JPH0711909B2 - テープカセット - Google Patents
テープカセットInfo
- Publication number
- JPH0711909B2 JPH0711909B2 JP1128990A JP1128990A JPH0711909B2 JP H0711909 B2 JPH0711909 B2 JP H0711909B2 JP 1128990 A JP1128990 A JP 1128990A JP 1128990 A JP1128990 A JP 1128990A JP H0711909 B2 JPH0711909 B2 JP H0711909B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- tape cassette
- housing
- shutter
- tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、音楽や映像等の情報が記録/再生可能なテー
プ状記録媒体(以下、「テープ」という。)を収納する
テープカセットに関するものである。
プ状記録媒体(以下、「テープ」という。)を収納する
テープカセットに関するものである。
従来の技術 従来、例えば第7図に示すコンパクト・カセットテープ
では、筐体1の挿入窓に挿入した磁気ヘッド10の前面に
シールド板6を設け、磁気ヘッド10へのメカニズムや外
部からの電磁波を防ぐ電磁シールドの役目を果たしてい
る。
では、筐体1の挿入窓に挿入した磁気ヘッド10の前面に
シールド板6を設け、磁気ヘッド10へのメカニズムや外
部からの電磁波を防ぐ電磁シールドの役目を果たしてい
る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来のコンパクト・カセットテープのシ
ールド構成では、磁気ヘッドの上面,下面,側面からの
電磁波はほとんど防ぎようがないという問題点があっ
た。メカニズムからの電磁波を極力少なくするためにメ
カニズム内部で電磁波を防ぐ手段を別に設ける等の方法
がとられていた。
ールド構成では、磁気ヘッドの上面,下面,側面からの
電磁波はほとんど防ぎようがないという問題点があっ
た。メカニズムからの電磁波を極力少なくするためにメ
カニズム内部で電磁波を防ぐ手段を別に設ける等の方法
がとられていた。
本発明は、このような従来の問題点を解決するものであ
り、簡単な構成で、電磁シールド効果を有したテープカ
セットを提供することを技術的課題とする。
り、簡単な構成で、電磁シールド効果を有したテープカ
セットを提供することを技術的課題とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため本発明のテープカセットは、テ
ープを収納した筐体と、筐体の磁気ヘッド挿入窓の奥部
に納めたシールド板と、断面コ字状でシールド材よりな
る筐体の窓を開閉する摺動自在なシャッタとで構成し、
前記シャッタの磁気ヘッド挿入方向に延びる2面の長さ
が、少なくともシャッタの磁気ヘッド対向面からシール
ド板までの長さを越えるよう構成している。
ープを収納した筐体と、筐体の磁気ヘッド挿入窓の奥部
に納めたシールド板と、断面コ字状でシールド材よりな
る筐体の窓を開閉する摺動自在なシャッタとで構成し、
前記シャッタの磁気ヘッド挿入方向に延びる2面の長さ
が、少なくともシャッタの磁気ヘッド対向面からシール
ド板までの長さを越えるよう構成している。
作用 上記構成により、筐体に挿入した磁気ヘッドの前面,上
面,下面,側面をシールド材で囲んでいる。
面,下面,側面をシールド材で囲んでいる。
実施例 以下、本発明のテープカセットの第1の実施例を図面を
用いて説明する。
用いて説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるテープカセットの斜
視図、第2図は第1図のテープカセットを上面より見た
平面図、第3図は第1図のテープカセットを下面より見
た平面図、第4図はこのテープカセットのシャッタをを
下面より見た斜視図、第5図は第2図のテープカセット
を矢印Aの方向より見た断面図、第6図は本発明のテー
プカセットを磁気記録再生装置に装着したときの動作を
説明する平面図である。
視図、第2図は第1図のテープカセットを上面より見た
平面図、第3図は第1図のテープカセットを下面より見
た平面図、第4図はこのテープカセットのシャッタをを
下面より見た斜視図、第5図は第2図のテープカセット
を矢印Aの方向より見た断面図、第6図は本発明のテー
