JPH02238778A - マイクロホン及びそれを用いたビデオカメラ - Google Patents

マイクロホン及びそれを用いたビデオカメラ

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JPH02238778A
JPH02238778A JP1059901A JP5990189A JPH02238778A JP H02238778 A JPH02238778 A JP H02238778A JP 1059901 A JP1059901 A JP 1059901A JP 5990189 A JP5990189 A JP 5990189A JP H02238778 A JPH02238778 A JP H02238778A
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microphone
amplification
attenuation
gain
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Hiroshi Saito
浩 斉藤
Michio Matsumoto
松本 美治男
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像の収録と同時に収音を行うマイクロホン
及びこれを備えたビデオカメラに関するものである。
従来の技術 近年、民生用ビデオカメラの普及がめざましい。
この民生用ビデオカメラのほとんどはズームレンズを有
しているのに対し、これらの内蔵マイクロホンは指向性
が一定で音声の記録方式もモノラルであったため、映像
と音声の一体怒に乏しがった.そこで最近は音声の記録
方式をステレオ方式にした機種も現れている。また、映
像と音声が一体となった収録を行うために、映像のズー
ムに合わせてマイクロホンの出力レベルや指向性が変わ
るマイクロホンが開発されている。
以下図面を参照しながら、上述した従来のマイクロホン
を備えたビデオカメラの一例について説明する. 第6図は、従来のマイクロホンを備えたビデオカメラの
一例を示すものである。第6図において、lはレンズ部
、2はマイクロホンユニット部、3は指向性合成部、4
は利得調整部である。
レンズ部1において、5はズームレンズ、6はズームリ
ング、7は反射材、8は発光、受光素子を持つフォトセ
ンサ(以下フォトセンサと称する)、aはフォトセンサ
8で検出したズームリングの回転角を表す信号(以下ズ
ームリング回転角信号と称する。)、bは現在のズーム
倍率を表す信号(以下ズーム倍率信号と称する。)、9
はズームリング回転角信号aをズーム倍率信号bに変換
するエンコーダ(以下ズーム倍率エンコーダと称する)
である。
マイクロホンユニット部2は単一指向性のマイクロホン
ユニット11, 12. 13. 14の4個より構成
される。マイクロホンユニット11. 14はレンズと
同じ正面方向に向き、間隔をおいて正面方向の直線上に
配置されている.マイクロホンユニット12,13は正
面方向に対して左右に45゜傾いてマイクロホンユニッ
}11. 14と同一の直線上に配置される。
d,e,f,gはそれぞれのマイクロホンユニットの出
力である. 指向性合成部3において、15は移相器、16. 17
,l8は加算器、19, 20. 21は可変減衰器で
ある。
利得調整部4において、22. 23は可変減衰器であ
る。またOは右チャンネルの出力、pはRチャンネルの
出力である. 以上のように構成されたビデオカメラについて、以下第
6図を用いてその動作を説明する。
まずレンズ部1では、ズームレンズ5のズーム倍率はズ
ームリング6を回転させることによって変化する。この
ズームリング6に反射材7が巻回されており、フォトセ
ンサ8が反射材7に対向して配置されている。反射材7
は3列で並んでおり、各列上で反射材が存在する部分と
存在しない部分がある。各列がディジタルのbit,反
射材の有無がディジタルの“l”と“0″に対応する.
フォトセンサ8は、反射材7のうちフォトセンサ7に対
向している部分のパターンを読み取ることによってズー
ムリング6の回転角を検出し、回転角信号aとして出力
する。パターンは3 b i tX2通りの8通りであ
るから、ズームリング6の回転角は8段階で検出される
。この実施例では反射材は3列だが、列数を増やせば検
出の段階数は増え、より精度の高い検出が可能である。
回転角信号aは、ズーム倍率エンコーダ9によってズー
ム倍率信号bに変換され、レンズ部の外部に出カされる
マイクロホン部2より出力されるマイクロホンユニット
の出力a,b,c,dは指向性合成部3において遅延.
増幅,減衰及び加減算されマイクロホンの指向性が合成
される.まずマイクロボンユニッ目4の出力dは移相器
15で遅延される.この出力hとマイクロホンユニット
17の出力gが加算器l6で加算され超指向性の出力i
となる.またマイクロホンユニット12の出力eと13
の出力fはそのままステレオの出力となる。このステレ
オの出力e,fと超指向性iの出力は可変減衰器19.
