JPH07120827A - フィルムの使用状態表示システム - Google Patents
フィルムの使用状態表示システムInfo
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- JPH07120827A JPH07120827A JP5266230A JP26623093A JPH07120827A JP H07120827 A JPH07120827 A JP H07120827A JP 5266230 A JP5266230 A JP 5266230A JP 26623093 A JP26623093 A JP 26623093A JP H07120827 A JPH07120827 A JP H07120827A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- bar
- cartridge
- rotation amount
- data
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィルムカートリッジの使用状態を正確に表
示するための、カメラとフィルムカートリッジとからな
るフィルムの使用状態表示システムを提供する。 【構成】 このシステムは、カメラ側には、モータ50
と、ギアG1〜4を介して回転が伝えられるフォーク4
5とからなるフィルム給送手段が備えられる一方、不図
示のフィルムカートリッジ側には、フィルムの使用状態
を表示するための表示部材がフォーク45により駆動さ
れるスプールと一体的に回転するように設けられる。カ
メラ側には、さらに、モータのシャフト50aの回転量
をパルス信号に変換して出力するためのエンコーダ42
aが備えられる。このパルス信号のパルス数を検知する
ことでスプールの回転量を計測し表示部材を所定位置に
停止させるようになっているため、フォークの回転ムラ
に全く影響されることなく、フィルムカートリッジの使
用状態を正確に表示できる。
示するための、カメラとフィルムカートリッジとからな
るフィルムの使用状態表示システムを提供する。 【構成】 このシステムは、カメラ側には、モータ50
と、ギアG1〜4を介して回転が伝えられるフォーク4
5とからなるフィルム給送手段が備えられる一方、不図
示のフィルムカートリッジ側には、フィルムの使用状態
を表示するための表示部材がフォーク45により駆動さ
れるスプールと一体的に回転するように設けられる。カ
メラ側には、さらに、モータのシャフト50aの回転量
をパルス信号に変換して出力するためのエンコーダ42
aが備えられる。このパルス信号のパルス数を検知する
ことでスプールの回転量を計測し表示部材を所定位置に
停止させるようになっているため、フォークの回転ムラ
に全く影響されることなく、フィルムカートリッジの使
用状態を正確に表示できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラに装填していな
い状態ではフィルムを先端までケース内に収納するタイ
プのフィルムカートリッジの使用状態を表示するための
システムに関し、詳しくは、露光済み等の表示を正確に
行うための表示システムに関する。
い状態ではフィルムを先端までケース内に収納するタイ
プのフィルムカートリッジの使用状態を表示するための
システムに関し、詳しくは、露光済み等の表示を正確に
行うための表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、フィルム巻き取り軸の端部に
フィルム感度やフィルム枚数などのデータをバーコード
で示したデータディスクをカートリッジケースの端面に
沿うように固定したカートリッジと、このデータディス
クのバーコード信号を読み取るための読み取り手段を備
え該読み取り手段によりフィルム給送時に回転するデー
タディスクからバーコード信号を読み取るようにしたカ
メラとからなるシステムが提案されている。
フィルム感度やフィルム枚数などのデータをバーコード
で示したデータディスクをカートリッジケースの端面に
沿うように固定したカートリッジと、このデータディス
クのバーコード信号を読み取るための読み取り手段を備
え該読み取り手段によりフィルム給送時に回転するデー
タディスクからバーコード信号を読み取るようにしたカ
メラとからなるシステムが提案されている。
【0003】このタイプのフィルムカートリッジは、従
来タイプのものとは異なり、カメラに装填していない状
態ではフィルムは先端までパトローネ内に収納されてい
るため、そのフィルムが未露光なのか露光済みであるの
かを外見から判断することはできない。そこで、フィル
ムカートリッジに巻き取り軸と一体的に回転する矢印等
の合わせマークを表示した表示手段を設けると共に、カ
メラのフィルム給送手段をフィルムの露光前と露光後で
上記フィルムカートリッジの合わせマークの位置が夫々
異なるように構成し、さらに、フィルムカートリッジの
ケースの外面にフィルムの使用状態、つまり未露光や露
光済み等の状態を表示する文字や記号等の表示マークを
上記フィルムカートリッジの合わせマークに対応する位
置に設ければ、フィルムカートリッジの使用状態を明示
することができる。
来タイプのものとは異なり、カメラに装填していない状
態ではフィルムは先端までパトローネ内に収納されてい
るため、そのフィルムが未露光なのか露光済みであるの
かを外見から判断することはできない。そこで、フィル
ムカートリッジに巻き取り軸と一体的に回転する矢印等
の合わせマークを表示した表示手段を設けると共に、カ
メラのフィルム給送手段をフィルムの露光前と露光後で
上記フィルムカートリッジの合わせマークの位置が夫々
異なるように構成し、さらに、フィルムカートリッジの
ケースの外面にフィルムの使用状態、つまり未露光や露
光済み等の状態を表示する文字や記号等の表示マークを
上記フィルムカートリッジの合わせマークに対応する位
置に設ければ、フィルムカートリッジの使用状態を明示
することができる。
【0004】ところで、上記フィルムカートリッジのフ
ィルムのコマが露光済みになった場合には、カメラ側の
スプールに巻き取られているフィルムを先端までフィル
ムカートリッジ内に巻き戻すと共に、上記合わせマーク
を露光済み等のケースの表示マークに対応した位置に位
置決めするための操作をカメラ側で行う必要がある。こ
の操作を行うためには、データディスクの所定のバーコ
ード領域がカメラ側に設けられた上記読み取り手段に対
応する位置に位置決めされるようにデータディスクを停
止させる必要がある。これを実現するものとして、たと
えば、データディスクの回転速度を検出し、その値をも
とにして、データディスクのバーコードの所定のバーの
スタートポイントが上記読み取り手段を通過後、データ
ディスクに制動をかけるまでの時間を制御して、読み取
り手段に対して該スタートポイントが所定位置に停止す
るようにデータディスクを停止させるように構成したカ
メラが提案されている。
ィルムのコマが露光済みになった場合には、カメラ側の
スプールに巻き取られているフィルムを先端までフィル
ムカートリッジ内に巻き戻すと共に、上記合わせマーク
を露光済み等のケースの表示マークに対応した位置に位
置決めするための操作をカメラ側で行う必要がある。こ
の操作を行うためには、データディスクの所定のバーコ
ード領域がカメラ側に設けられた上記読み取り手段に対
応する位置に位置決めされるようにデータディスクを停
止させる必要がある。これを実現するものとして、たと
えば、データディスクの回転速度を検出し、その値をも
とにして、データディスクのバーコードの所定のバーの
スタートポイントが上記読み取り手段を通過後、データ
ディスクに制動をかけるまでの時間を制御して、読み取
り手段に対して該スタートポイントが所定位置に停止す
るようにデータディスクを停止させるように構成したカ
メラが提案されている。
【0005】しかし、このタイプのフィルムカートリッ
ジは、フィルム巻き取り軸の巻き戻し時に、たとえば、
フィルムがカートリッジケースの内面に接したりした場
合には、その摩擦力等によってフィルム巻き取り軸の回
転速度にムラを生じることがあり、この結果、フィルム
巻き取り軸の回転速度に対する上記制動時間に誤差が生
じ、上記合わせマークを露光済み等のケースの表示マー
クに正確に対応して停止させることができなくなる虞れ
がある。
ジは、フィルム巻き取り軸の巻き戻し時に、たとえば、
フィルムがカートリッジケースの内面に接したりした場
合には、その摩擦力等によってフィルム巻き取り軸の回
転速度にムラを生じることがあり、この結果、フィルム
巻き取り軸の回転速度に対する上記制動時間に誤差が生
じ、上記合わせマークを露光済み等のケースの表示マー
クに正確に対応して停止させることができなくなる虞れ
がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の解決
すべき技術的課題は、フィルムカートリッジのフィルム
が露光済みになった場合には、その合わせマークを露光
済み等のケースの表示マークに正確に対応させて停止さ
せることができる、カメラとフィルムカートリッジとか
らなるフィルムの使用状態表示システムを提供すること
である。
すべき技術的課題は、フィルムカートリッジのフィルム
が露光済みになった場合には、その合わせマークを露光
済み等のケースの表示マークに正確に対応させて停止さ
せることができる、カメラとフィルムカートリッジとか
らなるフィルムの使用状態表示システムを提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段・作用・効果】上記技術的
課題を解決するために、本発明によれば、以下のフィル
ムの使用状態表示システムが提供される。
課題を解決するために、本発明によれば、以下のフィル
ムの使用状態表示システムが提供される。
【0008】すなわち、このフィルムの使用状態表示シ
ステムは、カートリッジケースに対してフィルム巻き取
り軸と一体的に回転可能でありかつフィルムデータがバ
ーコードで表示されたデータディスクを該ケースの外面
に有するフィルムカートリッジと、該フィルムカートリ
ッジを用いるカメラとを備える。上記フィルムカートリ
ッジは、データディスクがカートリッジケースに対して
所定位置で停止したときに露光済みであることを表示す
る表示手段を備え、上記カメラは、上記フィルム巻き取
り軸を回転駆動するためのフィルム給送手段であって、
フィルムカートリッジからスプールに向けてフィルムを
繰り出す一方スプールからフィルムカートリッジに向け
てフィルムを巻き戻すためのフィルム給送手段と、デー
タディスクのバーコードの各バーを順次読み取るための
読み取り手段と、フィルム給送手段によりフィルムがス
