JPH07119433B2 - 液状油の製造方法 - Google Patents

液状油の製造方法

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JPH07119433B2
JPH07119433B2 JP62238382A JP23838287A JPH07119433B2 JP H07119433 B2 JPH07119433 B2 JP H07119433B2 JP 62238382 A JP62238382 A JP 62238382A JP 23838287 A JP23838287 A JP 23838287A JP H07119433 B2 JPH07119433 B2 JP H07119433B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は低温保存性に優れる液状油を効率良く製造する
方法に関する。特にパーム油あるいはパーム分別油を原
料として低温保存性良好なパーム液状油を効率良く製造
するに適した液状油の製造方法に関するものである。
パーム油はその風味が淡白であるため調理素材をもつ風
味を生かすことができ、また加熱安定性に優れる特徴を
有しており、フライ・天プラ・炒め物等の加熱調理用油
脂として適している。
一方、我が国における調理用油脂としては、その習慣上
からして液体油の形で使用されることが多く、食用液体
油として使用されるには低温保存性に優れていること、
すなわち冬期間等の低温時においても結晶の析出による
濁りの発生あるいは固化が起こらず、均一な透明性を保
持することが望ましい。
パーム油の低温保存性については、パーム油の融点が40
℃前後であり、真夏時でも均一固化状態を示す。またパ
ーム油を分別して得た低融点部であるパーム軟質油(パ
ームオレイン)でも融点は20℃程度であり、5℃程度の
低温保存時には短時間で均一固化する。
この様な状況のもと、素材の風味を生かす淡白な風味・
優れた加熱安定性等の特徴を保持し、また低温保存時に
も透明である低温保存性良好なパーム液状油が製造でき
れば、家庭用食用油として有用であり極めて有意義であ
る。
〔従来の技術〕
従来よりパーム油から液状油を製造する試みとして、他
の液体油との配合あるいはエステル交換、分別による低
融点化等種々の方法が考えられているが、風味・低温保
存性・コスト等について全て満足し得る方法は見い出さ
れていない。
例えば特開昭49−107304号公報には、パーム軟質油と液
状植物油とをエステル交換し液状油を製造することが開
示されているが、その目的は常温での液体油を製造する
ことであり、低温保存性には問題がある。さらに液状植
物油の配合量が50%以上と多い事から、加熱安定性・淡
白な風味等のパーム油の特徴が生かされないという欠点
がある。また特開昭61−293389号公報には、パーム油と
液状原料油を1,3−位特異性を有するリパーゼによりエ
ステル交換した後無溶媒下で分画し、サラダ油を製造す
ることが開示されているが、液状原料油の配合比が50〜
95%(重量比)であり、前記例と同様パーム油の特徴が
生かされないという問題点がある。さらに同公報には、
パーム油の量が50%を越える混合物を原料として使用す
ると、後の分画工程において満足し得る収率をもってサ
ラダ油を回収することはできない旨記載されており、原
料液状油の配合量低減は難しいと思われる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上の様に現在知られている方法では良好な低温保存性
及びパーム油の特徴を有するパーム液状油を効率良く製
造することは困難であり、低温保存性・風味等の品質及
びコストを同時に満足できるパーム液状油の製造方法の
開発が望まれている。
〔問題点を解決するための手段〕
前述の問題点を考慮し、本発明者らは低温保存性に優れ
る液状油、特にパーム液状油を効率良くしかも低コスト
で製造するための方法について鋭意検討を行った結果、
原料油脂にエステル交換を施した後、潤滑剤を用いて乳
化系にて分別を行う事により、極めて効率良く低温保存
性に優れる液状油を製造し得る事を見い出し、本発明を
完成した。
即ち本発明は、常温で固体状あるいは半固体状のパーム
油あるいはパーム分別油70〜100重量%と液体動植物油3
0〜0重量%の配合油をエステル交換した後、融解した
エステル交換油に湿潤剤と水を添加して水/油型乳化系
にて冷却結晶化を行い、析出する結晶を分散相である水
