JPH07115412B2 - 格子状構造物およびその製造方法 - Google Patents
格子状構造物およびその製造方法Info
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- JPH07115412B2 JPH07115412B2 JP5120272A JP12027293A JPH07115412B2 JP H07115412 B2 JPH07115412 B2 JP H07115412B2 JP 5120272 A JP5120272 A JP 5120272A JP 12027293 A JP12027293 A JP 12027293A JP H07115412 B2 JPH07115412 B2 JP H07115412B2
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Description
の製造方法に関し、さらに詳しくは、機械的強度が大き
く、かつ均一な形状および寸法を有する格子状構造物を
製造する方法に関する。
子状構造物として、航空機における逆噴射装置に使用さ
れるカスケード、ベンチレータなどがある。これら格子
状構造物のあるものは、格子間に気流を通過させると言
った機能を発揮する。
り、鋳型を用いて鋳造されていた。この金属製の格子状
構造物は重量物であるから、持ち運びがやっかいである
上にその格子状構造物を組み込む機器が軽量化の要請さ
れるたとえば航空機であるときには金属製の格子状構造
物は航空機の軽量化を阻む要素であった。金属製の格子
状構造物は、鋳造中に発生する巣を内包することがあ
る。巣を有する金属製の格子状構造物は機械的強度が弱
くなり、信頼性に欠けると言う問題がある。かかる問題
をなくするために金属製の格子状構造物を製造した後に
X線検査を行って巣のある格子状構造物を排除してお
く。このように金属製の格子状構造物には種々の問題点
がある。
性繊維強化部材を用いて製造されている。硬化性繊維強
化部材を用いて製造された格子状構造物は、金属製の格
子状構造物に比べて格段に軽量であり、しかも金属を溶
解するなどの製造工程が不要になったので製造現場にお
ける安全性も格段に向上した。
は、次のようにして製造される。すなわち、硬化性繊維
強化部材として、たとえば繊維強化材に硬化性樹脂を含
浸してなる硬化性繊維強化部材で所定数の縦桟用長尺片
を用意し、これらを互いに平行に配列しておく。一方、
この硬化性繊維強化部材で形成した縦桟用長尺片とは別
に所定長さの横桟用短尺片を多数用意する。この横桟用
短尺片における所定長さとは、互いに平行に配列した縦
桟用長尺片間の長さに実質的に等しい。
前記横桟用短尺片を配置し、横桟用短尺片の端部が縦桟
用長尺片に接合する部位には、硬化性繊維強化部材で形
成した強化片をあてがって前記接合部位の接合を強化す
る。
短尺片を配列し縦桟用長尺片と横桟用短尺片とを接合し
てなる格子状組立体の全体を加熱し、場合により加圧す
ることにより、縦桟用長尺片と横桟用短尺片との接合部
位における硬化性樹脂を溶融流動させることにより接合
部位における硬化性樹脂の一体化を図り、硬化性繊維強
化部材中の硬化性樹脂を硬化させることにより、格子状
構造物が形成される。
造される格子状構造物は、硬化性樹脂が硬化し、縦桟用
長尺片中の硬化性樹脂と横桟用短尺片中の硬化性樹脂と
が溶融一体化することにより縦桟と横桟とが一体化して
いるとは言え、縦桟と縦桟との間に存在する横桟中の繊
維強化材は、横桟毎に分断されているので、縦桟と横桟
との接合部位は硬化性樹脂による強度しか発揮されず、
格子状構造物の強度的弱点になる。
法においては、多数の横桟用短尺片を揃えなければなら
ないという問題があり、多数の横桟用短尺片すなわち部
品点数の多さは製造工程を煩雑にすると言う問題もあ
る。
すなわちこの発明は、硬化性繊維強化部材を使用するこ
とにより軽量化を達成し、しかも強度低下のない格子状
構造物を提供し、そのような格子状構造物を、少ない部
品点数で簡単に製造することのできる方法を提供するこ
とにある。
の請求項1に記載の発明は、繊維強化部材で形成された
縦桟および横桟を有し、縦桟および横桟の少なくとも一
方が湾曲面を有し、縦桟および横桟の少なくとも一方に
設けられた短手方向に平行な切り込みに他の横桟または
縦桟が噛み合わせられることにより縦桟と横桟とが交差
し、かつ交差部分で縦桟と横桟とが一体に結合してなる
ことを特徴とする格子状構造物であり、請求項2に記載
の発明は、硬化性を有する樹脂もしくは樹脂組成物を含
