JPH07114826B2 - ユニットベース - Google Patents

ユニットベース

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JPH07114826B2
JPH07114826B2 JP4092156A JP9215692A JPH07114826B2 JP H07114826 B2 JPH07114826 B2 JP H07114826B2 JP 4092156 A JP4092156 A JP 4092156A JP 9215692 A JP9215692 A JP 9215692A JP H07114826 B2 JPH07114826 B2 JP H07114826B2
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JP
Japan
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bearing
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shaft
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JP4092156A
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Inventor
才一郎 森
Original Assignee
株式会社森木工
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平面を垂直にしてゲー
ム用無端フイルムの走行支持面とするベースに、前記支
持面から垂直の横方向に突出する複数個の軸子を従来の
ように取付けることなく、前記ベースと一体に成形して
部品点数の削減と、その軸子への駆動用プーリ、案内プ
ーリ等を組付ける工数の減少とを図るものである。
【0002】
【従来の技術】ベースの平面を垂直にしてゲーム用フイ
ルムの走行支持面とし、その支持面に別個に製造した複
数個の軸子を取付け、夫々の軸子に無端フイルム駆動
用、同フイルム案内用等のプーリを嵌込み、抜け出し防
止の機械的手段により前記諸プーリを回転自由に止定す
ることは実開平3−104387号公報等に開示してい
る。これに関する考案は本出願人の開発に係るものであ
るが、これ等は複数の軸子をベース成形とは別に製作し
なければならない煩わしさがあり、無端フイルムを使用
するゲーム機の量産には適しないことが明白になった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記したよう
にゲーム機の量産に適しないことが実作業上明白になっ
た対策として、軸子を取付けるベースの製作について試
行錯誤を重ねた結果、成形金型について存在する問題点
を克服し、ベースと軸子とを一体成形すること及び前記
軸子に回転自由に挿嵌する無端フイルム駆動用、同フイ
ルム案内用等のプーリに打込んだ第1ベアリングと第2
ベアリングとに自動的に係合することを解決しようとす
る課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前項に述べた課
題を解決したもので、平面を垂直にしてゲーム用無端フ
イルムの送行支持面とするベースに、前記支持面から垂
直の横方向に突出する複数個の軸子を一体成形し、その
一体成形の各軸子の一部を除いた軸子の基部に第1ベア
リングの内輪を係止する第1支持肩を成形すると共に、
前端に第2ベアリングの内輪を係止する第2支持肩を成
形し、その第2支持肩から前記第2ベアリングの内面を
通る複数の弾力片を突出し、該弾力片の先端に前記第2
ベアリング内輪外端面に掛けるフックを成形したことを
特徴とするユニットベースに係るものである。
【0005】
【作用】平面を垂直にしてゲーム用無端フイルムの送行
支持面とするベース1と、前記フイルムを走行可能に支
持する複数個の軸子(1)(2)(3)(4)を一体成形したから部
品点数を削減できると共に、一体成形の各軸子(1)〜(4)
の一部を除いた基部に駆動用プーリ11、及び案内プー
リ23に打込んだ第1ベアリング21の内輪を係止する
第1支持肩4及び第2ベアリング22の内輪を係止する
第2支持肩5を成形し、さらに第2支持肩5から前記第
2ベアリング22の内面を通る複数の弾力片6を突出し
て該弾力片6の各先端に前記第2ベアリング22の内輪
外端面に掛けるフック7を成形しているので、駆動用プ
ーリ11、案内プーリ23との協力の下に第1ベアリン
グ21、第2ベアリング22の嵌め込みを自動化でき
る。
【0006】
【実施例】添付図面は本発明の一実施例を示したもの
で、図1はベースの側面図、図2は図1のAーA線切断
面図、図3は図1のBーB線切断面図、図4は軸子(1)
(2)(3)の各前部の拡大斜視図、図5は軸子(4)に嵌める
テンションプーリの斜視図、図6は図1のベースへの諸
部材の組込みを示した側面図、図7は軸子(1)に嵌め込
む駆動用プーリの縦断側面図、図8は一方の両端部材の
斜視図である。
【0007】図中1は合成樹脂製ベースであって、その
一部に1段低い低段部2を設けた平面3を成形してな
り、平面3を垂直にしてゲーム用無端フイルム41の送
行支持面とする。低段部2は平面3の後側下方の隅に及
ぶもので、該後側下方の隅と前側上方の隅と、同下方の
隅とに平面3に対し垂直であり実質上は横方向に突出す
る軸子(1)(2)(3)を一体成形し、上方後部に軸子(4)を一
体成形により突出する。
【0008】軸子(1)(2)(3)は先細の円形に成形すると
共に、第1ベアリング21の内輪を係止する第1支持肩
4を成形し、前端に第2ベアリング22の内輪を係止す
る第2支持肩5を成形し、その第2支持肩5から前記第
2ベアリング22の内面を通る180′間隔の複数の弾
力片6、6を突出し、該各弾力片の先端に前記第2ベア
リング22の内輪外面に掛けるフック7、7を成形す
る。弾力片6、6の間に第2ベアリング22の内輪内面
の嵌まる円弧形片8、8を設ける。軸子(4)には揺動ア
ーム32を突出した円筒31を回転可能に嵌めるもの
で、円筒31には下端外周に係止鍔33を突出し、それ
より少し上方にばね掛片34を突出する。軸子(4)の側
部には前記の係止鍔33を上昇しないように係止する弾
力性のある係止爪35をベース1に一体成形する。上下
の揺動アーム32の各先端間にテンションプーリ37を
回転自由に挟む(図5参照)。
【0009】ベース1には図6に示したように、軸子
(1)に回転自由に嵌まる駆動用プーリ11の駆動タイミ
ングギヤ16にタイミングベルト24を掛けたモーター
