JPH07119879A - ホース金具のカシメ冶具 - Google Patents
ホース金具のカシメ冶具Info
- Publication number
- JPH07119879A JPH07119879A JP5287532A JP28753293A JPH07119879A JP H07119879 A JPH07119879 A JP H07119879A JP 5287532 A JP5287532 A JP 5287532A JP 28753293 A JP28753293 A JP 28753293A JP H07119879 A JPH07119879 A JP H07119879A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal fitting
- collet
- taper
- jig
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 ホースまたは管などの端部に取付ける接続具
の取付手段に関するもので、前記接続具を前記部材に固
着するためのカシメ冶具に関する。 【構成】 ホース類端部に取付けた内筒金具４の内部に
コレット状のカシメ冶具を挿入し、この冶具に挿嵌され
ているテーパロッド２を作動して前記した内筒金具に凸
凹条１３を型押してホース類端部に接続金具５を取付け
る。 【効果】 現場施行が行なえ、しかも確実な組付けが行
えるばかりでなく、組付後の接続金具による流体による
流動抵抗を生じさせないものである。
の取付手段に関するもので、前記接続具を前記部材に固
着するためのカシメ冶具に関する。 【構成】 ホース類端部に取付けた内筒金具４の内部に
コレット状のカシメ冶具を挿入し、この冶具に挿嵌され
ているテーパロッド２を作動して前記した内筒金具に凸
凹条１３を型押してホース類端部に接続金具５を取付け
る。 【効果】 現場施行が行なえ、しかも確実な組付けが行
えるばかりでなく、組付後の接続金具による流体による
流動抵抗を生じさせないものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は配管・配線等に使用す
るホース，チューブ，パイプ等の端末部に取付ける接続
金具を前記各部材に取付けるためのホース金具のカシメ
冶具に関する。
るホース，チューブ，パイプ等の端末部に取付ける接続
金具を前記各部材に取付けるためのホース金具のカシメ
冶具に関する。
【０００２】
【従来の技術】接続金具をホース類の端部に取付ける手
段としては、パイプ又はパイプに段状の抜止め溝を設け
たパイプをホース類の内径部に挿入して、ホース類の外
部より針金又は金属バンドで締付ける方法とか、あるい
は加工された金具（金属・樹脂等）を、ホース類にネジ
で締付けてとめる方法などがあった。このほかホース類
に金属製の金具の外筒と内筒をセットし外筒を高圧のプ
レス機でカシメ付ける工場内加工方法があった。
段としては、パイプ又はパイプに段状の抜止め溝を設け
たパイプをホース類の内径部に挿入して、ホース類の外
部より針金又は金属バンドで締付ける方法とか、あるい
は加工された金具（金属・樹脂等）を、ホース類にネジ
で締付けてとめる方法などがあった。このほかホース類
に金属製の金具の外筒と内筒をセットし外筒を高圧のプ
レス機でカシメ付ける工場内加工方法があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の取付手
段のうち、針金や金属バンドで締付ける方式は確実性に
とぼしく、外れやすい欠点があり、また金属金具の外筒
プレス機でカシメ付ける方法は確実で有効であるが、高
価な設備を要し、工場内加工のみ可能で、その上ホース
類の長さも定尺に限定される欠点があった。また金具外
筒を高圧でカシメ付するために、内筒の耐圧力強度が要
求され、肉厚を厚くする必要があり、内筒の内径を小さ
く作らなければならなかった。そのために、接続部の流
動抵抗が増大し機能上の障害をしばしば生じさせた。
段のうち、針金や金属バンドで締付ける方式は確実性に
とぼしく、外れやすい欠点があり、また金属金具の外筒
プレス機でカシメ付ける方法は確実で有効であるが、高
価な設備を要し、工場内加工のみ可能で、その上ホース
類の長さも定尺に限定される欠点があった。また金具外
筒を高圧でカシメ付するために、内筒の耐圧力強度が要
求され、肉厚を厚くする必要があり、内筒の内径を小さ
く作らなければならなかった。そのために、接続部の流
動抵抗が増大し機能上の障害をしばしば生じさせた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は接続金具の内