浸してなる硬化性繊維強化部材から、少なくとも一方が
湾曲面を有し、少なくとも一方が短手方向に平行に所定
間隔をもって切り込みを有する縦桟用長尺片および横桟
用長尺片を形成し、前記縦桟用長尺片または横桟用長尺
片における切り込みに他の横桟用長尺片または縦桟用長
尺片を噛み合わせることにより縦桟用長尺片と横桟用造
尺片とを交差させ、前記硬化性樹脂を硬化してなること
を特徴とする格子状構造物の製造方法である。
に長尺部材で形成されており、縦桟と横桟との交差部位
における接合強度が、縦桟中の強化繊維および横桟中の
強化繊維と硬化性を有する樹脂もしくは樹脂組成物の硬
化体とで補償される。したがって、この発明の格子状構
造物は、従来における格子状構造物の強度よりも大きな
強度を有する。
樹脂もしくは樹脂組成物として、熱硬化性樹脂、硬化性
を有する熱可塑性樹脂、熱可塑性樹脂と架橋剤とを少な
くとも有する樹脂組成物、熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂
との混合物などを挙げることができる。
る樹脂もしくは樹脂組成物を含浸してなる硬化性繊維強
化部材で形成した長尺部材に、その短手方向に平行に所
定間隔をもって切り込みを形成し、縦桟または横桟にお
ける切り込みに他の横桟または縦桟を噛み合わせること
により縦桟と横桟とを交差させるので、格子状態の形成
を、単純化された操作により、容易に行うことができ
る。
るようなたとえば縦桟用長尺片と縦桟用長尺片との間に
配置される横桟用の短尺片を製造する必要がなくなり、
横桟用の短尺片という多数の部品を使用する必要がない
ので組立工程が格段に簡略になる。
り込みの間隔、あるいは横桟用長尺片に設ける複数の切
り込みの間隔は精度良く決定し、正確な間隔で切り込み
を設けることができるので、桟と桟との間隔の正確な格
子状構造物が得られる。
明する。
造物を示す斜視図である。
枠部材2と縦桟3と横桟4と取付部5とを有する。
向側面板6と、所定の曲率を有する湾曲面である一対の
短手方向側面板7とを有する。長手方向側面板6は、直
線状にかつ互いに平行に延在する上端辺および下端辺を
有する。短手方向側面板7は、直線状にかつ互いに平行
に延在する上端辺および下端辺を有し、その上端辺から
下端辺にかけて凸状に湾曲する凸状湾曲面とその上端辺
から下端辺にかけて凹状に湾曲する凹状湾曲面とを有す
る。
材2によって形成される内部空間には縦桟3と横桟4と
で格子が形成される。
に平行に延在する上端辺および下端辺を有する。
は平面板であり、その上端辺に所定の間隔をもって形成
された切り込み3aを有する。
は上端辺から下端辺にかけて凸状に湾曲する凸状湾曲面
4aと凹状に湾曲する凹状湾曲面4bとを有し、その下
端辺に所定の間隔をもって形成された切り込み4cを有
する。
切り込み4cとを噛み合わせることにより縦桟3と横桟
4との交差部位が形成される。
の製造方法によって硬化性繊維強化部材を用いて形成さ
れているので、前記交差部位において縦桟3と横桟4と
が一体に接合されている。
方向側面板7の下端部より延在する平面板である。
方の短手方向側面板7から他の短手方向側面板7まで縦
桟が分断されることなく連続して存在し、一方の長手方
向側面板6から他方の長手方向側面板6まで横桟が分断
されることなく連続して存在し、しかも縦桟3と横桟4
とが交差部位で一体に接合している。
えば縦桟毎に横桟が分断された従来の格子状構造物に比
べて格段に機械的強度が大きなものになっている。
定されるものではなく、この発明の要旨の範囲内で適宜
に設計変更をすることができるのは言うまでもない。
体が湾曲している形状を有していても良く、たとえば、
図4に示すように、格子状構造物1における長手方向側
面板6が弓なりに湾曲する形状であっても良い。さらに
詳述すると、図4に示す格子状構造物1においては、長
手方向側面板6および縦桟3それぞれは、その上端辺お
よび下端辺が所定の曲率で湾曲した平面板であり、横桟
4は、その上端辺および下端辺が直線状でかつ互いに平
行に延在し、上端辺から下端辺にかけて凸状に湾曲する
凸状湾曲面と上端辺から下端辺にかけて凹状に湾曲する
凹状湾曲面とを有するように、形成しても良い。
と横桟4とが互いに直交している構造に限定されること
はない。用途によって、この格子状構造物1は、図5に
示すように、縦桟3と横桟4とが直角以外の角度で交差
する構造であっても良い。
と横桟4とが、縦桟3の上端辺と横桟4の上端辺とが面
一になるように、また、縦桟3の下端辺と横桟4の下端
辺とが面一になるように、組み立てられる必要はない。
