信通信(交換器から回路網端末
器への方向、即ち東から西への、データ通信)よりも大
きな振幅を有する。一方、当該中間取り出し点が回路網
端末器1より交換器2に近い場合は、上記とは逆になる
ことは明かである。
【0036】かくして、中間取り出し点におけるデジタ
ル2重通信は、比較的大きな振幅を持つ一方向へのデジ
タル単信通信と比較的小さな振幅を持つ他方向へのデジ
タル単信通信とを含むことになる。このようなデジタル
2重通信が前記比較器4に供給され、該比較器は単一の
レベルに基づいて、比較的大きな振幅を持つデジタル単
信通信をデジタル2重通信から弁別する(ここで、上記
デジタル2重通信が接地レベルに対して対称であると仮
定すると、上記単一のレベルは接地レベルである)。こ
のことは、上記デジタル単信通信が2値信号を有し、そ
の場合は当該レベルよりも上に位置する論理値「1」を
該レベルよりも下に位置する論理値「0」から弁別する
ための単一のレベルが必要であるという仮定に基づいて
いる。一方、上記デジタル単信通信が3値信号のような
2値以上の信号からなる場合は、異なる信号レベルの間
の弁別を行うために2以上のレベルが必要となろう。3
値信号の場合は、前記比較器4の第2入力端子4-2は第
1及び第2の副入力端子を有する必要があり、この場合
第1の副入力端子は第1の基準点に、また第2の副入力
端子は第2の基準点に各々結合され、相互に異なる第1
及び第2の基準信号を入力するようにする。
【0037】上記の場合、比較的大きな振幅を持つデジ
タル単信通信はデジタル2重通信と共に前記エコー除去
手段5〜21に供給され、該手段により比較的小さな振
幅を持つデジタル単信通信がデジタル2重通信から弁別
される。俗な言葉で言うと、上記のことは、比較的大き
な振幅を持つデジタル単信通信を前記ec装置6〜8に
供給することによりなされ、該装置は可能な最良の方法
により比較的大きな振幅を持つ元のデジタル単信通信を
複製する。一方、前記比較器4はデジタル2重通信から
比較的大きな振幅を持つデジタル単信通信を弁別する
が、この後者の通信信号は不可避的に僅かに歪んでい
る。そして、デジタル2重通信と比較的大きな振幅を持
つ複製されたデジタル単信通信との間の差が供給される
前記isic装置9〜11により、比較的小さな振幅を持つ
デジタル単信通信が正確に決定される。
【0038】次に、図1に示した通信システムの詳細な
動作を図2に示す各タイミング信号及びこれら信号から
得られる制御信号を参照して説明する。ここで、デジタ
ル単信通信の各流れは2相符号化信号を有するものと仮
定する。言うまでもなく、本発明は例えばAMI(alter
nate mark inversion)信号叉は2値以上の信号のような
上記とは異なる態様で符号化された信号を有するデジタ
ル単信通信の流れにも使用することができる。
【0039】図2に示した2相信号は、比較的小さな振
幅を持つデジタル単信通信、即ち交換器2から回路網端
末器1への(東から西への)デジタル単信通信に対応す
る。なお、図2においては4つのシンボル期間が示され
ている。この場合、各シンボル期間においては2相信号
は2回、即ちサンプリング時点Tb,n,east及びTph,n,e
ast(第1のシンボル期間に関してはn=1、第2のシ
ンボル期間に関してはn=2、…)でサンプリングされ
る。この動作は例えばヨーロッパ特許出願公開第EP-A-0
162505号に詳述されているようなサンプリング装置の助
けによりなされる。時点Tb,n,eastにおけるサンプリン
グは当該シンボル期間における2相信号の極性を検出す
るためになされる。2相信号のこの極性は、当該シンボ
ル期間nにおける該2相信号の情報内容の判断基準とな
る。約1/4シンボル期間後に時点Tph,n,eastが発生
し、このサンプリング時点においては当該シンボル期間
の零交差点が存在する。(平坦な)最大点叉は最小点よ
りも(急峻な)零交差点を検出する方が簡単であるか
ら、上記のサンプリング装置は連続したシンボル期間に
関して単に零交差点に調整を行い、2つのサンプリング
