JPH07114814A - 混光用照明器具 - Google Patents
混光用照明器具Info
- Publication number
- JPH07114814A JPH07114814A JP5258563A JP25856393A JPH07114814A JP H07114814 A JPH07114814 A JP H07114814A JP 5258563 A JP5258563 A JP 5258563A JP 25856393 A JP25856393 A JP 25856393A JP H07114814 A JPH07114814 A JP H07114814A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lamp
- parabolic reflector
- light
- reflecting plate
- paraboloidal reflecting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 色温度の異なる二灯のランプを使用してその
光源を一点に集中し、この集中点において混光させた光
源により照射面を照射することによって、照射面の色温
度を均一にする。 【構成】 第1のランプ1の中心を1焦点とする第1の
放物面反射板1′を設ける。第1のランプ1と色温度の
異なる第2のランプは、第1の放物面反射板1′の軸X
上において第1のランプ1から第1の放物面反射板1′
の開口前方位置に配置されている。第2のランプ2を焦
点として覆うとともに、第1の放物面反射板1′の開口
縁に連設して形成された第2の放物面反射板2′を設け
る。そして第1のランプ1と第2のランプ2との間に第
3の放物面反射板3′を介在し位置させて照明器具本体
Mを構成する。
光源を一点に集中し、この集中点において混光させた光
源により照射面を照射することによって、照射面の色温
度を均一にする。 【構成】 第1のランプ1の中心を1焦点とする第1の
放物面反射板1′を設ける。第1のランプ1と色温度の
異なる第2のランプは、第1の放物面反射板1′の軸X
上において第1のランプ1から第1の放物面反射板1′
の開口前方位置に配置されている。第2のランプ2を焦
点として覆うとともに、第1の放物面反射板1′の開口
縁に連設して形成された第2の放物面反射板2′を設け
る。そして第1のランプ1と第2のランプ2との間に第
3の放物面反射板3′を介在し位置させて照明器具本体
Mを構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光源として色温度の異
なる二灯のランプを使用しても、被照射面においては均
一な色温度が得られるようにした混光用照明器具に関す
る。
なる二灯のランプを使用しても、被照射面においては均
一な色温度が得られるようにした混光用照明器具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の混光用照明器具の一例を示
しているが、色温度の異なる二灯のランプA,Bを備え
たダウンライトの断面図である。この図において、被照
射面では、ランプAの配光部分 A′とランプBの配光
部分B′と、その配光部分A′と配光部分B′とが混光
している配光部分C′がある。ところが、ランプA,B
から下方の照射面の位置によって、ランプAの配光部分
A′とランプBの配光部分B′との混光比が異なる。
しているが、色温度の異なる二灯のランプA,Bを備え
たダウンライトの断面図である。この図において、被照
射面では、ランプAの配光部分 A′とランプBの配光
部分B′と、その配光部分A′と配光部分B′とが混光
している配光部分C′がある。ところが、ランプA,B
から下方の照射面の位置によって、ランプAの配光部分
A′とランプBの配光部分B′との混光比が異なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにランプAの
配光部分A′とランプBの配光部分B′との混光比が異
なると、照射面の位置によっては色温度が均一にならな
いという問題がある。本発明ではこのような問題点に鑑
み、色温度の異なる二灯のランプを使用してその光源を
一点に集中し、この集中点において混光させた光源によ
り照射面を照射することにより、照射面の色温度を均一
にすることを目的とする。
配光部分A′とランプBの配光部分B′との混光比が異
なると、照射面の位置によっては色温度が均一にならな
いという問題がある。本発明ではこのような問題点に鑑
み、色温度の異なる二灯のランプを使用してその光源を
一点に集中し、この集中点において混光させた光源によ
り照射面を照射することにより、照射面の色温度を均一
にすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る混光用照明
器具は、第1のランプとその第1のランプの中心を1焦
点とする第1の放物面反射板と、その第1の放物面反射
板の軸上で前記第1のランプから前記第1の放物面反射
板の開口前方位置に配置された前記第1のランプと色温