プールからフィルムカートリッジに向けて巻き戻される
ときに、上記読み取り手段により読み取られたバーコー
ドのバーがデータディスク停止用バーであるか否かを判
別するためのバーコード判別手段と、上記フィルム給送
手段が備える所定の駆動力伝達軸の回転量、従ってフィ
ルム巻き取り軸の回転量、を検出するエンコーダよりな
る回転量検出手段と、上記バーコード判別手段により上
記読み取り手段で読み取られたバーコードのバーがデー
タディスク停止用バーであると判断された場合に、該デ
ータディスク停止用バーのスタートポイントからのフィ
ルム巻き取り軸の回転量を上記回転量検出手段で計測さ
せるための計測命令手段と、上記回転量検出手段により
計測されたフィルム巻き取り軸の上記スタートポイント
からの回転量が所定値に達したか否かを判別するための
回転量判別手段と、該回転量判別手段によりフィルム巻
き取り軸の回転量が所定値に達したと判断された場合
に、上記フィルム給送手段が備えるモータを停止させる
ためのモータ停止命令手段とを備える。
ステムは、カートリッジケースに対してフィルム巻き取
り軸と一体的に回転可能でありかつフィルムデータがバ
ーコードで表示されたデータディスクを該ケースの外面
に有するフィルムカートリッジと、該フィルムカートリ
ッジを用いるカメラとを備える。上記フィルムカートリ
ッジは、データディスクがカートリッジケースに対して
所定位置で停止したときに露光済みであることを表示す
る表示手段を備え、上記カメラは、上記フィルム巻き取
り軸を回転駆動するためのフィルム給送手段であって、
フィルムカートリッジからスプールに向けてフィルムを
繰り出す一方スプールからフィルムカートリッジに向け
てフィルムを巻き戻すためのフィルム給送手段と、デー
タディスクのバーコードの各バーを順次読み取るための
読み取り手段と、フィルム給送手段によりフィルムがス
プールからフィルムカートリッジに向けて巻き戻される
ときに、上記読み取り手段により読み取られたバーコー
ドのバーがデータディスク停止用バーであるか否かを判
別するためのバーコード判別手段と、上記フィルム給送
手段が備える所定の駆動力伝達軸の回転量、従ってフィ
ルム巻き取り軸の回転量、を検出するエンコーダよりな
る回転量検出手段と、上記バーコード判別手段により上
記読み取り手段で読み取られたバーコードのバーがデー
タディスク停止用バーであると判断された場合に、該デ
ータディスク停止用バーのスタートポイントからのフィ
ルム巻き取り軸の回転量を上記回転量検出手段で計測さ
せるための計測命令手段と、上記回転量検出手段により
計測されたフィルム巻き取り軸の上記スタートポイント
からの回転量が所定値に達したか否かを判別するための
回転量判別手段と、該回転量判別手段によりフィルム巻
き取り軸の回転量が所定値に達したと判断された場合
に、上記フィルム給送手段が備えるモータを停止させる
ためのモータ停止命令手段とを備える。
【0009】上記構成によれば、データディスク巻き戻
し時に、読み取り手段により読み取られたバーコードの
バーが、バーコード判別手段によりデータディスク停止
用バーであると判断されたとき、該データディスク停止
用バーのスタートポイントからのフィルム巻き取り軸の
回転量が回転量検出手段により計測し始められ、その値
が回転量判別手段により表示手段の露光済み位置に対応
する所定値に達したと判断されたときに、モータ停止命
令手段によりモータの回転は停止せしめられデータディ
スクの回転が止められる。
し時に、読み取り手段により読み取られたバーコードの
バーが、バーコード判別手段によりデータディスク停止
用バーであると判断されたとき、該データディスク停止
用バーのスタートポイントからのフィルム巻き取り軸の
回転量が回転量検出手段により計測し始められ、その値
が回転量判別手段により表示手段の露光済み位置に対応
する所定値に達したと判断されたときに、モータ停止命
令手段によりモータの回転は停止せしめられデータディ
スクの回転が止められる。
【0010】上記構成において、回転量検出手段はエン
コーダからなるため、フィルム巻き取り軸の回転量は、
該回転量に比例したエンコーダパルスのパルス数として
検出されることになり、従って、該エンコーダパルスの
パルス数から、該パルス数に対応するフィルム巻き取り
軸の回転量が判断されることになる。つまり、このフィ
ルムの使用状態表示システムは、データディスクの回転
量を時間から判断すると共に該データディスクの回転速
度に応じてデータディスクに制動をかけるまでの時間を
制御することにより該データディスクの停止位置に見当
をつけて表示手段に露光済みを表示させるように構成し
た時間制御方式による前記タイプのシステムとは異な
り、エンコーダパルスのパルス数からフィルム巻き取り
軸の回転量、従ってデータディスクの回転量を判断し、
該パルス数が所定値となったときにデータディスクを停
止させるようにしたパルス制御方式を採用しているた
め、フィルムカートリッジのフィルム巻き取り軸の巻き
戻し回転速度、従って該巻き戻し時におけるフィルム巻
き取り軸の回転ムラに全く影響されることなく、表示手
段を極めて正確に露光済み位置にセットすることができ
る。
コーダからなるため、フィルム巻き取り軸の回転量は、
該回転量に比例したエンコーダパルスのパルス数として
検出されることになり、従って、該エンコーダパルスの
パルス数から、該パルス数に対応するフィルム巻き取り
軸の回転量が判断されることになる。つまり、このフィ
ルムの使用状態表示システムは、データディスクの回転
量を時間から判断すると共に該データディスクの回転速
度に応じてデータディスクに制動をかけるまでの時間を
制御することにより該データディスクの停止位置に見当
をつけて表示手段に露光済みを表示させるように構成し
た時間制御方式による前記タイプのシステムとは異な
り、エンコーダパルスのパルス数からフィルム巻き取り
軸の回転量、従ってデータディスクの回転量を判断し、
該パルス数が所定値となったときにデータディスクを停
止させるようにしたパルス制御方式を採用しているた
め、フィルムカートリッジのフィルム巻き取り軸の巻き
戻し回転速度、従って該巻き戻し時におけるフィルム巻
き取り軸の回転ムラに全く影響されることなく、表示手
段を極めて正確に露光済み位置にセットすることができ
る。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の実施例に係るフィルムの使
用状態表示システムを適用したフィルムカートリッジと
カメラとについて図1〜16に従って詳細に説明する。
用状態表示システムを適用したフィルムカートリッジと
カメラとについて図1〜16に従って詳細に説明する。
【0012】先ず、フィルムカートリッジについて図1
〜6及び図9に従って説明する。
〜6及び図9に従って説明する。
【0013】図1はこのフィルムカートリッジ10の全
体斜視図、図2は図1のフィルムカートリッジ10のデ
ータディスク12を正面から示した説明図、図3は図1
に示したフィルムカートリッジ10の背面図、図6は図
1に示したフィルムカートリッジ10の要部を示す平面
断面図、そして図9はフィルムカートリッジ10からフ
ィルム30が全長に亘って繰り出されたときの要部を示
す状態図である。このフィルムカートリッジ10は、カ
メラに装填していない状態では、フィルム30をその前
端までカートリッジケース11内に収納するタイプのカ
ートリッジであり、一方、カメラはフィルムカートリッ
ジ10を装填することによって、フィルム30をカート
リッジケース11から送り出し、さらに、フィルム30
をカメラ側に設けられたフィルム巻き上げ用スプールに
自動的に巻き付けるオートローディング機構を有してい
る。
体斜視図、図2は図1のフィルムカートリッジ10のデ
ータディスク12を正面から示した説明図、図3は図1
に示したフィルムカートリッジ10の背面図、図6は図
1に示したフィルムカートリッジ10の要部を示す平面
断面図、そして図9はフィルムカートリッジ10からフ
ィルム30が全長に亘って繰り出されたときの要部を示
す状態図である。このフィルムカートリッジ10は、カ
メラに装填していない状態では、フィルム30をその前
端までカートリッジケース11内に収納するタイプのカ
ートリッジであり、一方、カメラはフィルムカートリッ
ジ10を装填することによって、フィルム30をカート
リッジケース11から送り出し、さらに、フィルム30
をカメラ側に設けられたフィルム巻き上げ用スプールに
自動的に巻き付けるオートローディング機構を有してい
る。
【0014】このフィルムカートリッジ10は、図に示
すように、一端側にフィルム30の感度や枚数等の情報
をバーコードで表示したデータディスク12がカートリ
ッジケース11の外側端面11aに略沿うように固定さ
れると共に他端側にカメラの巻き戻しフォークと噛み合
う非円形の駆動穴14aが設けられたフィルム巻き取り
軸14と、図3に良く示すように、フィルム巻き取り軸
14を中心として露光済であることを表示するための露
光済み表示穴16と未露光であることを表示するための
未露光表示穴18とが略90°隔てて形成されかつ該各
表示穴16,18に夫々隣接して「露光済」及び「未露
光」が表示された底面壁11bを備えたカートリッジケ
ース11とを有している。
すように、一端側にフィルム30の感度や枚数等の情報
をバーコードで表示したデータディスク12がカートリ
ッジケース11の外側端面11aに略沿うように固定さ
れると共に他端側にカメラの巻き戻しフォークと噛み合
う非円形の駆動穴14aが設けられたフィルム巻き取り
軸14と、図3に良く示すように、フィルム巻き取り軸
14を中心として露光済であることを表示するための露
光済み表示穴16と未露光であることを表示するための
未露光表示穴18とが略90°隔てて形成されかつ該各
表示穴16,18に夫々隣接して「露光済」及び「未露
光」が表示された底面壁11bを備えたカートリッジケ
ース11とを有している。
【0015】また、このフィルム巻き取り軸14の、カ
ートリッジケース11の底面壁11b側には、図1,6
に示す如く、フィルム巻き取り軸14と一体的に回転す
る表示板20が設けられている。このフィルムカートリ
ッジ10は、フィルムが未露光である場合には、図4,
5に示す如く、表示板20が未露光表示穴18に対応す
る位置に位置決めされるように、また、フィルムが露光
済みである場合には、図1,3に示す如く、表示板20
が露光済み表示穴16に対応する位置に位置決めされる
ように、フィルム巻き取り軸14を停止させることによ
り、フィルム30の各使用状態が各表示穴16,18を
通して表示されるようになっている。すなわち、このフ
ィルムカートリッジ10は、カートリッジケース11の
底面壁11b側の上記各表示(「露光済」及び「未露光」)
及び上記表示穴16,18と、上記フィルム巻き取り軸