プカセットを磁気記録再生装置に装着したときの動作を
説明する平面図である。
第1図,第2図,第3図および第4図において、テープ
2を収納した筐体1は磁気ヘッド挿入窓3の奥部3aに材
質が鉄板またはステンレス板よりなるシールド板6を納
めている。シャッタ7は断面コ字状でシールド板(鉄板
またはステンレス板)よりなり、筐体1の磁気ヘッド挿
入窓3とピンチローラ挿入窓4a,4bをリール挿入孔5a,5b
の中心を結ぶ方向(第1図で矢印Bの方向)へ開閉可能
である。シャッタ7に設けたガイド8a,8bは筐体1に設
けたガイド溝9a,9bに係合して摺動可能になっている。
2を収納した筐体1は磁気ヘッド挿入窓3の奥部3aに材
質が鉄板またはステンレス板よりなるシールド板6を納
めている。シャッタ7は断面コ字状でシールド板(鉄板
またはステンレス板)よりなり、筐体1の磁気ヘッド挿
入窓3とピンチローラ挿入窓4a,4bをリール挿入孔5a,5b
の中心を結ぶ方向(第1図で矢印Bの方向)へ開閉可能
である。シャッタ7に設けたガイド8a,8bは筐体1に設
けたガイド溝9a,9bに係合して摺動可能になっている。
第5図の断面図によってさらに説明を加えると、シャッ
タ7の磁気ヘッド挿入方向に延びる2面7a,7bの長さC,D
が、少なくとも筐体1のヘッド挿入窓3の奥部3aのシー
ルド板6までの長さEを越えるように配している。
タ7の磁気ヘッド挿入方向に延びる2面7a,7bの長さC,D
が、少なくとも筐体1のヘッド挿入窓3の奥部3aのシー
ルド板6までの長さEを越えるように配している。
以上のように構成されたテープカセットについて、第6
図を用いてさらに詳細に説明する。
図を用いてさらに詳細に説明する。
本実施例のテープカセットは、シャッタ7が案内溝9a,9
bに沿って摺動し磁気ヘッド挿入窓3とピンチローラ挿
入窓4a,4bとが完全に現れる位置まで移動した開位置
で、筐体1の磁気ヘッド挿入窓3に磁気ヘッド10を挿入
し、軸11a,11bの回りを回動可能なレバー12a,12bの先端
にある軸13a,13bを回転軸とするピンチローラ14a,14bの
うち第6図ではピンチローラ14aを筐体1のピンチロー
ラ挿入窓4aに挿入した状態を示している。
bに沿って摺動し磁気ヘッド挿入窓3とピンチローラ挿
入窓4a,4bとが完全に現れる位置まで移動した開位置
で、筐体1の磁気ヘッド挿入窓3に磁気ヘッド10を挿入
し、軸11a,11bの回りを回動可能なレバー12a,12bの先端
にある軸13a,13bを回転軸とするピンチローラ14a,14bの
うち第6図ではピンチローラ14aを筐体1のピンチロー
ラ挿入窓4aに挿入した状態を示している。
このとき、筐体1に挿入した磁気ヘッド10の前面,上
面,下面,側面をシールド板6とシャッタ7の磁気ヘッ
ド挿入方向に延びる2面7a,7bと磁気ヘッド対向面7cよ
りなるシールド材で囲むことになる。
面,下面,側面をシールド板6とシャッタ7の磁気ヘッ
ド挿入方向に延びる2面7a,7bと磁気ヘッド対向面7cよ
りなるシールド材で囲むことになる。
発明の効果 以上のように本発明によるテープカセットによれば、磁
気ヘッドの前面を鉄板またはステンレス板よりなるシー
ルド板および磁気ヘッドの上面,下面,側面を鉄板また
はステンレス板よりなるシ下面,側面を鉄板またはステ
ンレス板よりなるシールド効果をもったシャッタで囲む
ように構成しているので、磁気ヘッドへのメカニズムや
外部からの電磁波を防ぐことができ、良好な記録,再生
が行える効果がある。
気ヘッドの前面を鉄板またはステンレス板よりなるシー
ルド板および磁気ヘッドの上面,下面,側面を鉄板また
はステンレス板よりなるシ下面,側面を鉄板またはステ
ンレス板よりなるシールド効果をもったシャッタで囲む
ように構成しているので、磁気ヘッドへのメカニズムや
外部からの電磁波を防ぐことができ、良好な記録,再生
が行える効果がある。
第1図は、本発明のテープカセットを上面より見た斜視
図、第2図は、第1図のテープカセットを上面より見た
平面図、第3図は第1図のテープカセットを下面より見
た平面図、第4図はテープカセットのシャッタを下面よ
り見た斜視図、第5図は第2図のテープカセットを矢印
Aの方向より見た断面図、第6図は本発明のテープカセ
ットを磁気記録再生装置に装着したときの平面図、第7
図は従来のテープカセットを示す平面図である。 1……筐体、2……テープ、3……磁気ヘッド挿入窓、
8a,8b……ガイド、9a,9b……ガイド溝、10……磁気ヘッ
ド。
図、第2図は、第1図のテープカセットを上面より見た