相に移行・懸濁させ、水相中にて結晶を凝集・熟成させ
た後、この乳化物に水あるいは湿潤剤水溶液を添加して
系を油/水乳化系に転相せしめ、さらに遠心分離により
液状油と結晶部の懸濁した水相に分離することにより液
状油を得ることからなる、低温保存性に優れるパーム液
状油を効率良く製造する方法を提供するものである。
以下本発明を詳細に説明する。
本発明における原料油脂は、パーム油あるいはパーム油
の分別によって得られたパーム軟質油、またはパーム油
あるいはパーム軟質油と常温で液体の動植物油との配合
油である。ここでパーム油あるいはパーム軟質油と配合
する、常温で液体の動植物油は特に限定されないが、大
豆油、ナタネ油、サフラワー油、コーン油等低温保存性
良好な動植物油の1種または2種以上の混合油から選ば
れるのが好ましい。また液体動植物油の配合量は、得ら
れる液状油にパーム油の特徴である淡白な風味及び良好
な加熱安定性を保持するため、配合油30重量%以下とさ
れる。
上記原料油脂は、液状油成分の増量を目的としてエステ
ル交換を行う。エステル交換は、油脂中の脂肪酸残基の
無差別再配置を行うことにより低融点成分、すなわち液
状油成分の比率を高めることを目的とするもので、その
方法としては化学法、酵素法を問わず公知のエステル交
換法を適用し得る。
得られたエステル交換油は湿潤剤の存在下乳化法で分別
するが、次の方法により分別し液状油を製造する。即ち
融解したエステル交換油を、湿潤剤の存在下水/油型乳
化系にて結晶化を行い、析出結晶を分散相である水相に
移行・懸濁させ、水相中にて結晶の凝集・熟成を行う。
この際、低温保存時の結晶化要因である二飽和ジグリセ
ライド等の高融点グリセリドが優先的に結晶化し水相中
に移行、油相中から除去される。
熟成の後、この乳化物に水あるいは湿潤剤水溶液を添加
して系を油/水型乳化系に転相せしめ、さらに遠心分離
等により液状油と結晶の懸濁した水層に分離し目的とす
る液状油を得る。
本分別法の特長としては、固体成分は析出母体である連
続相の油相中で結晶化した後、速やかに分散相である水
相に移行懸濁するため、結晶と液状油の二次接触が防止
され、ウィンタリング等でみられる液状油の結晶部への
混入が抑制され、結晶量の多い分別においても極めて効
率良く液状油を分離することができる。
本発明の製造法により、効率良く良好な低温保存性を有
する液状油を製造することができるが、更に低温保存性
を向上させるためには、本発明の製造方法によって得ら
れた液状油に結晶化抑制剤を添加することもできる。添
加する結晶化抑制剤は特に限定されないが、ポリグリセ
リン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、ソルビタン
脂肪酸エステルの1種または2種以上の組み合わせが挙
げられる。また結晶化抑制剤の液状油への添加量は0.05
〜5重量%が好ましい。
〔実施例〕
以下に実施例を示して本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例−1 パーム軟質油100部を、油脂に対して0.1重量%のソジウ
ムメチラートを触媒として常法によりエステル交換を行
い、エステル交換油98.5部を得た。次にこのエステル交
換油98.5部に対して、グリセリンモノカプリレート7.9
部と水74部を加え、攪拌下水/油型乳化系で50℃から10
時間かけて5℃まで冷却した後、更に5℃で5時間熟成
を行い、高融点成分の結晶化を行った。次にこの結晶化
終了乳化物に対して5℃の水220部を攪拌下添加し、5
℃で10分間攪拌を行い乳化系を水/油型乳化系から油/
水乳化系に転相した。転相の後乳化分散物を遠心分離
し、液体成分から成る軽い層と結晶化した高融点成分が
懸濁した水層に分け、目的とする液状油59.5部を得た。
また結晶化した高融点成分が懸濁した水層は80℃まで加
熱し、高融点成分を融解した後、再度遠心分離を行い高
融点成分37.7部を得た。
得られた液状油は、常法により脱色・脱臭を行った後、
次の冷却試験により低温保存性について評価した。
その結果5℃保存において7日目に濁りの発生を認め
た。
<冷却試験> 評価液状油70gを容量100ml(内径50mm)の試料ビンに取
り、5分間120℃に加熱した後20℃にて1時間放冷す
る。次に試料ビンを密栓し試験温度に調整した恒温水層
に移す。この時を保存開始として経時的に評価液状油の
清澄さの観察を行い、濁りあるいは結晶が析出するまで
の時間を測定した。
実施例−2 パーム油70部、ナタネ油30部の混合油を油脂に対して0.
