JP2006173918A - 音声処理装置及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 処理モードに好適な処理を処理部にて実行して所望の音声信号とすることができる音声処理装置及び該音声処理装置が搭載された撮像装置を提供する。
【解決手段】 制御部10は、GCA指示信号C1をGCA32a,32bへ与えることによって音感度を制御する。また、制御部10は、遅延指示信号C2を遅延回路331a,331bへ、減衰指示信号C3を減衰回路332a,332bへ、等化指示信号C4を等化回路334a,334bへ与えることによって、ステレオ感を制御する。また、制御部10は、EQ指示信号C5をイコライザー34a,34bへ与えることによって周波数に対する信号レベルを制御する。さらに、制御部10は、ALC指示信号C6をALC35a,35bへ与えることによってアタックタイム及びリカバリータイムを制御する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、撮影シーンに応じて、マイクロフォンにて収音した音声の音声処理を制御(設定)することができる音声処理装置及び該音声処理装置が搭載された撮像装置に関する。
音声処理機能が搭載された従来の撮像装置(例えば、ビデオカメラ)では、設計者があらゆる撮影シーン(場面)を事前に想定して、トータル的に無難な設定、すなわち、どのような撮影シーンにおいてもある程度許容できる音声がDVD又はDVテープなどの記憶媒体に記憶できるように、その収音特性が固定的に設定されていた。マイクロフォン装置をビデオカメラに搭載する場合には、例えば、特許文献1に開示されているような小型かつ軽量であることが好ましい。
特開平3−131199号公報
ところで、業務用のビデオカメラでは、録音レベル計(例えばVUメータ)及び録音レベルボリュームが設けられており、利用者(撮影者)は、録音レベル計を確認しながら録音レベルボリュームを調整して、撮影シーンに応じて最適な信号レベルに設定するのが一般的である。一方、利用者に信号レベルの調整まで要求できない民生用のビデオカメラにおいては、記憶媒体が扱えるダイナミックレンジに収まるように、音声信号を自動的にレンジ圧縮処理して確実に記憶媒体に記憶されるようにする必要がある。一般的には、ALC(Automatic Level Control)と称されるレンジ圧縮処理を行っている。
レンジ圧縮処理を行うことによって致命的な音声記憶の破綻を防止することができるが、最適な信号レベルに調整して記憶した場合と比べて最適状態での記憶とは言い難い面が多い。例えば、ロックコンサート、ライブ演奏会及びカラオケのように、その殆どが大音響となる場面では、常にALCによるレンジ圧縮処理のアタックとリカバリーとが繰り返されることになる。したがって、一定であるべき音声ゲインが常に変動することになり、記憶された音声信号を再生した際に違和感が生じるとともに、音歪みが発生しやすくなるという問題があった。逆に、非常に小さな音声を記憶する場面では微弱な音声信号をそのまま記憶することから、再生した際に音が小さくて聞き取れないとの不満が生じていた。
また、周波数特性の設定に関しては、可能な限り低音域及び高音域を広げて(伸ばして)、全音域がフラットな音質特性にすることが好ましいが、現実的には屋内における演奏会撮影のような好条件以外では、広帯域にすることによって、様々な雑音を拾いやすくなるという問題があった。例えば、屋外での撮影では、低音域をある程度落としてやらない場合、風の雑音の影響が大きくなる。また、会話又は環境音が主音源となる一般的な場面では、低音域を押さえ気味にした方が聞き取りやすい音となる。
さらに、屋外撮影では音源との距離が大きいことが想定されるため、ステレオ感を強めに設定した方が豊かな臨場感を得ることができる。一方、狭い室内撮影では、元来、音の広がりがないうえに、壁及び天井からの反射音の影響が大きいため、ステレオ感を強めに設定しても余り意味がなく、ステレオ感を弱めに設定してステレオ処理で劣化するS/Nの低下を抑制することが好ましい。
上述したように、撮影シーンは多岐に渡ることから、収音特性を固定した場合、あらゆる撮影シーンで最適な音声を記憶することは極めて困難であり、撮影シーンに応じて最適な音声を記憶することができるビデオカメラが要望されていた。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、音声信号を一又は複数の処理部にて処理する処理内容と該処理内容を指定する指定情報(例えば、処理モード)とが対応付けられた対応情報(例えば、データベース)を用意しておき、指定情報の入力を受け付け、受け付けた指定情報に対応する処理内容を対応情報から抽出して処理部の処理を制御(設定)する構成とすることにより、所望の音声信号とすることができる音声処理装置及び該音声処理装置が搭載された撮像装置の提供を目的とする。