14に設けられた表示板20とでフィルムの使用状態を
表示するための表示手段を構成しており、この表示手段
を本明細書ではVEI(ビジュアル エクスポージャ
インジケータ)と称することにする。なお、図におい
て、フィルム30が露光済みになっている場合には、露
光済み表示穴18の内側が白色で表現されており、フィ
ルム30が未露光である場合には、未露光表示穴18の
内側が白色で表現されている。図6中、一点鎖線30は
カートリッジケース11内に収納されたフィルム、11
cはフィルム巻き取り軸14を取り囲むようにカートリ
ッジケース11の内面に固定された内側壁を示してお
り、この内側壁11cによって、底面壁11b側に位置
するフィルム巻き取り軸14の一端部と、フィルム30
の巻きの一端縁が支持されるようになっている。
ートリッジケース11の底面壁11b側には、図1,6
に示す如く、フィルム巻き取り軸14と一体的に回転す
る表示板20が設けられている。このフィルムカートリ
ッジ10は、フィルムが未露光である場合には、図4,
5に示す如く、表示板20が未露光表示穴18に対応す
る位置に位置決めされるように、また、フィルムが露光
済みである場合には、図1,3に示す如く、表示板20
が露光済み表示穴16に対応する位置に位置決めされる
ように、フィルム巻き取り軸14を停止させることによ
り、フィルム30の各使用状態が各表示穴16,18を
通して表示されるようになっている。すなわち、このフ
ィルムカートリッジ10は、カートリッジケース11の
底面壁11b側の上記各表示(「露光済」及び「未露光」)
及び上記表示穴16,18と、上記フィルム巻き取り軸
14に設けられた表示板20とでフィルムの使用状態を
表示するための表示手段を構成しており、この表示手段
を本明細書ではVEI(ビジュアル エクスポージャ
インジケータ)と称することにする。なお、図におい
て、フィルム30が露光済みになっている場合には、露
光済み表示穴18の内側が白色で表現されており、フィ
ルム30が未露光である場合には、未露光表示穴18の
内側が白色で表現されている。図6中、一点鎖線30は
カートリッジケース11内に収納されたフィルム、11
cはフィルム巻き取り軸14を取り囲むようにカートリ
ッジケース11の内面に固定された内側壁を示してお
り、この内側壁11cによって、底面壁11b側に位置
するフィルム巻き取り軸14の一端部と、フィルム30
の巻きの一端縁が支持されるようになっている。
【0016】ところで、図2に示す如く、上記データデ
ィスク12のバーコードは、データディスクの回転軸を
中心として放射状に延在する複数の直線によって画定さ
れた黒い部分(ハッチングで示した部分)と、それ以外
の白い部分とで構成されており、具体的には、データデ
ィスク12上で面積が最大の黒い部分からなるブラック
ゾーンBZと、同じくデータディスク上12で面積が最
大の白い部分からなるホワイトゾーンWZと、これ以外
のデータゾーンDZとからなる。
ィスク12のバーコードは、データディスクの回転軸を
中心として放射状に延在する複数の直線によって画定さ
れた黒い部分(ハッチングで示した部分)と、それ以外
の白い部分とで構成されており、具体的には、データデ
ィスク12上で面積が最大の黒い部分からなるブラック
ゾーンBZと、同じくデータディスク上12で面積が最
大の白い部分からなるホワイトゾーンWZと、これ以外
のデータゾーンDZとからなる。
【0017】このデータゾーンDZは、さらに、図に示
すように、面積の異なる2種類の黒い部分(ハッチング
で示した部分)と、面積の異なる2種類の白い部分とが
互いに組合わされてなる。本実施例においては、面積が
大きい方の黒い部分をワイドバーWB、面積が小さい方
の黒い部分をナロウバーNB、面積が大きい方の白い部
分をワイドスペースWS、面積が小さい方の白い部分を
ナロウスペースNS、ブラックゾーンBZとホワイトゾ
ーンWZとを画定する境界線を基準線Lと、夫々、称す
ることにする。
すように、面積の異なる2種類の黒い部分(ハッチング
で示した部分)と、面積の異なる2種類の白い部分とが
互いに組合わされてなる。本実施例においては、面積が
大きい方の黒い部分をワイドバーWB、面積が小さい方
の黒い部分をナロウバーNB、面積が大きい方の白い部
分をワイドスペースWS、面積が小さい方の白い部分を
ナロウスペースNS、ブラックゾーンBZとホワイトゾ
ーンWZとを画定する境界線を基準線Lと、夫々、称す
ることにする。
【0018】図に示すように、このデータゾーンDZに
は、ワイドバーWBとワイドスペースWSが夫々3つず
つ、また、ナロウバーNBとナロウスペースNSが夫々
4つずつ表示されており、また、バーとスペースが交互
に配置されている。本実施例において、ブラックゾーン
BZ、ホワイトゾーンWZ、及びデータゾーンDZは、
夫々、上記フィルム巻き取り軸14を中心として120
°,56°,184°に構成されており、また、ワイド
バーWB及びワイドスペースWSと、ナロウバーNB及
びナロウスペースNSは、夫々、フィルム巻き取り軸1
4を中心として20°,8°に構成されている。なお、
本実施例において、上記表示板20は、フィルム巻き取
り軸14を中心として、データディスク12の上記基準
線Lから反ブラックゾーン側に略90°隔てられた位置
に設けられている。なお、図1において、フィルム30
のフィルムカートリッジ10への巻き戻し方向(収納方
向)は、データディスク12の反時計回りに対応してお
り、一方、フィルム30の繰り出し方向(送り出し方
向)は、データディスク12の時計回りに対応してい
る。
は、ワイドバーWBとワイドスペースWSが夫々3つず
つ、また、ナロウバーNBとナロウスペースNSが夫々
4つずつ表示されており、また、バーとスペースが交互
に配置されている。本実施例において、ブラックゾーン
BZ、ホワイトゾーンWZ、及びデータゾーンDZは、
夫々、上記フィルム巻き取り軸14を中心として120
°,56°,184°に構成されており、また、ワイド
バーWB及びワイドスペースWSと、ナロウバーNB及
びナロウスペースNSは、夫々、フィルム巻き取り軸1
4を中心として20°,8°に構成されている。なお、
本実施例において、上記表示板20は、フィルム巻き取
り軸14を中心として、データディスク12の上記基準
線Lから反ブラックゾーン側に略90°隔てられた位置
に設けられている。なお、図1において、フィルム30
のフィルムカートリッジ10への巻き戻し方向(収納方
向)は、データディスク12の反時計回りに対応してお
り、一方、フィルム30の繰り出し方向(送り出し方
向)は、データディスク12の時計回りに対応してい
る。
【0019】上記フィルム30は、図9に示すように、
複数個のコマFを有しており、該フィルム30の一側縁
側には、各コマFのフィルム前端側に第1パーフォレー
ション30aが、また、各コマFのフィルム後端側に第
2パーフォレーション30bが夫々形成されている。ま
た、フィルムカートリッジ10をカメラから取り出した
ときにフィルム巻き取り軸14が不用意に回転してしま
うとフィルム30の使用状態を誤認する虞れがあるの
で、カートリッジケース11の内部には、フィルムカー
トリッジ10をカメラに装填していないときにだけフィ
ルム巻き取り軸14の回転を制止するための不図示のロ
ック手段が備えられている。
複数個のコマFを有しており、該フィルム30の一側縁
側には、各コマFのフィルム前端側に第1パーフォレー
ション30aが、また、各コマFのフィルム後端側に第
2パーフォレーション30bが夫々形成されている。ま
た、フィルムカートリッジ10をカメラから取り出した
ときにフィルム巻き取り軸14が不用意に回転してしま
うとフィルム30の使用状態を誤認する虞れがあるの
で、カートリッジケース11の内部には、フィルムカー
トリッジ10をカメラに装填していないときにだけフィ
ルム巻き取り軸14の回転を制止するための不図示のロ
ック手段が備えられている。
【0020】さて、このフィルムカートリッジ10を使
用するカメラは、以下のように構成される。その大略構
成について、図1〜3及び図7〜10を用いて説明す
る。
用するカメラは、以下のように構成される。その大略構
成について、図1〜3及び図7〜10を用いて説明す
る。
【0021】このカメラには、上記データディスク12
のバーコードを読み取るためのデータディスク読み取り
用フォトリフレクタ44aが、該カメラに装填されるカ
ートリッジケース11に対して、図1中、一点鎖線で示
す如く位置に設けられており、さらに、上記フィルム3
0に形成されているパーフォレーション30a,30b
を読み取るためのパーフォレーション読み取り用フォト
リフレクタ52aが、図9示す如く、フィルム30のパ
ーフォレーション30a,30bに対応する位置に設け
られている。後述するように、本件実施例において、フ
ィルム30が露光済みになった場合には、図1,3に示
す如く表示板20を露光済み表示穴16に対応する位置
に正確に停止させるように構成されている。すなわち、
この場合、図2に示す如く、データディスク読み取り用
フォトリフレクタ44aがブラックゾーンBZ内に位置
するように、データディスク12の基準線Lをフィルム
巻き取り軸14を中心としてデータディスク読み取り用
フォトリフレクタ44aから略60°隔てられた位置に
停止させるようになっている。
のバーコードを読み取るためのデータディスク読み取り
用フォトリフレクタ44aが、該カメラに装填されるカ
ートリッジケース11に対して、図1中、一点鎖線で示
す如く位置に設けられており、さらに、上記フィルム3
0に形成されているパーフォレーション30a,30b
を読み取るためのパーフォレーション読み取り用フォト
リフレクタ52aが、図9示す如く、フィルム30のパ
ーフォレーション30a,30bに対応する位置に設け
られている。後述するように、本件実施例において、フ
ィルム30が露光済みになった場合には、図1,3に示
す如く表示板20を露光済み表示穴16に対応する位置
に正確に停止させるように構成されている。すなわち、
この場合、図2に示す如く、データディスク読み取り用
フォトリフレクタ44aがブラックゾーンBZ内に位置
するように、データディスク12の基準線Lをフィルム
巻き取り軸14を中心としてデータディスク読み取り用
フォトリフレクタ44aから略60°隔てられた位置に
停止させるようになっている。
【0022】また、このカメラには、フィルムカートリ
ッジ10のフィルム巻き取り軸14を駆動するためのフ
ィルム給送手段が図7に示す如く備えられている。すな
わち、図において、50はモータ、50aは該モータ5
0のシャフト、G1はシャフト50aに固定された第1
ギア、45はフィルムカートリッジ10の上記フィルム
巻き取り軸14を駆動するべく、フィルム巻き取り軸1
