JPH07116785B2 - 吊り天井グリッド構造体 - Google Patents

吊り天井グリッド構造体

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JPH07116785B2
JPH07116785B2 JP61171915A JP17191586A JPH07116785B2 JP H07116785 B2 JPH07116785 B2 JP H07116785B2 JP 61171915 A JP61171915 A JP 61171915A JP 17191586 A JP17191586 A JP 17191586A JP H07116785 B2 JPH07116785 B2 JP H07116785B2
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エフ.ミーヤル デイビド
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ドン インコ−ポレイテツド
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B7/00Connections of rods or tubes, e.g. of non-circular section, mutually, including resilient connections
    • F16B7/04Clamping or clipping connections
    • F16B7/044Clamping or clipping connections for rods or tubes being in angled relationship
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B9/00Ceilings; Construction of ceilings, e.g. false ceilings; Ceiling construction with regard to insulation
    • E04B9/06Ceilings; Construction of ceilings, e.g. false ceilings; Ceiling construction with regard to insulation characterised by constructional features of the supporting construction, e.g. cross section or material of framework members
    • E04B9/12Connections between non-parallel members of the supporting construction
    • E04B9/122Connections between non-parallel members of the supporting construction one member passing through the other member, both members laying at least partly in the same plane

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の背景] 本発明は、一般的には吊り天井グリッド構造体に関し、
より具体的には、この種グリッドのための新規且つ改良
された端部コネクタによる接続構造に関する。
[先行技術] 吊り天井グリッド構造体は、交差部で接合するグリッド
・ティー若しくはランナを通常提供し、これ等は、パネ
ル若しくは取付け具が配置される格子状の開口を提供す
る。或る構造体の場合、グリッドは、互いに平行に延び
る主たるランナと、この主ランナの両側端部で接続され
る直交ランナとを含んで成る。ブラケット・ウイーブ構
造体のような他の構造体の場合、グリッドは、主ランナ
及び横断する直交ランナを含んでいない。然し、両構造
体共、交差接続部が提供され、この接続部内を、交差部
を通して通しランナが延びている。また通しランナの両
側端部には、同一平面をなす対向ランナが接続される。
通常、通しランナは接続のための開口を提供し、同一面
に整一される対向ランナは、通しランナのコネクタ開口
内に両側から延びる端部接続部を有する。このようなグ
リッド・ランナ及び端部コネクタの例は、米国特許第3,
193,063号、同第3,378,976号、同第3,426,496号、同第
3,501,185号、同第3,503,641号、及び同第4,108,563号
に示されている。
或る場合、端部コネクタは通しランナと接続し、対向す
るランナに関連する端部コネクタとは直接接続していな
い。上記米国特許第3,193,063号及び同第3,378,976号に
示された発明は、このような直接接続していない構造体
を開示している。他の例の場合、端部コネクタは2つの
別個の係止構造を提供し、その一方は、通しランナのコ
ネクタ開口内に、他のコネクタが存在しない場合でも、
通しランナと接続し(この明細書では、「第1端部係止
構造体」として引用する)、また他の係止構造は、通し
ランナのコネクタ開口内に両コネクタが据付けられる場
合に、2つの端部コネクタ間に直接的な接続を提供して
いる。上記米国特許第4,108,563号の発明はこのような
接続を開示するものである。この端部コネクタの場合、
「第1端部係止構造体」は、分離する力に抵抗するよう