20. 21によって減衰して出力j.k,lとなった
後、加算器17. 18で混合されてm,nとなる.こ
のとき、可変減衰器の減衰量をズーム倍率信号bによっ
て制御し、ズーム倍率が低い時にはステレオの混合比を
大きく、ズーム倍率が高いときに超指向性の混合比を大
きくする。
利得調整部4では、指向性合成後のマイクロホンの出力
m,nは可変減衰器22. 23によって利得が変わる
。このとき、可変減衰器22. 23の減衰量をズーム
倍率信号bによって制御し、ズーム倍率が低い時には減
衰量を大きく、ズーム倍率が高いときに減衰量を小さく
する。このように利得はズーム倍率の変化に合わせて制
御され、マイクロホンの左右のチャンネルの出力0,P
となる.以上のように従来例では、ズーム倍率が大きく
なるに従ってマイクロホンの出力レベルが増大し、指向
特性もステレオから超指向性に変化するので、再生した
時に映像のズームに連動して音量と被写体の周囲音が変
化する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、映像と音声を連動
させて変化させることは可能であるが、映像に対してど
のように音声を変化させるべきかは知られていなかった
ので、充分な一体感が得られないという課題を存してい
る. 本発明は上記課題に鑑み、再生時に人間の視覚,聴覚に
即して音量と周囲音が変化するような出カレベルと指向
性を持つマイクロホン及びビデオカメラを提供するもの
である。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のマイクロボンは、複
数のマイクロホンユニットと、外部より供給されるズー
ム倍率信号で遅延量,増幅・減衰量を制御できる指向性
合成手段と、外部より供給されるズーム倍率信号で利得
を制御できる増幅・減衰手段という構成を備えたもので
ある。この構成により、上記マイクロホンユニットの出
力を上記指向性合成手段によって合成する。そして合成
後に上記増幅・減衰手段でズーム倍率のべき乗に比例し
た利得を与える。または、合成後に上記増幅・減衰手段
で利得を与えて、出力レベルを上記増幅・減衰手段で倍
率が増加する場合と減少する場合で同一倍率においても
異なった利得とする.あるいは、合成後に上記増幅・減
衰手段でズーム倍率のべき乗に比例した利得を与え、か
つ倍率が増加する場合と減少する場合でべき乗の指数部
を異なった値とする。
なお、指向性合成はズーム倍率信号によって制御せずに
一定としてもよい。
また、マイクロホンユニットを一個とし、この出力に対
し上記増幅・減衰手段によって利得の制御を行ってもよ
い。
そして本発明のビデオカメラは、本発明のマイクロホン
と、ビデオカメラのレンズのズーム倍率を検出する手段
と、ズーム倍率をズーム倍率信号に変換する手段と、ズ
ーム倍率信号をビデオカメラ外部に出力する手段という
構成を備えている。
また、このビデオカメラに本発明のマイクロホンを内蔵
した構成でもよい。
作用 本発明は上記した構成によって、映像と音声の収録を行
う場合に、レンズのズーム倍率の変化に合わせてマイク
ロホンの回路の利得が変化するので、音声の出力レベル
も変化する。この変化は、再生時の人間の視覚と聴覚の
特性に基づいた変化である。この結果、再生した時に映
像のズームに合わせて音量が適切に変化し、映像と音声
の一体感が得られる。さらに指向性もズーム倍率の変化
に合わせて適切に変化させれば、再生した時に映像のズ
