JPH07120342A - バランスウエイト供給装置 - Google Patents

バランスウエイト供給装置

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JPH07120342A
JPH07120342A JP28991893A JP28991893A JPH07120342A JP H07120342 A JPH07120342 A JP H07120342A JP 28991893 A JP28991893 A JP 28991893A JP 28991893 A JP28991893 A JP 28991893A JP H07120342 A JPH07120342 A JP H07120342A
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balance weight
balance
cutting
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Kokusai Keisokuki KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 予め準備しておくバランスウエイトの種類を
減らし、また、タイヤホイールの不釣り合い量に近い正
確なバランスウエイトの重量を達成することのできるバ
ランスウエイト供給装置を提供することである。 【構成】 この発明に係わるバランスウエイト供給装置
は、切断位置に所定の姿勢で載置されるバランスウエイ
トを、これが取付けられるタイヤホイールのアンバラン
ス重量を補償する重量になる様に切断手段によって切断
することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タイヤホイールに取
り付けられるバランスウエイトを最適な重量に調整して
供給するバランスウエイト供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤホイールの不釣り合い量及びその
角度は、タイヤホイールを回転軸で支持して所定の回転
数で回転させて不釣り合いの遠心力によって軸受に生ず
る振動又は動荷重を測定し、その測定結果から、所定演
算をすることにより求められる。このタイヤホイールの
不釣り合い量は、この不釣り合い量と同等の重さのバラ
ンスウエイトを、タイヤホイールのリム部の外周の所定
位置に固定することにより、修正される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この修正のため従来
は、予め重さの異なるバランスウエイトを複数種類用意
しておき、不釣り合い量に近い重さのバランスウエイト
を選択し、これをタイヤホイールのリム部の外周に固定
することにより、不釣り合い量を修正してたが、この不
釣り合い量の修正を自動化するための装置は、複数種類
のバランスウエイトを扱う為、大型になるものであり、
また、不釣り合い量と必ずしも同じ重さのバランスウエ
イトを使用するわけではないので、不釣り合い量との間
に誤差が生じるものである。
【0004】これとは別に、2個以上のバランスウエイ
トをタイヤホイールのリム部の外周の所定位置に、各バ
ランスウエイトの分力の合力が不釣り合い量に釣り合う
ように固定することによってタイヤホイールの不釣り合
い量を調整する方法があるが、この方法による不釣り合
い量の修正を自動化するための装置は、1個のバランス
ウエイトを扱う場合に比べ、予め用意しておくバランス
ウエイトの数は少なくてすむものの、不釣り合い量修正
のために2個以上のバランスウエイトを使用しなければ
ならず、経済的に不利となるものである。また、この2
個以上のバランスウエイトを使用しても、不釣り合い量
との間に誤差が生ずるものである。
【0005】
【発明の目的】この発明は、このような事情に鑑みてな
されたもので、この発明の目的は、予め準備しておくバ
ランスウエイトの種類を減らし、また、タイヤホイール
の不釣り合い量に近い正確なバランスウエイトの重量を
達成することのできるバランスウエイト供給装置を提供
することである。
【0006】
【課題を解決する為の手段】上述した課題を解決し、目
的を達成する為、この発明に係るバランスウエイト供給
装置は、請求項1の記載によれば、タイヤホイールに取
り付けられるバランスウエイトを最適な重量に調整して
供給するバランスウエイト供給装置であって、 所定の
重量を有するバランスウエイトを収納する収納手段と、
この収納手段に収納されたバランスウエイトを所定の姿
勢で一個づつ取り出す取り出し手段と、この取り出し手
段で取り出されたバランスウエイトを前記所定の姿勢を
維持して切断位置まで搬送する搬送手段と、この搬送手
段で前記切断位置まで搬送されたバランスウエイトを、
これが取り付けられるタイヤホイールのアンバランス重
量を補償する重量になる様に切断する切断手段とを具備
する事を特徴とする。
【0007】また、この発明に係るバランスウエイト供
給装置は、請求項2の記載によれば、タイヤホイールに
取り付けられるバランスウエイトを最適な重量に調整し
て供給するバランスウエイト供給装置であって、少なく
とも2種類の重量を有するバランスウエイトを一括して
収納する収納手段と、この収納手段に収納されたバラン
スウエイトを所定の姿勢で一個づつ取り出す取り出し手
段と、取り出し手段で取り出されたバランスウエイトの
重量を検出する重量検出手段と、この重量検出手段で検
出された重量に応じて、前記バランスウエイトを分類す
る分類手段と、この分類手段で分類されたバランスウエ
イトを夫々に対応する切断位置まで搬送する少なくとも
2つの搬送手段と、前記各切断位置に移動可能に配設さ
れ、各々の切断位置まで搬送されたバランスウエイト
を、これが取り付けられるタイヤホイールのアンバラン
ス重量を補償する重量になる様に切断する切断手段とを
具備する事を特徴とする。
【0008】また、この発明に係るバランスウエイト供
給装置は、請求項3の記載によれば、タイヤホイールに
取り付けられるバランスウエイトを最適な重量に調整し
て供給するバランスウエイト供給装置であって、第1の
重量を有する第1の材質の第1のバランスウエイトを搬
送する第1の搬送手段と、第2の重量を有する前記第1
の材質の第2のバランスウエイトを搬送する第2の搬送
手段と、前記第1の重量を有する第2の材質の第3のバ
ランスウエイトを搬送する第3の搬送手段と、前記第2
の重量を有する前記第2の材質の第4のバランスウエイ
トを搬送する第4の搬送手段と、前記第1及び第2の搬
送手段で搬送されてきた第1及び第2のバランスウエイ
トを一括して収納する第1の収納手段と、前記第3及び
第4の搬送手段で搬送されてきた第3及び第4のバラン
スウエイトを一括して収納する第2の収納手段と、前記
第1の収納手段に収納された第1及び第2のバランスウ
エイトを所定の姿勢で一個ずつ取り出す第1の取り出し
手段と、前記第2の収納手段に収納された第3及び第4
のバランスウエイトを所定の姿勢で一個ずつ取り出す第
2の取り出し手段と、前記第1の取り出し手段で取り出
されたバランスウエイトの重量を検出する第1の重量検
出手段と、前記第2の取り出し手段で取り出されたバラ
ンスウエイトの重量を検出する第2の重量検出手段と、
第1の重量検出手段で検出された重量に応じて、前記バ
ランスウエイトを第1及び第2のバランスウエイトに分
類する第1の分類手段と、第2の重量検出手段で検出さ
れた重量に応じて、前記バランスウエイトを第3及び第
4のバランスウエイトに分類する第2の分類手段と、前
記第1の分類手段で分類された第1のバランスウエイト
を前記所定の姿勢を維持させた状態で搬送する第5の搬
送手段と、前記第1の分類手段で分類された第2のバラ
ンスウエイトを前記所定の姿勢を維持させた状態で搬送
する第6の搬送手段と、前記第2の分類手段で分類され
た第3のバランスウエイトを前記所定の姿勢を維持させ
た状態で搬送する第7の搬送手段と、前記第2の分類手
段で分類された第4のバランスウエイトを前記所定の姿
勢を維持させた状態で搬送する第8の搬送手段と、前記
第5乃至第8の搬送手段の終端に夫々もたらされた第1
乃至第4のバランスウエイトを選択的にピックアップ
し、これら第1乃至第4のバランスウエイトに夫々対応
して配設された第1乃至第4の切断位置に前記所定の姿
勢で載置させる移送手段と、前記第1乃至第4の切断位
置に移動可能に配設され、各々の切断位置まで搬送され
たバランスウエイトを、これが取り付けられるタイヤホ
イールのアンバランス重量を補償する重量になる様に切
断する切断手段とを具備する事を特徴とする。
【0009】また、この発明に係るバランスウエイト供
給装置は、請求項4の記載によれば、前記バランスウエ
イトは、重量に応じてその長さが異なる様に構成され、
前記重量検出手段は、バランスウエイトの長さに基づ
き、その重量を検出する事を特徴とする。また、この発
明に係るバランスウエイト供給装置は、請求項5の記載
によれば、前記重量検出手段は、バランスウエイトの重
量を計測することにより、その重量を検出する事を特徴
とする。また、この発明に係るバランスウエイト供給装
置は、請求項6の記載によれば、前記切断手段は、フレ
ームと、このフレームに前記バランスウエイトの長手方
向に沿って互いに離接可能に設けられた2枚のカッタ刃
と、夫々のカッタ刃を回転駆動する2台の駆動モータと
を備え、前記各カッタ刃は、前記バランスウエイトの長
手方向に直交する面内で回転駆動され、両カッタ刃の間
隔は、この切断手段により切断されるバランスウエイト
の重量が、これが取り付けられるタイヤホイールのアン
バランス重量を補償する重量となる様に設定される事を
特徴とする。
【0010】また、この発明に係るバランスウエイト供
給装置は、請求項7の記載によれば、前記カッタ刃の間
隔は、前記フレームを移動させることにより設定する事
を特徴とする。また、この発明に係るバランスウエイト
供給装置は、請求項8の記載によれば、前記フレーム
は、第1のボールネジを回転させることによって移動す
ることを特徴とする。また、この発明に係るバランスウ
エイト供給装置は、請求項9の記載によれば、前記第1
のボールネジは第1のモータによって回転されることを
特徴とする。また、この発明に係るバランスウエイト供
給装置は、請求項10の記載によれば、前記切断手段