また本発明は、指定情報に対応する処理内容の変更を受け付け、受け付けた処理内容の変更に基づいて対応情報を書き換える構成とすることにより、利用者が好みに応じて、対応情報をカスタマイズすることができる音声処理装置及び該音声処理装置が搭載された撮像装置の提供を目的とする。
また本発明は、音声信号を処理する処理内容の変更を受け付け、受け付けた処理内容に基づいて処理部の処理を制御(設定)する構成とすることにより、所望の音声信号に処理できるように、さらにきめ細やかな設定を行うことができる音声処理装置及び該音声処理装置が搭載された撮像装置の提供を目的とする。
本発明に係る音声処理装置は、音声信号を一又は複数の処理部にて処理する音声処理装置において、前記処理部は処理内容を変更できるようにしてあり、前記処理部にて処理する処理内容と該処理内容を指定する指定情報とが対応付けられた対応情報を記憶してある記憶部と、指定情報の入力を受け付ける受付手段と、該受付手段にて受け付けた指定情報に対応する処理内容を前記対応情報から抽出し、抽出した処理内容に基づいて前記処理部を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、処理部にて処理する処理内容が指定情報に対応付けられた対応情報を記憶部に記憶しておく。そして、指定情報の入力を受け付け、受け付けた指定情報に対応する処理内容を対応情報から抽出する。そして、抽出した処理内容に基づいて処理部を制御する。これにより、それぞれの指定情報に応じて音声信号を処理して音質を向上することができる。利用者は、指定情報の入力という極めて簡単な方法で、意図する特性での収音を選択することができる。
本発明に係る音声処理装置は、前記指定情報に対応する処理内容の変更を受け付ける手段と、受け付けた処理内容の変更に基づいて前記対応情報を書き換える書換手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、指定情報に対応する処理内容の変更を受け付け、受け付けた処理内容の変更に基づいて対応情報を書き換える。これにより、利用者は、自身の好みに応じて、対応情報をカスタマイズすることができる。
本発明に係る音声処理装置は、前記処理部にて処理する処理内容の変更を受け付ける手段を備え、前記制御手段は、受け付けた処理内容に基づいて前記処理部を制御するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、処理部にて処理する処理内容の変更を受け付け、受け付けた処理内容に基づいて処理部を制御する。これにより、処理部は、受け付けた処理内容に基づいた処理を行って、利用者が所望する音声にすることができる。例えば、利用者は、撮影しようとするシーンに合わせて音声処理を変更して、きめ細やかな設定を行うことができる。
本発明に係る音声処理装置は、前記処理部は、音声信号の信号レベルを調整する信号レベル調整手段、音声信号の周波数特性を調整する周波数特性調整手段、及び/又は音声信号のダイナミックレンジを調整するレンジ調整手段を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、処理部が、音声信号の信号レベルを調整する信号レベル調整手段、音声信号の周波数特性を調整する周波数特性調整手段、及び/又は音声信号のダイナミックレンジを調整するレンジ調整手段を備えており、処理部を構成する各種手段の処理内容を対応情報に記憶しておくことにより、指定情報に応じて、音声信号の信号レベルを調整したり、音声信号の周波数特性を調整したり、及び/又は音声信号のダイナミックレンジを調整し、音質及び/又は音圧などを向上することができる。
本発明に係る音声処理装置は、前記音声信号は、複数チャンネルの音声信号からなり、前記処理部は、一のチャンネルの音声信号と他のチャンネルの音声信号とを処理するステレオ処理手段を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、音声信号が複数チャンネルの音声信号からなる場合、処理部が、一のチャンネルの音声信号と他のチャンネルの音声信号とを処理するステレオ処理手段を備えており、ステレオ処理手段の処理内容を対応情報に記憶しておくことにより、指定情報に応じてステレオ処理を調整し、音質を向上することができる。
本発明に係る撮像装置は、画像を撮像する撮像手段と、音声信号を取得する音声取得手段と、該音声取得手段によって取得された音声信号を処理する上述した各発明のいずれか1つの音声処理装置と、前記撮像手段によって撮像された画像に係る信号及び前記音声処理装置によって処理された音声信号を記憶媒体に記憶する手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、撮像手段によって撮像された画像に係る信号と、上述した各音声処理装置によって処理された音声信号とを記憶媒体に記憶する。これにより、信号を再生する場合には、撮影時の臨場感を再現することができる。