時点Tb,n,eastとTph,n,eastとのシンボル間期間の概
ね1/4の固定間隔により2相信号の極性、即ち情報内
容がシンボル期間n毎に簡単に決定される。
【0040】比較的小さな振幅を持つ上記デジタル単信
通信(交換器2から回路網端末器1への、即ち東から西
への通信)と、比較的大きな振幅を持つデジタル単信通
信(回路網端末器1から交換器2への、即ち西から東へ
の通信)との両方をサンプリングしなければならないの
は言うまでもない。この目的のため、当該通信システム
は比較的大きな振幅のデジタル単信通信をサンプリング
するためにヨーロッパ特許出願第EP-A-0162505号に記載
されているような第1のサンプリング装置を有する。こ
のサンプリング装置(図1には示されていないが)は比
較器4の出力端子4-3に接続されて、タイミング信号T
b,westとTph,westとを発生する。更に、当該通信シス
テムは比較的小さな振幅を持つデジタル単信通信をサン
プルするためにヨーロッパ特許出願第EP-A-0162505号に
記載されているような第2のサンプリング装置を有す
る。このサンプリング装置(図1には示されていない
が)はRDラッチ回路16の出力端子16-3及び/叉は
ESラッチ回路18の出力端子18-3に接続されて、タ
イミング信号Tb,eastとTph,eastとを発生する。
【0041】2つのデジタル単信通信の流れの中の何れ
もがシンボル期間毎に2回サンプリングされるので、2
つのメモリ手段7、10は、各々、ビットテーブル及び
フェーズテーブルを有している。メモリ手段7のビット
テーブルはサンプリング時点Tb,n,westでとられた比較
的大きな振幅を持つデジタル単信通信のサンプル値を有
し、このメモリ手段7のフェーズテーブルはサンプリン
グ時点Tph,n,westでとられた比較的大きな振幅を持つ
デジタル単信通信のサンプル値を有する。一方、メモリ
手段10のビットテーブルはサンプリング時点Tb,n,ea
stでとられた比較的小さな振幅を持つデジタル単信通信
のサンプル値を有し、このメモリ手段10のフェーズテ
ーブルは比較的小さな振幅を持つデジタル単信通信のサ
ンプリング時点Tph,n,eastでとられたサンプル値を有
する。選択信号bit/phasewestの制御の下で、メモリ手
段7のビットテーブルか叉はフェーズテーブルの何れか
がアドレス入力端子7-2を介してアドレス可能となり、
これにより出力端子7-3を介して読出可能となり、また
入力端子7-4を介して書込可能(1だけ増加叉は減少さ
れる)となる。同様に、選択信号bit/phaseeastの制御
の下で、メモリ手段10のビットテーブルか叉はフェー
ズテーブルの何れかがアドレス入力端子10-2を介して
アドレス可能となり、これにより出力端子10-3を介し
て読出可能となり、また入力端子10-4を介して書込可
能(1だけ増加叉は減少される)となる。メモリ手段7
の出力端子7-3に得られたデジタルコードは前記加算手
段12の入力端子12-1に供給され、メモリ手段10の
出力端子10-3に得られたデジタルコードは前記加算手
段12の入力端子12-2に供給される。この加算手段1
2は、次いで、これら2つのコードを加算して出力端子
12-3にデジタル和コードを発生する。このデジタル和
コードはDAC13の入力端子13-1に供給され、この
DAC13はこのデジタル和コードをアナログ電圧に変
換する。この電圧は上記和コードが増加すると上昇し、
減少すると低下する。このアナログ電圧は前記加算器1
4の(−)入力端子14-1に供給され、この加算器によ
りその(+)入力端子14-2に供給される中間取り出し
点のデジタル2重通信から減算される。このようにして
当該加算器14の出力端子14-3に得られた差分電圧は
図2においてはVeyeとして示してある。
【0042】上記の差信号Veyeは接地基準レベルに対
してシンボル期間当たり2回サンプリングされる(ここ
で、前記デジタル2重通信とDAC13からのアナログ
電圧とは共に接地レベル付近に位置するものと仮定す
る)。この動作は、タイミング信号Tb,east及びTph,e