用途によって、この格子状構造物1は、図6に示すよう
に、縦桟3の上端辺よりも横桟4の上端辺が高い位置に
なるように、換言すると横桟4の一部が縦桟3の上端辺
よりも突出した状態で、縦桟3と横桟4とが交差する構
造を有していても良い。
桟3および横桟4が同じ厚みを有する長尺部材であって
も良いのであるが、図7に示すように、横桟4の上端辺
の厚みAが小さく、下端辺の厚みBが大きく設計される
ことにより上端辺の厚みAと下端辺の厚みBとが互いに
相違するように、横桟4が形成されていても良い。ま
た、縦桟3も、この横桟4と同様に上端辺の厚みと下端
辺の厚みとが相違するように設計されていても良い。
示すように、縦桟3と横桟4との交差部位に、縦桟3と
横桟4との両方に渡って張着された補強部材8を有して
いても良い。
以下において説明する。
部材2を作成する。この外枠部材2は、図9に示すよう
に、相対向して配置された一対の長手方向側面板6と、
この長手方向側面板6の端部に架け渡されるように、相
対向して配置された一対の短手方向側面板7と、これら
の長手方向側面板6および短手方向側面板7により形成
された長方形枠体の下端部において枠体の内側に張り出
してなる縁部材9と、短手方向側面板7の下端部から前
記枠体とは反対側に張り出すように形成された略長方形
の取付部5とを有する。
とえば、炭素繊維の編織物に硬化性を有する樹脂たとえ
ばエポキシ樹脂もしくは硬化性を有する樹脂組成物たと
えば熱可塑性樹脂と架橋剤とを少なくとも有する樹脂組
成物を含浸してなる硬化性繊維強化部材たとえばプリプ
レグシートを所定の形状に切り出してなる長手方向側面
板用部材、短手方向側面板用部材、縁用部材、取付部用
部材を用いて、各部材を張り合せることにより、製作す
ることができる。
性繊維強化部材から、図10に示すように、縦桟用長尺
片10および横桟用長尺片11を製造する。図10に示
すように、縦桟用長尺片10は、その上端片に所定間隔
毎に切り込み3aが設けられている。この切り込み3a
の幅は、横桟用長尺片11の厚みに実質的に同じになる
ように設計される。また、横桟用長尺片11の厚みが、
たとえば上端辺近傍における横桟用長尺片11の厚みと
下端辺近傍における横桟長尺片11の厚みとが相違して
いるときには、横桟用長尺片11の厚みにおける最大厚
みに実質的に同じになるように切り込み3aの幅を決定
すれば良い。
み」と称してはいるが、長尺片の長手辺にナイフ等の切
断手段で切り取ることにより形成された「切り込み」の
みを意味するのではなく、要するに「切り込み」はスリ
ットであれば良いのである。したがって、たとえば縦桟
用長尺片10は、硬化性繊維強化部材のシートを打ち抜
くことにより一挙に、切り込みを有する縦桟用長尺片1
0あるいは横桟用長尺片11を製造しても良く、また、
硬化性繊維強化部材のシートを打ち抜いて、あるいは切
り出して短冊状の長尺片を作成し、次いでその長尺片に
おける長手片に、切断手段もしくは裁断手段等により切
り込みを形成しても良い。
ても良いが、図3に示すように、横桟用長尺片の上端片
から下端片にかけて凸状に湾曲する凸状湾曲面と、長尺
片の上端から下端片にかけて凹状に湾曲する凹状湾曲面
とを有するように湾曲した長尺片であっても良い。
11は、その上端片の厚みが小さく、その下端片の厚み
が大きく、その断面が「眉毛」状もしくは「流線形」に
形成された長尺片であっても良い。
尺片11を用いて得られた格子状構造物1は、航空機に
おける、高速気体を通過させるカスケードとして好適に
使用される。
使用する場合、格子状構造物における格子間に高速の気
体が通過する。その際、たとえば横桟の断面を図11に
示すように横桟用長尺片11における断面と同じに「流
線形」に形成されていると、あるいは横桟および縦桟そ
れぞれの断面が図11に示すように横桟用長尺片11に
おける断面と同じに「流線形」に形成されていると、こ
の格子状構造物の格子間を通過する気体に乱流が生じな
くなる。
る場合には、横桟の切り込みは、横桟の気体が流入する
側で形成されているのが良く、横桟の気体が流出する側
で形成しないのが良い。カスケードとしての格子状構造
物中を気体が高速で通過すると、格子状構造物が気体に
よる大きな応力を受けて撓み、その際、横桟における切
り込みを気体流通の下手に設けられていると、気体流通
により切り込みが開き、格子状構造物の破壊が誘発され
ることがある。横桟の気体流通の上手に切り込みが設け
られているときには、そのような格子状構造物の破壊は
起こらない。
する場合、横桟あるいは縦桟の断面が前記した「流線