は、昇降手段によって鉛直方向に移動されることを特徴
とする。また、この発明に係るバランスウエイト供給装
置は、請求項11の記載によれば、前記昇降手段は上下
にピストンを有する第1の油圧シリンダまたは第1の空
圧シリンダを備えることを特徴とする。
【0011】また、この発明に係るバランスウエイト供
給装置は、請求項12の記載によれば、前記下側のピス
トンには前記切断手段が固着され、前記上側のピストン
には、前記下側ピストンによる前記切断手段の下降時の
移動速度を調整する速度調整手段が固着されることを特
徴とする。また、この発明に係るバランスウエイト供給
装置は、請求項13の記載によれば、前記速度調整手段
は、ショックアブソーバであることを特徴とする。ま
た、この発明に係るバランスウエイト供給装置は、請求
項14の記載によれば、前記切断手段は、前記フレーム
を、前記バランスウエイトの長手方向に直交する方向に
沿って進退駆動する移動手段を備え、前記バランスウエ
イトは、前記フレームを該バランスウエイトに近接する
方向に移動する事により、その両端を切断される事を特
徴とする。また、この発明に係るバランスウエイト供給
装置は、請求項15の記載によれば、前記移動手段は、
第2のボールネジとこれを回転させる第2のモータであ
ることを特徴とする。
【0012】また、この発明に係るバランスウエイト供
給装置は、請求項16の記載によれば、前記切断手段に
よって前記バランスウエイトを切断する際に、このバラ
ンスウエイトを固定するためのクランプ機構を具備する
事を特徴とする。また、この発明に係るバランスウエイ
ト供給装置は、請求項17の記載によれば、前記クラン
プ機構は、前記バランスウエイトを押さえる押圧部と、
この押圧部を昇降させる第3の油圧シリンダまたは第3
の空圧シリンダとを備え、前記押圧部を下降させて、こ
の押圧部の下端と、前記切断位置との間に前記バランス
ウエイトをクランプする事を特徴とする。また、この発
明に係るバランスウエイト供給装置は、請求項18の記
載によれば、前記切断位置には、切断されるバランスウ
エイトが係止される治具が配設され、この治具には、前
記両カッタ刃を夫々受ける2つの凹部が形成されている
事を特徴とする。また、この発明に係るバランスウエイ
ト供給装置は、請求項19の記載によれば、前記収納手
段は、ホッパであることを特徴とする。
【0013】また、この発明に係るバランスウエイト供
給装置は、請求項20の記載によれば、前記取り出し手
段は、パーツフィーダーであることを特徴とする。ま
た、この発明に係るバランスウエイト供給装置は、請求
項21の記載によれば、前記搬送手段は、鉛直及び水平
方向に移動可能なアームの先端にバランスウエイトを所
定の姿勢で把持するためのチャックを備えており、前記
チャックに把持したバランスウエイトを、前記切断位置
に前記所定の姿勢を維持して搬送するピックアンドプレ
ース装置であることを特徴とする。また、この発明に係
るバランスウエイト供給装置は、請求項22の記載によ
れば、前記移送手段は、鉛直及び水平方向に移動可能な
アームの先端にバランスウエイトを所定の姿勢で把持す
るためのチャックを備えており、前記チャックに把持し
たバランスウエイトを、前記切断位置に前記所定の姿勢
を維持して搬送するピックアンドプレース装置であるこ
とを特徴とする。また、この発明に係るバランスウエイ
ト供給装置は、請求項23の記載によれば、前記カッタ
刃は丸鋸刃であることを特徴とする。
【0014】
【実施例】以下に、この発明に係るバランスウエイト供
給装置の一実施例の構成を、添付図面を参照して詳細に
説明する。
【0015】バランスウエイト供給装置100は、タイ
ヤホイールに取り付けられるバランスウエイトを最適な
重量に調整して供給する装置であって、第1の搬送手段
としてのウエイトホッパーコンベア102aと、第2の
搬送手段としてのウエイトホッパーコンベア102b
と、第3の搬送手段としてのウエイトホッパーコンベア
102cと、第4の搬送手段としてのウエイトホッパー
コンベア102dと、第1の収納手段としてのアルミ用
ホッパ104aと、第2の収納手段としてのスチール用
ホッパ104bと、第1の取り出し手段としてのアルミ
用パーツフィーダー105aと、第2の取り出し手段と
してのスチール用パーツフィーダー105bと、第1の
重量検出手段としてのアルミ用測定部108aと、第2
の重量検出手段としてのスチール用測定部108bと、
第1の分類手段としてのアルミ用分類機構110aと、
第2の分類手段としてのスチール用分類機構110b
と、第5乃至第8の搬送手段としてのシリンダピストン
112と、移送手段としてのピックアンドプレース装置
114と、切断手段してのカッティング装置200とを
具備している。
【0016】第1乃至第4のウエイトホッパーコンベア
102は、他の架台に比べて鉛直方向に長く形成された
第1の架台10a上に配設されている。第2の架台10
bは、第3の架台10cに比べて鉛直方向に長く形成さ
れており、この第2の架台10b上には、パーツフィー
ダー105等が配設されている。第3の架台10c上に
は、制御装置20によって制御される油圧供給装置24
から供給される油圧によって駆動するシリンダピストン
112や、ピックアンドプレース装置114等が、ま
た、第4の架台10d上には、カッティング装置200
等が配設されており、第4の架台10dは第3の架台1
0cと同一高さである。第5の架台10eは、第3の架
台10c上に配設されており、この上方には、水平に対
し所定角度を有する傾斜面10e1を有しており、この
傾斜面10e1には、シュート部118や、第1乃至第
4シュート部122等が配設される傾斜部10e1’が
配設されている。
【0017】バランスウエイト供給装置100で使用さ
れるバランスウエイトは、第1の材質としてのアルミか
ら形成される第1の重量としての23gと第2の重量と
しての63gのものと、第2の材質としてのスチールか
ら形成される23gと63gのものの計4種類である。
これらのバランスウエイトは、その種類及び重量によっ
てウエイト部の長手方向の長さを変えて形成しているた
めその長さによって、重量を検知出来るものである。
【0018】なお、バランスウエイトは、所定重量を有
するウエイト部と、ホイールのリム部に固着され得る様
に構成されると共に、搬送に際して、シュート部に沿っ
て摺動可能に支持され得るように構成されるクリップ部
とを有して構成されており、このウエイト部とクリップ
部とで23gと63gの重量を達成している。
【0019】第1乃至第4のウエイトホッパーコンベア
102は、夫々、第1乃至第4のモータ103により駆
動されるコンベアであり、第1乃至第4のウエイトホッ
パーコンベア102上には、夫々、アルミから形成され
る63gの第1のバランスウエイト、アルミから形成さ
れる23gの第2のバランスウエイト、スチールから形
成される63gの第3のバランスウエイト、スチールか
ら形成される23gの第4のバランスウエイトが供給さ
れる。各ウエイトホッパーコンベアが駆動されることに
より、第1及び第2のバランスウエイトはアルミ用ホッ
パ104aに、また、第3及び第4のバランスウエイト
はスチール用ホッパ104bに供給される。
【0020】アルミ用ホッパ104aは、第1及び第2
のバランスウエイトをアルミ用パーツフィーダー105
aに、また、スチール用ホッパ104bは、第3及び第
4のバランスウエイトをスチール用パーツフィーダー1
05bに、他にこぼれることなく完全に供給するために
設けられているものである。
【0021】パーツフィーダー105は、姿勢が無秩序
に供給されるバランスウエイトを、所定の姿勢で次の工
程に移動させるため、1個ずつ取り出しそのクリップ部
をシュート部118に係合させるための公知の装置であ
る。アルミ用パーツフィーダー105aによって所定の
姿勢にされた第1及び第2のバランスウエイトは、アル
ミ用シュート部118aに、また、第3及び第4のバラ
ンスウエイトは、スチール用シュート部118bに、ク
リップ部が係合され、各シュート部118上を摺動して
シャッタ部107に供給される。
【0022】なお、シュート部118は、第5の架台1
0eの傾斜面10e1と同じ傾斜度を有する傾斜部10
e1’上に、この傾斜部10e1’に所定距離離間し
て、これに平行になる様に配置されており、このシュー
ト部118に係合されるバランスウエイトは、自重でこ
のシュート部118上を摺動することにより下方に移動
可能となっている。
【0023】シュート部118上を摺動して移動するバ
ランスウエイトは、その搬送経路途中に設けられたシャ
ッタ部107a、107bに供給される。このシャッタ
部107は、各シュート部118a、118b上に次々
に供給されるバランスウエイトを停止させ、次の工程に
1個ずつ供給するためのものであり、バランスウエイト
の搬送経路を遮断するように、遮断板がシャッタ部10
7からせり出してくるようになっている。この遮断板に
当接して停止しているバランスウエイトに当接して停止
するバランスウエイトは、その搬送方向前端部がチャッ
ク106によって左右から保持され移動不可とされ、こ
れに当接して停止する上方のバランスウエイトも移動不
可となる(即ち、遮断板に当接して停止しているバラン
スウエイトのみが遮断板をもとの状態にもどすことによ
って移動可能となる。)。
【0024】遮断板がもとの状態となり、最先のバラン
スウエイトが下方に向かって移動すると再び遮断板がせ
りだしてき、これと共にチャック106によるバランス
ウエイトの保持も解除され、チャック106によって停
止されていたバランスウエイトは所定距離移動して遮断
板によって再び停止される。
【0025】測定部108は、シャッタ部107a、1
07bから供給されるバランスウエイトをそのウエイト
部の長さによって、その重量を検出するための装置であ
る。図4に示すこのアルミ用測定部108a及びスチー
ル用測定部108bと、アルミ用分類機構110a及び
スチール用分類機構110bの拡大図を図2に示す。
【0026】アルミ用測定部108aは、アルミ用シュ
ート部118a上を移動するバランスウエイトを一時的
に停止させるための係止部108a1と、この係止部1
08a1によって停止されるバランスウエイトの長さを
検知するフォトインタラプタ108a2とを有してい
る。
【0027】係止部108a1は、アルミ用シュート部