astの制御の下で、サンプリング時点Tb,n,east及びTp
h,n,eastにおいて比較器15とRDラッチ回路16との
組み合わせにより実行される。Veyeボルト<0に対し
ては、RDラッチ回路16は論理値「0」を持つ信号を
発生し、Veyeボルト>0に対しては、RDラッチ回路
16は論理値「1」を持つ信号を発生し、これら信号は
その出力端子16-3に現れる。更に、前記差信号Veye
は基準レベルVblockに対してシンボル期間当たり1回
サンプリングされるが、この基準レベルはレベルシフト
回路19により発生されその出力端子19-4に得られ
る。この基準レベルVblockに対するサンプリングは、
タイミング信号Tb,eastの制御の下で、サンプリング時
点Tb,n,eastにおいて比較器17とESラッチ回路18
との組み合わせによりなされる。Veye<Vblockに対し
てはESラッチ回路18は論理値「0」を持つ信号を発
生し、Veye>Vblockに対してはESラッチ回路18は
論理値「1」を持つ信号を発生し、これら信号はその出
力端子18-3に現れる。
【0043】レベルシフト回路19は、接地レベル周辺
に位置し、ピーク振幅Vblock(ピーク対ピーク振幅は
2*Vblock)を有し、且つその半サイクルがシンボル
期間長に等しいような矩形波電圧を発生する。この場
合、上記矩形波電圧の零交差点は前記サンプリング時点
Tb,n,east及びTph,n,eastとは一致せず、従って図2
においては一例として矩形波に関してサンプリング時点
Tb,n,eastに対してシンボル期間の長さの半分の距離に
位置する零交差点を選択する。レベルシフト回路19の
目的は、そのピーク振幅Vblockが前記差電圧Veye(V
eyeの振幅はこの信号の情報内容に依存する。即ち、多
数の論理値「1」叉は多数の論理値「0」が連続して発
生する場合は、その振幅は論理値「1」及び「0」が交
互に発生する場合よりも一般に大きくなる。)に等しく
されるべき矩形波電圧を発生することにある。この目的
のため、レベルシフト回路19は積分器を有し、この積
分器は信号RISEの制御の下でピーク振幅Vblockを僅か
に増加させ(この場合、信号RISEは論理値「1」を持
つ)、叉は僅かに減少させる(この場合、信号RISEは論
理値「0」を持つ)。上記矩形波電圧の接地レベルに対
する極性は信号BLOCKにより示され、この信号BLOCKが論
理値「1」を持つ場合は前記矩形波電圧は正であり、信
号BLOCKが論理値「0」を持つ場合は前記矩形波電圧は
負である。前記信号RISEは上記信号BLOCKと、RDラッ
チ回路16及びESラッチ回路18の各出力とに依存す
る。この依存性を表1に示す。
【0044】
【表1】
【0045】ここで、レベルシフト回路19の動作を表
1を参照して更に説明する。前述したように、レベルシ
フト回路19の目的は、そのピーク振幅Vblockが前記
差電圧Veyeに等しくされるべき矩形波電圧を発生する
ことにある。この動作は、当該レベルシフト回路19に
属する積分器が信号RISEの制御の下でピーク振幅Vbloc
kを僅かに増加叉は減少させることにより達成される。
この信号RISEは信号BLOCK、RD(RDラッチ回路16
の出力信号)及びES(ESラッチ回路18の出力信
号)に依存する。この点に関しては、2つの場合を区別
しなければならない。即ち、第1の場合は、Vblockと
Veyeとが逆の極性を有するために信号BLOCKと信号RD
とが各々異なる値を持つ場合である。図2においては、
この状況はサンプリング時点Tb,2,east及びTb,3,east
において見られる。言うまでもなく、この場合はVbloc
kをVeyeに合わせる必要はなく、従って信号RISEは元の
値を維持する。表1においては、この状況は「変化な
し」として示されている。次に、第2の場合は信号BLOC
Kと信号RDとが等しい値を有する場合であり、この状
況は図2においてはサンプリング時点Tb,1,east(これ
ら2つの信号は論理値「0」である)とサンプリング時