Mを取付け、軸子(2)(3)に駆動用プーリ11から駆動タ
イミングギヤ16を欠如した案内プーリ23を嵌込み、
軸子(4)には前記した構成の円筒31の嵌込みと係止鍔
33上への係止爪35の掛け込みを施す(図7参照)。
ばね掛片34にはテンションばね36を掛け、駆動用プ
ーリ11と、案内プーリ23と、テンションプーリ37
の各駆動タイミングギヤにゲーム用無端フイルム41の
内面両側のタイミングベルト42を掛ける等の諸部材の
組込みを行う。
【0010】図7は前記した駆動用プーリ11の詳細を
示した縦断面図であって、中央部材12と両端部材1
3、13とからなり、中央部材12には両端部に周方向
の180°間隔の複数の係合孔14を設け、両端部材1
3、13の一方のものに、後記するゲーム用無端フイル
ム41のタイミングベルト42を掛けるタイミングギヤ
15と、径が小さい駆動タイミングギヤ16を形成する
と共に、中央部材12の内面に接して180°間隔の弾
力片17、17を突出して各先端に前記係合孔14に嵌
まって抜止作用をするフック18を設け、弾力片17、
17の間に中央部材12の内面に接する円弧片19、1
9を形成し、他方のものには駆動タイミングギヤ16を
設けていない。両端部材13、13は内面に第1ベアリ
ング21の外輪と第2ベアリング22の内輪に係合する
突片20を設けたものである。第1ベアリング21、第
2ベアリング22は軸(1)に駆動用プーリ11を挿し込
む前に両端部材13、13に図の通りに打ち込んで突片
20、20により係止するものであって、第2ベアリン
グ22は第1ベアリング21より内輪の内径が小さいも
のを使用する。
【0011】
【発明の効果】本発明は作用の項に述べたように、平面
を垂直にしてゲーム用無端フイルムの送行支持面とする
ベースと、前記フイルムを走行可能に支持する複数個の
軸子を一体成形したから部品点数を削減できると共に、
一体成形の各軸子の一部を除いた基部に駆動用プーリ、
案内プーリに打込んだ第1ベアリングの内輪を係止する
第1支持肩及び第2ベアリングの内輪を係止する第2支
持肩を成形し、さらに第2支持肩から前記第2ベアリン
グの内面を通る複数の弾力片を突出して、該弾力片の先
端に前記第2ベアリング内輪外端面に掛けるフックを成
形しているので、駆動用プーリ、案内プーリとの協力の
下に第1ベアリング、第2ベアリングの嵌め込みを位置
不動にして総てを自動化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の一実施例を示したもので、
【図1】ベースの側面図
【図2】図1のAーA線切断面図
【図3】図1のBーB線切断面図
【図4】軸子(1)(2)(3)の各前部の拡大斜視図
【図5】軸子(4)に嵌めるテンションプーリの斜視図
【図6】図1のベースへの諸部材の組込みを示した側面
【図7】軸子(1)に嵌め込む駆動用プーリの縦断側面図
【図8】一方の両端部材の斜視図
【図9】ゲーム用フイルムの斜視図
【符号の説明】
1 合成樹脂製ベース、 2 低段部、 3 平面、
(1)(2)(3)(4) 軸子、4 第1支持肩、 5 第2支持
肩、 6 弾力片、 7 フック、8 円弧形片、 1
1 駆動用プーリ、 12 中央部材、13 両端部
材、 14 係合孔、 15 タイミングギヤ、16
駆動タイミングギヤ、 17 弾力片、 18 フッ
ク、19 円弧片、 20 突片、 21 第1ベアリ
ング、22 第2ベアリング、 23 案内プーリ、
24 タイミングベルト、M モータ、 31 円筒、
32 揺動アーム、 33 係止鍔、34 ばね掛
片、 35 係止爪、 36 テンションばね、37
テンションプーリ、 41 ゲーム用無端フイルム、4
2 タイミングベルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面を垂直にしてゲーム用無端フイルム
    の送行支持面とするベースに、前記支持面から垂直の横
    方向に突出する複数個の軸子を一体成形し、その一体成
    形の各軸子の一部を除いた基部に第1ベアリングの内輪
    を係止する第1支持肩を成形すると共に、前端に第2ベ
    アリングの内輪を係止する第2支持肩を成形し、その第
    2支持肩から前記第2ベアリングの内面を通る複数の弾
    力片を突出し、該弾力片の先端に前記第2ベアリング内
    輪外端面に掛けるフックを成形したことを特徴とするユ
    ニットベース。
JP4092156A 1992-03-18 1992-03-18 ユニットベース Expired - Fee Related JPH07114826B2 (ja)

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JP4092156A JPH07114826B2 (ja) 1992-03-18 1992-03-18 ユニットベース

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JP4092156A JPH07114826B2 (ja) 1992-03-18 1992-03-18 ユニットベース

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JPH0623090A JPH0623090A (ja) 1994-02-01
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4022696A1 (de) * 1989-07-18 1991-01-31 Canon Kk Verfahren und vorrichtung zur ausbildung von aufzeichnungen mittels eines mehrfarben-farbbandes
US5474394A (en) * 1991-05-24 1995-12-12 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Printing apparatus
US5921687A (en) * 1991-05-24 1999-07-13 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Printing apparatus

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JPH0623090A (ja) 1994-02-01

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