JPH0712077U - ミシンにおける下ルーパ剣先位置決め具 - Google Patents

ミシンにおける下ルーパ剣先位置決め具

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JPH0712077U
JPH0712077U JP4829793U JP4829793U JPH0712077U JP H0712077 U JPH0712077 U JP H0712077U JP 4829793 U JP4829793 U JP 4829793U JP 4829793 U JP4829793 U JP 4829793U JP H0712077 U JPH0712077 U JP H0712077U
Authority
JP
Japan
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lower looper
crankshaft
tip
sewing machine
looper
Prior art date
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Pending
Application number
JP4829793U
Other languages
English (en)
Inventor
英一 庄村
照男 井元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Janome Sewing Machine Co Ltd
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はミシンの下ルーパ剣先部の高さを正
確に且つ容易に調節出来る位置決め具を提供すること。 【構成】 本考案はミシンの下ルーパを先端に設けた下
ルーパ揺動腕を下ルーパクランク軸上に該下ルーパクラ
ンク軸の軸端が突出する如くに固着し、該軸端に装着さ
れる下ルーパ剣先位置決め具を取付用穴が穿設される基
部と先端に下ルーパ剣先部と対面する合わせ線が印され
る合わせ部とで一体的に構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案はミシンにおける下ルーパ剣先位置決め具に関するものである。
【０００２】
【従来技術】
従来のミシンの下ルーパ剣先位置決めは生産部門では組立担当者や検査担当者及 び営業部門では調整サービス担当者が夫々独自の治具や治具の代りになる小道具 を使用して調整したり、又は組立後は隣接する他の部品との関係位置を目安にし て調整していた。従って各部門担当者が統一された高精度に管理することは困難 であった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はミシン機枠に回転可能に支持され且つミシンの下ルーパの揺動中心とな り下ルーパ揺動腕を固着する下ルーパクランク軸を下ルーパ剣先部の高さの位置 決め基準とし、下ルーパの剣先部の位置を下ルーパクランク軸から所定の距離に 位置決めして固定できるようにしたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案は下ルーパの剣先部と一体的に揺動する下ルーパ揺動腕の回転中心の下ル ーパクランク軸に着脱自在な下ルーパ剣先位置決め具の基部を嵌装し、該下ルー パ剣先位置決め具の先端部に下ルーパ剣先部と相対させる合わせ部を設けると共 に該合わせ部に所定寸法の合わせ線を印したものである。
【０００５】
【作用】
本考案はミシンの駆動軸の回転に連動して上下動する針に対し調時して交差する 下ルーパを下ルーパクランク軸に固着される下ルーパ揺動腕と該下ルーパ揺動腕 の端部に下ルーパクランク軸から半径方向の位置が調節自在に固着される下ルー パ部とで構成し、前記下ルーパ揺動腕の前面部より前方に突出する下ルーパクラ ンク軸の一部に着脱自在に嵌装し得る取付用穴が穿けられた基部と、該基部と一 体的に形成され前記下ルーパ部の剣先部と相対し且つ剣先高さの標準位置を示す 合わせ線が印された合わせ部とで下ルーパ剣先位置決め具を構成し、位置決め時 には前記下ルーパ剣先位置決め具の基部の穴を下ルーパクランク軸の突出端に嵌 装させ又下ルーパ揺動腕の前面部に下ルーパ剣先位置決め具を隣接させ、次に下 ルーパ剣先位置決め具の合わせ部を下ルーパ部の剣先部に対向させると共に下ル ーパ部の取付部に設けられた締めねじを緩めて剣先部を合わせ部の合わせ線に一 致させ、次いで前記締めねじを締めて下ルーパ部を下ルーパ揺動腕に固着し、下 ルーパ剣先部の位置を所定の寸法に設定できるようにしたものである。