4に設けられた上記駆動穴14aに対応する非円形断面
を有するフォーク、G4はフォーク45に固定された第
4ギア、43はカメラが備えるフレーム40に回転自在
に設けられた回転軸、G2,G3は回転軸43に一体的
に固定された第2,3ギアである。これらの各第1〜4
ギアG1〜G4は、図に示す如く、モータ50のシャフ
ト50aの回転がフォーク45に減速して伝られるよう
に構成されている。本実施例では、モータ50のシャフ
ト50aの回転数に対するフォーク45の回転数の減速
比率は、100対1に設定されている。
ッジ10のフィルム巻き取り軸14を駆動するためのフ
ィルム給送手段が図7に示す如く備えられている。すな
わち、図において、50はモータ、50aは該モータ5
0のシャフト、G1はシャフト50aに固定された第1
ギア、45はフィルムカートリッジ10の上記フィルム
巻き取り軸14を駆動するべく、フィルム巻き取り軸1
4に設けられた上記駆動穴14aに対応する非円形断面
を有するフォーク、G4はフォーク45に固定された第
4ギア、43はカメラが備えるフレーム40に回転自在
に設けられた回転軸、G2,G3は回転軸43に一体的
に固定された第2,3ギアである。これらの各第1〜4
ギアG1〜G4は、図に示す如く、モータ50のシャフ
ト50aの回転がフォーク45に減速して伝られるよう
に構成されている。本実施例では、モータ50のシャフ
ト50aの回転数に対するフォーク45の回転数の減速
比率は、100対1に設定されている。
【0023】このフィルム給送手段は、フォーク45の
回転量を検出するための、回転量計測手段としての回転
検出手段を備えている。以下に、この回転検出手段につ
いて、図7,8に従って説明する。
回転量を検出するための、回転量計測手段としての回転
検出手段を備えている。以下に、この回転検出手段につ
いて、図7,8に従って説明する。
【0024】図8は、図7に示したモータ50及びその
周辺装置の要部を正面から示した図であり、図におい
て、42aはモータ50の回転量、従ってフォーク45
の回転量検出するためのエンコーダを示している。この
エンコーダ42aは、図に示すように、モータ50のシ
ャフト50aに固定され該シャフト50aを中心として
等間隔に6つの切り欠きを有する円形の遮光板42a2
と、該遮光板42a2をモータ50のシャフト50aの
軸方向に両側から挾みこむように配設され発光ダイオー
ドとフォトトランジスタとを組み合わせてなるフォトセ
ンサ部42a1とから構成される。この構成により、モ
ータ50のシャフト50aが1回転したとき、エンコー
ダ42aより6パルスが出力されるようになっている。
従って、モータ50のシャフト50aと、フォーク45
との上記回転比率との関係から、フォーク45が1回転
したときにモータ50のシャフト50aは100回転す
ることになり、このとき、エンコーダ42aより600
パルスが出力されることになる。
周辺装置の要部を正面から示した図であり、図におい
て、42aはモータ50の回転量、従ってフォーク45
の回転量検出するためのエンコーダを示している。この
エンコーダ42aは、図に示すように、モータ50のシ
ャフト50aに固定され該シャフト50aを中心として
等間隔に6つの切り欠きを有する円形の遮光板42a2
と、該遮光板42a2をモータ50のシャフト50aの
軸方向に両側から挾みこむように配設され発光ダイオー
ドとフォトトランジスタとを組み合わせてなるフォトセ
ンサ部42a1とから構成される。この構成により、モ
ータ50のシャフト50aが1回転したとき、エンコー
ダ42aより6パルスが出力されるようになっている。
従って、モータ50のシャフト50aと、フォーク45
との上記回転比率との関係から、フォーク45が1回転
したときにモータ50のシャフト50aは100回転す
ることになり、このとき、エンコーダ42aより600
パルスが出力されることになる。
【0025】ところで、上記カメラは、図10に示す如
く回路構成を有している。図の中央にCPU41を示し
ており、このCPUには次のような各回路と各装置が接
続されている。すなわち、図において、S1はメインス
イッチ、S2は裏蓋開閉時にオン/オフになるフィルム
カートリッジ10装填用裏蓋スイッチ、S3はレリーズ
スイッチ、42はモータ50のシャフト50aの回転数
を検出するための検出回路、42aは該検出回路42が
備える上記エンコーダ、44はデータディスク読取用回
路、44aは該読取用回路が備える上記フォトリフレク
タ、46は自動露出/焦点制御回路、48はシャッタ、
50は上記フィルム給送装置が備える上記モータ、52
はパーフォレーション検出回路、そして52aは該パー
フォレーション検出回路52が備える上記フォトリフレ
クタである。なお、このCPUには、モータ50の回転
数を検出するために設けられた上記エンコーダ42aか
ら出力されるパルスをカウントするためのカウンタTが
備えられている。
く回路構成を有している。図の中央にCPU41を示し
ており、このCPUには次のような各回路と各装置が接
続されている。すなわち、図において、S1はメインス
イッチ、S2は裏蓋開閉時にオン/オフになるフィルム
カートリッジ10装填用裏蓋スイッチ、S3はレリーズ
スイッチ、42はモータ50のシャフト50aの回転数
を検出するための検出回路、42aは該検出回路42が
備える上記エンコーダ、44はデータディスク読取用回
路、44aは該読取用回路が備える上記フォトリフレク
タ、46は自動露出/焦点制御回路、48はシャッタ、
50は上記フィルム給送装置が備える上記モータ、52
はパーフォレーション検出回路、そして52aは該パー
フォレーション検出回路52が備える上記フォトリフレ
クタである。なお、このCPUには、モータ50の回転
数を検出するために設けられた上記エンコーダ42aか
ら出力されるパルスをカウントするためのカウンタTが
備えられている。
【0026】次に、このカメラの動作について、図11
〜14に示すフローチャートに従って説明する。
〜14に示すフローチャートに従って説明する。
【0027】図11は、このカメラの動作の基本的な流
れを示すフローチャートである。先ず、カメラを動作さ
せると、前記オートローディング機構が作動してフィル
ムカートリッジ10からフィルム30が送り出され、カ
メラ側に設けられたスプールに所定長さ巻き取られる。
れを示すフローチャートである。先ず、カメラを動作さ
せると、前記オートローディング機構が作動してフィル
ムカートリッジ10からフィルム30が送り出され、カ
メラ側に設けられたスプールに所定長さ巻き取られる。
【0028】次いで、ステップ#2において、カートリ
ッジ10の装填用裏蓋が閉じられたことが上記裏蓋スイ
ッチS2のオン・オフ変化から検知されると、ステップ
#4に進み、データディスク読取用回路44が作動して
フィルム30のコマFが露光済みになっているかどうか
が判断される。そして、もし、コマFが露光済みになっ
ていると判断された場合には、これをもって動作を終了
する一方、もし、コマFが未露光であると判断された場
合には、カメラ側のスプールに巻き取られているフィル
ム30がフィルムカートリッジ10方向に巻き戻され、
該巻き戻し時に、ステップ#8によりデータディスク1
2の読み取りが実行される。
ッジ10の装填用裏蓋が閉じられたことが上記裏蓋スイ
ッチS2のオン・オフ変化から検知されると、ステップ
#4に進み、データディスク読取用回路44が作動して
フィルム30のコマFが露光済みになっているかどうか
が判断される。そして、もし、コマFが露光済みになっ
ていると判断された場合には、これをもって動作を終了
する一方、もし、コマFが未露光であると判断された場
合には、カメラ側のスプールに巻き取られているフィル
ム30がフィルムカートリッジ10方向に巻き戻され、
該巻き戻し時に、ステップ#8によりデータディスク1
2の読み取りが実行される。
【0029】次いで、ステップ#10において、フィル
ム30がフィルムカートリッジ10より送り出され、ス
テップ#12において、フィルム30の前端部に位置す
る最初のコマFが所定位置にセットされる。
ム30がフィルムカートリッジ10より送り出され、ス
テップ#12において、フィルム30の前端部に位置す
る最初のコマFが所定位置にセットされる。
【0030】次いで、ステップ#14において、レリー
ズスイッチS3がオンになるのを待ち、該スイッチS3
がオンになったとき、ステップ#16において、カメラ
の露出量及び焦点距離が自動的に調整された後、ステッ
プ#18に進んで、露出動作が実行される。
ズスイッチS3がオンになるのを待ち、該スイッチS3
がオンになったとき、ステップ#16において、カメラ
の露出量及び焦点距離が自動的に調整された後、ステッ
プ#18に進んで、露出動作が実行される。
【0031】次いで、ステップ#20に進み、そのコマ
Fが最終コマであるかどうかが判断される。そして、も
し、最終コマでないと判断された場合には、ステップ#
22に進み、1コマ巻き上げるための巻き上げ動作が行
われた後、上記ステップ#14に戻り、上記同一動作を
繰り返す。
Fが最終コマであるかどうかが判断される。そして、も
し、最終コマでないと判断された場合には、ステップ#
22に進み、1コマ巻き上げるための巻き上げ動作が行
われた後、上記ステップ#14に戻り、上記同一動作を
繰り返す。
【0032】一方、ステップ#20で、もし、そのコマ
Fが最終コマであると判断された場合には、ステップ#
24に進み、フィルム30はフィルムカートリッジ10
方向に巻き戻される。
Fが最終コマであると判断された場合には、ステップ#
24に進み、フィルム30はフィルムカートリッジ10
方向に巻き戻される。
【0033】次いで、ステップ#26において、フィル
ムカートリッジ10の上記表示板20を露光済み表示穴
16に対応する位置に位置決めすることにより、VEI
を「露光済」にセットし、動作を終了する。
ムカートリッジ10の上記表示板20を露光済み表示穴
16に対応する位置に位置決めすることにより、VEI
を「露光済」にセットし、動作を終了する。
【0034】ところで、上記ステップ#8におけるデー
タディスク12の読み取りルーチンの動作は次のように
して行われる。その詳細を図12,13に従って説明す
る。上記データディスク12の読み取りルーチンは、大
きく分けて、次の7つの各ステップから構成される。す
なわち、この読み取りルーチンは、ホワイトゾーンWZ
を検知するための第1ステップ(#30〜#36)、ブ
ラックゾーンBZの通過を検知するための第2ステップ
(#38)、スペースNS,WSの各幅を計測するため
の第3ステップ(#42〜#46)、バーNB,WBの
各幅を計測するための第4ステップ(#48〜#5
2)、各スペースNS,WSのナロウ/ワイドを判別す