点Tb,4,east(これら2つの信号は論理値「1」であ
る)とでみられる。ここでサンプリング時点Tb,1,east
においては2つの可能性がある。即ち、|Veye|<|
Vblock|であって、信号ESが論理値「1」を有し且
つ信号RISEが論理値「0」(ピーク振幅Vblockを小さ
くする)を得る場合、叉は|Veye|>|Vblock|であ
って、信号ESが論理値「0」を有し且つ信号RISEが論
理値「1」(ピーク振幅Vblockを大きくする)を得る
場合の何れかである。また、サンプリング時点Tb,4,ea
stにおいても2つの可能性がある。即ち、|Veye|<
|Vblock|であって、信号ESが論理値「0」を得且
つ信号RISEが論理値「0」(ピーク振幅Vblockを小さ
くする)を有する場合、叉は|Veye|>|Vblock|で
あって、信号ESが論理値「1」を有し且つ信号RISEが
論理値「1」(ピーク振幅Vblockを大きくする)を得
る場合の何れである。
【0046】タイミング信号Tb,eastの制御の下で比較
器15とRDラッチ回路16との組み合わせによりシン
ボル期間当たり1回とられる接地レベルに対する前記差
信号Veyeのサンプル値は、シフトレジスタ9の入力端
子9-2に供給され、交換器2からくるデータDATA EAST
を形成する。
【0047】基準レベル±Vblockに対する前記差信号
Veyeのサンプル値は、タイミング信号Tb,eastの制御
の下で比較器17とESラッチ回路18との組み合わせ
によりシンボル期間当たり1回とられ、切換スイッチ2
0によりアップダウン・カウンタ8、11の各制御入力
端子8-1、11-1に供給される。この場合、上記切換ス
イッチ20は、選択信号bit/phaseeastの制御の下で、
選択接点20-1を主接点20-3に接続する。もしVeye
がVblockに対して正であるか叉はVblockよりも少な目
に負である場合は、Veyeは減少されねばならない。こ
の場合、信号ESは論理値「1」を有し、この信号に応
答してアップダウン・カウンタ8、11はメモリ手段
7、10中のビットテーブルにおけるアドレスされた値
を減少させる。一方、VeyeがVblockに対して負である
か叉はVblockよりも少な目に正である場合は、Veyeは
増加されねばならない。この場合、信号ESは論理値
「0」を有し、この信号に応答してアップダウン・カウ
ンタ8、11はメモリ手段7、10中のビットテーブル
におけるアドレスされた値を増加させる。この動作は信
号RDと信号BLOCKとの間の関係に無関係に実施され
る。その理由は、もし両信号が同一の論理値を有する場
合は上記補正は正しく、これら2つの信号が異なる論理
値を有する場合は補正は信号BLOCKによって専ら決まる
が、この信号BLOCKは矩形波電圧であって論理値「0」
を有するのと同様の頻度で論理値「1」を有するから長
期間では平均化がされ、従って長期間では補正は正しく
なるからである。
【0048】タイミング信号Tph,eastの制御の下で比
較器15とRDラッチ回路16との組み合わせによりシ
ンボル期間当たり1回とられる基準接地レベルに対する
前記差信号Veyeのサンプル値は、切換スイッチ20に
よりアップダウン・カウンタ8、11の各制御入力端子
8-1、11-1に供給される。この場合、上記切換スイッ
チ20は、選択信号bit/phaseeastの制御の下で、選択
接点20-2を主接点20-3に接続する。
【0049】もしVeyeが接地レベルに対して正である
場合は、Veyeは減少されねばならない。この場合、信
号RDは論理値「1」を有し、この信号に応答してアッ
プダウン・カウンタ8、11はメモリ手段7、10中の
フェーズテーブルにおけるアドレスされた値を減少させ
る。一方、Veyeが接地レベルに対して負である場合
は、Veyeは増加されねばならない。この場合、信号R
Dは論理値「0」を有し、この信号に応答してアップダ
ウン・カウンタ8、11はメモリ手段7、10中のフェ
ーズテーブルにおけるアドレスされた値を増加させる。
