JPH07118782B2 - マイクロホン及びそれを用いたビデオカメラ - Google Patents

マイクロホン及びそれを用いたビデオカメラ

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JPH07118782B2
JPH07118782B2 JP1059901A JP5990189A JPH07118782B2 JP H07118782 B2 JPH07118782 B2 JP H07118782B2 JP 1059901 A JP1059901 A JP 1059901A JP 5990189 A JP5990189 A JP 5990189A JP H07118782 B2 JPH07118782 B2 JP H07118782B2
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浩 斉藤
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像の収録と同時に収音を行うマイクロホン
及びこれを備えたビデオカメラに関するものである。
従来の技術 近年、民生用ビデオカメラの普及がめざましい。
この民生用ビデオカメラのほとんどはズームレンズを有
しているのに対し、これらの内蔵マイクロホンは指向性
が一定で音声の記録方式もモノラルであったため、映像
と音声の一体感に乏しかった。そこで最近は音声の記録
方式をステレオ方式にした機種も現れている。また、映
像と音声が一体となった収録を行うために、映像のズー
ムに合わせてマイクロホンの出力レベルや指向性が変わ
るマイクロホンが開発されている。
以下図面を参照しながら、上述した従来のマイクロホン
を備えたビデオカメラの一例について説明する。
第6図は、従来のマイクロホンを備えたビデオカメラの
一例を示すものである。第6図において、1はレンズ
部、2はマイクロホンユニット部、3は指向性合成部、
4は利得調整部である。
レンズ部1において、5はズームレンズ、6はズームリ
ング、7は反射材、8は発光、受光素子を持つフォトセ
ンサ(以下フォトセンサと称する)、aはフォトセンサ
8で検出したズームリングの回転角を表す信号(以下ズ
ームリング回転角信号と称する。)、bは現在のズーム
倍率を表す信号(以下ズーム倍率信号と称する。)、9
はズームリング回転角信号aをズーム倍率信号bに変換
するエンコーダ(以下ズーム倍率エンコーダと称する)
である。
マイクロホンユニット部2は単一指向性のマイクロホン
ユニット11,12,13,14の4個より構成される。マイクロ
ホンユニット11,14はレンズと同じ正面方向に向き、間
隔をおいて正面方向の直線上に配置されている。マイク
ロホンユニット12,13は正面方向に対して左右に45゜傾
いてマイクロホンユニット11,14と同一の直線上に配置
される。d,e,f,gはそれぞれのマイクロホンユニットの
出力である。
指向性合成部3において、15は移相器、16,17,18は加算
器、19,20,21は可変減衰器である。
利得調整部4において、22,23は可変減衰器である。ま
たoは右チャンネルの出力、pはRチャンネルの出力で
ある。
以上のように構成されたビデオカメラについて、以下第
6図を用いてその動作を説明する。
まずレンズ部1では、ズームレンズ5のズーム倍率はズ
ームリング6を回転させることによって変化する。この
ズームリング6に反射材7が巻回されており、フォトセ
ンサ8が反射材7に対向して配置されている。反射材7
は3列で並んでおり、各列上で反射材が存在する部分と
存在しない部分がある。各列がディジタルのbit、反射
材の有無がディジタルの“1"と“0"に対応する。フォト
センサ8は、反射材7のうちフォトセンサ7に対向して
いる部分のパターンを読み取ることによってズームリン
グ6の回転角を検出し、回転角信号aとして出力する。
パターンは3bit×2通りの8通りであるから、ズームリ
ング6の回転角は8段階で検出される。この実施例では
反射材は3列だが、列数を増やせば検出の段階数は増
え、より精度の高い検出が可能である。回転角信号a