るための第5ステップ(#58〜#60)、各バーN
B,WBのナロウ/ワイドを判別するための第6ステッ
プ(#62〜#64)、そして、第5,6ステップ(#
58〜#64)から得られたデータを判別するための第
7ステップ(#70)とから構成される。
タディスク12の読み取りルーチンの動作は次のように
して行われる。その詳細を図12,13に従って説明す
る。上記データディスク12の読み取りルーチンは、大
きく分けて、次の7つの各ステップから構成される。す
なわち、この読み取りルーチンは、ホワイトゾーンWZ
を検知するための第1ステップ(#30〜#36)、ブ
ラックゾーンBZの通過を検知するための第2ステップ
(#38)、スペースNS,WSの各幅を計測するため
の第3ステップ(#42〜#46)、バーNB,WBの
各幅を計測するための第4ステップ(#48〜#5
2)、各スペースNS,WSのナロウ/ワイドを判別す
るための第5ステップ(#58〜#60)、各バーN
B,WBのナロウ/ワイドを判別するための第6ステッ
プ(#62〜#64)、そして、第5,6ステップ(#
58〜#64)から得られたデータを判別するための第
7ステップ(#70)とから構成される。
【0035】先ず、第1ステップのステップ#30にお
いて、データディスク12に表示されているバーコード
のバーうち、ホワイトゾーンWZ、ナロウスペースN
S、又はワイドスペースWSのいずれかのスタートライ
ンが検知される。このステップ#30は、図11のフロ
ーチャートに示すように、フィルム30のフィルムカー
トリッジ10への巻き戻し時に実行される。
いて、データディスク12に表示されているバーコード
のバーうち、ホワイトゾーンWZ、ナロウスペースN
S、又はワイドスペースWSのいずれかのスタートライ
ンが検知される。このステップ#30は、図11のフロ
ーチャートに示すように、フィルム30のフィルムカー
トリッジ10への巻き戻し時に実行される。
【0036】次いで、ステップ#32に進み、上記モー
タ回転数検出回路42から出力されるパルス数をカウン
トするためのカウンタTがリセットされる。
タ回転数検出回路42から出力されるパルス数をカウン
トするためのカウンタTがリセットされる。
【0037】次いで、ステップ#34に進み、データデ
ィスク12に表示されているバーのうち、ブラックゾー
ンBZ、ナロウバーNB、又はワイドバーWBのいずれ
かのスタートラインが検知された後、ステップ#36に
おいて、モータ回転数検出回路42から出力されたパル
ス数が所定の値に達しているかどうかを判断して、上記
ステップ#30で検知されたバーがホワイトゾーンWZ
であったかどうかが判断される。すなわち、ステップ#
36において、 しきい値T=(56+20)×2-1×360-1×600
=63[パルス] が設定されており、カウンタTの値が63パルスと等し
いか、又は大きい場合には、上記ステップ#30で検知
されたバーのスタートラインはホワイトゾーンWZのス
タートライン(図2のL1参照)であったと判断して第2
ステップのステップ#38に進む一方、カウンタTの値
が63パルスよりも小さい場合には、上記ステップ#3
0で検知されたバーのスタートラインはワイドスペース
WS、又はナロウスペースNSのスタートラインであっ
たと判断してステップ#30に戻り、ホワイトゾーンW
Zを検知するまで上記同一動作を繰り返す。
ィスク12に表示されているバーのうち、ブラックゾー
ンBZ、ナロウバーNB、又はワイドバーWBのいずれ
かのスタートラインが検知された後、ステップ#36に
おいて、モータ回転数検出回路42から出力されたパル
ス数が所定の値に達しているかどうかを判断して、上記
ステップ#30で検知されたバーがホワイトゾーンWZ
であったかどうかが判断される。すなわち、ステップ#
36において、 しきい値T=(56+20)×2-1×360-1×600
=63[パルス] が設定されており、カウンタTの値が63パルスと等し
いか、又は大きい場合には、上記ステップ#30で検知
されたバーのスタートラインはホワイトゾーンWZのス
タートライン(図2のL1参照)であったと判断して第2
ステップのステップ#38に進む一方、カウンタTの値
が63パルスよりも小さい場合には、上記ステップ#3
0で検知されたバーのスタートラインはワイドスペース
WS、又はナロウスペースNSのスタートラインであっ
たと判断してステップ#30に戻り、ホワイトゾーンW
Zを検知するまで上記同一動作を繰り返す。
【0038】次いで、ステップ#38に進み、該ステッ
プ#38で、ナロウスペースNS又はワイドスペースW
Sのスタートラインが検知されたとき、これによって、
ブラックゾーンBZの通過したことが判別されるように
なっている。図2に良く示すように、本実施例において
は、データディスク12のフィルム収納方向に対応する
回転方向(図において、反時計方向)に対してブラック
ゾーンBZの下流側(図において、ブラックゾーンBZ
の右側)にはナロウスペースNSが形成されているた
め、該ステップ#38では、このナロウスペースNSの
スタートライン(図2のL2参照)が検知されることにな
る。
プ#38で、ナロウスペースNS又はワイドスペースW
Sのスタートラインが検知されたとき、これによって、
ブラックゾーンBZの通過したことが判別されるように
なっている。図2に良く示すように、本実施例において
は、データディスク12のフィルム収納方向に対応する
回転方向(図において、反時計方向)に対してブラック
ゾーンBZの下流側(図において、ブラックゾーンBZ
の右側)にはナロウスペースNSが形成されているた
め、該ステップ#38では、このナロウスペースNSの
スタートライン(図2のL2参照)が検知されることにな
る。
【0039】図2に良く示すように、データゾーンDZ
には、7本のバーNB,WBと、7本のスペースNS,
WSが夫々設けられており、第3,4ステップで、これ
らの各バーNB,WBと各スペースNS,WSの各幅を
順次計測するべく、つまり、各バーNB,WBと各スペ
ースNS,WSとを、夫々、都合7回計測するために、
ステップ#40,#54,#56においてループ(n=
7)が設定されている。
には、7本のバーNB,WBと、7本のスペースNS,
WSが夫々設けられており、第3,4ステップで、これ
らの各バーNB,WBと各スペースNS,WSの各幅を
順次計測するべく、つまり、各バーNB,WBと各スペ
ースNS,WSとを、夫々、都合7回計測するために、
ステップ#40,#54,#56においてループ(n=
7)が設定されている。
【0040】先ず、ステップ#42で、上記カウンタT
がリセットされると同時にスタートし、ステップ#44
でワイドバーWB又はナロウバーNBのスタートライン
が検知される。そして、ステップ#46において、上記
ステップ#38でナロウスペースNSのスタートライン
が検知されてから、ステップ#44でナロウバーNB又
はワイドバーWBのスタートラインが検知されるまでの
間に上記モータ回転数検出回路42より出力されたパル
ス数がカウントされ、その値がW(1)の値として入力
される。たとえば、本実施例においては、上記の如く、
そのスペースはナロウスペースNSであるため、 W(1)=600×8/360=14[パルス] が入力される。また、そのスペースがワイドスペースW
Sとして構成されている場合には、 W(1)=600×20/360=34[パルス] が入力されることになる。
がリセットされると同時にスタートし、ステップ#44
でワイドバーWB又はナロウバーNBのスタートライン
が検知される。そして、ステップ#46において、上記
ステップ#38でナロウスペースNSのスタートライン
が検知されてから、ステップ#44でナロウバーNB又
はワイドバーWBのスタートラインが検知されるまでの
間に上記モータ回転数検出回路42より出力されたパル
ス数がカウントされ、その値がW(1)の値として入力
される。たとえば、本実施例においては、上記の如く、
そのスペースはナロウスペースNSであるため、 W(1)=600×8/360=14[パルス] が入力される。また、そのスペースがワイドスペースW
Sとして構成されている場合には、 W(1)=600×20/360=34[パルス] が入力されることになる。
【0041】次いで、ステップ#48に進み、カウンタ
Tがリセットされると同時にスタートし、ステップ#5
0でワイドスペースWS又はナロウスペースNSのスタ
ートラインが検知される。そして、ステップ#52にお
いて、上記ステップ#44でナロウバーNB又はワイド
バーWBのスタートラインが検知されてから、ステップ
#50でナロウスペースNS又はワイドスペースWSの
スタートラインが検知されるまでの間に上記モータ回転
数検出回路42より出力されたパルス数がカウントさ
れ、その値がB(1)の値として入力される。たとえ
ば、そのバーがナロウバーNBである場合には、 B(1)=600×8/360=14[パルス] が入力され、そのバーがワイドバーWBである場合に
は、 B(1)=600×20/360=34[パルス] が入力されることになる。本実施例においては、この第
4ステップで検知されるバーは、図2に示す如くワイド
バーWBになっているから、B(1)=34パルスが入
力されることになる。
Tがリセットされると同時にスタートし、ステップ#5
0でワイドスペースWS又はナロウスペースNSのスタ
ートラインが検知される。そして、ステップ#52にお
いて、上記ステップ#44でナロウバーNB又はワイド
バーWBのスタートラインが検知されてから、ステップ
#50でナロウスペースNS又はワイドスペースWSの
スタートラインが検知されるまでの間に上記モータ回転
数検出回路42より出力されたパルス数がカウントさ
れ、その値がB(1)の値として入力される。たとえ
ば、そのバーがナロウバーNBである場合には、 B(1)=600×8/360=14[パルス] が入力され、そのバーがワイドバーWBである場合に
は、 B(1)=600×20/360=34[パルス] が入力されることになる。本実施例においては、この第
4ステップで検知されるバーは、図2に示す如くワイド
バーWBになっているから、B(1)=34パルスが入
力されることになる。
【0042】次いで、ステップ#54で、nの値が1つ
加算(つまり、n=2)された後、ステップ#56に進
み、n=7でないと判断されると、ステップ#42に戻
り、上記の動作がn=7になるまで繰り返し実行され
る。つまり、この第3,4ステップにおいて、W(n)
及びB(n)の第1〜7番目の各値がすべて計測される
ことになる。
加算(つまり、n=2)された後、ステップ#56に進
み、n=7でないと判断されると、ステップ#42に戻
り、上記の動作がn=7になるまで繰り返し実行され