ームに合わせて被写体の周囲音も変化し、映像と音声の
一体感はより大きくなる。
実施例 以下本発明の第一の実施例であるビデオカメラについて
、図面を参照しながら説明する。
第1図は、本発明の第一の実施例を示したプロック図で
ある。第1図において、1はレンズ部、2はマイクロホ
ンユニット部、3は指向性合成部、4は利得調整部であ
る. レンズ部1において、5はズームレンズ、6はズームリ
ング、7は反射材、8は発光、受光素子を持つフォトセ
ンサ(以下フォトセンサと称する)、aはフォトセンサ
8で検出したズームリングの回転角を表す信号(以下ズ
ームリング回転角信号と称する。)、bは現在のズーム
倍率を表す信号(以下ズーム倍率信号と称する。)、9
はズームリング回転角信号aをズーム倍率信号bに変換
するエンコーダ(以下ズーム倍率エンコーダと称する)
である. マイクロホンユニット部2は単一指向性のマイクロホン
ユニット11. 12, 13. 14の4個より構成
される。マイクロホンユニット11. 14はレンズと
同じ正面方向に向き、間隔をおいて正面方向の直線上に
配置されている。マイクロホンユニット12.13は正
面方向に対して左右に45゜傾いてマイクロホンユニッ
ト11. 14と同一の直線上に配置される。
d,e,f,gはそれぞれのマイクロホンユニットの出
力である。
指向性合成部3において、l5は移相器、16, 17
.18は加算器、′.9, 20. 21は可変減衰器
である。
利得調整部4において、Cはズーム倍率が増加している
か減少しているかを表す信号(以下ズーム倍率変化信号
と称する。)、1oはズーム倍率信号bをズーム倍率変
化信号Cに変換するエンコーダ(以下ズーム倍率変化エ
ンコーダと称する。)、22. 23は可変減衰器であ
る。また、0は右チャンネルの出力、pはRチャンネル
の出力である。
以上のように構成されたビデオカメラについて、以下第
1図を用いてその動作を説明する。
まずレンズ部1では、ズームレンズ5のズーム倍率はズ
ームリング6を回転させることによって変化する。この
ズームリング6に反射材7が巻回されており、フォトセ
ンサ8が反射材7に対向して配置されている。反射材7
は3列で並んでおり、各列上で反射材が存在する部分と
存在しない部分がある。各列がディジタルのbit、反
射材の有無がディジタルの“l”と“0′”に対応する
。フォトセンサ8は、反射材7のうちフォトセンサ7に
対向している部分のパターンを読み取ることによってズ
ームリング6の回転角を検出し、回転角信号aとして出
力する。パターンは3bitX2通りの8通りであるか
ら、ズームリング6の回転角は8段階で検出される。こ
の実施例では反射材は3列だが、列数を増やせば検出の
段階数は増え、より精度の高い検出が可能である。回転
角信号aは、ズーム倍率エンコーダ9によってズーム倍
率信号bに変換され、レンズ部の外部に出力される.マ
イクロホン部2より出力されるマイクロホンユニットの
出力a,b,c,dは指向性合成部3において遅延.増
幅,減衰及び加減算されマイクロホンの指向性が合成さ
れる.まずマイクロホンユニット14の出力dは移相器
15で遅延される。この出力hとマイクロホンユニット
l7の出力gが加算器16で加算され超指向性の出力i
が得られる。
またマイクロホンユニット12の出力eと13の出力f
はそのままステレオの出力となる。このステレ?の出力
e,fと超指向性iの出力は可変減衰器19. 20.