形」ではあるが、同じ厚み部分もあるときには、たとえ
ば、気体の流入側から所定の長さまでは横桟あるいは縦
桟の断面厚みが同じであり、流入側から所定の長さを超
えてからは漸次に縦桟あるいは横桟の断面厚みが小さく
なって行くような断面形状を有するときには、断面厚み
が同じである部分で切り込みを設けるのが好ましい。
を設けて平行に配列する。このとき、切り込みを有する
辺を上にして、しかも平行に配列された縦桟用長尺片1
0における切り込み3aが一列に並ぶように、複数の縦
桟用長尺片10を立てて配列するのが肝要である。
aに、切り込み4cを下側にした横桟用長尺辺11を噛
み合わせる。
深さと横桟用長尺片11における切り込み4cの深さと
を適宜に調製することにより、縦桟用長尺片10の切り
込み3aと横桟用長尺片11の切り込み4cとを噛み合
わせたときに、縦桟用長尺片10の上端辺と横桟用長尺
片11の上端辺とを面一にすることができる。
示すように、上端辺に切り込み3aを有する縦桟用長尺
片10と下端辺に切り込みを有する横桟用長尺片11と
を用いることができるが、この外に、上端辺に切り込み
3aを有する縦桟用長尺片10と切り込みを有しない横
桟用長尺片11とを用いても良く、切り込みを有しない
縦桟用長尺片10と、下端片に切り込みを有する横桟用
長尺片11とを用いても良い。
る下端片に設けても上端片に設けても良く、横桟用長尺
片11における切り込みについても、横桟用長尺片11
における下端片に設けても、また上端片に設けても良
い。上端片及び下端片のいずれに切り込みを設けるか
は、格子状構造物の最終的な機械的強度を考慮して適宜
に決定することができる。
に形成され、その上端片に切り込み3aを有する縦桟用
長尺片10と、同じくその断面が「眉毛」状もしくは
「流線形」に形成され、その下端片に切り込み4cを有
する横桟用長尺片11とを用いた場合には、図12に示
すように、縦桟用長尺片10と横桟用長尺片11とが交
差する。このとき、縦桟用長尺片10における切り込み
3aの幅が横桟用長尺片11の短手方向断面における最
大幅に等しく設計されているので、図13に示すよう
に、縦桟用長尺片10と横桟用長尺片11との交差部位
において縦桟用長尺片10における切り込み3aに間隙
を生じる。このような間隙には、たとえば硬化性繊維強
化部材に使用されるのと同じ硬化性樹脂を前記間隙に充
填し、あるいは、図8に示すように、交差部位に補強部
材8を貼着するのも好ましい。
格子を組み立てた後に、その組立体を外枠部材2におけ
る長方形枠体内に配置しても良く、また、前記外枠部材
2における縁部材9に縦桟用長尺片10を所定間隔を設
けて、切り込み3aが上になるように配列し、外枠部材
2における長方形枠体内に配列された縦桟用長尺片10
の切り込み3aに横桟用長尺片11の切り込み4cを噛
み合わせるようにして、縦桟用長尺片10と横桟用長尺
片11とを格子状に組み立てても良い。
に、縦桟用長尺片10と横桟用長尺片11との交差部位
に補強部材8を張設しても良い。
桟用長尺片10と横桟用長尺片11とが格子状に組み立
てられた格子状組立体が製造される。
定の温度に加熱し、場合によっては加圧を行う。
している硬化性繊維強化部材中の硬化性樹脂が流動し、
硬化する。硬化性樹脂が流動することにより、縦桟用長
尺片10と横桟用長尺片11との交差部位における隙間
等に硬化性樹脂が流動して行き、縦桟用長尺片10にお
ける硬化性樹脂と横桟用長尺片11における硬化性樹脂
とが混じり合う。また、加熱により硬化性樹脂が硬化す
る。
尺部材、および横桟用長尺部材が硬化し、相互に一体に
結合して、縦桟および横桟を有する格子状構造物1が形
成される。
が極めて大きい。その理由は以下の通りである。
桟が隣接する横桟と分断されずに、連続し、横桟を形成
する繊維強化部材における強化繊維が連続するので、縦
桟と横桟との交差部位での強度低下が防止される。
着力だけで結合しているのではなく、縦桟と横桟とが噛
み合っているので、これによっても交差部位の機械的強
度が補償される。
横桟用長尺片の切り込みを噛み合わせることにより多数
の縦桟間に多数の横桟を一挙に形成することができるの
であるから、組立作業性が非常に良好であり、 (2) 格子状構造物における一列の多数の横桟を形成する
のに、1枚の横桟用長尺片を使用するだけで良いのであ
るから、部品点数を大幅に低減することができる。
を示す斜視図である。
における縦桟と横桟との交差状態を示す斜視図である。
における縦桟と横桟との交差状態を説明するための説明
図である。
物を示す側面図である。