本発明によれば、音声信号を一又は複数の処理部にて処理する処理内容と該処理内容を指定する指定情報とが対応付けられた対応情報を用意しておき、指定情報の入力を受け付け、受け付けた指定情報に対応する処理内容を対応情報から抽出して処理部の処理を制御(設定)する構成としたので、所望の音声信号とすることができる。利用者は、指定情報の入力という極めて簡単な方法で、意図する特性での収音を選択することができる。
本発明によれば、指定情報に対応する処理内容の変更を受け付け、受け付けた処理内容の変更に基づいて対応情報を書き換える構成としたので、利用者が好みに応じて、対応情報をカスタマイズすることができる。
本発明によれば、音声信号を処理する処理内容の変更を受け付け、受け付けた処理内容に基づいて処理部の処理を制御(設定)する構成としたので、利用者は、収音しようとするシーンに合わせて音声処理を変更して、きめ細やかな設定を行うことができる等、優れた効果を奏する。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は本発明に係る音声処理装置が搭載されたビデオカメラの構成を示すブロック図である。なお、同図において、本発明に係る音声処理装置として機能する構成を一点鎖線で、音声信号の流れを破線で示す。
ビデオカメラ1は、CPUで構成された制御部10を備えている。制御部10は、フラッシュメモリ11、RAM12、映像処理部13、音声処理部30、操作部14、表示部15、DVDドライブ16、出力部17と接続され、これら各部を制御し、フラッシュメモリ11に予め格納されているコンピュータプログラムに従って種々の機能を実行し、各部と連携して又は単独で本発明における各種の手段として機能し、映像処理部13にて処理された映像信号と、音声処理部30にて処理された音声信号とを、DVDドライブ16に挿入された記憶媒体(ここではDVD)20に記憶する機能を有している。
フラッシュメモリ11は、記憶内容を書き換え可能であるとともに、電力の供給が遮断された場合でも記憶保持できる不揮発性を有するEEPROMのようなデバイスである。RAM12は、制御部10によるコンピュータプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶するもので、例えばDRAM、SDRAMなどにより構成される。
映像処理部13は、CCD又はCMOSなどの撮像素子13a、ADC(アナログ・デジタル・コンバータ)13b、コーデック13c、DAC(デジタル・アナログ・コンバータ)13dを備えている。撮像素子13aは入射される光を光電変換してアナログ形式の映像信号を生成する。ADC13bは、撮像素子13aにて生成されたアナログ形式の映像信号を、所定のサンプリング周波数でデジタル化してコーデック13cへ出力する。コーデック13cは、デジタル化された映像信号をMPEG形式の映像データに符号化する。符号化された映像データは、DVDドライブ16によってDVD20に記憶される。なお、符号化形式としては、DV圧縮形式、モーションJPEG形式などであってもよく、その映像圧縮規格については限定されるものではない。
一方、DVD20に記憶されているMPEG形式の映像データは、DVDドライブ16によって読み出され、コーデック13cによって、映像信号に復号化してDAC13dへ出力される。DAC13dは、映像信号をアナログ化して出力部17へ出力する。出力部17は、液晶ディスプレイ又はCRTディスプレイなどの表示機器50の接続が可能になっており、出力部17から出力された映像信号に係る映像が表示機器50に表示される。
音声処理部30は、マイクロフォン部31、増幅部32、ステレオ処理部33、イコライザー部34、レンジ圧縮部35、ADC部36を備えている。マイクロフォン部31は、撮影時の音声を収音するためのものであり、収音した音声を電気的な音声信号に変換して増幅部32へ出力する。増幅部32は、音声信号を必要な信号レベルまで増幅してステレオ処理部33へ出力する。ステレオ処理部33は、増幅された音声信号を処理してステレオ化してイコライザー部34へ出力する。
また、イコライザー部34は、音声信号の周波数特性を調整することによって所望の音質を得るものであり、レンジ圧縮部35は、後段のADC部36で規制されるダイナミックレンジまで過大音声信号をレンジ圧縮してADC部36へ出力する。つまり、レンジ圧縮部35は、ダイナミックレンジを調整して音圧を調整するためのものであり、音声信号の最小部分及び最大部分を調整して一定の信号レベルの範囲に収める。例えば、入力された音声信号の信号レベルがある一定のレベルを超えた場合、その入力レベルの大きさに応じて音声信号を圧縮する。ADC部36は、上述した各部によって調整された音声信号をPCMデータに変換する。そして、変換されたPCMデータは、DVDドライブ16によって、映像データと関連付けられた状態でDVD20に記憶される。
