JPH0711597Y2 - 長尺濾布圧搾装置 - Google Patents

長尺濾布圧搾装置

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JPH0711597Y2
JPH0711597Y2 JP1990083138U JP8313890U JPH0711597Y2 JP H0711597 Y2 JPH0711597 Y2 JP H0711597Y2 JP 1990083138 U JP1990083138 U JP 1990083138U JP 8313890 U JP8313890 U JP 8313890U JP H0711597 Y2 JPH0711597 Y2 JP H0711597Y2
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JP1990083138U
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登 戸邉
守人 橋本
秀夫 青木
寛 篠宮
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Kikkoman Corp
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Kikkoman Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本願考案は長尺濾布を用いる圧搾装置の改良に関する。
(2)従来技術 本願考案出願人は先に諸味を長尺濾布に充填しS字状に
多数回折り返して積み重ね、該諸味を圧搾して醤油を得
るよう第1図の如く構成した「三つ折り長尺濾布を用い
る諸味揚槽方法」(特公昭46-28152)を出願した。
まず前記方法において長尺濾布2は、第2図に示すよう
に幅方向に二箇所で折り曲げられ、厚さ方向に重なる布
片2a,2b,2cによって三つ折り状態となっている。布片2b
を他の布片2a,2cの間に折り曲げて挿入し、これにより
布片2a,2bとの間に空間S1を、布片2b,2cとの間に空間S2
をそれぞれ形成し、これらの空間S1,S2は布片2bの終端
部分で連通し、U字形を成す。この長尺濾布2は、三つ
折り状態が長さ方向に連続し、充分な長さを有する。
一方、諸味充填ノズル3は、第3図に示すようにノズル
管3aと、このノズル管3aの端部から反対側に折曲したノ
ズルヘッド部3bとから成り、諸味充填ノズル3は全体が
U字状に形成されている。
そして、三つ折り長尺濾布2に諸味を充填する場合、こ
の諸味充填ノズル3は第3図に示すごとく長尺濾布2の
内部に挿入され、ノズルヘッド部3bは空間S1に、ノズル
管3aは空間S2にそれぞれ収納され、三つ折り状態の長尺
濾布2の内部空間に諸味充填ノズル3が挿入セットされ
る。
従って、前記従来方法は第1図に示す如く、巻取機1に
第2図の如く三つ折りされた状態で巻かれている長尺濾
布2の内部空間に第3,4図の如く下部にスリット状の諸
味吐出口43を備えた諸味充填ノズル3を挿入し、該ノズ
ル3により諸味を長尺濾布2に供給しながら角筒状のケ
ージ4内でS字状に交互に折り返しつつ積み重ね、積層
濾布5を形成させて成り、その後第5図の如く押圧シリ
ンダー6で圧搾する方法である。第1図において7は濾
布支持板で、積層濾布5が形成されるに応じて順次少し
づつケージ4内を濾布支持板7はシリンダー8の作用で
降下してゆく。また9は進退自在に構成された濾布押え
棒で、諸味充填ノズル3が諸味を供給しつつ左右に水平
移動する際に長尺濾布2をケージ4の端部で押える作用
をする。
(3)考案が解決しようとする問題点 前述した従来装置において長尺濾布2は、該濾布2の巻
取機1より引張られ各ローラー10を介して諸味充填ノズ
ル3と前述のごとく組み合わせ、次いで諸味の充填操作
に移る。長尺濾布2はケージ4の1基分に相当する長さ
に作られており、諸味充填ノズル3の往復動とともにケ
ージ4に折込まれ、該濾布2の最後部はケージ4の最上
部に位置し、諸味の充填操作は終了し、以後圧搾操作に
移る。
しかし従来装置においては諸味の充填操作の終了の度に
長尺濾布2を各ローラー10および充填ノズル3と係合さ
せ諸味充填作業の準備をしており、この作業に相当の時
間を要し圧搾工程の効率を妨げていた。
かかる現状に鑑み本願考案者は鋭意研究の結果、長尺濾