【0050】アップダウン・カウンタ8及び11の各制
御入力端子8-1及び11-1は相互に接続されているか
ら、メモリ手段7のビットテーブルにおけるアドレスさ
れた値とメモリ手段10のビットテーブルにおけるアド
レスされた値とは同様の方法で補正(増加叉は減少)さ
れる。同様のことが、メモリ手段7のフェーズテーブル
におけるアドレスされた値及びメモリ手段10のフェー
ズテーブルにおけるアドレスされた値について成り立
つ。その理由は、加算器14の出力端子14-3における
差信号Veyeからは何処で最も大きなエラーが発生した
か分からないからである。即ち、エラーはec装置6〜
8及びisic装置9〜11の両方で発生しているかもしれ
ない。エラー補正はWESTのデータとEASTのデータが相関
関係にない場合にのみ同様に行うことができる。なぜな
ら、その場合には長期間でみると誤った増加及び誤った
減少がしばしば等しくなされるからである。
【0051】多くの場合に、異なるデータ送信機からの
データ通信は可能性のある相関を避けるためにスクラン
ブルされる。この目的のため、各データ送信機はスクラ
ンブラを備えている。この場合、受信されたデータ通信
はデスクランブルされねばならないから、デジタル中間
取り出しを行うための当該装置4〜21はデスクランブ
ラ5及び21を有している。この装置においては、デス
クランブラ5はWESTデータ用のデータ送信機のスクラン
ブラに適合しており、デスクランブラ21はEASTデータ
用のデータ送信機のスクランブラに適合している。
【0052】前記制御入力端子8-1及び11-1が相互接
続されている事実に起因する誤った増加及び誤った減少
の影響は、出力端子7-3及び10-3の全てのビットは入
力端子12-1及び12-2に供給しないようにすることに
より減少させることができる。例えば、出力端子7-3及
び10-3が各々12ビットを有している場合は、各出力
端子7-3、10-3から最上位側の9ビット以上を入力端
子12-1、12-2に供給することにより上記影響を十分
に減少させることができる。
【0053】前記タイミング信号(2相符号化信号に属
する)及びこれら信号から本発明による装置を制御する
ために作成された制御信号を再度表2に示す。この表2
を参照して当該装置の制御を更に説明し且つ不定状態に
も言及する。
【0054】
【表2】
【0055】上記表において、信号BLOCKはレベルシフ
ト回路19により発生されてピーク振幅Vblockを持つ
矩形波電圧を表す。この信号BLOCKが論理値「1」を有
する場合は上記矩形波電圧は正であり、当該信号が論理
値「0」を有する場合はこの矩形波電圧は負であり、そ
れらの振幅は各々+|Vblock|及び−|Vblock|であ
る。信号RDは前記2相信号の極性を表す。サンプリン
グ時点Tb,1,east及びTb,2,eastにおいては信号RDは
論理値「0」を有し、サンプリング時点Tb,3,east及び
Tb,4,eastにおいては当該信号は論理値「1」を有す
る。サンプリング時点Tph,n,east(前記2相信号の零
交差点)においては、この信号RDはサンプリング時点
Tph,n,eastの零交差点に対する正確な位置に依存し
て、ある時は論理値「0」を有し、ある時は論理値
「1」を有する。
【0056】信号ESは、サンプリング時点Tb,n,east
においてピーク振幅Vblockを持つ矩形波電圧に対する
差信号Veyeの位置を表す。信号BLOCK及びRDの両方が
論理値「0」を有する場合は、信号ESは|Veye|<
|Vblock|に対しては論理値「1」を有し、|Veye|
>|Vblock|に対しては論理値「0」を有する。ま
た、上記の2つの信号の両方が論理値「1」を有する場
合は、信号ESは|Veye|<|Vblock|に対しては論
理値「0」を有し、|Veye|>|Vblock|に対しては
論理値「1」を有する。信号BLOCKと信号RDとが各々
異なる論理値を有する場合は、信号ESは信号BLOCKと
は異なる論理値を有し、矩形波電圧である信号BLOCKに