118a上を移動するバランスウエイトを一時的に停止
させるためのものであり、バランスウエイトの搬送経路
を遮断するように、遮断板が係止部108a1からせり
出してくるようになっている。移動してくるバランスウ
エイトは、その搬送方向前方のウエイト部の前端が遮断
板に当接することにより停止される。
【0028】フォトインタラプタ108a2は、例え
ば、発光LEDとフォトトランジスタ等の受光素子とで
構成されるもので、発光LEDからの光線を受光素子で
受けることにより、この発光LEDと受光素子との間の
光線が遮断されたかどうかを検知するための装置であ
る。これにより、係止部108a1によって移動が停止
されたバランスウエイトの長さを検出できる。即ち、バ
ランスウエイトはその重量によってウエイト部の長さを
変えて形成されているので、ウエイト部の短い第2のバ
ランスウエイトは、係止部108a1に当接することに
よって停止されたときにこのフォトインタラプタ108
a2の光線を遮断しないように、また、ウエイト部の長
い第1のバランスウエイトは停止されたときに光線を遮
断するように、フォトインタラプタ108a2を配設す
ると、このフォトインタラプラ108a2によって第1
乃至第2のバランスウエイトの重量を検出することが可
能である。
【0029】なお、スチール用測定部108bは、スチ
ール用シュート部108b上を移動するバランスウエイ
トを一時的に停止させるための係止部108b1と、係
止部108b1によって移動が停止されるバランスウエ
イトの長さを検出するフォトインタラプタ108b2と
を有しており、アルミ用測定部108aと同一構成のた
め、説明を省略する。
【0030】この様にして、バランスウエイトの重量が
検出された後、係止部108a1、108b1からせり
だした遮断板は、バランスウエイトの搬送経路を開放す
る(即ち、せりだしてくる前の状態になる。)。重量が
検出された第1及び第2のバランスウエイトは、さら
に、アルミ用シュート部118a上を移動し、アルミ用
分類機構110aに供給され、また、第3及び第4のバ
ランスウエイトは、スチール用シュート部118b上を
移動し、スチール用分類機構110bに供給される。
【0031】アルミ用分類機構110aは、アルミ用測
定部108aから供給されるバランスウエイトを、その
重量によって更に、第1及び第2のシュート部122
a、122bに振り分けるためのものであり、アルミ用
シュート部118aに連通することによって、アルミ用
シュート部118a上を移動するバランスウエイトを係
止部110a2に導くアルミ用シュート部110a1
と、このアルミ用シュート部110a1上を移動するバ
ランスウエイトを一時的に停止するための係止部110
a2と、アルミ用シュート部110a1及び係止部11
0a2が載置されると共に、第5架台10eに支持され
る傾斜部10e1’に配設され、第1及び第2のバラン
スウエイトの搬送方向に直交する方向に移動可能な切替
台110a3と、この切替台110a3の移動をガイド
する一対のガイドレール110a4と、このガイドレー
ル110a4の両端に設けられ、切替台110a3の移
動を規制する一対の規制部材110a5とを備えてい
る。
【0032】アルミ用シュート部110a1は、アルミ
用シュート部118aに連通することによりアルミ用測
定部108aから供給されるバランスウエイトをさらに
下方に移動可能なように切替台110a3上に載置され
ている。即ち、アルミ用シュート部110a1とアルミ
用シュート部118aとは連通され一直線になることに
より、アルミ用測定部108aから供給されるバランス
ウエイトは、アルミ用シュート部110a1上を移動す
る。また、アルミ用シュート部110a1上を移動する
バランスウエイトを一時的に停止するため、係止部11
0a2から、バランスウエイトの搬送経路を遮断するよ
うに、遮断板がせり出してくるようになっている。アル
ミ用シュート部110a1上を移動するバランスウエイ
トは、その搬送方向前方のウエイト部が遮断板に当接し
て停止される。
【0033】切替台110a3は、アルミ用シュート部
118aによるバランスウエイトの搬送方向に直交する
ように第5の架台10eに支持される傾斜部10e1’
上に配設される互いに平行な一対のガイドレール110
a4にそって移動し、その移動範囲は、ガイドレール1
10a4の両端に配設された規制部材110a5によっ
て規制されている。この切替台110a3上には、係止
部110a2及びアルミ用シュート部110a1が配設
されており、切替台110a3と共に移動可能となって
いる。即ち、アルミ用シュート部118aに係合したま
ま係止部108a2に当接して停止されたバランスウエ
イトは、その状態を保持したまま切替台110a3と共
に移動される。
【0034】この切替台110a3は、ガイドレール1
10a4に沿って移動することにより、この切替台11
0a3上のアルミ用シュート部110a1を、第1又は
第2シュート部122a、122bに連通させる。な
お、第1及び第2シュート部122a、122bは、第
5架台10eに支持される傾斜部10e1’と同じ傾斜
度を有すると共に、この傾斜部10e1’に所定距離離
間して、これに平行となるように配置されており、か
つ、アルミ用シュート部118aと、第2シュート部1
22bとは、アルミ用シュート部110a1によって連
通され一直線になる位置に配設されている。
【0035】この切換台110a3は、通常図2に示す
ように、その一端が下側の規制部材110a5に当接す
ることによって停止されており、切換台110a3上に
配設されたアルミ用シュート部110a1は、第2シュ
ート部122bに連通されて一直線となっており、ま
た、この切換台110a3がガイドレール110a4に
沿って図2中上方向に移動されその移動が上側の規制部
材110a5に当接することによって停止されると、切
換台110a3上に配設されるアルミ用シュート部11
0a1は、第1シュート部122aに連通されて一直線
となる。
【0036】なお、この切換台110a3の図2中の上
下方向の移動は、アルミ用測定部108aにより検出さ
れたバランスウエイトの重量に基づき行われる。即ち、
重量が63gであると検出されると、切換台110a3
は、アルミ用シュート部110a1と第1シュート部1
22aとを連通するように移動し、一方、重量が23g
であると検出されると、アルミ用シュート部110a1
と第2シュート部122bとはすでに連通されているの
で、切換台110a3は移動しない。
【0037】この様にバランスウエイトの重量に基づ
き、切換台110a3の移動が行われた後(即ち、アル
ミ用シュート部110a1と、第1または第2シュート
部122a、122bのいずれかとを連通させた後)、
係止部110a2からせりだした遮断板を、元の状態に
もどすと、停止されていたバランスウエイトは、アルミ
用シュート部110a1から第1または第2シュート部
122a、122bに供給される。
【0038】スチール用分類機構110bは、スチール
用測定部108bから供給されるバランスウエイトを、
その重量によって更に、第3及び第4のシュート部11
2c、112dに振り分けるためのもので、スチール用
シュート部118bに連通することによって、スチール
用シュート部118b上を移動するバランスウエイトを
係止部110b2に導くスチール用シュート部110b
1と、このスチール用シュート部110b1上を移動す
るバランスウエイトを一時的に停止するための係止部1
10b2と、スチール用シュート部110b1及び係止
部110b2が載置されると共に、第5架台10eの支
持する傾斜部10e1’上を第3及び第4のバランスウ
エイトの搬送方向に直交する方向に移動可能な切替台1
10b3と、この切替台110b3の移動をガイドする
一対のガイドレール110b4と、このガイドレール1
10b4の両端に設けられ、切替台110b3の移動を
規制する一対の規制部材110b5とを備えている。
【0039】スチール用シュート部110b1は、スチ
ール用シュート部118bに連通することによりスチー
ル用測定部108bから供給されるバランスウエイトを
さらに下方に移動可能なように切替台110b3上に載
置されている。即ち、スチール用シュート部110b1
とスチール用シュート部118bとは連通され一直線に
なることにより、スチール用測定部108bから供給さ
れるバランスウエイトは、スチール用シュート部110
b1上を移動する。また、スチール用シュート部110
b1上を移動するバランスウエイトを一時的に停止する
ため、係止部110b2から、バランスウエイトの搬送
経路を遮断するように、遮断板がせり出してくるように
なっている。スチール用シュート部110b1上を移動
するバランスウエイトは、その搬送方向前方のウエイト
部が遮断板に当接して停止される。
【0040】切替台110a3は、スチール用シュート
部118bによるバランスウエイトの搬送方向に直交す
るように第5の架台10eの支持する傾斜部10e1’
に配設される互いに平行な一対のガイドレール110b
4にそって移動し、その移動範囲は、ガイドレール11
0b4の両端に配設された規制部材110b5によって
規制されている。この切替台110b3上には、係止部
110b2及びスチール用シュート部110b1が配設
されており、切替台110b3と共に移動可能となって
いる。即ち、スチール用シュート部118bに係合した
まま係止部108b2に当接して停止されたバランスウ
エイトは、その状態を保持したまま切替台110b3と
共に移動される。
【0041】この切替台110b3は、ガイドレール1
10b4に沿って移動することにより、この切替台11
0b3上のスチール用シュート部110b1を、第3又
は第4シュート部122c、122dに連通させる。な
お、第3及び第4シュート部122c、122dは、第
5の架台10eの支持する傾斜部10e1’と同じ傾斜
度を有すると共に、この傾斜部10e1’に所定距離離
間して、これに平行となるように配置されており、か
つ、スチール用シュート部118aと、第3シュート部
122cとは、スチール用シュート部110b1によっ
て連通され一直線になる位置に配設されている。
【0042】この切換台110b3は、通常、図2に示
すようにその一端が上側の規制部材110b5に当接す
ることによって停止されており、切換台110b3上に