は、ズーム倍率エンコーダ9によってズーム倍率信号b
に変換され、レンズ部の外部に出力される。
マイクロホン部2より出力されるマイクロホンユニット
の出力a,b,c,dは指向性合成部3において遅延,増幅,
減衰及び加減算されマイクロホンの指向性が合成され
る。まずマイクロホンユニット14の出力dは移送器15で
遅延される。この出力hとマイクロホンユニット17の出
力gが加算器16で加算され超指向性の出力iとなる。ま
たマイクロホンユニット12の出力eと13の出力fはその
ままステレオの出力となる。このステレオの出力e,fと
超指向性iの出力は可変減衰器19,20,21によって減衰し
て出力j,k,lとなった後、加算器17,18で混合されてm,n
となる。このとき、可変減衰器の減衰量をズーム倍率信
号bによって制御し、ズーム倍率が低い時にはステレオ
の混合比を大きく、ズーム倍率が高いときに超指向性の
混合比を大きくする。
利得調整部4では、指向性合成後のマイクロホンの出力
m,nは可変減衰器22,23によって利得が変わる。このと
き、可変減衰器22,23の減衰量をズーム倍率信号bによ
って制御し、ズーム倍率が低い時には減衰量を大きく、
ズーム倍率が高いときに減衰量を小さくする。このよう
に利得はズーム倍率の変化に合わせて制御され、マイク
ロホンの左右のチャンネルの出力o,pとなる。
以上のように従来例では、ズーム倍率が大きくなるに従
ってマイクロホンの出力レベルが増大し、指向特性もス
テレオから超指向性に変化するので、再生した時に映像
のズームに連動して音量と被写体の周囲音が変化する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、映像と音声を連動
させて変化させることは可能であるが、映像に対してど
のように音声を変化させるべきかは知られていなかった
ので、充分な一体感が得られないという課題を有してい
る。
本発明は上記課題に鑑み、再生時に人間の視覚,聴覚に
即して音量と周囲音が変化するような出力レベルと指向
性を持つマイクロホン及びビデオカメラを提供するもの
である。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のマイクロホンは、複
数のマイクロホンユニットと、外部より供給されるズー
ム倍率信号で遅延量,増幅・減衰量を制御できる指向性
合成手段と、外部より供給されるズーム倍率信号で利得
を制御できる増幅・減衰手段という構成を備えたもので
ある。この構成により、上記マイクロホンユニットの出
力を上記指向性合成手段によって合成する。そして合成
後に上記増幅・減衰手段でズーム倍率のべき乗に比例し
た利得を与える。または、合成後に上記増幅・減衰手段
で利得を与えて、出力レベルを上記増幅・減衰手段で倍
率が増加する場合と減少する場合で同一倍率においても
異なった利得とする。あるいは、合成後に上記増幅・減
衰手段でズーム倍率のべき乗に比例した利得を与え、か
つ倍率が増加する場合と減少する場合でべき乗の指数部
を異なった値とする。
なお、指向性合成はズーム倍率信号によって制御せずに
一定としてもよい。
また、マイクロホンユニットを一個とし、この出力に対
し上記増幅・減衰手段によって利得の制御を行ってもよ
い。
そして本発明のビデオカメラは、本発明のマイクロホン
と、ビデオカメラのレンズのズーム倍率を検出する手段
と、ズーム倍率をズーム倍率信号に変換する手段と、ズ
ーム倍率信号をビデオカメラ外部に出力する手段という
構成を備えている。また、このビデオカメラに本発明の
マイクロホンを内蔵した構成でもよい。
作用 本発明は上記した構成によって、映像と音声の収録を行
う場合に、レンズのズーム倍率の変化に合わせてマイク
ロホンの回路の利得が変化するので、音声の出力レベル
も変化する。この変化は、再生時の人間の視覚と聴覚の
特性に基づいた変化である。この結果、再生した時に映
像のズームに合わせて音量が適切に変化し、映像と音声
の一体感が得られる。さらに指向性もズーム倍率の変化
に合わせて適切に変化させれば、再生した時に映像のズ
ームに合わせて被写体の周囲音も変化し、映像と音声の