より専ら決定される。結果として、信号ESは時には正
しくない値を有することになるが、これらは長い期間で
みると平均化されてしまう。サンプリング時点Tph,n,e
ast(前記2相信号の零交差点)における信号ESの値
は重要ではなく、これらは表2においてはxなる値(如
何なる値でも構わない)で示されている。信号RAMは
メモリ手段7、10のビットテーブル及びフェーズテー
ブルにおいてアドレスされた値が1だけ増加されるべき
か叉は減少されるべきかを示す。サンプリング時点Tb,
n,eastにおいては、信号ESが論理値「0」であれば信
号RAMは「+1」なる値をとり、信号ESが論理値
「1」であれば信号RAMは「−1」なる値をとる。ま
た、サンプリング時点Tph,n,eastにおいては、信号R
Dが論理値「0」であれば信号RAMは「+1」なる値
をとり、信号RDが論理値「1」であれば信号RAMは
「−1」なる値をとる。
【0057】レベルシフト回路9内の積分器が前記矩形
波電圧のピーク振幅Vblockを増加させるか叉は減少さ
せるかを決定する信号RISEは、VeyeとVblockとが反対
の極性を有する場合は、今の値を維持する(nc=no c
hange)。この状況は信号BLOCKと信号RDとが異なる値
を有する場合である。上記両信号が各々値「0」を有す
る時は、信号ESが論理値「1」であれば信号RISEは論
理値「0」をとり、信号ESが論理値「0」であれば信
号RISEは論理値「1」をとる。また、両信号BLOCK及び
RDが論理値「1」を有する場合は、信号RISEは信号E
Sと同じ論理値をとる。このことは、サンプリング時点
Tb,n,eastに関し、VeyeがVblockを等しくすべき最大
値叉は最小値を有する場合にも当てはまる。サンプリン
グ時点Tph,n,eastにおいてはVeyeは零交差を呈するの
で、信号RISEは信号BLOCK、RD及び/叉はESには依
存しないことは明かである。
【0058】メモリ手段7、10のビットテーブル及び
フェーズテーブルは動作に先立ち各アドレスにロードす
る必要はない。原理的には、エコー除去手段5〜21は
4個の全てのテーブルが空である時に初期化することが
でき、その際、当該装置4〜21はメモリ手段7の各テ
ーブルが十分なデータを有するようになるまでは正しく
動作しない。この場合、前記ec装置6〜8の方がisic
装置9〜11よりも重要である。即ち、ec装置6〜8
は比較的大きな振幅を持つ元のデジタル単信通信を可能
な最良の方法で複製し、その後これがデジタル2重通信
から減算される。このようにして得られた差信号(Vey
e)は、比較的小さな振幅を持つデジタル単信通信を形
成する。次いで、isic装置9〜11がこの信号を正確に
決定する。
【0059】なお、加算器14に他の(−)入力端子を
設けると共に、前記出力端子10-3をこの他の(−)入
力端子に結合する他のデジタル・アナログ変換器を設け
ることによりデジタル加算手段12を削除することがで
きる。しかしながら、デジタル加算手段12の削除によ
る利点は、加算手段12よりずっと高価なDACの追加
による不利益によっては決して相殺されない。
【0060】上述したように、本発明は中間取り出し点
が第2の送受信装置(交換器2)よりも第1の送受信装
置(回路網端末器1)に近い場合に通信線での減衰の結
果一方向への(回路網端末器1から交換器2への)デジ
タルデータ通信が他の方向への(交換器2から回路網端
末器1への)デジタルデータ通信よりも大きな振幅を持
つという認識に基づいている。上記中間取り出し点が回
路網端末器1よりも交換器2に近い場合は疑いもなく上
記の逆が成り立つ。何れの場合にせよ、1以上のレベル
を持つ弁別手段4によりデジタル2重通信から何れかの
方向のデジタル単信通信を弁別するためには通信線上に
十分な減衰が存在すべきである。もし通信線上に十分な
減衰がない場合(例えば、回路網端末器1と交換器2と
の間の通信線3が非常に短い場合)は、例えば通信線3
を切断してそこに減衰線区間を挿入すること等により付
加的な減衰を導入する必要がある。このやり方は、好ま