筒の内部にコレット状のカシメ冶具を挿入して、内側の
テーパロッドに力を加えて移動させ、コレット状のカシ
メ冶具を押し広げ、膨らませながら内側からカシメ付す
るものであり、ホース類の内径を減少させることがない
ので、流動抵抗を生じさせない利点がある。
筒の内部にコレット状のカシメ冶具を挿入して、内側の
テーパロッドに力を加えて移動させ、コレット状のカシ
メ冶具を押し広げ、膨らませながら内側からカシメ付す
るものであり、ホース類の内径を減少させることがない
ので、流動抵抗を生じさせない利点がある。
【０００５】テーパロッドを移動させる方法としては、
ハンドプレステコ・トグル・カム・スクリュー・エアー
シリンダー・油圧シリンダー等、種々考えられるが、カ
シメ付に大きな力を要しないので、簡単なポータブルタ
イプのハンドプレス等を使って作業現場で容易に組付す
ることが可能であり、ホース類の長さも自由に選択出来
る利点がある。
ハンドプレステコ・トグル・カム・スクリュー・エアー
シリンダー・油圧シリンダー等、種々考えられるが、カ
シメ付に大きな力を要しないので、簡単なポータブルタ
イプのハンドプレス等を使って作業現場で容易に組付す
ることが可能であり、ホース類の長さも自由に選択出来
る利点がある。
【０００６】
【作用】ホース類に接続金具が安全で安価で容易にしか
も確実に組付出来る。
も確実に組付出来る。
【０００７】
【実施例】カシメ冶具１０は図１に示すように、コレッ
ト状型押具１とテーパロッド２とで構成されており、こ
のカシメ冶具１０でカシメられるホース金具２０は、図
２に示すように外筒金具３，内筒金具４および接続金具
５とで構成されている。型押具１は基部１１以外のテー
パを複数片のコレット部１２として形成されており、し
かもこのコレット部の先端部には複数個の凸凹条（また
は凸凹の連結条）１３が設けられている。
ト状型押具１とテーパロッド２とで構成されており、こ
のカシメ冶具１０でカシメられるホース金具２０は、図
２に示すように外筒金具３，内筒金具４および接続金具
５とで構成されている。型押具１は基部１１以外のテー
パを複数片のコレット部１２として形成されており、し
かもこのコレット部の先端部には複数個の凸凹条（また
は凸凹の連結条）１３が設けられている。
【０００８】テーパロッド２は前記した型押具１に挿着
されたコレット部１２を外方に拡開するもので、ロッド
基部２１とテーパ杆２２とで構成されている。外筒金具
３は筒部３１に複数個の凸凹条３２（または凸凹の連結
条）が形成されている。内筒金具４は接続金具５に回転
可能に連結される頭部４１と、中空筒部４２とで形成さ
れている。
されたコレット部１２を外方に拡開するもので、ロッド
基部２１とテーパ杆２２とで構成されている。外筒金具
３は筒部３１に複数個の凸凹条３２（または凸凹の連結
条）が形成されている。内筒金具４は接続金具５に回転
可能に連結される頭部４１と、中空筒部４２とで形成さ
れている。
【０００９】ホース金具２０のカシメ手段を図３および
図４により説明すれば次のとおりである。図３で示すよ
うに、ホース６の開口部端部６１はあらかじめ外筒金具
３の筒部３１内に装着されており、この状態のホース開
口部内に接続金具付きの内筒金具４の中空筒部４２を挿
入しておく。
図４により説明すれば次のとおりである。図３で示すよ
うに、ホース６の開口部端部６１はあらかじめ外筒金具
３の筒部３１内に装着されており、この状態のホース開
口部内に接続金具付きの内筒金具４の中空筒部４２を挿
入しておく。
【００１０】この状態で、型押具１のコレット部１２の
凸凹条部１３が外筒金具３の凸凹条部３２に対向するよ
うにカシメ冶具１０をセットする。この状態で、図４に
示すようにテーパロッド２のロッド基部２１を矢印方向
に押込めばテーパ杆２２によって、コレット部１２は放
射方向に拡開され、同図のように内筒金具の中空筒部４
２には凸凹条４３が形成され、ホース６の開口端部には
前記したホース金具２０が締結される。
凸凹条部１３が外筒金具３の凸凹条部３２に対向するよ
うにカシメ冶具１０をセットする。この状態で、図４に
示すようにテーパロッド２のロッド基部２１を矢印方向
に押込めばテーパ杆２２によって、コレット部１２は放
射方向に拡開され、同図のように内筒金具の中空筒部４
２には凸凹条４３が形成され、ホース６の開口端部には
前記したホース金具２０が締結される。
【００１１】〔他の実施例〕図５，図６に他の実施例の
使用状態の説明図が示されており、この実施例の場合
は、前記した実施例におけるコレット部１２とテーパ杆
２２のテーパ方向を反対方向に形成したもので、内筒金
具４をホース６に締結する場合にはテーパロッドを矢印