る。つまり、この第3,4ステップにおいて、W(n)
及びB(n)の第1〜7番目の各値がすべて計測される
ことになる。
【0043】次いで、図13に示す如く、第5,6ステ
ップ(#58〜#64)に進み、上記第3,4ステップ
で得られた各スペースと各バーの各計測値に基付いて、
各スペースWS,NSと各バーWB,NBのワイドとナ
ローが判別される。
ップ(#58〜#64)に進み、上記第3,4ステップ
で得られた各スペースと各バーの各計測値に基付いて、
各スペースWS,NSと各バーWB,NBのワイドとナ
ローが判別される。
【0044】すなわち、先ず、ステップ#58で、上記
第3ステップで計測された第7番目のスペース幅W
(7)がワイドであるかナロウであるかが、該ステップ
ステップ#58において設定されているしきい値との比
較において判断される。このしきい値には、スペース
(又はバー)のナロウとワイドの各角度の平均値に対応
するパルス数 600×(20+8)×2-1×360-1=23[パル
ス] が用いられており、このステップ#58において、スペ
ース幅が23パルスよりも大きいと判断された場合に
は、ステップ#60において、W(7)=1が設定さ
れ、一方、スペース幅が23パルスと等しいか、又は小
さいと判断された場合には、W(7)=0が設定され
る。
第3ステップで計測された第7番目のスペース幅W
(7)がワイドであるかナロウであるかが、該ステップ
ステップ#58において設定されているしきい値との比
較において判断される。このしきい値には、スペース
(又はバー)のナロウとワイドの各角度の平均値に対応
するパルス数 600×(20+8)×2-1×360-1=23[パル
ス] が用いられており、このステップ#58において、スペ
ース幅が23パルスよりも大きいと判断された場合に
は、ステップ#60において、W(7)=1が設定さ
れ、一方、スペース幅が23パルスと等しいか、又は小
さいと判断された場合には、W(7)=0が設定され
る。
【0045】次いで、ステップ#62に進み、上記第4
ステップで計測された第7番目のバー幅B(7)がワイ
ドであるかナロウであるかが判別される。この判別は、
該ステップ#62において設定されているしきい値との
比較においてなされ、そのしきい値は、上記ステップ#
58で設定されているしきい値と同一の値である23パ
ルスが用いられる。
ステップで計測された第7番目のバー幅B(7)がワイ
ドであるかナロウであるかが判別される。この判別は、
該ステップ#62において設定されているしきい値との
比較においてなされ、そのしきい値は、上記ステップ#
58で設定されているしきい値と同一の値である23パ
ルスが用いられる。
【0046】次いで、ステップ#64に進み、そのバー
幅が23パルスよりも大きいと判断された場合には、B
(7)=1が設定され、一方、バー幅が23パルスと等
しいか、又は小さいと判断された場合には、B(7)=
0が設定される。
幅が23パルスよりも大きいと判断された場合には、B
(7)=1が設定され、一方、バー幅が23パルスと等
しいか、又は小さいと判断された場合には、B(7)=
0が設定される。
【0047】次いで、ステップ#66に進み、nの値が
1つ減算(つまり、n=6)された後、ステップ#68
で、n=0でないと判断されると、ステップ#58に戻
り、上記動作がステップ#68においてn=0になるま
で繰り返えし実行される。つまり、この第5,6ステッ
プにおいて、n=7〜1の各値に対応するW(n)及び
B(n)に、「ワイド」又は「ナロウ」が順次割り当て
られる。
1つ減算(つまり、n=6)された後、ステップ#68
で、n=0でないと判断されると、ステップ#58に戻
り、上記動作がステップ#68においてn=0になるま
で繰り返えし実行される。つまり、この第5,6ステッ
プにおいて、n=7〜1の各値に対応するW(n)及び
B(n)に、「ワイド」又は「ナロウ」が順次割り当て
られる。
【0048】次いで、ステップ#70に進み、上記第
5,6ステップで得られた「ワイド」/「ナロウ」情報
よりデータが判別される。
5,6ステップで得られた「ワイド」/「ナロウ」情報
よりデータが判別される。
【0049】一方、上記ステップ#26におけるVEI
露光済みルーチンの動作は以下のようにして実行され
る。その詳細を図14に示すフローチャートに従って説
明する。
露光済みルーチンの動作は以下のようにして実行され
る。その詳細を図14に示すフローチャートに従って説
明する。
【0050】先ず、ステップ#80〜#86まで、図1
2に示した、上記データディスク12の読み取りルーチ
ンのステップ#30〜#36に1対1に対応して実行さ
れた後、ステップ#88において、上記カウンタTがリ
セットされると同時にスタートする。
2に示した、上記データディスク12の読み取りルーチ
ンのステップ#30〜#36に1対1に対応して実行さ
れた後、ステップ#88において、上記カウンタTがリ
セットされると同時にスタートする。
【0051】次いで、ステップ#90において、上記カ
ウンタTが100パルスを数えたと判断したとき、ステ
ップ#92に進み、モータ50への通電が止められる。
すなわち、この100パルスは、 100×600-1×360°=60° となり、データディスク12の停止時において、データ
ディスク12の上記基準線Lは、データディスク12の
フィルム収納方向に対応する回転方向(図2において、
反時計方向)に対してフォトリフレクタ44aから60
°隔てられた下流側に位置することになり、このデータ
ディスクの停止位置に対応して、図2に示す如く、VE
Iは「露光済」にセットされるようになっている。
ウンタTが100パルスを数えたと判断したとき、ステ
ップ#92に進み、モータ50への通電が止められる。
すなわち、この100パルスは、 100×600-1×360°=60° となり、データディスク12の停止時において、データ
ディスク12の上記基準線Lは、データディスク12の
フィルム収納方向に対応する回転方向(図2において、
反時計方向)に対してフォトリフレクタ44aから60
°隔てられた下流側に位置することになり、このデータ
ディスクの停止位置に対応して、図2に示す如く、VE
Iは「露光済」にセットされるようになっている。
【0052】上記実施例においては、上記の如く、ステ
ップ#90でカウントされるパルス数は100に設定さ
れているが、これは一例であって、たとえば、フォトリ
フレクタ44aと、データディスク12の上記基準線L
との角度を、VEIを「露光済」にセットするべく60
°以外の角度に設定した場合には、該設定角度に対応し
て上記表示板20が上記露光済み表示穴16に停止する
ようにフィルムカートリッジ10が構成されると共に、
該設定角度に対応する100以外のパルス数が選択され
ることになる。なお、このフィルムカートリッジ10
は、フィルム30が未露光である場合には、図4に示す
如く、カメラへの装填時において、フォトリフレクタ4
4aがデータディスク12のホワイトゾーンWZに位置
するように構成され、この時、データディスク12の基
準線Lがフィルム巻き取り軸14を中心としてフォトリ
フレクタ44aから30°隔てられた位置に停止するよ
うになっている。
ップ#90でカウントされるパルス数は100に設定さ
れているが、これは一例であって、たとえば、フォトリ
フレクタ44aと、データディスク12の上記基準線L
との角度を、VEIを「露光済」にセットするべく60
°以外の角度に設定した場合には、該設定角度に対応し
て上記表示板20が上記露光済み表示穴16に停止する
ようにフィルムカートリッジ10が構成されると共に、
該設定角度に対応する100以外のパルス数が選択され
ることになる。なお、このフィルムカートリッジ10
は、フィルム30が未露光である場合には、図4に示す
如く、カメラへの装填時において、フォトリフレクタ4
4aがデータディスク12のホワイトゾーンWZに位置
するように構成され、この時、データディスク12の基
準線Lがフィルム巻き取り軸14を中心としてフォトリ
フレクタ44aから30°隔てられた位置に停止するよ
うになっている。
【0053】上記実施例においては、データディスク1
2の読み取り動作は、上記の如くフィルム30がフィル
ムカートリッジ10内に巻き戻されるときに実行される
ようになっているが、その読み取り動作は、フィルム3
0がフィルムカートリッジ10から繰り出されるときに
実行されるようにしても良い。次に、この変形例に係る
データディスク12の読み取りルーチンについて、図1
5,16に示すフローチャートに従って説明する。な
お、この変形例においては、図11に示すフローチャー
トのフィルム巻き戻しステップ#6は省略される。
2の読み取り動作は、上記の如くフィルム30がフィル
ムカートリッジ10内に巻き戻されるときに実行される
ようになっているが、その読み取り動作は、フィルム3
0がフィルムカートリッジ10から繰り出されるときに
実行されるようにしても良い。次に、この変形例に係る
データディスク12の読み取りルーチンについて、図1
5,16に示すフローチャートに従って説明する。な
お、この変形例においては、図11に示すフローチャー
トのフィルム巻き戻しステップ#6は省略される。
【0054】図11のステップ#4でフィルム30のコ
マFが露光済みになっていないと判断されると、ステッ
プ#8に進み、該ステップ#8で、フィルム30のフィ
ルムカートリッジ10からの繰り出し時におけるデータ
ディスク12の読み取り動作が実行される。
マFが露光済みになっていないと判断されると、ステッ
プ#8に進み、該ステップ#8で、フィルム30のフィ
ルムカートリッジ10からの繰り出し時におけるデータ
ディスク12の読み取り動作が実行される。
【0055】すなわち、先ず、図15に示すステップ#
100で、データディスク12に表示されているバーコ
ードのバーうち、ナロウバーNB、ワイドバーWB、又
はブラックゾーンBZのいずれかのスタートラインが検
知される。
100で、データディスク12に表示されているバーコ
ードのバーうち、ナロウバーNB、ワイドバーWB、又
はブラックゾーンBZのいずれかのスタートラインが検
知される。
【0056】次いで、ステップ#102に進み、カンタ
ーTがリセットされスタートした後、ステップ#104
に進み、該ステップ#104で、データディスク12に
表示されているバーコードのバーのうち、ナロウスペー
スNS、ワイドスペースWS、又はホワイトゾーンWZ
のいずれかのスタートラインが検知される。
ーTがリセットされスタートした後、ステップ#104
に進み、該ステップ#104で、データディスク12に
表示されているバーコードのバーのうち、ナロウスペー
スNS、ワイドスペースWS、又はホワイトゾーンWZ
のいずれかのスタートラインが検知される。