なコネクタの能力に対して、充分には寄与していないの
が通常である。
多くのグリッド構造体の場合、通しランナのコネクタ開
口は、係止関係を与えるために、2つの端部コネクタを
配置するように形成され、また係止構造体自体は、組立
を許容するように偏倚可能となっている。この構造は、
殆んど分解が困難であり、特に周囲から離間した組立グ
リッド内の場所からは分解することが困難となる。この
場所では、2つの通しランナ間の間隔は、グリッドの周
囲部分により固定保持され、従って、端部接続の解除若
しくはランナの再設をするのに、如何なる充分な距離を
とっても、ランナの長手方向にランナ及びコネクタを動
かすことが不可能となる。従来、構造体内のランナの取
外し及び据付けは、通常コネクタの折曲げ若しくは他の
損傷を伴ない、それらなしでグリッドを完成したり分解
するのが非常に困難であった。
[発明の要約] 本発明には多くの特徴が存在する。或る重要な特徴によ
れば、端部コネクタは、通しランナのウエブ内コネクタ
開口に向けて、長手方向の動作を与えることによって据
付けられ、また端部コネクタには、コネクタ開口内での
コネクタの横方向動作によって係合若しくは脱外される
係止構造が与えられている。また、係止位置へ向けて、
コネクタ開口内で端部コネクタを横方向へ付勢するよう
な弾圧手段が付与されている。この弾圧手段は、通常
は、係止位置に端部コネクタを保持する一方、係止状態
を解除するとともに端部コネクタを取外せるように、逆
方向に向けられる横方向動作を許容するようにしてあ
る。
本発明の他の特徴によれば、係止構造は、対向する内向
きの延在突部を備えており、また端部コネクタは、後向
きの表面を具備し、この表面は、突部の陰に位置する弾
圧手段により動かされて、単一の端部コネクタのみがコ
ネクタ開口内に配置されているときでも、通しランナに
端部コネクタを係止する機能が与えられている。この
「第1端部係止構造体」を提供する特徴は、グリッドを
形成するランナの一端部で、端部コネクタの据付けを許
容することによって、グリッドの組立てに寄与し、グリ
ッドのランナは、端部コネクタが他端部で据付けられて
いる間、上記ランナ端部の接続を確保し且つ維持する。
更にこれは、対向ランナが総ての交差部に存在しないパ
ターンにあっても、少なくとも幾つかのランナが据付け
られるように、グリッドの組立てを許容するようにして
ある。
望ましくは、一方の端部コネクタの上記後向き表面は、
コネクタ開口を通して、逆方向に延びる同一の端部コネ
クタの対応表面と整一し、2つの対向する後向き表面間
に配置された突部が、過剰な折曲げ力を負わされないよ
うになっている。この係止構造によれば、所与のコネク
タ開口内に、第2の端部コネクタが据付けられたとき、
改良された係止強度が発揮される。
本発明の他の重要な特徴によれば、新規且つ改良された
2重係止端部コネクタが提供される。
この端部コネクタは、通しランナのコネクタ開口内に、
単一の端部コネクタのみが据付けられるとき、通しラン
ナと接続する「第1端部係止構造体」を提供するが、第
2及び別個の係止構造体が、通しランナのコネクタ開口
内に2つの対向端部コネクタが据付けられたときに、2
つの対向端部コネクタ間は直接接続されることになる。
上記の両係止構造体は、横方向への動作によって係合及
び脱外され、各端部コネクタは、分解のために逆方向へ
の動作を許容する一方、係止位置に向けて端部コネクタ
を横方向に付勢する弾圧部材を備えている。従って、端
部コネクタは、さしたる困難なしに分解できる一方、グ
リッド構造体に信頼性のある接続を提供する。
本発明の他の特徴によれば、二重係止コネクタ構造体が
提供され、この場合、単一の端部コネクタのみが据付け
られるとき、通しランナと直接一方の係止構造とが接続
し、また同じ係止構造は、通しランナのコネクタ開口内
に2つの対向端部コネクタが据付けられたとき、2つの
対向端部コネクタ間に高強度を生ずる機能的直接接続が
図られる。2つの対向端部コネクタを直接相互接続する
別個の係止構造が加えられ、その際に高強度を提供する
2つの係止構造は協働して、通しランナの両側で接続さ
れた2つの対向ランナ間に、非常に強力な接続状態を発
生する。
本発明の更に別の特徴によれば、強力で信頼性のある接
続を生む一方、容易に端部コネクタの解放及び再置を許
容し、従って、組立てグリッド構造体内のどこでも、グ
リッドを形成しているランナを取外し若しくは据付けす
ることができる。上記取外し及び据付けは、ランナ若し
くは接続部の損傷なしに容易に達成される。
本発明のこの特徴を組込んだ実施例において、端部コネ
クタは、通しランナのコネクタ開口中に向けて、両側か
ら加えられる長手方向の動作により据付けられる。然
し、組立てグリッド内で端部コネクタを取外すために、
逆方向へ向けての長手方向の動作を加えることは、周囲
のグリッド・ランナにより阻止される。この実施例は、
端部コネクタの上縁部が、スプリングの作用に抗して動
かされ、上側係止を解放するとともに、通しランナが、
垂直上向き動作により、コネクタを取外すことができる
位置へ捻ねられるようにすることを許容する。従って、
所与の構造体内の所与のランナは、コネクタ開口の外へ
向けてのコネクタの大きな長手方向動作無しに取外すこ
とができ、従って組立てグリッドのかなりの部分に亘る
内部に、上記グリッド・ランナが配置されているときで
も、グリッド構造体から所与のランナを取外すことが容
易となる。所与のグリッド内でのランナの再据付け、若
しくは据付けは、両側からの動作により容易に達成で
き、この場合、通常位置から傾けられるか、或いは捻ね