方向に引張るようにして行うものである。
使用状態の説明図が示されており、この実施例の場合
は、前記した実施例におけるコレット部１２とテーパ杆
２２のテーパ方向を反対方向に形成したもので、内筒金
具４をホース６に締結する場合にはテーパロッドを矢印
方向に引張るようにして行うものである。
【００１２】
【発明の効果】この発明はホース類の端部に接続金具を
接続する方法として、現場施行が行えしかも安全で、安
価で安易にしかも確実に組付が出来・流動抵抗を生じさ
せないものである。
接続する方法として、現場施行が行えしかも安全で、安
価で安易にしかも確実に組付が出来・流動抵抗を生じさ
せないものである。
【図１】コレット状カシメ冶具とテーパロッドの断面図
である。
である。
【図２】ホース類に接続金具を組込んだ断面図である。
【図３（ａ）】実施例の使用状態の説明図で、コレット
状冶具に接続金具を組込んだホース類を嵌込んだ断面図
である。
状冶具に接続金具を組込んだホース類を嵌込んだ断面図
である。
【図３（ｂ）】実施例の使用状態の説明図で、コレット
状冶具の横断面図である（カシメ前の状態）。
状冶具の横断面図である（カシメ前の状態）。
【図４（ａ）】実施例の使用状態の説明図で、テーパロ
ッドに力を加えて移動させ、コレット状のカシメ冶具を
内側から押広げ膨らませながらカシメ付けた状態の断面
図である。
ッドに力を加えて移動させ、コレット状のカシメ冶具を
内側から押広げ膨らませながらカシメ付けた状態の断面
図である。
【図４（ｂ）】実施例の使用状態の説明図で、コレット
状冶具の横断面図である（カシメ後の状態）。
状冶具の横断面図である（カシメ後の状態）。
【図５（ａ）】図３（ａ）と同作用であるがテーパロッ
ドの作動方向の異なる断面図である。
ドの作動方向の異なる断面図である。
【図５（ｂ）】図３（ｂ）と同作用であるがテーパロッ
ドの作動方向の異なる断面図である。
ドの作動方向の異なる断面図である。
【符号の説明】 １ コレット状型押具 ２ テーパロッド ３ 外筒金具 ４ 内筒金具 ５ 接続金具 １１ 基部 １２ コレット部 １３ 凸凹条 ２１ ロッド基部 ２２ テーパ杆 ４２ 中空筒部 ４３ 凸凹条
Claims (1)
- 【請求項１】 コレット状型押具とテーパロッドとで構
成したホース金具のカシメ冶具において、コレット状型
押具を複数片のコレット部とこのコレット部の先端部に
複数個の凸凹条を形成し、テーパロッドをロッド基部と
前記したコレット部内に嵌挿されるテーパ杆とで形成さ
れるようにしたことを特徴とするホース金具のカシメ冶
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5287532A JPH07119879A (ja) | 1993-10-23 | 1993-10-23 | ホース金具のカシメ冶具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5287532A JPH07119879A (ja) | 1993-10-23 | 1993-10-23 | ホース金具のカシメ冶具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07119879A true JPH07119879A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17718562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5287532A Pending JPH07119879A (ja) | 1993-10-23 | 1993-10-23 | ホース金具のカシメ冶具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07119879A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016053594A (ja) * | 2012-09-20 | 2016-04-14 | 日本特殊陶業株式会社 | ノッキングセンサ |
-
1993
- 1993-10-23 JP JP5287532A patent/JPH07119879A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016053594A (ja) * | 2012-09-20 | 2016-04-14 | 日本特殊陶業株式会社 | ノッキングセンサ |
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