一体感はより大きくなる。
実施例 以下本発明の第一の実施例であるビデオカメラについ
て、図面を参照しながら説明する。
第1図は、本発明の第一の実施例を示したブロック図で
ある。第1図において、1はレンズ部、2はマイクロホ
ンユニット部、3は指向性合成部、4は利得調整部であ
る。
レンズ部1において、5はズームレンズ、6はズームリ
ング、7は反射材、8は発光、受光素子を持つフォトセ
ンサ(以下フォトセンサと称する)、aはフォトセンサ
8で検出したズームリングの回転角を表す信号(以下ズ
ームリング回転角信号と称する。)、bは現在のズーム
倍率を表す信号(以下ズーム倍率信号と称する。)、9
はズームリング回転角信号aをズーム倍率信号bに変換
するエンコーダ(以下ズーム倍率エンコーダと称する)
である。
マイクロホンユニット部2は単一指向性のマイクロホン
ユニット11,12,13,14の4個より構成される。マイクロ
ホンユニット11,14はレンズと同じ正面方向に向き、間
隔をおいて正面方向の直線上に配置されている。マイク
ロホンユニット12,13は正面方向に対して左右に45゜傾
いてマイクロホンユニット11,14と同一の直線上に配置
される。d,e,f,gはそれぞれのマイクロホンユニットの
出力である。
指向性合成部3において、15は移相器、16,17,18は加算
器、19,20,21は可変減衰器である。
利得調整部4において、cはズーム倍率が増加している
か減少しているかを表す信号(以下ズーム倍率変化信号
と称する。)、10はズーム倍率信号bをズーム倍率変化
信号cに変換するエンコーダ(以下ズーム倍率変化エン
コーダと称する。)、22,23は可変減衰器である。ま
た、oは右チャンネルの出力、pはRチャンネルの出力
である。
以上のように構成されたビデオカメラについて、以下第
1図を用いてその動作を説明する。
まずレンズ部1では、ズームレンズ5のズーム倍率はズ
ームリング6を回転させることによって変化する。この
ズームリング6に反射材7が巻回されており、フォトセ
ンサ8が反射材7に対向して配置されている。反射材7
は3列で並んでおり、各列上で反射材が存在する部分と
存在しない部分がある。各列がディジタルのbit、反射
材の有無がディジタルの“1"と“0"に対応する。フォト
センサ8は、反射材7のうちフォトセンサ7に対向して
いる部分のパターンを読み取ることによってズームリン
グ6の回転角を検出し、回転角信号aとして出力する。
パターンは3bit×2通りの8通りであるから、ズームリ
ング6の回転角は8段階で検出される。この実施例では
反射材は3列だが、列数を増やせば検出の段階数は増
え、より精度の高い検出が可能である。回転角信号a
は、ズーム倍率エンコーダ9によってズーム倍率信号b
に変換され、レンズ部の外部に出力される。
マイクロホン部2より出力されるマイクロホンユニット
の出力a,b,c,dは指向性合成部3において遅延,増幅,
減衰及び加減算されマイクロホンの指向性が合成され
る。まずマイクロホンユニット14の出力dは移相器15で
遅延される。この出力hとマイクロホンユニット17の出
力gが加算器16で加算され超指向性の出力iが得られ
る。またマイクロホンユニット12の出力eと13の出力f
はそのままステレオの出力となる。このステレオの出力
e,fと超指向性iの出力は可変減衰器19,20,21によって
減衰して出力j,k,lとなった後、加算器17,18で混合され
てm,nとなる。このとき、可変減衰器の減衰量はズーム
倍率信号bによって、次の式(1)を満たすように制御
される。出力mの場合については、 Sout=α・S2nd+(1−α)・SLR (1) Sout:出力m S2nd:超指向性の出力i SLR:ステレオの出力e α:超指向性の混合比(0≦α≦1) ズーム倍率大……α大 ズーム倍率小……α小 出力nの場合については、式(1)のSoutは出力n、B
はステレオの出力fとなる。
ここで、ズームレンズではズーム倍率と画角は次の式
(2)のような関係を持つ。