られる通しランナのコネクタ開口中へコネクタが垂直下
方に動かされる。コネクタ開口内へ端部コネクタが配置
された後、通しランナは、その通常の非捻り位置へ戻る
ことが許容され、端部コネクタの据付けが完成する。
本発明の上記した特徴及びその他の特徴は、添付の図面
に示された実施例と、それに対する以下の説明により理
解されよう。
[図示実施例の説明] 第1図乃至第6図は、本発明の第1実施例を示す。この
実施例では、中央ウエブ11、ウエブの下縁部に沿って対
向延在するパネル支持フランジ12、及びウエブの上縁部
に沿った補強用のビーム13を具えた通しランナ(若しく
はグリッド・ティー)10が用いられる。図面はランナを
均質構造として示してあるが、通常、ランナは図示断面
形状のように、シート状金属材を曲げることにより形成
される。
中央ウエブ11は、概ねH字形状を有するコネクタ開口14
を伴なって形成される。一対の対向ランナ(若しくはグ
リッド・ティー)16,17はまた、略通しランナ10と同じ
ウエブ18、パネル支持用のフランジ19、及びビーム21を
伴なって形成される。各対向ランナ16,17の端部には、
対向ランナ16,17の各ウエブ18上に支持され、且つその
端部を越えて突出する端部コネクタ22が支持される。端
部コネクタ22は、両側からコネクタ開口14を通して延び
るように構成され、互に係止されるとともに、通しラン
ナ10とも相互係止され、吊り天井グリッド構造体内で、
組立て、ジョイント若しくは相互接続部を形成するよう
になっている。
若し本発明が主ランナ及び横断ランナからなるグリッド
として利用されると、主ランナは通しランナ10により提
供され、横断ランナは、対向ランナ16,17により提供さ
れる。他方、典型的なバケット・ウイーブ構造体におい
ては、単一型のランナが、構造的に類似する対向ランナ
16,17の端部を、通しランナ10が受容し、吊り天井グリ
ッド構造体をも提供するように構成される。
コネクタ開口14との組合せにおいて、各端部コネクタ22
には、2つの別個の且つ限定的な係止部材が設けられ、
上記係止部材は、組立て相互接続部において協働し、大
きな分離力に抵抗できる非常に強い結合部を形成する。
然し、上記係止部材は比較的容易に分解できるが、この
点は以下において再び詳述する。
コネクタ開口14の形状は第2図によく示されている。こ
のコネクタ開口14は、概ねH字形状で且つ内向きに対向
して延在する中央突部26,27を具え、これ等突部26,27
は、夫々コネクタ開口14の上下縁部から延びている。上
記中央突部26,27は、係止構造体の一方の重要な部分を
形成する。
2つの端部コネクタ22は構造上同一であるので、一方に
関する以下の詳細な説明が、両方に等しく適用される。
第3図に示すように、端部コネクタ22は、対向ランナ1
6,17のウエブ18上にリベット打ちにより固定する構造体
28を伴なって、支持された板金により形成される。ウエ
ブ18は着脱構造体29を伴なって形成され、この内側に端
部コネクタ22が支持され、またこの着脱構造体29は、ウ
エブ18の中央面と端部コネクタ22の面31とが整一するよ
うに配分され、端部コネクタ22が交差部分に据付けられ
たとき、2つの対向ランナ16,17が互に密着して重なり
合い、整一するようになっている。
端部コネクタ22の上下縁部は、夫々前縁部34,36に向か
って延びる横方向に延びた対向フランジ32,33を形成す
るように、約45゜の角度で内向きに曲げられている。た
部コネクタ22の前端部34,36の上下縁部に隣接するよう
に、板金から成るリベット打ち構造体29を横方向に変形
させて、一対の長手方向に沿った凹部37,38を形成し、
これ等は、小距離だけ表面31から隔てられた位置を占め
ている。端部コネクタ22の前端の上下縁部は、内側に曲
げられ、短フランジ39,41を構成してある。これ等は、
夫々対向フランジ32,33の前端に連らなり、前縁部34,36
との間に互に離間させてある。
通しランナ10の中央ウエブ11の表面43と、前縁部34,36
が係合する迄、中央突部26,27の一側部へコネクタ開口1
4を通して、密着状態を保つように各端部コネクタ22の
前端部が受容されるように、種々の素子が配分されてい
る。この係合によれば、コネクタ開口14に対する端部コ
ネクタ22の内向きの動きを制限する。
この位置において、各端フランジ39,41の後端部は、関
連する中央突部26,27を通過して延びている。各端部コ
ネクタ22にはまたスプリング・タブ44が設けられてお
り、これは、コネクタ開口14の側部に端部コネクタ22が
係合すると共に、コネクタ開口14内で端部コネクタ22を
横方向に弾圧させるものであって、同時に短フランジ3
9,41の表面が中央突部26,27の陰に密着し且つ係合する
ようにするためのものである。この位置において、初期
係止構造体若しくは「第1端部係止構造体」には、端部
コネクタ22及び通しランナ10の中央ウエブ11との係合が
成立し、また上記構造体は、単一の対向ランナ16または
17の端部コネクタ22だけがコネクタ開口14内に配置され
るときでも同じ作用を呈する。
コネクタ開口14及び端部コネクタ22が対称形であるた
め、何れの端部コネクタ22もコネクタ開口14内に据付け
られると共に、単一のランナ(16または17)の端部コネ
クタ22であってもこれを係止位置に保持する中央突部2
6,27及びその表面40(第6図示)を初期係止構造体とし
て提供することができる。
然し、一方の端部コネクタ22が据付けられた後であって
も、コネクタ開口14内に、他方の端部コネクタ22を係止