操作部14は、ビデオカメラ1を操作するための各種のファンクションキーを備えている。本発明に特徴的なファンクションキーは撮影モード設定キー14aであり、利用者によって撮影モード設定キー14aが押下されることで、撮影モードに関する設定画面が表示部15に表示される。表示部15は、液晶ディスプレイ又はLEDディスプレイなどの表示デバイスで構成されており、ビデオカメラ1の動作状態の表示、利用者へ操作入力を促す画面の表示、及び撮影モードに関する表示などを行う。なお、表示部15をタッチパネル方式とすることにより、操作部14の各種のファンクションキーのうちの一部又は全部を代用することも可能である。
図2は音声処理部の構成の一例を示すブロック図である。
マイクロフォン部31は2つの無指向特性を有するECM31a,31bを備え、ECM31a,31bは音声を収音して音声信号に変換する。なお、ECM31a,31bはそれぞれ左用,右用のマイクロフォンであり、左右方向に近接配置されている。増幅部32は、2つのゲインコントロールアンプ(以下、GCAという)32a,32bを備え、GCA32a,32bは、制御部10からGCA指示信号C1を与えられ、それぞれ、ECM31a,31bによって変換された音声信号をGCA指示信号C1に基づく利得にて増幅(減衰を含む)する。
つまり、制御部10はGCA指示信号C1を与えることによって音感度を制御することができ、常時大きな音が存在することが想定できる撮影シーンでは、GCA32a,32bの利得を下げる設定にしておくことにより、後述するALCのアタック/リカバリーの繰り返しを軽減することができる。逆に、常時小さな音しか存在しないことが想定できる撮影シーンでは、GCA32a,32bの利得を上げる設定にしておくことにより、収音レベルを向上することができる。
ステレオ処理部33は、遅延回路331a,331b、減衰回路332a,332b、減算回路333a,333b、等化回路334a,334bを備えている。遅延回路331a,331bは、制御部10から遅延指示信号C2を与えられ、それぞれ、GCA32a,32bによって増幅された音声信号を、遅延指示信号C2に基づく遅延量(時間)を遅延させる。減衰回路332a,332bは、制御部10から減衰指示信号C3を与えられ、それぞれ、遅延回路331a,331bによって遅延させた音声信号を、減衰指示信号C3に基づく利得にて減衰する。
減算回路333aは、GCA32aによって増幅された音声信号から、GCA32b,遅延回路331b,及び減衰回路332bによって処理された音声信号を減算する。一方、減算回路333bは、GCA32bによって増幅された音声信号から、GCA32a,遅延回路331a,及び減衰回路332aによって処理された音声信号を減算する。等化回路334a,334bは、制御部10から等化指示信号C4を与えられ、上述した処理(減衰量の可変処理)によって変化した音声信号の周波数特性を、等化指示信号C4に基づいて適正(補正)化する。
つまり、制御部10は遅延指示信号C2、減衰指示信号C3及び等化指示信号C4を与えることによってステレオ感を制御することができる。例えば、減衰指示信号C3による指示は、左音声信号と右音声信号とのステレオ処理(演算処理)における混合比を指示することに相当し、ステレオ感の強弱を制御できることを意味する。また、等化指示信号C4による指示は、ステレオ処理における混合比を可変することで変化してしまう周波数特性の補正を指示するためのものであり、減衰指示信号C3に応じて適正に設定する。
ステレオ処理においては、ステレオ感を強くした場合、信号レベルが減衰するため、補正ゲインを高くする必要がある。このことは、ステレオ感の強弱設定がそのまま信号のノイズレベルに影響することを意味し、ステレオ感を強く設定するとS/Nが劣化し、ステレオ感を弱く設定するとS/Nが高くなる。音の移動や拡がりが分りやすい反面、環境音が大きいためノイズレベルが気にならない屋外撮影では、ステレオ感を強めに設定することで、臨場感のある収音が可能となる。また、音の拡がりが分りにくく、静かな環境である場合が想定される室内撮影では、ステレオ感を弱めに設定することで、静寂環境でもノイズレベルの気にならない収音が可能となる。
イコライザー部34は、2つのイコライザー34a,34bを備え、イコライザー34a,34bは、制御部10からEQ指示信号C5を与えられ、それぞれ、等化回路334a,334bによって周波数特性が補正された音声信号をEQ指示信号C5に基づいて周波数に対する信号レベルを調整する。レンジ圧縮部35は、2つのALC35a,35bを備え、ALC35a,35bは、制御部10からALC指示信号C6を与えられ、それぞれ、イコライザー34a,34bによって周波数の信号レベルが調整された音声信号をALC指示信号C6に基づくアタックタイム及びリカバリータイムに設定する。ADC部36は、2つのADC36a,36bを備え、ADC36a,36bは、それぞれ、ALC35a,35bから出力された音声信号をデジタル化する。
