JPH0711965A - 回転電機付タ−ボチャ−ジャの制御装置 - Google Patents

回転電機付タ−ボチャ−ジャの制御装置

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Publication number
JPH0711965A
JPH0711965A JP17474493A JP17474493A JPH0711965A JP H0711965 A JPH0711965 A JP H0711965A JP 17474493 A JP17474493 A JP 17474493A JP 17474493 A JP17474493 A JP 17474493A JP H0711965 A JPH0711965 A JP H0711965A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric machine
turbocharger
boost pressure
rotating electric
engine
Prior art date
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Pending
Application number
JP17474493A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Fukada
深田隆文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
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Publication of JPH0711965A publication Critical patent/JPH0711965A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】タ−ビン軸に回転電機を設けたタ−ボチャ−ジ
ャを備えた車両の発進時に、電動機運転の駆動初期は大
電流を通電してブ−スト圧を急上昇させ、応答性を改善
する。 【構成】回転電機3を有するタ−ボチャ−ジャ2をエン
ジン1に装着させ、車両の発進時にはバッテリ4からの
直流を交流電力に変換する電力変換器41に対してコン
トロ−ラ5から指令して、ブ−スト圧センサ14からの
ブ−スト圧値が急上昇するように、回転電機3へは最大
電力を供給してブ−スト圧の立上りを改善し、車両の加
速性を良好にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタ−ボチャ−ジャに回転
電機を取付け、その電動駆動によりエンジンへの過給気
圧を増大させ、エンジン出力の増大を図る回転電機付タ
−ボチャ−ジャの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの排気エネルギ−を利用して吸
気を加圧するタ−ボチャ−ジャが広く利用されており、
この種のタ−ボチャ−ジャのタ−ビン軸に回転電機を取
付け、エンジンの運転状態に応じ電動駆動あるいは発電
作動させ、過給気圧の増大あるいは排気エネルギ−の電
力回生が行われている。
【0003】このようにタ−ボチャ−ジャに回転電機を
取付けて電動駆動による過給気圧を付勢する提案として
は、例えばエンジン回転数とアクセルペダル踏込量とに
基づいてエンジンの急加速状態に適応するブ−スト圧に
する回転電機付タ−ボチャ−ジャの制御装置が特開昭6
3−302131号公報に示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の公開公報に示さ
れた制御装置はエンジン回転数とアクセルペダル踏込量
とから算出したブ−スト圧とするように電動駆動の回転
電機の過給圧付勢によって行っているが、回転電機のオ
フ状態からオンにする場合、ブ−スト圧の立上りに図5
に示すように時間を要し、この間の時間がアクセルペダ
ル踏込みからの応答の遅延となるという問題がある。
【0005】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的はエンジンを加速させる際のブ−
スト圧の急上昇させる場合、回転電機への供給電力を最
大に制限し、応答性を向上させようとする回転電機付タ
−ボチャ−ジャの制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明によれば、タ−ビン軸に回転電機を設けたタ
−ボチャ−ジャを搭載した車両の加速時に、該回転電機
の電動駆動によりブ−スト圧を上昇させる回転電機付タ
−ボチャ−ジャの制御装置において、前記の電動駆動の
初期通電はブ−スト圧が所望値に到達するまで最大電流
を供給する回転電機付タ−ボチャ−ジャの制御装置が提
供される。
【0007】
【作用】タ−ボチャ−ジャに取付けた回転電機への供給
電力を発進時には最大値に所定時間通電するので、コン
プレッサが急加速されてブ−スト圧も急上昇し、アクセ
ルペダルの踏込みに対する応答性が良好となる。
【0008】
【実施例】つぎに本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図1は本発明にかかる回転電機付タ−
ボチャ−ジャの制御装置の一実施例を示す構成ブロック
図である。
【0009】同図における1はエンジンであり、その排
気管11と吸気管12とにはタ−ボチャ−ジャ2が連結
され、排気管11を介する排気ガスによりタ−ビン軸2
1が回転駆動されると、タ−ビン軸22に取付けられた
コンプレッサ23が回転し、その圧気作動によって吸気
管12から過給気として圧気がエンジン1に送気され
る。
【0010】3はタ−ビン軸22に設けられた回転電機
で、エンジン1の運転状態に応じて電動または発電作動
するものである。そして、発進時にてエンジン1のトル
クアップを要する場合はバッテリ4からの電力が電力変
換器41を介して後述のような所定の電力として供給さ
れると、電動作動の回転電機3は力行してコンプレッサ
23の圧気作動を付勢し、エンジン1への吸気圧を急上
昇させてエンジントルクを上昇させ、応答性のよい発進
が行われるものである。なお、エンジン1の中高速時で
排気エネルギ−に余裕のあるときは発電作動し、余剰の
排気エネルギ−を電力に回収してバッテリ4の充電用電
力に供することも自在である。
【0011】電力変換器41は回転電機3の電動または
発電作動に対応するため、バッテリ4からの直流を昇圧
するコンバ−タや、昇圧した直流を交流に変換するイン
バ−タを有する他、発電作動時の交流出力をバッテリ4