するために、関連する中央突部26,27を通過させて、対
向する端部コネクタ22の各短フランジ39,41を挿入する
迄、同じ態様で互に対向する端部コネクタ22を挿入する
ことができる。この状態に在るとき、短フランジ39,41
の後方縁部と密接する中央突部26,27との間の係合によ
り生ずる接続の強度は、以下に詳述するように急激に増
大する。この状態においては、結果として2つの端部コ
ネクタ22は、中央突部26,27を通して一体的に密接接続
され、またこれら突部26,27自体の強度は、「第1端部
係止構造体」により提供される接続の強度に制限されな
い。
コネクタ開口14を通して延びる端部コネクタ22の前端部
は、他の部分よりもその高さが低く、端フランジ39,41
が、他方の端部コネクタの対向フランジ32,33間にあっ
て密着し、且つ他の端部コネクタ22の凹部37,38中へ着
座するようになっている。更に、凹部37,38は、中央突
部26,27から離れるように充分深く形成され、従って、
一旦据付けられると、2つの端部コネクタ22の表面31
は、係合方向へ向けて横方向に動くことができる。
「第2係止構造体」は、各端部コネクタ22の前端部に形
成された横方向に突隆したストラップ46と、このストラ
ップ46から後方に隔てて位置するB字形開口47をもって
構成され、2つの端部コネクタ22が、コネクタ開口14を
通して互に反方向に向けて挿入されると、一方の端部コ
ネクタ22のストラップ46が他方の端部コネクタ22のB字
形開口47中へ突入する位置に動き、従って各端部コネク
タ22の各ストラップ46が、他方の端部コネクタ22に設け
られたB字形開口47中へ嵌入して「第2係止構造体」を
提供する。
この「第2係止構造体」による係合は、コネクタ開口14
内での端部コネクタ22の横方向における動作によって達
成され、この横方向の動きは、コネクタ開口14の隣接側
部に係合するスプリング・タブ44によって生ずる。端部
コネクタ22を脱外するには、夫々の対向ランナ16,17に
対して、横方向の力を供給することによって達成され、
これはその動きに関連するスプリング・タブ44の弾圧作
用を克服すると共に、端部コネクタ22を横方向に離す。
この作用が生ずるとき、夫々のストラップ46は、関連す
るB字形開口47の外に向けて動き、短フランジ39,41
は、中央突部26,27から離れて動く。これは、端部コネ
クタ22若しくはコネクタ開口14の何れの構造に対して
も、永久的な破壊なしに、一方若しくは双方の端部コネ
クタ22の取外しを許容することになる。他方、一旦端部
コネクタ22が完全に挿入され且つ係止されると、実質的
に多数の相互係合表面が端部コネクタ22の分離を阻止す
るように働く。相互係合する係止縁部は、実際の係止作
用を提供する狭い表面を提供するものである。従って、
「表面」若しくは「係止表面」という用語は、端フラン
ジ39,41の縁部及びB字形開口47の縁部のような縁部構
成によって提供される表面を含むものとする。
第6図は、初期のコネクタ接続における各構造体の作用
を示す。この図において、一方の端部コネクタ22は実線
部分で示され、端部コネクタ22′として示される他方の
コネクタは仮想線で示されている。通しランナ10の中央
ウエブ11は、互に反方向に2つの端部コネクタ22,22′
が動かされる際に通過するコネクタ開口14を提供してい
る。コネクタ開口14の下端部における端部コネクタ22,2
2′の間には、中央突部27が位置し、2つの端部コネク
タ22,22′が完全に据付けられたとき、端部コネクタ22
の短フランジ41は、中央突部27の側方を通過して延び、
短フランジ41の縁部後方若しくは係止表面が中央突部27
と整一する迄スプリング・タブ44(第5図図示)による
横方向に向けての作用が加わる。同様に、端部コネクタ
22′の短フランジ41′は、中央突部27の側方を通過して
延び且つ対応するスプリング・タブ44′により横方向に
向けて押され、従って、短フランジ41′の後縁部後方も
また中央突部27と整一すると共に、事実上端部コネクタ
22の短フランジ41の横方向面40と整一することになる。
この位置において、各端部コネクタ22,22′の前端部36,
36′は、中央ウエブ11の隣接表面に係合し、図示位置に
対する端部コネクタ22のそれ以上の内向き動作を制限す
る。
若し、コネクタ開口14内に一時的に単一の端部コネクタ
22だけが配置されると、中央突部26,27と短フランジ39,
41の後縁に対する横方向面40との間の係合は、夫々第1
端部係止作用として、コネクタ開口14内に上記端部コネ
クタ22を係止する。然し、この係止の強度はさ程大きく
はない。何故ならば、中央突部26,27は、夫々小さく且
つ若し充分な荷重がここに供給されると、端部コネクタ
22が変形されるようなことが起きるからである。他方両
端部コネクタ22が据付けられたとき、対向ランナ16,17
に及ぼされる相互離反の分離力は、関連する短フランジ
41の短部における横方向面40が、対応する中央突部26,2
7の対向側部に係合するように働き、短フランジ39,41
は、内側縁部が重なるように配分される。従って、中央
突部27は、直接両側からの圧縮下に荷重され且つ如何な
る重大な曲げ荷重をも負わない結果を生じ、而も端部フ
ランジ22の後縁横方向面40の一部が重なることになる。
この条件下において、2つの中央突部26,27は機械的に
作用し、2つの対向する端部コネクタ22を直接的に相互
接続し、またこの接続は破損なしに大きな分離力に抵抗
するように機能する。
従って、中央突部26,27と協働により、短フランジ39,41