ALC35a,35bにおいては、リミッタ動作の開始信号レベルや、過渡的な特性であるアタックタイム/リカバリータイムを可変することが可能であり、過大信号レベル入力時の音質に大きな影響を与える。特に、音楽演奏の撮影においてはALC35a,35bの特性設定の影響が極めて大きく、設定が適正でない場合は、音割れや音歪みが顕著に発生する。一般的に、静寂部分と急峻な立上がりの過大信号部分との繰り返しからなるピアノ演奏シーンのような収音では、短いアタックタイム設定と長めのリカバリータイム設定とが好ましい。一方、会話のような一般的なシーンでの収音では、長めのアタックタイム設定と短めのリカバリータイム設定とが不自然な信号レベル変動を回避でき、聞き取りやすい音声となる場合が多い。
音声処理部を構成する各部は、いくつかの重要特性を、周辺部品の定数、制御端子への印加電圧、制御レジスタの設定パラメータなどにより任意に設定できるようになっており、これらの設定の組合せがビデオカメラ1の音質を決定することになる。本発明では、制御部10から指示信号が与えられ、指示信号に基づいて、それぞれの特性が設定され、撮影モード(撮影用途)に応じた音声信号に調整することができる。
撮影モードは、各種撮影に好適な音声となるように各部を自動的に設定するための自動撮影モードと、利用者が所望の音声となるように各部をマニュアル操作で設定するためのマニュアル撮影モードとが用意されており、利用者が撮影モード設定キー14aを押下することによって、図3に示すような、撮影モード選択画面が表示部15に表示される。
図3において自動撮影モードボタン60aが選択されると、図4に示すような、自動撮影モード一覧画面が表示部15に表示される。この一覧画面では、屋内大音量下撮影モードボタン61、屋内一般音量下撮影モードボタン62、屋内小音量下撮影モードボタン63、屋外大音量下撮影モードボタン64、屋外一般音量下撮影モードボタン65、屋外小音量下撮影モードボタン66が表示されており、利用者によっていずれかのボタンが選択された場合、選択された撮影モードに適した音声が記憶されるように各部が調整される。具体的には、各撮影モードに対して各部の設定値が関連付けられた設定値データベースがフラッシュメモリ11に記憶されており、利用者に選択されることによって、設定値データベースを参照し、選択された撮影モードとなるように各部が設定される。
図5は、設定値データベースの一例を示すテーブル図である。
(1、屋内の大音量下での撮影)
屋内の大音量下での撮影(例えば、コンサート)では、GCAの利得を標準より下げ、ステレオ処理を標準値に、イコライザー特性を基準値に、ALCのアタックタイムを早め、逆にALCのリカバリータイムを遅らせることが好ましいので、屋内大音量下撮影モードボタン61が押下された場合、制御部10は、設定値データベースを参照して利得が標準より小さくなる設定値を抽出し、GCA指示信号C1としてGCAへ与える。同様に、制御部10は、ステレオ処理が標準となる遅延回路、減衰回路及び等化回路の設定値を抽出し、抽出した設定値をそれぞれ遅延指示信号C2,減衰指示信号C3,等化指示信号C4として、遅延回路331a,331b、減衰回路332a,332b及び等化回路334a,334bへ与える。また、制御部10は、周波数特性が標準となる設定値を抽出し、抽出した設定値をEQ指示信号C5として、イコライザー34a,34bへ与える。さらに、制御部10は、ALCのアタックタイムが標準より早くなるとともに、リカバリータイムが標準より遅くなる設定値を抽出し、抽出した設定値をALC指示信号C6として、ALC35a,35bへ与える。
(2、屋内の一般音量下での撮影)
屋内の一般音量下での撮影(例えば、演奏会)では、GCAの利得を標準値に、ステレオ処理を標準より弱め、イコライザー特性を基準値に、ALCのアタックタイム及びリカバリータイムを標準値にすることが好ましいので、屋内一般音量下撮影モードボタン62が押下された場合、制御部10は、設定値データベースを参照して利得が標準となる設定値を抽出し、GCA指示信号C1としてGCAへ与える。同様に、制御部10は、ステレオ処理が標準より弱くなる遅延回路、減衰回路及び等化回路の設定値を抽出し、抽出した設定値をそれぞれ遅延指示信号C2,減衰指示信号C3,等化指示信号C4として、遅延回路331a,331b、減衰回路332a,332b及び等化回路334a,334bへ与える。また、制御部10は、周波数特性が標準となる設定値を抽出し、抽出した設定値をEQ指示信号C5として、イコライザー34a,34bへ与える。さらに、制御部10は、ALCのアタックタイム及びリカバリータイムが標準となる設定値を抽出し、抽出した設定値をALC指示信号C6として、ALC35a,35bへ与える。
(3、屋内の小音量下での撮影)