 21によって減衰して出力j.k,lとなった後、加
算器17. 18で混合されてm,nとなる.このとき
、可変減衰器の減衰量はズーム倍率信号bによって、次
の式(1)を満たすように制御される.出力mの場合に
ついては、 Sou&””α・St−a + ( 1−α)  ’ 
st*  (1)S0■ :出力m SZ+s+1:超指向性の出力i SLI  :ステレオの出力e α :超指向性の混合比(0≦α≦1)ズーム倍率大・
・・・・・α大 ズーム倍率小・・・・・・α小 出力nの場合については、式(1)のS outは出力
n、Bはステレオの出力fとなる。
ここで、ズームレンズではズーム倍率と画角は次の式(
2)のような関係を持つ。
V θ :レンズの水平方向の画角 y :CODの水平方向の幅 β :ズーム倍率(β≧1) f0 :β=1の時のレンズの焦点距離すなわち、ズー
ム倍率が低いときは画角は大きく、ズーム倍率が高いと
きは画角が狭い。つまり式(1)に従って、ズーム倍率
が低い時にステレオの混合比を大きくし、ズーム倍率が
高いときに超指向性の混合比を大きくすれば、マイクロ
ホンの合成された指向性は撮影している画角の変化に適
合する.利得調整部4では、まずズーム倍率信号bはズ
ーム倍率変化エンコーダ10によってズーム倍率変化信
号Cに変換される。また、指向性合成後のマイクロホン
の出力m,nは可変減衰器22. 23によって利得が
変わる.この利得の設定は次に述べるような実験に基づ
いている。発声している人物をビデオカメラで収録して
受像機とスピーカによって再生した場合に、映像のズー
ムによって画面上の人物の大きさが変化したときに、視
聴者が映像と音声の一体感を感じる再生音圧の変化量を
調べた結果を第5図に示す,第5図(a)はズーム倍率
が増大するとき(以下ズームインと称する。)、第5図
(b)はズーム倍率が減少するとき(以下ズームアウト
と称する。)である。横軸はズームの変化倍率を対数目
盛りで、縦軸は音圧の増加量をdB値でプロットしてい
る.ズームの変化倍率と音圧の関係は A=Z−log (V)・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・(3)A:音圧増加量(d
B) ■=ズームの変化倍率 Z=0.3  (V<1) =0.5  (V≧1) となる。式(3)は、映像がズームしてその大きさが変
化するとき、マイクロホンの出力レベルをズーム倍率の
べき乗だけ変化させれば映像と音声が一体感を持つこと
、ズームインとズームアウト時では一体感を与える変化
量が異なることを示している。
これに基づき、ズーム倍率変化信号Cは、可変減衰器2
2. 23の減衰量を(3)式を満たすように制御する
。このように利得はズーム倍率の変化に合わせて制御さ
れ、マイクロホンの左右のチャンネルの出力o,pとな
る。
以上ののように本実施例によれば、映像のズーム倍率を
検出する手段と、マイクロホンの出力レベルをビデオカ
メラの映像のズーム倍率のべき乗に比例して変化させ、
かつズーム倍率が増大する場合と減少する場合でべき乗
の指数部を異ならせる手段と、マイクロホンの指向特性
をビデオカメラの映像のズーム倍率に対応して変化させ
る手段とを設けることにより、ズーム倍率の変化に合わ
せてマイクロホンの出力レベルと指向特性が第5図のよ
うに変化し、かつこれらの変化が再生時の人間の視覚,
聴覚を考慮したものであるので、再生した時に映像のズ
ームに合わせて音量と被写体の周囲音が適切に変化し、
映像と音声の一体感が得られる。
以下本発明の第二の実施例であるビデオカメラについて
、図面を参照しながら説明する。
第2図は、本発明の第二の実施例を示したブロック図で
ある。第2図において、1はレンズ部、5はズームレン
ズ、6はズームリング、7は反射材、8はフォトセンサ
、aはズームリング回転角信号、bはズーム倍率信号、
9はズームリング回転角信号aをズーム倍率信号bに変
換するエンコーダ(以下ズーム倍率エンコーダと称する
)であり、以上は第一の実施例と同様である。
第一の実施例と異なる点は、ズーム倍率信号bをビデオ
カメラの外部に出力する点である。
上記のように構成されたビデオカメラについての動作は
、第一の実施例におけるレンズ部1の動作と同様である
以上のように本実施例によれば、映像のズーム倍率を検
出する手段を設け、倍率の情報をビデオカメラの外部に
出力することによって、ズーム倍率の情報に合わせて出
力レベルや指向性が変わる外部のマイクロホンと組合せ
て収録を行えば、再生した時に映像のズームに合わせて
音量と被写体の周囲音が変化し、映像と音声の一体感が
得られる。
以下本発明の第三の実施例であるマイクロホンについて
、図面を参照しながら説明する.第3図は、本発明の第
一の実施例を示したブロック図である.第3図において
、2はマイクロホンユニット部、3は指向性合成部、4
は利得調整部である。マイクロホンユニット部2におい
て、11. 12, 13. 14は単一指向性のマイ
クロホンユニットである。d,e,f,gはそれぞれの
マイクロホンユニットの出力である。指向性合成部3に
おいて、15は移相器、16. 17. 18は加算器
、19,20. 21は可変減衰器である。利得調整部
4において、bはズーム倍率信号、Cはズーム倍率変化
信号’, 22. 23は可変減衰器である。また0は
右チャンネルの出力、pはRチャンネルの出力である.