配設されたスチール用シュート部110b1は、スチー
ル用シュート部118bと第3シュート部122cに連
通され一直線となっており、また、この切換台110b
3がガイドレール110a4に沿って図2中下方向に移
動されその移動が下側の規制部材110b5に当接する
ことによって停止されると、切換台110b3上に配設
されるスチール用シュート部110b1は第4シュート
部122dに連通され一直線となる。
【0043】なお、この切換台110b3の図2中の上
下方向の移動は、スチール用測定部108aにより検出
されたバランスウエイトの重量に基づき行われる。即
ち、重量が23gであると検出されると、切換台110
b3は、スチール用シュート部110b1と第4シュー
ト部122dとを連通するように移動し、一方、重量が
63gであると検出されると、スチール用シュート部1
10b1と第3シュート部122cとはすでに連通され
ているので、切換台110b3は移動しない。
【0044】この様にバランスウエイトの重量に基づ
き、切換台110b3の移動が行われた後(即ち、スチ
ール用シュート部110b1と、第3または第4シュー
ト部122c、122dのいずれかとを連通させた
後)、係止部110b2からせりだした遮断板を元の状
態とにもどすと、停止されていたバランスウエイトは、
スチール用シュート部110b1から第3または第4シ
ュート部122c、122dに供給される。
【0045】分類機構110bによって、重量で第1乃
至第4シュート部に振り分けられたバランスウエイト
は、第1乃至第4シュート部のバランスウエイト搬送経
路途中に夫々配設された第1乃至第4シャッタ部120
に供給される。
【0046】第1乃至第4シャッタ部120は、夫々第
1乃至第4シュート部のバランスウエイト搬送経路途中
に設けられており、第1乃至第4シュート部122上に
次々に供給されるバランスウエイトを停止させ、次工程
に1個ずつ供給するためのものであり、シャッタ部10
7と同一構成のものであるので説明を省略する。
【0047】第1乃至第4シャッタ部120から夫々1
個づつ供給されるバランスウエイトは、第1乃至第4シ
ュート部122によって更に下方に搬送される。なお、
第1乃至第4シュート部122の先端部は、ピックアン
ドプレース装置114に向かって水平に所定長さ延出し
ており、第1乃至第4のバランスウエイトは、この水平
部で停止され、第1乃至第4シュート部122の水平部
に対応して配設される第1乃至第4シリンダピストン1
12により、この水平部に沿って所定のピックアップ位
置まで移動される。
【0048】この様にシリンダピストン112によって
所定のピックアップ位置まで移動された第1乃至第4の
バランスウエイトは、ピックアップアンドプレース装置
114によって、第4の架台10d上に配設された第1
乃至第4治具124まで移送される。
【0049】ピックアップアンドプレース装置114
は、第3の架台10c上に配設されており、水平、垂直
方向に移動可能なアーム114aを有しており、そのア
ーム114aの先端には、第1乃至第4シュート部12
2の水平部上の所定のピックアップ位置まで移動された
第1乃至第4のバランスウエイトを1個ずつ、その姿勢
を維持したまま把持するための平行チャック114bが
設けられている。このピックアンドプレース装置114
によって、ピックアップされるバランスウエイトは、第
1乃至第4のバランスウエイトに夫々対応して配設され
た第1乃至第4治具まで、移送され、常に一定の姿勢を
維持すると共に、ウエイト部の長手方向が互いに平行で
しかも各バランスウエイトの長手方向の中心を揃えて、
この中心が各治具の長手方向の中心と揃うようにして載
置される。
【0050】第1乃至第4治具124は、第3の架台1
0c上に配設されており、後述するカッティング装置2
00により、バランスウエイトのウエイト部の両端を切
断するため、バランスウエイトを載置するための台であ
る。この第1乃至第4治具124は、全て同じ構成であ
るので、第1治具124aを例にとってこの構成を説明
する。
【0051】第1治具124aは、上方に所定量延出し
て第3の架台10c上に配設されており先端に鉛直方向
に対して所定角度を保つ傾斜面124a1と、この傾斜
面124a1に対して所定角度を保って上方に延出す
る、バランスウエイトのクリップ部を係合させて載置す
るためのクリップ係合部124a2とを有する。この第
1治具124aの傾斜面124a2を有する先端部は、
さらに、所定間隔hで3分割されたバランスウエイト支
持部124a4を備えており、中央支持部124a5と
両端支持部124a6との間には夫々、凹部124a
7、124a7が形成され、この凹部124a7、12
4a7に丸鋸刃202a、202aが切込まれることに
なるので、後述するカッティング装置200によりバラ
ンスウエイトが切断されても第1治具は切断されない様
になっている。
【0052】なお、バランスウエイトのウエイト部の長
手方向の長さは、アルミ又はスチールによって、また、
重量によって異なるので、支持部128a4の間hは、
その長さに応じて変化させる必要がある(具体的には、
バランスウエイトの両端ぎりぎりの部分をバランスウエ
イト支持部124a4の両端支持部124a5で支持す
ると共に、中央部分を中央支持部124a6で支持する
ようにhを設定する。)。
【0053】この様に構成される第1乃至第4治具は、
その長手方向が、互いに平行で、しかも、各治具の長手
方向の中心を揃えて1列に配設されており、その配設間
隔は、後述するカッティング装置200によってバラン
スウエイトの切断を行う場合に、その切断されるバラン
スウエイトの載置される治具以外の治具にカッティング
装置200が干渉しない程度の距離を保って配設され
る。この第1乃至第4治具上に載置されるバランスウエ
イトも、そのウエイト部の長手方向が互いに平行で、し
かも、各バランスウエイトの中心を揃えて、この中心が
各治具の長手方向の中心と揃う位置関係となる(即ち、
中心が揃うように、ピックアンドプレース装置114に
よって載置される。)。
【0054】第1乃至第4治具上に夫々載置される第1
乃至第4バランスウエイトは、カッティング装置200
によって、図示しないタイヤホイールの不釣り合い量を
測定する釣り合い測定装置によって測定される不釣り合
い量と釣り合う重量になるようにウエイト部の両端が切
断される。以下このカッティング装置200を詳細に説
明する。
【0055】カッティング装置200は、基台201上
に配設されバランスウエイトの切断量を調整するための
幅決め機構206と、バランスウエイトを切断する切断
機構204と、切断されたバランスウエイトを支持する
クランプ機構208とを備えて構成される。
【0056】幅決め機構206は、切断機構204の移
動を鉛直方向にガイドする一対の鉛直方向ガイドレール
206a、206aと、この一対のガイドレール206
a、206aを夫々支持する一対のガイドレール支持台
206b、206bと、このガイドレール支持台206
b、206bの移動を、基台201の進行方向に対し垂
直な方向にガイドする一対の幅決め用ガイドレール20
6eと、回転することにより各ガイドレール支持台20
6bを幅決め用ガイドレール206eに沿って移動させ
るボールネジ206cと、このボールネジ206cを回
転駆動させるモータ206dとを備えている。
【0057】ガイドレール支持台206bは、鉛直方向
ガイドレール206aを支持するためのガイドレール支
持部206b1と、ボールネジ206cに螺合するため
の螺合部206b3と、幅決め用ガイドレール206e
に嵌合する嵌合部206b2とを備えている。
【0058】鉛直方向ガイドレール206aは、切断機
構204の移動を鉛直方向にガイドするためのものであ
って、ガイドレール支持部206b1によって、ガイド
レール支持台206bの基台201の移動方向前方に、
鉛直方向に延びるようその上端部が固着されている。
【0059】幅決め用ガイドレール206eは、ガイド
レール支持台206bの移動をガイドするためのもので
あって、基台201上に、この基台201の進行方向に
対し垂直に所定間隔で配設されており、これに各ガイド
レール支持台206bの嵌合部206b2が嵌合して、
この配設方向に移動可能となっている。
【0060】ボールネジ206cは、各ガイドレール支
持台206bを移動させるためのもので、互いに異なる
方向にネジが切られたボールネジ部206c1と、20
6c2と、これらを連結して互いの回転軸を一直線とす
る連結部材206c3とを有している。このボールネジ
206cは、モータ206dの回転力を無端ベルトを介
して、このボールネジ206cの一端に固着されたプー
リー206fに伝達することにより正逆自在に回転され
る。この両ボールネジ部206c1、206c2には、
夫々、ガイドレール支持台206bの螺合部206b
3、206b3が螺合しており、このボールネジ206
cが回転されることにより、ガイドレール支持台206
bは、幅決め用ガイドレール206eに沿って互いに接
近する方向に移動し、また、このボールネジ206cを
逆に回転させることにより、ガイドレール支持台206
bは、互いに離間する方向に移動する。なお、各ガイド
レール支持台206bの移動は、同量となるようにボー
ルネジ部206c1、c2のネジは切られている。
【0061】切断機構204は、幅決め機構206によ
って設定される切断幅でバランスウエイトのウエイト部
の長手方向の両端を切断し、このバランスウエイトを所
望の重量に調整するためのもので、一対の切断ユニット
202と、この一対の切断ユニット202を支持するL
Mガイド203aと、このLMガイドを鉛直方向に昇降
させるカッティング用シリンダ205とを備えている。
【0062】切断ユニット202は、バランスウエイト
の端を切断するための丸鋸刃202aと、この丸鋸刃2
02aを回転させるためのスピンドル202bと、この
スピンドル202bを回転駆動させるためのモータ20
2cと、スピンドル202b及びモータ202cを一体
として固定する固定具202dとを備えている。
【0063】スピンドル202bは、この主軸202b
1の先端に装着される丸鋸刃202aを回転させる為の
もので、この主軸202b1の他端に装着される。主軸
202b1に装着される丸鋸刃202aは、モータ20
2cの回転力を無端ベルトを介して、この主軸202b