【0057】次いで、ステップ#106において、上記
ステップ#100で検知されたバーのスタートラインが
ブラックゾーンBZのスタートラインであったかどうか
が判断される。すなわち、該ステップ#106におい
て、 しきい値T=(120+20)×2-1×360-1×60
0=116[パルス] が設定されており、カウターTの値が116パルスと等
しいか、又は大きい場合には、上記ステップ#100で
検知されたバーのスタートラインはブラックゾーンBZ
のスタートライン(図2のL2参照)であったと判断して
ステップ#108に進む一方、カンターTの値が116
パルスよりも小さい場合には、上記ステップ#100で
検知されたバーのスタートラインはワイドバーWB又は
ナロウバーNBのスタートラインであったと判断してス
テップ#100に戻り、ブラックゾーンBZを検知する
まで上記同一動作を繰り返す。
ステップ#100で検知されたバーのスタートラインが
ブラックゾーンBZのスタートラインであったかどうか
が判断される。すなわち、該ステップ#106におい
て、 しきい値T=(120+20)×2-1×360-1×60
0=116[パルス] が設定されており、カウターTの値が116パルスと等
しいか、又は大きい場合には、上記ステップ#100で
検知されたバーのスタートラインはブラックゾーンBZ
のスタートライン(図2のL2参照)であったと判断して
ステップ#108に進む一方、カンターTの値が116
パルスよりも小さい場合には、上記ステップ#100で
検知されたバーのスタートラインはワイドバーWB又は
ナロウバーNBのスタートラインであったと判断してス
テップ#100に戻り、ブラックゾーンBZを検知する
まで上記同一動作を繰り返す。
【0058】次いで、ステップ#108に進み、該ステ
ップ#108で、ワイドバーWB又はナロウバーNBの
スタートラインが検知され、これによって、ホワイトゾ
ーンWZの通過が検知される。フィルム30のフィルム
カートリッジ10からの繰り出し方向に対応するデータ
ディスク12の回転方向は、上記の如く、図1におい
て、時計回りに対応しており、この繰り出し方向におい
て、ホワイトゾーンWZの上流側には該ホワイトゾーン
WZに隣接してナロウバーNBが表示されているため、
ステップ#108ではこのナロウバーNBのスタートラ
インが先ず検知されることになる。
ップ#108で、ワイドバーWB又はナロウバーNBの
スタートラインが検知され、これによって、ホワイトゾ
ーンWZの通過が検知される。フィルム30のフィルム
カートリッジ10からの繰り出し方向に対応するデータ
ディスク12の回転方向は、上記の如く、図1におい
て、時計回りに対応しており、この繰り出し方向におい
て、ホワイトゾーンWZの上流側には該ホワイトゾーン
WZに隣接してナロウバーNBが表示されているため、
ステップ#108ではこのナロウバーNBのスタートラ
インが先ず検知されることになる。
【0059】次いで、ステップ#110で、n=1が設
定された後、ステップ#112に進み、カンターTがリ
セットされスタートする。
定された後、ステップ#112に進み、カンターTがリ
セットされスタートする。
【0060】次いで、ステップ#114に進み、ワイド
スペースWS又はナロウスペースNSのスタートライン
が検知される。図1に示すように、上記ステップ#10
8で検知されたナロウバーNBのデータディスク12回
転方向に対する上流側には、ワイドスペースWSが位置
しているため、該ステップ#114ではこのワイドスペ
ースWSのスタートライン(図2のL3参照)が検知され
ることになる。
スペースWS又はナロウスペースNSのスタートライン
が検知される。図1に示すように、上記ステップ#10
8で検知されたナロウバーNBのデータディスク12回
転方向に対する上流側には、ワイドスペースWSが位置
しているため、該ステップ#114ではこのワイドスペ
ースWSのスタートライン(図2のL3参照)が検知され
ることになる。
【0061】次いで、ステップ#116に進み、上記ス
テップ#108でバーのスタートラインが検知されてか
ら、ステップ#114でスペースのスタートラインが検
知されるまでの間に上記モータ回転数検出回路42より
出力されたパルス数がカウントされ、その値がB(1)
の値として入力される。この値は、前記の如く、ナロウ
バーNBであれば14[パルス]が、また、ワイドバー
WBであれば34[パルス]となる。
テップ#108でバーのスタートラインが検知されてか
ら、ステップ#114でスペースのスタートラインが検
知されるまでの間に上記モータ回転数検出回路42より
出力されたパルス数がカウントされ、その値がB(1)
の値として入力される。この値は、前記の如く、ナロウ
バーNBであれば14[パルス]が、また、ワイドバー
WBであれば34[パルス]となる。
【0062】次いで、ステップ#118に進み、カンタ
ーTがリセットされスタートすると、ステップ#120
で、ナロウバーNB又はワイドバーWBのスタートライ
ンが検知される。
ーTがリセットされスタートすると、ステップ#120
で、ナロウバーNB又はワイドバーWBのスタートライ
ンが検知される。
【0063】次いで、ステップ#122に進み、上記ス
テップ#114でスペースのスタートラインが検知され
てから、ステップ#120でバーのスタートラインが検
知されるまでの間に上記モータ回転数検出回路42によ
り出力されたパルス数がカウントされ、その値がW
(1)の値として入力される。この値は、前記実施例に
示す如く、ナロウスペースNSであれば14[パルス]
が、また、ワイドスペースWSであれば34[パルス]
となる。 次いで、ステップ#124に進み、nの値が
1つ加算(つまり、n=2)された後、ステップ#12
6に進み、n=7でないと判断されると、ステップ#1
12に戻り、上記動作がn=7になるまで繰り返し実行
され、B(n)及びW(n)の第1〜7番目の各値がす
べて計測される。
テップ#114でスペースのスタートラインが検知され
てから、ステップ#120でバーのスタートラインが検
知されるまでの間に上記モータ回転数検出回路42によ
り出力されたパルス数がカウントされ、その値がW
(1)の値として入力される。この値は、前記実施例に
示す如く、ナロウスペースNSであれば14[パルス]
が、また、ワイドスペースWSであれば34[パルス]
となる。 次いで、ステップ#124に進み、nの値が
1つ加算(つまり、n=2)された後、ステップ#12
6に進み、n=7でないと判断されると、ステップ#1
12に戻り、上記動作がn=7になるまで繰り返し実行
され、B(n)及びW(n)の第1〜7番目の各値がす
べて計測される。
【0064】次いで、図16に示すステップ#128に
進み、上記ステップ#116で計測された第7番目のバ
ー幅B(7)がワイドであるかナロウであるかが、該ス
テップ#128において設定されているしきい値との比
較において判断される。このしきい値は、前記の如く、
スペース(又はバー)のナロウとワイドの各角度の平均
値に対応する23[パルス]が用いられる。このステッ
プ#128において、バー幅が23パルスよりも大きい
と判断された場合には、ステップ#130において、B
(7)=1が設定され、一方、バー幅が23と等しい
か、又は小さいと判断された場合には、B(7)=0が
設定される。
進み、上記ステップ#116で計測された第7番目のバ
ー幅B(7)がワイドであるかナロウであるかが、該ス
テップ#128において設定されているしきい値との比
較において判断される。このしきい値は、前記の如く、
スペース(又はバー)のナロウとワイドの各角度の平均
値に対応する23[パルス]が用いられる。このステッ
プ#128において、バー幅が23パルスよりも大きい
と判断された場合には、ステップ#130において、B
(7)=1が設定され、一方、バー幅が23と等しい
か、又は小さいと判断された場合には、B(7)=0が
設定される。
【0065】次いで、ステップ#132に進み、上記ス
テップ#122で計測された第7番目のスペース幅W
(7)がワイドであるかナロウであるかが判別される。
この判別は、該ステップ#132において設定されてい
るしきい値との比較においてなされ、そのしきい値は、
上記ステップ#128において設定されているしきい値
と同一の値である23パルスが用いられる。
テップ#122で計測された第7番目のスペース幅W
(7)がワイドであるかナロウであるかが判別される。
この判別は、該ステップ#132において設定されてい
るしきい値との比較においてなされ、そのしきい値は、
上記ステップ#128において設定されているしきい値
と同一の値である23パルスが用いられる。
【0066】次いで、ステップ#134に進み、そのス
ペース幅が23パルスよりも大きいと判断された場合に
は、W(7)=1が設定され、一方、スペース幅が23
パルスと等しいか、又は小さいと判断された場合には、
W(7)=0が設定される。次いで、ステップ#136
に進み、nの値が1つ減算(つまり、n=6)された
後、ステップ#138で、n=0でないと判断される
と、ステップ#128に戻り、上記動作がステップ#1
38においてn=0になるまで繰り返し実行され、n=
7〜1に対応するB(n)及びW(n)に、「ワイド」
又は「ナロウ」が順次割り当てられる。
ペース幅が23パルスよりも大きいと判断された場合に
は、W(7)=1が設定され、一方、スペース幅が23
パルスと等しいか、又は小さいと判断された場合には、
W(7)=0が設定される。次いで、ステップ#136
に進み、nの値が1つ減算(つまり、n=6)された
後、ステップ#138で、n=0でないと判断される
と、ステップ#128に戻り、上記動作がステップ#1
38においてn=0になるまで繰り返し実行され、n=
7〜1に対応するB(n)及びW(n)に、「ワイド」
又は「ナロウ」が順次割り当てられる。
【0067】次いで、ステップ#140に進み、上記ス
テップ#130,#134で得られた「ワイド」/「ナ
ロウ」情報より、データが判別される。
テップ#130,#134で得られた「ワイド」/「ナ
ロウ」情報より、データが判別される。
【0068】上記実施例及び変形例に係るフィルムの使
用状態表示システムでは、上記の如く、カメラのフォー
クの回転量を該回転量に比例する数のエンコーダパルス
として出力し、データディスクのバーコードに対応する
フォークの回転量をこのパルス数の値から検知するパル
ス検知方式を採用しているため、VEIの「露光済」セ
ット時にフォークの回転にムラが生じたとしてもこれに
全く影響されることなく、データディスクを、該データ
ディスクの所定のバーコードがカメラ側に備えられたデ
ータディスク読み取り用フォトリフレクタから所定角度
隔てられた位置に位置決めされるように、正確に停止さ