以上は第一の実施例と同様である。
第一の実施例と異なる点は、マイクロホン外部からズー
ム倍率信号bの供給を受ける点である。
上記のように構成されたビデオカメラについての動作は
、第一の実施例におけるマイクロホンユニット部2、指
向性合成部3、利得調整部4の動作と同様である. 以上のように本実施例によれば、マイクロホンの出力レ
ベルをビデオカメラの映像のズーム倍率のべき乗に比例
して変化させ、かつズーム倍率が増大する場合と減少す
る場合でべき乗の指数部を異ならせる手段と、マイクロ
ホンの指向特性をビデオカメラの映像のズーム倍率に対
応して変化させる手段とを設けることにより、ズーム倍
率の情報を供給するビデオカメラと組み合わせて収録を
行えば、ズーム倍率の変化に合わせてマイクロホンの出
力レベルと指向特性が図5のように変化し、かつこれら
の変化が再生時の人間の視覚,聴覚を考慮したものであ
るので、再生した時に映像のズームに合わせて音量と被
写体の周囲音が適切に変化し、映像と音声の一体感が得
られる。
なお、第一,第三の実施例において、可変減衰器19,
 20. 21の減衰量をズーム倍率信号で制御してマ
イクロホンの指向性を変化させたが、制御を行わず指向
性は一定にして出力レベルの変化だけを行ってもよい。
また、第一.第三の実施例ではマイクロホンユニット部
のマイクロホンユニット数が4個であったが、ユニット
数が複数であれば本発明の実施が可能である。また、ユ
ニットが一個の場合も出力レベルだけを変化させること
によって本発明の実施が可能である。
発明の効果 以上のように本発明は、映像のズーム倍率を検出する手
段を設け、これをマイクロホンの出力レベルをビデオカ
メラの映像のズーム倍率のべき乗に比例して変化させ、
かつズーム倍率が増大する場合と減少する場合でべき乗
の指数部を異ならせる手段と、マイクロホンの指向特性
をビデオカメラの映像のズーム倍率に対応して変化させ
る手段と組み合わせることにより、ズーム倍率の変化に
合わせてマイクロホンの出力レベルと指向特性が第5図
のように変化し、かつこれらの変化が再生時の人間の視
覚,聴覚を考慮したものであるので、再生した時に映像
のズームに合わせて音量と被写体の周囲音が適切に変化
し、映像と音声の一体感が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例を示すブロック図、第2
図は本発明の第一の実施例を示す構成図、第3図は本発
明の第一の実施例を示すブロック図、第4図はズームの
変化倍率と音圧増加量の関係を示すグラフ、第5図は本
発明の実施例による出力レベルと指向性の変化を示す図
、第6図は従来の一実施例を示すブロック図である。 l・・・・・・レンズ部、2・・・・・・マイクロホン
ユニット部、3・・・・・・指向性合成部、4・旧・・
利得調整部、5・・・・・・ズームレンズ、6・・・・
・・ズームリング、7・旧・・反射材、8・・・・・・
フォトセンサ、9・・・・・・ズーム倍率エンコーダ、
lo・・・・・・ズーム倍率変化エンコーダ、II, 
12, 13. 14・・・・・・単一指向性のマイク
ロホンユニット、l5・・・・・・移相器、19, 2
0. 21, 22. 23・・・・・・可変減衰器。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名Ji2図 乙 第 図 (Q) (e−冫 ス′゛−ムの変イヒ紳 第 図 (Q) 左チv’/ネわ 石チy71)レ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 一個のマイクロホンユニットと、外部より供給
    されるズーム倍率信号で利得を制御できる増幅・減衰手
    段とを備え、上記マイクロホンユニットの出力に上記増
    幅・減衰手段でズーム倍率のべき乗に比例した利得を与
    えることを特徴とするマイクロホン。
  2. (2) 一個のマイクロホンユニットと、外部より供給
    されるズーム倍率信号で利得を制御できる増幅・減衰手
    段とを備え、上記マイクロホンユニットの出力に上記増
    幅・減衰手段で倍率が増加する場合と減少する場合で利
    得を与え、同一倍率においても異なった利得とすること
    を特徴とするマイクロホン。