1の他端に固着されたプーリー202b2に伝達するこ
とにより回転される。なお、スピンドル202bとモー
タ202cとは、固定具202dによって固着され切断
ユニット202とされる。
【0064】LMガイド203aは、切断ユニット20
2を支持するためのものであり、このLMガイド203
aは所定幅を有する板状物を、水平面203a1と鉛直
面203a2とが交互に出現し、その幅方向の断面形状
がW字形になるように90度ずつ折曲げて形成されてい
る。なお、このLMガイドの一端である鉛直面203a
2の水平面203a1がある側の面には、挿通部203
a3が基台201の進行方向に対し垂直な方向に延出す
る水平方向ガイドレール203a5に摺動可能に挿通さ
れるように固着されており、またこの裏面には、嵌合部
203a4が鉛直方向ガイドレール206aに摺動可能
に嵌合されるように固着されている。
【0065】水平方向ガイドレール203a5は、LM
ガイド203a、203aの挿通部203a3、203
aに連通してこれらを連結するもので、切断ユニット2
02を支持するLMガイド203a、203aの挿通部
203a3に、各LMガイド203a、203aの水平
面203a1と鉛直面203a2が、互いに平行に、か
つ、面一となるように挿通されている。この水平方向ガ
イドレール203a5の中央には、カッティング用シリ
ンダ205のピストンが装着されるピストン装着部20
3a5’が固着されている。なお、切断ユニット202
は、この挿通により、丸鋸刃202aが互いに平行に向
い合う様に、かつ、スピンドル202bが下側でモータ
202cが上側になるようにして各LMガイド203a
に支持されている。
【0066】水平方向ガイドレール203a5は、ピス
トン装着部203a5’において、基台201上に配設
され、切断ユニット202の上方まで延出するシリンダ
支持フレーム201aに支持されるカッティング用シリ
ンダ205の下側のピストンと接合されている。
【0067】このカッティング用シリンダ205は、上
下にピストンを有する空圧で駆動されるシリンダで、下
側のピストンで水平方向ガイドレール203a5とこれ
によって一体とされるLMガイド203a、203a及
びこれらに支持される切断ユニット202、202を鉛
直方向ガイドレール206aにそって移動させる。
【0068】また、上側のピストンには、ショックアブ
ソーバ支持フレーム205bが装着されており、この支
持フレーム205bには、2本のショックアブソーバ2
05aが鉛直下方向に向けて取付けられている。この2
本のショックアブソーバ205aは、水平方向ガイドレ
ール203a5とこれによって一体とされるLMガイド
203a、203a及びこれらに支持される切断ユニッ
ト202、202が下降するスピードを調整するように
なっている。
【0069】このショックアブソーバ205aの作用を
説明すると、制御装置20によって制御される空圧供給
装置22から空圧を供給されることによってカッティン
グ用シリンダ205は、このシリンダの下側のピストン
に装着される水平方向ガイドレール203a5とこれに
よって一体とされるLMガイド203a、203a及び
これらに支持される切断ユニット202、202を下方
に移動させると共に、上側のピストンに装着されるショ
ックアブソーバ支持フレーム205bも下方に移動させ
る。この下降動作に伴い、まず、ショックアブソーバ2
05aは、シリンダ支持フレーム201aに設けられた
突出部に当接する。その後、さらにカッティング用シリ
ンダ205を駆動し続けると、2本のショックアブソー
バ205a、205aによってその下降スピードが減少
するように調整され、この減少された下降スピードで、
回転する丸鋸刃202b1、202b1によってバラン
スウエイトを切断するものである。
【0070】水平方向ガイドレール203a5とこれに
よって一体とされるLMガイド203a、203a及び
これらに支持される切断ユニット202、202は、カ
ッティング用シリンダ205の下側ピストンを駆動する
ことにより、鉛直方向ガイドレール206aに沿って移
動する。即ち、切断ユニット202の備える丸鋸刃20
2a、202aも互いに平行を保って上下動することに
なり、丸鋸刃202aを回転させ、これを下降させるこ
とによってバランスウエイトの両端を切断することが可
能である。なお、水平方向ガイドレール203a5とこ
れによって一体とされる各LMガイド203a及びこれ
に支持される切断ユニット202は、鉛直方向補助ガイ
ド206a’によってもその移動がガイドされている。
【0071】また、幅決め機構206によってガイドレ
ール支持台206b、206bが移動されると、このガ
イドレール支持台206b、206bに支持される鉛直
方向ガイドレール206a、206aに嵌合部203a
4、203a4が嵌合するLMガイド203a、203
aは、水平方向ガイドレール203a5に沿ってガイド
されて移動し、これによって、このLMガイド203a
に支持される切断ユニット202の備える丸鋸刃202
aは、互いに平行を保ちながら、接近したり、離間した
りする。即ち、バランスウエイトの切断幅が調整可能と
なる。
【0072】クランプ機構208は、切断されるバラン
スウエイトをクランプするためのもので、治具124の
中央のバランスウエイト支持部の中央支持部124a6
にバランスウエイトを押しつけてクランプするためのク
ランプ部208aと、このクランプ部208aを鉛直方
向に昇降させるためのクランプ用シリンダ208bとを
備えている。
【0073】クランプ部208aは、先端に弾性部材を
装着しており、その他端は、シリンダ支持フレーム20
1aに支持される図8に示すように制御装置20によっ
て制御される空圧供給装置22から供給される空圧によ
って駆動されるクランプ用シリンダ208bのピストン
に接合しており、切断機構204によってバランスウエ
イトが切断される前に、このクランプ部208aの先端
の弾性部材と、治具の中央支持部124a6との間にバ
ランスウエイトをクランプし、バランスウエイト切断時
にこの治具上からバランスウエイトが落下しないように
するためのものである。
【0074】上述した様に構成されるカッティング装置
200は、基台201上に配設されており、この基台2
01は、長手方向が互いに平行でしかもその中心を揃え
て1列に配設されている第1乃至第4治具に向かって、
丸鋸刃202a、202aの回転面が治具の長手方向と
垂直になるように、かつ、丸鋸刃202aと丸鋸刃20
2aとの配設間隔の中央が治具の長手方向の中心に揃っ
て移動可能な様に、第4架台10d上に配設された一対
のカッティング装置用ガイドレール210にそって移動
する。即ち、基台201の進行方向と、治具の長手方向
とは直交しており、また、丸鋸刃202a、202aの
回転面と治具の長手方向とも直交しており、丸鋸刃20
2a、202aによって切断されるバランスウエイトの
両端部は同一量となり、その切断面は、基台201の進
行方向に平行になる。なお、基台201は、これの下部
に設けられた螺合部201bに螺合するボールネジ21
4aがモータ214bによって正逆回転されることによ
り往復移動する。
【0075】上述したようにカッティング装置200を
移動させ、バランスウエイトの両端を切断することによ
り、不釣り合い量と同等の重量のバランスウエイトを供
給することができる。
【0076】なお、上述した、モータ103、202
c、206d、214d、パーツフィーダー105、シ
ャッタ部107、測定部108、分類機構110、ピッ
クアンドプレース装置114、シャッタ部120、空圧
供給装置22、及び、油圧供給装置24は、図8にブロ
ック図として示すように、制御装置20によって制御さ
れる。
【0077】次に上述した構成を有するバランスウエイ
ト供給装置100の動作を以下に説明する。
【0078】アルミから形成される第1のバランスウエ
イト、第2のバランスウエイト、スチールから形成され
る第3のバランスウエイト、第4のバランスウエイト
は、作業者によって夫々、第1のウエイトホッパーコン
ベア102a、第2のウエイトホッパーコンベア102
b、第3のウエイトホッパーコンベア102c、第4の
ウエイトホッパーコンベア102dに供給される。各バ
ランスウエイトは、様々な姿勢で各コンベア上を搬送さ
れていき、これらバランスウエイトの姿勢を一定にする
ために、アルミから形成される第1及び第2のバランス
ウエイトは、アルミ用ホッパ104aを介してアルミ用
パーツフィーダー105aに供給され、また、スチール
から形成される第3及び第4のバランスウエイトは、ス
チール用ホッパ104bを介してスチール用パーツフィ
ーダー105bに供給される。
【0079】アルミ用パーツフィーダー105aによっ
て一定姿勢とされ、アルミ用シュート部118aにクリ
ップ部が係合された第1及び第2のバランスウエイト
は、自重によりアルミ用シュート部118a上を移動す
ることにより、次々にシャッタ部107aに供給され
る。次に、バランスウエイトの重量を検出するためにこ
のシャッタ部107から1個ずつ、アルミ用測定部10
8aに供給される。
【0080】アルミ用測定部108aでは、1個ずつバ
ランスウエイトの全長を検出し、その全長からその重量
を検出する。重量が検出された後、このバランスウエイ
トは、重量に応じた所定のシュート部122a、122
bに振り分けるべく、さらにアルミ用分類機構110a
に供給される。
【0081】アルミ用測定部108aで重量が63gと
検出されると、アルミ用シュート部110a1に係合
し、係止部110a2に当接することによって停止され
るバランスウエイトが載置される切替台110a3は、
ガイドレール110a4にそって、アルミ用シュート部
110a1と第1シュート部122aとを連通させるよ
うに移動し、遮断板をもとにもどしバランスウエイトを
第1シュート部122aに供給する。その後、切替台1
10a3は、もとの位置に戻る。一方、重量が23gで
あると検出されると、第2シュート部122bとアルミ
用シュート部110a1とは連通されているので切替台
110a3は、移動することなく、遮断板をもとにもど
しバランスウエイトを第2シュート部122bに供給す
る。
【0082】この様に重量が検出され、第1及び第2シ
ュート部122a、122bに振り分けられたバランス