物を示す平面図である。
物における縦桟と横桟との交差状態を示す斜視図であ
る。
における横桟を示す一部断面斜視図である。
物の一部を示す平面図である。
を製造するために使用される外枠部材を示す斜視図であ
る。
造物を製造するために使用される縦桟用長尺片および横
桟用長尺片を示す正面図である。
造物を製造するために使用される縦桟用長尺片および横
桟用長尺片を示す斜視図である。
造物を製造するために縦桟用長尺片に横桟用長尺片を噛
み合わせた状態を示す一部断面説明図である。
造物を製造するために縦桟用長尺片に横桟用長尺片を噛
み合わせた状態を示す一部断面説明図である。
桟、3a・・・切り込み、4・・・横桟、4c・・・切
り込み、5・・・取付部、6・・・長手方向側面板、7
・・・短手方向側面板
Claims (2)
- 【請求項1】 繊維強化部材で形成された縦桟および横
桟を有し、縦桟および横桟の少なくとも一方が湾曲面を
有し、縦桟および横桟の少なくとも一方に設けられた短
手方向に平行な切り込みに他の横桟または縦桟が噛み合
わせられることにより縦桟と横桟とが交差し、かつ交差
部分で縦桟と横桟とが一体に結合してなることを特徴と
する格子状構造物。 - 【請求項2】 硬化性を有する樹脂もしくは樹脂組成物
を含浸してなる硬化性繊維強化部材から、少なくとも一
方が湾曲面を有し、少なくとも一方が短手方向に平行に
所定間隔をもって切り込みを有する縦桟用長尺片および
横桟用長尺片を形成し、前記縦桟用長尺片または横桟用
長尺片における切り込みに他の横桟用長尺片または縦桟
用長尺片を噛み合わせることにより縦桟用長尺片と横桟
用造尺片とを交差させ、前記硬化性樹脂を硬化してなる
ことを特徴とする格子状構造物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5120272A JPH07115412B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 格子状構造物およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5120272A JPH07115412B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 格子状構造物およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06328578A JPH06328578A (ja) | 1994-11-29 |
JPH07115412B2 true JPH07115412B2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=14782124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5120272A Expired - Lifetime JPH07115412B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 格子状構造物およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07115412B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4425424B2 (ja) * | 2000-05-01 | 2010-03-03 | 本田技研工業株式会社 | 繊維強化複合材からなるジョグル付き半硬化物品の製造方法、及びそれを用いた予備成形構造体の製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2680613B2 (ja) * | 1988-07-28 | 1997-11-19 | イー マイアーズ ロバート | ガラス繊維強化樹脂成形格子 |
JPH0427529A (ja) * | 1990-05-23 | 1992-01-30 | Dainippon Glass Kogyo Kk | 繊維強化合成樹脂製格子状体の成形方法 |
-
1993
- 1993-05-21 JP JP5120272A patent/JPH07115412B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06328578A (ja) | 1994-11-29 |
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