度の異なる第2のランプと、この第2のランプを焦点と
して覆うとともに、前記第1の放物面反射板の開口縁に
連設して形成された第2の放物面反射板と、前記第1の
ランプと第2のランプとの間に介在して位置した第3の
放物面反射板とを具備して成ることを特徴とする。
器具は、第1のランプとその第1のランプの中心を1焦
点とする第1の放物面反射板と、その第1の放物面反射
板の軸上で前記第1のランプから前記第1の放物面反射
板の開口前方位置に配置された前記第1のランプと色温
度の異なる第2のランプと、この第2のランプを焦点と
して覆うとともに、前記第1の放物面反射板の開口縁に
連設して形成された第2の放物面反射板と、前記第1の
ランプと第2のランプとの間に介在して位置した第3の
放物面反射板とを具備して成ることを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明に係る混光用照明器具の作用について述
べる。第1のランプ、第1の放物面反射板による矢印方
向の光線と、第2のランプ、第2の放物面反射板による
2重矢印方向の光線との交差点が第1の放物面反射板,
第2の放物面反射板および第3の放物面反射板の共通の
焦点となり、この交差点では、第1のランプの光と第2
のランプの光とが混光している。そしてこの交差点にお
いて、色温度の異なる第1のランプの光線と第2のラン
プの光線とが混光して一点に集まることになり、この光
線に照射される被照射面の色温度は均一となる。
べる。第1のランプ、第1の放物面反射板による矢印方
向の光線と、第2のランプ、第2の放物面反射板による
2重矢印方向の光線との交差点が第1の放物面反射板,
第2の放物面反射板および第3の放物面反射板の共通の
焦点となり、この交差点では、第1のランプの光と第2
のランプの光とが混光している。そしてこの交差点にお
いて、色温度の異なる第1のランプの光線と第2のラン
プの光線とが混光して一点に集まることになり、この光
線に照射される被照射面の色温度は均一となる。
【0006】
【実施例】図面を参照しながら本発明の実施例を具体的
に説明する。図1は本発明に係る混光用照明器具の実施
例を示す断面図である。この図を参照しながら一例とし
てダウンライトの場合を説明する。1は或る特定の色温
度を有する第1のランプであって、この第1のランプ1
の中心を1焦点とする第1の放物面反射板1′を設け
る。2は第1のランプ1と色温度の異なる第2のランプ
であって、この第2のランプ2は、第1の放物面反射板
1′の軸X上において第1のランプ1から第1の放物面
反射板1′の開口前方位置に配置されている。2′は第
2のランプ2を焦点として覆うとともに、第1の放物面
反射板1′の開口縁に連設して形成された第2の放物面
反射板である。そして第1のランプ1と第2のランプ2
との間に第3の放物面反射板3′を介在し位置させて照
明器具本体Mの全体が構成されている。なお、図中の4
は照明器具本体Mを収納する筐体、5は筐体4の開口
枠、6は天井板、7はランプソケットである。
に説明する。図1は本発明に係る混光用照明器具の実施
例を示す断面図である。この図を参照しながら一例とし
てダウンライトの場合を説明する。1は或る特定の色温
度を有する第1のランプであって、この第1のランプ1
の中心を1焦点とする第1の放物面反射板1′を設け
る。2は第1のランプ1と色温度の異なる第2のランプ
であって、この第2のランプ2は、第1の放物面反射板
1′の軸X上において第1のランプ1から第1の放物面
反射板1′の開口前方位置に配置されている。2′は第
2のランプ2を焦点として覆うとともに、第1の放物面
反射板1′の開口縁に連設して形成された第2の放物面
反射板である。そして第1のランプ1と第2のランプ2
との間に第3の放物面反射板3′を介在し位置させて照
明器具本体Mの全体が構成されている。なお、図中の4
は照明器具本体Mを収納する筐体、5は筐体4の開口
枠、6は天井板、7はランプソケットである。
【0007】本発明に係る混光用照明器具は前記のよう
に構成して成るもので、次に、その混光作用を図2を参
照しながら説明する。第1の放物面反射板1′は第1の
ランプ1の中心を1焦点とするように設置されているか
ら、第1のランプ1から発する光線は、第1の放物面反
射板1′の放物内面により反射されて図2中の矢印方向
aに進む。また第2の放物面反射板2′は第2のランプ
2を焦点として覆うとともに、第1の放物面反射板1′
の開口縁に連設して形成されているから、第2のランプ
2から発する光線は、第2の放物面反射板2′の放物内
面により反射されて図2中の2重矢印方向bに進む。そ
して矢印方向aの光線と2重矢印方向bの光線との交差
点Yが、第1の放物面反射板1′,第2の放物面反射板
2′,第3の放物面反射板3′の共通の焦点となり、こ
の交差点Yでは、第1のランプ1の光線と第2のランプ
2の光線とが混光している。
に構成して成るもので、次に、その混光作用を図2を参
照しながら説明する。第1の放物面反射板1′は第1の
ランプ1の中心を1焦点とするように設置されているか
