JPH07115498B2 - 中間調表示方法 - Google Patents

中間調表示方法

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JPH07115498B2
JPH07115498B2 JP61313508A JP31350886A JPH07115498B2 JP H07115498 B2 JPH07115498 B2 JP H07115498B2 JP 61313508 A JP61313508 A JP 61313508A JP 31350886 A JP31350886 A JP 31350886A JP H07115498 B2 JPH07115498 B2 JP H07115498B2
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JP61313508A
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Inventor
浩一 柴田
Original Assignee
三田工業株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、中間調表示方法に関し、更に詳しくは、1画
素に割り当てた単位時間中における発光手段の発光時間
を変えることによって白色と黒色の間の中間調を表示す
る方法の改良に関する。
従来技術 従来のレーザプリンタ装置において、1画素に対する走
査時間は一定の時間に定められており、これを単位時間
Tとしたとき、レーザ発光素子を単位時間Tのあいだを
発光させるとその画素は例えば黒色部となり、発光させ
なければ例えば白色部となる。
そして、白色と黒色の間の中間調を表現したいときは、
一般にディザ法によっている。これは、レーザ発光素子
の出力強度を制御することが困難であるため、白レベル
と黒レベルの2値だけで擬似的に中間調を表現しなけれ
ばならないからである。
発明の課題 ディザ法を用いた従来の中間調表示方法によれば、解像
度の低下が不可避であり、さらにモアレ縞のような好ま
しくないパターンが発生する問題点がある。
そこで、白色と黒色の間の中間調を表示したいときは、
階調に対応させて次のようにレーザ発光素子の発光ドラ
イブ時間を変化することが提案されている。
すなわち、白色と黒色と中間調の段数とを合わせた階調
数をkとするとき、前記単位時間Tを(k−1)で分割
した単位階調時間τ(=T/(k−1))を算出し、単
位時間T中におけるレーザ発光素子の発光ドライブ時間
t1,t2,…,tkを、t1=0,t2=τ0,t3=2τ0,…,tk-1
(k−2)τ0,tk=として白色から黒色までの各階調を
表示するのである。
この中間調表示方法によれば、白色,黒色および中間調
の発光ドライブ時間tが、白レベルから黒レベルまでの
各階調レベルに対応して順に単位階調時間τづつ増加
される関係にある。
ところが、このように定めた発光ドライブ時間通りに発
光手段を発光させようとしても、ドライブ回路の応答性
や発光手段の応答性が悪い場合には、発光手段を所望の
時間だけ正確に発光させることができず、期待したよう
な階調を得られない問題点がある。
また、発光手段の発光時間と各階調の明るさとが例えば
感光体の特性や人間の視覚の特性等により非線形の関係
となるために、たとえ正確に単位階調時間τずつ増加
させた発光時間で発光手段を発光させることが出来たと
しても、均等なレベル差を持った各階調の明度を得られ
るとは限らないという問題点がある。
そこで、本発明の目的とするところは、ディザ法を用い
ないで且つ発光手段の出力レベルは2値だけで中間調を
表現することが出来ると共に、ドライブ回路や発光手段
の応答性,感光体の特性,人間の視覚の特性等の各要素
を総合的に補正して、各階調を所望の明度レベルにする
ことができる中間調表示方法を提供することにある。
発明の構成 本発明の中間調表示方法は、1画素に割り当てた単位時
間をTとし、mとnとを一方が他方の整数倍でない整数
とするとき、T/mの周期をもつパルス信号とT/nの周期を
もつパルス信号とを含めてコードパターンを発生させ、
その発生するコードパターンの中から所定のコードパタ
ーンを選択し、その所定のコードパターンの発生時間中
を発光手段の発光時間として中間調を表示することを構
成上の特徴とするものである。
作用 例えば静電複写機の場合、感光体を帯電させて静電潜像
を形成するが、その静電潜像の電荷量は、光の照射強度
と照射時間の積が大きくなるほど低下する。そして、電
荷量が低下するほど画像の濃度は薄くなる。
そこで、発光手段の出力強度を制御しなくても発光時間
を制御すれば、光の照射強度は変化しないが照射時間が
変化するので、それらの積が変化し、電荷量を変化で
き、画像の濃度を変化できる。
従って、中間調を表現することが出来る。
また、一方が他方の整数倍でない2以上の周波数のパル
ス信号を組合わせることにより様々のパルス幅のコード
パターン出力を得ることが出来るので、これにより発光
手段の発光時間を広い選択幅で調整可能となる。そこ
で、発光手段の応答性等を総合的に補正しうるようにド
ライブ時間を選ぶことが出来、容易に所望の階調の明度
レベルを得ることができる。
実施例 以下、上記に示す実施例に基づいて、本発明を更に詳し
く説明する。ここに第1図は本発明の中間調表示方法を
実施するレーザプリンタ装置の一例のブロック図、第2
図は第1図に示したレーザプリンタ装置におけるデコー
ダ回路の原理を説明するための波形図、第3図は同デコ
ーダ回路に入力されるコードパターンの延べ出現時間を
表す説明図である。なお、図に示す実施例により本発明
が限定されるものではない。
第1図に示すレーザプリンタ装置1には、外部から階調
値入力と同期入力とが与えられる。
階調値入力は、デジタル信号またはアナログ信号のいず
れであっても良く、アナログ信号の場合は、A/Dコンバ
ータ2によってデジタル値に変換される。
データセレクタ4は、デジタル信号の階調値入力を選ぶ
か,アナログ信号の階調値入力を選ぶかを決定するもの
で、セレクトスイッチ3によってその決定を行う。