ウエイトは、夫々、第1及び第2シュート部の水平部に
向かう途中に配設されたシャッタ部120a、120b
に次々に供給される。そしてこの各重量のバランスウエ
イトは、シャッタ部120a、120bから、1個ず
つ、第1及び第2シュート部122a、122bの夫々
の水平部に供給され停止する。
【0083】一方、スチール用パーツフィーダー105
bによって一定姿勢とされ、スチール用シュート部11
8bにクリップ部が係合された第3及び第4のバランス
ウエイトは、自重によりスチール用シュート部118b
上を移動することにより、次々に第1シャッタ部107
bに供給される。次に、バランスウエイトの重量を検出
するためにこの第1シャッタ部107bから1個ずつ、
スチール用測定部108bに供給される。
【0084】スチール用測定部108aでは、1個ずつ
バランスウエイトの全長を検出し、その全長からその重
量を検出する。重量が検出された後、このバランスウエ
イトは、重量に応じた所定のシュート部122c、12
2dに振り分けられるべく、さらにスチール用分類機構
110bに供給される。
【0085】スチール用測定部108bで重量が23g
と検出されると、スチール用シュート部110b1に係
合し、係止部110b2に当接することによって停止さ
れるバランスウエイトが載置される切替台110b3
は、ガイドレール110b4にそって、スチール用シュ
ート部110b1と第4シュート部122dとを連通さ
せるように移動し、遮断板を元の状態にもどし、バラン
スウエイトを第4シュート部122dに供給する。その
後、切替台110b3は、もとの位置に戻る。一方、重
量が63gであると検出されると、第3シュート部12
2cとスチール用シュート部110b1とは連通されて
いるので切替台110a3は、移動することなく遮断板
をもとにもどしバランスウエイトを第3シュート部12
2cに供給する。
【0086】この様に重量が検出され、第3及び第4シ
ュート部122c、122dに振り分けられたバランス
ウエイトは、夫々、第3及び第4シュート部の水平部に
向かう途中に配設されたシャッタ部120c、120d
に次々に供給される。そして各重量のバランスウエイト
は、シャッタ部120c、120dからは、1個ずつ、
第3及び第4シュート部122c、122dの夫々の水
平部に供給され停止する。
【0087】上述したように、第1乃至第4シュート部
122の水平部で停止した各バランスウエイトは、この
第1乃至第4シュート部122の水平部上を、各シリン
ダピストン112によって所定のピックアップ位置まで
移動される。
【0088】この様に第1乃至第4シュート部の夫々の
水平部の所定のピックアップ位置に一定姿勢で停止する
バランスウエイトは、ピックアンドプレース装置114
によって1個ずつ把持され、その姿勢を保ちつつ対応す
る治具まで移動され、その姿勢で治具のクリップ係合部
124a2にクリップ部が係合されることにより各治具
上に載置される。計4回この動作が繰り返され、第1乃
至第4治具には、夫々、第1乃至第4のバランスウエイ
トが所定姿勢で載置されることになる。
【0089】カッティング装置200は、タイヤホイー
ルの不釣り合い量を測定する図示しない釣り合い測定装
置によって測定される不釣り合い量から、どのバランス
ウエイトを切断するのかを判別し、判別したバランスウ
エイトを切断可能な位置まで移動する。
【0090】即ち、カッティング装置200は、釣り合
い測定装置によって測定したタイヤホイールがアルミホ
イールで、不釣り合い量が23g未満である場合には、
第2のバランスウエイトを切断可能な位置に移動し、測
定したタイヤホイールがアルミホイールで、不釣り合い
量が63g未満で、23gより多い場合は、第1のバラ
ンスウエイトの両端を切断可能な位置に移動し、また、
測定したタイヤホイールがスチールで、不釣り合い量が
23g未満である場合には、第4のバランスウエイトを
切断可能な位置に移動し、測定したタイヤホイールがス
チールホイールで、不釣り合い量が63g未満で、23
gより多い場合は、第3のバランスウエイトの両端を切
断可能な位置に移動する。また不釣り合い量が23g、
63gに等しい場合は、切断を行なわない。
【0091】そして、バランスウエイトを不釣り合い量
と等しくするために、切断するバランスウエイトの両端
の切断量は、幅決め機構206によって調整される。そ
の後丸鋸刃202a、202aは回転され、切断機構2
04を下降させることによってバランスウエイトのウエ
イト部両端は切断され、不釣り合い量と等しい重さとな
る。なおこの切断量は、幅決め機構のボールネジ206
cの回転によって定められるので、不釣り合い量と略等
しくすることが可能である。
【0092】この切断の際、上方からクランプ部208
aがクランプシリンダー208bによって下降してき、
治具の中央支持部124a6との間にバランスウエイト
をクランプしており、丸鋸刃202a、202aで両端
を切断してもその振動等で、バランスウエイトが治具上
から落下することがない。また、治具の先端部は、上述
したように、所定間隔hで3分割されたバランスウエイ
ト支持部124a4を備えている、即ち、中央支持部1
24a5と両端支持部124a6との間には夫々、凹部
124a7、124a7があり、この凹部124a7、
124a7に丸鋸刃202a、202aが切込まれるこ
とになるのでバランスウエイトが切断されても治具が切
断されることはない。
【0093】このようにして、ウエイト部の両端が切断
され、不釣り合い量と等しくされたバランスウエイト
は、バランスウエイトをタイヤホイールに装着するため
の図示しないバランスウエイト装着装置に、図示しない
ピックアンドプレース装置によって供給される。
【0094】使用されたバランスウエイトは、再び、ピ
ックアンドプレース装置114によって治具上に供給さ
れ、常に、治具上には、第1乃至第4のバランスウエイ
トが載置されることになる。
【0095】この発明は、上述した一実施例の構成に限
定されることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能である。
【0096】例えば、バランスウエイト供給装置100
で使用するバランスウエイトは、アルミから形成される
23gと63gの重量のものと、スチールから形成され
る23gと63gの重量のものであるように説明した
が、この発明はこのような構成に限定されることなく、
バランスウエイトをアルミ、スチール以外の金属で形成
してもよいし、その重量も23gと63gに限られるも
のではない。
【0097】また、バランスウエイト供給装置100で
は、2種類の重量を有するバランスウエイトのどちらか
を選択して切断するように説明したが、この発明はこの
様な構成に限定されることなく、1種類の重量を有する
バランスウエイトを不釣り合い量と釣り合わせるように
切断してもよいし、また、3種類以上の重量を有するバ
ランスウエイトを用意しておき、これらの中から選択し
たバランスウエイトを切断するように構成してもよい。
【0098】また、バランスウエイトは、パーツフィー
ダー105によって所定の姿勢にされ、この姿勢を保っ
て第1乃至第4シュート部122の水平部の所定のピッ
クアップ位置まで搬送され、ピックアンドプレース装置
114によって第1乃至第4治具124上に所定の姿勢
で載置されるように説明したが、この発明はこの様な構
成に限定されることなく、パーツフィーダー105によ
って所定の姿勢にされたバランスウエイトをその姿勢を
保たままピックアンドプレース装置114によって、直
接第1乃至第4治具上に載置するように構成してもよい
ものである。即ち、パーツフィーダによって所定の姿勢
とされ、重量によって分類されたバランスウエイトをそ
の姿勢を保ったまま、各種類及び重量に対応する第1乃
至第4治具124に載置できればよく、その途中の装置
は、どのような装置を用いても本願発明の効果には影響
しないものである。
【0099】また、バランスウエイトは、その長さによ
って重量が判別される様に説明したが、この発明はこの
様な構成に限定されることなく、直接重量を測定するよ
うにしてもよいし、また、重量によって異なる形状をバ
ランスウエイトに設けておきその形状を検知することに
よって重量を判別するようにしてもよい。
【0100】カッティング装置200は、基台201上
に配設されバランスウエイトの切断量を調整するための
幅決め機構206と、バランスウエイトを切断する切断
機構204と、切断されたバランスウエイトを支持する
クランプ機構208とを備えて構成されるように説明し
たが、この発明はこの様な構成に限定されることなく、
他の構成のカッティング装置を用いてもよく、要は、バ
ランスウエイトを任意量だけ切断できる装置であれば本
願発明の効果には影響しないものである。
【0101】また、カッティング装置200は、選択し
たバランスウエイトまで移動してこれを切断する様に説
明したが、この発明はこの様な構成に限定されることな
く、カッティング装置200を固定しておき、第1乃至
第4治具124をこのカッティング装置200に向けて
移動可能に配設することによって、選択されたバランス
ウエイトを切断するように構成してもよい。
【0102】また、バランスウエイトは、治具のクリッ
プ係合部124a2に係合することにより治具に載置さ
れるように説明したが、この発明はこの様な構成に限定
されることなく、治具の先端を凹状に形成しておき、こ
の凹部にバランスウエイトが載置されると共に、バラン
スウエイト支持部124a4によって支持されるように
構成してもよい。要は、治具上に所定姿勢で載置されれ
ばよいものである。
【0103】また、丸鋸刃202aによってバランスウ
エイトは切断される様に説明したが、この発明はこのよ
うな構成に限定されることなく、他の切断手段でもよ
い。
【0104】また、シリンダピストン112は、油圧シ
リンダであるように説明したが、この発明はこのような
構成に限定されることなく、空圧シリンダであってもよ
い。
【0105】また、カッティング用シリンダ205及び
クランプ用シリンダ208bは、空圧シリンダであるよ
うに説明したが、この発明はこのような構成に限定され
ることなく、油圧シリンダであってもよい。
【0106】
【発明の効果】以上詳述した様に、この発明に係るバラ
ンスウエイト供給装置を構成したことにより、予め準備