【０００６】
【実施例】
本考案の実施例の構造を以下に述べる。 ミシン機枠１には駆動軸２が回転自在に支持され、該駆動軸は電動機（図示せず ）により回転せしめられる。針棒３は軸方向の運動が可能にミシン機枠１に支持 され、前記駆動軸２の回転に連動し上下動され下端に針４を交換可能に固く保持 している。下ルーパクランク軸５は前記ミシン機枠１に回転可能に支持され、前 記駆動軸２の回転に連動しクランクロッドを介して往復反転運動せしめられる。
【０００７】 下ルーパクランク軸５には下ルーパ揺動腕９と下ルーパ部７とでなる下ルーパ６ が止めねじで固着されており、前記下ルーパ揺動腕９は前記下ルーパクランク軸 ５上に該下ルーパクランク軸の端部１８が下ルーパ揺動腕９の前面部１０より手 前に突出する如く固着される。
【０００８】 前記下ルーパ部７は先端の剣先部８と取付部１１とでなり、該取付部は前記下ル ーパ揺動腕９の前面部１０に密着し締めねじ１２で固着せしめられる。
【０００９】 下ルーパ剣先位置決め具１３は前記下ルーパクランク軸５の軸端１８への取付用 穴１５が穿けられた基部１４と、先端に前記ルーパ剣先部８と相対する対面部１ ７が設けられた合わせ部１６とで一体的に形成され、該合わせ部は前記取付用穴 １５と前記対面部１７とを結ぶ線Ｌから湾曲する凹部１９が形成され更に前記対 面部１７には下ルーパ剣先部の標準高さを示す合わせ線２０が印され、対面部１ ７は基部１４より手前に屈曲されている（図３参照）。
【００１０】 本考案は以上の如き構造であるから、ミシンを針４が上死点付近の位置で止め、 下ルーパクランク軸５の突出端に下ルーパ剣先位置決め具１３の基部１４に穿け られた取付用穴１５を嵌め、合わせ部１６の対面部１７を下ルーパ部７の剣先部 ８に対向させる。
【００１１】 下ルーパ部７の取付部１１に装着された締めねじ１２を緩めて、剣先部８の先端 を合わせ部１６の合わせ線２０に一致させてから前記締めねじ１２を締めて下ル ーパ部７を揺動腕９に固着する。
【００１２】
【効果】
本考案は下ルーパ剣先位置決め具が下ルーパクランク軸に取り付けられるので位 置決め基準が正確且つ安定しているので、下ルーパの剣先部の位置の精度を高く することが出来ると共に下ルーパの剣先位置決め具の下ルーパクランク軸に対す る着脱が容易であるので位置決め作業が簡単であり、どの部門の担当者にも簡便 に可能なる実用上効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案実施例を示すものにして、図１は本考案を
装着するミシンの要部機構を示す斜視図、図２は本考案
の正面図、図３は本考案の側面図、図４は本考案を装着
したミシンの要部正面図である。 １…ミシン機枠 ２…駆動軸 ３…針棒 ４…針 ５…下ルーパクランク軸 ６…下ルーパ ８…剣先部 ９…下ルーパ揺動腕 １４…基部 １５…取付用穴 １６…合わせ部 １８…軸端 ２０…合わせ線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミシン機枠１に回転可能に支持される駆動軸２と、該駆
    動軸の回転に連動して上下動せしめられる針棒３及び針
    ４と、前記駆動軸２の回転に連動する下ルーパクランク
    軸５を中心に揺動運動させられ且つ前記針４と調時して
    交差する下ルーパ６とを備えたミシンにおいて、前記下
    ルーパクランク軸５に固着された下ルーパ揺動腕９の前
    面部より突出する下ルーパクランク軸の端部１８に着脱
    自在に嵌装し得る取付用穴１５が形成された基部１４
    と、該基部と一体的に形成され先端に前記下ルーパ６の
    剣先部８との対向位置に合わせ線２０が印される合わせ
    部１６とでなるミシンにおける剣先位置決め具。
JP4829793U 1993-08-12 1993-08-12 ミシンにおける下ルーパ剣先位置決め具 Pending JPH0712077U (ja)

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