により提供される係合接続は、13.5乃至18キログラム程
度の比較的低い引張り強度の初期接続を先ず提供する
が、他面、両端部コネクタ22が据付けられた後は、2つ
の対向ランナ16,17を機能的に直接接続する強力な係止
接続結果を発揮する。
第5図に示したように、「第2係止構造体」は、ストラ
ップ46及びこれに対応するB字形開口47の相互作用によ
って提供される。然し、これらによる接続は、2つの端
部コネクタ22間に直接機能し、2つの端部コネクタ22が
夫々コネクタ開口14内に据付けられる迄は機能しない。
更にB字形開口47の形状は、後方に延在する歯状突部51
を提供し、該突部51は、引張り荷重が2つの端部コネク
タ22間に供給されるとき、ストラップ46により限定され
る横方向開口中への突出作用を呈する。ストラップ46に
より発揮されるB字形開口47と歯状突部51の歯との相互
係止係合は、引張り荷重下において、端部コネクタ22が
横方向に分離するのを阻止し、また「第2係止構造体」
による接続の強度を増大させる。同様の構造は前記米国
特許第4,108,563号にも開示されている。
第1及び第2の2つの係止構造体は、据付け状態におい
て協働作用し、対向ランナ16,17間に作用する引張り若
しくは分離力に対し、非常に良好な抵抗力を発揮する。
短フランジ39,41と各中央突部26,27との間の係合によ
り、初期係止構造体は、分離力に抵抗するように相互係
合する2組の対向表面を提供する。同様に、各ストラッ
プ46は、2つの場所で対応する前縁部に係合し、従って
「第2係止構造体」により、更に4つの相互係合表面が
提供されることになる。従って、この係止構造体では、
6対の対向表面の相互係合を組合わせ得る。本発明の第
1実施例に示されるように、この係止構造体によれば、
端部コネクタ22は、破損なしに少なくとも1350キログラ
ムにも及ぶ分離力に抵抗することができる。
第7図は、本発明の第2実施例を示す。この実施例にお
いて、類似の部分を示すのに類似の符号が用いられてい
るが、各符号に100を付加して第2実施例としての符号
を示してある。第2実施例もまた、通しランナ110及び
対向ランナ116,117を主体構造としているが、これら2
種のランナ110,116,117の断面は、何れも第1実施例と
同じである。ここで再び同一の端部コネクタ122が対向
ランナ116,117上に支持され、また通しランナ110の中央
ウエブ111内に形成されたコネクタ開口114を通して、端
部コネクタ122が延びるように配置される。2つの端部
コネクタ122は、前記同様、2つの別個の係止構造体を
提供している。短フランジ139,141により提供される
「第1端部係止構造体」は、夫々中央突部126,127と協
働して、コネクタ開口114内における一方の端部コネク
タ122が据付けられた際に、初期係合機能を提供し、コ
ネクタ開口114内に2つの端部コネクタ122が夫々据付け
られたときには、これら2つの端部コネクタを機能的且
つ直接的に接続する増大した強度の接続を提供し、第2
の係止構造体としての機能が生ずる。短フランジ139,14
1により提供される第1係止接続の形状及び機能は、第
1実施例の対応する係止接続と同一である。
然し、この例では、端部コネクタ122は、開口163の長さ
の半分より僅かに小さく開口に沿って長手方向に延びる
一対の対向する横方向突部161,162を具えている。これ
らの突部161,162は、開口163の後端部に、開口前端部か
ら隔てられて配置され、端部コネクタ122が据付けられ
たとき、反対側から挿入される他方の端部コネクタ122
の突部161,162を受容する。2つの端部コネクタ122が互
に反方向からコネクタ開口114内に挿入されて配置され
たとき、一方の端部コネクタ122の突部161,162の端部16
6は、他方の端部コネクタ122の縁部若しくは係止表面16
7に係合し、端部コネクタ122を一緒に相互係止する。こ
こで再び、スプリング・タブ144により生じるコネクタ
開口114内での端部コネクタ122の横方向動作により、接
続が提供される。この二重接続手段はまた高強度を提供
する。端フランジ139,141により提供される「第1端部
係止構造体」はまた、端部コネクタ122を一緒に係止す
る2対の対向表面を提供する。更に各突部161,162は、
隣接縁部167と協働作用し、従って更に4つの相互係合
表面が提供され、合計6組の相互係合表面が提供され
る。製造公差は、他に先立って1組の表面が係合するよ
うな傾向を生じさせるが、充分な変形が結合構造内で生
じて、総ての係合表面が相互係合することを確保すると
共に、破損が生ずる前に、接合強度に対して寄与する。
第8図乃至第11図は、本発明の第3実施例を示す。ここ
で再び、類似の部分を表明するのに類似の符号が用いら
れ、第8図の第3実施例を示すために各符号に200が加
えられている。
この第3実施例はまた、通しランナ210に対して端部コ
ネクタ222を直接接続する「第1端部係止構造体」と、
コネクタ開口214内に配置される2つの端部コネクタ222
間によって直接接続する「第2係止構造体」とを提供す
る。然しこの「第2係止構造体」は、組立てグリッド内
でのコネクタの容易な取外し及び据付けを許容する。以
下に詳述する特徴を更に有し、ここで結合素子としての
コネクタ端部の実質的な長手方向動作は、残りのグリッ
ド・アセンブリにより制限される。
第8図及び第9図に関し、通しランナ210はまた、対向
する内向きの中央突部226,227を具備するコネクタ開口2