屋内の小音量下での撮影では、GCAの利得を標準より上げ、ステレオ処理を標準より弱め、低音域及び高音域の周波数帯域の信号レベルを標準より上げ、ALCのアタックタイムを遅らせ、逆にALCのリカバリータイムを早めることが好ましいので、屋内小音量下撮影モードボタン63が押下された場合、制御部10は、設定値データベースを参照して利得が標準より大きくなる設定値を抽出し、GCA指示信号C1としてGCAへ与える。同様に、制御部10は、ステレオ処理が標準より弱くなる遅延回路、減衰回路及び等化回路の設定値を抽出し、抽出した設定値をそれぞれ遅延指示信号C2,減衰指示信号C3,等化指示信号C4として、遅延回路331a,331b、減衰回路332a,332b及び等化回路334a,334bへ与える。また、制御部10は、低音域及び高音域の周波数帯域の信号レベルが標準より高くなる設定値を抽出し、抽出した設定値をEQ指示信号C5として、イコライザー34a,34bへ与える。さらに、制御部10は、ALCのアタックタイムが標準より遅くなるとともに、リカバリータイムが標準より早くなる設定値を抽出し、抽出した設定値をALC指示信号C6として、ALC35a,35bへ与える。
(4、屋外の大音量下での撮影)
屋外の大音量下での撮影では、GCAの利得を標準より下げ、ステレオ処理を標準より強め、低音域の周波数帯域の信号レベルを標準より下げ、ALCのアタックタイムを早め、逆にALCのリカバリータイムを遅らせることが好ましいので、屋外大音量下撮影モードボタン64が押下された場合、制御部10は、設定値データベースを参照して利得が標準値より小さくなる設定値を抽出し、GCA指示信号C1としてGCAへ与える。同様に、制御部10は、ステレオ処理が標準より強くなる遅延回路、減衰回路及び等化回路の設定値を抽出し、抽出した設定値をそれぞれ遅延指示信号C2,減衰指示信号C3,等化指示信号C4として、遅延回路331a,331b、減衰回路332a,332b及び等化回路334a,334bへ与える。また、制御部10は、低音域の周波数帯域の信号レベルが標準より低くなる設定値を抽出し、抽出した設定値をEQ指示信号C5として、イコライザー34a,34bへ与える。さらに、制御部10は、ALCのアタックタイムが標準より早くなるとともに、リカバリータイムが標準より遅くなる設定値を抽出し、抽出した設定値をALC指示信号C6として、ALC35a,35bへ与える。
(5、屋外の一般音量下での撮影)
屋外の一般音量下では、GCAの利得を標準値に、ステレオ処理を標準より強め、低音域の周波数帯域の信号レベルを標準より下げ、ALCのアタックタイム及びリカバリータイムを標準値にすることが好ましいので、屋外一般音量下撮影モードボタン65が押下された場合、制御部10は、設定値データベースを参照して利得が標準となる設定値を抽出し、GCA指示信号C1としてGCAへ与える。同様に、制御部10は、ステレオ処理が標準より強くなる遅延回路、減衰回路及び等化回路の設定値を抽出し、抽出した設定値をそれぞれ遅延指示信号C2,減衰指示信号C3,等化指示信号C4として、遅延回路331a,331b、減衰回路332a,332b及び等化回路334a,334bへ与える。また、制御部10は、低音域の周波数帯域の信号レベルが標準より低くなる設定値を抽出し、抽出した設定値をEQ指示信号C5として、イコライザー34a,34bへ与える。さらに、制御部10は、ALCのアタックタイム及びリカバリータイムが標準となる設定値を抽出し、抽出した設定値をALC指示信号C6として、ALC35a,35bへ与える。
(6、屋外の小音量下での撮影)
屋外の小音量下では、GCAの利得を上げ、ステレオ処理を標準値に、低音域の周波数帯域の信号レベルを標準より下げ、ALCのアタックタイムを遅らせ、逆にALCのリカバリータイムを早めることが好ましいので、屋外小音量下撮影モードボタン66が押下された場合、制御部10は、設定値データベースを参照して利得が標準より大きくなる設定値を抽出し、GCA指示信号C1としてGCAへ与える。同様に、制御部10は、ステレオ処理が標準となる遅延回路、減衰回路及び等化回路の設定値を抽出し、抽出した設定値をそれぞれ遅延指示信号C2,減衰指示信号C3,等化指示信号C4として、遅延回路331a,331b、減衰回路332a,332b及び等化回路334a,334bへ与える。また、制御部10は、低音域の周波数帯域の信号レベルが標準より低くなる設定値を抽出し、抽出した設定値をEQ指示信号C5として、イコライザー34a,34bへ与える。さらに、制御部10は、ALCのアタックタイムが標準より遅くなるとともに、リカバリータイムが標準より早くなる設定値を抽出し、抽出した設定値をALC指示信号C6として、ALC35a,35bへ与える。
予めフラッシュメモリ11に、各撮影モードに好適な各部の設定値を記憶しておくことにより、利用者は、表示されている撮影モード一覧画面を見て、所望する撮影モードを選択することによって、収音する音声に対して所望の処理を行うように指示することができる。音声の特性について十分な知識がない利用者であっても、撮影モードを選択することにより自動的に各部の設定がなされるので、利用者に負担がかかることはない。ビデオカメラ1は、フラッシュメモリに記憶されている設定値データベースに基づいて各部の設定を行えるので、極めて簡単に利用者が選択して撮影モードに適した音声に調整してDVD20に記憶することができる。調整された音声を記憶するにあたっては、映像処理部にて処理された映像データに関連付けられて記憶される。