1重量%のソジウムメチラートを触媒として常法により
エステル交換を行い、エステル交換油98.3部を得た。次
にこのエステル交換油98.3部に対して、グリセリンモノ
カプリレート6部、水60部を加え、攪拌下水/油型乳化
系で50℃から10時間かけて5℃まで冷却した後、更に5
℃で5時間熟成を行い、高融点成分の結晶化を行った。
次にこの結晶化終了乳化物に対し5℃の水180部を攪拌
下添加し、5℃で10分間攪拌を行い、乳化系を水/油型
から油/水型乳化系に転相した。転相の後乳化分散物を
遠心分離し、液体成分から成る軽い層と結晶化した高融
点成分が懸濁した水層に分け、目的物である液状油70.9
部を得た。また結晶化した高融点成分が懸濁した水層
は、80℃まで加熱し、高融点成分を融解した後再度遠心
分離を行い高融点成分25.5部を得た。
得られた液状油は、常法により脱色・脱臭を行った後、
実施例−1と同様の冷却試験により低温保存性について
評価した結果、5℃保存において14日目に微小結晶の析
出を認めた。
比較例−1 パーム軟質油100部に対してグリセリンモノカプリレー
ト8部及び75部を加え、攪拌下水/油型乳化系で50℃か
ら15時間かけて5℃まで冷却した後、更に5℃で5時間
熟成を行い、高融点成分の結晶化を行った。次に、この
結晶化終了乳化物に対し、5℃の水250部を攪拌下添加
し、5℃で10分間攪拌を行い乳化系を水/油型から油/
水型乳化系へ転相した。転相の後、乳化分散物を遠心分
離し、液体成分から成る軽い層と結晶化した高融点成分
が懸濁した水層に分け、液状油46.8部を得た。また結晶
化した高融点成分が懸濁した水層は、80℃まで加熱し高
融点成分を融解した後再度遠心分離を行い、高融点成分
51.2部を得た。
得られた液状油は常法により脱色・脱臭を行った後、実
施例−1と同様の冷却試験により低温保存性について評
価した結果、5℃において6日目に濁りの発生を認め
た。
比較例−2 パーム軟質油100部を油脂に対して0.1重量%のソジウム
メチラートを触媒とし常法によりエステル交換を行い、
エステル交換油98.5部を得た。次にこのエステル交換油
98.5部にアセトン197部を加え均一溶解した後、攪拌下4
0℃から−5℃まで6時間かけて冷却し、更に−5℃で
攪拌下5時間熟成を行い、高融点成分の結晶化を行っ
た。次いでこの結晶懸濁液を減圧下濾過し、濾液部と高
融点結晶部に分離した。高融点結晶部は、−5℃の新ア
セトン20部による洗浄を2回行った後、アセトンを除去
し高融点成分36.7部を得た。濾液部はアセトン洗液部と
合わせ、アセトンを留去し液状油61.3部を得た。
得られた液状油は、常法により脱色・脱臭を行った後、
実施例−1と同様の冷却試験を行い、低温保存性を評価
した。その結果、液状油は5℃保存において、0.5日で
結晶が析出し白濁した。
比較例−3 パーム油70部、ナタネ油30部の混合油に対してグリセリ
ンモノカプリレート6部、水60部を加え、攪拌下水/油
型乳化系で50℃から10時間かけて5℃まで冷却した後、
更に5℃で5時間熟成を行い高融点成分の結晶化を行っ
た。
次にこの結晶化終了乳化物に対して5℃の水180部を攪
拌下添加し、5℃で10分間攪拌を行い、乳化系を水/油
型から油/水型乳化系に転相した。転相の後乳化分散物
を遠心分離し、液体成分から成る軽い層と結晶化した高
融点成分が懸濁した水層に分け、液状油64.3部を得た。
また、結晶化した高融点成分が懸濁した水層は、80℃ま
で加熱し高融点成分を融解した後再度遠心分離を行い、
高融点成分34.2部を得た。
得られた液状油は常法により脱色・脱臭を行った後、実
施例−1と同様の冷却試験により低温保存性について評