しておくバランスウエイトの種類を減らし、また、タイ
ヤホイールの不釣り合い量に近い正確なバランスウエイ
トの重さを達成することのできるバランスウエイト供給
装置を提供することが可能となった。
【0107】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るバランスウエイト供給装置の
構成を示す平面図である。
【図2】 図1に示すバランスウエイト供給装置を上か
らみた平面図である。
【図3】 図2に示す測定部108及び分類機構110
を取り出して説明する拡大図である。
【図4】 図1に示すバランスウエイト供給装置を側面
からみた平面図である。
【図5】 図4に示すカッティング装置200を取り出
して説明する拡大図である。
【図6】 幅決め機構206の構成を示す平面図であ
る。
【図7】 切断機構204の構成を示す平面図である。
【図8】 この発明に係るバランスウエイト供給装置の
制御を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 架台 10a 第1の架台 10b 第2の架台 10c 第3の架台 10d 第4の架台 10e 第5の架台 10e1 傾斜面 10e1’ 傾斜部 20 制御装置 22 空圧供給装置 24 油圧供給装置 100 バランスウエイト供給装置 102 コンベア 102a 第1のウエイトホッパーコンベア 102b 第2のウエイトホッパーコンベア 102c 第3のウエイトホッパーコンベア 102d 第4のウエイトホッパーコンベア 103 モータ 103a 第1のモータ 103b 第2のモータ 103c 第3のモータ 104d 第4のモータ 104 ホッパ 104a アルミ用ホッパ 104b スチール用ホッパ 105 パーツフィーダー 105a アルミ用パーツフィーダー 105b スチール用パーツフィーダー 106 チャック 106a チャック 106b チャック 107 シャッタ部 107a シャッタ部 107b シャッタ部 108 測定部 108a アルミ用測定部 108a1 係止部 108a2 フォトインタラプタ 108b スチール用測定部 108b1 係止部 108b2 フォトインタラプタ 110 分類機構 110a アルミ用分類機構 110a1 アルミ用シュート部 110a2 係止部 110a3 切替台 110a4 ガイドレール 110a5 規制部材 110b スチール用分類機構 110b1 スチール用シュート部 110b2 係止部 110b3 切替台 110b4 ガイドレール 110b5 規制部材 112 シリンダピストン 112a 第1シリンダピストン 112b 第2シリンダピストン 112c 第3シリンダピストン 112d 第4シリンダピストン 114 ピックアンドプレース装置 114a アーム 114b 平行チャック 118 シュート部 118a アルミ用シュート部 118b スチール用シュート部 120 シャッタ部 120a 第1シャッタ部 120b 第2シャッタ部 120c 第3シャッタ部 120d 第4シャッタ部 122 シュート部 122a 第1シュート部 122b 第2シュート部 122c 第3シュート部 122d 第4シュート部 124 治具 124a 第1治具 124a1 傾斜面 124a2 クリップ係合部 124a3 板状物 124a4 バランスウエイト支持部 124a5 両端支持部 124a6 中央支持部 124a7 凹部 124b 第2治具 124c 第3治具 124d 第4治具 200 カッティング装置 201 基台 201a シリンダ支持フレーム 201b 螺合部 204 切断機構 202 切断ユニット 202a 丸鋸刃 202b スピンドル 202b1 主軸 202b2 プーリー 202c モータ 202d 固定具 203a LMガイド 203a1 水平面 203a2 鉛直面 203a3 挿通部 203a4 嵌合部 203a5 水平方向ガイドレール 205 カッティング用シリンダ(空圧シリンダ) 205a ショックアブソーバ 205b アブソーバ支持フレーム 206 幅決め機構 206a 鉛直方向ガイドレール 206a’ 鉛直方向補助ガイド 206b ガイドレール支持台 206b1 ガイドレール支持部 206b2 嵌合部 206b3 螺合部 206b4 支持本体 206c ボールネジ 206c1 ボールネジ部 206c2 ボールネジ部 206c3 連結部材 206d モータ 206e 幅決め用ガイドレール 206f プーリー 208 クランプ機構 208a クランプ部 208b クランプ用シリンダ(空圧シリンダ) 214a ボールネジ 214b モータ 210 カッティング装置用ガイドレール
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また、この発明に係るバランスウエイト供
給装置は、請求項16の記載によれば、前記切断手段に
よって前記バランスウエイトを切断する際に、このバラ
ンスウエイトを固定するためのクランプ機構を具備する
事を特徴とする。また、この発明に係るバランスウエイ
ト供給装置は、請求項17の記載によれば、前記クラン
プ機構は、前記バランスウエイトを押さえる押圧部と、
この押圧部を昇降させる第3の油圧シリンダまたは第3
の空圧シリンダとを備え、前記押圧部を下降させて、こ
の押圧部の下端と、前記切断位置との間に前記バランス
ウエイトをクランプする事を特徴とする。また、この発
明に係るバランスウエイト供給装置は、請求項18の記
載によれば、前記切断位置には、切断されるバランスウ
エイトが係止される治具が配設され、この治具には、前
記両カッタ刃を夫々受ける2つの凹部が形成されている
事を特徴とする。また、この発明に係るバランスウエイ
ト供給装置は、請求項19の記載によれば、前記収納手
段は、ホッパであることを特徴とする。また、この発明
に係るバランスウエイト供給装置は、請求項20の記載
によれば、前記取り出し手段は、パーツフィーダーであ
ることを特徴とする。また、この発明に係るバランスウ
エイト供給装置は、請求項21の記載によれば、前記搬
送手段は、鉛直及び水平方向に移動可能なアームの先端
にバランスウエイトを所定の姿勢で把持するためのチャ
ックを備えており、前記チャックに把持したバランスウ
エイトを、前記切断位置に前記所定の姿勢を維持して搬
送するピックアンドプレース装置であることを特徴とす
る。また、この発明に係るバランスウエイト供給装置
は、請求項22の記載によれば、前記移送手段は、鉛直
及び水平方向に移動可能なアームの先端にバランスウエ
イトを所定の姿勢で把持するためのチャックを備えてお
り、前記チャックに把持したバランスウエイトを、前記
切断位置に前記所定の姿勢を維持して搬送するピックア
ンドプレース装置であることを特徴とする。また、この
発明に係るバランスウエイト供給装置は、請求項23の
記載によれば、前記カッタ刃は丸鋸刃であることを特徴
とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また、この発明に係るバランスウエイト切
断装置は、請求項24の記載によれば、タイヤホイール
に取り付けられるバランスウエイトを所望の重量となる
ように切断するためのバランスウエイト切断装置であっ
て、前記バランスウエイトの長手方向に沿って互いに離
接可能に設けられた一対のカッタ刃支持手段と、前記各
カッタ刃支持手段に、前記バランスウエイトの長手方向
と直交する面内で回転駆動可能に夫々支持された一対の
カッタ刃とを備え、前記一対のカッタ刃支持手段を前記
バランスウエイトの長手方向に沿って互いに離接させる
ことにより、切断後のバランスウエイトが前記所望の重
量となるよう調整するよう構成されていることを特徴と
する。また、この発明に係るバランスウエイト切断装置
は、請求項25の記載によれば、前記一対のカッタ刃支
持手段を、前記所望の重量に対応する離接間隔となるよ
う、前記バランスウエイトの長手方向に沿って互いに離
接させる離接手段を有することを特徴とする。また、こ
の発明に係るバランスウエイト切断装置は、請求項26
の記載によれば、前記一対のカッタ刃支持手段を、前記
バランスウエイトの長手方向と直交する方向に往復動さ
せる往復動手段を有することを特徴とする。また、この
発明に係るバランスウエイト切断装置は、請求項27の
記載によれば、前記一対のカッタ刃支持手段は、前記バ
ランスウエイトの長手方向に沿って延びる支軸上に、軸
方向摺動可能に支持されており、前記往復動手段は、前
記支軸を前記バランスウエイトの長手方向と直交する方
向に往復動させるよう構成されていることを特徴とす
る。また、この発明に係るバランスウエイト切断装置
は、請求項28の記載によれば、前記離接手段は、前記
支軸と平行に設置された回転軸上に該回転軸の回転方向
により互いに離反及び近接する方向に選択的に螺進する
よう螺合支持された一対の可動部材を有すると共に、該
可動部材の夫々にガイドレール部を前記支軸往復動方向
と平行に形成し、前記カッタ刃支持手段の夫々に前記ガ
イドレール部と相対摺動可能に係合するスライダ部を形
成したことを特徴とする。また、この発明に係るバラン
スウエイト切断装置は、請求項29の記載によれば、前
記往復動手段は、一端を前記支軸に固定された第1のピ
ストンロッドと該第一のピストンロッドの他端に対して
往復動する第2のピストンロッドを備えたピストンシリ
ンダから構成され、前記第2のピストンロッドにはショ
ックアブソーバが設置されていることを特徴とする。ま
た、この発明に係るバランスウエイト切断装置は、請求
項30の記載によれば、前記バランスウエイトを切断す
る位置には、前記バランスウエイトを係止する係止治具
が配設され、該係止治具には、前記一対のカッタ刃を夫
々受ける2つの凹部が形成されていると共に、前記バラ
ンスウエイトを押さえる押圧部と、該押圧部を昇降させ
る昇降シリンダとを有するバランスウエイトクランプ機
構を更に備え、前記押圧部を下降させて、この押圧部の
下端と、前記係止治具との間に前記バランスウエイトを
クランプすることを特徴とする。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤホイールに取り付けられるバランス
    ウエイトを最適な重量に調整して供給するバランスウエ
    イト供給装置であって、 所定の重量を有するバランスウエイトを収納する収納手