一方、図3においてマニュアル撮影モードボタン60bが選択されると、図6に示すような、マニュアル撮影設定画面が表示部15に表示される。この画面では、マイクロフォン利得調整に係る利得調整ボタン71、ステレオ処理調整に係るステレオ調整ボタン72、周波数調整に係る周波数調整ボタン73、ALCアタックタイム・リカバリータイム調整に係るALC調整ボタン74が表示されており、利用者によっていずれかのボタンが選択された場合、選択された項目の調整を行う調整画面が表示部15に表示される。
利得調整ボタン71が選択された場合、図7に示すような、マイクロフォン利得調整画面が表示される。マイクロフォン利得調整画面では、現在設定されている利得値81が表示され、利用者は、矢印ボタン82a,82bをクリックすることによって、利得の調整を行うことができる。また、標準値を設定するためのボタン83が表示されており、利用者はボタン83をクリックすることによって、利得を標準値に瞬時にして設定することができる。なお、決定ボタン80aは設定値を有効にする場合に押下するボタン、キャンセルボタン80bは設定値を無効にする場合に押下するボタンである(以下、同様)。
ステレオ調整ボタン72が選択された場合、図8に示すような、ステレオ処理調整画面が表示される。ステレオ処理調整画面では、現在設定されている遅延量84及び減衰量86が表示され、利用者は、それぞれの項目に対して用意されている矢印ボタン85a,85b及び87a,87bをクリックすることによって、その項目の調整を行うことができる。また、標準値を設定するためのボタン88が表示されており、利用者はボタン88をクリックすることによって、利得を標準値に瞬時にして設定することができる。
周波数調整ボタン73が選択された場合、図9に示すような、周波数調整画面が表示される。周波数調整画面では、現在設定されている周波数特性89が表示される。周波数特性は、所定の周波数帯域毎に設定されるようになっており、各周波数帯域に対して用意されている矢印ボタン90a,90bをクリックすることによって、その信号レベルを調整することができる。また、標準値を設定するためのボタン91が表示されており、利用者はボタン91をクリックすることによって、利得を標準値に瞬時にして設定することができる。
ALC調整ボタン74が選択された場合、図10に示すような、ALC調整画面が表示される。ALCアタックタイム・リカバリータイム調整画面では、現在設定されているアタックタイム92及びリカバリータイム94が表示され、利用者は、それぞれの項目に対して用意されている矢印ボタン93a,93b及び95a,95bをクリックすることによって、その項目の調整を行うことができる。また、標準値を設定するためのボタン96が表示されており、利用者はボタン96をクリックすることによって、アタックタイム及びリカバリータイムを標準値に瞬時にして設定することができる。各時間を増加させることによってALCのレンジ圧縮の範囲を正確に決定することができるが、時間を増加させた場合、処理に対する負担が増加してしまい、映像処理及び音声処理に悪影響が生じる虞があるため、検出にかける時間を撮影モードに応じて変更することが好ましい。
そして、利用者によって各項目が設定されると、設定された各設定値となるように指示する指示信号(GCA指示信号C1,遅延指示信号C2,減衰指示信号C3,等化指示信号C4,EQ指示信号C5,ALC指示信号C6)が生成され、各部へ与えられる。このようにして、各部は、利用者によって設定された設定値に基づいた処理を行って、利用者が所望する音声にすることができる。各調整画面において、利用者は、撮影しようとするシーンに合わせて音声処理を変更して、きめ細やかな設定を行うことができる。また、このようにして調整した増幅部32、ステレオ処理部33、イコライザー部34、レンジ圧縮部35の処理内容に基づいて、設定値データベースを書き換えるようにしてもよい。このようにすれば、利用者は、自身の好みに応じて、設定値データベースをカスタマイズすることができる。
なお、実施の形態では、表示部15に各種の設定画面を表示するOSD表示によって利用者が各種の選択(設定を含む)を行う場合について説明したが、ビデオカメラ1に配設したモード切換スイッチ又はダイヤルなどによって各種の選択を行うようにしてもよく、利用者が容易に選択できる方法であれば限定されるものではない。また、自動撮影モードとして、「屋内大音量下撮影モード」、「屋内一般音量下撮影モード」、…を例として記載したが、利用者が分かりやすいように、「ライブ/カラオケ」、「ピアノ演奏会」、「運動会」などのように具体的な代表シーンを撮影モード名としてもよい。さらに、自動撮影モードの設定値は、予め設計者が決定した設定値をフラッシュメモリ11に記憶しておいてもよいし、利用者が設定値をカスタマイズして登録できるようにしてもよい。
また、実施の形態では、バスブーストのような任意の周波数変更に係る操作をしやすいようにイコライザー部34を備える場合について説明したが、ステレオ処理部33に設けられた等化回路334a,334bにて周波数変更に係る操作を行ってもよく、その場合にはイコライザー部34を設ける必要はない。