  3. (3) 一個のマイクロホンユニットと、外部より供給
    されるズーム倍率信号で利得を制御できる増幅・減衰手
    段とを備え、上記マイクロホンユニットの出力に上記増
    幅・減衰手段でズーム倍率のべき乗に比例した利得を与
    え、かつ倍率が増加する場合と減少する場合でべき乗の
    指数部を異なった値とすることを特徴とするマイクロホ
    ン。
  4. (4) 複数のマイクロホンユニットと、一定の遅延量
    ,増幅・減衰量を持つ指向性合成手段と、外部より供給
    されるズーム倍率信号で利得を制御できる増幅・減衰手
    段とを備え、上記マイクロホンユニットの出力を上記指
    向性合成手段によって合成し、合成後に上記増幅・減衰
    手段でズーム倍率のべき乗に比例した利得を与えること
    を特徴とするマイクロホン。
  5. (5) 複数のマイクロホンユニットと、一定の遅延量
    ,増幅・減衰量を持つ指向性合成手段と、外部より供給
    されるズーム倍率信号で利得を制御できる増幅・減衰手
    段とを備え、上記マイクロホンユニットの出力を上記指
    向性合成手段によって合成し、合成後に上記増幅・減衰
    手段で利得を与え、倍率が増加する場合と減少する場合
    で同一倍率においても異なった利得とすることを特徴と
    するマイクロホン。
  6. (6) 複数のマイクロホンユニットと、一定の遅延量
    ,増幅・減衰量を持つ指向性合成手段と、外部より供給
    されるズーム倍率信号で利得を制御できる増幅・減衰手
    段とを備え、上記マイクロホンユニットの出力を上記指
    向性合成手段によって合成し、合成後に上記増幅・減衰
    手段でズーム倍率のべき乗に比例した利得を与え、かつ
    倍率が増加する場合と減少する場合でべき乗の指数部を
    異なった値とすることを特徴とするマイクロホン。
  7. (7) 複数のマイクロホンユニットと、外部より供給
    されるズーム倍率信号で遅延量,増幅・減衰量を制御で
    きる指向性合成手段と、外部より供給されるズーム倍率
    信号で利得を制御できる増幅・減衰手段とを備え、上記
    マイクロホンユニットの出力を上記指向性合成手段によ
    って合成し、合成後に上記増幅・減衰手段でズーム倍率
    のべき乗に比例した利得を与えることを特徴とするマイ
    クロホン。
  8. (8) 複数のマイクロホンユニットと、外部より供給
    されるズーム倍率信号で遅延量,増幅・減衰量を制御で
    きる指向性合成手段と、外部より供給されるズーム倍率
    信号で利得を制御できる増幅・減衰手段とを備え、上記
    マイクロホンユニットの出力を上記指向性合成手段によ
    って合成し、合成後に上記増幅・減衰手段で利得を与え
    、倍率が増加する場合と減少する場合で同一倍率におい
    ても異なった利得とすることを特徴とするマイクロホン
  9. (9) 複数のマイクロホンユニットと、外部より供給
    されるズーム倍率信号で遅延量,増幅・減衰量を制御で
    きる指向性合成手段と、外部より供給されるズーム倍率
    信号で利得を制御できる増幅・減衰手段とを備え、上記
    マイクロホンユニットの出力を上記指向性合成手段によ
    って合成し、合成後に上記増幅・減衰手段でズーム倍率
    のべき乗に比例した利得を与え、かつ倍率が増加する場
    合と減少する場合でべき乗の複数を異なった値とするこ
    とを特徴とするマイクロホン。
  10. (10) ビデオカメラのレンズのズーム倍率を検出し
    てズーム倍率信号に変換する手段と、ズーム倍率信号を
    ビデオカメラ外部に出力する手段とを備えたことを特徴
    とするビデオカメラ。
  11. (11) ビデオカメラのレンズのズーム倍率を検出し
    てズーム倍率信号に変換する手段と、請求項1項、2項
    、3項、7項、8項、または9項記載のマイクロホンを
    備え、ズーム倍率信号をこのマイクロホンに供給してマ
    イクロホンの出力の制御を行うことを特徴とするビデオ
    カメラ。
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