θ:レンズの水平方向の画角 y:CCDの水平方向の幅 β:ズーム倍率(β≧1) f0:β=1の時のレンズの焦点距離 すなわち、ズーム倍率が低いときは画角は大きく、ズー
ム倍率が高いときは画角が狭い。つまり式(1)に従っ
て、ズーム倍率が低い時にステレオの混合比を大きく
し、ズーム倍率が高いときに超指向性の混合比を大きく
すれば、マイクロホンの合成された指向性は撮影してい
る画角の変化に適合する。
利得調整部4では、まずズーム倍率信号bはズーム倍率
変化エンコーダ10によってズーム倍率変化信号cに変換
される。また、指向性合成後のマイクロホンの出力m,n
は可変減衰器22,23によって利得が変わる。この利得の
設定は次に述べるような実験に基づいている。発声して
いる人物をビデオカメラで収録して受像機とスピーカに
よって再生した場合に、映像のズームによって画面上の
人物の大きさが変化したときに、視聴者が映像と音声の
一体感を感じる再生音圧の変化量を調べた結果を第5図
に示す。第5図(a)はズーム倍率が増大するとき(以
下ズームインと称する。)、第5図(b)はズーム倍率
が減少するとき(以下ズームアウトと称する。)であ
る。横軸はズームの変化倍率を対数目盛りで、縦軸は音
圧の増加量をdB値でプロットしている。ズームの変化倍
率と音圧の関係は A=Z・log(V)…… (3) A:音圧増加量(dB) V:ズームの変化倍率 Z=0.3(V<1) =0.5(V≧1) となる。式(3)は、映像がズームしてその大きさが変
化するとき、マイクロホンの出力レベルをズーム倍率の
べき乗だけ変化させれば映像と音声が一体感を持つこ
と、ズームインとズームアウト時では一体感を与える変
化量が異なることを示している。
これに基づき、ズーム倍率変化信号cは、可変減衰器2
2,23の減衰量を(3)式を満たすように制御する。この
ように利得はズーム倍率の変化に合わせて制御され、マ
イクロホンの左右のチャンネルの出力o,pとなる。
以上ののように本実施例によれば、映像のズーム倍率を
検出する手段と、マイクロホンの出力レベルをビデオカ
メラの映像のズーム倍率のべき乗に比例して変化させ、
かつズーム倍率が増大する場合と減少する場合でべき乗
の指数部を異ならせる手段と、マイクロホンの指向特性
をビデオカメラの映像のズーム倍率に対応して変化させ
る手段とを設けることにより、ズーム倍率の変化に合わ
せてマイクロホンの出力レベルと指向特性が第5図のよ
うに変化し、かつこれらの変化が再生時の人間の視覚,
聴覚を考慮したものであるので、再生した時に映像のズ
ームに合わせて音量と被写体の周囲音が適切に変化し、
映像と音声の一体感が得られる。
以下本発明の第二の実施例であるビデオカメラについ
て、図面を参照しながら説明する。
第2図は、本発明の第二の実施例を示したブロック図で
ある。第2図において、1はレンズ部、5はズームレン
ズ、6はズームリング、7は反射材、8はフォトセン
サ、aはズームリング回転角信号、bはズーム倍率信
号、9はズームリング回転角信号aをズーム倍率信号b
に変換するエンコーダ(以下ズーム倍率エンコーダと称
する)であり、以上は第一の実施例と同様である。
第一の実施例と異なる点は、ズーム倍率信号bをビデオ
カメラの外部に出力する点である。
上記のように構成されたビデオカメラについての動作
は、第一の実施例におけるレンズ部1の動作と同様であ
る。
以上のように本実施例によれば、映像のズーム倍率を検
出する手段を設け、倍率の情報をビデオカメラの外部に
出力することによって、ズーム倍率の情報に合わせて出
力レベルや指向性が変わる外部のマイクロホンと組合せ
て収録を行えば、再生した時に映像のズームに合わせて
音量と被写体の周囲音が変化し、映像と音声の一体感が
得られる。
以下本発明の第三の実施例であるマイクロホンについ
て、図面を参照しながら説明する。
第3図は、本発明の第三の実施例を示したブロック図で
ある。第3図において、2はマイクロホンユニット部、
3は指向性合成部、4は利得調整部である。マイクロホ
ンユニット部2において、11,12,13,14は単一指向性の
マイクロホンユニットである。d,e,f,gはそれぞれのマ
イクロホンユニットの出力である。指向性合成部3にお