さらに、実施の形態では、音声信号をアナログ処理する場合について説明したが、図11に示すように、まず、ECM31a,31bにて変換された音声信号を、それぞれADC36a,36bにてデジタル化し、デジタル化した音声信号を各部でデジタル処理するようにしてもよい。
さらにまた、2チャンネルのステレオ方式のマイクロフォンが搭載されたビデオカメラについて説明したが、3チャンネル以上のステレオ方式及びモノラル方式のマイクロフォンの場合についても同様に適用できることは言うまでもなく、フラッシュメモリに記憶する設定値データベースの内容が変更になるだけであって、基本的な構成は同様である。また、記憶媒体としては、DVD20に限定されるものではなく、DVテープのようなシーケンシャル型の記憶媒体、半導体メモリのような記憶媒体であってもよい。もちろん、音声処理装置が搭載されたビデオカメラではなく、録音専用の電子機器であってもよく、その場合には、処理した音声データをカセットテープ、ミニディスク、又は半導体メモリなどの記憶媒体に記憶する。
本発明に係る音声処理装置が搭載されたビデオカメラの構成を示すブロック図である。 音声処理部の構成の一例を示すブロック図である。 撮影モード選択画面の一例を示す模式図である。 自動撮影モード一覧画面の一例を示す模式図である。 設定値データベースの一例を示すテーブル図である。 マニュアル撮影設定画面の一例を示す模式図である。 マイクロフォン利得調整画面の一例を示す模式図である。 ステレオ処理調整画面の一例を示す模式図である。 周波数調整画面の一例を示す模式図である。 ALC調整画面の一例を示す模式図である。 音声処理部の構成の他の一例を示すブロック図である。
符号の説明
1 ビデオカメラ
10 制御部
11 フラッシュメモリ
13 映像処理部
14 操作部
15 表示部
16 DVDドライブ
20 記憶媒体(DVD)
30 音声処理部
31 マイクロフォン部
32 増幅部
33 ステレオ処理部
34 イコライザー部
35 レンジ圧縮部
36 ADC部
C1 GCA指示信号
C2 遅延指示信号
C3 減衰指示信号
C4 等化指示信号
C5 EQ指示信号
C6 ALC指示信号

Claims (6)

  1. 音声信号を一又は複数の処理部にて処理する音声処理装置において、
    前記処理部は処理内容を変更できるようにしてあり、
    前記処理部にて処理する処理内容と該処理内容を指定する指定情報とが対応付けられた対応情報を記憶してある記憶部と、
    指定情報の入力を受け付ける受付手段と、
    該受付手段にて受け付けた指定情報に対応する処理内容を前記対応情報から抽出し、抽出した処理内容に基づいて前記処理部を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする音声処理装置。
  2. 前記指定情報に対応する処理内容の変更を受け付ける手段と、
    受け付けた処理内容の変更に基づいて前記対応情報を書き換える書換手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の音声処理装置。
  3. 前記処理部にて処理する処理内容の変更を受け付ける手段を備え、
    前記制御手段は、受け付けた処理内容に基づいて前記処理部を制御するようにしてあること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の音声処理装置。
  4. 前記処理部は、音声信号の信号レベルを調整する信号レベル調整手段、音声信号の周波数特性を調整する周波数特性調整手段、及び/又は音声信号のダイナミックレンジを調整するレンジ調整手段を備えること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の音声処理装置。
  5. 前記音声信号は、複数チャンネルの音声信号からなり、
    前記処理部は、一のチャンネルの音声信号と他のチャンネルの音声信号とを処理するステレオ処理手段を備えること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の音声処理装置。
  6. 画像を撮像する撮像手段と、
    音声信号を取得する音声取得手段と、
    該音声取得手段によって取得された音声信号を処理する請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の音声処理装置と、
    前記撮像手段によって撮像された画像に係る信号及び前記音声処理装置によって処理された音声信号を記憶媒体に記憶する手段と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
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