平面図、第3図は第1図のテープカセットを下面より見
た平面図、第4図はテープカセットのシャッタを下面よ
り見た斜視図、第5図は第2図のテープカセットを矢印
Aの方向より見た断面図、第6図は本発明のテープカセ
ットを磁気記録再生装置に装着したときの平面図、第7
図は従来のテープカセットを示す平面図である。 1……筐体、2……テープ、3……磁気ヘッド挿入窓、
8a,8b……ガイド、9a,9b……ガイド溝、10……磁気ヘッ
ド。
Claims (1)
- 【請求項1】テープ状記録媒体を収納し、前面部に複数
の窓を有した筐体と、 前記筐体の磁気ヘッドが挿入される窓の奥部に納めたシ
ールド板と、 断面コ字状でシールド材より前記筐体の窓を開閉する摺
動自在なシャッタとよりなり、 前記シャッタの磁気ヘッド挿入方向に延びる2面の長さ
が、少なくともシャッタの磁気ヘッド対向面から前記磁
気ヘッド挿入窓の奥部のシールド板までの長さを越える
ことを特徴とするテープカセット。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1128990A JPH0711909B2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | テープカセット |
US07/640,734 US5161079A (en) | 1990-01-19 | 1991-01-16 | Tape cassette with slidable shutter |
EP91100499A EP0438144B1 (en) | 1990-01-19 | 1991-01-17 | Tape cassette |
DE69112854T DE69112854T2 (de) | 1990-01-19 | 1991-01-17 | Bandkassette. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1128990A JPH0711909B2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | テープカセット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03214484A JPH03214484A (ja) | 1991-09-19 |
JPH0711909B2 true JPH0711909B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=11773840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1128990A Expired - Lifetime JPH0711909B2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | テープカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0711909B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0644736A (ja) * | 1992-02-07 | 1994-02-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | テープカセット |
JPH05234316A (ja) * | 1992-02-26 | 1993-09-10 | Sanshin Kogyo Kk | デジタルコンパクトカセットのシャッターの製造方法 |
JPH0611185U (ja) * | 1992-07-03 | 1994-02-10 | 三信工業株式会社 | デジタルコンパクトカセットのシャッター |
WO2009036189A1 (en) * | 2007-09-11 | 2009-03-19 | Preservation Technologies, L.P. | Apparatus and method for processing magnetic tape media |
-
1990
- 1990-01-19 JP JP1128990A patent/JPH0711909B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03214484A (ja) | 1991-09-19 |
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