いて、15は移相器、16,17,18は加算器、19,20,21は可変
減衰器である。利得調整部4において、bはズーム倍率
信号、cはズーム倍率変化信号、22,23は可変減衰器で
ある。またoは右チャンネルの出力、pはRチャンネル
の出力である。以上は第一の実施例と同様である。
第一の実施例と異なる点は、マイクロホン外部からズー
ム倍率信号bの供給を受ける点である。
上記のように構成されたビデオカメラについての動作
は、第一の実施例におけるマイクロホンユニット部2、
指向性合成部3、利得調整部4の動作と同様である。
以上のように本実施例によれば、マイクロホンの出力レ
ベルをビデオカメラの映像のズーム倍率のべき乗に比例
して変化させ、かつズーム倍率が増大する場合と減少す
る場合でべき乗の指数部を異ならせる手段と、マイクロ
ホンの指向特性をビデオカメラの映像のズーム倍率に対
応して変化させる手段とを設けることにより、ズーム倍
率の情報を供給するビデオカメラと組み合わせて収録を
行えば、ズーム倍率の変化に合わせてマイクロホンの出
力レベルと指向特性が図5のように変化し、かつこれら
の変化が再生時の人間の視覚,聴覚を考慮したものであ
るので、再生した時に映像のズームに合わせて音量と被
写体の周囲音が適切に変化し、映像と音声の一体感が得
られる。
なお、第一,第三の実施例において、可変減衰器19,20,
21の減衰量をズーム倍率信号で制御してマイクロホンの
指向性を変化させたが、制御を行わず指向性は一定にし
て出力レベルの変化だけを行ってもよい。
また、第一,第三の実施例ではマイクロホンユニット部
のマイクロホンユニット数が4個であったが、ユニット
数が複数であれば本発明の実施が可能である。また、ユ
ニットが一個の場合も出力レベルだけを変化させること
によって本発明の実施が可能である。
発明の効果 以上のように本発明は、映像のズーム倍率を検出する手
段を設け、これをマイクロホンの出力レベルをビデオカ
メラの映像のズーム倍率のべき乗に比例して変化させ、
かつズーム倍率が増大する場合と減少する場合でべき乗
の指数部を異ならせる手段と、マイクロホンの指向特性
をビデオカメラの映像のズーム倍率に対応して変化させ
る手段と組み合わせることにより、ズーム倍率の変化に
合わせてマイクロホンの出力レベルと指向特性が第5図
のように変化し、かつこれらの変化が再生時の人間の視
覚,聴覚を考慮したものであるので、再生した時に映像
のズームに合わせて音量と被写体の周囲音が適切に変化
し、映像と音声の一体感が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例を示すブロック図、第2
図は本発明の第二の実施例を示す構成図、第3図は本発
明の第三の実施例を示すブロック図、第4図はズームの
変化倍率と音圧増加量の関係を示すグラフ、第5図は本
発明の実施例による出力レベルと指向性の変化を示す
図、第6図は従来の一実施例を示すブロック図である。 1……レンズ部、2……マイクロホンユニット部、3…
…指向性合成部、4……利得調整部、5……ズームレン
ズ、6……ズームリング、7……反射材、8……フォト
センサ、9……ズーム倍率エンコーダ、10……ズーム倍
率変化エンコーダ、11,12,13,14……単一指向性のマイ
クロホンユニット、15……移相器、19,20,21,22,23……
可変減衰器。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一個のマイクロホンユニットと、外部より
    供給されるズーム倍率信号で利得を制御できる増幅・減
    衰手段とを備え、上記マイクロホンユニットの出力に上
    記増幅・減衰手段でズーム倍率のべき乗に比例した利得
    を与えることを特徴とするマイクロホン。
  2. 【請求項2】一個のマイクロホンユニットと、外部より
    供給されるズーム倍率信号で利得を制御できる増幅・減
    衰手段とを備え、上記マイクロホンユニットの出力に上
    記増幅・減衰手段で倍率が増加する場合と減少する場合
    で利得を与え、同一倍率においても異なった利得とする