ら、第1のランプ1から発する光線は、第1の放物面反
射板1′の放物内面により反射されて図2中の矢印方向
aに進む。また第2の放物面反射板2′は第2のランプ
2を焦点として覆うとともに、第1の放物面反射板1′
の開口縁に連設して形成されているから、第2のランプ
2から発する光線は、第2の放物面反射板2′の放物内
面により反射されて図2中の2重矢印方向bに進む。そ
して矢印方向aの光線と2重矢印方向bの光線との交差
点Yが、第1の放物面反射板1′,第2の放物面反射板
2′,第3の放物面反射板3′の共通の焦点となり、こ
の交差点Yでは、第1のランプ1の光線と第2のランプ
2の光線とが混光している。
【0008】この交差点Yにおいて、色温度の異なる第
1のランプ1の光線と第2のランプ2の光線とが混光し
て一点に集まった状態となっており、この交差点Yの下
方において矢印方向a,aの光線により囲まれている斜
線部分Hでは均一な色温度の照射面が得られるのであ
る。
1のランプ1の光線と第2のランプ2の光線とが混光し
て一点に集まった状態となっており、この交差点Yの下
方において矢印方向a,aの光線により囲まれている斜
線部分Hでは均一な色温度の照射面が得られるのであ
る。
【0009】
【発明の効果】本発明に係る混光用照明器具では以下の
ような効果を奏する。すなわち、第1のランプ、第1の
放物面反射板による矢印方向の光線と、第2のランプ、
第2の放物面反射板による二重矢印方向の光線との交差
点が、第1の放物面反射板,第2の放物面反射板2およ
び第3の放物面反射板の共通の焦点となり、この交差点
においては、色温度の異なる第1のランプの光線と第2
のランプの光線とが混光して一点に集まることになっ
て、この光線に照射される被照射面の色温度は均一とな
るから、この被照射面においては色ムラが少なくなり、
しかもその被照射面における照度の向上を計ることがで
きる。
ような効果を奏する。すなわち、第1のランプ、第1の
放物面反射板による矢印方向の光線と、第2のランプ、
第2の放物面反射板による二重矢印方向の光線との交差
点が、第1の放物面反射板,第2の放物面反射板2およ
び第3の放物面反射板の共通の焦点となり、この交差点
においては、色温度の異なる第1のランプの光線と第2
のランプの光線とが混光して一点に集まることになっ
て、この光線に照射される被照射面の色温度は均一とな
るから、この被照射面においては色ムラが少なくなり、
しかもその被照射面における照度の向上を計ることがで
きる。
【図1】本発明に係る混光用照明器具の実施例を示す断
面図。
面図。
【図2】同上の混光作用を説明するための配光幾何学
図。
図。
【図3】従来の混光用照明器具の一例を示す断面図。
1 第1のランプ 2 第2のランプ 1′第1の放物面反射板 2′第2の放物面反射板 3′第3の放物面反射板 X 第1の放物面反射板の軸 M 照明器具本体
Claims (1)
- 【請求項1】 第1のランプとその第1のランプの中心
を1焦点とする第1の放物面反射板と、その第1の放物
面反射板の軸上で前記第1のランプから前記第1の放物
面反射板の開口前方位置に配置された前記第1のランプ
と色温度の異なる第2のランプと、この第2のランプを
焦点として覆うとともに、前記第1の放物面反射板の開
口縁に連設して形成された第2の放物面反射板と、前記
第1のランプと第2のランプとの間に介在して位置した
第3の放物面反射板とを具備して成ることを特徴とする
混光用照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5258563A JPH07114814A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 混光用照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5258563A JPH07114814A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 混光用照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07114814A true JPH07114814A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17321976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5258563A Withdrawn JPH07114814A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 混光用照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07114814A (ja) |
-
1993
- 1993-10-15 JP JP5258563A patent/JPH07114814A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001226 |