    段と、 この収納手段に収納されたバランスウエイトを所定の姿
    勢で一個づつ取り出す取り出し手段と、 この取り出し手段で取り出されたバランスウエイトを前
    記所定の姿勢を維持して切断位置まで搬送する搬送手段
    と、 この搬送手段で前記切断位置まで搬送されたバランスウ
    エイトを、これが取り付けられるタイヤホイールのアン
    バランス重量を補償する重量になる様に切断する切断手
    段とを具備する事を特徴とするバランスウエイト供給装
    置。
  2. 【請求項2】タイヤホイールに取り付けられるバランス
    ウエイトを最適な重量に調整して供給するバランスウエ
    イト供給装置であって、 少なくとも2種類の重量を有するバランスウエイトを一
    括して収納する収納手段と、 この収納手段に収納されたバランスウエイトを所定の姿
    勢で一個づつ取り出す取り出し手段と、 取り出し手段で取り出されたバランスウエイトの重量を
    検出する重量検出手段と、 この重量検出手段で検出された重量に応じて、前記バラ
    ンスウエイトを分類する分類手段と、 この分類手段で分類されたバランスウエイトを夫々に対
    応する切断位置まで搬送する少なくとも2つの搬送手段
    と、 前記各切断位置に移動可能に配設され、各々の切断位置
    まで搬送されたバランスウエイトを、これが取り付けら
    れるタイヤホイールのアンバランス重量を補償する重量
    になる様に切断する切断手段とを具備する事を特徴とす
    るバランスウエイト供給装置。
  3. 【請求項3】タイヤホイールに取り付けられるバランス
    ウエイトを最適な重量に調整して供給するバランスウエ
    イト供給装置であって、 第1の重量を有する第1の材質の第1のバランスウエイ
    トを搬送する第1の搬送手段と、 第2の重量を有する前記第1の材質の第2のバランスウ
    エイトを搬送する第2の搬送手段と、 前記第1の重量を有する第2の材質の第3のバランスウ
    エイトを搬送する第3の搬送手段と、 前記第2の重量を有する前記第2の材質の第4のバラン
    スウエイトを搬送する第4の搬送手段と、 前記第1及び第2の搬送手段で搬送されてきた第1及び
    第2のバランスウエイトを一括して収納する第1の収納
    手段と、 前記第3及び第4の搬送手段で搬送されてきた第3及び
    第4のバランスウエイトを一括して収納する第2の収納
    手段と、 前記第1の収納手段に収納された第1及び第2のバラン
    スウエイトを所定の姿勢で一個ずつ取り出す第1の取り
    出し手段と、 前記第2の収納手段に収納された第3及び第4のバラン
    スウエイトを所定の姿勢で一個ずつ取り出す第2の取り
    出し手段と、 前記第1の取り出し手段で取り出されたバランスウエイ
    トの重量を検出する第1の重量検出手段と、 前記第2の取り出し手段で取り出されたバランスウエイ
    トの重量を検出する第2の重量検出手段と、 第1の重量検出手段で検出された重量に応じて、前記バ
    ランスウエイトを第1及び第2のバランスウエイトに分
    類する第1の分類手段と、 第2の重量検出手段で検出された重量に応じて、前記バ
    ランスウエイトを第3及び第4のバランスウエイトに分
    類する第2の分類手段と、 前記第1の分類手段で分類された第1のバランスウエイ
    トを前記所定の姿勢を維持させた状態で搬送する第5の
    搬送手段と、 前記第1の分類手段で分類された第2のバランスウエイ
    トを前記所定の姿勢を維持させた状態で搬送する第6の
    搬送手段と、 前記第2の分類手段で分類された第3のバランスウエイ
    トを前記所定の姿勢を維持させた状態で搬送する第7の
    搬送手段と、 前記第2の分類手段で分類された第4のバランスウエイ
    トを前記所定の姿勢を維持させた状態で搬送する第8の
    搬送手段と、 前記第5乃至第8の搬送手段の終端に夫々もたらされた
    第1乃至第4のバランスウエイトを選択的にピックアッ
    プし、これら第1乃至第4のバランスウエイトに夫々対
    応して配設された第1乃至第4の切断位置に前記所定の
    姿勢で載置させる移送手段と、 前記第1乃至第4の切断位置に移動可能に配設され、各
    々の切断位置まで搬送されたバランスウエイトを、これ
    が取り付けられるタイヤホイールのアンバランス重量を
    補償する重量になる様に切断する切断手段とを具備する
    事を特徴とするバランスウエイト供給装置。
  4. 【請求項4】前記バランスウエイトは、重量に応じてそ
    の長さが異なる様に構成され、 前記重量検出手段は、バランスウエイトの長さに基づ
    き、その重量を検出する事を特徴とする請求項2又は3
    に記載のバランスウエイト供給装置。
  5. 【請求項5】前記重量検出手段は、バランスウエイトの
    重量を計測することにより、その重量を検出する事を特
    徴とする請求項2又は3に記載のバランスウエイト供給
    装置。
  6. 【請求項6】前記切断手段は、フレームと、このフレー
    ムに前記バランスウエイトの長手方向に沿って互いに離
    接可能に設けられた2枚のカッタ刃と、夫々のカッタ刃
    を回転駆動する2台の駆動モータとを備え、 前記各カッタ刃は、前記バランスウエイトの長手方向に
    直交する面内で回転駆動され、 両カッタ刃の間隔は、この切断手段により切断されるバ
    ランスウエイトの重量が、これが取り付けられるタイヤ
    ホイールのアンバランス重量を補償する重量となる様に
    設定される事を特徴とする請求項1、2又は3に記載の
    バランスウエイト供給装置。
  7. 【請求項7】前記カッタ刃の間隔は、前記フレームを移
    動させることにより設定する事を特徴とする請求項6に
    記載のバランスウエイト供給装置。
  8. 【請求項8】前記フレームは、第1のボールネジを回転
    させることによって移動することを特徴とする請求項7
    に記載のバランスウエイト供給装置。
  9. 【請求項9】前記第1のボールネジは第1のモータによ
    って回転されることを特徴とする請求項8に記載のバラ
    ンスウエイト供給装置。
  10. 【請求項10】前記切断手段は、昇降手段によって鉛直
    方向に移動されることを特徴とする請求項1、2又は3
    に記載のバランスウエイト供給装置。
  11. 【請求項11】前記昇降手段は上下にピストンを有する
    油圧シリンダまたは空圧シリンダを備えることを特徴と
    する請求項10に記載のバランスウエイト供給装置。
  12. 【請求項12】前記下側のピストンには前記切断手段が
    固着され、前記上側のピストンには、前記下側ピストン
    による前記切断手段の下降時の移動速度を調整する速度
    調整手段が固着されることを特徴とする請求項11に記
    載のバランスウエイト供給装置。
  13. 【請求項13】前記速度調整手段は、ショックアブソー
    バであることを特徴とする請求項12に記載のバランス
    ウエイト供給装置。
  14. 【請求項14】前記切断手段は、前記フレームを、前記
    バランスウエイトの長手方向に直交する方向に沿って進
    退駆動する移動手段を備え、 前記バランスウエイトは、前記フレームを該バランスウ
    エイトに近接する方向に移動する事により、その両端を
    切断される事を特徴とする請求項2又は3に記載のバラ
    ンスウエイト供給装置。
  15. 【請求項15】前記移動手段は、第2のボールネジとこ
    れを回転させる第2のモータであることを特徴とする請
    求項14に記載のバランスウエイト供給装置。
  16. 【請求項16】前記切断手段によって前記バランスウエ
    イトを切断する際に、このバランスウエイトを固定する
    ためのクランプ機構を具備する事を特徴とする請求項
    1、2及び3に記載のバランスウエイト供給装置。
  17. 【請求項17】前記クランプ機構は、前記バランスウエ
    イトを押さえる押圧部と、この押圧部を昇降させる第3
    の油圧シリンダまたは第3の空圧シリンダとを備え、 前記押圧部を下降させて、この押圧部の下端と、前記切
    断位置との間に前記バランスウエイトをクランプする事
    を特徴とする請求項16に記載のバランスウエイト供給
    装置。
  18. 【請求項18】前記切断位置には、切断されるバランス
    ウエイトが係止される治具が配設され、 この治具には、前記両カッタ刃を夫々受ける2つの凹部
    が形成されている事を特徴とする請求項1、2又は3に
    記載のバランスウエイト供給装置。
  19. 【請求項19】前記収納手段は、ホッパであることを特
    徴とする請求項1、2又は3に記載のバランスウエイト
    供給装置。
  20. 【請求項20】前記取り出し手段は、パーツフィーダー
    であることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のバ
    ランスウエイト供給装置。
  21. 【請求項21】前記搬送手段は、鉛直及び水平方向に移
    動可能なアームの先端にバランスウエイトを所定の姿勢
    で把持するためのチャックを備えており、 前記チャックに把持したバランスウエイトを、前記切断
    位置に前記所定の姿勢を維持して搬送するピックアンド
    プレース装置であることを特徴とする請求項2に記載の
    バランスウエイト供給装置。
  22. 【請求項22】前記移送手段は、鉛直及び水平方向に移
    動可能なアームの先端にバランスウエイトを所定の姿勢
    で把持するためのチャックを備えており、 前記チャックに把持したバランスウエイトを、前記切断
    位置に前記所定の姿勢を維持して搬送するピックアンド
    プレース装置であることを特徴とする請求項3に記載の
    バランスウエイト供給装置。
  23. 【請求項23】前記カッタ刃は丸鋸刃であることを特徴
    とする請求項6に記載のバランスウエイト供給装置。
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