せることができ、従って、VEIを正確に「露光済」に
セットすることができる。
用状態表示システムでは、上記の如く、カメラのフォー
クの回転量を該回転量に比例する数のエンコーダパルス
として出力し、データディスクのバーコードに対応する
フォークの回転量をこのパルス数の値から検知するパル
ス検知方式を採用しているため、VEIの「露光済」セ
ット時にフォークの回転にムラが生じたとしてもこれに
全く影響されることなく、データディスクを、該データ
ディスクの所定のバーコードがカメラ側に備えられたデ
ータディスク読み取り用フォトリフレクタから所定角度
隔てられた位置に位置決めされるように、正確に停止さ
せることができ、従って、VEIを正確に「露光済」に
セットすることができる。
【0069】また、このパルス検知方式を採用すること
により、フォークの回転速度、従ってデータディスクの
回転速度とは全く無関係に、データディスクのバーコー
ドに対応したデータディスクの絶対回転量を正確に読み
込んでいくことができるため、バーコード読み取り時
に、たとえデータディスクの回転速度にムラが生じたと
しても、これに全く影響されることなく、バーコードを
順次正確に読み込んでゆくことができる。
により、フォークの回転速度、従ってデータディスクの
回転速度とは全く無関係に、データディスクのバーコー
ドに対応したデータディスクの絶対回転量を正確に読み
込んでいくことができるため、バーコード読み取り時
に、たとえデータディスクの回転速度にムラが生じたと
しても、これに全く影響されることなく、バーコードを
順次正確に読み込んでゆくことができる。
【図1】 本発明の実施例に係るフィルムの使用状態表
示システムを適用したフィルムカートリッジの全体斜視
図である。
示システムを適用したフィルムカートリッジの全体斜視
図である。
【図2】 図1のフィルムカートリッジが備えるデータ
ディスクを正面から示した詳細説明図である。
ディスクを正面から示した詳細説明図である。
【図3】 図1のフィルムカートリッジの背面図であ
る。
る。
【図4】 フィルムが未露光である場合の図1のフィル
ムカートリッジの全体斜視図である。
ムカートリッジの全体斜視図である。
【図5】 図4のフィルムカートリッジの背面図であ
る。
る。
【図6】 図1,4に示すフィルムカートリッジの要部
を示す一部破断縦断面図である。
を示す一部破断縦断面図である。
【図7】 本発明の実施例に係るフィルムの使用状態表
示システムを適用したカメラが備えるフィルム給送手段
を示す説明図である。
示システムを適用したカメラが備えるフィルム給送手段
を示す説明図である。
【図8】 図7に示すモータの回転量を検出するための
回転検出手段をモータの軸方向から示した説明図であ
る。
回転検出手段をモータの軸方向から示した説明図であ
る。
【図9】 図1のフィルムカートリッジから繰り出され
たフィルムと、カメラ側に備えられたパーフォレーショ
ン検出回路のフォトリフレクタとの相対位置関係を示す
説明図である。
たフィルムと、カメラ側に備えられたパーフォレーショ
ン検出回路のフォトリフレクタとの相対位置関係を示す
説明図である。
【図10】 このカメラの回路構成の概略を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図11】 このカメラの動作の基本的な流れを示すフ
ローチャート図である。
ローチャート図である。
【図12】 図1のデータディスクをフィルム巻き取り
時に読み取るための読み取りルーチンを示すフローチャ
ート図である。
時に読み取るための読み取りルーチンを示すフローチャ
ート図である。
【図13】 図1のデータディスクをフィルム巻き取り
時に読み取るための読み取りルーチンを示すフローチャ
ート図である。
時に読み取るための読み取りルーチンを示すフローチャ
ート図である。
【図14】 図11のVEI露光済みステップの詳細を
示すフローチャート図である。
示すフローチャート図である。
【図15】 図1のデータディスクをフィルム送り出し
時に読み取るための読み取りルーチンを示すフローチャ
ート図である。
時に読み取るための読み取りルーチンを示すフローチャ
ート図である。
【図16】 図1のデータディスクをフィルム送り出し
時に読み取るための読み取りルーチンを示すフローチャ
ート図である。
時に読み取るための読み取りルーチンを示すフローチャ
ート図である。
10 フィルムカートリッジ 11 カート
リッジケース 12 データディスク 14 フィル
ム巻き取り軸 16 露光表示穴 18 未露光
表示穴 20 表示板 30 フィル
ム 30a 第1パーフォレーション 30b 第2
パーフォレーション 40 フレーム 42a エン
コーダ 42a1 フォトセンサ部 42a2 遮
光板 43 回転軸 44a データディスク読み取り用フォトリフレクタ 45 フォーク 50 モータ 50a シャフト 52a パーフォレーション読み取り用フォトリフレク
タ BZ ブラックゾーン DZ データ
ゾーン G1 第1ギア G2 第2ギ
ア G3 第3ギア G4 第4ギ
ア L 基準線 NB ナロウ
バー NS ナロウスペース S1 メイン
スイッチ S2 裏蓋スイッチ S3 レリー
ズスイッチ WB ワイドバー WS ワイド
スペース WZ ホワイトゾーン
リッジケース 12 データディスク 14 フィル
ム巻き取り軸 16 露光表示穴 18 未露光
表示穴 20 表示板 30 フィル
ム 30a 第1パーフォレーション 30b 第2
パーフォレーション 40 フレーム 42a エン
コーダ 42a1 フォトセンサ部 42a2 遮
光板 43 回転軸 44a データディスク読み取り用フォトリフレクタ 45 フォーク 50 モータ 50a シャフト 52a パーフォレーション読み取り用フォトリフレク
タ BZ ブラックゾーン DZ データ
ゾーン G1 第1ギア G2 第2ギ
ア G3 第3ギア G4 第4ギ
ア L 基準線 NB ナロウ
バー NS ナロウスペース S1 メイン
スイッチ S2 裏蓋スイッチ S3 レリー
ズスイッチ WB ワイドバー WS ワイド
スペース WZ ホワイトゾーン
Claims (1)
- 【請求項1】 カートリッジケース(11)に対してフィ
ルム巻き取り軸(14)と一体的に回転可能でありかつフ
ィルムデータがバーコード(BZ,DZ,WZ)で表示さ
れたデータディスク(12)を該ケース(11)の外面に有
するフィルムカートリッジ(10)と、該フィルムカート
リッジ(10)を用いるカメラとから構成されるフィルム
の使用状態表示システムであって、 上記フィルムカートリッジ(10)は、データディスク
(12)がカートリッジケース(11)に対して所定位置で
停止したときに露光済みであることを表示する表示手段
(11b,16,18,20)を備え、 上記カメラは、上記フィルム巻き取り軸(14)を回転駆
動するためのフィルム給送手段であって、フィルムカー
トリッジ(10)からスプールに向けてフィルム(30)を
繰り出す一方スプールからフィルムカートリッジ(10)
に向けてフィルム(30)を巻き戻すためのフィルム給送
手段(G1〜G4,43,45,50,50a)と、 データディスク(12)のバーコード(BZ,DZ,WZ)
の各バー(BZ,NS,WS,NB,WB,WZ)を順次
読み取るための読み取り手段(44a)と、 フィルム給送手段(G1〜G4,43,45,50,5
0a)によりフィルム(30)がスプールからフィルムカ
ートリッジ(10)に向けて巻き戻されるときに、上記読
み取り手段(44a)により読み取られたバーコード(B
Z,DZ,WZ)のバー(BZ,NS,WS,NB,W
B,WZ)がデータディスク停止用バー(BZ)であるか
否かを判別するためのバーコード判別手段(#80〜8
6)と、 上記フィルム給送手段(G1〜G4,43,45,5
0,50a)が備える所定の駆動力伝達軸(50a)の回
転量、従ってフィルム巻き取り軸(14)の回転量、を検
出するエンコーダ(42a1,42a2)よりなる回転量
検出手段(42)と、 上記バーコード判別手段(#80〜86)により上記読み
取り手段(44a)で読み取られたバーコード(BZ,D
Z,WZ)のバー(BZ,NS,WS,NB,WB,W
Z)がデータディスク停止用バー(BZ)であると判断さ
れた場合に、該データディスク停止用バー(BZ)のスタ
ートポイント(L)からのフィルム巻き取り軸(14)の回
転量を上記回転量検出手段(42)で計測させるための計
測命令手段(41)と、 上記回転量検出手段(42)により計測されたフィルム巻
き取り軸(14)の上記スタートポイント(L)からの回転
量が所定値に達したか否かを判別するための回転量判別
手段(#88,#90)と、 該回転量判別手段(#88,#90)によりフィルム巻き
取り軸(14)の回転量が所定値に達したと判断された場
合に、上記フィルム給送手段(G1〜G4,43,4
5,50,50a)が備えるモータ(50)を停止させる
ためのモータ停止命令手段(#92)とを備えたことを特
徴とするフィルムの使用状態表示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5266230A JPH07120827A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | フィルムの使用状態表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5266230A JPH07120827A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | フィルムの使用状態表示システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07120827A true JPH07120827A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17428082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5266230A Pending JPH07120827A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | フィルムの使用状態表示システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07120827A (ja) |
-
1993
- 1993-10-25 JP JP5266230A patent/JPH07120827A/ja active Pending
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