価した結果、5℃において8日目の濁りの発生を認め
た。
上記比較例中、実施例−1と同様にパーム軟質油を原料
としている比較例−1、比較例−2について検討する
と、比較例−1では、湿潤剤存在下乳化系での分別を行
うことにより得られる液状油の低温保存性は、本発明製
造法による液状油とほぼ同等であるが、その製造工程中
エステル交換を行わないことにより収率が本発明製造法
より劣っていることが判る。
また比較例−2は、パーム軟質油のエステル交換品から
溶剤分別により液状油を製造する例を示したものである
が、溶剤分別では本発明製造法と同等の収率で液状油が
得られるけれども、得られた液状油の低温保存安定性が
極めて悪いことが判る。
さらに実施例−2と同じパーム油とナタネ油の配合油を
原料としている比較例−3については、その製造工程中
にエステル交換を行わないことにより、得られた液状油
の収率及び低温保存性共に実施例−2に示した本発明製
造法により得られた液状油より劣っていることが判る。
以上の様に、本発明の液状油の製造法は低温保存性良好
な液状油を収率良く得ることが出来る極めて優れた方法
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河原 義治 千葉県佐原市佐原口―2147―13 (56)参考文献 特開 昭61−293389(JP,A) 特開 昭58−198423(JP,A) 特開 昭57−196(JP,A) 特開 昭57−195(JP,A) 特公 昭54−40084(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】常温で固体状あるいは半固体状のパーム油
    あるいはパーム分別油70〜100重量%と液体動植物油30
    〜0重量%の配合油をエステル交換した後、融解したエ
    ステル交換油に湿潤剤と水を添加して水/油型乳化系に
    て冷却結晶化を行い、析出する結晶を分散相である水相
    に移行・懸濁させ、水相中にて結晶を凝集・熟成させた
    後、この乳化物に水あるいは湿潤剤水溶液を添加して系
    を油/水乳化系に転相せしめ、さらに遠心分離により液
    状油と結晶部の懸濁した水相に分離することにより液状
    油を得ることを特徴とする低温保存性に優れる液状油の
    製造方法。
JP62238382A 1987-02-06 1987-09-22 液状油の製造方法 Expired - Lifetime JPH07119433B2 (ja)

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MYPI88000086A MY102667A (en) 1987-02-06 1988-01-30 Method of separating oleaginous matter into components having various melting points
DE88301025T DE3885118T2 (de) 1987-02-06 1988-02-08 Verfahren zum Trennen von Ölstoffen in Bestandteile mit verschiedenen Schmelzpunkten.
ES88301025T ES2045100T3 (es) 1987-02-06 1988-02-08 Metodo para la separacion de materias oleaginosas con diferentes puntos de fusion.
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