データセレクタ4の出力する階調値はラッチ5に保持さ
れる。
サンプリングパルス発生回路6は、1画素に割り当てら
れた単位時間T毎にサンプリングパルスを発生し、各画
素に対応する階調値をラッチ5に保持される。
第1発振器7は、mを整数とするとき、T/mの周期を持
つパルス信号を出力する。
その第1発振器7の出力するパルス信号は、デコーダ回
路11のA入力になると共に、分周器9で分周されて、C
入力になる。
第2発振器8は、nを整数とするとき、T/nの周期を持
つパルス信号を出力する。ただし、前記mとnは一方が
他方の整数倍ではない値である。
第2発振器8の出力するパルス信号は、デコーダ回路11
のB入力になると共に、分周器10で分周されてD入力と
なる。
具体例として、m=10,n=6,分周器9,10は1/2分周とす
ると、デコーダ11のA,B,C,D入力は、第2図(a)のよ
うな波形になる。
デコーダ回路11で、たとえばY16=ABCDをデコードする
と、そのY16信号の波形は、第2図(b)に示すように
なる。図から理解されるようにY16信号の延べ出現時間
は、τ=T/60とするとき、4τとなる。
同様に、たとえばデコーダ回路115で、Y8=BCDをデコ
ードすると、Y8信号の出力波形は、第2図(c)のよう
になり、延べ出現時間は、4τとなる。
このようにして、デコーダ回路11のA,B,C,D入力ででき
るコードパターンと延べ出現時間の関係を表したのが、
第3図である。
デコーダ回路11において、第3図に示すYi(i=1〜1
6)信号を組み合われば、様々のパルス幅を持つ信号を
得ることができる。たとえば、第2図(b)(c)に示
すY1信号とY8信号を加算すれば、パルス幅が8τの信号
を得ることができる。詳細な説明は省略するが、第3図
に示すYi信号の組み合わせによって、3τ,4τ,…,17
τ,18τ,19τ,…50τ,51τ,…,60τまでの54通りのパ
ルス幅の信号を得ることができる。
階調値入力が、白レベル及び黒レベルを合わせて例えば
8レベルの階調を持つとすると、中間調は6階調とな
る。そこで、デコーダ回路11は、適切なパルス幅となる
6種類の信号を形成し、マルチプレクサ回路12へ出力す
る。この6種類の出力信号のパルス幅としては、例えば
X1出力が13τ,X2出力が23τ,X3出力が32τ,X4出力が40
τ,X5出力が47τ,X6出力が54τのものが挙げられる。
マルチプレクサ回路12は、A,B,C入力に階調値を入力さ
れることによって、それに応じてD0〜D7をQに出力す
る。従って、たとえば階調値が(A,B,C)=(0,1,1)で
あると、D3をQに出力するので、デコーダ回路11のX3
力がレーザディスクドライバ13に加えられることにな
る。
前述のようにX3出力は、例えば32τのパルス幅を持って
いるから、レーザダイオード14は32τすなわち0.53T時
間発光されることになる。
かくして、中間調が表示される。
各階調に応じた中間調を作るためのパルス幅は、デコー
ダ回路11で任意に選択し得るから、レーザダイオード14
の応答性や感光体の特性や人間の視覚の特性等を全て総
合的に含めた結果として所望の各階調レベルが得られる
ようにすることが容易となる。
他の実施例としては、3以上の発振器を用いて3種類以
上の周波数を含めてコードパターンを発生させるものが
挙げられる。
なお、本発明はLEDプリンタ装置やLCDプリンタ装置等に
適用することができるのは言うまでもない。
発明の効果 本発明によれば、1画素に割り当てた単位時間をTと
し、mとnとを一方が他方の整数倍でない整数とすると
き、T/mの周期をもつパルス信号とT/nの周期をもつパル
ス信号とを含めてコードパターンを発生させ、その発生
するコードパターンの中から所定のコードパターンを選
択し、その所定のコードパターンの発生時間中を発光手
段の発光時間として中間調を表示することを特徴とする
中間調表示方法が提供され、これにより、ディザ法を用
いないで、発光手段の出力レベルは2値だけで中間調を
表現することができる。さらには、発光させるコードパ
ターンの刻み単位は、そのもとになるT/m周期及びT/n周
期のパルス信号の幅よりも短くできる。すなわち、さほ
ど高速なパルス信号発生手段を用いることなく好適な短
い刻み単位でコードパターンの長さを定めることができ
るので、それだけコストを低く抑えることができると共
に、発光手段の発光時間を容易に且つ微妙に調整するこ
とができるから、発光手段の応答性等を総合的に補正し
て適切に発光時間を決めることができ、所望の各階調の
明度を容易に表示することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の中間調表示方法を実施するレーザプリ
ンタ装置の一例のブロック図、第2図は第1図に示した
レーザプリンタ装置におけるデコーダ回路の原理を説明
するための波形図、第3図は同デコーダ回路に入力され
るコードパターンの延べ出現時間を表す説明図である。 (符号の説明) 1……レーザプリンタ装置 5……ラッチ 6……サンプリングパルス発生回路 7……第1発振器、8……第2発振器 9,10……分周器、11……デコーダ回路 12……マルチプレクサ回路 14……レーザダイオード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1画素に割り当てた単位時間をTとし、m
    とnとを一方が他方の整数倍でない整数とするとき、T/
    mの周期をもつパルス信号とT/nの周期をもつパルス信号
    とを含めてコードパターンを発生させ、その発生するコ
    ードパターンの中から所定のコードパターンを選択し、
    その所定のコードパターンの発生時間中を発光手段の発
    光時間として中間調を表示することを特徴とする中間調
    表示方法。
JP61313508A 1986-12-26 1986-12-26 中間調表示方法 Expired - Lifetime JPH07115498B2 (ja)

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