の充電用に変換する整流器やレギュレ−タなどを備え、
このような変換用の指令はコントロ−ラ5から発せられ
る。
【0012】コントロ−ラ5はマイクロコンピュ−タか
らなり、演算処理を行う中央制御装置、演算処理手順や
制御手順などを格納する各種メモリ、入/出力ポ−トな
どを備え、入力ポ−トにはエンジン回転センサ15やブ
−スト圧センサ14、アクセルペダルセンサ51などか
らの信号が導かれている。
【0013】そして、入力された信号に応じて所定の演
算や処理が行われて電力変換器41に指令が発せられる
が、本実施例では図2(A)に示す回路ブロック図や図
2(B)の回路のような電動駆動初期の電力投入回路を
有しているため、回転電機3の駆動初期には一定時間最
大電力を供給し、回転電機3に最大トルクを発生させて
コンプレッサ23の回転を急上昇させ、その後は算出し
た電力に戻って通電するような指令を発するように構成
されている。
【0014】つぎにこのように構成された本実施例の作
動を説明すると、エンジン回転センサ15、アクセルペ
ダルセンサ51の信号や変速機、ブレ−キなどの状態か
ら車両の発進が検知されると、電力変換器41に対して
バッテリ4からの直流電力を所定周波数の交流に変換し
て電動駆動する指令が発せられる。そしてこの場合、図
3に示すように駆動初期には所定時間の最大電流を通電
し、その後は算出した電流を供給するように指令する。
【0015】このため、回転電機3の回転は急上昇して
コンプレッサ23を駆動することになり、この圧気作動
にてブ−スト圧も図3の破線のように急上昇し、その後
は電流が減ぜられてもブ−スト圧は高い圧力に保持され
る。したがって急上昇したブ−スト圧が供給されるエン
ジン1は発進時の応答性が改善され、力強い加速が行わ
れることになる。
【0016】以上、本発明を上述の実施例によって説明
したが、本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であ
り、これらの変形を本発明の範囲から排除するものでは
ない。
【0017】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、車両の発
進時にて回転電機の電動駆動によりタ−ボチャ−ジャの
過給作動を助勢する場合、電動機運転の初期にブ−スト
圧が所定値に達するまでの時間は最大電力を供給して回
転数を急上昇させるので、ブ−スト圧も短時間で急上昇
するため、アクセルペダルの踏込みに対しての応答性が
向上し、出足のよい発進が行われるという効果がある。
【0018】なお図4(A)は本実施例における発進時
のインバ−タへの電流、ブ−スト圧、加速度、車速など
を示す曲線図であり、図4(B)は従来の場合の上記の
それぞれに対応する曲線図を示すもので、本実施例によ
る応答性の向上の効果が明らかである。
【0019】また本発明では、アクセペダルの急な踏込
みに基づくポット出スモ−クに対しても、ブ−スト圧が
急上昇するためにスモ−クが低減される利点が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる回転電機付タ−ボチャ−ジャの
制御装置の一実施例を示す構成ブロック図である。
【図2】本実施例における初期電力投入回路のブロック
図とその回路図である。
【図3】本実施例における初期通電の供給電力とブ−ス
ト圧との一例を示す曲線図である。
【図4】本実施例の制御における電流、ブ−スト圧、加
速度、車速などの一例と、従来の制御におけるそれぞれ
の例とを示す曲線図である。
【図5】従来の制御における初期通電の供給電力とブ−
スト圧とを示す曲線図である。
【符号の説明】
1…エンジン 2…タ−ボチャ−ジャ 3…回転電機 4…バッテリ 5…コントロ−ラ 14…ブ−スト圧センサ 41…電力変換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タ−ビン軸に回転電機を設けたタ−ボチャ
    −ジャを搭載した車両の加速時に、該回転電機の電動駆
    動によりブ−スト圧を上昇させる回転電機付タ−ボチャ
    −ジャの制御装置において、前記の電動駆動の初期通電
    はブ−スト圧が所望値に到達するまで最大電流を供給す
    ることを特徴とする回転電機付タ−ボチャ−ジャの制御
    装置。
JP17474493A 1993-06-22 1993-06-22 回転電機付タ−ボチャ−ジャの制御装置 Pending JPH0711965A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17474493A JPH0711965A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 回転電機付タ−ボチャ−ジャの制御装置

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JP17474493A JPH0711965A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 回転電機付タ−ボチャ−ジャの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0711965A true JPH0711965A (ja) 1995-01-13

Family

ID=15983927

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17474493A Pending JPH0711965A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 回転電機付タ−ボチャ−ジャの制御装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08273678A (ja) * 1979-08-27 1996-10-18 Duracell Internatl Inc 電気化学電池
JP2007303284A (ja) * 2006-05-08 2007-11-22 Denso Corp 過給機付き内燃機関の制御装置
US7315091B2 (en) 2004-09-21 2008-01-01 Denso Corporation Method and system for controlling power to be fed to electrical loads

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