布同士を布材で連結し、該連結部がある一定の位置にき
たときにそれを切断すれば下流側の長尺濾布の先端部を
常に諸味充填ノズル近辺に位置させることが可能であ
り、それ以後の操作が簡略化されることを知見し本願考
案を完成させた。
すなわち本願考案は、長尺濾布の内部空間に挿入されそ
こに諸味を供給するノズルでもって該長尺濾布を水平方
向に往復動させながらS字状に複数回折返しつつケージ
内に積み重ね諸味を圧搾するよう構成した長尺濾布圧搾
装置において、1対の長尺濾布引張ローラ、該ローラ間
の略中央部に設置される濾布切断装置、該切断装置にお
ける上流側および下流側に設置される濾布固定装置、お
よび濾布切断装置の近辺に設置される濾布の連結部検出
装置を備え、長手方向を連結濾布材により連結された長
尺濾布の連結部を連結部検出装置で検出し、その連結部
を濾布切断装置で切断するよう構成したことを特徴とす
る長尺濾布圧搾装置である。
(4)問題点を解決するための具体的手段 第6〜7図において2は前述した長尺濾布2で、2aは上
流側長尺濾布、2bは下流側長尺濾布であり、11は連結布
材で通常は濾布が用いられ、連結手段としてはミシンで
縫製する。上流側長尺濾布2aの先端部には金属片12が設
置されており、後述する如く連結部の検出片となる。
13,14のローラーは長尺濾布位置決めローラーで、同一
高さで相対応して1対設置されており、長尺濾布2を水
平に張設させる作用をする。
位置決めローラー13,14の間の略中央部には連結布材11
を切断する切断装置17が、該装置17の上流側および下流
側には濾布固定装置18a,18bが、さらに上流側の該装置1
8aのさらに上流側に濾布送り装置20がそれぞれ設置され
ている。
切断装置17は位置決めローラー13,14に張設された長尺
濾布2の上方に位置し、連結布材11を切断するカッター
21、および該カッター21を上下動させるシリンダー22よ
り構成される。
濾布固定装置18a,18bは長尺濾布2の上方に位置し帯状
をした該濾布2の押え部材23a,23b、それを上下動させ
るシリンダー24a,24b、および長尺濾布2の下方に位置
して帯状をしかつ押え部材23a,23bに対応して設置され
る受け部材25a,25bより構成される。
濾布送り装置20は長尺濾布2の上方に位置し該濾布2を
押し圧しながら移動させる濾布ガイドローラー26、該ロ
ーラー26を上下動させるシリンダー27、および長尺濾布
2の下方に位置し駆動装置に連結されかつ濾布ガイドロ
ーラー26に対応して設置されている駆動ローラー28より
構成され、長尺濾布2を移動させる作用をする。
29は連結布材11の切断を検出する光電管等で形成される
切断検出装置で、切断装置17の直下部に設置される。
30は連結部検出装置で、近接スイッチ等が用いられ、金
属片12を検出し連結布材11を切断装置17の直下部に位置
させる作用をする。従って金属片12が第7図の如く上流
側に設置されている場合、連結部検出装置27は第6図の
如く切断装置17の上流側に設置される。
31は諸味供給パイプで、第3図に示す諸味充填ノズル3
の諸味供給口44に連結されている。
32は加圧空気供給パイプで、一端は諸味供給パイプ31
に、他端は加圧空気源にそれぞれ連通されている。
そして諸味供給パイプ31と加圧空気供給パイプ32の各々
において、その連結点33より上流側に諸味バルブ34、空
気バルブ35がそれぞれ設置されている。
36は濾布収納箱で、長尺濾布2を切断後次の充填操作の
準備のため、上流側長尺濾布2aを前記濾布送り装置20で
手操り寄せられた該濾布2aの先端部を収納しておくもの
である。
次に本願考案の作用を説明するに、まず第6図に示すよ
うに例えば2本の濾布を連結された長尺濾布2を巻取機
1より各ローラー10、および長尺濾布位置決めローラー
13,14を通過させ、次いで諸味充填ノズル3と組み合わ
された後諸味の充填作業に入る。この時点で各機器の状
態は下記のようになっている。
(a)濾布ガイドローラー26;上昇 (b)押え部材23a(上流側);上昇 (c)押え部材23b(下流側);上昇 (d)カッター21;上昇 (e)駆動ローラー28;停止 (f)諸味バルブ34;開 (g)空気バルブ35;閉 充填操作が進行し上流側濾布2aの金属片12が連結部検出
装置30で検出された時点で、諸味充填ノズル3の往復動
を停止しかつ諸味バルブ34を閉にし、空気バルブ35を開
にし諸味充填ノズル3内に残留している諸味を長尺濾布