しくない通信線の切断という点で不利である。しかしな
がら、回路網端末器1及び交換器2の近傍にはしばしば
プラグ式の相互接続部があるので、これをプラグ式の減
衰線区間に置き換えることは容易である。このような減
衰線区間の一方の側では一方向のデータ通信はより大き
な振幅を持ち、この減衰線区間の他方の側では他の方向
のデータ通信がより大きな振幅を持つことになるので、
上記減衰線区間の一方の側の第1の弁別手段と他方の側
の第2の弁別手段とによりデジタル2重通信から両方の
データ通信を弁別することが可能である。
【0061】付加的な減衰を導入してはならない場合
は、通信線3を切断しこの切断点の位置に中継器(repea
ter)を設置することができ、この中継器においては2線
式通信線3が4線接続に変換され、このような中継器は
前述した2つの相互結合された混成回路のように簡単に
中間取り出しすることができる。言うまでもなく、これ
らの全ての変形例においても、通信線の切断が必要なく
且つ付加的な減衰を設ける必要のない本発明による装置
が理想である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明による通信システムの一実施
例の概要を示すブロック図、
【図2】 図2は、2相符号化された信号に属するタイ
ミング信号、及び本発明による中間取り出し装置を制御
するためにこれらタイミング信号から取り出される制御
信号のタイムチャートである。
【符号の説明】
1…送受信装置、 2…送受信装
置、3…通信線、 4…比較
器、5…デスクランブラ、 6…シフ
トレジスタ、7…メモリ手段、 8
…アップダウン・カウンタ 9…シフトレジスタ、 10…メモリ手
段、11…アップダウン・カウンタ、 12…加算手
段、13…デジタル・アナログ変換器、 14…加算
器、15…比較器、 16…ラッチ
回路、17…比較器、 18…ラッ
チ回路、19…レベルシフト回路、 20…切
換スイッチ、21…デスクランブラ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル2重通信用の通信線を備えかつ
    当該デジタル2重通信を中間取り出しするための装置を
    有する通信システムにおいて、 前記装置が前記デジタル2重通信から一方向にデジタル
    単信通信を弁別する弁別手段を有すると共に、該弁別手
    段に結合されて前記デジタル2重通信から他方向にデジ
    タル単信通信を弁別するエコー除去手段を有する、 ことを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通信システムにおい
    て、前記弁別手段が比較器手段を有し、該比較器手段は
    前記通信線に結合されて前記デジタル2重通信を入力す
    るための第1の入力端子と、基準点に結合されて基準信
    号を入力するための第2の入力端子とを有することを特
    徴とする通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の通信システムにおい
    て、前記前記エコー除去手段がエコー除去装置とシンボ
    ル間妨害除去装置とを有し、前記エコー除去装置の入力
    端子が前記比較器手段の出力端子に結合され、同エコー
    除去装置の出力端子が前記シンボル間妨害除去装置の入
    力端子に結合されていることを特徴とする通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の通信システムにおい
    て、前記中間取り出し装置が前記比較器手段の出力端子
    に結合された第1のデスクランブラと、前記シンボル間
    妨害除去装置の入力端子に結合された第2のデスクラン
    ブラとを更に有することを特徴とする通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の通信システムにおい
    て、前記エコー除去装置が第1のシフトレジスタと第1