    ことを特徴とするマイクロホン。
  3. 【請求項3】一個のマイクロホンユニットと、外部より
    供給されるズーム倍率信号で利得を制御できる増幅・減
    衰手段とを備え、上記マイクロホンユニットの出力に上
    記増幅・減衰手段でズーム倍率のべき乗に比例した利得
    を与え、かつ倍率が増加する場合と減少する場合でべき
    乗の指数部を異なった値とすることを特徴とするマイク
    ロホン。
  4. 【請求項4】複数のマイクロホンユニットと、一定の遅
    延量、増幅・減衰量を持つ指向性合成手段と、外部より
    供給されるズーム倍率信号で利得を制御できる増幅・減
    衰手段とを備え、上記マイクロホンユニットの出力を上
    記指向性合成手段によって合成し、合成後に上記増幅・
    減衰手段でズーム倍率のべき乗に比例した利得を与える
    ことを特徴とするマイクロホン。
  5. 【請求項5】複数のマイクロホンユニットと、一定の遅
    延量、増幅・減衰量を持つ指向性合成手段と、外部より
    供給されるズーム倍率信号で利得を制御できる増幅・減
    衰手段とを備え、上記マイクロホンユニットの出力を上
    記指向性合成手段によって合成し、合成後に上記増幅・
    減衰手段で利得を与え、倍率が増加する場合と減少する
    場合で同一倍率においても異なった利得とすることを特
    徴とするマイクロホン。
  6. 【請求項6】複数のマイクロホンユニットと、一定の遅
    延量、増幅・減衰量を持つ指向性合成手段と、外部より
    供給されるズーム倍率信号で利得を制御できる増幅・減
    衰手段とを備え、上記マイクロホンユニットの出力を上
    記指向性合成手段によって合成し、合成後に上記増幅・
    減衰手段でズーム倍率のべき乗に比例した利得を与え、
    かつ倍率が増加する場合と減少する場合でべき乗の指数
    部を異なった値とすることを特徴とするマイクロホン。
  7. 【請求項7】複数のマイクロホンユニットと、外部より
    供給されるズーム倍率信号で遅延量、増幅・減衰量を制
    御できる指向性合成手段と、外部より供給されるズーム
    倍率信号で利得を制御できる増幅・減衰手段とを備え、
    上記マイクロホンユニットの出力を上記指向性合成手段
    によって合成し、合成後に上記増幅・減衰手段でズーム
    倍率のべき乗に比例した利得を与えることを特徴とする
    マイクロホン。
  8. 【請求項8】複数のマイクロホンユニットと、外部より
    供給されるズーム倍率信号で遅延量、増幅・減衰量を制
    御できる指向性合成手段と、外部より供給されるズーム
    倍率信号で利得を制御できる増幅・減衰手段とを備え、
    上記マイクロホンユニットの出力を上記指向性合成手段
    によって合成し、合成後に上記増幅・減衰手段で利得を
    与え、倍率が増加する場合と減少する場合で同一倍率に
    おいても異なった利得とすることを特徴とするマイクロ
    ホン。
  9. 【請求項9】複数のマイクロホンユニットと、外部より
    供給されるズーム倍率信号で遅延量、増幅・減衰量を制
    御できる指向性合成手段と、外部より供給されるズーム
    倍率信号で利得を制御できる増幅・減衰手段とを備え、
    上記マイクロホンユニットの出力を上記指向性合成手段
    によって合成し、合成後に上記増幅・減衰手段でズーム
    倍率のべき乗に比例した利得を与え、かつ倍率が増加す
    る場合と減少する場合でべき乗の指数部を異なった値と
    することを特徴とするマイクロホン。
  10. 【請求項10】ビデオカメラのレンズのズーム倍率を検
    出してズーム倍率信号に変換する手段と、請求項1〜9
    のいずれかに記載のマイクロホンとを備え、ズーム倍率
    信号をこのマイクロホンに供給してマイクロホンの出力
    の制御を行なうことを特徴とするビデオカメラ。
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