2内に充填する。次いで濾布固定装置18aで上流側長尺
濾布2aの先端部を、濾布固定装置18bで下流側長尺濾布2
bの終端部をそれぞれ把持固定する。
そして次に切断装置17で連結布材11を切断し、切断検出
装置29で確認した後濾布送り装置20を作動させて濾布ガ
イドローラー26と駆動ローラー28でうえ流側長尺濾布2a
を挟持する。この時点で濾布固定装置18aのシリンダー2
4aを上昇させ、次いで濾布送り装置20の駆動ローラー28
をある一定時間作動させて上流側長尺濾布2aの先端部を
濾布収納箱36に移送し、次の操作に備える。
一方下流側長尺濾布2bに関しては連結布材11の切断後諸
味充填ノズル3を作動させて、下流側の長尺濾布2bをケ
ージー4に折込み、第5図の通りに圧搾操作に移る。
なお本願考案を連続的に行なうには、巻取機1より長尺
濾布2の終端部が離れた時点で、次の長尺濾布2と連結
布材11を介して連結し、以後これを繰返せばよい。
次に第8,9図に上流側長尺濾布2aを引出し装置37を示
す。長尺濾布位置決めローラー13近辺と長尺濾布位置決
めローラー13と同ローラー14の間にそれぞれスプロケッ
ト38,39を、さらにスプロケット38の直下部にスプロケ
ット40を図のごとく相対応させて配置し、例えばスプロ
ケット38を駆動スプロケットとし3対のスプロケット3
8,39,40がチェーン41を介して回転するよう形成し、チ
ェーン41の軌跡が長尺濾布2の軌跡と略同じになるよう
構成する そしてチェーン41間に連結杆42を配置し、それに上流側
長尺濾布2aの先端部を係着させて、引出し装置37を作動
させ、次いで長尺濾布位置決めローラー13の直下部に位
置するローラー10近辺まで該濾布2aを移動させる。本装
置37により諸味充填ノズル3と長尺濾布2の係合操作が
緩和される。
そして以上の説明において長尺濾布2としては第2図に
示す三つ折に関して説明したが、第10,11図に示す如く
一方の長尺濾布を断面C状に折り、他方の長尺濾布でそ
の開口部を覆う方式の長尺濾布にも本願考案は適用でき
る。この場合は第6図に示す濾布の切断装置17、濾布固
定装置18a,18b、切断検出装置29、連結部検出装置30等
を相対応させて1対設置すればよい。
(5)考案の効果 本願考案は以上の如く構成されており、長尺濾布の圧搾
装置への組込みが簡略化され、生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は従来装置を示し、第1図は長尺濾布圧搾装
置の正面断面図、第2図は長尺濾布の斜視図、第3〜4
図は諸味充填ノズルと長尺濾布の係合図、第5図は長尺
濾布圧搾装置の圧搾工程の正面断面図、第6図は本願考
案に係る長尺濾布圧搾装置の正面断面図、第7図は長尺
濾布の連結部の平面図、第8図は引出し装置の平面図、
第9図は第8図の9-9視図、第10〜11図は長尺濾布の他
の実施例図をそれぞれ示す。 なお図面において、1は巻取機、2は長尺濾布、3は諸
味充填ノズル、4はケージ、5は積層濾布、11は連結布
材、12は金属片、13,14は長尺濾布位置決めローラー、1
7は切断装置、18は濾布固定装置、20は濾布送り装置、2
9は切断検出装置、30は連結部検出装置、37は引出し装
置をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺濾布の内部空間に挿入されそこに諸味
    を供給するノズルでもって該長尺濾布を水平方向に往復
    動させながらS字状に複数回折返しつつケージ内に積み
    重ね諸味を圧搾するよう構成した長尺濾布圧搾装置にお
    いて、1対の長尺濾布引張ローラ、該ローラ間の略中央
    部に設置される濾布切断装置、該切断装置における上流
    側および下流側に設置される濾布固定装置、および濾布
    切断装置の近辺に設置される濾布の連結部検出装置を備
    え、長手方向を連結濾布材により連結された長尺濾布の
    連結部を連結部検出装置で検出し、その連結部を濾布切
    断装置で切断するよう構成したことを特徴とする長尺濾
    布圧搾装置。
JP1990083138U 1990-08-07 1990-08-07 長尺濾布圧搾装置 Expired - Lifetime JPH0711597Y2 (ja)

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