14を伴なって形成される。対向ランナ216,217の端部に
はまた、リベット打ち構造により、対向ランナ216,217
の端部において、中央ウエブに固定された同一形状の端
部コネクタ222を具えてある。
第1端部係止は、短フランジ239,241により提供され、
これらは、端部コネクタ222がコネクタ開口214内に挿入
されたとき、夫々中央突部226,227の陰に密着する後向
き表面240を具えている。ここで再び、横方向に突出延
在するスプリング・タブ244が設けられ、各端部コネク
タ222がコネクタ開口214に対して挿入を完了した後、短
フランジ239,241を中央突部226,227の陰の位置に向けて
横方向に動かす。この実施例においては、端部コネクタ
222の下側部に前縁部236が設けられ、通しランナ210の
中央ウエブ211の側部に係合すると共に、端部コネクタ2
22の内向き動作を制限するようにしてある。
「第2係止構造体」が、横方向に突出したストラップ24
6及び開口247により提供されることも、前記各実施例と
同じである。2つの端部コネクタ222が両側からコネク
タ開口214内に据付けられたとき、一方の端部コネクタ2
22のストラップ246が、他方の端部コネクタ222の開口24
7の陰に密着し、通しランナ210の中央ウエブ211の各側
部で2つの端部コネクタ222,222を直接相互に係止する
ようになる。これによって、2つの端部コネクタ222の
係止が、スプリング・タブ244により生ずる横方向動作
によって達成される。ストラップ246の後方に占位する
開口247の前縁部247aは、ストラップ246の突部と協働す
る係合離脱部を提供し、強力な相互係止接続を確保す
る。
第10図及び第11図は、脱外及び接続するのに、ランナ端
部の長手方向動作を必要とせずに、グリッド・アセンブ
リ内の場所からグリッドを構成する各ランナを取外すこ
とができる態様を示す。通常、公差部の構成成分は第10
図の位置にあり、ここで通しランナ210は対向ランナ21
6,217の各端部に対して直角に延びている。第10図及び
第11図において、対向ランナ216の端部は仮想線で示さ
れ、他方の対向ランナ217の端部は実線で示し、2つの
部分間をより明確にしている。第10図の通常位置におい
て、各通しランナ210の中央ウエブ211は、垂直に延び、
2つの端部コネクタ222は、コネクタ開口214の両側から
同開口214を通過して延びる。この位置において、2つ
の要素からなる係止部材は、所要の接続部若しくは交差
部を係止する。
この実施例において、端部コネクタ222の上側部に沿っ
た表面234は、0.5センチメートル程度の小さな高さを有
する。2つの端部コネクタ222の対向表面236,234は、中
央ウエブ211の両側で係合し、通常は、協働して、通し
ランナ210を垂直に保持する。然し、表面234は短いた
め、以下に詳述するように、交差部を分解する時、第11
図の位置へ通しランナ210を回転させることが可能とな
る。この回転中、或る金属の裂壊若しくは変形が表面23
4若しくはコネクタ開口214に沿って生ずる。この裂壊若
しくは変形は、実質的な若しくは重大な損傷を齎らさな
い。
組立てグリッド内の典型的な内部の場所において要求さ
れるような、対向ランナ217の端部コネクタ222を、長手
方向の動作なしに、コネクタ開口部214から取外したい
場合は、対向ランナ217の端部上縁を、その長手方向軸
の回りで先ず捻るか回転して、短フランジ239の後縁部
を中央突部226の陰から外へ動かす。この操作若しくは
動作は、スプリング・タブ244によってのみ抵抗され、
容易に達成することができる。この条件においては、短
フランジ241の後縁部は、中央突部227の陰に残存する。
一旦上側の端フランジ239の後縁部が中央突部226の陰か
ら解放されると、通しランナ210は、その長手方向軸の
周りを第11図の位置へ回転することができるようにな
る。これは、対向ランナ216の前縁部234若しくはコネク
タ開口214の上縁部の変形を齎らす。結果において、こ
の構造は、通常通しランナ210の中央ウエブ211を垂直に
保持する一方、その長手方向軸の周りの回転を許容する
克服可能な制止機構を提供することになる。
この回転中、通しランナ210から延圧する対向支持フラ
ンジ212は、対向ランナ217のパネル支持用フランジ219
の下側に係合し、通しランナ210のパネル支持用フラン
ジ212に対する旋回状動作を伴なって対向ランナ217の端
部の圧上を生じさせる。同時に、旋回状動作が、通しラ
ンナ210と対向ランナ216の端部との間で生じ、ここで相
対的な回転が、対向ランナ216の端部コネクタ222の下側
縁部及びコネクタ開口214の下側部に沿って、部位250の
周りで生ずる。これらの対向ランナ216,217の前端部
は、部位245で上向き傾斜縁部に沿って、後退して隙間
を提供し、また端部コネクタ222は部位255で湾曲し且つ
部位255aで凹んで、通しランナ210の上記回転を許容す
る。
第10図の位置から、通しランナ210の回転が漸進するに
つれ、対向ランナ217の端部下側に位置する端部コネク
タ222は、対向ランナ216の側の端部コネクタ222に対し
て上昇し、この作用で各端部コネクタ222のストラップ2
46を、他方の端部コネクタ222の開口247から脱外若しく
は係合させる。またスプリング・タブ244の後縁部も中
央突部227から上昇する。従って、2つの端部コネクタ2
22が第11図の位置に到達するとき、2つの端部コネクタ
222は、互に中央突部226,227から外される。これによ