    のメモリ手段との直列結合を有し、前記シンボル間妨害
    除去装置が第2のシフトレジスタと第2のメモリ手段と
    の直列結合を有し、前記第1及び第2のメモリ手段がデ
    ジタル・アナログ変換器を介して加算器の第1の入力端
    子に結合され、前記加算器の第2の入力端子が前記比較
    器手段の第1の入力端子に結合され、同加算器の出力端
    子が前記第1及び第2のメモリ手段の各入力端子と前記
    第2のシフトレジスタとに結合されていることを特徴と
    する通信システム。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のデジタル2重通信用の
    通信線を備える通信システムに使用されるデジタル2重
    通信を中間取り出しするための装置において、 当該装置が前記デジタル2重通信から一方向にデジタル
    単信通信を弁別する弁別手段を有すると共に、弁別手段
    に結合されて前記デジタル2重通信から他方向にデジタ
    ル単信通信を弁別するエコー除去手段を有する、 ことを特徴とする中間取り出し装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のデジタル2重通信を中
    間取り出しするための装置において、前記弁別手段が比
    較器手段を有し、該比較器手段は前記通信線に結合可能
    であって前記デジタル2重通信を入力するための第1の
    入力端子と、基準点に結合されて基準信号を入力するた
    めの第2の入力端子とを有することを特徴とする中間取
    り出し装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のデジタル2重通信を中
    間取り出しするための装置おいて、前記前記エコー除去
    手段がエコー除去装置とシンボル間妨害除去装置とを有
    し、前記エコー除去装置の入力端子が前記比較器手段の
    出力端子に結合され、同エコー除去装置の出力端子が前
    記シンボル間妨害除去装置の入力端子に結合されている
    ことを特徴とする中間取り出し装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のデジタル2重通信を中
    間取り出しするための装置において、該装置が前記比較
    器手段の出力端子に結合された第1のデスクランブラ
    と、前記シンボル間妨害除去装置の入力端子に結合され
    た第2のデスクランブラとを更に有することを特徴とす
    る中間取り出し装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のデジタル2重通信を
    中間取り出しするための装置において、前記エコー除去
    装置が第1のシフトレジスタと第1のメモリ手段との直
    列結合を有し、前記シンボル間妨害除去装置が第2のシ
    フトレジスタと第2のメモリ手段との直列結合を有し、
    前記第1及び第2のメモリ手段がデジタル・アナログ変
    換器を介して加算器の第1の入力端子に結合され、前記
    加算器の第2の入力端子が前記比較器手段の第1の入力
    端子に結合され、同加算器の出力端子が前記第1及び第
    2のメモリ手段の各入力端子と前記第2のシフトレジス
    タとに結合されていることを特徴とする中間取り出し装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし5の何れか一項に記載
    の通信システムにおいて、前記通信線が付加的な減衰を
    有していることを特徴とする通信システム。
  12. 【請求項12】 請求項6ないし10の何れか一項に記
    載のデジタル2重通信を中間取り出しするための装置に
    おいて、前記通信線が付加的な減衰を有していることを
    特徴とする中間取り出し装置。
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