り、端部コネクタ222自体は、対向ランナ216,217と相対
的な長手方向の動作を何ら阻害しないで済む。
第11図の位置において、端部コネクタ222を有する対向
ランナ217は、中央のコネクタ開口214の外に持上げら
れ、矢標で示されるように、上記コネクタ部分の分解が
完了する。一旦、対向ランナ216の一端部で端部コネク
タ222が、通しランナ210から上方に離されると、対向ラ
ンナ217の長手方向動作が許容されて、対向ランナ217の
他端部での接続が取外される。この取外しは、対向ラン
ナ217の他端部での種々の係止を解放すると共に、長手
方向動作により、接続部での取外しを許容するように、
スプリング・タブ244を僅かに圧縮することにより、垂
直動作ではなく、上記長手方向動作によって達成され
る。スプリング・タブ244の自由端部244aは、第9図に
よく示されるように、内向きに曲げ戻されており、従っ
てスプリング・タブ244は、第11図の位置から第10図の
位置への通しランナ210の回転を妨害しない。更に交差
部の部分が重大な範囲で損傷を受けないため、これ等は
逆の動作により再組立てすることができる。
本発明のコネクタ構造では、全グリッド構造体において
非常に高い強度を提供するにも拘らず、接続部は、スプ
リング・タブを圧縮すると共に、接続部材が脱係合位置
に向けて横方向に動けるように、対向ランナの端部に対
して横方向力を付与することにより、比較的容易に分解
することができ、上記脱外位置から接続部材に対して損
傷を与えることなく、且つ過剰な力を必要とせずに、分
解することができる。
本発明の各図示実施例において、2つの別個の接続部材
が協働して高強度を提供すると共に、一方の接続部材の
みが据付けられた際に、そのコネクタ接続が「第1端部
係止体」を構成するような吊り天井接続構造体が提供さ
れる。更に各実施例において、係止部分の分解若しくは
解放は、スプリング・タブの作用を克服するように横方
向の力を付与する単純な手段で達成される。
以上本発明の望ましい実施例が図示され且つ記述されて
来たが、これ等の各部の種々の変更及び置換が、特許請
求の範囲に記載される本発明の範囲から離れることなく
実施可能であることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例に係る交差部の組立て前
の通しランナ及び対向する端部コネクタを示す展開斜視
図、 第2図は、中央ウエブ内に形成されたコネクタ開口の形
状を示す通しランナの部分側面図、 第3図は、一方の端部コネクタを実線で、他方を仮想線
で示す交差部の拡大側面図、 第4図は、一方の端部コネクタの端部形状を示すため
に、第3図の4−4線に沿って縦断した拡大断面図で、
この断面においては、単一の端部コネクタのみが示され
ている。 第5図は、組立て状態の一方の係止部分を第3図の5−
5線に沿った断面として示した図、 第6図は、第5図の断面と類似する第3図の6−6線に
沿った断面図、 第7図は、本発明の第2実施例を示す第1図と類似の展
開斜視図、 第8図は、本発明の第3実施例を示す第1図及び第7図
と類似の展開斜視図、 第9図は、第8図示の実施例による中央部縦断拡大平面
図、 第10図は、第8図の実施例に係る交差部の拡大断面図
で、一方の端部コネクタを仮想線で、他方を実線で示し
てある。 第11図は、第10図に類する断面図で、通しランナが分解
中に回転され、組立てグリッド内で通しランナの取外し
を許容する時の各部材の状態位置を示す。 10,110,210……通しランナ 11,111,211……中央ウエブ 14,114,214……コネクタ開口 16,17,116,117,216,217……対向ランナ 22,122,222……端部コネクタ 26,27,126,127,226,227……中央突部 39,41,139,141,239,241……短フランジ 44,144,244……スプリング・タブ 46,246……ストラップ 47,247……開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート エフ.ワーレイ アメリカ合衆国, 44140 オハイオ州, ベイ ビレッジ,フェアウィン ドライブ 31506 (56)参考文献 特開 昭60−5950(JP,A) 特開 昭52−113513(JP,A) 実開 昭60−83117(JP,U) 実開 昭47−23913(JP,U)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通しランナに対し、その中央ウエブに穿っ
    た開口に対向ランナの一側突出部を挿入係合させ、通し
    ランナと対向ランナとを交差結合して構成される吊り天
    井グリッドにおいて、前記対向ランナのウエブにその一
    端から突出する端部コネクタを支持させ、 前記通しランナの中央ウエブには、端部コネクタの突出
    端を挿入係止させるべきコネクタ開口と、この開口の上
    下縁から互に内方に向かって突出する中央突部とを具備
    させ、 前記端部コネクタには、その一部に横方向に張出したス
    プリング・タブを設け、 該スプリング・タブと、これが挿入される前記コネクタ
    開口と、この開口の上下縁から突出する前記中央突部
    と、前記端部コネクタの先端部上下の外縁をなす短フラ
    ンジとをもって第1端部係止構造体を形成するととも
    に、 前記端部コネクタの前端部で横方向に張出すストラップ
    と、 該端部コネクタの一側に、反対側から前記コネクタ開口
    に挿入される端部コネクタの前端部側方に張出したスト
    ラップを係合すべき開口とを設け、 対向ランナの夫々の端部コネクタを前記コネクタ開口に
    対し互に反対方向から挿入させることにより、 一方の端部コネクタのストラップが他方の前記開口に嵌
    入係合する第2係止構造体を形成し、 前記スプリング・タブが前記コネクタ開口の内側を弾圧
    する反力によって夫々の端部コネクタを互に近接させ、
    前記開口と前記ストラップとの係合に協働させることを
    特徴とする吊り天井グリッド構造体。
  2. 【請求項2】前記ストラップが嵌入係合する前記開口
    が、B字形の開口形状を具え、 通しランナに近い開口縁において前記開口に嵌入係合す
    る前記ストラップの係合部を確保する歯状突部を形成し
    てある特許請求の範囲第(1)項に記載の吊り天井グリ
    ッド構造体。
  3. 【請求項3】前記コネクタ開口がH字形の開口形状を具
    え、 その垂直軸線上に互に上下に向き合う中央突部を形成し
    てあり、これら突部を境とする両側の開口部分に、前記
    端部コネクタの先端部上下の外縁をなす夫々の短フラン
    ジと、これら短フランジ間に設けられた前記スプリング
    ・タブと、前記ストラップとが挿通されることを特徴と
    する特許請求の範囲第(1)項に記載の吊り天井グリッ
    ド構造体。
  4. 【請求項4】通しランナに対し、その中央ウエブに穿っ
    た開口に対向ランナの一側突出部を挿入係合させ、通し
    ランナと対向ランナとを交差結合して構成される吊り天
    井グリッドにおいて、前記対向ランナのウエブにその一
    端から突出する端部コネクタを支持させ、 前記通しランナの中央ウエブには、端部コネクタの突出
    端を挿入係止させるべきコネクタ開口と、この開口の上
    下縁から互に内方に向かって突出する中央突部とを具備
    させ、 前記端部コネクタには、その一部に横方向に張出したス
    プリング・タブを設け、 該スプリング・タブと、これが挿入される前記コネクタ
    開口と、この開口の上下縁から突出する前記中央突部
    と、前記端部コネクタの先端部上下の外縁をなす短フラ
    ンジとをもって第1端部係止構造体を形成するととも
    に、 前記スプリング・タブが、前記端部コネクタの外端側を
    基部として切り起こされ、この基部から横方向に張出さ
    れて、その自由端が対向ランナの端縁部側に位置してお
    り、 前記端部コネクタの前端部で横方向に張出すストラップ
    と、 該端部コネクタの一側に、反対側から前記コネクタ開口
    に挿入される端部コネクタの前端部側方に張出したスト
    ラップを係合すべき開口とを設け、 対向ランナの夫々の端部コネクタを前記コネクタ開口に
    対し互に反対方向から挿入させることにより、 一方の端部コネクタのストラップが他方の前記開口に嵌
    入係合する第2係止構造体を形成し、 前記スプリング・タブが前記コネクタ開口の内側を弾圧
    する反力によって夫々の端部コネクタを互に近接させ、
    前記開口と前記ストラップとの係合に協働させることを
    特徴とする吊り天井グリッド構造体。
  5. 【請求項5】通しランナに対し、その中央ウエブに穿っ
    た開口に対向ランナの一側突出部を挿入係合させ、通し
    ランナと対向ランナとを交差結合して構成される吊り天
    井グリッドにおいて、 前記対向ランナのウエブにその一端から突出する端部コ
    ネクタを支持させ、 前記通しランナの中央ウエブには、端部コネクタの突出
    端を挿入係止させるべきコネクタ開口と、この開口の上
    下縁から互に内方に向かって突出する中央突部とを具備
    させ、 前記端部コネクタには、その一部に横方向に張出したス
    プリング・タブを設け、 該スプリング・タブと、これが挿入される前記コネクタ
    開口と、この開口の上下縁から突出する前記中央突部
    と、前記端部コネクタの先端部上下の外縁をなす短フラ
    ンジとをもって第1端部係止構造体を形成するととも
    に、 前記端部コネクタの前端部で横方向に張出すストラップ
    と、 該端部コネクタの一側に、反対側から前記コネクタ開口
    に挿入される端部コネクタの前端部側方に張出したスト
    ラップを係合すべき開口とを設け、 対向ランナの夫々の端部コネクタを前記コネクタ開口に
    対し互に反対方向から挿入させることにより、 一方の端部コネクタのストラップが他方の前記開口に嵌
    入係合する第2係止構造体を形成し、 前記スプリング・タブが、前記端部コネクタの外端側を
    基部として切り起こされ、この基部から横方向に張出さ
    れて、その自由端が対向ランナの端縁部側に位置し、 前記端部コネクタの夫々がコネクタ開口に挿入された位
    置を占める際に、一方の端部コネクタ上のストラップ
    が、他方の端部コネクタの前記開口内に嵌入して互に係
    合すべくなされており、 前記スプリング・タブが前記コネクタ開口の内側を弾圧
    する反力によって夫々の端部コネクタを互に近接させ、
    前記開口と前記ストラップとの係合に協働させることを
    特徴とする吊り天井グリッド構造体。
JP61171915A 1985-07-24 1986-07-23 吊り天井グリッド構造体 Expired - Lifetime JPH07116785B2 (ja)

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